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大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる
7/7(水) 19:00配信
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ニューズウィーク日本版
──感染拡大地域では「奇跡の薬」として品薄が起きる一方、欧米では以前効果が吹聴されたマラリア薬の二の轍を踏むことになるのではないかという慎重姿勢も目立つ
感染拡大地域では「奇跡の薬」として品薄が起きているイベルメクチン
新たなコロナ治療薬として、既存の抗寄生虫薬「イベルメクチン」が期待されている。国内では製薬大手の興和が7月1日、新型コロナ感染者を対象とした治験を開始すると発表した。興和は軽症者1000人程度までの規模の治験を年内にも完了し、厚生労働省に承認を求めたいとしている。
●動画:「奇跡の薬」として注目を集めるイベルメクチン
イベルメクチンはこれまで南アフリカおよびラテンアメリカの一部の国々において、コロナ治療目的で使用されてきた。しかし、コロナへの効果を測定する大規模な治験はいずれの国でも行われておらず、効果の有無が議論の的となっている。
医薬または市販薬として世界各国で容易に入手することができることから、海外では一部医療関係者が「奇跡の治療薬」と述べるなど、高い期待を示している。一方、WHOは「結論に至っていない」と冷静な立場だ。
■ 日本の大村智博士が開発に寄与
イベルメクチンは、北里大学で特別栄誉教授を務める大村智博士が開発に貢献している。1970年代、北里研究所で研究を行っていた博士は、土壌中で菌糸を放出する放線菌の一種から、化合物「エバーメクチン」の抽出に成功する。寄生虫などの神経に強く作用し、強力な殺虫効果を発揮する一方、ヒトの神経にはほとんど影響しない。高い駆除効果とヒトへの安全性を両立しているのが特徴だ。
このエバーメクチンをもとに、研究資金の提供などで契約を結んでいた米製薬会社のメルクが改良を施し、抗寄生虫薬のイベルメクチンとして商品化した。畜産など動物の線虫駆除に絶大な効果を示すほか、ヒト用の寄生虫駆除にも用いられている。2015年にはその功績を称え、大村博士とメルク社の元共同研究者に対してノーベル生理学・医学賞が授与された。
■ イギリスでも治験へ
現在イベルメクチンは、海外でもコロナへの応用が期待されている。イギリスではオックスフォード大学の研究者たちが、通常の治療法と成果を比較する臨床試験に入った。英BBCは、研究チームがイベルメクチンの「世界中で容易に入手できる」性質に注目し、治験の対象に選択したと報じている。原則として人体に対してほぼ無害であるという特性も選択の決め手となった。
治験以外にもすでに、イベルメクチンを投与した患者が回復傾向を示すケースは出ている。しかし、これは大規模な治験による信頼性とは異なるものだ。すでにイベルメクチンを投与されている患者が調査の母集団となってしまうことから、投与を希望する人々の特性などが影響し、サンプルが偏っている可能性を排除することができない。
治験による正式なデータを経て、容易に手配可能なイベルメクチンの効果が確認されたならば、病床を占有しない自宅での投薬治療にも光が差す。コロナ治療のあり方を大きく変える可能性を秘めている。
■ アメリカでは慎重論も
イギリス以外では、アメリカもイベルメクチンに期待を寄せる国のひとつだ。現在FDA(米食品医薬品局)はコロナ治療で利用を承認していないが、個人の選択において適応外使用が行われている。効果を得られたとの声がある一方、昨年からの騒動の二の舞にならないかと慎重な姿勢を示す市民もいるようだ。
トランプ大統領(当時)は昨年、抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」がコロナ治療に絶大な効果を持つとして使用を推奨していた。ところが今年3月になるとWHOが、この目的で使用しないよう「強く勧告する」という真逆の立場を発表した。ワシントン・ポスト紙によると、是非をめぐる論争は今年に入っても続いているようだ。6月には共和党の上院議員がヒドロキシクロロキンとイベルメクチンがコロナ治療に有効だとする動画をYouTubeに投稿し、アカウントの一時凍結措置を受けた。
WHO、FDA、米感染症学会のいずれもが、現段階では治験を除き、イベルメクチンをコロナに適用しないよう勧告している。米NBC系列のアトランタ局「WXIA-TV」は、医学博士号を持つスジャータ・レディー同局記者の見解として、適応外使用は危険であると伝えている。比較的安全なイベルメクチンだが、博士は血液凝固剤などの薬と薬物相互作用を起こす可能性があるほか、過剰摂取による嘔吐や昏睡などの危険があると指摘する。また、ワクチンと同等の効果が得られる内服薬は存在しないとも博士は指摘し、仮にイベルメクチンが治療薬になり得たとしても予防薬ではないと注意喚起している。
■ アジアでは需要急伸
慎重論も根強い欧米とは対照的に、アジアではその高い効果に注目が集まり、一部地域では需要が殺到している。香港のサウスチャイナ・モーニングポスト 紙は、東南アジア地域の一部医療関係者が「奇跡の治療薬」と称賛しているほどだと報じる。一例としてインドネシアでは、有力政治家らがイベルメクチンの効果を認める発言をして以来、街の薬局やネット販売店などで入手困難な状況が続いているという。
インドネシア以外でも、マレーシア、フィリピン、インドなどで適応外使用が進む。感染者の急激な増加を受け、各種医療団体が緊急手段として使用を推進している形だ。また、有効な治療法と十分なワクチンを用意できないなかで民衆の不満を逸らすため、政治的に利用されているという指摘も出ている。
すぐ隣のマレーシアでも、特効薬としての期待が非常に高い。マレーシア政府は現時点でイベルメクチンによるコロナ治療を承認していないが、人々は承認を熱望するあまり、政治的な陰謀によって承認が保留されているとの陰謀論まで登場した。説の支持者たちは、政府はパンデミックを長引かせることで選挙の延期を図っているのだと主張している。
現時点ではさまざまな立場から議論が行われているが、日本とイギリスで行われる治験により、科学的なデータに基づく判断が可能になることだろう。効果が確認されれば、万一の感染時の治療のあり方は大きく変容するのかもしれない。

引用元: 大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

「メクチザン」に関連する情報 34件中 1~10件目
フィラリア症
大村智さんは、1974年静岡県のゴルフ場の近くの土から新種の微生物を発見した。その微生物”放線菌”は、寄生虫を殺す効果がある抗生物質を作り出すことが分かり、その物質は”エバーメクチン”と名付けられ寄生虫が原因の病に対する薬の研究を始めた。1987年、エバーメクチンを元に中南米やアフリカで流行していた感染症に効く薬「メクチザン」が誕生した。この薬はオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症に効き、年に1回の投与で効果があるという画期的なものだった。メクチザンは約10億人に無償提供され、多くの人を病から救い、2020年にはこれら2つの病は完全に撲滅されると予想されている。
情報タイプ:病名・症状 
・所さんの目がテン! 2015年12月13日(日)07:00~07:30 日本テレビ
オンコセルカ症
大村智さんは、1974年静岡県のゴルフ場の近くの土から新種の微生物を発見した。その微生物”放線菌”は、寄生虫を殺す効果がある抗生物質を作り出すことが分かり、その物質は”エバーメクチン”と名付けられ寄生虫が原因の病に対する薬の研究を始めた。1987年、エバーメクチンを元に中南米やアフリカで流行していた感染症に効く薬「メクチザン」が誕生した。この薬はオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症に効き、年に1回の投与で効果があるという画期的なものだった。メクチザンは約10億人に無償提供され、多くの人を病から救い、2020年にはこれら2つの病は完全に撲滅されると予想されている。
情報タイプ:病名・症状 
・所さんの目がテン! 2015年12月13日(日)07:00~07:30 日本テレビ
メクチザン
大村智さんは、1974年静岡県のゴルフ場の近くの土から新種の微生物を発見した。その微生物”放線菌”は、寄生虫を殺す効果がある抗生物質を作り出すことが分かり、その物質は”エバーメクチン”と名付けられ寄生虫が原因の病に対する薬の研究を始めた。1987年、エバーメクチンを元に中南米やアフリカで流行していた感染症に効く薬「メクチザン」が誕生した。この薬はオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症に効き、年に1回の投与で効果があるという画期的なものだった。メクチザンは約10億人に無償提供され、多くの人を病から救い、2020年にはこれら2つの病は完全に撲滅されると予想されている。
情報タイプ:商品 
・所さんの目がテン! 2015年12月13日(日)07:00~07:30 日本テレビ
「メクチザン」に関連するイベント情報
国民体育大会
大村氏は2004年に初めてガーナを訪問しメクチザンの集団投与を終えた集落の学校に立ち寄った。この際、ジャパン、トーキョーの言葉には無反応の学生たち、メクチザンの単語をあげたところ歓声があがったという。そこで、研究が役に立った実感を初めてできたと話した。また、大村氏は大学時代のスキーから学んだ、人の真似をやったらそれを超えることはできないという言葉を大切にしているという。スキー時代の先生は非常に厳しい方でその時の経験や言葉が後々の研究などで生かされたのではと解説。大村さんは競争の激しい研究の世界でも、先んじてやる方法などを考えるようになり、家畜用の薬がないことに着目し、 動物薬の開発は人と共通する病気の実験を同時にできると考えたそうだ。そして、1974年の土の中から微生物の採取成功につながった。
情報タイプ:イベント URL:http://www.japan-sports.or.jp/kokutai/ 
・ひるおび! 2015年10月7日(水)11:00~13:52 TBS
フィラリア症
大村教授の微生物の力を使うという発想のもと研究されたメクチザンという抗寄生虫薬。アフリカなどに無償提供され世界で年間3億人を病魔から救っている。人道支援などにつながる薬についてはイメージ向上のため無償提供という流れは流行りになっているという。最初、大村氏の許可なくメルク社独自の判断で無償提供に至ったのだが、大村氏がおかしいと反発。するとすぐに謝罪、人道支援ということであればということで大村氏は承諾したということだそうだ。また、大村方式によってメルク社の3億円で売って欲しいという交渉を拒否、売り上げ高に応じたロイヤリティー支払いを主張。交渉は成立し、約250億円以上のロイヤリティー収入を得たという。メルク社では価値が分かっていたから当初3億円の提示をしたのではとスタジオで声があがった。
情報タイプ:病名・症状 
・ひるおび! 2015年10月7日(水)11:00~13:52 TBS
オンコセルカ症
大村教授の微生物の力を使うという発想のもと研究されたメクチザンという抗寄生虫薬。アフリカなどに無償提供され世界で年間3億人を病魔から救っている。人道支援などにつながる薬についてはイメージ向上のため無償提供という流れは流行りになっているという。最初、大村氏の許可なくメルク社独自の判断で無償提供に至ったのだが、大村氏がおかしいと反発。するとすぐに謝罪、人道支援ということであればということで大村氏は承諾したということだそうだ。また、大村方式によってメルク社の3億円で売って欲しいという交渉を拒否、売り上げ高に応じたロイヤリティー支払いを主張。交渉は成立し、約250億円以上のロイヤリティー収入を得たという。メルク社では価値が分かっていたから当初3億円の提示をしたのではとスタジオで声があがった。
情報タイプ:病名・症状 
・ひるおび! 2015年10月7日(水)11:00~13:52 TBS
北里大学
大村教授の微生物の力を使うという発想のもと研究されたメクチザンという抗寄生虫薬。アフリカなどに無償提供され世界で年間3億人を病魔から救っている。人道支援などにつながる薬についてはイメージ向上のため無償提供という流れは流行りになっているという。最初、大村氏の許可なくメルク社独自の判断で無償提供に至ったのだが、大村氏がおかしいと反発。するとすぐに謝罪、人道支援ということであればということで大村氏は承諾したということだそうだ。また、大村方式によってメルク社の3億円で売って欲しいという交渉を拒否、売り上げ高に応じたロイヤリティー支払いを主張。交渉は成立し、約250億円以上のロイヤリティー収入を得たという。メルク社では価値が分かっていたから当初3億円の提示をしたのではとスタジオで声があがった。
情報タイプ:企業 URL:http://www.kitasato-u.ac.jp/ 電話:0192-44-2121 住所:岩手県大船渡市三陸町越喜来字烏頭160-4 「北里大学」の場所を大きな地図で見る 地図を表示
・ひるおび! 2015年10月7日(水)11:00~13:52 TBS
メルク
大村教授の微生物の力を使うという発想のもと研究されたメクチザンという抗寄生虫薬。アフリカなどに無償提供され世界で年間3億人を病魔から救っている。人道支援などにつながる薬についてはイメージ向上のため無償提供という流れは流行りになっているという。最初、大村氏の許可なくメルク社独自の判断で無償提供に至ったのだが、大村氏がおかしいと反発。するとすぐに謝罪、人道支援ということであればということで大村氏は承諾したということだそうだ。また、大村方式によってメルク社の3億円で売って欲しいという交渉を拒否、売り上げ高に応じたロイヤリティー支払いを主張。交渉は成立し、約250億円以上のロイヤリティー収入を得たという。メルク社では価値が分かっていたから当初3億円の提示をしたのではとスタジオで声があがった。
大村氏は2004年に初めてガーナを訪問しメクチザンの集団投与を終えた集落の学校に立ち寄った。この際、ジャパン、トーキョーの言葉には無反応の学生たち、メクチザンの単語をあげたところ歓声があがったという。そこで、研究が役に立った実感を初めてできたと話した。また、大村氏は大学時代のスキーから学んだ、人の真似をやったらそれを超えることはできないという言葉を大切にしているという。スキー時代の先生は非常に厳しい方でその時の経験や言葉が後々の研究などで生かされたのではと解説。大村さんは競争の激しい研究の世界でも、先んじてやる方法などを考えるようになり、家畜用の薬がないことに着目し、 動物薬の開発は人と共通する病気の実験を同時にできると考えたそうだ。そして、1974年の土の中から微生物の採取成功につながった。
情報タイプ:企業 URL:http://www.merck.co.jp/ 
・ひるおび! 2015年10月7日(水)11:00~13:52 TBS
メクチザン
アフリカに行った際に子供達に囲まれる大村教授の写真を紹介。子供達は「メクチザン」と言って喜んで集まってきてくれたのだという。その他にも多くの微生物を発見しており、大村教授が研究した微生物をまとめた本は無償で提供しているという。砂塚さん大村教授が日頃「グループが一丸となって目標に向かう」ことを指導していると話し、それを引き継いで行きたいと話した。
情報タイプ:商品 
・みんなのニュース 2015年10月6日(火)15:50~19:00 フジテレビ
リンパ系フィラリア症
1981年にエバーメクチンから「イベルメクチン」という薬を米・メルク社と共同開発。当時家畜に線虫が寄生し衰弱していたが、「イベルメクチン」を投与することでほぼ100%駆除できた。この薬は25年間世界一で特許料は250億円にものぼり、このお金で病院などを建設したといい、また人間に影響を及ぼす線虫・オンコセルカ症にも効果があることがわかった。オンコセルカ症は南米・アフリカに多い熱帯病で、1987年に開発したヒト用の治療薬「メクチザン」を飲むことで駆除できる。またリンパ系フィラリア症にも一年に一度飲むだけで効果があり、これを無料配布して年間3億人が服用するようになった。
情報タイプ:病名・症状 
・みんなのニュース 2015年10月6日(火)15:50~19:00 フジテレビ

引用元: 価格.com - 「メクチザン」に関連する情報 | テレビ紹介情報

新型コロナの治療薬としてイベルメクチンを現時点で承認すべきか?
忽那賢志 | 感染症専門医
2/28(日) 12:56
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(写真:ロイター/アフロ)
新型コロナウイルス感染症に対して「イベルメクチンの使用を承認すべき」あるいは「緊急使用として許可すべき」という意見が出てきています。
現時点で新型コロナに対するイベルメクチンの有効性はどれくらい根拠があるのでしょうか?
イベルメクチンとは?
イベルメクチンB1aの構造式(ストロメクトール添付文書より)
イベルメクチン(商品名ストロメクトール)は寄生虫疾患に処方される薬剤です。
日本では少なくなりましたが、糞線虫症や疥癬などに使用されます。
イベルメクチンが新型コロナウイルスを抑制する?
今から約1年前、2020年4月に「イベルメクチンが新型コロナウイルスの増殖を抑制する」という実験室での研究結果がオーストラリアから報告されました。
新型コロナウイルスを感染させた細胞に2時間後にイベルメクチンを添加したところ、48時間で新型コロナウイルスの増殖を約5000倍減少させることができたとのことです。
実験室レベルで効果がある、ということになれば、次は動物やヒトでも効果があるのか期待されるところです。
イベルメクチンの臨床研究結果が取り下げに
同じ2020年4月にヒトに対してイベルメクチンが投与された症例と投与されていない症例を解析した症例対照研究が査読前論文として掲載されました。
Amit Patel, et al. Usefulness of Ivermectin in COVID-19 Illness Patel, Amit, Usefulness of Ivermectin in COVID-19 Illness (April 19, 2020).
この論文によるとイベルメクチンを投与されていた患者ではされていなかった患者と比べて総死亡率が圧倒的に低かった(1.4% vs 8.5%)という驚異的な結果であり、当時、臨床医の間では衝撃が走りました。
この論文の対象となっていたのは「2020年1月1日から2020年3月31日までにCOVID-19と診断された患者」であり、3ヶ国169病院から704人のイベルメクチン投与患者、704人の非投与患者が登録されています。
しかし、イベルメクチンが新型コロナウイルスに有効かもしれないという実験室レベルでの研究成果がオンライン上に掲載されたのが4月3日なのに、3月31日までにイベルメクチンを投与されていた新型コロナ患者が(いくら世界広しと言えども)704人もいるのか、と。世の中にはそんなに先見の明のある臨床医がいるのかと。
結果として、この論文はサージスフィア社という企業がデータを集積していたのですが、ここからサージスフィア社に疑いが持たれ始め、NEJMやLancetといった一流雑誌に掲載されていたサージスフィア社が関わった論文が取り下げとなったことと合わせて、こちらのイベルメクチンの研究も取り下げになっています。
というわけで、おそらくこの査読前論文もサージスフィア社が(全てまたは部分的に)捏造したデータなのだと考えられます。と、以前私が書いたら、国内のイベルメクチン激推しの方から「捏造という言葉を使うな!撤回しろ!」という注意(という名の恫喝)を受けましたが・・・捏造ではないとすると・・・創造?
いや、別に私はイベルメクチンが新型コロナに効果がないと言っているわけではなく、このサージスフィア社の研究は捏造だって言っただけなんですけどね・・・大人の世界って怖いですね・・・。ぴえん。
イベルメクチンの逆襲
さて、先程の論文は査読前とは言え、かなりインパクトが大きかったため、実際に南米のペルーではこの論文を受けて新型コロナの治療薬ガイドラインにこのイベルメクチンを選択肢として入れたそうです。
論文が取り下げられた後も、南米ではもともとイベルメクチンが多く処方されていることもあり、その後も新型コロナに対してイベルメクチンが投与されているようです。
南米だけでなく、アメリカからもイベルメクチン投与群での死亡率低下が示された、という後ろ向き解析の研究結果がCHESTという一流雑誌に掲載されています。
また、アメリカの集中治療系の団体である「Front-Line Covid-19 Critical Care Alliance」という団体もイベルメクチン推しであり、これまでの論文をメタ解析という手法でまとめた研究を発表されています。
捏造・・・ではなく「創造」によってケチがついた新型コロナに対するイベルメクチンの研究ですが、ここに来てイベルメクチンが新型コロナに対する有効性を示したとする報告が複数出てきています。
というわけで、現在イベルメクチンは世界中で注目を集めています。
一方で、オーストラリアの実験室での研究結果で示された薬物濃度を達成するためには、ヒトに投与する通常量の100倍以上の投与量が必要である、ということなど効果を疑問視する専門家もいるようです。
しかし、もちろん薬剤の濃度が必ずしも臨床効果と相関するとは限りませんし、ハムスターの感染モデルでは炎症を抑制したという動物実験の結果もありますので、薬物濃度だけが効果を規定するわけではないのかもしれません。
イベルメクチンは現時点で承認されるべきか?
では今の時点でイベルメクチンはすぐにでも新型コロナに対して国内承認されるべきなのでしょうか?
私個人の考えとしては、現時点ではまだ十分なエビデンスがないだろうと考えています。
エビデンスレベルにはいくつかの階層がありますが、一般的には以下のような図によって表されます。
エビデンスのピラミッド(Diabetes Care. 2013 Oct; 36(10): 3368-3373.を参考に筆者作成)
ランダム化比較試験は最もエビデンスレベルが高く、非ランダム化比較試験、観察研究、症例報告、専門家の意見、と下に行くに従ってエビデンスレベルが下がります。
先程のCHESTの論文は後ろ向きの観察研究に当たります。
後ろ向き研究では効果が示された治療薬が、ランダム化比較試験では全く効果がなかった、ということがこれまでも新型コロナで起こっています。
イベルメクチンのランダム化比較試験もなくはないのですが、どれも症例数が少ない、盲検化されていない、などの制限があります。
今後、より規模の大きい、盲検化のされたランダム化比較試験で効果が示されれば、イベルメクチンの新型コロナに対する有効性について疑問を唱える人もいなくなるでしょう。
科学的根拠に基づいた議論を
ここまで読まれて私が「イベルメクチン反対派」なのだと思われたかもしれませんが、そうではありません。
私は「イベルメクチンが効かない」と言っているわけではありません。
効くのかもしれませんし、むしろ効果が証明されてほしいと心から思っています。
しかし、それを検証するためにはまだ十分なエビデンスがない、ということです。
アビガンも当時は一部の方々が承認を強く訴えていましたが、なんだかんだ言いながら強引に承認されることはなく、きちんと科学的根拠に基づいて承認されるかどうかの議論が進んでいることに個人的にはとても安堵しています。
アビガンがまだ承認されていないのは、現時点で承認に足る科学的根拠が不十分であるということです。これは「アビガンが新型コロナには効かない」ということではありません。効くかもしれないし、効かないかもしれません。
また新型コロナに関しては、投与するタイミングによっても効果が異なるため、よく考えられた研究デザインでなければ効果の証明が難しいという側面もあります。
少しでも早く効果のある可能性のある治療薬を新型コロナに使用したい、特にアビガンと同様イベルメクチンも日本に縁の深い薬剤ですので早く新型コロナに使いたいという気持ちは誰もが持っていると思いますが、拙速な承認は後の大きな問題にも繋がりかねません。
過去には、カレトラ、ヒドロキシクロロキンなどが臨床研究として新型コロナに対して検証されていましたが、結局効果は示されず現場から使われることはなくなりました。
イベルメクチンについては、今後エビデンスレベルの高い研究で効果が証明されることを期待したいと思います。

引用元: 新型コロナの治療薬としてイベルメクチンを現時点で承認すべきか?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

コロナウイルス感染症の治療に抗マラリア薬[ヒドロキシクロロキン]が効く|プラケニル〔=ヒドロキシクロロキン〕

プラケニル〔=ヒドロキシクロロキン〕 - Google 検索

アメリカのドナルド・トランプ大統領(74)は28日、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、新型コロナウイルスを撃退するのに有効だと再び主張した。有効性が確認できないとする米政権の公衆衛生当局者らの見解と、大統領の主張が矛盾する事態が続いている。
トランプ大統領はこの日、ヒドロキシクロロキンがCOVID-19治療薬として認められなかったのは、自分が勧めたからだと主張した。
「私が何かを薦めると、『使うな』と言いたがる」と、ホワイトハウスで記者団に述べた。
前日の27日には、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏がヒドロキシクロロキンを称賛する内容をツイートし、ツイッターがアカウントを一時制限した。

引用元: トランプ氏、抗マラリア薬の使用を再び擁護 新型ウイルス治療に有効と - BBCニュース

コロナウイルス感染症の治療に[亜鉛]と[ビタミンD3]の接種が必要となる

日光浴をすると、ビタミンDが体内で生成される。