🟩 もくじ

試験勉強で意識する必要があること

時間ほど重要なものはありません。
Nothing is more crucial than time.
正確な記憶があれば、より速いペースでタスクを完了することができます。
Having accurate memories can help you complete tasks at a faster pace.
記憶の正確さのレベルは、問題をどれだけ早く正確に解決できるかに影響します。
The level of accuracy in your memory affects how quickly and accurately you can solve problems.
正確な記憶により効率が向上します。
Accurate memories can enhance efficiency.
目の前のタスクに全注意を集中させると、より早く目標に到達できるようになります。
Concentrating all your attention on the task at hand will help you reach your goal faster.

[目の前のタスクに全注意を集中させながら生きること]を、神道の用語で中今〔なかいま〕という。 [いまこの瞬間に集中して、一瞬・一瞬を生きる]という精神状態が、最も自分の波動を上げてくれる精神状態なので、その精神状態を維持しながら日々の勉強を行なうと、効率や学習結果が見違えるように変わっていく。

正確な記憶を身につけるには、何かを思い出す回数を増やすほうが有利です。
To develop a precise memory, it's more advantageous to increase the number of times you recall something.

[正確な記憶:precise memories]を作り上げるには想起する回数を増やすのがよい

音声言語レベル

  • 数学・物理・化学などの問題について、問題を見た瞬間に、解く手順が口頭でスラスラと言えるようになるレベルを、[口頭再現レベル]と定義する。
  • 和訳を見て、英文を口頭で再現できるレベルも、[口述再生レベル]と定義する。

文字言語レベル

  • 数学・物理・化学などの問題について、問題を見た瞬間に、ペンが止まらずに解答を書き続けて、短時間で解答を書き終えることができるレベルを、[筆記再現レベル]と定義する。
  • 和訳を見て、英文を白紙の上に筆記で再現できるレベルも、[筆記再現レベル]と定義する。
  • 有機化学の反応経路図を、白紙の上に筆記で再現できるレベルも、[筆記再現レベル]と定義する。

[口頭再現レベル]と[筆記再現レベル]の順序

  • [口頭再現レベル]は手軽でスピードが速いため、最初のうちは[口頭再現レベル]を目指して、[口頭再現]を何度も繰り返すのが合理的である。
  • [筆記再現レベル]は重たいタスクであり、時間・体力を大きく失うので、最初のうちは[口頭再現レベル]を目指して、[口頭再現]を何度も繰り返すのが合理的である。
  • [口頭再現レベル]が完全に達成されたら、その次に[筆記再現レベル]を目指して、白紙に対して、記憶を筆記していくのが合理的である。

[ニューグローバル数学シリーズ|東京書籍]〔学校一括採用のみ|旧課程版なので要注意!!〕|

  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]:【旧課程版|全43部構成+補充問題】
  • 《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]:【旧課程版|全42部構成】
  • 《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]:【旧課程版|全28部構成】
  • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]:安田亨先生編著版:【旧課程版|教科書チェック編全2部構成+実戦問題編全19部構成+補充問題】
    • 《1》《2》《3》《4》の[別冊解答編]では[別解]が示されていることがあり、[別解]を通じて、1題から多くを学び取り、解法パターンの知識を有機的に結合させることができる。
    • 《1》《2》《3》の[別冊解答編]の解答は、[きわめて説明的である]つまり[入試問題の採点官に対しての解答]ではなく[読者・学習者に理解させるための解答]になっており、[ニューアクションレジェンド数学]や[ニューアクションフロンティア数学]よりも、かえってわかりやすかったりするかもしれない。
    • 《1》《2》《3》で[きわめて説明的な解答]が採用されているのは、[ニューグローバル数学シリーズ]は[例題の下に解答例が載っている形式]<ではない>ので、[別冊解答編]においてスペースが自由に使えるため、紙面の都合による説明の省略が起こりづらいからなのかもしれない。

【易~入試標準】【問題集】:[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]および[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]

  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]とで、共通して載っている問題]が大量にある。
    • 問題のカブりが異常に多いことから、[《1》ニューグローバルマーチ数学]と[《2》ニューグローバルβ数学]は、大筋において、同一の問題集と見なすことができる。
    • 解き方を覚えるための手厚いサポートをしてくれる[《1》ニューグローバルマーチ数学]を中心に使い、その後、[《2》ニューグローバルβ数学]に載っている、自分が解いたことのない問題だけを学習すれば、[解法パターンの網羅度]が高まる。
    • 《1》と《2》とでカブっている問題に対するアプローチが、《1》と《2》とで異なる部分をもつ。
      • 《1》では1つの解法だけを示している場合でも、《2》では[別解]が提示されていたりする。
      • 《1》にはない解説が《2》では行なわれていたりする。
      • 《1》と《2》を併用することで、1つの問題から学び取ることができるエキスが増大するので、問題がカブっていたとしても不利ではなく、問題がカブっていることが、むしろプラスになる面もある。
      • [1つの問題に対する解答・解説]が複数ある数学問題集というものが、教育的に有用であろうことが、そこから見えてきた。これは新鮮な発見であった。
  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は【教科書レベル寄り】である。自学自習できる印刷教材を目指して、いろいろと親切な仕組みが作られている。
  • 《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は【入試標準レベル寄り】である。わりと突き放した感じの印刷教材であるけれども、[解法パターンの網羅度]が高い。
    • 勉強に自信がない場合、解法パターンの暗記は、[青チャ][黄チャ]などよりも、《1》と《2》の問題を全制覇する方法のほうが、[別解]を通じて、1題から多くを学び取り、解法パターンの知識を有機的に結合させることができる点で有利である可能性がある。
    • なお[202X スタンダード数学演習I・II・A・B 受験編|数研出版]〔年度版〕の[別冊解答編]を手に入れたけれども、問題が難しい割に[日本語を使った解説が少ない][数式の羅列だけの解答例が少ない]ということで、自学自習は困難だと諦めました。
    • 東京書籍の編集部を通過した印刷教材は、数研出版の印刷教材とは異なり、まず日本語が正確で、信頼できる。
    • また《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]・《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]・《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]の[別冊解答編]の解答が[入試問題の採点官に対しての解答]ではなく[読者・学習者に理解させるための解答]になっており、[きわめて説明的である]ため、自学自習に向いていると感じた。 この部分が、数研出版の問題集の[別冊解答編]とは雲泥の差なので、数研出版の問題集は、マジでヤメトケ! 
    • とくに《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は[別冊解答編]は1段組のワイドな紙面構成なので、解答例のどこで[チェック・ポイントの考え方]を使うのかを明示するために、傍注として[チェック・ポイント番号]が記されている。
    • この傍注と[チェック・ポイント]を照らし合わせることによって、解法のストーリー性/解法のプロットが見えてくるように工夫されている点で、《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]はきわめて理解しやすい。
    • だから《1》を先に使って、全問題を学び終えた後に、《2》を使って、未知の問題だけを覚えていく、という学習の順番が大切なのである。
  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]に共通した紙面構成上の定義。
    • [Review]は教科書掲載問題のうち、簡単な問題。
    • [Exercise]は教科書掲載問題のうち、簡単とはいえないものから、易しい入試問題に近いものまでの問題。[Exercise]を全部覚えれば、必須の解法パターンが網羅できる。
    • [Try]は易しい入試問題。
  • 高校数学の検定済教科書について、数研出版と東京書籍とを比べたけれども、東京書籍の[数学Advancedシリーズ]または[数学Standardシリーズ]のほうが、日本語による説明がたくさん書いてあり、問題の解き方もしかりと教科書に示されており、東京書籍の圧勝だった。
    • 数研出版の教科書は、日本語を使わずに問題を解かせて理解させようとしてくるし、その問題の解法・解答も、教科書ガイドを買わなければ入手できない感じになっており、[やってられんわ]となった。
    • 教科書採択において、数研出版を選んだ高校は、教科書採択の時点で道を誤っており、かなり愚かだと思う。
    • 日本の理系教育をある意味で破壊しているのが数研出版だと思う。
    • 教科書採択にまつわる教科書出版社の営業部隊による不正は、やがて暴かれるであろう。
  • 東京書籍の数学教科書[数学Advancedシリーズ]は、教科書それ自体の解説がとてもわかりやすい。
  • [数学Advancedシリーズ]においては、問題の解き方が比較的たくさん載っている。 [数学Advancedシリーズ]には、旧課程では、[数学Ⅲ]まで教科書ガイドがある。教科書の問題をすべてしっかりやりたい場合には、教科書ガイドがあったほうがよい。 ただし[数学Advancedシリーズ]に掲載されている問題と類似の問題を、教科書傍用問題集や網羅系参考書から見つけ出す能力のある人にとっては、教科書ガイドは必要ないと思う。
  • 東京書籍の数学教科書[数学Standardシリーズ]は、教科書それ自体の解説がとてもわかりやすい。 [数学Standardシリーズ]には、旧課程では、[数学Ⅲ]の教科書ガイドが存在しない。 教科書ガイドが最も必要なのは[数学Ⅲ]なので、旧課程では、この時点で[数学Standardシリーズ]は却下されることになる。
    • 文系範囲である[数学Ⅰ・A][数学Ⅱ・B・C]にかんしては、《1》[ニューグローバルマーチ数学]+《2》[改訂版ニューグローバルβ]を使い、そこから[1対1対応の演習/数学|東京出版]または[新数学スタンダード演習|東京出版]からの[◯大の数学◯カ年|教学社]が適切であるような気がする。
      • 必要があれば、自力で考え抜くための印刷教材として《4》[改訂版ニューグローバルα]〔安田亨スペシャル〕も使う。
    • 理系範囲である[数学Ⅲ・C]にかんしては、[数学Advancedシリーズ]と《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]を使い、[数学ⅢCの入試基礎/講義と演習|東京出版]と[微積分/基礎の極意|東京出版]を併用、からの[◯大の数学◯カ年|教学社]が適切であるような気がする。

[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]|全43項目

  • [ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は、[問題編]と[別冊解答編]に分かれており、以下のような親切設計であるため、自学自習に適する。
  • [ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]には、中堅私大ないしは上位私大の入試問題レベルの問題が豊富に掲載されている。
  • [ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は、全43部に見開きで分野分けされており、[Review〔教科書レベル問題〕]と連動した[問題編]の巻末の[まとめ]を通じて、問題を解くための道具〔ツール〕を手に入れたうえで、全43部に見開きの中にある[Exercise A][Exercise B][Try]の問題を解くよう、誘導されている。
  • [ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]は、問題数が多いため、最初のうちは、[Review]〔教科書レベル問題〕と[Exercise Aのうち*付き][Exercise Bのうち*付き]だけに絞り込んで、問題を見た瞬間に解き方が口頭で言えるようにしたうえで、問題を見た瞬間にペンが止まらずに解答を書き続けて短時間で書き終えるようになるまで練習するのがよさそうである。
  • [Exercise A][Exercise B][Try]の問題を自力で解く際に、いきなり答えを見る前に見るべき[ポイント・ヒント]が[問題編]の巻末に掲載されている。[ポイント・ヒント]と[別冊解答編]の[チェックポイント]は、一部内容が重複するけれども、異なる情報もある。
  • [Exercise A][Exercise B][Try]の問題を解くのに必要な[まとめ]の番号が[別冊解答編]に掲載されており、その直下の囲み記事である[チェックポイント]として、その問題を解くさいのポイントになる考え方を1行でまとめてある〔問題の解き方を思い出すよすがになる〕。
  • [ニューグローバル数学シリーズ]に共通していえることは、[別冊解答編]に[別解]がしばしばつけられており、[別解]をも覚えることを通じて、解法知識を有機的に結びつけることができるよう配慮されている。たいへんインストラクティヴ〔教訓的・教育的〕な構造になっており、著者グループの深い愛を感じる。
単位:題 問題数 うち*付き Exercise合計
[Review] 118
[Exercise A] 142 89
[Exercise B] 135 85 277
[Try] 43
[補充問題] 11
問題数合計 449 174 277

[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]|全42項目

  • [改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]の使用方法は、[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と、ほぼ共通している。
  • [ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]をメイン教材にして、[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]の中で解いたことのない問題だけを覚えれば、[解法パターンの網羅度]が高まり、入試問題に挑戦できるようになる。
単位:題 問題数 うち*付き
[Review] 128
[Exercise] 163 86
[Try] 219 122
問題数合計 510 208

[ニューグローバル数学Ⅲ]|全28項目

  • [ニューグローバル数学Ⅲ]の[別冊解答編]には、[別解]のほかに[補足]があり、[補足]によって理解が助けられる。
  • [ニューグローバル数学Ⅲ]は[解法パターンの暗記]に向いている。
  • 微分積分は計算力が命という要素が大きいため、[ニューグローバル数学Ⅲ]の問題数が豊富なことを利用して、計算力の向上を目指す問題集として、[ニューグローバル数学Ⅲ]を活用するのも有効であると思う。
単位:題 問題数 うち*付き
[Review] 52
[Exercise] 108 70
[Try] 129 71
問題数合計 289 141

[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]|全19項目|安田亨先生編著版

  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]の[構成と内容]と、《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]の[構成と内容]は異なる。
    • 《1》《2》《3》の[別冊解答編]の解答は、[きわめて説明的である]つまり[入試問題の採点官に対しての解答]ではなく[読者・学習者に理解させるための解答]になっており、[ニューアクションレジェンド数学]や[ニューアクションフロンティア数学]よりも、かえってわかりやすかったりするかもしれない。
    • [ニューグローバル数学シリーズ]は[例題の下に解答例が載っている形式]<ではない>のでスペースが自由に使えるため、紙面の都合による説明の省略が起こりづらいからなのか、《1》《2》《3》では[きわめて説明的な解答]が採用されているのかもしれない。
    • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]の[別冊解答編]の解答だけは、[入試問題に解答するときに、最低限、これだけは書いておく]というスリムな解答が書いてある。
    • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]の問題選定は、別解が複数つけられるほどの[1題から多くを学び取れる良問]が厳選されており、じっくりと学ぶ価値が大きい問題で満たされている。
    • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]には[*付き問題〔これだけやっておけば一通りの学習は一応完了する問題〕]は存在せず、全問が必須問題と考えてよい。
  • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]は、2編からなる。
    1. [教科書チェック編〔数学Ⅰ+Aと数学Ⅱ+Bの2部構成〕]:[教科書チェック編]の各問題と連動した[問題編]の巻末の[まとめ]を通じて、問題を解くための道具〔ツール〕を再確認するよう誘導されている。
    2. [実践問題編〔19部構成+補充問題〕]:全19部の中身が[初級問題][中級問題][上級問題]という3つの難度に分類されている。
  • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]の[別冊解答編]には、[別解][注〔参考情報〕]がしばしばつけられており、[別解]をも覚えることを通じて、解法知識を有機的に結びつけることができるよう配慮されている。たいへんインストラクティヴ〔教訓的・教育的〕な構造になっており、著者グループの深い愛を感じる。
  • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]では、[実践問題編]の問題を自力で解く際に、いきなり答えを見る前に見るべき[ポイント・ヒント]が[問題編]の巻末に掲載されている。
  • 《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]の場合、他の[ニューグローバル数学シリーズ]とは異なり、[問題編]の巻末に掲載されている[ポイント・ヒント]の内容と、[別冊解答編]の[考え方]の内容とが、完全に一致している。
  • 《1》[ニューグローバルマーチ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《2》[改訂版ニューグローバルβ数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル]]と《3》[ニューグローバル数学Ⅲ]は、[解法パターンが網羅されている系統の問題集]である。
    • 《1》と《2》を併用して[解法パターンの暗記]を徹底するのがよいかもしれない。
    • 《3》は[解法パターンの暗記]と[計算力の向上のための問題集]として利用できる。
    • 《1》《2》《3》を反復することで、[解法パターンの暗記]と[計算力の向上]を得たら、《4》[ニューグローバルα数学Ⅰ+A+Ⅱ+B[数列・ベクトル] ]については、答えを見ずに問題に取り組む練習をするのが順当なやり方であろうと思う。
単位:題 問題数
[教科書チェック編] 94
[実践問題編] 214
[補充問題] 10
問題数合計 318

動画授業は時間・体力の無為な消耗に直結する

  • 動画授業は、時間・体力を大きく消耗する割に、単位時間あたりに得られる知識が少ない。
  • 例えば、東進で動画授業ばかり受けていると、あまりいい大学には合格できなくなる〔その受験生のポテンシャルを最大限に引き出すことができずに終わる〕。
    • 例えば、東進で動画授業ばかり受けているキミが、動画授業への依存をやめれば、国立大学の理系も視野に入ってくるかもしれない。 しかし、東進で動画授業ばかり受けているキミは、最高でも、私大理系にしか受からないだろう。残念。 私大が悪いわけではないけれども、国公立大へ進学して学費を浮かせて、その分、大学の教科書・参考書をたくさん買ったほうが学びになるよ。 東京都立大学の建築学科なんて、かなり狙い目だと思う。都立大は年収が少ない都民なら学費無料だ。 国公立大だって、奨学金返済に苦労するんだぜ。 私大へ進学した場合、奨学金返済に、もっと苦労するんだぜ。 奨学金を借りて私大へ進学するのはもったいない。
    • 動画という受動的なメディアを利用することは、必要最小限に留めよう。つまり、あくまでも印刷教材を中心とする学習を採用し、能動的な学習時間を最大化するよう心がけるのが安全だ。
    • 結局、自分で考え、自分で手を動かし、自分で暗記するという、能動的な勉強時間が十分に確保できなければ、ムダの多い受験勉強生活になってしまう。
  • 動画授業は、《1》[学習の初期段階でイメージをつかむため]、《2》[わからない部分をわかるようにしたいから]など、明確な目的を抱きながら視聴しなければならない。
    • 動画授業は、ほどほどに視聴するようにメリハリをつけなければ、時間・体力をいくらでも奪い取っていくものだ。
  • つまり、動画授業を中心にするのではなく、印刷教材を中心にすることが、時間・体力をムダにしないコツである。

学校の数学教師が使えない|自分が数学の授業についていけない|とくに自学自習が難しいとされる数学Ⅲ〔ここでは微分積分のこと〕をどうするか? 

  • [数学Ⅰ・A][数学Ⅱ・B・C][数学Ⅲ・平面上の曲線][数学Ⅲ・複素数平面]にかんしては、基本的に動画授業は時間・体力のムダであり、マセマ出版社などの印刷教材が適切だと思う。
  • 他方、[数学Ⅲ〔ここでは微分積分のこと〕]は、授業を受けたほうがわかるスピードが速い部分も多いかもしれない。
  • ただし、動画授業は、時間・体力を大きく消耗する割に、単位時間あたりに得られる知識が少ない、というのも事実である。
  • [スタディサプリ漬け][東進の動画授業漬け]というのは、時間・体力もったいない。
  • その時間・体力を印刷教材への取り組みに投入していれば得られたであろう効用を、ドブに捨てたということなのだから。
  • 動画授業への過剰な依存は、[得べかりし〔うべかりし〕学力・得点を逸失〔いっしつ〕する直接の原因]=[機会損失の直接原因]になる。
  • 数学Ⅲの微分積分は、理解できる・できないとは別に、模範解答を白いコピー用紙に書き出せるように、文字通り解法暗記をするのがよいと思う。
  • [自分が理解した対象でなければ暗記してはならない]という思い込みを捨て去り、[理解できなくても暗記する]というアホになり切った勉強をしたほうがいいと思う。
  • 理解は暗記の後についてくるであろう。
  • つまり数学作文〔数作文〕のための例文暗記〔解法暗記〕を、[理解できなくても暗記する]というアホになり切った勉強で乗り切るのが、安全であろう、ということだ。
  • [数学Ⅲ〔ここでは微分積分のこと〕]の自学自習の手始めには、マセマ出版社の[はじはじ]と[合格る計算 数学Ⅲ]を使うのが順当であろう。
  • 微分積分では[解き方を知らなければ解けるわけがない問題]が大半なので、いわば暗記数学が功を奏しやすい分野が微分積分だともいえる。
    • 高校の微分積分を系統的に整理してあるがゆえに暗記しやすく、その意味で時間短縮になる、東京出版の2冊〔下記〕を使うのが適切かもしれない。
    • [はじはじ]と[合格る計算 数学Ⅲ]とで、教科書レベルを固めたら、基礎として[数学ⅢCの入試基礎/講義と演習|東京出版]を使うのが適切と思われる。
    • それに加えて、入試標準レベル以上に対応する意味で[微積分/基礎の極意|東京出版]を使えば、高校の微分積分について、それ以上やってもムダかもしれない。
    • なお、日々の計算トレーニングを怠ると、微分積分の計算スピードが落ちるため、[数学Ⅲ]の[単論点問題集]や[ニューグローバル数学Ⅲ|東京書籍]などの典型問題が掲載されている問題集を、実際に手を動かして解く日々の計算トレーニングを怠らないようにするのが安全であろうと思う。
    • 微分積分ほど、日々の計算トレーニングがものをいう分野は存在しない。
    • 時間を計りながら〔=タイムトライアル方式で=最短タイムを競う方式〕[手を動かして計算する]という[筋力的計算トレーニング]を日課にするのが適切だと思う。

【新課程】:数学C

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