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[行なっている作業の概要]

ATOK 消してしまった漢字候補の復活 -「Ctrl」+「Delete」で- | OKWAVE

  • ATOKでは、[システム辞書の単語を削除する]という現象は、現実には発生していない。
  • [ATOK数字U1.DIC[ユーザー辞書]という[ユーザー辞書]に、「[かくかくしかじか]という単語を削除した」という情報を保持しているだけである。
  • 改変されているのは[ユーザー辞書]であって、[システム辞書]本体は無傷なのである。
  • ということは、ATOKでシステム辞書の単語を誤って削除してしまったときには、実際には、[ユーザー辞書]の全記録をリセットするわけである。 その「[ユーザー辞書]の全記録をリセットする方法」をこの記事で紹介しているのである。 そうすると、ユーザー側から見ると、[削除したはずのシステム辞書の単語が復活している]ように見えるわけである。

ユーザー辞書に登録された登録単語をテキストファイルとして書き出しておく〔バックアップ〕

  • [Windowsの言語バー]の[□]の中に[三]が描いてあるようなアイコン〔メニューのアイコン〕をクリックする。
  • [プロパティ(環境設定)(R)]をクリックする。
  • [辞書メンテナンス(D)]→[辞書ユーティリティ(U)]とクリックする。 [ATOK数字U1.DIC[ユーザー辞書] - ATOK 辞書ユーティリティ]というウィンドウが立ち上がる。
  • [ツール(T)]→[単語・用例の一覧出力(T)…]→[単語出力]→[出力ファイル]→必要に応じて[参照…]でフォルダーを確認し[ファイル名(F)]を例えば、[E:\大事なこと\登録単語.txt]といったようにフルパスで入力する。
  • 下方にある[単語種類]の[登録単語(K)]のチェックマークは[ON]のまま。
  • 下方にある[単語種類]の[自動登録単語(L)]のチェックマークは、必要に応じて[OFF]。
  • 最後に右上にある[実行(E)]をクリックする。 そうすると登録単語の一覧表がテキストファイルとして書き出される。
  • 適切にウィンドウを閉じる。

[ATOK数字U1.DIC[ユーザー辞書]に対して加えた改変をリセットして、もとの状態に戻す〔削除したシステム単語を元に戻す〕

  • 前もって、登録した単語を書き出しておく〔前項の内容そのもの〕。
  • [Windowsの言語バー]の[□]の中に[三]が描いてあるようなアイコン〔メニューのアイコン〕をクリックする。
  • [プロパティ(環境設定)(R)]をクリックする。
  • [ATOK プロパティ]の中の[辞書・学習]タブをクリックする。
  • [辞書・学習]タブの中の[学習]の[詳細設定(D)…]をクリックする。
  • ウィンドウの下部にある[ユーザー辞書のクリア(C)]をクリックする。
  • ウィンドウが立ち上がり、[ユーザー辞書をクリアしますか?]と問うてくる。
  • [学習内容と、辞書セットに登録した単語がすべて削除されます。]→[はい(Y)k]で作業が完了する。 これで、消えたと思っている単語を変化してみる〔テスト〕。
  • 適切にウィンドウを閉じる。

登録単語.txtをユーザー辞書に一括登録する〔バックアップからのユーザー辞書の復元〕

  • [Windowsの言語バー]の[□]の中に[三]が描いてあるようなアイコン〔メニューのアイコン〕をクリックする。
  • [プロパティ(環境設定)(R)]をクリックする。
  • [辞書メンテナンス(D)]→[辞書ユーティリティ(U)]をクリックする。 [ATOK数字U1.DIC[ユーザー辞書] - ATOK 辞書ユーティリティ]というウィンドウが立ち上がる。
  • [ツール(T)]→[ファイルから登録・削除(U)…]をクリックすると、[ファイルからの登録・削除]というウィンドウが立ち上がる。
  • [ファイルからの登録・削除]というウィンドウの中で[単語ファイル]→必要に応じて[参照…]でフォルダーを確認し[ファイル名(T)]を[E:\大事なこと\登録単語.txt]といったようにフルパスで入力して、最後に右上にある[登録(A)]をクリックする。
  • [そうすると登録単語のテキストファイルから、登録単語たちが、いくらか時間をかけながら[ユーザー辞書]に登録されていく。 [閉じる(C)]と同じ行に[終了しました。]のメッセージが表示されたら[閉じる(C)]をクリックする。
  • 適切にウィンドウを閉じる。