AdobeやAppleがどうして「転落」したのか

「Adobeが素晴らしい業績を残している」と思っている人は、表面だけしか見ていない。

AppleやAdobeを、私は「転落した企業」と見なしている。

Apple製品は、スティーブ・ジョブズが生きていた頃からすると、ずいぶんと改悪された。 ハードもソフトも、両方ともダメになったよ、Apple製品は。

例えば、Final Cut Pro 7からFinal Cut Pro Xになったとき、機能が大きく削られて、Final Cut Proは「Pro」ではなくなった。

例えば、MacBook Proは、端子が減らされ、性能が低下し、ビギナーのためのPCになってしまった。 その割にMacBookシリーズは高額商品だ。 Apple製品には「やらずボッタクリ」な商品が多い。

それから、AppleはQuickTime for Windowsのサポートを終了した。

QuickTime for Windows 7.7.9 をダウンロードする

これによって、ProResコーデックを使って動画を書き出す権利を、AppleはWindowsユーザーから剥奪したんだよ。 これでAppleは、Windowsユーザーを完全に敵に回した。

「iOS VS Android」「macOS VS Windows」という信者どうしの戦いがYouTubeのコメント欄で展開されることがある。

少なくとも「macOS VS Windows」については、ハードウェアの環境の点でWindowsの圧勝であり、かつ、「AppleはQuickTime for Windowsのサポート終了」という大罪を犯している点から、まったく話にならない。 つまりAppleという会社それ自体の「人間性を疑う」という気持ちに、私はすでになっている。 正直、「ProResコーデックが、映像業界から消えてくれたらいいのになぁ」と思っている。

そうしたプロセスの中で、Appleそれ自体が、macOSというOSを見限るのではないかと思う。 macOS Xを含まず、それ以前のmacOSは、独自OSだったらしいけれども、macOS Xからは、BSD UNIX ベースの汎用OSを少し改変しているだけらしい。

つまりAppleは、「OSで囲い込む」ということに失敗して、すでに独自OSではなくなっている。 WindowsとmacOSとの戦争に、macOSは完敗したのだ。 あとは、Appleがどのタイミングで、PCのハードウェアから撤退するか、ということになる。


Windows OSで動く動画編集ソフトをはじめとする「動画用ソフトウェア」が、QuickTime for Windowsを利用して、ProRes(Appleの動画コーデック)での書き出しをおこなっていた。

ProResコーデックは、とくに日本の映像業界における「中間コーデックの事実上の標準」なんだ。

そういう状況からすると、「QuickTime for Windowsは、いわば公共財産である」といえるんだね。

このQuickTime for Windowsを、Appleは「わざと使えなくして意地悪した」んだ。 それはたぶん、macOS機から多くの人が離れて、Windowsに移行したから。

とにかく、Windows環境下でQuickTime for Windowsが使えなくなったせいで、Windowsユーザーは困り果てた。

だって「ProResで書き出した素材を納品してくれ」と要求するクライアントもいるから。

※Appleの身勝手な行動で、映像業界が大混乱したんだ。 特定の会社が「事実上の標準」の権利を有しており、しかもAppleのように「無責任な行動をとる」ようでは、安定性が保たれない。 今後、こうした「基幹的な役割を果たす重要な知的財産」の「私有」「独占」「寡占」について、規制を加える必要があると思う。

※「Appleの身勝手な行動で、映像業界が大混乱した」といえば、Final Cut Pro 7からFinal Cut Pro Xになったときも、Appleは映像業界を大混乱におとしいれたといえる。 Appleは、市場から淘汰されても文句のいえない「未熟なプレイヤー」だと思う。

ProResコーデックは、トランスコード〔再エンコード〕しても劣化しにくいんだよね。 高画質で映像を残したい場合、あるいは、映像を加工して再利用したい場合、ProResコーデックで動画を納品して欲しいという要求があっても不自然ではない。

ところが、macOS機では、グラフィックボードを自由に選択することができない。

つまり「macOS機で映像をつくる」ということそれ自体に「大きな無理がある」ということ。

だから映像業界の人たちは、徐々にmacOSからWindowsに移行していった。 いわば「映像業界のApple離れ」だわな。

※ProResで書き出す必要がどうしてもある映像プロダクションは、Mac miniをProRes書き出し用に使っているらしい。 Mac miniなどという、いわば影の薄い端末が現在でも残っているのは、そういう用途があるから、かもしれない。

Appleはそれに焦って、QuickTime for Windowsのサポートを停止したんじゃないかな?  QuickTime for WindowsをネイティブでサポートしているのはmacOS機だけ。 そういう状況をつくっておけば、macOS機からの顧客の大量離脱を食い止めることができる。 Appleはそう踏んだのだろう。

でも、macOS機で映像を取り扱うのは、ハードウェアの環境的に無理なんだよ。

「3DCAD/3DCG/ゲーム制作等」の3Dデータを取り扱う場合。 あるいは、動画編集をする場合。 この場合は、「最新の強いグラフィックボード」と「最新の強いプロセッサ」が必要になる。

(1)例えば、IntelやAMDから新しいプロセッサが出た。 NVIDIAやAMDから新しいグラフィックボードが出た。 即座にそれらを採り入れるのは、macOS機ではなく、Windows機である。 つまりmacOS機を使っていると、かなりの確率で、Windows機との比較において、1つ以上型落ちのハードウェアを使う羽目になりがち。 Appleは「グラフィックボードやプロセッサなど、ハードウェアを最新にする更新スピードが遅い」ってこと。

(2)macOS機は、グラフィックボードやプロセッサが、基本、オンボードの直付けで、交換不能なんだよね。 Windows機の場合、マザーボードごと交換すれば、新型プロセッサが導入できるし、グラフィックボードはそのまま使い回せる。 またWindows機の場合、電源さえ足りていれば、より強いグラフィックボードに交換することも可能。 ゲームのパフォーマンスが上がりやすいのは、グラボの増強だよね。 macOS機は、そこらあたりが「わざとできなくしてある」点で、Appleは意地悪なんだよ。 筒型の古いMac ProはThunderbolt 2にしか対応していないから、eGPUやeGPU Pro(Thunderbolt 3が必要)を付けようにも、付けることができない。 筒型のMac Proは、100万円を超えたのだけれども、今となっては、本物のゴミ箱なんだね。 グラフィックボードやプロセッサがオンボード直付けだから、交換ができないんだよ。 macOS機は、ハードウェアとして、発展性のかけらもないクソ仕様。 だからmacOS機を買うのは、やめといたほうがいいよ。

(3)macOS機は、Windows機よりも割高。 割高だから、しょっちゅう買い換えるわけにもいかない。 そこから、macOS機を利用していると、最新のグラフィックボードやプロセッサが利用しづらいわけ。 だって、macOS機でグラフィックボードやプロセッサを交換することは、本体をぜんぶ買い換えることだから。 そんなの5~6年に1度ぐらいしかできないよ、ふつう。 そうした背景からハードウェアの更新頻度が低くなると、「3Dデータ」や「動画編集」といった映像系では、ハードウェアとして、完全に取り残される。 つまりmacOS機は、遅くて作業効率が悪くて「使えない」ハードウェアになってしまいやすい。

※macOS機では、eGPUやeGPU Proでグラフィックボードは増強できても、プロセッサは増強できない。 映像処理では、グラフィックボードが最も大事だけれども、同時に、多コアの「強いプロセッサ」も必要になる。 「プロセッサの交換が容易にできない」という点で、macOS機は「最新のデバイスを即座に採り入れて、なるべく高い演算能力を担保しなければならない映像処理の世界では、完全にアウト」なんだよ。

※映像処理の世界は、Appleのような「格好をつける世界」ではない。 無骨なマシンでも、演算が速ければ、それでいいんだよ。 場合によっては、PCを3台も4台もサーバーラックに入れて、レンダリングのパワー増強したりする。 デスクトップPCを筒型にするとか、Appleは本当にアホだったんだね。

※AppleがThunderboltを採り入れたのは速かったよ。 でも2019年に出るIntelプロセッサは、プロセッサ内にThunderbolt 3 コントローラーを内蔵しているらしい。 ということは、多くのマザーボード(Windows機やLinux機で使う)がThunderbolt 3ポートをもつことになる。 それに呼応して、Thunderbolt 3に対応した周辺機器が数多く出回ることになる。 そうすると例えば、USB3.0やUSB3.1の外付けHDDとかは、「転送速度が遅すぎて時代遅れ」ということになると思う。 これからの動画は、4K-60pの時代。 4K-60pの動画ファイルは、サイズがとても大きいため、Thunderbolt 3による高速転送でないと、転送に時間がかかって仕方がない。 外付けSSD、外付けHDDも、Thunderbolt 3に対応する必要が、今後は出てくるんだよ。 こういうふうに、macOS機が先取りしても、結局、Windows機が追いつくことになる。

「Windows専用の3DCADソフトウェア」というものはあるけれども、「macOS専用の3DCADソフトウェアというもの」は、たぶんないと思うよ。

端的にいえば、映像系をやるならmacOS機は「地雷」なんだよね。

映像系なら「macOS機だけはやめとけ」ってのが、本音なんだよ。

さて、そういう背景から、macOS機から多くの人たちが離れていった。 それを食い止めるためなのか、QuickTime for Windowsのサポートを、Appleが突如として停止してしまった。

これでmacOS機からのユーザー離脱が止まったのかというと、止まるわけがない。 上記のような「ハードウェア環境に起因する、のっぴきならない状況」から、macOS機離れが発生しているのだから。

むしろ、QuickTime for Windowsのサポート終了で、「Apple憎し」の感情を抱いた人も多いと思うよ。 とくに映像業界の人たちは。

こうなってくると、ProRes以外の「事実上の標準となるべき中間コーデックを探す」ということになる。

ところがBlackmagic Designは、中間コーデックとして、ProRes〔Apple〕とDNxHR〔Avid Technology〕を映像機器に搭載している。

さらに、Blackmagic Designは、「Blackmagic Designの独自RAW」の普及を推進している。

この状況だと、ProResは使われ続ける。

しかしWindowsやLinuxでは、ProResでの書き出しに、特定のソフトウェアを使用する必要がある。 ものすごく不便。 つまりAppleの身勝手な行動によって、世界が迷惑してるんだぜ。 Apple、マジ迷惑だから。 こういう精神のエネルギーって、とっても強いから、Appleは衰退してしまうよ、このままでは。 つまり「ネガティブな手法」によって、大衆を「大衆が望まぬ方向へ強制的に動かそう」とした、その抑圧のエネルギーは、いつか解放されるということだ。

(1)「Fusion〔Blackmagic Design〕の有償版」つまり「Fusion 9 Studio」を使うと、OSがWindowsやLinuxであっても、ProResでの書き出しが可能であると、Blackmagic Designの岡野さんに電話で確認してあります。

Fusion 9 | Blackmagic Design

[inside DaVinci 15]Vol.01 映像業界最大規模のツール登場〜Blackmagic Designの岡野氏にDaVinci Resolve 15の魅力を聞く (2018年6月27日) - エキサイトニュース(77)

(2)macOSとWindows 10において、次のAdobe製品でProResによる書き出しに対応(*Prores 4444XQは未対応)したらしい。
Premiere Pro CC 13.0.2~
After Effects CC 16.0.1~
Media Encoder CC 13.0.2~

WindowsでのProRes書き出しに対応! Premiere Pro 13.0.2アップデートリリース #PremierePro #AfterEffects - Adobe Blog


Appleといえば、ハイエンドとか、プロユースのPCやソフトウェアといったイメージが、昔はあった。

クリエイティブなソフトウェアは、AdobeとAppleが出していて、AdobeのソフトウェアはAppleのPCでしか動かなかった。

ところが、AdobeがWindows対応版のソフトウェアを出したことによって、macOS機の優位性が失われた。 結局、macOS機はハードウェア的にはパワーがないから、Windows機と平場で勝負したら、macOS機が秒殺されるんだよね。 macOS機はハードウェアとして弱いんだ。

昔はクリエイティブなソフトウェアが、AdobeとAppleぐらいにしかなかった。 しかしAdobeがWindows対応版のソフトウェアを出したことによって、市場の様相が一変した。

「クリエイティブな作業」=「Mac」という図式が崩れた。

さらに、AdobeもmacOS機も、3DCGの世界から取り残されている。

3DCGならAdobeよりもAutodeskでしょ?

macOS機はグラフィックボードが弱いし、プロセッサが交換できないから、すぐにマシンが性能的に古びるんだ。 ハードウェアとしては使えるんだけど、状況から求められる性能としては、ふぐに不十分になる。 つまり端的にいって、macOS機は製品寿命が短い割に高額。

ってことは、映像系でmacOS機を使っていると、「状況から求められる性能に見合わない低スペックのmacOS機を使い続ける」もしくは「買い換えの経済的負担が大きすぎてギブアップする」という、 どちらか2つの結末のうち、いずれかを迎えるであろう、ということ。

そうなると結局、Windows機に流れざるを得ない。 いくら意地を張って、やせ我慢をして、Apple信者を標榜していても、いつか壁に突き当たる。

ってか、PCは道具なのに、その「いくら意地を張って、やせ我慢をして、Apple信者を続ける」ということ、それ自体が、道具に振り回されているってこと。

Apple信者はアホだよね。

そもそも、AdobeがMac Proを円筒状にしたことによって、Mac Proが拡張性を失い、Mac ProがプロユースのPCではなくなった。 このときの経営判断がアホだった。

それから致命的だったのが、Final Cut Pro 7が映像業界の事実上の標準である動画編集ソフトであったものを、Final Cut Pro Xにしたとき、機能を大きく削り込んだこと。 Final Cut Pro Xは、イメージとしては、ソースネクスト(「ソフトウェアの墓場」)から出ているソフトウェアみたいな感じに、イメージダウンしたんだよ。 ここがAppleの転落の始まりなんだよね。

Final Cut Proを見限った映像業界のプロフェッショナルたちは、Premiere Pro〔Adobe〕に乗り換えた。

Premiere Proは、Final Cut Proのショートカットがそのまま使えるようになるツールを用意していた。 このため、「Final Cut Pro → Premiere Pro」という、「動画編集ソフトにおける民族大移動」が発生したんだよ。

この時点で、macOSは1つの生命線を絶たれている感じがする。 つまり、映像業界が「Apple離れ」を起こし始めたわけ。

この「映像業界のApple離れ」に拍車を掛けたのが、MacBook Proの「グレードダウン」だよね。 「大型で重たくてパワフル」だったMacBook Proが、 「小型軽量で非力」なMacBook Proになってしまった。 大きくて重たくてパワフルだったMacBook Proが姿を消した。 この時点で、MacBookシリーズは「死んだ」んだね。 端子の数も減ってしまい、プロ用としては使えない、非力なノートPCに、MacBook Proは落ちぶれてしまった。

しかも映像処理には、強力なグラフィックボードが必要だというのに、Mac Proが筒型なので、グラフィックボードの取り替えが基本的にできない。

iMacはもともと、グラフィックボードの取り替えができない、モニター一体型PC。

もちろん、小さな弁当箱のようなMac miniも、グラフィックボードの取り替えができない。

つまりmacOS機を使うと、「グラフィックボードが増設できない」というのがデフォルトなんだよね。

Blackmagic eGPUという外付けグラフィックボードは、Thunderbolt 3に対応した機種でなければ使えない。

Blackmagic eGPU | Blackmagic Design
Blackmagic eGPU - Apple(日本)
Blackmagic eGPU Pro - Apple(日本)

つまりThunderbolt 2時代のMac Pro、iMac、MacBookシリーズは、グラフィックボードが増設できる権利を、完全に失っているんだね。

それで、MacBookシリーズを買い換えると、端子の数が減ってるので、じつに使いにくい。 だったらWindowsのノートPCに移行する。 こういう結末になるわけですよ。

したがって、映像、3D系統など、グラフィックボードのパワーが必要になるジャンルでは、macOS機を使うことは、原則的に「やめとけ」としかいえないんだよ。

クリエイティブな分野は、おおよそ、映像と音楽だわな?

その映像の部分で、macOS機が「グラフィックボードの増設に難あり」だったら、macOS機それ自体が、クリエイティブなツールとしては、「オワコン」「終わってる」と見なすしかないんだよね。


Appleがどこで「分岐の選択」を誤ったのかというと、「映像のプロを切り捨てた部分」つまり「Final Cut Pro 7からFinal Cut Pro Xにしたあたり」なんだ。

これはたぶん、iPhoneやiPadが爆発的に売れて、Appleが「浮かれていた」「調子こいてた」からなんだね。

「プロフェッショナルがmacOS機を使っている」ということを、金額ベースでしか考えなかった。

「プロフェッショナルがAppleにどれだけお金を落とすか」を金額の側面からしか見なかったんだよ。

どうして?

短期的に株主に「いい顔」を見せるためさ。

株主はカネにしか興味がないから、基本的には「株主は意識レベルが低くて愚か」なんだよ。

株主の顔色をうかがって経営をすると、ティム・クックの経営みたいに「大失敗」に終わるんだね。

ティム・クックは、根本的に「パッション」や「スピリット」の部分で、PCやガジェットを愛していないと思う。

ティムはギークじゃないんだよね、本質的に。

だからApple製品が「金ぴかの俗物根性丸出し」の製品になってしまった。

昔のApple製品って、東海岸の大学街みたいな香りがしていたんだよ。

だけど、今のApple製品は、ドバイの大金持ちが持ってそうなイメージになっちまった。 エルメスの時計バンドの付いたApple Watchって、何なのよ?  悪趣味すぎるだろ。

俯瞰すると、Appleの高級感は、「プロフェッショナルの現場でも使われている」というブランドイメージに支えられていたんだ。

ところが、Appleが「カネを落とす一般大衆」だけにターゲットを「選択と集中」してしまい、プロフェッショナルを切り捨てた。 それが「Final Cut Pro 7からFinal Cut Pro Xにしたあたり」なんだ。 それと、MacBookシリーズの「改悪」と「劣化」のプロセス。 しかもMac Proが円筒状になり、拡張性を失った件。

前の段落の内容は、「Appleユーザーの集団から『ガチ勢』を排除する、パージ祭りがおこなわれてきた」というふうに要約することができる。

どうして「ガチ勢」を排除したの?  それは「ガチ勢」つまり「プロフェッショナルやハイアマチュア」の金額ベースのシェアが小さいから。

ここを「金額という物差しだけで定量的に判断する」からティム・クックは無能なのよ。

これは、バカにも1票、カシコにも1票という、民主主義の「実質的な不平等性」と相通じるところがある。

「金額ベースで経営判断をする」ということは、「『愚かな大多数』に合わせて製品づくりをする」という判断に結びつく。

それは、Appleマニアが買った1台のMac Proも、単なる金持ちが買った1台のMac Proも、同じだと見なす愚につながる。

いいかえれば、誰が支払った1ドルでも、同じ1ドルとしか見ない、パラメータ不足のデータでしか、物事を見ることが出来ない「節穴のような目」しか、ティム・クックにはなかったのだということ。

金額ベースでしか経営判断がおこなえないのはティム・クックがガジェットを深く知らないから。 彼がギークではないからなんだね。

大衆迎合型の製品づくりに走ると、製品にとんがった部分がなくなり、特徴がなくなる。

最近のiPhoneを見てみなよ。 Androidスマホの先進的な端末の後追いばっかりだから。

つまりiPhoneは、Androidスマホに追いつき追い越されたのだということ。

完全なる敗北だよ。

だって、iPhoneは「ぶっちぎりで先進的だったからこそ、クールだった」のだけれども、Androidスマホのケツを追っかけてるようじゃぁ、「iPhoneやめたら?」ということになる。

Androidスマホに先進性で負けた時点で、「iPhoneはそのアイデンティティを失った」んだよ。

結局、中国人や韓国人のほうが、デジタルガジェットに対する愛が強かったのだということだろうね。


Huawei〔ファーウェイ〕のトップが逮捕されたけど、あれは「保護」かもしれない。 Huaweiのトップを、暗殺等から護るために「当局の保護下に置いている」ということなのだろう。

Huaweiの端末にスパイウェア的なチップが入っていることよりも、Google、Apple、Amazon、LINE等が個人情報を集めまくっていることのほうが「巨悪」だよ。

Huaweiの案件には、何か事情があるのだと思う。

カルロス・ゴーン氏たちも、暗殺等から護るために「当局の保護下に置いている」ということらしい。 カルロス・ゴーン氏たちは、フランス・ロスチャイルド家から派遣されてきたのだけれども、日本側に寝返った。 それで、いまカルロス・ゴーン氏がフランスに帰ると、カルロス・ゴーン氏は暗殺されかねないらしい。

フランスでは「現代のフランス革命」が現在進行中で、マクロン仏大統領(フランス・ロスチャイルド家の走狗)が、民衆から断頭台にかけられる勢いである。

フランスで起こっていることは「革命」であって、「暴動」とか「テロ」ではない。 毎週末におこなわれているデモには、正当な理由がある。 マクロン仏大統領は、当然、失脚するであろうし、フランスは、フランス・ロスチャイルド家による支配から脱することだろう。

このフランス・ロスチャイルド家の息子(跡継ぎ)と、麻生太郎議員の娘さんが結婚している。 つまり麻生氏はフランス・ロスチャイルド家の走狗。 水道民営化は、麻生氏が推進した。 それはフランス・ロスチャイルド家に水道利権を売り渡すため。 麻生は売国奴だよ。 革命が起こらないとおかしいんだ。


「『愚かな大多数』に合わせて製品づくりをする」という判断が、現在のAppleの「凡庸な製品を乱発する状態」を招いているんだよね。

ティム・クックよ、オマエはクビだ!  ティムはパチスロでも打ってればいいさ。 シバターの弟子にでもなれよ、ティム。


とにかく、「ガチ勢」つまり「プロフェッショナルやハイアマチュア」は、Appleのブランドイメージを引き上げる、重要な「核心部分」の1つだったんだよね。

ティム・クックは、Appleのコミュニティから、「少数の『賢者の集団』=『ガチ勢』を排除した」んだ。

そうすると、Appleのユーザーには、中途半端なユーザーしか残らないことになる。

一言でいって「『ガチ勢』を排除したことによって、客層が悪くなった」んだよ、Appleは。 ある観光地が、テレビで紹介された途端に急激に客数が増えて、客に荒らされて、情趣を失ってしまう。 そういうのに似ていると思う。

これが「Appleのブランドイメージが大きく低下してきている根本原因」なんだね。

これは株主がAppleに「カネしか要求していない」ことと、Appleが株主の側だけを見て経営判断してきたことのツケが回ってきたのだということ。

AdobeもAppleと同じだと思う。

Adobeの中に本当にクリエイティブな製品を開発しようという「パッション」や「スピリット」をもった人は、いないのだと思う。

3DCADや3DCGの世界では、Autodeskが独占的な地位を築いているけれども、この部分にAdobeが本格的には参入できていない。

参入できているとしたら、After Effects CC〔Adobe〕なのだけれども、これがレイヤーベースという古い使い方のソフトウェア。 ここの時点で、Adobeは大きくビハインドなのだ。 ここを放置しておいて、「スマホでも写真現像できます」とかって、本質的でない部分で勝負しちゃった感が強い。

「iCloudを通じて、iOS端末とmacOS機が連携する」ということで、Apple製品は便利だと思ったけど、他社・他製品の追随によって、Appleのアドバンテージは失われたよね?

Adobeの「スマホでも写真現像できます」とかって、その「iCloudを通じて、iOS端末とmacOS機が連携する」というヤツと同じで、そのうちキャッチアップされるんだよ。

Adobeにとって、より本質的な課題は、「Adobeのソフトウェアは重たい」「いちいちソフトウェアを切り換えて作業する必要がある」「Adobeにはレイヤーベースという古い使い勝手のソフトウェアが多い」 といった、基本性能領域に抜本的な対策を打つこと。

PhotoshopとIllustratorだけで、いつまで食ってけると思ったのかよ、Adobeは。 甘ちゃんだなぁ。

Adobeの経営陣や、技術者は「昼寝をこいてる」んだね。 もうAdobeには期待しないよ。 Adobeはオワコンだ。

コンポジットツールとしてのAfter Effects CCは古い

※コンポジットツールというのは、3DCGソフトとか、3DCADソフトとか、いくつかのソースで生成された素材を、最終的にまとめて、動画として書き出すための「素材統合ツール」です。

※以下の記事によると、日本においてメジャーなコンポジットツールは[After Effects CC〔Adobe〕][Nuke〔Foundry〕]なのだそうです。 そこへ急遽、[Fusion〔Blackmagic Design〕]が入ってきた。 あと、フリーウェアのBlenderをコンポジットツールとして使うことも可能なのだそうです。 しかしFusionのほうがよさげな感じは受けます。

“第3のコンポジットツール”、Blackmagic Desigin「FUSION」。無償版、OS X版の登場で 改めて注目を集める本ツールの実力をさぐる | 特集 | CGWORLD.jp

※なお、Fusionには、DaVinci Resolve〔Blackmagic Design〕に包摂されるソフトウェアとしてのFusionと、独立したFusionがあります(2018-12-18のところ)。 そして、DaVinci ResolveとFusionには、それぞれ有償版/無償版があります。 「使ってみる」だけなら、無償版でも、かなりの機能を使うことが可能です。 Blackmagic Designは、たぶんAdobeに対抗しているのでしょう。 いや、Adobeを倒すでしょうね、Blackmagic Designが。 私は、AdobeがCCを始めるときから、Adobeは最終的に衰退するであろうと思っていました。 多くのAdobeファンが、CCの導入に反対で、Adobeから離れてゆきましたから。 その後、どんどんAdobe製品の代替ソフトウェアが洗練・高度化されてきて、Adobeを使わなくても、じゅうぶんにクリエイティブな仕事ができる環境が整ってきています。 その環境づくりに大きく貢献している会社の1つが、Blackmagic Designです。 Blackmagic Designが、AdobeやAvid Technologyを倒す日が来ると私は思っています。

コンポジットツールとしてのAfter Effects CCは古い。

なぜならばAfter Effects CCは、レイヤーベースのコンポジットツールだから。

「短期間でサクッとつくる」という場合には、レイヤーベースのツールのほうが有利。
レイヤーベースのツールは、いくつものレイヤーが重なってくる。
そうすると過去にさかのぼって手直しをするとき、どのレイヤーをいじれば、意図した手直しができるのか、不明となりやすい。

ノードベースだと、初回につくるのは時間・手間がかかるけれども、修正がとてもラク。
素材に対してかけるエフェクトの種類が多ければ多いほど、ノードベースのツールのほうが「見える化」されている分、修正をする場合に手っ取り早い。
他のクリエイターと協議して、修正したりする場合には、ノードベースのツールのほうがいい。


ノードベースのツールは、最近になって増えてきた。

今後はコンポジットツールだけでなく、3DCGソフト、3DCGアニメ、3DCADソフトなども、ノードベースのツールにしたほうがいいかもしれない。

あと、3DCGをする場合は、高いグラフィックボード性能が求められるので、macOS機で3DCGを取り扱うのは、やめておいたほうがいい。 NVIDIAやAMDのグラフィックボードの最新型を、好きなだけ利用することができるのは、デスクトップPCでWindowsやLinuxを使う場合だけである。

macOS機の場合、Thunderbolt 3に対応した機種でなければ、Blackmagic eGPUという外付けグラフィックボードを利用することができない。 そしてmacOS機の中では、eGPUだけが、現在のところ、唯一の外付けグラフィックボードである。

eGPUだけでは、「高いレンダリング能力が要求される大規模なCG」を処理しきることは、無理。

結局、macOS機を選んだ時点で、グラフィックボードの選択肢がなくなるんですね。 したがって、3DCGソフト/3DCADソフトなどをするのだったら、macOSは避けて、WindowsまたはLinuxにする必要があるわけです。

WindowsやLinuxのデスクトップPCに、NVIDIAやAMDのグラフィックボードを装着する。 これが、個人として高いグラフィック処理能力を手に入れる、1つの道です。

あとは、クラウドのレンダリングサービスにお金を払ってレンダリングしてもらうか。

いずれにしても、3DCGは関係のソフトウェアを新規に覚えるのだったらノードベースのソフトウェアのほうがよい(と思う)。

そういう意味では、AdobeのCCというのは、レイヤーベースなので、ある意味、「終わってる」んだよね。 歴史が古すぎて、UIというか、方式が古い。 そして、歴史が古すぎて、いらないモジュールとかも抱え込んでいる感じ。 それがAdobeのソフトウェアって感じがする。

一言でいって、Adobeはジジクサイ/ババクサイわけです。

若い人が新規につくったソフトのほうがイケてることが多いのですよ。

「歴史が古すぎて、いらないモジュールとかも抱え込んでいる」のがCubase〔Steinberg〕。

Cubaseを洗練したものがStudio One〔PreSonus〕。

だから、これから覚える場合はStudio Oneのほうがいい、的なことが、「レイヤーベース(旧)とノードベース(新)」との間にもある。

Photoshop CCやAfter Effects CCは、レイヤーベースのソフトウェアなので、やがて大改修が必要になる。

Photoshop CCやAfter Effects CCを、ノードベースに「大改築する」というのが、Adobeの喫緊の過大なのですよね。

Adobeが最近、「モバイルでもCCが使える」といった方向でごまかしてますけど、やるべきことは、それじゃないんですよ。

Adobe、完全にズレてますし、ハズしてますよ。 このままでは、Adobeはヤバいです。

こういうのを見ていると、Appleとともに、Adobeも沈んでいく印象しか受けない。

AdobeはBlackmagic Designにやられて、沈むと思う。

そもそも、Adobe製品の場合、1つ1つのソフトウェアを立ち上げて、ソフトウェアを切り換えながら作業することになる。 これが面倒くさい。

アニメ制作用のソフトウェアでは、[ベクターデータのレイヤー]と[ラスターデータのレイヤー]を併存させることができるのが普通。 しかも、それらを動かして、音声まで付けることができる。

Storyboard Pro 5 minutes Presentation - YouTube

『君の名は。』Blu-ray&DVD発売記念 オープニング絵コンテ【期間限定公開】 - YouTube

Adobe製品の場合、Photoshop CC(ラスターデータ画像)、Illustrator CC(ベクターデータ画像)、After Effects CC(コンポジット=素材の統合)、Audition CC(音声)など、別のソフトウェアを切り換えながら使うらしい。 なんと非効率なことか。

もっとも、新海監督はこれまでも絵コンテとビデオコンテを並行して制作しており、それが新海監督の特色のひとつでもあった。今回新しくStoryboard Proを使用した理由は、これまでの手法では描いたものが直接時間軸にならないことに煩わしさを感じていたからだという。「今まではPhotoshopで絵を描き、After Effects(以下、AE)で読み込んでカットを配置し、Auditionで音声を付けて……と3つのソフトを行き来しなければなりませんでした。しかも、せっかくビデオコンテをつくっても、これを紙のコンテに起こす作業にかなり手間がかかるため、『言の葉の庭』ではそれだけで1ヶ月もかかってしまったのです。あまりにも不毛で、何とかならないかとずっと考えていました」(新海監督)。

引用元: Toon Boom|Storyboard Pro事例-映画「君の名は。」 |CG・コンテンツ制作|ダイキン工業株式会社 電子システム事業部

例えば、「映画をつくりたい」「アニメをつくりたい」など、目的がハッキリしている場合、Adobeはアプリは「使いづらい」。
Adobeのアプリは「機能ごとに細分化されすぎている」ので、1つの目的のために複数のアプリを切り替えるから、使いにくいのだ。
これからは統合型ソフトウェアの時代。
Blackmagic Designが何をやっているのかというと、「DaVinci Resolveにすべてのソフトウェアを有機的に統合する作業」なんだよね。
Adobeはそれをやっていない。
Adobeは、すでにオワコンかも。

DaVinci Resolveは、まだまだ未熟で穴ぼこの多いソフトウェアだけれども、動画編集ソフト、Fusion、カラー調整(カラコレ、グレーディング)、Fairlight Audio(MA=マルチーディオ:音声調整)が一体化されたソフトウェアでです。

1つのソフトウェアの中に、動画づくりに必要な要素が、あらかた入っているので、「いちいち別ソフトを立ち上げて、エクスポート/インポートをしながら作業する」のではない。

DaVinci Resolveの内部で、だいたいのことが完結する。

しかもDaVinci Resolveに組み込まれている各ソフトは、ノードベースで統一されている。

今後は、DaVinci Resolveのように「ノードベースのソフトウェア」であり、かつ、「統合されたソフトウェア」であることが大事になってくる。

After Effects CCは、動画関連のデファクトスタンダードのソフトウェアの1つではある。 しかし、先を見越した場合、「After Effects CCをはずしておく」「Adobeをはずしておく」のが、1つのやり方だと思う。

Adobeは技術革新が停滞しているから、危ないと思うよ。 いまどきレイヤーベースを改めないなんて、時代遅れなんだよね。

Blackmagic DesignのDaVinci ResolveやFusionはノードベース

はじめてのFusion(1)/Fusionとは? | Vook(ヴック)

CINEMA 4Dはノードベース

CINEMA 4D

Blenderはノードベース

blender.org - Home of the Blender project - Free and Open 3D Creation Software

 
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