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英文法と古典文法|もくじ · ゆきんこの勉強法 | 自修人

動作動詞を「単純現在」で使ったのでは「現在の動作」を表すことができない

動作動詞(動作の意味を表す動詞)を「単純現在」で使ったのでは「現在の動作」を表すことができない

例えば、playは動作動詞。

He plays the guitar.(彼はギターが弾ける=彼はギターが弾けるという安定な性質を有する)という表現では、「彼がいまギターを弾いている」という意味にはならない。

だからわざわざ進行形という表現を使って、He is playing the guitar.(彼はいまギターを弾いている)というふうに、現在進行形にするしかない。

結局、英語の場合、時制(tense)と意味との間にズレが発生している。

現在の動作を表すために補助的に使われているのが、現在進行形である。


動作動詞というのは、単発の動作で終わってしまうものが多い。

例えば、to eat(食べる)というのは、食べ物を一口分、口に入れてもぐもぐして、それで終了。 動作動詞には、こういう「点」で終わる動作が多い。

この「点」で終わる動作が、「反復」「継続」されていることを表現する相(aspect)が進行相である。

「点」の繰り返しによって「点線」を表現することにより、「点が線分であるかのごとく見せかける」という感じの職能が、進行相にはある。

動作動詞(action verb)とは対極の動詞に、状態動詞(stative verb)がある。

動作動詞(action verb):その動詞の意味が「動作を表す」という状況で使われている、その動詞の使われ方を動作動詞とよぶ。

動作動詞は「動作用法で用いられている動詞」と考えればよい。

状態動詞(stative verb):その動詞の意味が「状態を表す」という状況で使われている、その動詞の使われ方を状態動詞とよぶ。

状態動詞は「状態用法で用いられている動詞」と考えればよい。

同じ見出し語(動詞)でも、「状態動詞として使われているもの」と「動作動詞として使われているもの」とがあったりする。

I am living in Tokyo. と I live in Tokyo. はどう違いますか? | HiNative

「私は東京に住んでいる」のliveは、「I am living in Tokyo.(動作動詞)」でも「I live in Tokyo.(状態動詞)」でもいい。

このように、動作動詞と状態動詞については、ハッキシいって、気分次第のテキトウなところがある。

これは可算名詞と不可算名詞も同じで、ハッキシいって、気分次第のテキトウなところがある。

だから文法の細かい点をテストの得点として競うようなことは、言語学習にとってマイナスになる面が大きい。

「実際の使われ方」(=用例)をたくさん覚えていくしかないと思う。

進行形

完了進行形は、相(そう:aspect)という概念に含まれ、時制(じせい:tense)とは別の項目です。

――
aspect
完了相
perfect aspect
進行相
progressive aspect
完了進行相
perfect progressive aspect
時制
tense
現在形 現在完了 現在進行形 現在完了進行形
過去形 過去完了 過去進行形 過去完了進行形
未来を表す表現 未来完了 未来進行形 未来完了進行形

 
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