どうしてPanasonic DMC-GX8ではいけないのか? 

食べ歩き世界旅行をしているYouTuberのMr. Mark Wiens(マーク・ウィーンズさん)が使用しているカメラはDMC-GX8です。

DMC-GX8|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

Lumix GX8 - Migrationology - Food Travel Blog

Mark Wiens - YouTube

DMC-GX8でも、かなりきれいに撮れます。

マーク・ウィーンズさんのように、外ロケが中心で、動画用カメラに小型軽量さが求められる場合には、DMC-GX8でもよいと思います。

ただしDMC-GX8の場合、「16kHz/24bitも可能なXLRマイク端子 Panasonic DMW-XLR1」が使えないのです。

Panasonic DMW-XLR1が適合するのは、DC-GH5とDC-GH5Sの2機種だけです。

DMW-XLR1
オープン価格※
別売のXLRマイクロホンアダプターを使用すれば、高性能なXLRマイクを装着することができ、高品位なステレオ音質で動画の音声を収録することが可能。映像遅延を気にすることなく、リップシンクの合った音声・動画記録ができます。
また、ボリューム・ゲイン・ローカット・オートレベル制御のスイ ッチも備えているので、簡単に設定調整ができます。さらに、ハイレゾ音声(96kHz/24bit)収録※1による4K動画記録にも対応。MIC/LINE/コンデンサーマイク切換もでき、プラグインパワーで使用可能です。
※1 GH5S・GH5, MOVのみ対応。

引用元: 対応アクセサリー|DC-GH5S|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic | DC-GH5S | 一眼カメラ Gシリーズ | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

Panasonic DMW-XLR1を使うと、音声別録り(ボイスレコーダー/フィールドレコーダーを使用)をせずに、動画の音声トラックに直接、高音質の音声を収録することができるので、動画編集の段階がラクになるのです。

結局、ボイスレコーダー/フィールドレコーダーを使って音声別録りをやると、動画と別録り音声とを手動で合わせる必要が出てくるのです。 基本的には、柏手を打ったり、カチンコを鳴らしたりして、動画と別録り音声とを手動で合わせます。

ただし動画編集ソフトの場合、「音声トラックにおける『動画でいう1フレーム」に相当する長さが長い(目が粗い)」ため、リップシンク(口パクと音声との同期具合)に乱れ(音声が遅れるか、映像が送れるか)がしょうじることがあります。

この場合、動画編集ソフトではなく、DAWや波形編集ソフト(音声を編集するソフト)で、より細かい単位で音声トラックを削り込みます。 これを書き出して動画編集ソフトに戻し、それでカチンコの波形を目で見て位置を合わせ込み、その動画クリップの終盤をチェックして、リップシンクにズレがないかどうかをチェックします。

撮影段階で、カメラからタイムコード信号を出力して、ボイスレコーダー/フィールドレコーダーでそれを受けながら音声を収録する。 そうすると、動画編集ソフトにおいても、容易に完璧なリップシンクを実現することができます。

そういう意味では、タイムコード出力をもたない一眼カメラは、動画撮影用には、まったく向いていないのだと考えるべきでしょう。

XLR端子ユニットを使うと、アクセサリーシューが占拠されてしまいますので、ワイヤレスのラベリアマイクの受信機、あるいは、LED照明などをアクセサリーシューに取り付けることができなくなります。 こうなってくると、一眼カメラをリグの中に組み込んだほうがよくなる。

一眼カメラ リグ - Google 検索

どうせリグを組むのであれば、一眼カメラのXLR端子ユニットを使わないで、タイムコードでカメラとフィールドレコーダーとを同期させ、フィールドレコーダーで収録したほうが高音質だし、何よりも、突然の大音量への耐性が高いです。 フィールドレコーダーだと、「低い録音レベルのトラック(ステレオLR)」「標準の録音レベルのトラック(ステレオLR)」の合計4トラックを使ったバックアップ付きの録音ができます。

YouTubeに動画投稿をしている人には、録音レベルがオーバーしている人が多いです(とくに男性のゲーム実況チャンネル)。 もっと録音レベルを抑え気味にしないと。

録音レベルが高すぎて「音割れ」「音飛び」したら、ポストプロダクション(収録後工程)手の施しようがありません。

録音レベルが低すぎるものは、「音量を上げて、ノイズを減らす」という加工をすることが可能です。 録音素材を後から手直しするためのツールとして、iZotopeのRXなどがあります。

iZotope 一覧|サウンドハウス

とにかく「録音レベルは低めに」「音割れさせるな」「音飛びさせるな」ということです。

「録音レベルと露出はアンダー気味で」が動画撮影の絶対条件です。

「露出はアンダー気味で」について。

動画のシャッタースピードは、家庭用交流電源が50Hzの地域(東日本)では「50分の1」または「100分の1」、家庭用交流電源が60Hzの地域(西日本)では「60分の1」または「120分の1」に固定して動かさないのが通常です。

動画撮影のシャッタースピードを決める一番の要因は、このフリッカー現象を防止することにあります。これを防ぐために、シャッタースピードを1/50秒、もしくは1/100秒に設定する必要があるのです。下の図のように、シャッタースピードをヘルツ数の倍数に合わせます。そうすると各コマの明るさが一定になるので『ちらつき』のない映像を撮影することができます。
ちなみに、西日本の電源周波数は60ヘルツ。なので、西日本で撮影する場合は、シャッタースピードを1/60秒、もしくは1/120秒にする。ということになります。静止画を撮っているカメラマンさんからすると、1/50秒 or1/100秒というシャッター スピードは、きっととてつもなく遅いシャッタースピードに聞こえますよね。シャッターを押す反動で画面がブレてしまうことを『手ブレ』と言いますが、まさに『手ブレ』してしまいそ うです。

引用元: 【動画撮影の極意】シャッタースピードは 1/50秒もしくは 1/100秒に設定しよう♪ | STUDIO amu

ですので、動画の「露出」(明るさ)を決める要素は、「NDフィルター」「絞り」「ISO感度」の3点になると思います。 「NDフィルター」は、晴れた日の屋外で「白飛びを防ぐ」ために使われる「レンズのサングラス」のことです。

一眼カメラだとレンズの前部(前玉〔まえだま〕の前)にNDフィルターをねじ込むのがふつうで、業務用ビデオカメラの場合はNDフィルターがカメラに内蔵されています。

凝る人だと、NDフィルターをレンズの後玉(あとだま:イメージセンサーに近い側のレンズ)の直後の部分にNDフィルター(網戸のように粗い黒の布きれ)を貼り付ける人もいます。

ヨドバシ.com - 富士フイルム FUJIFILM ND-0.6 光量調整用フィルター(NDフィルター) 10×10 通販【全品無料配達】

NDフィルター | 富士フイルム

VPL-VW12HT導入記<シネマフィルター・Image Director編>

Panasonic DMC-FZH1の場合、ネオ一眼(一眼カメラのかたちをしたコンパクトデジタルカメラ)なのにNDフィルターが内蔵されています。

NDフィルター内蔵で、撮影環境にとらわれない作品づくりが可能に
NDフィルター内蔵で、晴天下や逆光のような極端に明るい場面でも、レンズのボケ味を活かした作品づくりや、長時間露光による独特の表現が可能になりました。NDフィルターは1/4、1/16、1/64と3段階で調節が可能で、さらにAUTOモードも搭載。絞り/メカシャッター/2枚3段のNDフィルターの一体構造で光学系のコンパクト化を実現しました。
別売のNDフィルターを付ける手間が省けるため、シーンに合わせた撮影に即座に対応できます。

引用元: 新光学性能|DMC-FZH1|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

この「NDフィルター」「絞り」「ISO感度」の3点をうまく使って、「露出がアンダーになるように撮影し、けっして白飛びさせない」ことが大事です。

「露出がアンダー」な動画ファイルを、後から明るい画面に手直しすることは可能です。

しかし「露出がオーバー」な動画ファイルは、映像データが白くすっ飛んでおり、後から手直しできません。

「録音レベルはアンダー気味に」「露出はアンダー気味に」ということを、必ず心がけてください。

動画の収録で、わざわざフィールドレコーダーを使うのは、「音質がいいこと」と「録音レベル違いでバックアップの録音が録れること」が大きいと思います。 しかし、動画と音声を同期させる(カンペキにリップシンクさせる)のは手間なので、音声別録りであれば、タイムコード機能は(カメラ側もフィールドレコーダー側も)があったほうがいいです。

「音声波形を基準として〔元動画〕と〔別録り音声/別撮り動画〕とを同期させる」ことも可能です。

Premiere Pro CC〔Adobe〕、Final Cut Pro〔Apple〕、DaVinci Resolve〔Blackmagic Design〕は、「音声波形を基準として〔元動画〕と〔別録り音声/別撮り動画〕とを同期させる」ことを「動画編集ソフトの判断で自動的におこなわせる」機能をもちます。

http://documents.blackmagicdesign.com/DaVinciResolve/20180406-341247/DaVinci_Resolve_15_Supported_Codec_List.pdf

DaVinci Resolveで別撮りした音声を合わせる方法! | Vook(ヴック)

EDIUS Pro〔Grass Valley〕には、「音声波形を基準として〔元動画〕と〔別録り音声/別撮り動画〕とを同期させる」機能がありません。 しかしPluralEyes〔RED GIANT〕を利用することによって、「音声波形を基準として〔元動画〕と〔別録り音声/別撮り動画〕とを同期させる」ことを自動化することができます。

【Windows 版】
対応アプリケーション:
- Adobe Premiere Pro CS6 / CC 2014 / CC 2015 / CC 2015.3 / CC 2017 / CC 2018
- Sony Vegas Pro 11 / 12 /13
- EDIUS Pro 7.5 / 8 / 9
【Macintosh 版】
対応アプリケーション:
- Adobe Premiere Pro CS6 / CC 2014 / CC 2015 / CC 2015.3 / CC 2017 / CC 2018
- Apple Final Cut Pro X (10.2.3以降)

引用元: バージョンアップしてより速く、正確にそしてさらに自動化 パラ収録した複数の画と音を自動シンクロする映像音声同期ソフト:PluralEyes 4 (プルーラルアイズ 4)

しかし総合的に考えて、「動画と別録り音声をポストプロダクション(収録後工程)において同期させる」というのは、動画を大量に収録・納品(アップロード)する場合には、面倒くさくてやってられない作業です。

映画やCMやミュージックビデオなどの「作品」を作り込む場合には、たしかに「動画と別録り音声をポストプロダクション(収録後工程)において同期させる」のも仕方ないでしょう。

他方、毎日動画を収録し、毎日YouTubeに動画をアップロードする。 そういうやり方である場合、「動画の音声トラックに、高音質な音声信号を直接記録する」というやり方が現実的です。

ですので、一眼カメラで動画を撮ろうとする場合、XLR端子ユニットをもつ機種、「SONYのα6500」「SONYのα7 IIIのシリーズ」「PanasonicのDC-GH5/DC-GH5S」という系統しか、条件に適合しないのです。

ただし一眼カメラの動画トラックに音声を収録する場合、録音レベルがオーバーして、「音割れ」「音飛び」した場合に代替手段がなくなるので、動画収録時は、念のため、ボイスレコーダー/フィールドレコーダーを同時に回しておいたほうがよいです。

ZOOMやTASCAMの最近の機種では、録音レベルを違えて、2つの音声(「ステレオの左右」が2トラックで合計4ch)を録音する機能があります。

バックアップの意味で、ボイスレコーダー/フィールドレコーダーを使うことはとても重要です。

しかし、録音レベルさえ間違えなければ、動画と音声が1つのファイルに収まっている状態のファイルが得られる点から、Panasonic DMW-XLR1の効果は大きいと思います。

そもそも「業務用ビデオカメラ」と「民生用ビデオカメラ」との違いは、XLR端子の有無なのです。

φ3.5mmのマイクやケーブルは、ノイズを拾いやすく、耐久性に欠ける面があるので、業務機の世界では、XLR接続が広く使われているのです。

結局、Panasonic DMW-XLR1によって、DC-GH5やDC-GH5Sが「業務用ビデオカメラ」に化けるわけです。

SONYも、α7 IIIやα6500などに適合するXLR端子ユニット(XLR-K2M)を販売しています。

XLR-K2M | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

私の知るかぎり、一眼カメラ用にXLR端子ユニットを発売しているのは、PanasonicとSONYだけです。

申し訳ない言い方ですけれども、CanonやFUJIFILMの写真・動画の「色」がいかに素晴らしかろうとも、「一眼カメラで動画を撮りたい人」の場合、一眼カメラ用のXLR端子ユニットを出さないメーカーの一眼カメラなんて、ぜったいに買いません。

動画は音声が9割だと私は勝手に思っているのです。 低ビットレートのためキュルユルしたノイズの入っている動画、ホワイトノイズだらけの動画、部屋の反響音が盛大に入っている動画など「音の悪い動画」がYouTubeに上がっていますけれども、1秒でその動画を止めます。 画質がよくても、音の悪い動画は見る気がしません。

FUJIFILMが「X-H1」や「X-H1の後継機種」を本気で「シネマ用の一眼カメラ」にしたいのだったら、「少なくとも4K-30pにおいて4:2:2-10bitの本体内記録に対応する」「XLR端子ユニットを出す」など、動画機らしさを出してほしいものだと思います。

私が思うに、ミラーレス一眼というのは、「写真だけでなく、動画も」という含みをもっている撮影機材なのですよ。

というより、「写真専用カメラ」を考えた場合、2018-08-12現在でもメカニカルシャッターのほうが信頼性が高いと考えられるので、写真撮影だけだったら、現在でも一眼「レフ」カメラのほうが有利だと思うわけです。 Canonでいえば、写真中心であれば、EOS Mではなく、EOS Kissのほうがオススメだと思うわけです。

ミラーレスにするからには、写真機能だけでなく、動画機能も本格的に搭載してほしいものだと思うわけです。

とくに、以下のような一眼カメラは、「低予算シネマのためのカメラヘッド」として利用されることも多いわけです。 というより、この5つ以外は、いろいろ「足りない部分」が多すぎて、動画用カメラとして検討する時間・手間がもったいないのです。

代表的な動画用一眼カメラ 【XLR端子ユニットあり】:「SONYのα6500」
【XLR端子ユニットあり】:「SONYのα7 IIIのシリーズ(α9、α7R III、α7S IIなど)」
【XLR端子ユニットあり】:「PanasonicのDC-GH5」
【XLR端子ユニットあり】:「PanasonicのDC-GH5S」
**【XLR端子ユニットなし】:**「FUJIFILMのX-H1」

以上の5つのうち、動画用一眼カメラとして、最も気合いが入っているのは「PanasonicのDC-GH5」「PanasonicのDC-GH5S」です。

「SONYのα6500」「SONYのα7 IIIのシリーズ(α9、α7R III、α7S IIなど)」にはバリアングル・モニターが付いていないので、自撮りには向かない点から、あまり積極的にはオススメしません。


Panasonicには、バリアングル・モニターを搭載したマイクロフォーサーズ機として、DC-GH5/DC-GH5Sの劣化版みたいな機種がいくつかあります。 DMC-GX8もその1つです。

それらのいずれも、あまりオススメしません。 なぜならば、そのカメラを動画撮影において本格的に運用しようとすると「足りない部分」のせいで行き詰まるからです。

Panasonicのカメラは値下がりが激しいです。 ですので、DC-GH5/DC-GH5Sというフラッグシップ機以外のカメラには「足りない部分」が盛り込まれており、どうしてもDC-GH5/DC-GH5S(という最も高額な商品)を選ばざるを得ないように仕組まれているのです。

DC-GH5/DC-GH5Sを選ばずにDMC-GX8で済ませようとすると、DMC-GX8の「足りない部分」によって、必ずや「DC-GH5/DC-GH5Sを買っておけばよかった」と後悔することになるでしょう。

それから、「デジタルもの」の旧機種というのは、「○○に非対応」など「機能において大きな欠点になる地雷要素」が含まれていることが多いので、「デジタルもの」は、できるだけ最新機種を選んでおくのが無難である、ということはいえます。

DMC-GX8の欠点をも知り抜いて、それでもDMC-GX8を選ぶというのなら、それもよい選択だと思いますけどね。

いまの時代、4K-60pで撮れたほうが「作品」が長く残りやすい。 それだけはいえます。

DC-GH5Sだけですよ、4K-60pを使って本体内記録ができるのは。

自分が撮影した作品を長く残したい場合、4K-60pで撮影しておくことをオススメします。

FUJIFILM新型ミラーレス機|FUJIFILM X-T3

FUJIFILM X-T3では、いよいよカメラ本体にH.265/HEVCコーデックによるエンコーダーを搭載したことによって、ファイルサイズが小さくなります。

H.264で撮影した動画ファイルのサイズを100とすると、H.265で撮影した動画ファイルのサイズは50程度になるようです。

4K動画が当たり前になってきて、しかも4K-60p 4:2:2-10bit記録が当たり前になってくると、ファイルサイズが巨大になり、やがて撮影素材を保存しておくストレージが不足するという問題に直面することになるでしょう。

そうなってくると、従来のH.264コーデックではなく、H.265コーデックを利用し、ファイルサイズを小さくする(高圧縮にする)のは、当然の流れです。

ただし、H.265コーデックでエンコードしたファイルは、ファイルサイズこそ小さいですけれども、H.265コーデックは高圧縮規格であるだけに、デコード過程において、多くの演算を必要とすることになります。

具体的には、「CPU内GPUにH.265のデコーダー〔ハードウェアデコード〕が付いている」または「グラフィックボードにH.265のデコーダー〔ハードウェアデコード〕が付いている」など、ハードウェア的な環境を整える必要があります。

だからH.265に対応した、新しいPCに買い換える必要が出てくる人も多いと思います。

NVIDIAのグラフィックボードだったら、かなり昔からH.265に対応していると思います。

そして、今この時点でPCが「買い時」かというとNOであり、「Intel第8世代プロセッサの末期」にあたる現在は、「Intel第9世代プロセッサ=Thunderbolt 3にネイティブ対応」の登場を待つべきでしょう。

4K動画のファイルサイズは大きく、転送にはThunderbolt 3(汎用データの高速伝送規格)を使わないと、遅くてやってられません。

まとめると、「動画コーデックのH.264からH.265への移行」と「Thunderbolt 3への対応」という2つの「旧来のハードウェアを古びさせる新技術」が来ているのですね。

ちなみに、GH5SはH.265に非対応です。 H.265のハードウェアエンコーダを本体内に装備した一眼カメラは、FUJIFILM X-T3が初めてかもしれません。 そのうち一般化するでしょう。

H.265のハードウェアエンコーダは、GH5Sの次の機種から、多分搭載されるでしょうし、その機種では「4K-60p 4:2:2-10bitの本体内SDカード記録」も搭載してくると思います。

「4K-60p 4:2:2-10bitの本体内SDカード記録」と「H.265ハードウェアエンコーダ」と「SDカードダブルスロット」が装備されれば、ひとまず「完成」で、あとは暗所ノイズの少なさとか、そういう「細目」「各論」の問題になってくるでしょう。

とりあえず、「4K-60p 4:2:2-10bitの本体内SDカード記録」と「H.265ハードウェアエンコーダ」の2点は、重要なスペックですから、注目しておきたいものです。

Panasonicは、この9月の末ごろに、フルサイズの新レンズマウントを発表すると噂されます。

フルサイズとなると、レンズ口径が大きくなり、レンズ重量は重たくなり、レンズ価格は高額になります。

ですので、4K-60p 4:2:2-10bitという範囲では、マイクロフォーサーズ〔OLYMPUS/Panasonic〕というレンズマウント/センサーサイズで大丈夫だと思います。

フルサイズになると、背景ボケしやすくなりますけれども、背景ボケというのは、最初こそ「素敵」と思うものの、すぐに飽きがきて、うざくなるものなのです。

もちろん、絞りを絞れば、被写界深度は増大して、奥までくっきり見えるようになります。

しかし、そうやって「絞って使う」「写真ではなく動画が中心である」ということになると、4K-60p 4:2:2-10bitという範囲では、マイクロフォーサーズ〔OLYMPUS/Panasonic〕ないしはAPS-Cサイズというセンサーサイズを選択するのが適切ではないかと、現在のところ、私は思っています。

センサーサイズをフルサイズにすると、レンズが重たく、レンズが高価になって、撮影が面倒に、あるいは、撮影が怖くなるんですよ。

「一眼カメラで動画を撮る」という趣旨は、「安い機材で高画質を得る」という部分にあります。

それならば、マイクロフォーサーズまたはAPS-Cサイズのカメラ本体にして、レンズも軽量で安いものが使える状況にしたほうがいいです。

もちろん、センサーサイズが大きいと、暗所性能が高まりますので、センサーサイズが大きいことは、「いいこと」なのです。

けれども、レンズが重たく高額になるデメリット、それによって、撮影が面倒で怖いものに変わるとすれば、フルサイズは使わないほうがいい。

大きく見て、「写真撮影中心ならフルサイズカメラが必要」だけれども「動画撮影中心なら、あえてマイクロフォーサーズかAPS-Cサイズにしておく」というのが「バランスのいい選択」になろうかと思います。

考えてみてください。 SIGMA〔シグマ〕のArtシリーズ、あるいは、SONYのG MASTERシリーズといった、大口径で重たいレンズを取り付けたα7 III〔SONY〕、α7R III〔SONY〕等を、手持ちのジンバルに載せて動画を撮影したいと思いますか? 

つまり動画撮影では、「カメラ本体+レンズをジンバルに載せる可能性がある」という大きな制約があるわけです。

大きさ・重さについて、「ジンバルでの手持ち撮影が可能かどうか」という重要な判断要素があるわけです。

したがって、大口径で重たいレンズは却下。

したがって、センサーサイズも、フルサイズは今のところ却下なのです。

明るいけれども軽量なフルサイズ用レンズを、TAMRON〔タムロン〕が開発しています。

そういった傾向が強まり、「フルサイズ用レンズでも軽量で安価」という環境が整えば、当然、フルサイズでの動画撮影に移行するのが好ましいことです。

ただし現時点では、マイクロフォーサーズまたはAPS-Cサイズのカメラ本体にして、レンズも軽量で安いものが使える状況にしたほうがいいです。

さて、FUJIFILM X-T3ですけれども、Xマウント〔FUJIFILM〕のレンズが、SIGMA〔シグマ〕やTAMRON〔タムロン〕などから出ていないので、 「レンズの種類が足りない」というハンディキャップを、Xマウントは長らく背負い続けることになるでしょう。

ズバリ、Xマウントは苦労するからヤメトケでしょう。

価格.com - 対応マウント:Xマウント系のレンズ 人気売れ筋ランキング

Xマウントで苦労するぐらいなら、マイクロフォーサーズ、特にGH5S〔Panasonic〕を使い込んで、映像作品を量産したほうがいいです。

それから、デジタルスチルカメラは、29分59秒で動画撮影が自動停止されます(EUの関税を回避するため/過熱による故障・損傷を避けるため)。 Panasonicから出ているDMC-FZH1、DC-GH5、DC-GH5S、DMC-G8は、この29分59秒制限を取り払っています。

FUJIFILM X-T3も29分59秒制限を設けているようです。 しかもFUJIFILM X-T3にもバリアングル・モニターは搭載されなかった。 これは痛恨のミスです。

たとえ故障因子が増えたとしても、バリアングル・モニターの利便性は譲れないと思います。

SONYもバリアングル・モニター搭載のミラーレス機を出しませんね。

ですから、「一眼カメラで動画を撮影する」という場合、現在のところ、PanasonicとEOS R〔Canon〕でしょう。

ユーチューバー向けカメラなら、DC-GH5Sが筆頭候補で、時点でDMC-G8です。

ミラーレス機は、フルサイズでもボディは小型軽量です。

問題なのは、レンズの太さ重さ長さです。

ジンバルにカメラを載せて撮影する場合、マイクロフォーサーズ、または、APS-Cサイズのカメラでないと、レンズの重量の関係から、ジンバルへの搭載が難しくなる場合があるでしょう。

またマイクロフォーサーズでも、「DC-GH5」「DC-GH5S」は重量が重たいため、ジンバルによる自撮りに「DC-GH5」「DC-GH5S」を使うことは厳しい。

DMC-G8は、この点、軽量ですから有利です。 しかしマイクロフォーサーズといえども、レンズが重たい場合があります。

総じていえることは、外出して動画撮影をすることが多い場合、フルサイズのボディでは「レンズが重たい」という理由で、カメラを使用するのが億劫になりがちだということです。

手持ちの動画撮影を考えているのだったら、マイクロフォーサーズ機、または、APS-Cサイズ機のどちらかでしょう。

軽量なのは、DMC-G8〔マイクロフォーサーズ〕と、X-T3〔APS-Cサイズ〕です。


YouTubeでもH.265の動画を受け入れています。 ただしYouTubeの場合、H.265でアップロードしても、トランスコード〔再エンコード〕されますので、YouTube動画を再生するスマホ/タブレット、PCがH.265のハードウェアエンコード機能を有していなくても、たぶん大丈夫でしょう。

ミラーレスデジタルカメラで世界初となる4K/60P 4:2:0 10bitのカメラ内SDカード記録に対応。さらに、より多くの色情報を記録できる4K/60P 4:2:2 10bitHDMI出力にも、APS-Cサイズ以上のセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラとして世界で初めて対応しました。SDカード記録では汎用性の高い「H.264/MPEG-4 AVC」規格に加え、高い圧縮効率の「H.265/HEVC」規格を採用。4K/60P 4:2:0 10bitの映像を200Mbpsの高ビットレートで収録でき、HDMI出力とカメラ内SDカード記録の同時撮影も可能です。動画圧縮方式では、画質優先のALL-Intra(*10)と圧縮率優先のLong GOPが選択可能となり、ALL-Intraでは400Mbpsで記録(*11)します。

引用元: 「Xシリーズ」が第4世代へと絶え間なく進化!色調豊かで滑らかな4K動画の記録が可能な4K/60P 10bitに世界で初めて対応し、プロの映像制作ニーズにこたえる ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」新発売 : ニュースリリース | 富士フイルム

【DC-GH5S】:
――本体内SDカード記録:
[4K-30p 4:2:2-10bit][C4K-30p 4:2:2-10bit]
[4K-50p 4:2:2-8bit][C4K-50p 4:2:2-8bit]
[4K-60p 4:2:2-8bit][C4K-60p 4:2:2-8bit]
――HDMIクリーン出力:
[4K-60p 4:2:2-10bit][C4K-60p 4:2:2-10bit]

FUJIFILM X-T3 4K-60pの4:2:0-10bitなら内部収録できます。

GH5S 4:2:0-10bit

FUJIFILM X-T3詳報 - デジカメ Watch

Panasonic DC-GH5SとDC-GH5に適合|16kHz/24bitも可能なXLRマイク端子 Panasonic DMW-XLR1

ヨドバシ.com - パナソニック PANASONIC DMW-XLR1 [XLRマイクロホンアダプター] 通販【全品無料配達】

※3 別売のXLRマイクロホンアダプター DMW-XLR1装着時。

引用元: 仕様(スペック) | DC-GH5S | 一眼カメラ Gシリーズ | デジタルカメラ LUMIX(ルミックス) | Panasonic

camerakun.info LUMIX GH5Sの音声入力 外部機器と組み合わせた際のレベル調整 -DMW-XLR1を用いた収録-

YouTubeで勝ち残っている動画投稿者を見ると

YouTubeで勝ち残っている動画投稿者を見ると、(1)「定期的にクォリティの高い動画をアップロードし続けている」、(2)「編集が丁寧で動画にムダがない」、(3)「画質・音質(=機材)において妥協がない」という特徴が見られます。

スチルカメラで「動画撮影の最大時間が29分59秒まで」という制限がないのはPanasonicの4機種(DC-GH5S、DC-GH5、DMC-G8、DMC-FZH1)だけ

世界のスチルカメラで「動画撮影の最大時間が29分59秒まで」という制限がないのはPanasonicの4機種(DC-GH5S、DC-GH5、DMC-G8、DMC-FZH1)だけであり、この4機種はバリアングル・モニター(自撮りのとき画角がわかる)を搭載しています。

レンズの種類は、できるだけ増やさないほうがいいです。

レンズはカビが生えるので、防湿ケース、防湿庫などで維持管理していく必要があります。 使わないレンズのために、大きな防湿庫を購入するなんて愚かです。

もちろん、カメラ機材そのものが趣味であるような人は別ですけれども、動画を撮影する場合には、ズームレンズを2本までとし、それ以上増やさないことが大事だと思います。

いや、実際にはズームレンズ1本だけをカメラに付けっぱなしにして、それですべての動画を撮ればいいと思います。

室内撮影では「万能ネギ」|DC-GH5やDC-GH5Sにオススメ DC-GH5やDC-GH5Sにオススメの「これ1本あれば、ほぼおkのレンズ」。

マイクロフォーサーズで12-60mmということは、35mmフルサイズに換算する(焦点距離を2倍にすればよい)と24-120mmという焦点距離(画角)になります。 この焦点距離の範囲で、室内撮影なら、ほぼすべてのシーンで困ることはないでしょう。

※MFT(マイクロフォーサーズ)。

ただし、上記のレンズでは、「12mm(MFT換算24mm)よりも広角側」と「60mm(MFT換算120mm)よりも望遠側」という領域が未カバーです。

望遠側は、室内撮影では使いません。

広角域について。 12mm(換算24mm)のときに得られる画角よりも、画角を広くとったほうが好ましいシーンがあるのかといったら、YouTube撮影の場合、それはカメラと演者を近づけながらも広い範囲を撮りたい場合ぐらいだと思います。

デジタル一眼レフカメラの基礎知識 - レンズ | Enjoyニコン | ニコンイメージング

例えば、カメラを自分の手で持って自撮りする場合も、広角域のレンズが欲しくなります。

「広角域のレンズ」といっても、手持ちの自撮りの場合、レンズが重たくてはいけませんので、10mmとか12mmとかの単焦点レンズしか使うことはできないと思います。

そういう単焦点レンズは、写真では「背景のボケたきれいな写真を撮る」のに役立ちますけれども、動画撮影で単焦点レンズとなると、レンズを付け替える手間のせいで、どこかでイヤになってしまうでしょう。

動画撮影に単焦点レンズは、基本的には、ふさわしくありません。 もちろん、単焦点レンズのほうが、ズームレンズよりも、明るくて画質がシャープです。 そういう「究極の高画質」を目指す場合には、単焦点レンズを、焦点距離ごとに用意するのもよいでしょう。

しかし、動画を効率よく撮影していく場合には、ズームレンズ一択だと思います。

またそもそも、自撮りの場合には、広角側のレンズを用意するよりも、「GoProやSONY HDR-AS300などのアクションカム」または「コンパクトデジタルカメラ」を用意したほうが合理的です。

HDR-AS300は手ブレ補正がとてもよくききます。

HDR-AS300/AS300R | デジタルビデオカメラ アクションカム | ソニー

広角域では、焦点距離がたった1mm短くなるだけで、画角が大きく広がります。 ですので、12-60mmよりも11-60mmのほうが便利なズームですし、11-60mmよりも10-60mmのほうが便利なズームです。

しかし、焦点距離を1mm短くすることは、とても大変なことであり、レンズの値段もそれだけ高くなります。

広角レンズは高い。

広角側がどうしても必要な場合のレンズ

動画撮影を目的としてDC-GH5S(動画撮影の専用機みたいなもの)を使う場合、最大でも、レンズは上記の2本だけで、たぶん十分です。 いや、広角側のズームレンズは必要ないと思います。

「買う前だけが楽しくて、買ったとしても、どうせ使わないのが広角レンズ」ということは、よくいわれます。

上記の2本を一般的に表せば、次のようになります。

(1)「標準域(フルサイズで50mm/マイクロフォーサーズで25mmの周辺)のズームレンズ」【ここではパナライカ 12-60mm F2.8-4.0】【これ1本で「万能ネギ」】

(2)「広角域(標準域のカバー範囲よいも焦点距離が短い領域)のズームレンズ」【ここではパナライカ 8-18mm F2.8-4.0】【とりあえずは不要】

マイクロフォーサーズの動画用ミラーレス一眼で動画を撮る場合、この2本のレンズ以外は必要ないと思います。 いや、1本だけでじゅうぶんですよ。


レンズ沼とかいってますけど、くだらない安いレンズがたくさんあっても意味がありません。

「レンズは2本まで」「防湿庫をもたず、防湿ケースにシリカゲルを入れて管理する」という大方針を守り抜けば、沼にハマるわけがありません。

カメラを買うときに、キットレンズ付きのを買う人がいますけれども、アホですね。

キットレンズには「悪くないレンズ」が入っていることはあっても、「F2.8通しの標準ズーム」などの「最終的には、このレンズに落ち着く」という「結論としてのレンズ」が入っていることは、まずありません。

レンズキットには、残念なキットレンズしか入っていない。 また「そこそこ使えるキットレンズ」が入っていたにしても、「結論としてのレンズ」を購入したら、その「中途半端なレンズ」は防湿庫の肥やしになるだけ。 そういうムダなレンズには、手を出さないことです。 もちろん、「ボディ単体」よりも「レンズキット」のほうが安価であるといった逆転現象が発生している場合は別ですよ。 そういうときは、キットレンズを即座に売ってください。

カメラのキタムラで買う場合には、レンズキット製品は、レンズだけ即座に買い取ってもらえると思います。

くだらない安いレンズで残念な写真や動画を量産するよりも、最高レベルのレンズを最初から1本だけ購入して、大事に使い続けましょう。

マイクロフォーサーズのレンズを持っていると、PanasonicとOLYMPUSのカメラが使えます。

ただしOLYMPUSは、「動画には力を入れない宣言」をしているので、OLYMPUSのボディを買う場合には、写真中心の用途だと割り切ってください。

またマイクロフォーサーズの場合、JVC GY-LS300CH(マイクロフォーサーズマウントに適合する業務用ビデオカメラ)またはその後継機が使えます。

JVC GY-LS300CHというのは、レンズマウントがマイクロフォーサーズで、「センサーサイズがスーパー35mm(≒APS-Cサイズ)」という変則的な「レンズ交換式ビデオカメラ」です。

4KメモリーカードカメラレコーダーGY-LS300CH製品情報 | JVC

SONYの業務用ビデオカメラ(50万円~70万円)で、センサーサイズが1/2型とか、1/3型とか、ものすごい豆粒センサーの機種がありますけれども、その画質は残念であることが多いです。

センサーサイズが小さいとパンフォーカス(画面の全面にピントが合う状態)になり、ズーム倍率も大きくなり、ビットレートを高く録画すると、それなりに「きれいな動画」に見えますけれども、大きな画面で見ると「細部が破綻したうんこ動画」であることに気づかされ、がっかりします。

センサーサイズが小さいメリットもあります。 あるのですけれども、基本的には、センサーサイズが大きいほうが高画質です。

またレンズ交換式のビデオカメラのほうが圧倒的に高画質です。

そういう意味では、JVC GY-LS300CHという「センサーサイズがスーパー35mm」で「レンズ交換式のビデオカメラ」というのは、40万円もしないのに、恐ろしいほどの高画質を見せてくれるビデオカメラなのです。

JVC GY-LS300CHは、単焦点レンズでも画角を変えることができる(疑似的にズームレンズになる)機能があります。 ほとんど神機といっても差し支えないでしょう。

ただしJVC GY-LS300CHの欠点は、10bitでの収録ができない点にあります。 ここさえクリアすれば、広く受け容れられると思います。

マイクロフォーサーズのメリットについて。

PanasonicとOLYMPUSは、レンズ交換式ながら小型軽量のカメラがたくさんあります。

カメラ本体はショボくても、レンズが高級だったら、かなり高画質な写真や動画が撮れます。

撮影状況によって、ショボいボディを選ぶこともできる。 この柔軟性がいいですね。

なお、OLYMPUSのマイクロフォーサーズカメラでの動画撮影は、ローリングシャッター現象(動画撮影時に映像がこんにゃくのようにゆらぐ現象)が起こりやすい傾向があるので、動画も撮るならPanasonicの一択でしょう。


業務用ビデオカメラは、安定はしているけれども、画質としては、残念なことが多いです。

業務用ビデオカメラで、「画質がいいな」と思えるのは、100万円を超える機種からだと思います。

一眼カメラで動画を撮る。 どうして、そのような変則的なことをするのかというと、一眼カメラで動画を撮ると、100万円の業務用ビデオカメラの画質が、50万円未満(本体+レンズ)で達成できるなど、コスパが抜群だからです。

そりゃおカネをかければ、アホだって高画質の動画が撮れるのですよ。

どうやっておカネをかけないで、きれいな動画を撮るか。 そこが面白いわけだし、庶民には、その道しか残されていませんからね。

DC-GH5S〔Panasonic〕|オススメ

DC-GH5Sは、ボディ内手ブレ補正が非搭載である点を除き、DC-GH5よりも「上」です。

DC-GH5Sにはボディ内手ブレ補正が非搭載ですけれども、YouTubeの動画撮影では、室内撮りで三脚固定・画角固定での撮影になるでしょう。 したがって、ボディ内手ブレ補正が非搭載であるデメリットは、それほど感じないで済むと思います。

DC-GH5を買うぐらいなら、DC-GH5Sにしておいたほうがいいです。

とりわけ、DC-GH5Sでは、動画撮影時のコンティニュアスAFの追従性能がDC-GH5よりも格段に向上しています。

逆にいえば、DC-GH5の動画撮影時のコンティニュアスAFは、かなり残念なので、動画撮影用ならDC-GH5Sだといえます。

DC-GH5Sはシネマ用のカメラのうち、最も安いカメラだと考えてください。

DC-GH5Sは、20万円台なのに、100万円以上する、あるいは、500万円以上するシネマカメラに匹敵するぐらいの画質を出してくる「おカネのないクリエイターに優しいカメラ」なのです。

Blackmagic Designのカメラは、いろいろと神経質なカメラで、ハッキリいって壊れやすい面がある。

しかしPanasonicのカメラは、故障や不具合に強いと思います。

またDC-GH5Sは、暗所撮影に強く(ISO感度を上げてもノイズが出にくい)、その1点だけでも、動画撮影にとって、大きなメリットがあります。

DC-GH5〔Panasonic〕|あまりオススメしません

DC-GH5は、動画撮影時のコンティニュアスAFがとても残念なので、DC-GH5の後継機種に期待しましょう。

DC-GH5Sでは、動画撮影時のコンティニュアスAFが大幅に改善されています。

DC-GH5とDC-GH5Sの両方が販売されている。 この条件で、DC-GH5を選ぶ理由はありません(よっぽどお金に困っているとかしかない)。

ここでご忠告ですけれども、明確な目的がないのに、少しでも安い機種で済ませようとするのは、かなりネガティブで、オススメできない方法です。 安物買いの銭失いになるからです。 「安い機種」+「中途半端な新機種」の値段で、「最高機種」が買えますから。

DMC-FZH1〔Panasonic〕|あまりオススメしません

DMC-FZH1は、レンズ交換ができません。 コンパクトデジタルカメラです。

レンズ交換式カメラでは、「明るいレンズに買い換える」など、自分で改善する余地があります。 レンズ交換式カメラをオススメします。

DMC-FZH1は、10万円以上もするのにレンズが交換できない。 これだけで、ちょっとアレです。

DMC-FZH1は、ボディが大きい割にセンサーサイズが1型であり、暗所に弱いので、あまりオススメしません。

カメラを暗所に強くさせるためには「画素数を大きく減らして1画素あたりの受光面積を大きくする」または「センサーサイズを大きくする」または「マイクロフォーサーズのカメラに対して、APS-Cサイズまたはフルサイズのレンズを使う。このとき『撮像を縮小するアダプター』(メタボーンズのスピードブースター)を使う」といった解決方法があります。

DMC-FZH1は、「NDフィルター(1/4、1/16、1/64、AUTO)」「20倍(24mm~480mm)の電動ズームレンズ」「しかもそのズームレンズがW端からT端までが30秒の低速電動ズームである」が付いているので、屋外での「電動ズーム」を使った風景映像などの撮影に向いているサブカメラです。


DMC-FZH1は、撮影環境が明るければ(=「昼間」「夜間または室内でも照明を煌々と焚いた状態」ならば)1型のイメージセンサーにしては、とてもきれいな映像を出力します。

しかし1型のイメージセンサーは「夜間」「暗所」「室内」に弱い。 どんなに工夫をしても、センサーサイズが小さいカメラは暗所に弱いわけです。

どうしてアホみたいに高いレンズ、アホみたいに高いカメラボディを買うのか?  暗所なんだよ、暗所。

暗所できれいな映像を撮るために、大きなセンサーサイズ、太くて重たくて高価なレンズを買う。 映像機材の大半は、光量が大幅に不足している環境下でも、それなりの映像が撮れるようにするために、大仰な姿になっているわけです。

「iPhoneで撮った写真や動画がきれいだから、カメラはいらない」とか寝ぼけたこといっている人がおられますけれども、暗所のこと考えてんのか? 

iPhoneはセンサーサイズが小さく、レンズ口径も小さいから、暗所にとても弱い。

さらに私がiPhoneで気になるのは、ノイズをごまかすための塗りつぶしがひどい点です。 例えば、iPhoneでは、髪の毛は黒つぶれします。 解像感がない。

iPhoneで撮った写真・動画を大画面で見てみてくださいよ。 iPhoneの写真・動画は、解像感においてとても残念だから。

公平に見ると、マイクロフォーサーズでも、暗所には弱いので、ほんらい「暗所性能を強化したDC-GH5S」にかんしても、APS-Cサイズに移行するのが筋だと思う。

フルサイズにすると、熱暴走の問題も激しくなるし、レンズも太く重たいものとなるので、4K・6Kぐらいまでなら、APS-Cサイズ(スーパー35mm相当)が最適であろうと思われます。

Panasonic、OLYMPUS、FUJIFILM、SONY、そしてCanonとNikonが、APS-Cサイズという同じ土俵のうえで「動画用一眼カメラ」を出し合うことで切磋琢磨していって欲しいと思います。

しかし短期的には、「Panasonicのマイクロフォーサーズ機にそれなりの高価なレンズを付けて撮影する」のが、一眼カメラで動画撮影をするときの1つの「必勝法」になろうかと思います。


DMC-FZH1は、「自然を撮影するスチルカメラの形状をしたビデオカメラ」だと思っておいたほうがいいと思います。 DMC-FZH1というのは、「外ロケ用の小型ビデオカメラ」だと割り切るのがいいかもしれませんね。

ステレオマイク
臨場感あふれるステレオ音声で記録できる
ドルビーデジタル※1のクリアな音質で、臨場感あふれるステレオ音声を録音できます。
また、φ3.5mmのマイク端子を搭載しているので、ステレオガンマイクロホン DMW-MS2(別売)との接続で、よりよい音質で録音できます。
※1 AVCHD動画撮影時に働きます。MP4動画撮影時は、AAC-LC形式で録音します。
●Dolby、ドルビー及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの商標です。
●静かな場所などで撮影した場合、本体の駆動音が録音される場合があります。

引用元: 動画|DMC-FZH1|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

DMC-FZH1は、AF〔オートフォーカス〕の駆動音が気になる場合があると思います。 DMC-FZH1の前機種であるDMC-FZ1000では、AFの駆動音がけっこう問題になりましたからね。 DMC-FZH1は、YouTubeでの商品紹介など、カメラと演者が近い状態で、カメラのアクセサリー・シューにショットガン・マイクを取り付けて撮影するようなスタイルには、合っていないと思います。

DMC-FZ1000 AF駆動音 - Google 検索

ビデオ撮影にはLUME CUBE(リュームキューブ)というキューブ形の小型LED強力ライトがよい

写真やビデオの世界では、ボディよりもレンズが大事で、レンズよりも照明が大事だといわれるようです。

ビデオ撮影では、LUME CUBE(リュームキューブ)という小型の強力ライトをいくつか組み合わせてライティングをするのがよいと思います。

照明をするとき、大きな機材を買わずに済ませるためには、小型で柔軟な運用のできる機材を選ぶことが大事だと思います。 LUME CUBEは、まさにそのような製品だと思います。

Amazonで見たら、並行輸入でボッタクリをやっている業者などがたくさん見られたので、ケンコー・トキナーのサイトから購入することをオススメします。 Amazonって、マーケットプレイスの悪質な出品者に対して、とても甘いですよね。 Amazonは、こういう部分では、まったく信用なりません。

日中雨の中での動画撮影のライティング解説 / 照明は Lume Cube LEDライト 使用 / かっこいいユーチューバーの動画のコツ【YouTube動画のメイキング#002】 - YouTube

LEDライトで クロスライティング 撮影 / 照明は Aputure 120d & Lume Cube ライト使用 / かっこいいユーチューバーの動画のコツ【YouTube動画のメイキング#006】 - YouTube

深夜の撮影に挑戦。LUME CUBEの威力! #350 [4K] - YouTube

LumeCube(リュームキューブ) 製品  商品一覧ページ | 公式通販オンラインショップ ケンコー・トキナー KenkoTokina

LumeCube | Portable, Durable, Powerful Lights for Photo and Video


キューブ形のLEDライトとして、LITRA TORCH(リトラトーチ)というものも出ているようです。

例のあれ!4cm角のLEDライト!【LITRA TORCH】めっちゃ便利な、ポケットに入る小さい照明!パワフルで、完全に防水ライト【イルコ・スタイル#194】 - YouTube

Litra Torch(リトラトーチ)

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ラベリアマイク

DC-GH5S、DC-GH5、DMC-FZH1のいずれにも、φ3.5mmマイク入力端子が装備されています。

DC-GH5Sのφ3.5mmマイク入力端子は、プラグインパワーに対応しているようです。 たぶんDC-GH5も、DMC-FZH1も、そうだと思います。

camerakun.info LUMIX GH5Sの音声入力 外部機器と組み合わせた際のレベル調整 -DMW-XLR1を用いた収録-

SONYとPanasonicの一眼カメラについて、φ3.5mmマイク入力端子のホワイトノイズは少ないと思います。

気をつける必要があるのは、Canon EOSシリーズのφ3.5mmマイク入力端子は、ホワイトノイズがとても多いという点です。

動画撮影をするために一眼カメラを購入したい人は、Canon EOSシリーズを避けることです。 音質以前に、φ3.5mmマイク入力端子のホワイトノイズがひどいので。


DC-GH5Sのφ3.5mmマイク入力端子に、以下のようなマイクを接続して録画すると、言葉がハッキリ聞き取れ、かつ、部屋の反響音があまり混ざらない、聞き取りやすい音声になります。

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