古典文法の大事なところだけを早く知る

古典文法の大事なところだけを早く知るためには、ゆきねこ先生(西村雪野先生)による『古典文法マスタードリル(シグマベスト)|9784578245018|4578245012』を使うのが最速だと思います。

学習参考書を見ていて、「ああ、この先生は古典文法を深く理解なさっているなぁ」と感心するのは、西村雪野先生、飯塚敏夫先生、三羽邦美先生の著書です。 この3名の古典文法教材を選ぶのが安全策かもしれませんよ。

別冊解答編には、問題と解答が載っており、解答が赤刷りになっていますので、解答を赤シートで消すことができます。

赤シートをうまく使い、思い出す回数(想起回数)を増やすことで、効率的に覚えてください。 「書く」という覚え方はスピードが遅いので、あまりオススメしません。 「見て思い出し、書かずに直接チェックする」を秒単位で行い、短い時間で問題の数をこなします。 そのほうが効率的です。

演習を積みながら用例とともに古典文法を身につける

「古文作品をたくさん読む」よりも、助詞・助動詞・敬語法の古文単語を含む短い用例を、確実に訳出できるように練習します。 理想的には、口語訳から古文を作文できるようにします。 古文作文(古作文)できるように、用例を丸暗記したほうが、助詞・助動詞・敬語法の定着はぜったいに早いです。 訳すのではなく、用例そのものを意味とともに丸暗記して、その丸暗記した用例が、口語訳から再生できるように練習します。

そのうえで、たくさんの演習を積みながら、助詞・助動詞・敬語法の知識が確実かどうかをチェックしていきます。

古文は、「助詞・助動詞・敬語法の論点を含む用例が正確に素早く訳出できるか」「重要古文単語を含む用例が正確に素早く訳出できるか」という2点だけで構成された科目です。 あとはオマケです。 したがって、古典文法、古文単語は、用例とその口語訳を対訳形式でまとめて、口語訳から古文用例が逆再生できるか(古作文か可能かどうか)をチェックするだけで好成績が収められます。

以下はとてもよくできた古典文法のプリント集です。 2冊ともミッチリやってください。 ここをミッチリやれば、古文の読解演習が少なくて済みます。

センター古文もへったくれもない

「センター古文」とかいう以前に、「外国語」としての古文が本能レベル/直感レベルで読める状態になることが大事です。 それには、実際の用例に触れて、その用例が反射神経レベルで読解できるまで、読み込むことです。 読み込むというより、音読して用例そのものを覚えてください。 「助詞・助動詞」「敬語法」「識別問題」など、いわゆる古典文法の領域においても、用例を読解・訳出するという「実戦形式」で練習しなければ、役に立たぬ知識になってしまいます。 センター古文は時間がないので、直読直解レベルの「速さ」が必要です。 その観点からすると、古文単語集は『まめまめ古文単語300 (大学入試)』をオススメします。 ただし、センター古文といえども、知っている古文単語の語数は多いほうがいい。 それは「読解において引っかかり」がなくなるから。 「ひっかかり」が1秒、2秒と積み重なることで、貴重な試験時間が失われてゆくのです。 「いらぬ知識が、いらぬとわかるような基礎知識」が必要なのです。 「いらぬ知識が、いらぬとわかるような基礎知識」として、古文単語をセンター古文のために600語程度覚えても、それは無駄な努力ではないと思います。 つまり「そこは解答の根拠に関係ない領域だから読み飛ばせ」と自力でわかるためには、解答に絡んだ部分だけから抽出した「センター試験に出る古文単語300語」以上の知識があったほうが判断が正確で速い。 結果として、センター試験でも、600語を覚えているヤツのほうが解答スピードが速いし高得点。 言っていることわかりますかね?  とにかく、語学では、「文法力」と「語彙力」しか頼れるものがないのですから、「そんなに覚えられないから語彙力を減じる」というような学習方針は、どうかと思います。 何よりも、有名私大文系の連中が600語とか覚えていますので、彼らと同じ土俵で戦うために、どうすればいいのか、わかりますよね?  有名私大文系の連中が平均点を押し上げる中、問題の難易度を高めて、平均点を6割付近にする「調整」がなされているのですから、あとは自分で考えてください。

 
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