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英文法と古典文法|もくじ · ゆきんこの勉強法 | 自修人

文型の制度趣旨

文型の制度趣旨(なんで文型というものがあるか、なにが狙いで文型というものをつくったのか)。

それは、動詞の周囲に配置される3つの語句の語順によって、体言〔名詞相当〕の格(case)を表示するためである。

第1オペランドは主格を表す位置として、予約されている。 だから文型(節の内部構造)は「SVXX」という一般形を使って表現する。

英語では第3文型の動詞が圧倒的に多いため、第2オペランドは対格(たいかく)=直接目的格(ちょくせつもくてきかく)の体言〔名詞相当〕が置かれることが圧倒的に多い。

そうでないものが「授与動詞(「誰に何をあげる」系の動詞)」と「第5文型(SVOC)」である。

第2文型(SVC)のV(述語動詞)は、be動詞が圧倒的に多く、「第2文型をとるbe動詞以外の動詞」は少数派なので、look、seemなど1つ1つを、ぜんぶ覚えてしまうとよい。

文型

文型とは動詞型のことです。

前提として、1つの見出し語が、1つの品詞だけで使われる保証はない。 1つの単語が、動詞になったり、名詞になったりすることもある。 「1つの見出し語が、複数の品詞にまたがっている」というのが「標準的」であると考えておいてよい。

前提として、1つの見出し語の1つの動詞にだけ注目した場合でも、動詞の意味によって、異なる文型をとるのがふつうである。 つまり「動詞Aの意味1.では、こんな文型」「動詞Aの意味2.では、こんな文型」といったように、同じ見出し語の動詞という品詞の中でも、その動詞がもつ意味によって「動詞が要求する語句のパターン(=これが文型)」が異なる。

つまり動詞(本動詞)には意味があり、その「動詞の意味」を原因として、 「補部(complement)もたない文型(SV)をとる『動詞の意味』」
補語をとる文型(SVC、SVOC)をとる『動詞の意味』」
「直接目的語だけをとる文型(SVO、SVOC)をとる『動詞の意味』」
「間接目的語と直接目的語をとる文型(SVC、SVOC)をとる『動詞の意味』」
などがある。

細分化すると文型はもっとたくさんあるけれども、日本ではC.T.Onionsの基本5文型が採用されている。

C.T.Onions - Google 検索

第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO  (第4文型をとる動詞を「授与動詞」と呼ぶことがある)
第5文型:SVOC

第1オペランド オペレータ 第2オペランド 第3オペランド ――
主語(S) 述語動詞(V) ―― ―― 第1文型
主語(S) 述語動詞(V) 補語(C) ―― 第2文型
主語(S) 述語動詞(V) 直接目的語(O) ―― 第3文型
主語(S) 述語動詞(V) 間接目的語(O) 直接目的語(O) 第4文型
主語(S) 述語動詞(V) 直接目的語(O) 補語(C) 第5文型

 
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