テレビドラマを嘗めていた松田優作が桃井かおりと大げんかして素直に改めた話

よしだたくろう☆俺たちの勲章①松田優作の巻

桃井かおり 松田優作 1982年 春が來た 向田邦子 久世光彦

出演者: 桃井かおり 、 三國連太郎 、 松田優作 、 加藤治子 、 杉田かおる 、 富沢亜古 、 殿山泰司 、 山西道広 、 久保晶
脚本: 柴英三郎
原作者: 向田邦子
演出: 久世光彦
音楽: 都倉俊一 、 田辺信一

引用元: 春が来た | ドラマの動画・DVD - TSUTAYA/ツタヤ

松田優作と香川照之

人妻の恋の道行を描いた表題作をはじめ、おひとり様の恋心を衝いた「胡桃の部屋」、絶筆「春が来た」他、全5篇を収録した珠玉の短篇

引用元: 新装版 隣りの女 (文春文庫) | カーリル

テレビが嘗められたのは、解像度の問題だと思う

周知のように、NTSCの走査線数は525本だが、実質有効な線数は485本ないし494本程度であるという(SONYやビクターは494本、松下は485本とみなしているらしい…これは業務用ビデオカメラで採用しているCCDの有効画素数による)。インターレースでは、プログレッシブより実質解像度が低下するから(Kell factor)、NTSC放送の実質垂直解像度はおよそ330本~336本らしい(ケルファクタについては諸説あるようだ)。

引用元: ビデオの記録画素数考

アナログ時代のNTSC方式のテレビ放送の解像度を、画素数に換算すると[448px X 336px]になるらしい。

[春が來た|向田邦子・新春ドラマスペシャル/テレビ朝日]も、[448px X 336px]だと仮定すると、映画フィルム〔感光剤の分子レベルの解像度〕よりも、ずいぶん低解像度である。

インターレース - Google 検索

しかもテレビは録画形式が、走査線の間が抜け落ちている〔インターレース〕ので、チルトすると走査線の間が抜け落ちているのが目立ってしまう。

アナログ時代のNTSC方式のテレビ放送は、YouTube風の解像度表記でいえば[336i]となる。 アナログテレビの画質は、とても悪かったのである。

仮に、間が抜け落ちていない〔非インターレースだ〕と、プログレッシブといって、[336p]という表記になる。

映画というのは、フルサイズ35mmの写真を1秒間に24コマも撮影するわけであり、ものすごい金食い虫であった。 しかし、昔の作品でも、フィルムをデジタル化すれば、ものすごい高画質になる。

それに比べて、テレビドラマはYouTube風の解像度表記でいえば[336i]となるので、役者からバカにされても仕方がない面があった。

それで、人間が見る映像としての解像度は、4Kで十分であろうと思う。 あとは、ビット深度を現在の8bitから、10bit、そして12bitというふうに深めることによって、コントラストや階調表現を現実に近づけていったほうが生産的であろう。

超初心者のための「ハイレゾって何?」そもそも編 | Denon 公式ブログ
宅録ユーザーが選ぶべきサンプリングレートを考えてみた | MW.com

ファイルサイズ〔≈ストレージ〕には制限があるため、長尺のライブコンサートでは、音質をそこまで高められません。 音声については、ハイレゾを狙わないかぎりは、24bit48kHzが適切であろうと思われます。 その理由は[ファイルサイズがそこまで大きくない割に音質が劣っていない][映像機器の音声収録がたいてい48kHzである]といった背景からです。

ビット深度が実用上無限大に深いのは、アナログ録音です。 アナログレコードでは、テープを介さずに、スタジオからの出力信号を[レコードをカッティングする機械]についないで、できるだけ原音に近い音声をレコードに収録する方法がありました。 いわゆる一発録りです。

そうでなくても、2トラック38cmのオープンリールアナログレコーダーでアナログ録音したほうが、ヒスノイズ〔磁気テープがもつホワイトノイズ的なもの〕はあるけれども、音質はきめ細やかであり、これは映画をフィルムで収録するようなことです。

生楽器が中心の音源は、磁気テープをマスターとする音源のアナログレコードのほうが、明らかに音質がいいです。 デジタル収録の音源をCDの規格にトランスコードした音源は、耳にギリギリと刺さります。

そもそも[撮影フォーマット][信号送出フォーマット]を4Kにしておいて、モニターはフルHD〔≈2K=1080p〕で済ませるのが、最も効率がよい。 4Kモニターを導入しても、グラフィックボードが電力を過剰に消費するだけで、画面の美しさというのは、追求したらキリがないんだ。

そして、高解像度というのは、映像作品においてよりも、文字表示においてこそ必要になる。 フルHDモニターで文字が読みづらく感じない場合、4Kモニターにする意味合いは少ない。

4Kチューナーを2Kテレビに繋いでみた | 株式会社ピクセラ

しかし、動画を収録するときは4Kでないとダメだ。 4K素材をフルHDのモニターで視聴するから、圧縮されて、高解像感が得られるのである。

収録・配信は4K、視聴はフルHD〔1080p〕というのが、最も効率がよい。

したがって、イメージセンサーが小さくても、イメージセンサーが1インチ〔1型〕やマイクロフォーサーズであっても、4K60pで収録できるカメラを使い、4K60pで収録したものを動画編集ソフトを経由して1080p60で書き出す。 それが、高画質なフルHD動画を得る方法であると思う。 そして、1080p60で書き出した完パケデータだけを残し、あとの4K素材は、みんな消していいと思う。 というより、4K素材をぜんぶ保存しておくと、HDDが大量に必要になってしまう。

文字を、なめらかに、きめ細やかに表現するほうが難しくて、動画や写真を表示するのはカンタンなんだよ。