理科の教科書は書き換わる
■AIてる子@暴露芸人 (@teruko_JMYG_bot): “多くの物質は酸素、炭素、窒素、水素、塩素のみで合成できる ガソリンは塩水から作れる 初期の原子爆弾はただのマグネシウムテルミット爆弾 海水とマグネシウムで安価に容易に発電できるので、実は原発などいらない。” | nitter.poast.org
■AIてる子@暴露芸人 (@teruko_JMYG_bot): “アインシュタインの相対性理論は誤り。 ニュートリノはe=mc^2の誤りを隠すためのインチキ。 ノーベル賞は、相対性理論の誤りを隠ぺいしてくれたペテン科学者に贈られる詐欺大賞の側面がある。 元素周期表の半分以上は嘘や誤り 。” | nitter.poast.org
高校化学において使用されなくなった用語・取扱|【生き残り】:これは生き残っている
文字コード順
- {21}■アルデヒド基
- {27}【生き残り】:イオンの価数
- {26}【生き残り】:イオン反応式
- {04}■イオン式
- {22}■ケトン基
- {18}■両性元素
- {05}■価標〔かひょう〕
- {24}■光学異性体
- {01}■六方最密充填
- {06}■共有結晶
- {14}■凝固点降下度
- {11}■化合
- {03}■希ガス〔Rare Gas〕
- {23}■幾何異性体
- {07}■標準状態
- {02}■気体から固体への状態遷移=昇華:sublimation
- {15}■水酸化鉄(Ⅲ)を3価の弱塩基として扱うこと
- {13}■沸点上昇度
- {16}■活性化状態
- 参考:{12}■絶対屈折率
- {12}■絶対質量
- 参考:{12}■絶対速度
- {20}■融解塩電解
- {17}■質量作用の法則
- {25}【生き残り】:電子式
番号順
- {01}■六方最密充填
- {02}■気体から固体への状態遷移=昇華:sublimation
- {03}■希ガス〔Rare Gas〕
- {04}■イオン式
- {05}■価標〔かひょう〕
- {06}■共有結晶
- {07}■標準状態
- {11}■化合
- {12}■絶対質量
- {13}■沸点上昇度
- {14}■凝固点降下度
- {15}■水酸化鉄(Ⅲ)を3価の弱塩基として扱うこと
- {16}■活性化状態
- {17}■質量作用の法則
- {18}■両性元素
- {20}■融解塩電解
- {21}■アルデヒド基
- {22}■ケトン基
- {23}■幾何異性体
- {24}■光学異性体
- {25}【生き残り】:電子式
- {26}【生き残り】:イオン反応式
- {27}【生き残り】:イオンの価数
- 参考:{12}■絶対屈折率
- 参考:{12}■絶対速度
高校化学の変更点〔新課程対応〕|注意すべき大きな三つの変更点
■【化学新課程対策】変更点総まとめ
■公益社団法人日本化学会 | 新着情報 | 高等学校化学で用いる用語に関する提案(1)
■公益社団法人日本化学会 | 活動 | 高等学校化学で用いる用語に関する提案(2)
【1】[12族元素〔亜鉛Zn、カドミウムCd、水銀Hg〕の分類を遷移元素とする|定義変更]:化学基礎
- 新課程での定義:[3~12族元素を遷移元素とする]:化学基礎
【2】[【ベリリウムBeとマグネシウムMg】を含む、すべての2族元素をアルカリ土類金属元素とする|定義変更]:化学基礎
- 新課程での定義:[すべての2族元素をアルカリ土類金属元素とする]:化学基礎
【3】[熱化学方程式を廃止したかわりに化学反応式にエンタルピー変化を併記する形式を採用した]:化学
- 受験生として、とりわけ注意を要するのは、この【3】[熱化学方程式を廃止したかわりに化学反応式にエンタルピー変化を併記する形式を採用した]という変更点だけである。
- 大学入試の過去問にも、旧課程の学習内容を前提とする[熱化学方程式を用いる形式]で解答が書かれた問題が大量に含まれている。
- 大学教科書でも、古い教科書では、熱化学方程式を使用したものがある。
- したがって、受験生としては、高校化学の熱力学に関係する問題では、《1》[熱化学方程式を用いる形式]、および、《2》[化学反応式にエンタルピー変化を併記する形式]の両方で解答が作れるようにしておくことでOKだということになる。
- つまり、《1》と《2》という二つの方式を相互に言い換え〔変換〕ができるようになっておけば問題ない、ということになるであろう。
■【化学新課程対策】変更点総まとめ
■【化学新課程】熱化学方程式とエンタルピー – J7 2024
高校化学の変更点〔新課程対応〕|細かな変更点
【化学基礎の教科書】の細かな変更点|高校化学の変更点〔新課程対応〕
{01}[六方最密構造または六方最密充填構造を用いることとし、【六方最密充填】を廃止する|用語廃止]
{02}[気体から固体への状態遷移を、新たに【凝華〔ぎょうか〕】と呼ぶようになった|用語変更]
- 【旧課程】:
- 固体から気体への状態遷移=昇華:sublimation
- 気体から固体への状態遷移=昇華:sublimation
- 固体から液体への状態遷移=融解:melting
- 液体から固体への状態遷移=凝固:freezing
- 液体から気体への状態遷移=蒸発:vaporization
- 気体から液体への状態遷移=凝縮:condensation
- 【新課程】:エネルギーの小さい側への状態遷移には[凝〔ぎょう〕]という接頭辞が付くように統一された。
- 固体から気体への状態遷移=昇華:しょうか:sublimation:サブリめいション
- 気体から固体への状態遷移=凝華:ぎょうか:deposition:デポずぃション
- 固体から液体への状態遷移=融解:ゆうかい:melting:めルティング
- 液体から固体への状態遷移=凝固:ぎょうこ:freezing:フりーズィング
- 液体から気体への状態遷移=蒸発:じょうはつ:vaporization:ヴェイポリぜいション
- 気体から液体への状態遷移=凝縮:ぎょうしゅく:condensation:コンデンせいション
{03}[【18族元素】の呼称として、貴ガス〔Noble Gas〕を用いることとし、【希ガス〔Rare Gas〕】を廃止する|用語廃止]
{04}[化学式やイオンを表す化学式を用いることとし、【イオン式】を廃止する|用語廃止]
参照:{04}【イオン式】と{26}【イオン反応式】と{27}【イオンの価数】
{05}[構造式において結合を表す線を用いることとし、【価標〔かひょう〕】を廃止する|用語廃止]
{06}[共有結合結晶や共有結合の結晶を用いることとし、【共有結晶】を廃止する|用語廃止]
{07}[【$\hspace{0.125em}0\hspace{0.125em}{^\circ}\text{C} \hspace{0.5em} 1.013 \times 10^5 \hspace{0.125em} \text{Pa} \hspace{0.125em}$など、温度と圧力を明示すること】とし、【標準状態】を廃止する|用語廃止]
{08}[同義語として定比例の法則および一定組成の法則の両方を容認する|用語の容認範囲拡大]
{09}[同義語として倍数比例の法則および倍数組成の法則の両方を容認する|用語の容認範囲拡大]
{10}[同義語として気体反応の法則および反応体積比の法則の両方を容認する|用語の容認範囲拡大]
{11}[高校以降では【化合】を廃止するけれども化合物は用いる|用語廃止]
高校以降では、化合と分解の二分法を強調する理由がないため、高校以降では【化合】は用いない。
{12}[単に質量を用いることとし、【絶対質量】を廃止する|用語廃止]
【絶対質量】は、[相対質量]との対比で生まれた用語と推定されるけれども、必要がないため廃止する。
- [相対速度]は存在しても、【絶対速度】は存在しない。単に[速度]でよい。
- [相対屈折率]は存在しても、【絶対屈折率】は、あまり使用されない。単に[屈折率]でよい。
- [相対質量]は存在しても、【絶対質量】は存在しない、というのが自然である。単に[質量]でよい。
【化学の教科書】の細かな変更点|高校化学の変更点〔新課程対応〕
{13}[【沸点上昇度】と沸点上昇の使い分けを廃止し、両方とも沸点上昇で統一する|用語統合]
{14}[【凝固点降下度】と凝固点降下の使い分けを廃止し、両方とも凝固点降下で統一する|用語統合]
{15}[【水酸化鉄(Ⅲ)を3価の弱塩基として扱うこと】をやめる|取扱変更]
- 水酸化鉄(Ⅲ)が一定の組成で安定に存在できる物質ではないことがわかったため。
- ただし水酸化鉄(Ⅲ)は、〔正電荷を帯びる〕コロイド溶液や沈殿としては扱う。
{16}[遷移状態を用いることとし、日本の高校教科書の独自用語である【活性化状態】を廃止する|用語廃止]
{17}[化学平衡の法則を用いることとし、【質量作用の法則】を廃止する|用語廃止]
{18}[【両性元素】を廃止する|用語廃止]
両性金属、両性酸化物、両性水酸化物など、[両性]は、物質に対して用いられる表現であり、[両性]を元素に対して用いるのは不自然だから。
{19}[同義語として二酸化マンガンおよび酸化マンガン(Ⅳ)の両方を容認する|用語の容認範囲拡大]
中学では二酸化マンガンと、高校では酸化マンガン(Ⅳ)と表記されていた。どちらも正しいので併記してよい。
{20}[原則として溶融塩電解を用いることとし、【融解塩電解】を廃止する|用語廃止]
{21}[官能基−CH=Oの正式名称であるホルミル基を用いることとし、【アルデヒド基】は非推奨とする|用語廃止]
{22}[官能基>C=Oの正式名称であるカルボニル基を用いることとし、【ケトン基】は非推奨とする|用語廃止]
{23}[シス-トランス異性体を用いることとし、【幾何異性体】を廃止する|用語廃止]
- 高校化学では、幾何異性体のうちシス-トランス異性体しか扱わない。
- 混乱を避けるためにシス-トランス異性体で統一し、幾何異性体という表現は、高校化学では使わない。
{24}[鏡像異性体を用いることとし、定義が不明確で時代遅れの用語である【光学異性体】を非推奨とする|用語廃止]
<1>【●化学基礎・化学】:酸化還元反応の定義が変更された。新課程では、酸化数の増減で定義されるようになった。
- 酸化還元反応の定義
- 【電子の授受による定義】:
- 電子を失うのが酸化、電子を得るのが還元。
- 【酸素や水素の授受による定義|まとめ方A〔タテにもヨコにも見る〕】:
- 酸素を得るのが酸化、水素を失うのが酸化。
- 酸素を失うのが還元、水素を得るのが還元。
- 【酸素や水素の授受による定義|まとめ方B〔タテにもヨコにも見る〕】:
- 酸素を得るのが酸化、水素を得るのが還元。
- 酸素を失うのが還元、水素を失うのが酸化。
- 【酸化数の増減による定義】:
- 酸化数が増加するのが酸化、酸化数が減少するのが還元。
- 【電子の授受による定義】:
<2>【●化学基礎・化学】:原子の電子配置の記述方法が変更された。新課程では、エネルギー準位の低い順に電子配置を記述する。
- エネルギー順:電子は最もエネルギーの低い軌道から順に配置される。
- オービタルの表記:s, p, d, fオービタルの順に記述する。
- 主量子数:各オービタルの前に主量子数を記す。
- 例えば、ナトリウム〔Na〕の電子配置は以下のように記述する:
- 1s²2s²2p⁶3s¹
- この記述は、1s軌道に2個、2s軌道に2個、2p軌道に6個、3s軌道に1個の電子が配置されていることを示す。
<3>【化学基礎・●化学】:化学平衡の定数の表し方が変更された。新課程では、平衡定数$K$の代わりに反応商$Q$を用いて説明する。
- 反応商$Q$の導入:
- 定義:反応商$Q$は、化学反応の任意の時点における生成物と反応物の濃度比を表す。
- 数式表現:
- 一般的な反応:$\ce{mA + nB <=> xC + yD}$
- 反応商$Q$:$Q = \dfrac{[C]^x [D]^y}{[A]^m [B]^n}$
- ここで、[ ]は各物質の濃度を表す。
- 平衡定数Kとの関係:
- 平衡状態:反応が平衡に達したとき、$Q = K$〔平衡定数〕となる。
- 動的な表現:$Q$を用いることで、反応の進行状況を動的に表現できる。
- $Q < K$のとき反応は正方向に進み、$Q > K$のとき逆方向に進む。
提言されたけれども、高校化学において変更がなされなかった点
{25}[ルイスの記号やルイス構造を用いることとし、【電子式】を非推奨とする|用語廃止]
- そもそも高校化学において、ルイスの記号〔ルイス構造〕を導入する必要はないのかもしれない。
{26}[イオンを含む反応式を用いることとし、【イオン反応式】を非推奨とする|用語廃止]
参照:{04}【イオン式】と{26}【イオン反応式】と{27}【イオンの価数】
{27}[電荷〔電気素量を単位とした量〕を用いることとし、【イオンの価数】を非推奨とする|用語廃止]
参照:{04}【イオン式】と{26}【イオン反応式】と{27}【イオンの価数】
- 高校化学において、イオンの価数〔電荷の絶対値〕という表現は必要ではなく、イオンの[電荷が+1][電荷が+2][電荷が-1][電荷が-2]などとすればよいだけである。
- イオンの価数は、酸塩基の価数とは異なる概念である。