「古文」は読まないとダメ

おまいら、おいっす! 

おまいらが古文が読めないのは、古文の先生が言うような勉強のやり方してるからだ。

「らりりるれれ」とか唱えても、得点力には、あまりつながらない。

助詞・助動詞・敬語法(古典文法)が実践的なかたちでは身についていないから、古文が読めないんだ。

古文は傍訳を見ながら、古文そのものを何度も何度も読まなきゃ力がつかない。

さらにいえば、古文の用例そのものを暗記しなきゃ力がつかないんだ。

古典文法学習において、用例を覚えるとしたら、『土屋の古文公式222』が含んでいる222本の用例だ。

古文読解上重要な助動詞・助詞を含んだ用例を解説してある、「用例本位の実戦型古典文法」が『土屋の古文公式222』だ。

『土屋の古文公式222』は代々木ライブラリーから出ていた超ベストセラーの再版だ。

『土屋の古文公式222』で覚えた用例の知識を使って、短い用例を文法に忠実に口語訳していく「精読」をしたい場合、
発展30日完成 [32]古文(高校初級用)
を徹底的に活用するとよい。 別冊解答編に品詞分解(古文におけるパーシング)が付いているので、文法的に詰めて読解する練習に最適である。 『発展30日完成 [32]古文(高校初級用)』を徹底的に活用するとしたら、『発展30日完成 [32]古文(高校初級用)』に登場する短い用例は、口語訳から古文が口頭+筆記で答えられるように、用例を音声言語として丸覚えするとよい。 このあたりは「古文も語学」「英語も語学」「社会・理科などの暗記科目も語学」なので、やり方はすべて同じです。


用例を覚えるにしても、覚えないにしても、今から次の2冊を買って、その別冊解答編を見て、「原文(古文)」と「赤刷りの口語訳」とを見比べて、意味を把握しながら「原文(古文)」を読んで理解する、というのをやってください。

この「傍訳付きの原文を読み込むトレーニング」(補助輪付きの自転車)こそが、短期間で古文が上達する秘策です。

英語だって、そうなんだよ。 「傍訳付きの原文を読み込むトレーニング」だけが、読解力を短期間で高めてくれるんです。

傍訳付き

『古典文法10題ドリル(古文基礎編)』『古典文法10題ドリル(古文実戦編)』『古典文法マスタードリル 』といった書き込み式ノート教材は、別冊解答編だけが「使える」と思ってください。

別冊解答編を見て、解答や口語訳が赤刷りされている(この赤刷りは、理想的には赤シートで消える色)。 そのような印刷教材を選んでください。

古典文法のまとめは、『古典文法マスタードリル 』(下記:ゆきねこ先生の古典文法ドリル)で十分だと思います。 これも別冊解答編だけでいい。 解答や口語訳が赤刷りされているので、赤シートでサクサクっとやろう。

傍訳付き

先に「原文(古文)」をたくさん読んで、経験値を積んでから、古典文法を「まとめ」という意味で体系的に覚えたほうが、確実に仕上がりが早いよ。 『古典文法マスタードリル 』は、「必要ない」と思えば、やらなくていいです。

センター試験へ向けて古文パッセージの読み込みをしたい

センター試験は平均点が60%程度になるように難易度を調整して出題されています。

「得点が偏差値のように機能する」ことを目指して、難易度を可変にしているのです。

文系の上位層がセンター古文の平均点を上げてくるので、センター古文は難しいです。

つまり「センター試験が『国公立大学の一次試験』でなくなった時点」から、センター試験はすでに「別物」になってしまっているのです。

「私大にもセンター試験を開放して、受験料収入を多く得る(利権を追求する)こと」を独立行政法人大学入試センターが選択したせいで、センター試験はひねくれた問題の試験になり、受験生に理不尽な負担がかかっているのです。

具体的には、センター試験の得点を重視する大学を受験する場合、センター古文といえども、私大文系の受験生と同等に頑張る必要も出てくるわけです。

センター古文だからといって、甘く・軽くみないで、本気で本格的にやる(ただし理系の場合はやりすぎに注意)ことが求められています。

センター古文へ向けての読み込み用

傍訳なし

傍訳付き

易しい問題をたくさん解きたい

文法的に詰めて読解したい 発展30日完成 [42]古文(高校中級用)

センター試験には高度すぎます 発展30日完成 [52]古文(高校上級用)

センター試験では使えない裏ワザ|多くの口語訳を読めば本番で的中するかも

入試古文はこの中から出る 新日本古典文学大系 · ゆきんこの勉強法 | 自修人

高校古文こういう話

古語辞典

新全訳古語辞典|9784469021219|4469021210

三省堂 詳説古語辞典|9784385138305|4385138303

三省堂 詳説古語辞典 小型版|9784385138312|4385138311

用言・体言

小学校・中学校で習う国文法(口語文法)は、これを学習して意味がありますか?
ありません。無意味です。
文法を学ぶことなしに、どうやって国語を身につけるのですか?
赤子が育つ様子を観察することぢゃよ。音声言語を聞いて、用例をたんまりと暗記するしかないのぢゃ。
国文法(口語文法)は、何のために習うのですか?
古典文法(文語文法)を学ぶための準備です。
中学課程、高校課程に古文がなければ、国文法(口語文法)も必要なくなりますね?
その通りです。しかも古文は必要のない科目です。
古文は必要のない科目なのに、なぜ続けているのですか?
学校の先生、塾・予備校の講師、大学の教員など、古文で食っている大人がいるからです。
古文が何の役に立つのですか?
古文で食っている大人を食わせるためです。
マジすか? 古文で食っている大人を食わせるより、自分が食っていかなきゃならんのですが。
食っていくために古文は役に立ちません。古文が嫌いなら理系に進みなよ。理系のほうが食っていきやすいよ。
どうして古文を学ぶのか?
洗脳でしょうな。たぶん大化の改新以来ずっと続いている日本の統治者(中臣鎌足→藤原氏の末裔)が、自分たちを権威づけるためにやっとることでしょうなぁ。まぁ、中臣とか、藤原とか、コイツらテロリスト・暴力集団ですから尊敬なんかしませんけど。今回の地球の大浄化では、縄文時代ぐらいまで、体制が戻されると思います。
体言とは?
名詞類のことです。格(case)の担い手、いいかえれば、主語になれる言葉が体言です。
「主語になれる言葉が体言」ということを、格との関係において述べよ。
名詞が主格という格を帯びたとき、それを主語と呼ぶだけのことです。主語という語はなく、そこにあるのは名詞です。だから主語は名詞の別名であり、述語は動詞の別名です。くだらない用語が多すぎるんだよ。
用言とは?
動詞類のことです。
形容詞、形容動詞も用言ではないのですか?
形容詞、形容動詞も動詞のうちです。形容詞にも、形容動詞にも、ラ変動詞「あり」が内蔵されています。日本語の形容詞・形容動詞は、「動詞ビルトイン型」なのです。
日本語の形容詞に、動詞がビルトインされている証拠を示してください。
形容詞にはカリ活用(補助活用)があり、「カリ」の「カ」は「くあり|しくあり」の「くあ→くぁ→カ」です。「くあり|しくあり」の「あり」はラ変動詞「あり」そのもの。したがって、次のように見てください。「花赤し」は「花赤くあり」の省略。「子供大人し」は「子供大人しくあり」の省略。
日本語の形容動詞に、動詞がビルトインされている証拠を示してください。
形容動詞には、ナリ活用とタリ活用があります。「なり→にぁり→にあり」(にぁ=な)。「たり→とぁり→とあり」(とぁ=た)。「にあり|とあり」の「あり」はラ変動詞「あり」そのもの。
日本語の形容詞、形容動詞は、英語に置き換えると、何になりますか?
日本語の形容詞、形容動詞は、英語でいう「be動詞+形容詞(補語)」です。ただし、連体形である「日本語の形容詞、形容動詞」を除きます。
日本語の形容詞、形容動詞が連体形の場合、英語に置き換えると、何になりますか?
日本語の形容詞、形容動詞にかぎらず、連体形は英語でいう「限定用法(attributive use)の形容詞」です。
連体形とは何ですか?
英語でいう「(動詞由来の)形容詞」「形容詞相当の準動詞」「関係詞が導く形容詞節」です。これら形容詞相当は、「限定用法(attributive use)の形容詞」のたぐいです。
連体形・連用形の「連」って何やし?
「連」とは「修飾する」という意味です。
修飾するやったら「修」やろうが(゚Д゚)ゴルァ!!?
そうですね。名称を付けるセンスがゼロなんで、文法用語が覚えにくいんだよ。文法作ったコイツらアホやろ?
連用形とは何ですか?
英語でいう「(動詞由来の)副詞」「副詞相当の準動詞」「従位接続詞・複合関係詞などが導く副詞節」です。
日本語の用言を構成する3つは?
動詞、形容詞、形容動詞の3つ。
日本語の形容詞、形容動詞に本当の品詞は?
動詞(ラ変動詞「あり」)。
前問までを踏まえると、日本語の用言とは?
動詞そのもの。
用言という用語を作ったヤツは○だ。
アホ。
体言という用語を作ったヤツは○だ。
アホ。
用言とは?
動詞類。
体言とは?
名詞類。
用言が文中で担う役割は?
用言は述語になります。

「動詞が太陽」で「主語、目的語などが惑星」という「言語の太陽系」=「動詞系」というものを思い描いてください。

どんな言語でも「動詞系」のフラクタル構造になっています。

フラクタル図形 - Google 検索

小構造の自己反復によって、中構造が成り立っている。

中構造の自己反復によって、大構造が成り立っている。

そういうのがフラクタル構造です。


動詞はすべて述語、あるいは、プチ述語です。

述語というのは、「社長」みたいな役職名です。

とにかく、動詞があれば、主語や目的語といった、取り巻きが必ず現れる。

その「動詞とその取り巻き集団の全体」を「動詞系」と考えてください。

その「動詞系」がフラクタル構造をなしている。

これが言語のマクロ構造です。

青く→光る。「青く」の活用形は?
「光る」が用言〔動詞類〕なので「青く」は副詞形=連用形。
青い→光。「青い」の活用形は?
「光」が体言〔名詞相当〕なので「青い」は形容詞形=連体形。
速く→走る。「速く」の活用形は?
「走る」が用言〔動詞類〕なので「速く」は副詞形=連用形。
速い→走り。「速い」の活用形は?
「走り」が体言〔名詞相当〕なので「速い」は形容詞形=連体形。
とてつもなく→バカ。「バカ」の品詞は?
「とてつもなく」が連用形〔副詞相当〕なので、この「バカ」は動詞類(ここでは形容動詞)。
とてつもない→バカ。「バカ」の品詞は?
「とてつもない」が連体形〔形容詞相当〕なので、この「バカ」は体言〔名詞相当〕。
寒く→なる。「寒く」の活用形は?
「なる」が用言〔動詞類〕なので「寒く」は副詞形=連用形。
誇り高き→バカ。「バカ」の品詞は?
「誇り高き」が連体形〔形容詞相当〕なので、この「バカ」は体言〔名詞相当〕。
未然形とは?
連ズ形と同形の活用形をいいます。連ズ形とは、「後続語」(下接語)として「ズ」を付けたときの語形です。
已然形・仮定形とは?
連バ形と同形の活用形をいいます。連バ形とは、「後続語」(下接語)として「バ」を付けたときの語形です。
命令形とは?
連!形と同形の活用形をいいます。連!形とは、「後続語」(下接語)として「!」を付けたときの語形です。
上一段活用は?
下一段活用は?
上一段活用は、「見る」とその仲間だけだ。その理由は?
唐傘お化けには目が1つ。上半身に目が1つ。上一。目で「見る」。
下一段活用は、「蹴る」だけだ。その理由は?
唐傘お化けには足が1本。下半身に足が1本。下一。足で「蹴る」。
「見る」とその仲間のゴロを述べよ。
君にいい日(きみにいゐひ)。
き?
着る(きる)。
み?
見る(みる)。
に?
似る(にる)。煮る(にる)。
い?
射る(いる)。鋳る(いる)。沃る(いる)。
ゐ?
居る(ゐる)。率る(ゐる)。
ひ?
干る(ひる)。
サ変動詞は?
「す」「おはす」。「す」の親類は数え切れないほどあります。
口語(現代文)における6つの活用形?
未然(みぜん)、連用(れんよう)、終止(しゅうし)、連体(れんたい)、仮定(かてい)、命令(めいれい)。
文語(古文)における6つの活用形?
未然(みぜん)、連用(れんよう)、終止(しゅうし)、連体(れんたい)、已然(いぜん)、命令(めいれい)。
6つの活用形を使った6マス活用表。この6マス活用表を作るモトになった「活用の種類」とそのメンバーは?
ナ変。死ぬ、往ぬ(いぬ)、去ぬ(いぬ)。6マス活用表は、ナ変の活用パターンに合わせて作られています。
文語文法では「已然形(いぜんけい)」と呼ばれ、口語文法では「仮定形(かていけい)」と呼ばれる。なぜ、こういう変更があったのか?
已然形・仮定形は、「連バ形同形」という活用形です。接続助詞バの意味が、古文(文語)では確定条件なので已然形と名付けられ、現代文(口語)では仮定条件なので仮定形と名称変更された。どちらにしても、已然形・仮定形は「連バ形同形」である。
已然形の「已然」とは?
「すでに、そうある」という意味。
雨が降れば(現代文)→意味?
「もしも雨が降ったとしたら」(仮定条件)
雨降れば(古文)→意味?
「雨が降ったので」(確定条件)
雨降らば(古文)→意味?
「もしも雨が降ったとしたら」(仮定条件)

テニスの王女さま|梅子

英語・古文|助動詞|活用表 · ゆきんこの勉強法 | 自修人


この夏の大会で、梅子(うめこ:主人公)はテニス部を引退する。

秋から、梅子は入試の準備に入る。

●●●「秋に向けて」【「秋」≒「あり」=ラ変】【あいいうええ】→「ら・り・り・る・れ・れ」 梅子は優勝を心に誓った。

そのとき、小菊の声がした。

「アンタの優勝なんかあらへん」【「あり」=ラ変】 小菊は梅子のライバルである。

(オンドレ、ヌォーッ)梅子は燃えた。


優勝のためには体力。

体力のためには、たくさん食べることだ。

「我ながら、ナイスなアイディアだ」と梅子は思った。

●●●「ナイス! 食うすべて」【ナイス=ナ変】【あいううううええ】【な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね】 しかし梅子は、「食べすぎたら死ぬかな」と思った。

しかしすぐに、「死なへん」【「死ぬ」=ナ変】と思い直した。

梅子の好物は梅じそだった。

そのため梅子の母は、特製の梅じそを日々作っていた。

●●●「日々作る梅じそ」【上二】【いいううううえいお】【き・き・く・くる・くれ・きよ】 梅子は、梅じそを使って、自分で握り飯を作り、それを食べるのが常だった。

●●●「手で作るウメエよ」【下二】【ええううううええお】【え・え・う・うる・うれ・えよ】 調子に乗った梅子は、●●●「テニスするウメエよ」【「する」=サ変】【えいううううええお】【せ・し・す・する・すれ・せよ】と自分のテニスの腕前を自慢。


大会が始まった。

梅子の母は応援した。

「梅子、フットワークよ。足を使うの。大地を蹴るのよ」 梅子はうなずいた。

梅子の母は、さらに応援した。

●●●「蹴れ! 熱烈攻めれよ(少しなまっている)」【下一】【えええうえうえええお】【け・け・ける・ける・けれ・けよ】 梅子は順調に勝ち進んだ。

何と4連勝。

●●●「勝ち続けて」【4連勝=四段】【あいううええ】【か・き・く・く・け・け】 その夏は暑かった。

太陽が、容赦なく選手を照らした。

●●●「生地干る干る日照りよ」【上一】【いいいういういえいお】【み・み・みる・みる・みれ・みよ】 ※日差しがまぶしい。だから「見ることができない」=「見る」。

※干る(ひる)。

※「生地干る干る日照りよ」(汗をかいても、衣服の生地が干る〔かわく〕ほどの日照りだ) 梅子は、決勝に進んだ。

相手は、梅子の最大のライバル、小菊であった。


接戦の末、梅子は小菊に勝利した。

梅子は優勝したのだ。


梅子はネットに駆け寄り、小菊を待った。

握手をするためだ。

●●●「小菊! 来る! 梅子よ」【「来」=カ変】【おいううううえおお】【こ・き・く・くる・くれ・こ(よ)】


しかし、小菊が来ない【来】。

「小菊が来ない。何か変!!」【「来」=カ変】


小菊は立ちすくんでいた。

小菊の目からは、涙がこぼれていた。


梅子の夏は終わった。

そして秋が来た。


後日、小菊は、それまでの梅子にたいする失礼な行動を侘びた。


梅子と小菊は、デパートへ行き、雨傘にも日傘にもなる傘を買って、互いに交換した。

テニスで日焼けをしすぎたので、これからは、紫外線に気をつけなければならない。

それで傘にしたのだ。

「何にしようか」と小菊が問うたとき、●●●「傘ならいい」と梅子が答えたのであった。

※「傘ならいい」【カ変・サ変・ナ変・ラ変・下一・上一】 ※それに所属する用言が少数有限な「活用の種類」が「傘ならいい」。

それに所属する用言が少数有限な「活用の種類」を6つ?
「傘ならいい」【カ変・サ変・ナ変・ラ変・下一・上一】
カ変を活用させよ。
「小菊! 来る! 梅子よ(来=カ変)」=こ・き・く・くる・くれ・こ(よ)。
未然形がア段音?
「四段、ナ変、ラ変」の未然形はア段音です。「オナラの未然形、アッ出そう」。
四段をカ行で活用させよ。
「勝ち続けて(4連勝)」=か・き・く・く・け・け。
ナ変を活用させよ。
「ナイス、食うすべて(ナ=ナ変、死なへん)」=な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね。
ラ変を活用させよ。
「秋に向けて(秋≒あり、あらへん)」=ら・り・り・る・れ・れ。
未然形がオ段音?
カ変(来)だけ。「小菊! 来る! 梅子よ(来=カ変)」=こ・き・く・くる・くれ・こ(よ)。
上一を活用させよ。
「生地干る干る日照りよ(日差し=見ることができない)」=み・み・みる・みる・みれ・みよ。
下一を活用させよ。
「蹴れ! 熱烈攻めれよ(少しなまっている)」=け・け・ける・ける・けれ・けよ。
サ変を活用させよ。
「テニスするウメエよ(「する」=サ変)」=せ・し・す・する・すれ・せよ。
未然形がイ段音?
上一。上二。「上」は「あいうえお」のうち上部で語形変化する。
未然形がエ段音?
下一。下二。そしてサ変。「サルのエサ〔エ段音サ変〕」で覚えます。「下」は「あいうえお」のうち下部で語形変化する。
上二・下二を活用させよ。
梅じそ作りは、梅子のお母さんの両手(二)で行う(上二・下二)。■先に登場する(上にある)のが上二。「日々作る梅じそ」=き・き・く・くる・くれ・きよ。■後で登場する(下にある)のが下二。「手で作るウメエよ(梅だけに)」=え・え・う・うる・うれ・えよ。
終止形がイ段音である唯一の活用の種類は?
ラ変。「有り(あり)・居り(をり)・侍り(はべり)・いまそかり」がラ変のメンバー。ラ変動詞はbe動詞に該当する。

名詞と動詞の関係

日本語において、名詞「自転車」を主格に格変化させよ。
「自転車が」(→「壊れる」)。
日本語において、名詞「自転車」を属格に格変化させよ。
「自転車の」(→「タイヤ」)。
日本語において、名詞「自転車」を与格に格変化させよ。
「自転車に」(→「乗る」)。
日本語において、名詞「自転車」を対格に格変化させよ。
「自転車を」(→「買う」)。
英語において、名詞「自転車」を主格に格変化させよ。
「bicycle」。
英語において、名詞「自転車」を属格に格変化させよ。
「bicycle's」。
英語において、名詞「自転車」を与格に格変化させよ。
「bicycle」。
英語において、名詞「自転車」を対格に格変化させよ。
「bicycle」。
英語では、名詞は格変化しない。属格のときだけ、接尾辞として「('s)アポストロフィ・エス」をつける。どうしてこんなことになったのか?
文型(語順)によって格を表示するシステムにしたから。
英語では、属格だけ「('s)アポストロフィ・エス」をつける。どうしてこんなことになったのか?
属格は文型(語順)を構成する要素(名詞類が格を帯びた結果として副詞化された語句)ではないから。属格=所有格は、形容詞相当。形容詞相当なので、名詞類を限定用法の形容詞として修飾するだけ。
文型(語順)によって格を表示するシステムの欠点は?
主語を立てないと文が成立しない(命令文=命令法の文を除く)。
日本語の命令形と、英語の命令法は同じか?
日本語の命令形は、日本語において命令法を表現するための語形。命令法とは、英語において動詞の原形によって表現される「話者の心的態度(法=mood)」のこと。
英語は主語を必ず立てるのでロジカルな言語だ。
いや、言語による「ロジカル/イロジカル」という区別はない。主語を立てなければならないのは、欧米語のシンタックスに共通した「仕様」だから。「仕様だから仕様が無いので主語を付けている」にすぎない。

連と接続

ABという語順において、Aを基準語とすればBは?
「後置語(こうちご)」「後続語(こうぞくご)」「下接語(かせつご)」など、好きに呼べばいいさ。こういう用語は、「解釈」の問題だから、いわばドウデモイイんだよ。
ABという語順において、Bを基準語とすればAは?
「前置語(ぜんちご)」「先行語(せんこうご)」「上接語(じょうせつご)」など、好きに呼べばいいさ。こういう用語は、「解釈」の問題だから、いわばドウデモイイんだよ。
連Bとは?
ABという語順において、「Bを後置語とする」という意味。このとき観測者はA。
A接続とは?
ABという語順において、「Aの活用形を『前置語の語形』として選好する(to prefer)」という意味。このとき観測者はB。
「あい」という語順において、「い」を基準語とすれば前置語は?
「あ」。
「あい」という語順において、「あ」を基準語とすれば後置語は?
「い」。
連ズ形って?
「助動詞ズ」が後続するときの前置語の語形。
未然形って?
「助動詞ズ」が後続するときの前置語の語形。
連ズ形の意味?
「ズを後置語に選んだときの語形」という意味。
未然形接続の助動詞って?
前置語を「連ズ形と同じ語形(=連ズ形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。
日本語の活用語(用言+助動詞=動詞+助動詞)では、基準語(ABのA)が後置語(ABのB)の語形を決める?
逆です。後置語(ABのB)が基準語(ABのA)の「品詞」や「語形(活用語のとき)」を決めるんだよ。
日本語では後置語に基準語の品詞・語形を決める権限がある。
正しい。したがって、活用形を覚えるときは、「やらず、やりたり、やる。、やるとき、やれども、やれ」というように、後置語をセットにして覚える必要がある。
連タリ形って?
「助動詞タリ」が後続するときの前置語の語形。
連用形って?
「助動詞タリ」が後続するときの前置語の語形。
連タリ形の意味?
「タリを後置語に選んだときの語形」という意味。
連用形接続の助動詞って?
前置語を「連タリ形と同じ語形(=連タリ形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。
連。形って?
「句点。」が後続するときの前置語の語形。
終止形って?
「句点。」が後続するときの前置語の語形。
連。形の意味?
「。を後置語に選んだときの語形」という意味。
終止形接続の助動詞って?
前置語を「連。形と同じ語形(=連。形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。
連トキ形って?
「体言トキ」が後続するときの前置語の語形。
連体形って?
「体言トキ」が後続するときの前置語の語形。
連トキ形の意味?
「トキを後置語に選んだときの語形」という意味。
連体形接続の助動詞って?
前置語を「連トキ形と同じ語形(=連トキ形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。
連バ形って?
「接続助詞バ(確定条件)」が後続するときの前置語の語形。
已然形って?
「接続助詞バ(確定条件)」が後続するときの前置語の語形。
連バ形の意味?
「バ(確定条件)を後置語に選んだときの語形」という意味。
已然形接続の助動詞って?
前置語を「連バ形と同じ語形(=連バ形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。
連!形って?
「感嘆符!」が後続するときの前置語の語形。
命令形って?
「感嘆符!」が後続するときの前置語の語形。
連!形の意味?
「!を後置語に選んだときの語形」という意味。
命令形接続の助動詞は、実在はしないが、あるとしたら?
前置語を「連!形と同じ語形(=連!形同形)にさせる」作用をもつ、そんな助動詞。

ここでは「連」と「接続」という概念が、どのようであるのか。

その原理というものを、機械的に身につけることを主眼としています。

実際にそういう表現があるか否かは、たくさんの用例に触れていけば、あとでわかることです。


原理を機械的に身につけて、少しだけ修正する。そういうやり方で進んでゆくのがよいでしょう。

例外を恐れる。批判を恐れる。

そういう縮こまった気持ちで学習を進めないでください。

規則性に注目して、規則性で大胆に押し通す。

例外があれば修正する。

未然形接続の助詞?
前置語を未然形に語形変化させる助詞。
連用形接続の助詞?
前置語を連用形に語形変化させる助詞。
終止形接続の助詞?
前置語を終止形に語形変化させる助詞。
連体形接続の助詞?
前置語を連体形に語形変化させる助詞。
已然形接続の助詞?
前置語を已然形に語形変化させる助詞。
命令形接続の助詞?
前置語を命令形に語形変化させる助詞。
名詞は前置語を○形に変える。
連体形。
連体形の品詞は?
形容詞。連体形は、動詞を形容詞化させる品詞転換の1つ。英語でいえば、連体形は、形容詞相当の準動詞、あるいは、関係詞が導く形容詞節に該当します。準動詞由来の形容詞句、関係詞が導く形容詞節は、「動詞を形容詞化する」という品詞転換にすぎません。
名詞の前にある活用語の活用形は?
連体形。

接続の捉え方

どの古典文法書でも、「活用語の未然形に付くから未然形接続の助動詞・助詞」という教え方をします。

しかし、物事の順番として、(1)未然形接続の助動詞を参照して初めて、(2)未然形という語形が決定する。

ところが、語順としては「(2)未然形+(1)未然形接続の助動詞」という語順になっている。

どちらが主体で、どちらが客体か?


(1)未然形接続の助動詞 が(主体)
前置語を(客体)
(2)未然形 にさせている。


いいかえれば、ウシロがマエを決めているんだよ。

ということで、「活用語の未然形に付くから未然形接続の助動詞・助詞」という教え方は、極端にいえば、間違っています。

やい、盆暗教師ども。思考停止の前例踏襲やめえや。

したがって、「接続」という用語も間違っています。

「接続」ではなく、逆行選好(backward preference)とでも表現すべきものです。

ウシロがマエを選好(to prefer)するからです。

Google 翻訳

ウシロが未然形接続の助動詞だったら、マエが未然形にさせられる。

ウシロが連用形接続の助詞だったら、マエが連用形にさせられる。

ウシロがマエの語の活用形を選り好みするんだよ。

だからbackward preferenceなんだ。

古文でやること

読解を定義せよ。
読解とは、文章という語彙リストに登場する順番で、語彙を思い出す(想起する)ゲームでしかない。読解者側からすると、読解とは、「語彙をランダムに思い出す(想起する)ゲームである。
試験の読解を定義せよ。
試験の読解とは、語彙を思い出す「正確さ」と「スピード」を競う、「反射神経ゲーム」でしかない。
思い出すために必要な前提は?
覚えること。そしてそれがすぐに思い出せるように手入れしておくこと。
語彙を覚えていないのに、思い出すことは可能か?
不可能。
古語辞典を引きながら、古文を自力で読解する行為は、有益である。
正しくない。「古語辞典を引きながら、古文を自力で読解する行為」も「英和辞典を引きながら、英文を自力で読解する行為」も、まったく学習効果はない。それは、読解しても語彙の知識が(効率よく)増えることはないからだ。
単語を覚えるよりも、まず生の古文に触れることが大事だ。
正しくない。語彙の知識がしっかりしないうちに読解を始めても、知らない知識を思い出そうとするようなもの。時間・体力の無駄。
数学、理科において、解法を覚えるよりも、まず生の入試問題を自力で解いてみることが大事だ。
正しくない。解法の知識がしっかりしないうちに読解を始めても、知らない知識を思い出そうとするようなもの。時間・体力の無駄。
単語だけを覚えるよりも、フレーズ(句=2語以上の単語の集まり)で覚えたほうが読解力がつく。
正しい。単語で把握するよりも、句で把握したほうが、認知できるスピードと正確さが増大する。
フレーズだけを覚えるよりも、文で覚えたほうが読解力がつく。
正しい。フレーズで把握するよりも、文で把握したほうが、認知できるスピードと正確さが増大する。
読解力を短期間で急激に高める秘策はあるか?
ある。古文そのものを、その文意を把握しながら、丸覚えすること。文章の暗記が最強。それができない場合、文(センテンス)を丸覚えする。それができない場合、句(フレーズ)を丸覚えする。単語(ワード)を単独で丸覚えするのは、最後の手段。できるだけ、長い用例を覚えたほうが、認知のチャンク(人間が1単位と認識する情報単位)が長くなり、速く正確に読める可能性が高まる。
単語をゴロで覚える。
ダメ。単語の音波と、単語がもつ意味を画像にした「写真」とを、連想で結びつける(それが音画結合体)。音画結合体をたくさん覚えていることが、語彙力が高いことを意味する。言語は音声である。ゴロがもつ「意味」が、音画結合体に干渉するので、ゴロで単語を覚えると混乱する。ゴロは、「ゴロを音声言語として脳内再生し、そこから意味を再現する」ので、想起スピードが遅くなり、とても読解に使えた代物ではない。
古文単語で最強の覚え方は?
(1)「多義語なら、それぞれの語義に共通する概念(通底イメージ)を探る・知る」、(2)「通底イメージと、原義・語源とを連想によって結びつける」、(3)「通底イメージを画像化する」、(4)「用例がもつ文意と、イメージとを、画像上で連想連結、または、合成する」。
『マドンナ古文単語230|学研』はダメですか?
取っかかりに利用してもよいでしょう。ただし、用例が「口語訳(現代語)の中に古文単語をはめ込んである特殊な用例」であるため、「句や文で古文を覚える」という目的には合致しません。現代語の用例に古文単語を挿入する用例は、『読解古文単語|和田純一|旺文社』も採用していました。しかし、絶版されています。
古文はセンター試験だけですけれども、古文単語は200語で大丈夫ですか?
センター試験は、どの科目も、平均点で問題の難易度を制御しています。ですので、母集団の得点力が高い科目では、センター試験でも、問題の難易度が高まる傾向があります。古文では、私大文系を目指す受験生が平均点を押し上げますので、センター古文と雖も難しい傾向があります。私大文系を目指す受験生は、古文単語を500語~600語は覚えています。あとは自分で判断してね。(【雖も】=いえども:漢文)
 
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