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時制

  • 時制とは、動詞がもつプロパティの1つである。
  • 時制というプロパティは[過去形/現在形]という2値をもつ。現在形には、[無標/三単現のs付き]の2値があるので、厳密には、時制というプロパティは[過去形/現在形無標/現在形三単現のs付き]という3値をもつ。
  • 時制というプロパティをもつことができる語形、いいかえれば、[過去形/現在形]という語形のことを時制〔tenseテンス〕という。
  • 英語の場合、時制〔tense〕と時〔time〕は、おのおの独立した[関係のないプロパティ]どうしであることに注意する必要がある。こんな腐った仕様は、私は嫌いだ。
  • 過去形というプロパティには、[過去の時間=過去時][仮定法]という2値がアサインされている。こんな腐った仕様は有害であり、これを放置しているとは、あきれかえる。
  • いいかえれば、過去形は[多義語]である。
  • 過去形というプロパティに、[過去時]または[仮定法]のどちらがアサインされているかを、語形から見定めることができる場合と、[過去時]か[仮定法]かを断定できない場合〔文脈から判断すべき場合〕がある。
  • この時点で、英語は終わっているといえる。
  • 英語がとても苦手な人でも、ドイツ語やフランス語を学ぶとうまくいくケースが、ままある。 それは、ドイツ語やフランス語の文法が、人間の手によって、しっかりと整えられているからである。
  • 英文法は、格変化が不完全になり、男性名詞・女性名詞もなくなり、過去形と仮定法〔接続法〕の語形が合一され、語形変化の部分で、もはやメチャクチャな状態になった言語であり、これは廃棄処分にするか、打ち立て直すかしなければ、どうにもならない。
  • 論理的思考力〔ロジカル・シンキング〕ができる人ほど、英文法のいい加減さによって混乱させられ、学習意欲を失っていく。
定/不定 用例 語形 文法的呼称 意味 品詞 含意
不定形 be 原形 不定詞 ~であるための
状態動詞
形容詞相当 未達
do ~するための
動作動詞
be ~であるために
状態動詞
副詞相当
do ~するために
動作動詞
be ~であること
状態動詞
名詞相当
do ~すること
動作動詞
be 不定法 ニュアンスの決定権を助動詞に委譲する
状態動詞
状態 含意は非過去形と同じで
助動詞がニュアンスを担当
do ニュアンスの決定権を助動詞に委譲する
動作動詞
動作
定形 am, are, is 非過去形 状態動詞において ~である 状態 定常的状態の描写
do, does 動作動詞において ~する 動作 現在の動作
〔実況中継的〕
was, were 過去形 状態動詞において ~であった 状態 過去の状態
〔現在はそうではない〕
did 動作動詞において ~した 動作 過去の動作
was, were 状態動詞において ~であるとしたら 状態 反実仮想
〔仮定法〕
did 動作動詞において ~するとしたら 動作
不定形 been 過去分詞形 過去分詞 受動〔受身〕
~される/~された
〔他動詞についてのみ〕
形容詞相当 受動〔受身〕
〔他動詞についてのみ〕
過去情報の所有
〔完了、結果、経験、継続〕
〔自動詞も他動詞も〕
過去情報の所有
〔完了、結果、経験、継続〕
〔自動詞も他動詞も〕
名詞相当
being ing形 動名詞 動名詞 名詞相当 維持継続
ジェロンディフ
〔分詞構文は誤称〕
副詞相当
現在分詞 形容詞用法 形容詞相当