「漢字」を訓読(くんどく)するのが漢文

「漢字」を訓読(くんどく)するのが漢文である。

だから漢字の「読み」と「意味」を覚えなくてはいけない。

漢字の「読み」と「意味」を覚える」という一点に集中することが時間・手間を省くことに直結する。

漢文ポイントマスター―入試必須の基礎知識 (河合塾シリーズ)』の「句形・語彙索引」のレイアウトがいい。

この「句形・語彙索引」を拡大コピーして、「読み」と「漢字」との間のスペースに折れ目を入れて、問題集にしよう。

ランダムにしたい場合は、1行ごとに切り離して、カードにノリで貼り付けてもいい。

とにかく、『漢文ポイントマスター―入試必須の基礎知識 (河合塾シリーズ)』を買って帰ろう。


Googleドライブとグーグルドキュメントを利用すれば、OCRをかけることができるよ。

「句形・語彙索引」を300dpiまたは600dpiでスキャンしてPDF化する。

そのスキャン結果をPDFファイル(複数ページが合体されているPDFファイルのほうが操作が1回で済むのでラク)にして、Googleドライブにアップロードします。 PDFファイルを右クリックし「アプリから開く」 → 「Googleドキュメント」とやると、PDFファイルに対してOCRが自動的にかかって、画像が文字化されます。 縦書きの日本語でも、かなり正確に文字化してくれます。

そのデータを整理して、LibreOffice(無料)のCalcなど、表計算ソフトで管理するわけよ。

LibreOfficeは、Microsoft Officeをぶっ潰すために作られたんだ。 ビル・ゲイツも闇の勢力の手下で、彼は逮捕されるかもしれない。 そういう人なんだよ。

だから、商業高校や工業高校でExcelとかVBAとか習うかもしれないけど、それは学校現場までMicrosoftに浸食されてしまっている、ということ。

特定企業の特定ソフトウェアを、学校で教えるって、おかしくないか?  ふつう、フリーウェアを使うよな?  CADだったらJw_cadとか。

「Jw_cad」定番の無料2次元CADソフト - 窓の杜ライブラリ

LibreOffice(無料)のCalcを使って、覚えた漢字と、そうでない漢字を仕分けしていくのさ。

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それで、負荷は高いけれども、速攻で覚えられるやり方。

まさに~べし
応、当。

「まさに~べし」という「読み」から「応、当」が書けるように練習する。 そのほうが、負荷は高いけれども、誤って覚えることがないし、「正確で堅固な記憶」へと仕上げるスピードが速い。

これは「英文解釈」ばっかりやっているより、「英作文」をしたほうが、英語を早く覚えられる、という原理に基づきます。

とにかく、『漢文ポイントマスター―入試必須の基礎知識 (河合塾シリーズ)』の「句形・語彙索引」を、徹底的に完璧に覚える。 この一点さえ突破できれば、あとはセンター試験の対策書をやればいい。

この2冊をやれば、センター漢文の解法を身につけることができるでしょう。

漢文に時間・手間をかけすぎない

●国語に投入する時間・手間を100%とします。
●漢文には10%の「重み」しかありません。
●現代文には30%の「重み」があります。
●古文には60%もの「重み」があります。
●そんな感じで時間・手間の配分をしないと、「点数がそろわない」感じになるという印象をもっています。

センター漢文へ向けて

●学校で配布される、桐原書店、いいずな書店、尚文出版などの学習書のほうが、よくまとまっている側面があり、市販の学習参考書は、残念なものが目立つ。
●しかし学校で配布される、桐原書店、いいずな書店、尚文出版などの学習書は、入試に出ないことまで網羅している側面があることは否定できない。
●市販の学習参考書でも、三羽邦美先生と、飯塚敏夫先生の学習参考書は、とてもいいと思います。

「センター試験対策」にも「個別試験対策の基礎づくり」にも有効

個別試験対策に有効|練習問題が豊富

●センター漢文の解き方は『漢文 頻出22ポイントで合格を決める (シグマベスト―大学入試の得点源)』が参考になるでしょう。

●『大学入試ぶっつけセンター漢文―最短攻略!!必出句法86』は、中学生、高校生が、漢文句形(句法)を覚えるための決定版だと思います。 オリジナルの用例(句形を含む用例)が旅行というストーリー仕立てになっています。

私なりに漢文について思うところ

漢文も語学である以上、語彙増強(ボキャブラリー・ビルディング)が最重要

漢文を攻略するときの時間・手間の80%程度を占めるのが「漢字を見たとき、その漢字をどう訓読み(日本語読み)するか」という知識を増やす作業だと思う。

80%というのは、感覚的なもので、実測値ではありません。

だから『寺師の漢文をはじめからていねいに』のように、句形(句法)ごときに分厚い学習参考書を作るというのは、生徒・受験生の時間・手間をあたら奪い取ってしまう悪書といえるかもしれない。

句形(句法)も、漢文語彙も、その漢字が訓読できれば、「覚えた」ことになる

ただし漢文語彙のうち漢文常識語(大丈夫とか、小子・二三子とか)については、訓読という概念はありません。

漢文の試験で、「漢字を書け」とかないから、結局、「漢字の読みを覚えりゃいい」というのが漢文の本質だ。

100均でカードを

ぶっちゃけ、カードのオモテに漢字を書いて、ウラに訓読(くんどく)法と意味を書いて、この漢字を何と訓読(くんどく)するという「漢字の訓読み(とその意味)の知識」を短期間に高速で詰め込めばいいんですよ。

以下のような一問一答集を自作してもいい。 結局、漢文の学習参考書ってのは、この一問一答集の形式が「合理性の極まったかたち」なのであって、それ以外は効率が悪いのです。

まさに~べし

実際に一問一答集を作るには、縦長の単語帳がいいかもよ。

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一問一答集の各行(各レコード)を、並べ替え・分類可能にしたものがカードです。

こうして考えてみると、漢文ってのは、漢字の読み方の暗記ゲームなのだから、先生は必要ないんだよ。

漢文というのは、ひとさまに教わるほど複雑な科目ではない。 だって、読み方を覚えるのに、いちいち先生が絡んできたらうぜぇだけだよな? 

『寺師の漢文をはじめからていねいに』は、「先生」が前面に出すぎているので、うぜぇって思わない? 

主役が「先生」になっちまってる。

いや、こういう一問一答集があれば、先生なんていらないんですけど。

まさに~べし
まさに~べし

『寺師の漢文をはじめからていねいに』とか、実況中継シリーズ(語学春秋社)とかで、「いちいち文章を読まされる」って、特に理系のキミ、うぜぇって思わないかい? 

それはうざいだけでなく、実際、効率がものすごく悪い。

それから、スタディサプリとかで動画授業を受けているキミ。

授業を受けるってこと自体、めっちゃ効率が悪いよ。

印刷教材のほうが効率的だ。

漢文のシンタックス(語順の文法)

●漢文に語形変化はない。漢文はモーフォロジィ(語形変化の文法)というものをもたない。

●漢文の文法とは、シンタックス(語順の文法)だけである。

●句形(句法)は、英語構文(文単位の定型表現)である。
●漢文学習では、漢文語彙を覚えることが重要である。

●漢文に時制はなく、語順はほぼ英語(英語の基本5文型)と同じである。
●漢文には前置修飾(形容詞類―修飾→名詞類)という語順しかない。後置修飾(こうちしゅうしょく)は漢文にはない。
●後置修飾とは「名詞類←修飾―形容詞類」という語順。英語では関係代名詞(who、which、that、what、as、than、but)が導く節、準動詞が導く形容詞句が、後置修飾の代表的なもの。
●部分否定・全部否定は、英語と同じ語順である。

●結局、漢文学習とは、句形(句法)という「英語構文集」の知識が問われることがほとんど。あとは漢文語彙の知識が必要。したがって、漢文学習の総量はきわめて少ない。また少なくしなければ科目間のバランスが狂う。

●センター漢文の対策としては、「句形(句法)を覚えて、語彙を覚えてから」というふうにやらないほうがいいかも。

●読解力が問われている」というよりは、句形(句法)と語彙の知識が厳密なかたちで問われることが多い。 だから知識ゼロの状態から、以下の2冊を軽く流しながら、何度も読んだほうがい。 そうして、最終的に、句形(句法)と語彙の知識をしっかり詰め込んで仕上げる。

三羽邦美先生の学習参考書がいいかもよ

●漢文はマイナーな科目なので、撤退する学習参考書が多く、三羽邦美先生の本ぐらいしか生き残らないかもしれない。
●三羽邦美先生の学習参考書から選んでいけば、漢文の学習参考書選びで「大失敗」ということは避けられる。

 
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