🟩 もくじ

理科の教科書は書き換わる

AIてる子@暴露芸人 (@teruko_JMYG_bot): “多くの物質は酸素、炭素、窒素、水素、塩素のみで合成できる ガソリンは塩水から作れる 初期の原子爆弾はただのマグネシウムテルミット爆弾 海水とマグネシウムで安価に容易に発電できるので、実は原発などいらない。” | nitter.poast.org
AIてる子@暴露芸人 (@teruko_JMYG_bot): “アインシュタインの相対性理論は誤り。 ニュートリノはe=mc^2の誤りを隠すためのインチキ。 ノーベル賞は、相対性理論の誤りを隠ぺいしてくれたペテン科学者に贈られる詐欺大賞の側面がある。 元素周期表の半分以上は嘘や誤り 。” | nitter.poast.org

[演習動線]を意識した印刷教材選び

  • [演習動線]とは、[学習の問題演習における作業動線]を意味する。
  • 例えば、[化学早わかり 一問一答|KADOKAWA][化学基礎早わかり 一問一答|KADOKAWA][Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学|学研][らくらくマスター化学基礎・化学|河合出版]は、見開きで左頁が問題、右頁が解答・解説という構成である。
  • 例えば、[化学基礎 一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][化学一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)]は、同一ページの右側の傍注として解答が載っており、本文が問題・解説になっている。
  • 問題集は、問題と解答・解説が一覧できたほうが、何周も復習する場合に、効率がよい。
  • [Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学]は、解説がけっこう詳しいのに見開き対応式なので、かなり珍しい問題集である。

旧課程版の[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]にかんして

私としては、[理論・無機・有機]という分類のほうが使いやすいと感じる。

化学基礎は、理論化学の[クソおもんない部分]を集めた、無味乾燥な科目である。

いま権力構造が変わりつつあるので、新しい教育体制では、高校理科は一つの科目に統合されるであろうと思う。

私としては、[宇宙一|学研]より[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]のほうが、わかりやすいと感じる。 これは人による。

何よりも[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]は、覚えるべき点が図解・表解で整理されているため、暗記がはかどる点が大きなメリットである。

旧課程を使うにせよ、新課程を使うにせよ、完全に[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]を使う場合には、次の一問一答はカットしてもいいだろうと思う。

  • 【1】【目次・索引がある・B6判/224頁・448頁】:[化学基礎 一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][化学一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)]
  • 【2】【目次〔テーマ番号ごと〕・索引がある・新書変形判/128・288ページ】:[化学基礎早わかり 一問一答|KADOKAWA][化学早わかり 一問一答|KADOKAWA]

なお、旧課程の[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]を使った場合、【1】の[化学一問一答【完全版】3rd edition]の[化学反応式]と[エンタルピー変化(ΔH)]を併記する方式だけは、学んでおいたほうがいいと思う。

通常は、新課程の[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]の[化学基礎][理論・無機]を使い、[有機]は、旧課程でも内容がほぼ同じなので、新旧どちらの課程の版を使ってもよい、ということになる。

私は旧課程の[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]で[理論・無機・有機]をそろえた。

新課程|高校化学のおもな変更点 · ゼロからの自修法

[新課程|高校化学のおもな変更点]に照らして考えながら読んでいる。

最終的には、新課程の[大学入試 亀田和久の 化学が面白いほどわかる本]の[化学基礎][理論・無機]も買うつもりである。

大学入試 亀田和久の 理論化学が面白いほどわかる本|従来の[熱化学方程式]が廃止され、代わりに[化学反応式]と[エンタルピー変化(ΔH)]を併記する方式が採用された点などで大きく変わった

大学入試 亀田和久の 無機化学が面白いほどわかる本|このサイトの[新課程|高校化学のおもな変更点]に注意すれば、旧課程の無機化学の印刷教材は、原則として使えると思う|旧課程版でも問題ない|しかし新課程版は理論化学と無機化学が合本されている

新課程|高校化学のおもな変更点 · ゼロからの自修法

大学入試 亀田和久の 有機化学が面白いほどわかる本|新課程版とごく少ししか変わっていない|旧課程版でも問題ない

非推奨印刷教材

[リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]には索引がない

  • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]には、詳しい目次、巻末索引が付いていないため、[何がどこに載っているのか]を調べることができない。
    • [詳しくない目次]は付いている。
  • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]は、携帯性の悪いB5判の書き込み式ノート教材であり、かつ、答えを筆記することが強要される仕様である。
    • 英単語・英熟語・化学の暗記事項などの暗記物は、起床直後・通学時・トイレ時・入浴時・睡眠直前などをうまく活用するのがよい。
    • B5判という携帯性の悪い判型であることによって、学習開始へ向けての[最初の一歩]がおっくうになり、日常に転がっている[スキマ時間を活用する機会]をことごとく、つかみ損ねてしまう。
    • 学習は、いったん始動してしまえば、フライホイール〔はずみ車〕のように自己持続的〔self-sustaining〕な性質を示す。
      • ただし、まとまった学習時間がなかなか取れない状態では、学習が自己持続的になる前に、学習が中断されてしまう。
      • 忙しい毎日の中で、学習を効率的に進めるためには、[スキマ時間を活用する]必要が、どうしてもある。
    • [スキマ時間を活用すること]は、[学習行為の再起動・一時停止を頻繁に繰り返すこと]である。
    • [スキマ時間を活用する]ためには、[学習開始へ向けての慣性モーメントが小さい教材]=[軽い力で回り始めるフライホイール]を選ぶ、あるいは、自作する必要がある。
    • いいかえれば、学習開始へ向けての[最初の一歩]を軽くするためには、[印刷教材の判型を小さくする][答えを筆記することを強要せず、問題と解答・解説を、目視だけによって確認することができる仕様・レイアウトにする]などが考えられる。
    • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]は、そのどちらにも反している。
    • [学習行為の起動]に多大なエネルギーを要するような大判の書き込み式ノート教材は、化学という暗記が多い科目には向かない部分が、けっこう大きいのである。
    • [学習を開始する準備に手間・時間を要する状態]いいかえれば[学習開始へ向けての慣性モーメントが大きい状態]を放置している。
    • それはスキマ時間という莫大な時間的資源を、完全に無駄にしていることを意味する。
    • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]は、[書くことが覚えることにつながる]という誤った前提で設計されている。
    • 答えを口頭で言えないのに、筆記で答えられるわけがない。
    • 答えを口頭で言えるまでの間は、赤シートを使って朱刷りを消すなり、傍注になっている解答欄を隠すなりして、まず答えを口頭で言えるようにする。
    • このときに何十回と反復するのである。
    • 暗記用の印刷教材は、このときに使うのが主要な役割なのであるから、問題と解答・解説を、目視だけによって確認することができる仕様・レイアウトにするのが当然である。
    • つまり実際には、[問題と解答・解説を、目視だけによって確認することができる仕様・レイアウトにする]のが正解であり、その状態で暗記が熟してきたら、そこで初めて、手を動かして問題を解く段階に入るのが合理的なのである。
    • だから書き込み式ノート教材そのものが、暗記用の印刷教材として失格なのだと私は思っている。
    • 手で書けば覚えられる? それは書けば多少、記憶には残るけれども、覚えるべき事項が何百項目・何千項目とあった場合、そのやり方が通用するかね? 
    • 歴史の選択者は、だいたいみんな[時代と流れで覚える!世界史用語|文英堂][時代と流れで覚える!日本史用語|文英堂]を使っているよね? 
    • なぜかというと[問題と解答・解説を、目視だけによって確認することができる仕様・レイアウトになっている]ので、タイパがいいからだよ。
      • 山川出版社の書き込み式ノート教材なんて、売れてないでしょ? それは、手で書くなんてタイパが悪すぎるからなのさ。
    • ちなみに、[時代と流れで覚える!世界史用語|文英堂]は私大向きであり、共通テストや国公立文型の二次試験では、教科書を中心にしたほうがいいと思う。
      • 世界史探究は[世探-703|新詳 世界史探究|帝国書院]が圧倒的に読みやすいのでおすすめである。
      • 帝国書院の歴史総合の教科書は[歴総-706|明解 歴史総合|帝国書院]であり、[歴総-706|明解 歴史総合]と[世探-703|新詳 世界史探究]をペアで使うとよい。
      • 書き込み式ノート教材はいらない。必要であれば、教科書をもう1冊購入して、覚えたい部分を[プロッキー|太字・青|三菱鉛筆]でマーキングして、赤シートで消して覚えるのがよい。
      • 三菱鉛筆 MITSUBISHI PENCIL PM150TR.33 [プロッキー(PROCKEY) 太字 青]
      • 歴史総合は、世界史Aに日本史をおまけ程度に付随させた科目であり、歴史総合は世界史の亜種である。
      • 受験で歴史総合を使う場合、日本史を選択すると、範囲が広くなって不利になるため、受験で歴史総合を使うとなったら、世界史探究を選択するのが得策ということになるであろう。
      • [世探-703|新詳 世界史探究|帝国書院]は、DS〔ディープステート〕による世界支配のありさまの一部、つまり、欧米列強が世界を植民地化していくプロセスを克明に描写するかたちの世界史である。
      • 現在の高校世界史では、タルタリア帝国〔これを世界史ではタタール/韃靼などと矮小化している〕の存在など、真実の歴史は、まだ隠されているけれども、それでも、DSの歴史を知りながら受験対策ができる教科書として、[世探-703|新詳 世界史探究|帝国書院]が存在することは覚えておきたい。
      • [世探-704|世界史探究 詳説世界史|山川出版社]には[主語のない文][【彼ら】などの代名詞〔承前語句〕を含む文]など、省略・指示が多用されているため、意味が不明・意味が曖昧で、日本語として正常でない記述が目立つので、[世探-704|世界史探究 詳説世界史]だけはヤメトケと忠告しておく。
      • 日本語が理解しづらく、さっぱりわからない[世探-704|世界史探究 詳説世界史]は、絶対に使うな、というのが本音である。
    • そういう意味では、[リードLightノート|数研出版][必修整理ノート|文英堂][いろいろなノート|山川出版社]などの書き込み式ノート教材は、全員失格である。
  • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]の範囲は基礎レベルだから[暗記すべき事項が多い]=[知識問題が多い]というのに[問題〔本編〕]と[解答〔別冊解答編〕]とに分かれていることは[演習動線]として最悪の設計であり、その意味でタイパが悪い。
    • [演習動線を無視したレイアウトが、印刷教材にとって、致命的な欠点であること]を、出版社も、学習者も、強く意識したほうがいい。
    • つまりそれは、暗記用印刷教材としての[作業性が悪い]ということである。
  • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]のような不効率な印刷教材を使っていると、基礎からなかなか脱却できないせいで[時間切れによる爆死を遂げる]ことになりがちだ。
    • 高校化学の場合、知識を覚えることは、学習の初期段階でサクッと終えてしまい、その知識を使いながら応用問題を解くやり方に習熟するための時間を、かなり多く残しておかなければならない。
      • これは高校英語の場合、英単語・英熟語・英語構文といった語彙の知識を覚えることは、学習の初期段階でサクッと終えてしまい、その知識を使いながら応用問題を解くやり方に習熟するための時間を、かなり多く残しておかなければならないのとパラレルである。
    • 学習の初期段階で、[リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]のような不効率な印刷教材を選んでいる時点で、受験に間に合わなくなることは、ほぼ確定しているといえる。
      • [リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]は、受験に間に合わなくなるように設計されている。
      • それは現在の[英国の背後にある世界政府、いいかえれば、レプティリアンが作り上げてきた社会]が[格差による階層化が分断統治〔分割統治〕を可能にする]という仕組みで作られていることを反映している現象である。
      • 全員が効率的な勉強をしたら、入学試験が選抜機能をもたなくなる。
      • そうすると、[格差による階層化]がうまくいかず、[分断統治〔分割統治〕が可能にならない]ということになり、支配構造が崩壊するのである。
      • 中学を卒業して高校に入る段階で、[格差による階層化]が作られている。中学での成績・内申点によって、受験できる高校が[勝手に]決められるシステムである。
      • このような[格差による階層化]を壊すためには、数研出版のような、高校教育を実効支配している学校一括採用の教科書傍用問題集を出している出版社を、二度と教育の世界に入れないようにする必要がある。
      • というか、学習者であるみなさんが、学校から配られた[青チャート][リードLightノート][リードα][重要問題集]とかをバカ正直に使うから、数研出版や啓林館といった悪徳が栄えるんだね。
        • 学校一括採用という制度は、学習者〔生徒〕一人一人の自己選択権を侵害する意味で、憲法違反である。
        • 学校が学習者〔生徒〕を奴隷・領民のようにして扱うことに対しては、ハッキリと抗議する必要がある。
        • 印刷教材と学習者〔生徒〕との相性というものがある。
        • 相性を無視した印刷教材の選定は、学習を根本から破壊する。
      • 私は高校化学の場合、駿台予備学校の講師・元講師の著作が、とてもよいと思う。
      • 中学を卒業したら、駿台予備学校か河合塾を高校だと思って通うのがいいと思う。
        • それと同時に高等学校卒業程度認定試験を受験して大学入試資格を取る。
      • レプティリアンが去り、レプティリアンの影響を受けた人々が、世の中の表舞台から去った[新しい地球]では、多くの人々が個人事業主として働くことになる。
        • レプティリアンの影響を受けた人々というのは、レプティリアンと人間とのハイブリッド種、あるいは、レプティリアンから洗脳されて悪魔崇拝が止まらなくなっている人間などを意味し、それは、いわゆるDS〔ディープステート〕・上級国民とよばれる人々を意味する。
          • DS〔ディープステート〕・上級国民とよばれる人々は、現在、大量に逮捕・処刑されつつある。
          •  北里一郎さん(きたさと・いちろう=元明治製菓<現明治ホールディングス>社長、北里柴三郎の孫)15日、老衰のため死去、92歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男英郎(ひでろう)さん。後日、お別れの会を開く予定。

            引用元: 北里一郎さん死去 元明治製菓<現明治ホールディングス>社長、北里柴三郎の孫:東京新聞 TOKYO Web

          • 次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」Meiji Seika ファルマ株式会社 - Google 検索
          • 明治HD、国内3工場を閉鎖 神奈川の新工場に機能移転 - 日本経済新聞
          • #赤坂ニュース 7月12日の前半Youtube https://youtu.be/wWXEYRyzI5w?t=12 ワ◯チンの隠された真実… | ニュースの真実 | TikTok
          • 大花慶子 ハナリン (@ohanakeiko): “信頼できるお医者さんのfacebookの投稿です 私も同じ意見 YouTubeでも話していますが必要以上に怖がる必要はないと思う それより食事を整えて、台風の目のような「中庸」にしておけばどんな病人に囲まれても何も起きない” | nitter.poast.org
          • 明治ホールディングス レプリコンワクチン - Google 検索
          • Trilliana 華 (@Trilliana_x): “【重要!】 札幌の大学からレプリコンワクチンに関する緊急声明が出されました。拡散を! https://www.sapporo-otani.ac.jp/information/33494/ 《全文》 このたび、2024年10月より始まるコロナワクチンの定期接種に、全世界において初めて承認された『新型コロナウイルスワクチン(レプリコンワクチン)』が使用されます。 この”自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)”は、今までのワクチンとは全く異なる全人類に初めて使用された「遺伝子製剤」であり、接種者には強い炎症反応が起こり、またスパイクタンパク質が強い毒性を持って免疫の働きが乱され免疫機能が低下して、感染症・癌などのあらゆる病気が発症しやすくなるという危険性があり、さらには安全性及び倫理性に大きな懸念があるにも関わらず、ワクチン接種の認可をした政府関係諸機関において十分な情報開示と説明がなされておりません。 このような重大な問題や危険性に対して強い懸念を抱く医療関係者から声明が発信されたり、ワクチン接種者の汗や呼気などから接種を望まない人へワクチンの成分が取り込まれてしまうという危険性を回避すべく、ワクチン接種者の受け入れを拒否するサービス業界などから苦渋の対応を開始する旨の声明が数多く出されている現状であります。 “自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)”の接種については、あくまでも個人の判断に委ねるとするものの、本学園の全関係者におかれては、今一度、“自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)”について正確な情報を得たうえ、このワクチンが持つ強い炎症反応と免疫低下の危険性及び安全性・倫理性の大きな問題点を念頭に置き、慎重なる判断とご決断をいただきますよう強く望みます。 2024年10月1日  札幌大谷学園 理事長 種市政巳” | nitter.poast.org
          • 北里一郎さんというのは、レプリコンワクチンによる大量虐殺〔未遂に終わるであろう〕の主犯格だね。北里一郎さんが死亡した、ということは、レプリコンワクチンによる大量虐殺が、事前に阻止されつつある、いいかえれば、影側・光側の勢力が動いているのだということを意味する。
          • 北里一郎さんがロンメル死させられたのかどうかは、わからない。わからないけれども、誰もが[なるほどね]と心の中で思うだろう。
          • このようにして、目立たぬように、闇側に対する掃討作戦が展開されているんだよ。
          • これが何を意味しているのかというと、これまでのような医療利権・製薬利権は、ことごとく破壊されるであろうということ。
          • つまり、いまさら医学部・薬学部へ進学しても、これまでのように、お金がたくさん入ることはないのだということ。進路を考え直す必要があるのだということだ。
            • 入り口は理Ⅲから、理Ⅱからなど、さまざまだけれども、東京大学医学部医学科を卒業して、医師国家試験に合格しても、教育の世界で活躍している有名YouTuberがいるだろ? 
            • 彼らは、在来の医療利権・製薬利権が、ある意味で、悪魔崇拝の集団であること、そして在来の医療利権・製薬利権が大崩壊することを、たぶん予期している。
            • [医療利権・製薬利権が大崩壊すること]というのは、重鎮が逮捕され、処刑されるということを意味する。
            • だからこそ、医師国家資格を有するのに、教育の世界で活躍している有名YouTuberは、一時的にか、半永続的にかはわからないけれども、医療の世界ではなく、教育の世界に進んでいるんだろうね。
          • どちらかというと、麻薬製造・麻薬販売のマフィアが先にあって、このマフィアが製薬利権を構築し、製薬利権のマネタイズ部門が医療利権になっているのだということである。
          • 保健医療制度は、医療利権・製薬利権を安定的に維持存続させるためのからくりであり、当然、政府〔官僚組織〕や地方自治体も含めて、医療利権・製薬利権への協力者である。
          • 国家ぐるみ・地方公共団体ぐるみで、麻薬製造・麻薬販売のマフィアが主催してきた医療利権・製薬利権を支えてきた。これが戦後の日本の一側面である。
          • 健康診断は、国民の健康のためにあるのではない。医療利権・製薬利権のマフィア〔影では麻薬製造・麻薬販売を行なっているであろう〕のプロモーション活動の一環なんだね。
          • 例えば、富士フイルム和光純薬は、2020年頃まで医療用途で止血剤としてアドレノクロムを製造・販売していたようだけれども、アドレノクロムの[都市伝説]が広まったのと同じタイミングで、アドレノクロムの製造・販売をやめている〔潜在化させているように見える〕。
          • アドレノクロムと構造式が類似した物質:
            • エピネフリン〔アドレナリン〕:アドレノクロムの直接の前駆体であり、構造が酷似している。
            • ノルエピネフリン〔ノルアドレナリン〕:エピネフリンと構造が似ており、アドレノクロムとも類似している。
            • ドーパミン:カテコールアミン構造をもつ点でアドレノクロムと類似している。
            • L-DOPA〔レボドパ〕:ドーパミンの前駆体であり、構造が類似している。
            • セロトニン:セロトニンはインドール環をもち、他方で、アドレノクロムはインドール環ではなく、インドリン環〔還元されたインドール環〕をもつ。 セロトニンもアドレノクロムも環状構造をもつ点で類似している。
          • アドレノクロムの直接の前駆体であるエピネフリン〔アドレナリン〕が神経伝達物質として機能するというのに、アドレノクロムだけは止血作用だけが強調されており、[神経伝達物質として機能するであろうこと][向精神作用をもつであろうこと]が隠蔽されている印象を強く受ける。
          • つまり、戦争における[生物化学兵器の開発部門]の科学者が[満州等でのアヘンの製造・販売に荷担した]→[生物化学兵器や麻薬の製造・販売に荷担した科学者が満州から本土へ引き上げてきて、製薬会社の研究部門の研究員になった]ということのようだ。
          • 結局、医学部・薬学部を出ると、儲かるように仕組まれていただけなのだよ。
          • 私立の薬学部は、六年制になった段階で、そこを卒業しても、学費の増分と生涯賃金との釣り合いを考えると、マイナスになる確率が高いであろうことが、ほぼ確定しているようだ。
          • 医学部・薬学部は、これからは進路として、とても危険である。この[危険]という意味は、[医療業界・製薬業界に入ると、犯罪者になりかねないので、とりあえずは、遠巻きに見ておけ]という意味である。
          • 医学部を出ても医者になりたがらない、優秀な人たちは、[医療業界・製薬業界に入ると、犯罪者になりかねないので、とりあえずは、遠巻きに見ておけ]を実践しているのであろう。
          • もちろん、医学・薬学・生化学・化学などの知識は、これからも欠かせないものである。
          • したがって、医学部・薬学部への進学を頭から否定するわけではない。
          • ただし、闇側に巻き込まれたら、地獄に転落する道が用意されているということだけは警告しておこう。あとはお任せする。
        • 現在の教育を作り上げたのも、DS〔ディープステート〕・上級国民とよばれる人々であり、これから教育は大きく変わるであろう。というか、教育を大きく変えていく必要がある。
      • 個人事業主が多い社会では、[いい大学を出る]よりも[個人事業主として独り立ちできるだけの知識・スキルを身につける]ことのほうが価値がある。そのような世の中に変わっていく可能性が高い。
      • これからは、[自由である代わりに、誰も助けてくれない]という時代になっていく。
      • 大学は専門学校・職業訓練校だと割り切って、手に職のつかない学部への進学は、注意深く回避する必要がある。
      • 現在の受験制度そのものには問題があるけれども、受験制度の功罪のうち[功]にあたるものとして、すぐれた予備校講師が登場し、予備校講師らが事実上、日本の教育界を牽引しているといえる。
      • したがって、受験という観点からして、最高の教育を受ける場としての塾・予備校、および、そこでの教育者である講師は、もっと報いられて当然であろうと思う。
      • 他方、学校の教師には、学力が低いため、使い物にならないタイプが多い印象を受ける。
      • 無能な教師しかいない高校だったら、最初から行かなきゃいいんだよ。
      • 人間に物事を教えるのがうまいトップ層は、塾・予備校に集まっている。
      • 学校の教師で、人間に物事を教えるのがうまい人は、ごくごく一部にとどまる。
      • 学校では、使えない教師を淘汰する、[生徒による、教師に対する陶片追放制度〔教師リコール制度〕]を作る必要があるだろう。
  • 再検討したところ、[化学基礎+化学]の基礎段階の勉強を加速させるには、以下に挙げる二種類の一問一答である【1】【2】を併用するのが早道であろうとの結論に至った。
  • 初見の問題であっても、その問題を無理矢理にでも解こうとする。 この[解けなくても、強引に解こうとする行為][知識がないのに、強引に思い出そうとする行為]が、自分の顕在意識・潜在意識に対して、[【この事項を覚えなさい】【この解法を覚えなさい】という命令を下すことになる]のであろう。 このようにして、自分の記憶領域に対して[問いかけ]いいかえれば[検索クエリの発行]を行なうことによってのみ、学習が進行するわけである。 ただ単にテキストを読むだけでは、記憶にはあまり残らない。 問題演習を通じて[ない記憶であっても、無理矢理にでも想起しようとする、その強い負圧が、知識を吸い込む原動力になる]わけである。 そこから考えて、以下に挙げる二種類の一問一答である【1】【2】を併用することによって、自分の記憶領域に対して[検索クエリの発行]を高速に〔単位時間あたりの処理数を増やすかたちで〕、しかもスキマ時間を活用しながら高頻度で〔一日に数十回以上〕行なっていくことが、暗記促進にとって、効率が最高になるやり方だと思う。 [単位時間あたりの処理数を増やすかたち]とは、「[検索クエリ発行回数/秒]=[times/sec]を増やすかたち」という意味である。 それは、[検索クエリ発行回数が秒間何回であるか?]つまり[$a$Hz]という数え方にもなる。 [2~4Hz]で[検索クエリを発行する]という集中的な想起トレーニングを1分30秒ないし3分のあいだ続けて、そこでいったん休憩する。 このセットを何度も繰り返して、短時間に大量の知識を詰め込んでいくことで、間に合わないと思っていた勉強が、間に合うようになる。 このような高速暗記学習を行なうためには、一問一答をうまく活用する必要がある。 高速暗記学習は、[脳の筋トレ]であるから、ここで説明した[集中的な想起トレーニング]を習慣化することによって、誰でも、勉強の遅れを一気に取り戻すことができるようになる。
  • 【ヤバい】爆速で英単語を暗記する方法
    • 【1】【目次・索引がある・B6判/224頁・448頁】:[化学基礎 一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][化学一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)]
      • 【化学新課程対策】物化選択者のためのエンタルピー完全入門
      • 「ゆっくり丁寧」 高校化学から熱化学方程式が廃止!めでたい!【高校化学 高校物理】
      • 反応熱・エンタルピー・熱化学反応式(図解・比熱の計算など) | 化学のグルメ
      • 【1】は必ず3rd edition〔=新課程版〕を買い求める必要がある。それは従来の[熱化学方程式]が廃止され、代わりに[化学反応式]と[エンタルピー変化(ΔH)]を併記する方式が採用されたからである。
        • [化学反応式]と[エンタルピー変化(ΔH)]が登場するのは、[化学基礎]ではなく[化学]においてである。
      • 中古市場で【1】の初版や2nd editionが売られているけれども、その価値はゼロ未満、つまりマイナスであるから、必ず3rd editionを使うことが大切である。
      • 【1】について[一問一答]という表現は不正確であり、実際には穴埋め問題集である。
      • 【1】では、入試問題を流用・改変した文章が、穴埋め問題と説明文を兼ねている。正解は、同じページの右側に傍注として書かれている。
      • 【1】の穴埋め問題である説明文を通読すると、高校化学のダイジェストになる。不明な点は教科書・学習参考書・Perplexityなどで解決していく。
      • Perplexity
      • 【1】では、空所以外にも赤刷り文字があり、赤シートで記憶がチェックできる。
      • 【1】の解説は[穴埋め問題である説明文」の真下に展開される。ときには傍注部分まで使った幅広い範囲で、解説が展開される。
      • 【1】は、問題と解答・解説が視線移動だけで確認できるため、これは[演習動線]として良好な設計の一つであり、タイパが良い。
      • 【1】には、計算問題も載っている。計算問題は、解き方が橋爪健作先生流で理解しやすい。
      • 橋爪健作先生流の計算問題の解き方は、[化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版|旺文社][化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版|旺文社]でも採用されている。
      • つまり【1】と[入門問題精講][基礎問題精講]は、連続性・一貫性の観点から、相性がよい、といえる。
      • なお【1】を使用する場合、難度や趣旨が似ている[入門問題精講]はやらないでいいと私は思うけれども、お任せする。
      • 総じて、化学の学校一括採用教材を[学力蓄積プロセスを進めるため]に使うと、[演習動線的な非効率性〔本の体裁/レイアウトのマズさ〕][問題数過多][解説不足による疑問の発生と疑問解消の時間・手間]などによる逆相乗効果によって時間切れになり爆死する確率が高い。
        • 数学・理科の学校一括採用教材の解答・解説は、たぶん大学生・大学院生・高校教師などが分担執筆しており、問題ごとに執筆者が異なるとともに、年度ごとに問題を差し替える前提なので、問題どうしの連関にまで解説が及ばないか、及んでいたとしても、これに永続性がない〔問題の差し替えがあるため〕。
        • [あの問題と、この問題は、こういう点で連関している]という[ネットワーク的知識]が大切だというのに、これではいかんよ。
        • 学習を次の二つに分けて考える。
          • 《1》[学力蓄積プロセス]:学力蓄積プロセスとは、その印刷教材なり授業なりを通じて、高校化学の学力を蓄積していく、身につけていくプロセスを意味する。 学力蓄積プロセスは、つまり、[材料に種菌を仕込んで混ぜ合わせ、発酵するのを待つプロセス]である。 このプロセスにおいては、その印刷教材を使うことによって、ラクに素速く効率的に学力蓄積が実現できるような、そんな印刷教材を慎重に選ぶのが安全だと私は思う。
            • [リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などといった化学の学校一括採用教材を《1》[学力蓄積プロセス]で使うと、[演習動線的な非効率性〔本の体裁/レイアウトのマズさ〕][問題数過多][解説不足による疑問の発生と疑問解消の時間・手間]などによる逆相乗効果によって時間切れになり爆死する確率が高い。
              • どうして[リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などの非効率的印刷教材をわざわざ使っているのか? 
              • それは、これら非効率的印刷教材よりも効率的な印刷教材を書店で購入して、リプレイスしていくだけのお金がないからであろうと思う。
              • 経済的な制約によって、[リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などの非効率的印刷教材をわざわざ使っている、という印象を強く受ける。
              • そうした経済的な制約以外に、きっとみなさんは、[みんなが使っている印刷教材を自分も使えば、似たような結果が出るであろう]というふうな[甘い期待]ありきで、[演技]しながら生きているのだと思う。
              • 学習が効率的に進むか否かにかんしては、実際には、印刷教材の著者と、自分との[思考パターン][性格]等における相性が最も大きな決定因子になるのだと私は思っている。
              • だから、自分に合わないのに、[みんなが使っている印刷教材を自分も使えば]という安易な発想で[リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などを使うと、爆死すると思う。
              • [リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などというのは、一人の人間が書いているのではなく、共著であるし、著作者には印税というかたちで報酬が入らず、[謝礼]というかたちで一回限りの謝礼が支払われるだけであろう。
              • ここには[出版社が著作者から搾取する]かつ[出版社がその印刷教材を一括採用した高校の生徒から搾取する]という二つの搾取システムがあるんだね。こういう不健全なことは、やめようよ。
            • 駿台予備学校化学科の講師・元講師の著作を優先的に採用することで、ラクに素速く効率的に学力蓄積が実現するのがよいと私は思う。
              • [予備校講師が出している印刷教材を使う]というのは、[航空会社のプレミアム会員の優先搭乗]や[ディズニー・プレミアアクセス〔アトラクションの優先チケット〕]と同じようなもので、[お金で時間を買う]ようなことになっている。
              • 受験生にとって時間ほど大切なものはない。お金をケチって非効率的印刷教材をわざわざ使うのは、没落への道であろうと思う。
          • 《2》[学力発揮プロセス]:その印刷教材を使って演習を積み重ねることによって、自分が身につけた学力に一般性があるか否かを検証しながら、[知識どうしの連関にかんする知識]=[そのテーマにかんする深い理解]をやしない、つちかうプロセスをいう。 学力発揮プロセスにおいて、脳内ではすでに、[材料〔知識〕が種菌〔知識どうしの連関情報〕によって発酵しつつある]ので、この発酵過程をより効率的に進める意味で、いろいろな問題に触れていくのが効率的である。 [知識もなしに発酵が起こるわけもない]ので、《1》[学力蓄積プロセス]を大切にする必要はある。 けれども、それだけでは不十分であり、《2》[学力発揮プロセス]においては、大量の演習によって、発酵を加速させる必要があるのだ。
            • 《2》[学力発揮プロセス]においては、[リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などといった化学の学校一括採用教材を使ってもよい。
            • [リードLightノート][セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]などといった化学の学校一括採用教材を使って《1》[学力蓄積プロセス]を進めることができるような人たちは、地頭がいいか、すでに先取り学習をしているのであろうと思う。
            • 塾・予備校でその単元を一通り勉強して、カンタンな問題なら解ける人であれば、化学の学校一括採用教材を使って《1》[学力蓄積プロセス]を進めることができると思う。
            • そういった前提条件を無視して、あるいは、意図的に隠蔽して〔いかにも地頭いいぞ風に演技するために?〕、学校一括採用教材をむやみに肯定・礼賛することは、社会に迷惑をかける行為だと思う。
      • 【1】を使うことによって、[リードLightノート化学基礎][リードLightノート化学]は必要なくなる。
      • 【1】を使うことによって、[セミナー化学基礎+化学|第一学習社][リードα化学基礎+化学|数研出版][ニューグローバル化学基礎+化学|東京書籍][センサー総合化学〔化学基礎+化学〕|啓林館][エクセル化学[総合版]|実教出版]のたぐいの易しい問題は必要なくなる。
      • [セミナー化学基礎+化学|第一学習社][リードα化学基礎+化学|数研出版][ニューグローバル化学基礎+化学|東京書籍][センサー総合化学〔化学基礎+化学〕|啓林館][エクセル化学[総合版]|実教出版]のたぐいの[標準~やや難の問題]に取り組む。
      • あるいは、[重要問題集|数研出版]に取り組む。
      • そのためには、このレベルの問題が自力で解けて、解答・解説が不親切でも、そこを自力でおぎなうことができるだけの実力をつけた状態になってから、つまり[学力発揮プロセス]に入った学習者として、あくまでも[演習量を増やす目的]で能動的に利用するようにしたい。
      • つまり、[セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]のたぐいを、[学力蓄積プロセスを進めるために用いることを、注意深く回避するべきだ]ということである。
      • 入試化学の[標準~やや難の問題]の実力養成・学力蓄積を意図するのであれば、解説の詳しい[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫]を使ったほうが、解説がわかりやすく、受験化学的に賢くなるスピードが速いので、おすすめである。
      • こうして養成された実力が一般性をもつかどうかを検証するための演習問題の供給源として、[セミナー/リードα/ニューグローバル/センサー/エクセル][重要問題集]のたぐいを利用するなら〔学力発揮プロセス〕、それは正しい使い方であろうと私は思う。
    • 【2】【目次〔テーマ番号ごと〕・索引がある・新書変形判/128・288ページ】:[化学基礎早わかり 一問一答|KADOKAWA][化学早わかり 一問一答|KADOKAWA]
      • 【2】について[一問一答]という表現は不正確であり、実際には穴埋め問題集である。ただし一問一答になっている部分もある。
      • 【2】では、左ページの説明文が穴埋め問題になっており、その解答・解説が右ページに載っている。
      • 【2】では、右ページの解説にも赤刷り文字〔暗記すべき事項〕があり、赤シートで記憶がチェックできる仕様である。
      • 【1】と同様、【2】もまた、問題と解答・解説が視線移動だけで確認できるため、これは[演習動線]として良好な設計の一つであり、タイパが良い。
      • 【2】は内容が必要最小限に絞られているため、初手で【2】だけでは高校化学は理解できないであろう。
      • 【1】と【2】を併用すると、相互の抜け漏れをおぎなうことができるし、同じ知識を異なる文脈の中で問い直すことにもなるので、スピードと正確さが勝負の入試化学において、有利な展開になる。
      • 【1】と【2】を併用する場合、原則として【1】=先行、【2】=後続で進めるのが適切であろう。ただし、分野・項目により、また個々の学習者の学習進度によっては、例外もあるだろう。
    • 【2】は【1】よりも内容が高度であり、[類似のものを系統化してまとめる視点]で編集されており、【1】は教科書の単元ベースで進行していく。 私だったら【1】と【2】を両方やる。 そのあたりは、お任せする。

有機化学の学習を加速するであろう印刷教材

  • 旧版の書名が[大学入試 亀田和久の 有機化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]で、新版の書名が[大学入試 亀田和久の 化学[有機]が面白いほどわかる本|KADOKAWA]となっている。
  • 旧版と新版との記述上の差異は、ほとんどなく、旧版でも十分に問題なく機能するものと思われる。
  • 私は旧版を読んでいるけれども、亀田和久先生の整理能力はすさまじく、効率性にこだわった紙面作りがなされている。
    • 表による整理が徹底されており、フランス語・ドイツ語など西欧言語の語形変化表〔パラダイム〕のように、規則性が見やすいように、きれいに整理されている。
    • 暗記すべき部分が赤刷り/赤シートによるチェック可能になっているので、きわめて効率がよい。
    • 図解が多く、視覚的にわかるように、また覚えやすくなっている。
    • 問題と解答が一覧でき、解答が赤シートでかくれる、一問一答に近い小問〔チェック問題〕が適宜挿入されているので、有機化学分野においては、基本的に、この旧版に全力を傾注したほうが速いであろう。
    • 別冊小冊子に暗記するべき事項がまとめられているので、赤シートで暗記していくことによって、有機化学の勉強が加速されるであろう。

その他の非推奨印刷教材

  • [らくらくマスター化学基礎・化学|河合出版]は、解説が不親切・不十分。ただし、初級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。
    • [らくらくマスター化学基礎・化学]は、すでにそのレベルに達している人が、抜け漏れをなくすためのチェック用として使うしかない、どうしようもない問題集であり、[重要問題集|数研出版]と同じ、不親切さをもっている。
    • [らくらくマスター化学基礎・化学]や[重要問題集|数研出版]は習得用〔於:学力蓄積プロセス〕としては使い物にならない。あくまでも、他書で実力をつけた学習者のための演習用である。
    • 演習用〔於:学力発揮プロセス〕ではなく、習得用〔於:学力蓄積プロセス〕として推奨されるのが[Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学|学研]である。
  • [実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学|数研出版]:解説が難解・不親切・不十分。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。
    • 演習用ではなく、習得用〔於:学力蓄積プロセス〕として推奨されるのが[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫]である。
    • 【現役予備校講師ひろたぬきによる化学学習動画】
  • [セミナー化学基礎+化学|第一学習社]:問題数過多。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。易しい問題も多いのに[演習動線]が悪い。
  • [リードα化学基礎+化学|数研出版]:問題数過多。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。易しい問題も多いのに[演習動線]が悪い。
  • [ニューグローバル化学基礎+化学|東京書籍]:問題数過多。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。易しい問題も多いのに[演習動線]が悪い。
  • [センサー総合化学〔化学基礎+化学〕|啓林館]:問題数過多。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。易しい問題も多いのに[演習動線]が悪い。
  • [エクセル化学[総合版]|実教出版]:問題数過多。ただし、中級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。易しい問題も多いのに[演習動線]が悪い。
  • [化学の新演習 改訂版|三省堂]:問題数過多なので、分野を限定して〔有機化学だけなど〕取り組まなければ、効率が下がる。ただし、上級者の問題演習用〔於:学力発揮プロセス〕としては推奨。
  • [必修整理ノート 化学|卜部吉庸|文英堂][必修整理ノート 化学基礎|卜部吉庸|文英堂]は受験に関係ないことまで載っているので非推奨。
  • [宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学 改訂版|1,760円|A5 520ページ|学研]は冗漫なので非推奨。こんなにたくさん読む必要あるの? 
  • [宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学 改訂版|1,760円|A5 364ページ|学研]は冗漫なので非推奨。こんなにたくさん読む必要あるの? 
  • [宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学 改訂版|1,760円|A5 568ページ|学研]は冗漫なので非推奨。こんなにたくさん読む必要あるの? 
    • ※【冗漫】:じょうまん:ダラダラと長く、しまりがないありさま。
    • [再読に堪える〔be worth re-reading〕]という状態であるためには、[目標から逆算して、読む価値のあるポイントが凝縮されていながら、かみ砕かれている]という条件を満たす必要がある。
    • [宇宙一]になくて、[二見太郎の早わかり化学|学研]にあるのは、[【問題を解く】という目標から逆算した、真に読む価値のあるポイントが凝縮されている状態]である。
    • [二見太郎の早わかり化学]は、余計なこと・無駄なことが書かれていないのに、[問題を解くときに何を意識するべきか][初学者が誤解しやすい部分に対する注意書き]などが随所に盛り込まれている。
    • 入試対策なのであるから、[問題が解けること]のほうが重要であり、[問題が解けること]に直接関係ない[深い理解]や[わかった感]は、大学に合格してからでよい。
    • [宇宙一]は、大学に合格してから、ゆっくり読めばよいであろう。
    • 入試対策なのであるから、[深い理解]や[わかった感]を得るより、[書き込み式ノート教材]と[一問一答]を使って[事項の暗記][解き方の暗記]をしっかりと固めたほうが、数段上をゆく有意義さである。
    • [基礎からのジャンプアップノート 理論化学 計算&暗記ドリル 改訂版|橋爪健作|旺文社][基礎からのジャンプアップノート 無機・有機化学 暗記ドリル 改訂版|橋爪健作|旺文社]は、ジャンルとしては[書き込み式ノート教材]ではある。
    • ただし、この[基礎からのジャンプアップノート]の別冊解答編〔二冊とも64ページ〕とは、[問題編〔二冊とも128ページ〕に正解〔赤シートで消える朱刷り〕が印刷済みの縮小コピー〔面積が半分〕]なのである。
    • したがって、[基礎からのジャンプアップノート]というのは、別冊解答編だけを持ち歩けば、赤シートで記憶想起のテストをすることができるのだ。
      • [基礎からのジャンプアップノート]の別冊解答編は、カッターでバラすとB6判の小冊子が作れる。
      • あるいは、別冊解答編を見開きでB4判の白黒コピーを取って、解答部分・覚えたい部分を[プロッキー|太字・青|三菱鉛筆]でマーキングすると、赤シートで消える。
      • 三菱鉛筆 MITSUBISHI PENCIL PM150TR.33 [プロッキー(PROCKEY) 太字 青]
    • これは[答えを筆記することが強要されない、書き込み式ノート教材としては例外的な仕様]である。文英堂や旺文社の書き込み式ノート教材の一部で、このタイパのよい方式が採用されている。
    • 暗記に[白紙再生法]〔コピー用紙等の白紙に覚えていることをすべて書き出す〕というのがある。
    • [基礎からのジャンプアップノート]は、[白紙再生法]を適用するに値する、試験に出る事項ばかりで構成された、内容の濃い書き込み式ノート教材だといえる。
    • 入門者が全体を素速く学び通すためには、[宇宙一]よりも[大学入試 亀田和久の化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]〔全三冊〕を使ったほうがいいのかもしれない。
    • [大学入試 亀田和久の化学が面白いほどわかる本]は、[有機]は旧版と内容が同じ〔ほぼ変化なし〕であり、[化学基礎]は共通テスト対策書でもカバーできると思うので、絶対に新課程版が必要なのは[理論・無機]が主たるものであろう。
    • ただし、連続性・一貫性の観点からすれば、[化学基礎][理論・無機][有機]の全三冊をそろえて活用するのが好ましいと思う。
    • [宇宙一]よりも[大学入試 亀田和久の化学が面白いほどわかる本]のほうが、効率がよく、到達点も高いと私は思うけれども、ご判断はみなさんにお任せする。
    • なお、無機化学における[まとめの徹底度][まとめ方のスッキリまとまり具合][話題の連続性・一貫性]にかんしては、[大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義 五訂版|旺文社]に特別なものを私は感じるので、無機化学にかんしては[亀田]よりも[福間]がよいと、個人的には思う。
    • [学習者がノートにまとめ直しをしなくて済むかたちの【実効性のある系統的整理】を徹底することを通じて、無秩序で無味乾燥な暗記地獄を回避し、習得時間の短縮と、知識の想起性能を高める]ようなまとめ方がなされている印刷教材として、〔1〕[有機化学の亀田]=[大学入試 亀田和久の化学[有機]が面白いほどわかる本|KADOKAWA]、および、〔2〕[無機化学の福間]=[大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義|旺文社]が、もしかすると最適解なのかもしれない、ということである。
    • 理論化学は[化学基礎 一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][化学一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版|旺文社]の理論化学部分で基礎確立ができると思う。
      • この段階でわからない場合には、[化学レベル別問題集1基礎編|ナガセ(東進ブックス)]を使って中学理科の段階からやり直す必要がある。
    • そのうえで[原点からの化学|化学の計算|石川正明|駿台文庫]を、どれほど旧版でもいいので入手して、捉え方・考え方を学び取るのが適切だと思う。
      • 課程が変わるごとに、小変更を繰り返す文科省のおかげで、単位が古い・計算方法が異なるなどの難点はあろうけれども、捉え方・考え方を学び取るのであるから、抽象度の高い視点から、酌み取るべきものを酌み取る。
    • [原点からの化学|化学の計算]が入手できない場合、駿台予備学校の夏期講習の講座である、[化学特講Ⅰ(計算問題)(夏期)〔高3・卒〕|駿台予備学校]のテキストをメルカリ等で入手して、[原点からの化学|化学の計算]と同じ目的で使用する。
      • 吉田隆弘先生の[化学特講Ⅰ(計算問題)]が人気らしいけれども、講師は誰でもよく、テキスト/解答・解説が手に入れば、あとは問題にしなくてよい。
      • [化学特講Ⅰ(計算問題)(夏期)]のテキストは、古くは[問題編]と[解答・解説集]とが別冊構成であった。
      • 近年の[化学特講Ⅰ(計算問題)(夏期)]のテキストは、一冊構成で、巻末に[解答・解説]が掲載されている。
      • メルカリで購入するとき、出品者に[解答・解説]が巻末に掲載されている件を確認してから入手するのが安全であろう。
    • 理論化学は、知識問題以外は計算問題であり、計算方法のわかりやすさは、橋爪健作先生の印刷教材がいちばんだと思う。
      • 橋爪健作先生の印刷教材と相性が悪い場合には、坂田アキラ先生の旧課程の本である[大学入試 坂田アキラの 化学基礎・化学[計算問題]が面白いほどとける本|KADOKAWA]のほうがいいであろう。
        • 旧課程であるから、熱化学方程式を使っており、エンタルピーには非対応である件をわかったうえで買う必要がある。
  • 私の結論としては、高校化学の基礎確立に使うメイン教材としては、以下が最適解の一つではないかということになる。
    • 【有機化学】:いちばん出題率が高く、一度得意にしてしまえば得点源になるのに、最も最後に習うので、これに補正をかけるために有機化学を先行させる。
      • 〔1〕[入門~標準までの有機化学の亀田]=[大学入試 亀田和久の化学[有機]が面白いほどわかる本|KADOKAWA]が最適解であろう。これの旧版でも内容は同じである。
      • 〔2〕[有機化合物の構造決定問題への対処]=[改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習|KADOKAWA]と[有機化学演習〈四訂版〉|駿台文庫]で学ぶ。
        • [有機化学演習]の解説が不親切と感じる、あるいは、合わない場合、[新演習|三省堂]の[有機化学]の部分を利用する。
    • 【無機化学】:漢文は[覚えれば必ず点が取れる]という大サービス科目である。理論化学に絡んで出題されることが多い無機化学も、その意味では漢文と同じである。[福間の無機化学の講義]の範囲だけは確実に押さえておく。ある水準以上の大学入試では、多くのライバルがそうしている。
      • 〔3〕[無機化学の福間]=[大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義|旺文社]を完全に仕上げることに専念するのがよいと思う。
        • [大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義]が難しいと感じる場合には、[大学入試 亀田和久の化学[理論・無機]が面白いほどわかる本〔理科が面白いほどわかる〕|KADOKAWA]を前段階にはさむとよい。
        • 大学入試の過去問は旧課程仕様で記述されている。したがって、旧課程流の用語・表現を知っている必要もある。高校化学の旧課程教材は、あながち悪くはない選択である。
          • もちろん[熱化学方程式]の代わりに[化学反応式]と[エンタルピー変化(ΔH)]を併記する方式を練習する必要はある。
        • 《1》[大学入試 亀田和久の 無機化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]
        • 《2》[大学入試 亀田和久の 理論化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]
        • 《1》と《2》を足して、新課程対応にして、単元の順番、科目の分け方を変えたものが、以下の《3》と《4》である。
        • 《3》[大学入試 亀田和久の 化学基礎が面白いほどわかる本|KADOKAWA]
        • 《4》[大学入試 亀田和久の化学[理論・無機]が面白いほどわかる本〔理科が面白いほどわかる〕|KADOKAWA]
        • そして《5》から《6》は、ほとんど改変なしである。
        • 《5》[大学入試 亀田和久の 有機化学が面白いほどわかる本|KADOKAWA]
        • 《6》[大学入試 亀田和久の化学[有機]が面白いほどわかる本〔理科が面白いほどわかる〕|KADOKAWA]
    • 【入門的理論化学】:
      • 〔4〕[初級者|理論化学の橋爪]=[一問一答【完全版】3rd edition|ナガセ(東進ブックス)][基礎問題精講 五訂版|旺文社]
        • 橋爪健作先生の計算問題の解説は、誰にでもわかるようにかみ砕かれているため、[理解できないリスク][難しすぎて中途で投げ出すリスク]を極限まで減らしてあるため、安全性が最も高い。
        • 知識のおぎない、あるいは、同系統の知識をまとめる視点のおぎないとして、[化学基礎早わかり 一問一答|KADOKAWA][化学早わかり 一問一答|KADOKAWA]を加えるのは良策であろう。
    • 【標準的理論化学】:
      • 〔5〕[中級者|理論化学の駿台文庫]=[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫]
        • 演習用ではなく、習得用〔於:学力蓄積プロセス〕として推奨される問題集に求められる要素としては、まず解説が詳しく、インストラクティヴ〔instructive:教育的・教訓的・ためになる〕であることが挙げられる。
        • つまり問題集の執筆者は、[こういうインストラクティヴな解説を展開したいので、解説から逆算して問題選定/問題改変を行なう]という考え方をしているのであろうと思う。
        • そういう意味でインストラクティヴな解説がなされている問題集の代表格が[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉]であろうと思う。
    • 【応用的理論化学】:
      • 〔6〕[中上級者|理論化学の駿台予備学校]=[化学特講Ⅰ(計算問題)(夏期)のテキスト]または[原点からの化学|化学の計算|石川正明|駿台文庫]
        • [化学特講Ⅰ(計算問題)]は、化学の計算のやり方を説明しながら、[理論化学への対峙の仕方][受験化学への対峙の仕方]を身につけさせることを目的としている。
        • [化学特講Ⅰ(計算問題)]の中身を簡略化・一般化したものが[原点からの化学|化学の計算|石川正明|駿台文庫]である。
        • [230]や[CanPass]よりも難度の高い問題、しかし[新演習|三省堂]ほどまで高度な問題への取り組み必要ではない。そういう場合には、[理系標準問題集 化学〈五訂版〉|駿台文庫]が向いているであろう。
        • さらに難度の高い問題は[新演習|三省堂]か大学別過去問に取り組むのが適切であろう。
        • [新演習|三省堂]は問題数過多なので、[有機化学だけ使う][理論化学の★★★は切り捨てる]など、取捨選択をしっかり行なわなければ、時間切れで爆死すること必定である。
        • 入試で実際に点差が開くのは、[230][CanPass][理系標準問題集 化学〈五訂版〉|駿台文庫]といったレベルでの凡ミスによる失点であろう。
        • [230][CanPass][理系標準問題集 化学〈五訂版〉]を短時間でノーミスでクリアするトレーニングを十二分に行ない、本当の意味での基礎固めが終わってから[新演習|三省堂]に手を出したほうが安全である。
        • [新演習|三省堂]を使うことで、化学にばかり[入試得点に直結しない努力]を傾注した結果、爆死する受験生が多いようだ。
        • [新演習|三省堂]は基本的に、爆死の原因物質となることが多い。これは覚えておきたい。
        • 満点・高得点が狙いやすいのは、化学より物理なのであるから、化学は適度な点数で諦めて、[230][CanPass][理系標準問題集 化学〈五訂版〉]を短時間でノーミスでクリアするトレーニングを徹底的に徹底するだけにとどめる。
          • [入試で得点1点を取るために必要な学習上の努力〔時間×労力〕]を[限界努力〔marginal effort〕]とよぶことにする。
          • 限界努力が少なくて1点が取れる行為には、次の事項が考えられる。私には見落としがあるだろうから、各自が付け加えてほしい。
            • [自分として手つかず〔未習・未修〕の分野に取り組む]:自分が選定した印刷教材が、最も効率的で最速であるのかを再検討する。
            • [自分として苦手とする分野〔克服するべきなのに放置している課題〕に取り組む]:
              • 化学だけが受験科目ではない。他科目にも目を向ける。
              • いま自分がしている努力が、客観的な意味で、総合得点を上げるための直接原因になっているのかどうかを意識できるように、いったんぜんぶを書き出してみる。
              • 共通テスト・二次試験の受験科目全科目を視野に入れながら[【自己の現状】〔模試の結果と落とした問題の傾向〕と【選定した印刷教材】の洗い替え調査]をして、客観的に[総合得点を上げるのに限界努力が少なくて済む分野]を見つけ出す必要がある。
            • [暗記すれば誰でも得点できる分野〔知識問題・とくに無機化学など〕に取り組む]
              • 無機化学で得点を拾い損ねる受験生は、漢字・漢文で得点を拾い損ねる受験生と同じ意味でアホであろう。
              • 覚えればバカでも得点できるのが無機化学・漢字・漢文である。無機化学・漢字・漢文を落としているから、数点足らずで不合格になるんだよ。
              • [新演習|三省堂]をぜんぶこなそうとするなど、いらぬところで背伸びをするから、数点足らずで不合格になるんだよ。
              • 実際に落ちる原因は、標準~やや難の問題で凡ミスによる失点を食らうからだ。
              • そういう意味では、[新演習|三省堂]は捨てて、[230][CanPass][理系標準問題集 化学〈五訂版〉]を短時間でノーミスでクリアするトレーニングを十二分に繰り返したほうがいいと思う。
            • [本番での運・不運に左右されない分野〔構造決定問題等〕に取り組む]:構造決定問題は、絶対に出るんだから、構造決定問題なら確実に満点が取れるように練習しておくべきなのは当然であろう。
        • 化学よりも物理での演習に時間・体力を投入したほうが、総合得点としては上がりやすいかもしれない。
        • 理系でも国語がある場合には、古文・漢文・現代文に力を入れたほうが、総合得点としては上がりやすいかもしれない。
        • このような[入試得点から逆算した、芯を食った努力]を心がけたい。
        • こういう戦略は、たとえ理Ⅲ志望でなくても、青松輝〔あおまつ・あきら〕さん〔ベテランちさん〕の雷獣チャンネル以外のYouTube動画へのゲスト出演の動画から学ぶのがよいであろう。

[Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学]は旧課程版であるから、エンタルピーに非対応であるので、そこを理解・承諾したうえで買わないといけない

[化学基礎一問一答【完全版】3rd edition][化学【完全版】3rd edition]に取り組む場合、難度や趣旨が似ている[化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版]はやらないでいいと私は思うけれども、お任せする

[化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版]は[全受験生が必ず触れておくべき問題]を凝縮してあり、かつ、解説が超詳しいので中途挫折のリスクがとても低い

[化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版][化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版]は問題数が少ないので演習量をおぎなう必要がある
  • [化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版]や[化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版]は問題数が少ないので演習量をおぎなう必要がある。
  • その演習量のおぎないには、[シグマ基本問題集 化学基礎|文英堂][シグマ基本問題集 化学|文英堂]がよいと思う。
  • [化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版]や[化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版]は、赤シートによる記憶チェックが使えない印刷である。
  • 赤シートによる記憶チェックが可能である[化学基礎一問一答【完全版】3rd edition][化学【完全版】3rd edition]を使って知識の暗記を終えてから[化学[化学基礎・化学]基礎問題精講 五訂版]に取り組んだほうがよい。
  • [化学基礎一問一答【完全版】3rd edition][化学【完全版】3rd edition]を使う場合、難度や趣旨が似ている[化学[化学基礎・化学]入門問題精講 四訂版]は必要ないと私は思う。

推奨される入門的通読書

[理解しやすい化学+化学基礎〔シグマベスト〕|文英堂]|教科書+教科書ガイドのような本で、教科書よりもわかりやすい

  • [理解しやすい化学+化学基礎]を通読するとしたら、[書き込み式ノート教材]と[一問一答]を使って[事項の暗記][解き方の暗記]がしっかりと固まってからである。
    • [暗記作業]と[暗記事項の想起作業]によって知識核〔結晶核〕を作ってからテキストの通読をしないのであれば、テキストの通読〔濃厚溶液の攪拌・冷却など〕をいくら積み重ねても[知識どうしの連関]が次々と明らかになる〔知識が結晶化する〕ことはなく、ザルで水を汲むようなことにしかならない。
  • [理解しやすい化学+化学基礎]の章立て:
    • 第1編・第2編→化学基礎
    • 第3編・第4編・第5編・第6編・第7編・第8編→化学
  • [理解しやすい化学+化学基礎]の紙面:全面カラーで、要所には黄色く太いアンダーラインが印刷の段階で引いてある。 ただし、化学図録を不要とするほどの写真までは載っていないので、化学図録の併用は必須である。
  • [理解しやすい化学+化学基礎]の解答編:[問題の解答]は別冊ではなく、本冊の巻末に綴じ込まれている。
    • [例題・類題][練習問題][定期テスト予想問題演習]の三種類の問題演習がある。問題数は多くはない。別途、問題集で演習量を増やす工夫が必要である。
    • [理解しやすい化学+化学基礎]に連動している問題集として[シグマ基本問題集 化学基礎|文英堂][シグマ基本問題集 化学|文英堂]がある。
      • 学校で[リードLightノート化学基礎|数研出版][リードLightノート化学|数研出版]が配布されていれば、それらを使ってもよい。
      • [セミナー化学基礎+化学|第一学習社][リードα化学基礎+化学|数研出版][ニューグローバル化学基礎+化学|東京書籍][センサー総合化学〔化学基礎+化学〕|啓林館][エクセル化学[総合版]|実教出版]のたぐいは、おすすめしない。
      • [Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学|学研][化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫][大学入試分野別マスターノート理論化学|旺文社][大学入試分野別マスターノート有機化学|旺文社][福間の無機化学の講義 五訂版|旺文社]は推奨。

参考書|教科書・定期試験レベル|[理解しやすい化学+化学基礎〔シグマベスト〕|文英堂]|索引はある

問題演習|教科書・定期試験レベル|[シグマ基本問題集 化学基礎|文英堂][シグマ基本問題集 化学|文英堂]

  • [シグマ基本問題集 化学基礎][シグマ基本問題集 化学]は、[理解しやすい化学+化学基礎〔シグマベスト〕]と連動している。
  • [シグマ基本問題集 化学基礎][シグマ基本問題集 化学]では、[重要問題集|数研出版]以前のレベルである、教科書傍用問題集レベルの問題が集めてある。
    • [検討]という解説が詳しい。[テスト対策]というまとめがある。
  • [シグマ基本問題集 化学基礎][シグマ基本問題集 化学]という易しい問題集で、ここまで解説が詳しいものは、珍しい。
    • ただし別冊解答編方式であることが不満である。
  • 問題の余白に、フリクションボールスリム用0.38mmオレンジ〔PILOT LFBTRF12UF-O〕で、解法・解答など必要情報を書き込んで、赤シートを使うのも手である。
    • ドライヤーで熱すると消える。

フリクションボール多色用・フリクションボールスリム用替芯 フリクションインキ
パイロット PILOT LFBTRF12UF-O [フリクションボールスリム用 替芯 0.38mm オレンジ]
パイロット PILOT 2色ボールペン フリクションボール2 0.38mm 超極細 インク色:黒/赤 クリアボディ LKFB-40UF-NC

入門書|[二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕|学研]|索引はある

  • [二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕]は旧課程版だけれども、[早わかりポイント!]に一行~二行程度で[覚えるべきこと]が要約されているので、効率がとてもよい。
    • 高校化学を一通り終えている人にとって、復習のために[早わかりポイント!]を一気に読んでいく、不明な点は本文を読む、という方式でもよさそうである。
  • [二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕]で不明な点を[理解しやすい化学+化学基礎〔シグマベスト〕]を参照して補うのがよい。
  • [二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕]と[Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学]は、設計思想が共通している。
  • [二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕]の印刷本は絶版されたようで、Kindle本としてのみ入手可能である。

問題演習|入試初歩レベル|[Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学|学研]|全451題|索引はある

  • [Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学]は旧課程版だけれども、[Evolution]に一行~二行程度で[覚えるべきこと]が要約されているので、効率がとてもよい。
    • [Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学]は、左頁に問題、右頁に解答・解説があり、解答や用語は赤シートで消えるようになっている。
  • [二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕〔旧課程なので注意〕]と[Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学〔旧課程なので注意〕]は、設計思想が共通している。
  • [Evolution 暗記と理解の最速ツール 化学基礎・化学〔旧課程なので注意〕]
    • 理論化学:1~267|267題|59.20%
    • 無機化学:268~331|64題|14.19%
    • 有機化学:332~451|120題|26.61%

入門書|[定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本|KADOKAWA]

  • [定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]は、旧課程の学習参考書ながら、犬塚壮志先生による説明がきわめて明快であり、KADOKAWAがこの本の新課程版を出さないのはアホだと思う。
  • [定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]は、[学校の授業]や[塾・予備校の基礎講座]が受けられない人が、[読む授業]を受けることができるような、珍しい超良書である。
    • リアル授業、リアル講座、ネット講座よりも、[定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]のほうが、印刷教材で速読が可能だという点で効率的であり、かつ、授業内容〔文字による説明〕が良質である。
  • [定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]よりも[二見太郎の早わかり化学〔化学基礎+化学〕]のほうが高度で実践的な〔問題を解くためのノウハウ的な部分に重点がある〕内容である。
  • 化学の先生が[使えないヤツ]だった場合には、[定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]をおすすめする。
  • [宇宙一]より[定期テスト対策[化学]の点数が面白いほどとれる本]のほうが、私にとっては理解しやすい。

卜部吉庸先生の著作には要注意

  • 卜部吉庸先生は、[試験に出ること][試験に出ないこと]を峻別し、[試験に出ること]だけを厳選する能力が低い。
    • 卜部吉庸先生には、[入試科目は化学だけではない]という事実がわからないのであろう。
    • 卜部吉庸先生の著作の解説には、[そんな受験に関係ないことは切り捨てなければ他の科目に悪影響が及ぶであろう]という[薬になるような毒]の部分が多い。
    • [薬になるような毒]の部分を、それと見極めて切り捨てる知恵・勇気・覚悟が求められている。
  • 卜部吉庸先生は、根気強いことだけは確実だけれども、受験化学においてそこまで有能ではないものと推定され、解法・解説が模範にならない側面もあるから、要注意である。
  • 駿台予備学校化学科には、伝統的に優秀な講師陣がおり、[駿台予備学校化学科に採用される]というだけで、かなりの実力者であろうと推定できる。
  • したがって、駿台予備学校化学科の講師・元講師の著作を優先的に採用し、それでもカバーできない部分がある場合にだけ、卜部吉庸先生の著作を利用するのが賢明であろう。

初級者は、鎌田真彰先生の著作には要注意

  • 鎌田真彰先生の解説は、初級者にとっては難解なので、初級者は鎌田真彰先生の著作は、やめておいたほうがよい。

[書き込み式ノート教材]と[一問一答]を使って[事項の暗記][解き方の暗記]を先行させる

  • 大学入試の化学では[やや易から標準までの問題を速く正確に解く、処理能力を問うタイプの問題]が多い傾向がある。
    • 入試化学は、大筋において、[大量の問題を短時間でミスすることなく解き切るスピード正確性レース〔Speed-Accuracy Race〕]である。
  • したがって、[問題量が多い]かつ[制限時間が短い]という条件下で、[やや易から標準までの問題を速く正確に解く]というトレーニングが、合格力を増大させる方法の筆頭格とみなしてよい。
    • あんまり難しい問題は切り捨ててしまい、[やや易から標準までの問題]にかんして[より短時間で満点が取れる練習]〔タイムアタック方式(規定のコースの周回タイムの短さを競う)〕を積み重ねるのが適切であろう。
    • 時間を詰めて、自分を追い込んでいくと、自分の弱点がハッキリしてくるので、模擬試験・本番試験で失敗するであろう要素を事前に知ることができる。
    • 未来の敗因を現在知ることができ、その対策を講じることができるので、[負ける確率]を確実に減じていくことができるようになるであろう。
  • [知識を先行させる][問題演習を後続させる]という順序が適切であろう。
    • [結晶が形成されるために必要な【初期の足場】]である結晶核がなければ、濃厚溶液において、結晶化が進まないことがある。
    • 結晶化を効率的に進ませるためには、結晶核になる基礎知識が必要である。
    • 高校化学でいえば、[書き込み式ノート教材]と[一問一答]を使って[事項の暗記][解き方の暗記]を先行させることで、知識核〔結晶核〕を作ってから問題演習に入らなければ、問題演習〔濃厚溶液の攪拌・冷却など〕をいくら積み重ねても[知識どうしの連関]が次々と明らかになる〔知識が結晶化する〕ことはなく、ザルで水を汲むようなことにしかならない。
    • また大量の入試過去問を演習したとしても、入試過去問演習ではチェックしきれない必須知識が多いので、入試過去問演習をやたらに増やしても、[知識問題を漏れなく・重複なくカバーする]ことは無理だと知る必要がある。
    • つまり[書き込み式ノート教材]や[一問一答]をみっちり暗記したほうが[事項の暗記][解き方の暗記]において、漏れなく・重複なくを達成しやすい。
    • いいかえれば、[書き込み式ノート教材]や[一問一答]をみっちり暗記せずに、大量の問題を解いて[できる気分になっている人]は、足下をすくわれる。
  • たしかに、高校化学には[暗記科目][理解科目]の両面がある。
    • ただし大学入試の化学では[やや易から標準までの問題を速く正確に解く、処理能力を問うタイプの問題]が多い傾向があるため、高校化学の段階では[暗記科目]の割合が、かなり大きいとみなしてよい。
    • だから[知識を先行させる][問題演習を後続させる]という順序を大切にする必要がある。
    • つまり[書き込み式ノート教材]や[一問一答]を徹底攻略してから問題演習に入る、という順序を崩さないことが適切であろう。
    • なお、理解とは[知識どうしの連関の知識]であるから、[暗記なしに理解は成立しない]といえる。とにかく暗記から逃げないのが安全であろう。
    • [大学受験を前提とする高校化学]にかんしては、《1》[素直に暗記をして問題が解けるようになること]と《2》[本質を理解すること]とを峻別〔しゅんべつ〕し、少なくとも学習の初期においては、《2》[本質を理解すること]を切り捨てる知恵・勇気・覚悟が必要である。
    • 大半の大学・学部は、《1》[素直に暗記をして問題が解けるようになること]だけで合格点に達する確率が高い。
    • したがって、多くの受験生は、《2》[本質を理解すること]を切り捨ててよいし、切り捨てなければ他の科目に悪影響が及ぶであろう。
    • 【《2》[本質を理解すること]が求められる】と考えられている超難関大学においてすら、総合得点で合否が決まる場合には、《2》[本質を理解すること]を切り捨てたほうが、総合得点を増大させるのに有利かもしれない。
      • 例えば、化学において《2》[本質を理解すること]を追い求めるよりも、それまで切り捨てていた古文・漢文・現代文を頑張ったほうが、総合得点の増大と合格に寄与する確率が高い場合もある。
  • 以上のようなことを考えると、高校化学のうち[少なからぬ部分]が、英語や世界史と共通する部分を多くもつ[暗記科目]である、と割り切るのが実際的だということになる。
    • 英単語集を覚え終わらないうちに、長文読解演習を積み重ねても、[イイカゲンな読み方]を繰り返すばかりで、長文の中で英単語を覚えるなどの効果は期待できない。知識核なしに演習を重ねてもザルで水。演習の前に知識を固める。
    • 世界史用語を覚え終わらないうちに、共通テスト対策の問題演習を積み重ねても、[イイカゲンな解き方]を繰り返すばかりで、問題演習を通じて世界史への理解が深まるなどの効果は期待できない。知識核なしに演習を重ねてもザルで水。演習の前に知識を固める。
    • [書き込み式ノート教材]や[一問一答]を暗記し終えていない状態で、化学基礎+化学の問題演習を行なっても、[知識どうしの連関]が次々と明らかになる〔知識が結晶化する〕などの効果は期待できない。知識核なしに演習を重ねてもザルで水。演習の前に知識を固める。
      • 大量の入試過去問を演習したとしても、入試過去問演習ではチェックしきれない必須知識が多いので、入試過去問演習をやたらに増やしても、[知識問題を漏れなく・重複なくカバーする]ことは無理だと知る必要がある。
      • 必須知識の総チェックには[書き込み式ノート教材]や[一問一答]が最適で、[書き込み式ノート教材]や[一問一答]を完璧に仕上げることを軽視するべきではない。
      • 英単語を数多く覚えていない状態で、語源〔接頭辞・語幹・接尾辞〕の意味を覚えても、新たに英単語を覚えることを、語源の知識が時間的・労力的に助けることは、ほぼ期待できない。
      • 語源の知識は、[知っている英単語どうしの連関の知識]であるから、英単語を豊富に知らぬ者が語源を覚えても、その効果は限定的である。
      • いま英単語で説明した内容は、化学にも類推的に当てはまり、[事項の暗記][解き方の暗記]が完了していない段階で、[理解科目としての高校化学]を論じても、ほぼ意味がない。
      • [具象なしに抽象は成立しない]のが本当のところなので、[事項の知識][解き方の知識]を暗記してから、[理解科目としての高校化学]を論じるのが、正常な順番である。
        • [理解によって暗記量を減らすことができる]という側面が、高校化学にあることは否定できないけれども、それは[後知恵]としてわかることである。
        • [あれと同じパターンだから、類推的に考えれば、丸暗記する必要はなかった]というのは、[後知恵]としてわかることである。
        • したがって、[あれと同じパターンだから、類推的に考えれば]ということに気づくことを支えるだけの最低限の丸暗記は必須だと私は思う。
        • しかし、[入試によく出る対象に絞って丸暗記するべきだ]というのは当然である。
        • [入試頻出か否か]という部分は受験のプロである予備校講師の著作にまかせる必要がある。
      • 問題演習は、時間・体力を奪われる行ない〔コスト〕である。[事項の知識][解き方の知識]を暗記していない学習の初期から問題演習を増やしすぎると、効率が悪い。
      • 問題数を絞って〔良問だけを厳選する〕問題演習に取り組まなければ、化学ばかりに時間・体力が投入されて、他科目とのバランスが崩れることで、入試得点の最大化にとってマイナスになることが多い。
      • 多様な問題に取り組むことを通じて、知識どうしの連関をより鮮明にすることで、どのような角度からその周辺の知識を問われても即答できるような、骨太の実力を養うことができるようになる。これは事実である。
      • しかしそれは、[事項の知識][解き方の知識]を暗記が確立されてからの話であり、当面の間は、[事項の知識][解き方の知識]を優先させるのが好ましい。
  • [書き込み式ノート教材]:準必修:やったほうがいいと思う
    • [基礎からのジャンプアップノート 理論化学 計算&暗記ドリル 改訂版|橋爪健作|旺文社]は推奨される。ただし意外と高度。入試化学に必要な必要最小限の知識が詰まっている。
    • [基礎からのジャンプアップノート 無機・有機化学 暗記ドリル 改訂版|橋爪健作|旺文社]は推奨される。ただし意外と高度。入試化学に必要な必要最小限の知識が詰まっている。
  • [一問一答]:必修:やる必要がある。
    • [化学早わかり 一問一答|KADOKAWA]は推奨される。入試化学に必要な知識が、ほとんど網羅されている。
    • [化学基礎早わかり 一問一答|KADOKAWA]は推奨される。入試化学に必要な知識が、ほとんど網羅されている。

[書き込み式ノート教材]と[一問一答]のやり込みが熟してきたら、[教科書・定期試験レベルの問題演習]+[共通テスト対策としての問題演習]をしながら、暗記の徹底をさらに徹底する

  • [教科書・定期試験レベルの問題演習]+[共通テスト対策としての問題演習]を行ないつつ、その過程でわかった[自分の知識・理解が甘かった部分]を[書き込み式ノート教材]と[一問一答]に立ち戻っておぎなう。
  • 自分の弱点を追記するべき印刷教材を決定する。以下に一例を示す。
    • [基礎からのジャンプアップノート 理論化学 計算&暗記ドリル 改訂版]をバラして、パンチで26穴をあけて、B5バインダーノートに閉じ、ルーズリーフに[自分の知識・理解が甘かった部分]を書き加えていく。
    • [基礎からのジャンプアップノート 無機・有機化学 暗記ドリル 改訂版]をバラして、パンチで26穴をあけて、B5バインダーノートに閉じ、ルーズリーフに[自分の知識・理解が甘かった部分]を書き加えていく。

問題演習|入試標準レベル|[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫]

  • 解説が難解な[重要問題集|数研出版]をやるぐらいなら、[化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉|駿台文庫][国公立標準問題集 CanPass化学基礎+化学〈改訂版〉|駿台文庫]に取り組んだほうが圧倒的に効率がよい。
  • [新演習|三省堂]に取り組むほどでもない場合には、[理系標準問題集 化学〈五訂版〉|駿台文庫]の難易度がちょうどよい。

問題演習|入試標準~やや難レベル|[大学入試分野別マスターノート理論化学|旺文社][大学入試分野別マスターノート有機化学|旺文社]

8月の末に新版が出るらしい。 まだ出ませんね。

有機化学|構造決定問題

  • [改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習|KADOKAWA]と[有機化学演習〈四訂版〉|駿台文庫]は定番書であり、誰もが使うので、いちおうやっておく必要がある、と私は思うけれども、ご判断は自己責任で。
  • [重要問題集|数研出版]などの総合的な問題集における構造決定問題パターンのカバレッジ〔網羅率〕は低いので、総合的な問題集での構造決定問題には取り組まず、カバレッジの高い有機化学〔とくに構造決定問題〕の専門問題集を使う必要がある。
  • 構造決定問題は必出のところが多いので、ぜひ得意にしておく必要がある。

有機化学のワープロ

Free Chemical Drawing Software for Students | ChemSketch | ACD/Labs

【ACD/ChemSketch】:
【Site】:■<a href="https://www.acdlabs.com/resources/free-chemistry-software-apps/chemsketch-freeware/#chemsketch_modal" target="_blank" rel="nofollow">Free Chemical Drawing Software for Students | ChemSketch | ACD/Labs</a><br>
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【Last Name】:姓【必須】
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【Academic Institution】:【必須】Personal UseまたはIndividualと入力しておく
【Country】:Japan

アスピリン

[帰納タイプのアプローチ法]と[演繹タイプのアプローチ法]|2-1

  • 【帰納タイプのアプローチ法】:[問題演習という具体的な実践をする中で高校化学の仕組みの概要を理解・暗記してから、テキスト読解によって高校化学の仕組みを詳細に学ぶ]
  • 【演繹タイプのアプローチ法】:[テキスト読解によって高校化学の仕組みを詳細に学んでから、問題演習という具体的な実践をする中で高校化学の仕組みの概要を理解・暗記していく]
  • 受験勉強としては、【演繹タイプのアプローチ法】よりも、【帰納タイプのアプローチ法】のほうが、学習者にとって時間・体力の消耗が少なくて済む。
    • 目標が[大学受験を前提とする高校化学]において[試験での得点競争]で勝つことである。その目標設定に見合った学習戦略・学習計画を作る必要がある。
    • [暗記ではなく理解が大事]などという理想論を漠然と信じてしまうようでは、思考が現実離れしていると考えてよい。
  • [大学受験を前提とする高校化学]には、典型問題が多数存在し、大学入試では、それら典型問題を使い回しているのが現状である。
  • [その事項が、典型問題の中で、どのように問われるのか]を知ってから、その事項を暗記・理解したほうが、学習体験として具体的であり、学習者の印象に、その事項が鮮明に残る。
    • 鮮烈な印象を受けることは、[記憶しやすい][記憶を維持しやすい〔忘れにくい〕]という二つの点で、とても重要である。
    • 典型問題の中でも、いわゆる良問〔良質な問題〕から鮮烈な印象を受けつつ、その良問に関連づけて事項を記憶しておくことは、学習効率を高めるのに、かなり役立つ。
    • [良問が厳選された問題集である]という点では、[化学[化学基礎・化学]入門問題精講|旺文社][化学[化学基礎・化学]基礎問題精講|旺文社]が他書を完全に凌駕している。
  • 高校では[検定済教科書+教科書傍用問題集]という【演繹タイプのアプローチ法】を前提とした印刷教材が推奨されている。
    • つまり授業で検定済教科書を使い、検定済教科書に書いてあることが記憶できているかどうかを、教科書傍用問題集で確かめる、という【演繹タイプのアプローチ法】が、そこでは推奨されているのである。
  • 少なくとも[大学受験を前提とする高校化学]にかんしては、高校が推奨する[授業+検定済教科書+教科書傍用問題集]という学習ルートは、これが【演繹タイプのアプローチ法】であることから、最短コースとはいえない。
  • [試験での得点競争]を前提としている以上、【演繹タイプのアプローチ法】よりも、【帰納タイプのアプローチ法】=[演習を先行・優先させるタイプのアプローチ法]のほうが有利であろうことは、容易に推測できると思う。
    • [試験での得点競争]の現場は、[問題を解く場]である。
    • [問題を解く場]に順化した学習者ほど、得点が高くなるであろうことは容易に予想できる。
  • [検定済教科書+教科書傍用問題集]という【演繹タイプのアプローチ法】を高校が推奨しているのは、大学入試の平均点が上昇するのを抑制し、大学入試の選抜機能を維持するためである。
    • 学習者の[成長・進化]にブレーキをかけるのが、支配者側の教育政策〔陰謀〕だということに気づく必要がある。
  • 高校が推奨するとおりの学習法を鵜呑みにしていたのでは、支配者側の教育政策〔陰謀〕に巻き込まれて、自分のポテンシャルよりも低い結果に甘んじることになるであろう。
  • もっとクレバーに、スマートになり、支配者側の教育政策〔陰謀〕の裏をかく発想をもつ必要がある。

[帰納タイプのアプローチ法]と[演繹タイプのアプローチ法]|2-2

  • ふたたび、受験勉強としては、【演繹タイプのアプローチ法】よりも、【帰納タイプのアプローチ法】のほうが、学習者にとって時間・体力の消耗が少なくて済む。
  • そうだとしたら、[具象から抽象へ]という[帰納タイプのアプローチ法]は、[理論化学][無機化学][有機化学]という高校化学の各単元を、どの順序で学習するか、にかんしても当てはめられるべきであろう。
  • [理論化学]という抽象論・一般論は、後回しにして、[無機化学][有機化学]という具象論の暗記を先行させたほうが、仕上がりが早い可能性がある。
    • 音声言語で英語例文を暗記し、和訳から例文がすぐに思い出せるようにしてから、[総合英語]などで英文法〔という抽象論〕を学んだほうがよい。
    • [英文法は後回しでよい]というより、英文法は後回しにして、【1】英語構文集・【2】英熟語集・【3】英単語集〔共通テストレベルまで〕を先にしっかりと暗記する必要がある。
    • 結局、具象を知らない人間が、抽象論を知っても、理解できないわけである。
      • 英文法は、単語〔見出し語〕の細目である品詞ごとの語法をまとめた概念〔語法どうしを貫く一般論〕であるから、単語やその語法を具体的に例文として知らぬ者が英文法を暗記しても、英文法の知識を具体的に生かすことができないのである。
      • 具象なき抽象論は、むなしい空理空論にすぎない。
    • 抽象とは、具象から一部の特徴を抽出したデータであるから、元データである具象を知らずに、抽象だけを知ったとて、それは単なる知識・机上の空論のようなものになってしまうのだ。
    • まずは具象を暗記せよ。抽象論を知って効果があるのは、[具象をすでに暗記し終えている]という前提条件を満たした者においてのみだ。
    • 高校化学でいえば、[書き込み式ノート教材]や[一問一答]を使って、[無機化学][有機化学]という具象論の暗記を先行させ、その次に、それらの背景理論としての[理論化学の暗記を終える]という学習順序にしたほうが合理的かもしれない。
    • 学習の進捗が遅れており、残り時間が少ないため、猛烈にスパートをかける必要がある場合、[無機化学][有機化学]という暗記で対処できる割合が大きい分野から先に終えていくのが合理的である。
    • 戦略として、[無機化学][有機化学]を終えてから、[理論化学の知識問題だけ]を、とりあえず先に終えていくやり方のほうが、暗記だけで取れる得点は、とりあえず確保できる、という安心感がある。
  • 検定済教科書は、大学入試の平均点を下げる〔大学入試の選抜機能を維持する〕ために、学習者をできるだけ[不効率な学習をする愚者]に押しとどめたいという意図をもって編纂されていると仮定する。
  • そうすると、学習者の不幸を願う検定済教科書が、入試で得点源になる[有機化学]を[化学]の最後の単元にしてあることも、ごく自然だといえる。
  • 支配者側の教育政策〔陰謀〕の裏をかく発想からすると、[検定済教科書の章立てに沿って学習を進めていったら支配者側の術中にはまるであろう][学習の最初に検定済教科書を使ったら支配者側の術中にはまるであろう]という[いい意味での先入観]をもつ必要がある。
    • [国民を殺すことを第一目標にしている政府がレプリコンワクチンを推進しているのは、コロナワクチン接種による〔とくに日本人に対する〕人口削減計画が、思ったよりもうまくいかなかったからであろう][国民を殺すことを第一目標にしている政府がレプリコンワクチンを推進しているのだから、レプリコンワクチンを打ったら確実に死ぬのだろう]というのも、[いい意味での先入観]である。
    • [検定済教科書の章立てに沿って学習を進めていったら支配者側の術中にはまるであろう]:以下に適切であろう学習順序の例を挙げる。
      • [無機化学][有機化学]を暗記してからの[理論化学の知識問題だけ]を、とりあえず先に終える。
      • 計算問題に特化した印刷教材・講座などを利用し、計算問題をしっかりと学ぶ。
      • 構造決定問題を中心とする、有機化学の典型問題をしっかりと学ぶ。
      • 何らかの問題集を使って、[頻出入試問題の演習]〔数研出版の重要問題集の水準〕を、問題難易度の易から難という順番で実行していく。
      • ※数研出版の重要問題集そのものは、問題よりも解説の難度が高いので、おすすめしない。
    • [学習の最初に検定済教科書を使ったら支配者側の術中にはまるであろう]:
      • 検定済教科書の通読は、[頻出入試問題の演習]と並行して、というタイミングが最も無難・有効であろう。
      • [事項の知識][解き方の知識]という具象的な情報をモノにしてから、その背景理論が書かれた検定済教科書を通読する、という順番がよいと私は思う。

[問題演習]=[記憶の想起行動]+[推論・演算行動]だけが実質的な勉強である

※泥縄式:[泥棒を捕らえて縄を綯う]のことわざから、問題が発生してから準備を始めるような、計画性の欠如・段取りの悪さ・不手際を批判する表現。

  • 人間の顕在意識・潜在意識では、[問われる〔求められる〕から記憶を泥縄式に用意する〔記憶する・覚える・暗記する〕]という順番で事態が推移しているように、私自身は感じている。
  • まったくの知識ゼロ、経験ゼロの段階から、[記憶の想起行動]+[推論・演算行動]=[問題演習]を積み重ねること。
    • それは[記憶〔知識〕]や[推論・演算の様式・方法]を泥縄式に身につけていくことである。これこそが、人間の潜在意識の働きに即した、効率的な学習方法だと私は思っている。
    • その行動は、自分の顕在意識・潜在意識に対して[問いかけ]いいかえれば[検索クエリの発行]を行なうことによって、[【この事項を覚えなさい】【この解法を覚えなさい】という命令を下すことになる]のであろう。
      • ※[検索クエリの発行]とは、何らかの文字列を検索窓に入力、あるいは、コピー&ペーストし、実行ボタンを押すことによって、システムの記憶領域に検索をかける行為をいう。
  • 以上のような文脈における学習効率とは、[単位時間あたりの【検索クエリの発行回数】]と言い換えることができるであろう。
    • テキストを読むよりも、[問題演習]を行なうことによって、[自分の顕在意識・潜在意識に対する、単位時間あたりの検索クエリの発行回数を、できるだけ増やす行為]を行なったほうが[試験での得点競争]に勝つためには有利である。
    • いいかえれば、[問題演習]を通じて[何事かを思いだそうと脳に対して検索をかける]以外の時間を、勉強時間にカウントしてはならない、ということになる。
    • そうすると、[問題演習]を通じて自分の顕在意識・潜在意識に対して[検索クエリの発行]を行なっている時間以外は、ほぼほぼ無駄な時間だという、身も蓋もない話になってしまうのである。
    • 公文式の効率性の理由は、原理としては、[問題演習]を徹底するやり方である、という点につきるであろう。
      • 公文式では、学習のほとんどを、[スモールステップのプリントを解くこと]=[問題演習]に充てている。
      • 既存の知識・技術を高速で習得していくには、[スモールステップのプリントを解く]という[問題演習]を徹底するのがいちばん効率的であろう。
      • ただし公文式のようなやり方では、[自分の尊厳が無視されて、自分が暗記マシーンにされてしまう]ので[人間疎外][人間性の阻害]といった諸問題に直面することになるであろう。
      • 公文式のような教育・学習のあり方は、現在の地球文明〔世界政府が一元支配してきた地球文明〕が推進してきた、産業革命的な価値観に基づく教育であり、この教育はやがて見直されるであろう。
      • 公文式のような教育・学習のあり方は、[洞察力が鍛えられる機会を逸失する][創造性の醸成に寄与しない]など、人間の[成長・進化]にとってマイナスの側面をもつものと思われる。
      • 現在の地球文明は、すべてが[お金を儲けることだけが正義][地位・名誉を高めることだけが正義][競争社会を勝ち抜くことだけが正義]などといった、男性原理的な力の世界を基調にしてきた。
        • 男性原理的とは、[卵子に到達した、第一位の精子だけが、競争の勝者である]といったようなことを、肯定し、盛り上げるような気風をいう。
        • これからしばらくの間は、女声原理的な[共存共栄・助け合い]などが重視される時代に入る。これは天体の配置と、天体から送られてくる電磁波の関係で、そうなるらしい。
        • 地球の人間は、サルから進化したわけではなく、レプティリアンがサルを土台としながら、遺伝子操作で[ヒューマノイド型奴隷生物]として作り上げた人工生物であるらしい。
        • 産業革命以来の公教育は、[ヒューマノイド型奴隷生物]を労働奴隷として[しつけ]るための洗脳機関である。
        • 産業革命を推進してきた、英国王室の背景にいる世界政府の主催者グループは、これから衰退していくので、現在のような教育体制は見直される時期が近づいている。
        • なお[科学]という宗教のウソも、近いうちにばらされるので、化学の内容も大きく変わる可能性がある。