🟩 もくじ
新ブロック経済体制|国家内製化によるリスクヘッジ
- 天然資源・鉱物資源・化石燃料・工業製品・農産物・海産物など、主要な物資は、国産品が中心になる、内需中心時代が訪れた。
- これまでは、世界市場の中で、いち早く一定のシェアを占有し、その中で商売をしていくかたちであった。
- これからは、地域ごとに独自の規格の製品が乱立する、百花繚乱の様相を呈するようになるであろう。
- スマホという形式での携帯電話が必要ない階層には、3G回線のガラケーを存続させるようなかたちも現れるはずである。
- 実際、通常メールの転送先、および、SMSによる六桁コード以外に、私は自分のガラケーを使っていない。
- スマホが人類を支配するための情報収集端末であることに気づいてからは、ギリギリまでガラケーで通してやろうと固く決意して今日に至る。
- docomoが大幅値上げしたので、今後の携帯電話は、auが中心になるかもしれない。
- ■【ここまでするの?】ドコモの新料金プランが衝撃すぎた件(ドコモMAX/ドコモポイ活MAX・20/ドコモmini)
- トランプの高関税政策は、為替操作によって貿易黒字を増大させる、中国の乱暴な経済発展を破壊することを主目的にしている。
- それは中国が、軍事大国となり、世界を武力で制圧しようなどという、馬鹿なことを考えていることが透けて見えるからである。
- 世界平和のためには、中国経済を破壊し、蟲狂を解体し、[まともな中国人]が中国を運営するようになる必要がある。
- 子供・女性を中心とする人身売買、臓器売買が行なわれており、その中心地が、日本・中国・ウクライナなどであるとされる。
- 子供・女性を中心とする誘拐事件・人身売買の裏に、統一教会〔創価学会をも含む〕・蟲狂・皇族などが関与しているとの指摘がある。
- 大きなトレンドとして、世界は多極化し、内需中心の経済を世界各国が採用するようになるであろう。
- これは船荷であるコンテナで人身売買が行なわれているからである。
- コンテナの中に糞尿まみれの子供たちが詰め込まれていることがある。
中華人民共和国の終焉
大量生産・大量消費社会のインフラは、中国の国営企業によるダンピングや市場支配を背景に発展してきた側面が大きい。 特に、人民元の為替操作や多額の補助金政策、労働コストのダンピングによる[世界の工場]としての地位確立、そして海外への生産品の輸出による巨額の貿易黒字は、中国経済の強みであり、同時にグローバルな供給網の根幹を支えてきた。
しかし、近年は次のような構造変化・逆風が顕著になっている。
- 中国当局は人民元の為替市場への介入や管理を公然と認めてきたが、国際社会からは[為替操作国]として批判されてきた。 為替政策の柔軟化や外貨準備の減少、米中対立の激化などを受け、従来のような大規模な元安誘導が難しくなっている。
- 労働コストの上昇や人口減少、最低賃金の引き上げ、輸出優遇税制の縮小などにより、かつての[安価な労働力によるダンピング競争力]は低下しつつある。
- 世界経済の減速やサプライチェーンの再構築、各国の対中依存リスク回避の動きにより、中国の輸出主導型成長モデルは転換点を迎えている。
- 中国政府は新型インフラ整備や内需拡大、デジタル経済へのシフトを急いでいるが、従来型の[外需依存][補助金依存]モデルには限界が見え始めている。
このように、中国経済を支えてきた[人民元安][補助金によるダンピング][輸出主導による貿易黒字]といった経済環境は、現在、急速に変化・崩壊しつつある。
今後は、グローバルな大量生産・大量消費社会の前提そのものが揺らぎ、日本や世界の消費スタイルやサプライチェーンにも大きな影響を与える可能性が高い。
- グローバリズムは、すでにオワコン化している。
- 西洋〔米英・EU〕の没落と東洋の隆盛というコントラストが、より鮮明になりつつある。
- 米英の没落にともない、英語の価値も徐々に薄れていく傾向があると思う。
- 世界各国の第二言語が日本語になる未来の予定がある。
断捨離やミニマリズムの終焉
- 断捨離やミニマリズムは[物を減らすこと]そのものが目的ではなく、[自分にとって本当に必要なものを見極める][執着を手放す]ことが本質とされている。
- しかし[必要だと思うから買う]ことを[執着]として断罪するなら、私たちは生きることそのものを放棄しなければならない。
- 止まらぬ消費は結局、流行という外部の目標を追い求める精神にあり、自分自身の価値観・ライフスタイル・ファッションスタイルなどが十分に確立されていない点にこそ、問題の本質があるのだ。
- マスコミや広告やマーケティングに踊らされる消費スタイルこそが問題の本質である。
- 断捨離やミニマリズムもまた、マスコミや広告やマーケティングの一環であることを見抜き、断捨離に踊らされない自分軸を確立することが肝要ではないだろうか。
- 断捨離やミニマリズムを推奨する人たちは、クラフツマンシップをもたない人が多いように思う。
- 創作の現場は、そこまで片付いているものではなく、雑然としており、混沌としていることが多いものである。
- 断捨離やミニマリズムに欠如しているのは、[生活の知恵の喪失]に代表される、創造性〔クリエイティビティ〕ではないのであろうか?
- そして過剰な消費に走る消費者心理は、[自分では、その製品を作ることができない]というネガティブな思い込みによって、自分がほんらいもっている創造性〔クリエイティビティ〕やクラフツマンシップを置き去りにした結果ではないのかと思う。
- 結局、[自分でもそれを作ることができる]という人が増えれば、やたらに同じ形の物を大量生産しても、売れないことが多くなると思う。
- 今や過度な物欲の増大・資本主義・物質主義・金銭崇拝主義は、その段階に至っており、それが[反中華品][脱粗悪中華品]の世界的な動きにつながっている。
- Made in Chinaを見ると、中国人自身が眉をひそめる。
- そして[中華]という言葉からは、[安い三流粗悪品]しか連想されなくなっており、漢民族が伝えてきた漢方薬の深遠な教えなどは、蟲狂の破壊活動によって、中国から失われてしまったように思える。
- なお、断捨離根性とは、裏ではしっかりと過度な物欲の増大・資本主義・物質主義・金銭崇拝主義を肯定していながら、外面だけは、小欲知足・反資本主義・反物質主義・反金銭崇拝主義を気取る、欺瞞に満ちた精神をいう。
東亜自由貿易協定
- 中国国内にも、唯物史観に異議を唱える、精神世界の猛者たちがたくさん埋もれている。
- 中国国内には、日本よりも、精神世界の猛者たちが多いという印象を受ける。
- 蟲狂が倒壊した後に、私たち日本人は、[日本が手を結ぶべき、真の中国人だ]と手を結び、東アジアの平和と繁栄を現出する予定である。
- 親日派台湾人・親日派中国人・親日派韓国人・親日派朝鮮人と日本人が、東亜自由貿易協定という独立した経済圏を作る。
[国土の発展対称性]を取り戻す|太平洋側と日本海側との均衡ある発展
江戸時代に発達した日本各地を結ぶ大規模な海上輸送網
江戸時代において、江戸〔現在の東京〕と大坂〔現在の大阪〕を中心に、日本各地を結ぶ大規模な海上輸送網が発達した。 江戸と大坂の人口増加と都市の発展にともない、大量の物資を効率的に運ぶ必要が生じたためである。 海上輸送の発展により、米・酒・雑貨などの生活物資が大量かつ安定的に流通するようになり、江戸時代の経済と都市生活を支えた。
主な輸送船:【1】菱垣廻船〔ひがきかいせん〕
- 菱垣廻船は、1619年に堺の商人が始めたとされる大型和船で、木綿・油・酒・しょうゆなど様々な商品を大坂から江戸へ運んだ。
- 菱垣廻船は、船体の側面に菱形の模様があるのが特徴である。
- 菱垣廻船は、当初は250石積みが標準だったけれども、後に千石積みの大型船へと発展した。
- 菱垣廻船は、雑貨や多様な荷物を混載し、江戸時代の物流の基礎を担った。
主な輸送船:【2】樽廻船〔たるかいせん〕
- 樽廻船は、1730年ごろに登場し、主に関西地方〔灘・伊丹・泉州など〕産の酒を樽に詰めて大坂・西宮から江戸へ運ぶ専用船である。
- 樽廻船は、菱垣廻船と比べて積み荷を酒に限定することで積み込み作業が迅速化し、輸送日数が短縮された。
- 樽廻船は、酒問屋が独自に運航し、後に米や糠など一部品目も扱うようになった。
- 樽廻船は、菱垣廻船と競争関係となり、やがて荷物の種類分担協定〔積み荷協定〕が結ばれたけれども、最終的には樽廻船が主流となった。
主要航路:西廻り航路・東廻り航路
【1】西廻り航路:日本海沿岸から下関を経由し、瀬戸内海を通って大坂・兵庫に至り、紀伊半島を迂回して江戸へ向かうルート
- 西廻り航路は、北前船や千石船の発展の基礎となり、江戸時代の主要物流ルートとなった。
【2】東廻り航路:日本海沿岸から津軽海峡を抜けて太平洋側を南下し、房総半島を回って江戸へ至るルート
- 太平洋側の黒潮に逆らうため、西廻り航路ほどは発展しなかった。
技術と制度の発展
- 船の大型化・耐久性向上、航海技術の進歩〔海図・磁石・星座観測など〕により、より安全で大量の海上輸送が可能になった。
- 海上輸送の発展は、経済の中心地である大坂と政治の中心地である江戸を結び、全国的な物流網の完成につながった。
まとめ
- 江戸時代の海上輸送は、菱垣廻船・樽廻船などの大型和船による大量輸送と、西廻り・東廻り航路の整備によって発展した。
- これにより、江戸と大坂を中心とした全国的な物流ネットワークが形成され、江戸時代の経済発展と都市生活を支える重要な役割を果たした。
発展
- 大都市への一極集中を解消し、各都市を均衡を保ちながら発展させていく必要がある。
- とりわけ、太平洋側と日本海側との均衡ある発展を意識しながら、各都道府県が港湾都市を中心として、商業・文化の発展を遂げていくようにする。
トラック・鉄道を中心とした長距離陸上輸送を減らし、港湾都市どうしの海運を盛んにするメリット
港湾都市どうしの海運を活発化させることを通じて、物流の効率化とコスト提言・自然環境保護・労働環境の向上・リスク管理など多方面で大きなメリットが期待できる。 トラックなどの陸上輸送から船舶などの海上輸送への転換をモーダルシフト〔Modal Shift〕という。
定時性の確保
- フェリーやRORO船〔Roll-on Roll-off ship〕、コンテナ船などは、すでに定期運航体制が整備されており、計画的な輸送が可能である。 そのため、渋滞や事故による遅延リスクも低減できる。
ドライバー不足・ドライバー等運輸従事者の労働環境改善
- 港湾都市どうしの海運を盛んにすることによって、トラックドライバーの負担が軽減され、長距離輸送にともなう労働環境の悪化や人手不足問題の緩和につながる。
- 短距離輸送が中心の勤務態勢が整うと、トラックドライバーのQOLが向上し、国民生活に本当の豊かさが生まれる。
大量輸送によるコスト削減
- 船舶は一度に大量の貨物を運ぶことができ、トラックや鉄道に比べて単位あたりの輸送コストが低く抑えられる。
- 船舶はとりわけ、長距離・大量輸送における経済性がきわめて高い。
環境負荷の軽減
- 海上輸送はエネルギー消費が少なく、CO2排出量もトラックや鉄道に比べて低いため、環境に優しい輸送手段である。 モーダルシフト〔陸上輸送から海上輸送への転換〕によって、持続可能な社会の実現に貢献することができる。
災害時のリスク分散
- 陸上輸送網が災害などで寸断された場合でも、海上輸送ルートを確保しておくことで、物流の継続性やリスク分散が図れる。
輸送効率の向上
- 港湾都市間での海運を活用することで、効率的な物流ネットワークが構築でき、全体の輸送効率が向上する。
断捨離根性を断捨離しなさい!
- なお、断捨離根性とは、裏ではしっかりと過度な物欲の増大・資本主義・物質主義・金銭崇拝主義を肯定していながら、外面だけは、小欲知足・反資本主義・反物質主義・反金銭崇拝主義を気取る、欺瞞に満ちた精神をいう。
1. 断捨離は[必要なときに、いつでも安価に物が手に入る]という、稀なる恩恵への依存・甘え・思い上がり・油断を背景にもっている
- 断捨離やミニマリズムは[必要なときに、いつでも安価に物が手に入る]という、現代的な消費環境がもたらす、稀なる恩恵への依存・甘え・思い上がり、あるいは、物価高・物資不足への無警戒・油断を背景にもっている。
- 米国のトランプ大統領による高関税政策の影響から、貿易の比重が減り、内需中心型経済への移行を、世界は余儀なくされている。
- 貿易によって富み栄えてきた中国経済も、ここまでであろう。
- 大量生産・大量消費社会のインフラが整っているからこそ、[今手放しても、また必要なら買えばいい]という発想が成り立ちやすくなっていることは否定できない。
- 最近の物価高・物資不足を経験すると、断捨離やミニマリズムが、いかに無警戒で油断の多い生活スタイルであるかがわかる。
2. 断捨離やミニマリズムは、消費の勧奨・物質主義社会の増進という裏の顔をもっている
- 断捨離やミニマリズムは、一見すると、物質主義や消費主義への反省からのアンチテーゼであるかのようにみえる。
- ただし断捨離やミニマリズムの背景には、[手放す→また買う]というサイクルを生む、という[隠された前提]がある。
- その意味において断捨離やミニマリズムは、[小ずるいテクニックを使った誤魔化し]という側面をも、同時にもつ思想である。
- 断捨離やミニマリズムを推進することによって、結果的に消費を促進し、物質主義的な価値観を温存・助長する側面もある。
- つまり断捨離が[消費社会の回転率を上げる装置]として機能してしまうリスクは、消費社会論の中でも議論されている。
- 断捨離やミニマリズムの背景に、無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などが必ずある。
- 現有の物資を生かせば、消費のスピードが下がり、無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などの発生が抑制される。
- そもそも、成長を続けなければ繁栄を維持存続することができない、資本主義そのものがシステムとして間違っており、資本主義が無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などの発生の土台になっているわけである。
- 資本主義を終えないかぎり、断捨離やミニマリズムという欺瞞がまかり通るだけで、無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などの発生は止まらない。
- 資本主義が私たちから奪い取っている資源の最大のものは、時間である。人生である。それは命〔寿命〕である。
- 資本主義そのものが、私たちの寿命を労働という副次的な行為に費やさせる悪因子を、本源的に抱えているのだ。
- そして、無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などが発生する大本の原因は、安価な大量生産品を過剰に生産する中国経済にあり、中国経済の暴走を止めることが、無駄な労働・無駄な資源消費・ゴミの排出による環境汚染などの発生を止める第一の方策になるであろう。
- 中国経済の暴走を止めることが、中国の軍事力の暴走を止めることにも直結し、中国の武装解除と世界平和の実現に近づく道でもあろう。
- 実際には、中国経済は急速に減速しており、中国バブルの崩壊が絶賛進行中である。
3. 断捨離やミニマリズムは、物を外部化しただけであり、本質的な解決になっていない
- 断捨離が単なる[物の外部化〔=捨てる・他者に譲る・足りなければ買えばよい〕]で終わる場合、根本的な消費行動や価値観の変容には至らない。
- [物の外部化〔=捨てる・他者に譲る・足りなければ買えばよい〕]は、問題の先送りや表面的な解決にとどまる、一時的な気休めである。
- 結局、長く使い続けるだけの魅力・耐久性のない、[当てずっぽう]で作られた低品質・低性能・低価格の製品〔体表例:中華粗悪品〕を私たちが選ばなくなればよいのである。
- 最終的には、規格品の大量生産ではなく、ある程度の高価格を受忍しながら、オーダーメイド品を大切に使い続ける消費スタイルへの転換が求められているのである。
- [当てずっぽう]で作られた自分に合わない商品が、いくら安価にて大量に生産されても、私たちの本当のニーズは満たされない。
- 自分が求めている商品は、どのような仕様・形状・色彩をもつのか。それをオーダーして、作ってもらうことが、これからのトレンドになるであろう。
4. 断捨離やミニマリズムは、いまある物を生かして生活する知恵を磨く機会を放棄している
- 断捨離によって[今ある物を工夫して使い切る][修理して長く使う]といった生活の知恵や技術が軽視されるという指摘もある。
- 断捨離やミニマリズムが[持たないこと]や[手放すこと]自体を目的化すると、物を大切に使い続ける知恵や創意工夫の機会が減る懸念は否定できない。