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忘れっぽいリス
リスはどんぐりを、あとで食べようと思って、土の中にかくしておきます。
でもリスは、自分で土の中にかくしたどんぐりを、よく忘れてしまいます。
そのどんぐりが、たまに芽を出して、木になることがあります。
リスが天に帰るときがきました。
天に帰ったリスが、天の神様から「おまえは、すばらしいことをした」と言われました。
「神様、何をしたんですか、私は?」
「おまえが前世のそのまた前世で土の中にかくしたどんぐりが、木に育ったのじゃ」
そのリスがかくしたどんぐりが、大きなシイの木に育ちました。
シイの実を、どんぐりといいます。
そのどんぐりを、たくさんの森のどうぶつたち、森の鳥たちが食べて、今日も暮らしています。
「神様、私はもっと、森のあちこちに、どんぐりをかくして、森のどうぶつたちや鳥たちを助けたいです」
「わかった。おまえをリスにしてやろう」
リスは、天から地球に飛び降りて、リスのお母さんのお腹に入りました。
赤ちゃんとして生まれたリスは、天の神様とお話をしたことなど、すっかり忘れてしまいました。
おとなになったリスは、今日も土の中にどんぐりをかくしています。
[どうぶつの森]よりリアルの[森の動物たち]と仲良くしたほうが面白いかも
■【動画】リスはこんなに面白い、4つの知的行動 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
■ミスドCM なつかCM 所さん 森の陶器コレクション&おさつスティック
マテバシイは、アパートや公園の木として植えられていることが多いと思う。
マテバシイのどんぐりは、お米といっしょに炊くと、栗ご飯みたいになるよ。
マテバシイのどんぐりは、実を割るのが大変だけれども、中身は栗と同じような味がするよ。
おトイレに入っていたらイメージの中でリスが来た|鼻息がものすごく荒いんだね
■【感動・実話・動物】困ったリスが男性に助けを求めて取ったその驚きの行動とは? - YouTube
おトイレに入っていたら、リスの存在がイメージの中で、急に来たよ。
フンフン、フンフン、フンフン、ガサゴソというふうに耳元まできたよ。
リスは鼻息が荒いんだね。
日本の山々は、戦時中にたくさんの木を切り出して、スギ、ヒノキを植樹した人工林が多いと思う。
山間部での農業は、イノシシ、シカ、サルなどが田畑を荒らすのを防止するために、かなりの労力を使う。
イノシシ、シカ、サルなどが、どうして田畑を荒らすのかというと、どんぐりが足りないからだよ。
日本の山々に、どんぐりの成る広葉樹を植えていく必要がある。
そのとき、リスの力が必要になってくる。
リスが森をつくる。