全体の要約
- プレアデスは2020年以降に人類の意識に集団的記憶断片化や時間感覚の歪みが起きていることを観察している。
- デジタル環境の過剰刺激が認知ドリフトを引き起こし、記憶定着が妨げられている。
- 高度なアルゴリズムが人々の選択や感情を操作し、偶然ではない現象が起きている。
- サイオップは2020年以降に新しい段階に入り、人々のアイデンティティそのものを書き換えている。
- 地球にはデジタルに取り込まれる流れと違和感を覚える流れの二つが生まれている。
- 自然な時間加速とは異なる記憶消失を伴う時間の融解が人類に広がっている。
- 集中力は8秒まで低下し、新しい記憶形成が妨げられている。
- IT企業の経営者は子供をコンピューター禁止の学校に通わせている。
- SNS依存が脳の報酬系を崩壊させ記憶形成を妨害している。
- 日本では令和時間加速現象として若年層に認知断片化や時系列認識障害が広がっている。
- パンデミックは集団的トラウマを利用した認知操作をもたらした。
- マルチタスクと睡眠破壊が人格そのものの作り替えを可能にしている。
- CIAはMKウルトラで心の支配を試みたが不可能と結論づけた。
- 現在はテクノロジーの進化による認知戦争が展開されている。
- 中国・ロシアは認知戦争を国家戦略とし人間の心を戦場化している。
- 日本でも恐怖を利用した買い占めなど心理作戦的現象が観察されている。
- 現代の心理作戦は恐怖増幅や部族化など4手法で冷静さを奪う。
- NATOは認知戦争を新戦争領域と規定し日本も対象となっている。
- スマートフォンやSNSが人々を実験台にし、深い思考の喪失を生み出している。
- 若者や新入社員は集中力や深い思考力の低下、依存症的症状を示している。
- 子供の読解力や抽象思考も失われ認知の平坦化が進行している。
- パンデミック以降、ショート動画消費が急増し注意力低下を加速させた。
- デジタルデトックスやアナログ教育で脳の回復が確認されている。
- フィンランドや日本でアナログ回帰の教育が成果を出している。
- 大人も瞑想や修行で集中力回復を図る必要がある。
- 2025年にAI修正写真やディープフェイクで真実と偽が区別できない時代が到来している。
- 偽動画や詐欺被害が世界で拡大し、誰でも簡単に偽造可能な状況である。
- 検出精度が追いつかず、子供たちは偽物が当たり前の環境で育っている。
- 覚醒する人は身体感覚や沈黙の時間を持ち、違和感を無視しない。
- 自然豊かな地域の方が異常に気づきやすく、伝統文化も覚醒を助ける。
- 愛や創造的活動が真実を見分ける力を保っている。
- 日本各地の語り部や種の図書館が記憶を守ろうと行動している。
- 型の継承やアナログな実践が記憶を次世代に伝える手段となる。
- 神社や自然環境は光の柱となり人の感覚を回復させる。
- 人々は第三の道としてデジタルと現実のバランスを取る生き方を選べる。
- 記憶保存と伝承が未来創造の土台となる。
- 七つの実践〔朝の儀式・感謝の記録・手作業・自然との対話・本物の会話・物理保存・伝承〕が本来の自分を取り戻す道である。
- DNAに刻まれた生命の記憶は消去不可能で、人類は宇宙の奇跡である。
- 覚醒した人類の意識の光は強まり闇を照らす力になる。
プレアデスの視点から描かれるデジタル時代の意識操作と人類覚醒の分岐点
■【警告】今すぐ受信して!!次元上昇に見せかけた記憶消去が進行しています!本物の覚醒と偽物の時間加速を見分けてください
プレアデスが地球の集合意識と人類の意識に起きる奇妙な現象を観察する
プレアデスは地球の集合意識を観察しており、2020年を境に人類の意識に奇妙な現象が起きていることを把握する。 この現象は霧のように人々の記憶を覆い、時間の感覚を歪ませる。 月曜日が金曜日になっていたり、先週や去年の夏の記憶がぼんやりとしか浮かんでこなかったりする記憶の消失と時間の加速のような不思議な感覚が世界中で報告されている。 プレアデス最高評議会は地球の集合意識に現れる様々なパターンを観察し、社会システムに集合意識がどう反映されるかの研究も行っている。 今観測されている事象は、人類史上かつてない規模の集団的記憶の断片化である。
デジタル環境と認知ドリフトが記憶の定着を妨げ集団的記憶の変化を引き起こす
人々は朝目が覚めるとスマートフォンを手に取り、ニュース、SNS、動画などの情報が次々と流れることで、興奮や怒り、不安を感じる。 しかし、何時間も見ていたはずの昨日見た情報をほとんど覚えていない。 人間の脳は永続的に刺激を受け続けるようには作られていないが、現代のデジタル環境は神経を休みなく刺激し続ける。 その結果、認知ドリフトという現象が起きる。 何かを検索しようとクリックした瞬間に別のことに意識を奪われ、意識が次々と漂流し続けることで、記憶が定着しない。
高度なアルゴリズムが人々の選択と感情を導き深刻な現象が偶然ではない
プレアデスからの観察において、この現象が偶然ではないことが最も深刻な問題である。 人々が自分の選択だと考えている行動や、自然に湧き上がってきたと感じている感情は、実は高度なアルゴリズムによって導き出され、適切なタイミングで提示されている可能性がある。 これにより、思考や感情までもが操作されているという疑問が生じる。
心理作戦サイオップが2020年以降に新たな段階に入り人々のアイデンティティを書き換える
アメリカで20年間軍に務めていた心理学の専門家が、サイオップ〔サイコロジカル・オペレーションズ、心理作戦〕について明かす。 サイオップとは、選択された情報と指標を対象に伝え、彼らの動機と客観的な推論、そして最終的には政府、組織、グループ及び大衆の行動に影響を与える作戦である。 残念ながら、このような心理作戦は事実として行われており、2020年以降は新たな段階に入った。 それは単なる情報操作や洗脳を超え、人々のアイデンティティそのものを書き換える領域に達している。 最近、親しい人の様子がおかしいと感じ、何かに乗っ取られたかのように偏った情報やネガティブな情報に執着している人が周りにいるかもしれない。 今世界中で人々の記憶とアイデンティティが静かに、そしてゆっくりと消去されようとしている。
地球の集合意識に二つの流れが生まれており違和感は希望の証拠になる
人々が違和感を感じ、この話を聞いているということは、まだ希望があることを示す。 プレアデスから見ると、地球には今二つの流れが生まれている。 一つはデジタルの霧の中に完全に取り込まれていく人々、もう一つは何かがおかしいと気づき始めている人々である。 感じている違和感は正しいことであり、深い部分がまだ生きている証拠である。 この異常な現象がなぜ起きているのか、どのようにして意識が狙われているのか、そしてどうすれば本来の自分を取り戻すことができるのかを明らかにする。 違和感は、本物の進化と偽物の刺激を見分ける深い部分の英知がまだ生きている証拠であり、魂が宇宙の自然なリズムと人工的に作られたデジタルの二つの違いを感じ取っている。
記憶の消失を伴う時間の融解現象が起き脳の構造が変化する
今地球で起きている時間の加速について重要な区別が必要である。 プレアデスが以前から伝えてきた地球の次元上昇に伴う自然な時間加速では、意識が拡大し、一日が充実し、記憶も鮮明で多くの経験を積むことができる。 しかし、2020年以降に起きているのは、それとは全く異なる記憶の消失を伴う時間の融解である。 アメリカの全国調査では、65%以上の人が平日と週末の区別がつかなくなったと報告する。 ドイツの神経科学者マンフレッド・スピッツ博士はデジタル認知症という診断名を作った。 デジタル機器への過度の依存が実際に脳の構造を変化させ、注意力の欠如や記憶喪失を悪化させる。
平均的な集中力が8秒まで短縮され長期記憶の変換作業が機能しない
現代人の平均的な集中力はわずか8秒まで短縮されている。 8秒ごとに注意が散漫になる脳では、短期記憶を長期記憶に変換する作業が正常に行われない。 カスペルスキー研究所の調査では、71%の人が自分の子供の電話番号を思い出せず、87%が子供の学校の電話番号を思い出せなかった。 これは単なる物忘れではなく、脳が新しい記憶を形成する能力そのものが破壊されていることを示す。 慢性的な刺激、つまり画面を見続けることが脳の発達に影響を与え、青少年や若い成人における認知、感情、行動の障害リスクを高めている。
テクノロジー企業の経営者たちは子供たちをコンピューター禁止の学校へ送っている
テクノロジー企業の経営者たちの行動が、この危険性に対する答えを示す。 Google、Apple、Yahoo、ヒューレット・パッカードの従業員たちが、自分の子供をコンピューターが完全に禁止されているウォルドルフスクールに送っている。 この学校では、教室に画面はなく、家庭での使用さえ推奨されない。 スティーブ・ジョブズは2010年のインタビューで、子供たちはiPadを使っていないと明言した。
報酬系の混乱と記憶形成能力の喪失がデジタル依存により生じる
Facebookの元成長担当副社長チャマス・パリハピティアは、スタンフォード大学での講演で、[アプリケーション構築の思考プロセスは、いかにユーザーの時間と意識を可能な限り消費するかだった]と証言した。 [いいねやコメントで小さな快感物質を放出させ続けることは、お菓子と麻薬のスケールで言えば麻薬に近い]と述べる。 脳内の快感物質は学習と記憶形成に重要な役割を果たす。 しかし、SNSやショート動画による過剰な快感物質の分泌は、脳の報酬系を狂わせる。 通常の生活での喜びや達成感では満足できなくなり、より強い刺激を求めるようになる。 そして、刺激を受け続けることで脳は疲弊し、記憶を形成する余力を失う。
令和時間加速現象が若年層で深刻化し認知の断片化と時系列認識障害を引き起こす
日本では令和時間加速現象という奇妙な現象が報告されている。 令和になってからの記憶が薄く、時間だけが過ぎていく感覚が、年齢に関係なく起きている。 特に若い世代への影響は深刻であり、認知の断片化と呼ばれる現象が深刻化する。 15秒や30秒の動画を延々と見続けることで、脳は長い文脈を理解する能力を失っている。 日本の若者の間で時系列認識障害が増加している。 例えば、去年の出来事と3年前の出来事の順序が分からない、アニメの新作と旧作の区別がつかない、歴史的な出来事の前後関係が理解できないといった症状が広がっている。
パンデミック期間の記憶の歪みは集団的トラウマを利用した認知操作の結果である
2022年の研究によると、パンデミック期間中の記憶について人々は異常に低い値を示した。 時間をより遠く、より遅く、より長く感じ、活動性が低下し、ネガティブな気分になっていた。 特に2021年の出来事について最大の時間軸の歪みが観測された。 277人の参加者に2017年から2021年に起きた出来事の年を尋ねたところ、2021年の出来事を正確に思い出せない人が圧倒的に多かった。 これは、集団的トラウマを利用した大規模な認知操作の結果である。 恐怖と不安の中で人々はスマートフォンに逃げ込み、そこにより強力な依存システムが用意されていた。
多重作業による睡眠破壊が記憶の定着を妨げ人格の作り替えを可能にする
スマホを見ながらテレビも見るといった多重作業による脳の疲労は睡眠を破壊する。 中断された睡眠は脳の生理機能を妨げる。 睡眠は不要な情報を整理し、重要な記憶を定着させる脳の大切なメンテナンス作業である。 寝ている間に脳はその日の出来事を整理整頓し、大切な記憶を保存するが、質の悪い睡眠ではこの作業が行われない。 朝起きても前日の記憶がぼんやりとしているのはこのためである。 記憶を奪うことはその人の人格そのものを奪うことになる。 過去の記憶がなければ、人は自分が誰なのか分からなくなる。 家族との思い出、友人との経験、乗り越えてきた困難、それら全てが人格を形成する。 それらが失われれば、人は空っぽの器となり、与えられた情報をそのまま受け入れるようになる。 これは洗脳を超えた人格の作り替えである。 プレアデスから観察すると、地球の集合意識に大きな亀裂が生じているのが見え、ある人々は完全にデジタルの霧に取り込まれ、ある人々は必死に抵抗している。
1950年代にアメリカのCIAがMKウルトラの極秘計画を承認して実験を行う
1950年代にアメリカで恐るべき実験が行われていた。 1953年、CIA長官アレン・ダレスは、MKウルトラという極秘計画を承認した。 これは、人間の心を操作し、支配する方法を見つけ出すための実験であった。 20年間にわたって何千人もの人々が実験台にされた。 精神病院の患者、刑務所の囚人、そして何も知らない一般市民でもが実験の犠牲となった。
CIAがLSDを大量購入しシドニーゴッドリーブ博士が人体実験の責任者となる
実際に電気ショック、催眠術、感覚遮断、そして様々な薬物が使用された。 特にLSDという幻覚剤が注目され、CIAは1950年代初頭に世界中のLSD供給量全てを24万ドルで買い占めた。 シドニー・ゴッドリーブという科学者がこのプログラムの責任者であった。 彼は病院、診療所、刑務所に偽の財団を通じてLSDを配り、人々がどのような反応を示すかを観察した。 これは人体実験である。
フランクオルソン博士の死亡事件やモントリオールの実験などで恐ろしい処置が行われた
1953年、陸軍の生物学者フランク・オルソンは、CIAの職員によって秘密裏にLSDを投与され、その後10階の窓から転落した。 この事件は長年隠蔽されていた。 カナダのモントリオールにあるアラン記念研究所では、ドクター・キャメロンが恐ろしい実験を行った。 患者たちは極度の感覚遮断、大量の薬物投与、そして精神の再プログラミングと呼ばれる拷問のような処置を受けた。
朝鮮戦争の洗脳報告が脳戦争への恐怖を生みCIAが違法な支配方法を探求する
1953年4月、ニューヨーク・タイムズは衝撃的な記事を掲載した。 朝鮮戦争から帰還したアメリカ兵が共産主義者に洗脳されたという内容であった。 一部の兵士は戦争犯罪を自白し、アメリカに戻ることさえ拒否した。 CIAはソ連や中国が脳戦争と呼ばれる新しい戦術を開発したと信じ込んだ。 敵に遅れを取るわけにはいかないと考えたCIAは、法も法律も無視して人間の心を支配する方法を探し始めた。
MKウルトラの実験は心の完全な支配が不可能だと結論づけられ文書が一部残存する
1972年、ゴッドリーブは実験を全て中止した。 彼は最終的に心の完全な支配は不可能だという結論に達した。 1973年、ウォーターゲート事件でパニックに陥ったCIA長官リチャード・ヘルムズは、MKウルトラに関する全ての文書を破棄するよう命じた。 しかし、約2万ページの文書が誤って財務記録の建物に保管されていたため、破棄を免れた。 これらの文書は1977年に発見され、議会公聴会で調査された。 当時の技術では心の支配は不可能であった。
テクノロジーの進化により新たな心理作戦が展開され集団の認知そのものが操作される
しかし、それから50年が経過し、テクノロジーは飛躍的に進化し、人間の心理についての理解も深まった。 そして今、新たな形の心理作戦が展開されている。 2020年代に入って、認知戦争という新しい概念が登場した。 これはもはや個人の心を支配しようとするものではなく、集団の認知そのものを操作し、現実認識を書き換える戦術である。
中国やロシアが認知戦争を国家戦略の中心に据え人間の心そのものが戦場となる
中国やロシアは、この認知戦争を国家戦略の中心に据えている。 中国の軍事文書では、認知作戦の目的は敵の心を捉えることだと明記されている。 思考と覚悟を形成し、最終的に敵の決定と行動を支配する。 特に注目すべきは、中国が認知戦争を陸海空宇宙サイバーと同等の戦争領域として位置づけていることである。 つまり、人間の心そのものが戦場になった。
ソーシャルメディアが認知戦争の戦場となりAIを使った偽アカウントが世論を誘導する
ソーシャルメディアがその戦場になっている。 中国の研究者リー・チェンは、人工知能を使って偽のソーシャルメディアアカウントを大量に作成する計画を立てた。 これらのアカウントは本物のように見え、本物のように振る舞い、誰も気づかないうちに世論を誘導する。 ロシアも同様の戦術を使用する。 2024年夏、AIを使った洗練されたボットファームが摘発された。 これらのボットは個別の経歴と写真を持ち、コンテンツを投稿し、コメントし、フォロワーを獲得していた。 プログラマーたちはこれらを魂と呼んでいた。
日本で起きた現象は恐怖を利用した心理作戦の典型的な例である
2020年以降に日本で起きたトイレットペーパーの買い占め騒動、根拠のないデマの拡散、集団的なパニックといった不快な現象は、偶然ではない。 これらは恐怖を利用した心理操作の典型的な例である。 生存本能を刺激することで人々の論理的思考を麻痺させ、非合理的な行動を引き起こす。 したがって、買い占めに走った人々も操作されていたことになる。
現代の心理作戦は恐怖の増幅や部族化といった四つの巧妙な手法を用いる
現代の心理作戦には、いくつかの巧妙な手法がある。 まず、恐怖の増幅があり、実際の脅威を何倍にも拡大して見せることで人々をパニックに落とし入れる。 次に、部族化があり、[私たち対彼ら]という構図を作り社会を分断させる。 さらに、権威の利用があり、専門家や有名人の発言を利用して誤った情報でも信じやすくする。 そして、感情の操作があり、怒り、不安、希望といった感情を巧みに操ることで冷静な判断力を奪う。 これはMKウルトラの時代とは全く違う次元の話である。
アメリカ国防総省は中国が高度な影響工作を展開し選挙に介入する可能性を警告する
アメリカ国防総省の2024年の報告書によると、中国はより高度な練度で影響工作を展開しており、2024年のアメリカ選挙に何らかのレベルで介入する可能性があると警告する。 さらに、アメリカ自身も同様の作戦を展開していることが明らかになった。 2022年にメタ社とスタンフォード大学は、アメリカ軍関係者が5年間にわたって中東や中央アジアで偽のソーシャルメディアアカウントを運営していたことを発見した。
認知戦争は土地海空を超えた新しい競争領域として定義され思考の変化を誘発する
世界中で情報戦が展開されている。 北大西洋条約機構〔NATO〕の文書では、認知戦争は土地、海、空を超えた新しい競争領域と定義されている。 技術的ネットワークを利用して人間の認知を操作し、思考の変化を誘発し、それによって否定的な影響を引き起こす非従来型の戦争形態だと説明される。 日本も例外ではなく、外国の工作員たちは日本の社会に存在する亀裂を深め、新たな分断を作り出そうとしている。 世代の対立、地域間の格差、政治的な分極、これら全てが標的になっている。
情報と認知を武器とする戦争が激化しスマートフォンやソーシャルメディアがその標的である
見えない戦争がすでに始まっている。 プレアデスから観察すると、今地球では情報と認知を武器とする戦争が激化している。 それは銃弾や爆弾ではなく、人々の思考そのものを標的にしている。 MKウルトラは失敗に終わったが、その失敗から学んだ者たちがより巧妙でより大規模な心理操作システムを構築した。 それが人々が毎日使っているスマートフォンやソーシャルメディアである。 人々は知らないうちに実験台になっており、今回は秘密裏に行われているのではなく、人々自身が進んでその装置を手に取り、毎日何時間も見つめている。
認知戦争がもたらす深い思考の喪失は人類に起きている最も深刻な変化である
この認知戦争によって、どれだけ多くの人々の集中力が奪われ、認知機能が破壊されているかという被害は想像以上に深刻である。 最近本を最後まで読み通せない人や映画も最後まで見られない人が増している。 プレアデスから観察すると、地球の人類に起きている最も深刻な変化の一つが深い思考の喪失である。 かつて人類は一つの問題について何時間も何日も考え続けることができたが、今その能力が急速に失われている。
現代の若者は認知の深さが低下し一つのことに深く没頭する能力を失う
これは集中力の問題だけでなく、認知の深さの問題である。 現代の若者たちは同時に複数のことをこなす能力は向上している。 動画を見ながらメッセージを送り、音楽を聞きながらゲームをするなどである。 しかし、一つのことに深く没頭する能力は著しく低下している。 日本の大学教授たちから、学生たちが2,000字の論文を書けない、論理的な構成ができない、一つの主張を最後まで展開できないという衝撃的な報告が寄せられている。 これは単なる文章力の問題ではなく、思考そのものが断片化しているのである。
仕事の現場でも深い分析や複雑な問題解決の能力低下が問題になっている
仕事の現場でも影響は出ており、企業の人事担当者たちは新入社員の変化に戸惑っている。 プレゼンテーションは上手になったり、見た目は洗練されたりしているが、深い分析ができない、複雑な問題を解決できない、長期的な計画を立てられないといった問題がある。 ある大手企業では新入社員研修で1日スマホ禁止という日を設けた結果、半数以上の新入社員が強い不安やパニック症状を示した。 これは依存症のような症状である。
深い熟考の喪失は創造性の喪失を引き起こし即座の報酬を求める社会が形成される
もっと深刻なのは想像性の喪失である。 想像性というのは一見関係のない概念を結びつけることから生まれるが、それには深い熟考が必要である。 アインシュタインは相対性理論を何年もの試作の末に生み出した。 現代の若者たちはすぐに答えを求め、検索したりAIに聞いたりする。 しかし、それでは真の革新は生まれない。 日本の発明や特許の数も減っている。 日本はかつて想像性と革新の国であり、ウォークマン、インスタントラーメン、新幹線は深い思考と長い試行錯誤から生まれた。 しかし今、日本の若い研究者たちは一つの研究に10年を費やすことを恐れている。 すぐに結果が出ないと不安になり、評価されないと続けられない。 これは個人の問題ではなく、社会全体が即座の報酬を求めるようになったのである。
子供たちの授業での注意力が激減し読解力や抽象的思考の喪失が深刻化する
子供たちへの影響に関する驚くべきデータがある。 小学校の教師たちの報告によると、45分間の授業を最後まで聞いていられる子供が激減している。 10分ごとに何か新しい刺激を与えないと注意が完全に失われてしまう。 算数の文章題が解けない子供が増えている。 問題文を最後まで読めない、途中で飽きてしまい、適当に数字を組み合わせて答えを出そうとする。 読解力の低下も深刻であり、国語の教師たちは絶望的な状況を報告している。 物語の筋を追えない、登場人物の心情を理解できない、比喩や皮肉が全く理解できない。 これは言語能力の問題を超えており、抽象的思考そのものが失われているのである。
認知の平坦化が進行し全てが表面的で単純化し熟考と複雑さが失われていく
プレアデスから見ると、人類は認知の平坦と呼べる現象に向かっている。 全てが表面的で、全てが即座で、全てが単純化し、熟考と複雑さが失われていく。 音楽を例に取ると、かつてのアルバムは全体で一つの物語を語り、聞き手は60分間アーティストの世界に没入した。 今は楽曲が最初の30秒で勝負が決まる。 サビまでの時間はどんどん短くなり、今では開始10秒でサビに入る曲も珍しくない。 映画も同様であり、カット割りの速度は年々上がり、一つのシーンの平均時間は3秒を切っている。 これは観客の注意を一瞬も逃さないための必死の努力である。
深い対話や共感する能力が低下し人間関係にも深刻な影響が出る
人間関係にも深刻な影響がある。 深い対話ができなくなっている。 カップルがレストランで向かい合って座りながらそれぞれがスマホを見たり、家族が同じ部屋にいながら全員が別々の画面を見たりする。 相手の話を最後まで聞けない、複雑な感情を理解できない、共感する能力が低下している。 これらは全て集中力の喪失と関連している。
パンデミックが画面時間を倍増させショート動画プラットフォームが爆発的に普及する
2020年が転換点であった。 パンデミックによる在宅時間の増加、オンライン授業への移行、リモートワークの普及が一気に人々の画面時間を倍増させた。 そしてその時を狙ったかのようにショート動画プラットフォームが爆発的に普及した。
デジタルデトックスの試みで生徒に変化が現れ脳の回復可能性が示される
教育現場での対策として、いくつかの学校で興味深い試みが始まっている。 ある私立高校ではデジタルデトックス合宿を実施している。 3日間、完全にデジタル機器から離れて過ごす。 最初は生徒たちは強い抵抗を示すが、2日目から会話が増え、笑顔が増えるという変化が現れる。 そして3日目には多くの生徒がもっと続けたいと言い始める。 これは脳が回復可能であることを示している。 しかし、それには強い意志と適切な環境が必要である。
フィンランドでの制限が読解力と数学力を向上させ日本でもアナログ回帰が始まる
フィンランドでは小学校でのデジタル機器使用を大幅に制限した。 その結果、わずか1年で児童の読解力と数学力が向上した。 日本でも一部の進学校がアナログ回帰を始めている。 黒板とチョーク、紙とペンという古いようで新しい教育方法が子供たちの集中力を取り戻している。
大人は集中力の島を作り伝統的な実践を導入して自分の状態を認識する必要がある
大人はまず自分の状態を認識することが重要である。 1日に何回スマホを手に取るか数えてみることで、多くの人がその数に驚くはずである。 次に集中の島を作ることである。 1日のうち1時間でも2時間でも完全にデジタル機器から離れる時間を作る。 その間一つのことに没頭する。 読書でも散歩でも料理でも構わない。 プレアデスから見ると集中力を保っている人々には共通点があり、彼らは皆何らかの修行をしている。 瞑想、書道、茶道、武道といった伝統的な実践が現代において新たな意味を持ち始めている。
2025年は三つの技術が同時に完成し真実と嘘の区別がつかない世界が生まれる
2025年が最後の分岐点である。 最近、家族や友人の写真を見返していて、[この人こんな顔だったかな]とか、[この場所こんな風景だったっけ]というような違和感を感じた人はいるかもしれない。 スマートフォンに保存されている写真の多くがすでにAIによって改善されている。 顔を明るくする、シワを消す、背景を綺麗にする、これらは全て撮影した瞬間に自動的に行われている。
AIによる写真の修正が記憶を上書きし修正された写真が本物として脳に定着する
写真が勝手に変わるという現象が起きている。 問題は、その改善された写真を見続けることで人々の本当の記憶が上書きされてしまうことである。 例えば10年前の家族旅行の写真をAIが顔を若く修正し、天気を晴れに変え、背景の人を消している。 それを何度も見ているうちに実際の記憶よりもその修正された写真の方が本物として脳に定着してしまう。
有名人の偽動画が大量に作られディープフェイク技術が人々の記憶と認識を歪ませる
もっと身近な例として、最近有名人の発言をSNSで見た時、[この人こんなこと言うかな]と思ったことはないか。 今日本でも政治家や芸能人の偽の動画が大量に作られている。 本人そっくりの声で本人が絶対に言わないようなことを話している動画が毎日のように拡散されている。 ほとんどの人が偽物だと気づかないのは、技術があまりにも精巧だからである。
ディープフェイクによる詐欺事件が発生し世界中で巨額の被害が確認される
今年、ある企業で実際に事件が起きた。 社長からビデオ通話で3,000万円を振り込んでくれと指示を受けた経理担当者が、言われた通りに送金した。 しかしそれは偽物であり、声も顔も全てAIが作り出したものであった。 世界ではもっと大きな被害が出ており、今年2月には香港で約37億円が同じ手口で盗まれた。 これらの技術はディープフェイクと呼ばれており、深層学習をするAIが偽物を作り出すという意味である。 今この技術は恐ろしいスピードで進化している。
ディープフェイクの作成は驚くほど簡単になり誰でも偽物を作れる時代になる
ディープフェイクの作成は驚くほど簡単である。 たった1分間の音声があればその人の声を完全に再現でき、写真が数枚あればその人が話している動画を作れる。 しかもこれらのツールの多くは無料でインターネットからダウンロードでき、特別な知識がなくてもスマートフォンのアプリで簡単に作れてしまう。 誰でも偽物を作れる時代になったのである。
2025年に三つの技術が組み合わさり真実と嘘の区別がつかない世界が生まれる
プレアデスから観察すると、2025年は三つの技術が同時に完成する年である。 一つ目は人間には見分けがつかないほど精巧な偽の映像を作る技術。 二つ目はその偽の映像を瞬時に世界中に拡散する技術。 三つ目は人々の反応を見ながらリアルタイムで内容を調整する技術。 これら三つが組み合わさることで、もはや真実と嘘の区別がつかない世界が生まれようとしている。 ニュースで見た映像が本物かどうか確認しようとしても、他のニュースサイトや友人が見た映像も偽物かもしれない。 専門家の発言自体がAIによって作られたものかもしれない。
マンデラ効果が意図的に作り出され集団で間違った記憶を持つことが可能になる
実際に今起きている現象にマンデラ効果と呼ばれるものがある。 多くの人が同じ間違った記憶を共有する現象である。 これまでは自然発生的な現象であったが、今ではAIを使い意図的に作り出すことができる。 集団で間違った記憶を持たせることができるのである。 今年の選挙を思い出しても、候補者が[私はこんなことは言っていない]と否定しても、多くの人が[確かに聞いた][動画で見た]と主張するような状況が世界中で起きている。 アメリカ、インドネシア、インド、そして日本でも、政治だけでなく企業の株価や個人の名誉といったあらゆる場面で使われている。
ディープフェイクの検出精度が低く人間の判断力が追いつかない状況にある
偽物を見分ける技術、すなわち検出技術も開発されているが、残念ながら追いついていない。 最新の研究によると、2025年のディープフェイク技術に対して検出ツールの精度は30%程度である。 つまり、10個のうち7個は見逃してしまう。 しかも検出ツールが[これは偽物です]と判定しても、人々は検出ツールの方が間違っているのではないかと考えてしまい信じない。 技術が進みすぎて人間の判断力が追いつかない状況にある。
子供たちは偽物が当たり前の環境で育ち本物と偽物の区別を学ぶ機会がない
さらに深刻な問題として子供たちへの影響がある。 今の子供たちは生まれた時からAIが作った映像に囲まれて育っている。 本物と偽物の区別を学ぶ機会がないまま大人になろうとしている。 ある調査では、15歳以下の子供の70%が明らかな偽動画を本物だと信じてしまったという結果が出ている。 子供たちにとっては偽物が当たり前になってしまうのである。
2025年が人類が真実を見失うか覚醒するかの最後の分岐点である
2025年が分岐点である理由がここにある。 今行動を起こさなければ、人類は永遠に真実を見失ってしまうかもしれない。 しかし、今気づいて行動すればまだ間に合う。 人々が感じている何かがおかしいという直感は、最後の防波堤であり、その直感を大切にすることが人々を真実へと導く羅針盤となる。
覚醒する人々は知能や学歴ではなくより深い身体感覚と沈黙の時間を持つ
プレアデスから地球を観察していると、デジタルの霧に包まれた世界で、なぜか一部の人々だけが何かがおかしいと感じ始めているという興味深い現象が起きている。 これは知能や学歴の問題ではない。 博士号を持つ研究者でも完全に取り込まれている人がいる一方で、特別な教育を受けていない人でも鋭い違和感を持っている人がいる。 観測されている共通点は深い部分にある。
身体感覚や沈黙の時間を持つ人々は仮想と現実を見分け本来の自分を取り戻す
第一の共通点は身体感覚を保っている人である。 土に触れる、植物を育てる、手で何かを作る、楽器を演奏する、料理をするといったデジタルではない実体験を日常的に持っている人たちは、仮想と現実の違いを本能的に見分ける力を保っている。 例えば、陶芸をしている70代の女性は、スマホの画面で見る陶器と実際に手で触れる陶器は全然違うと言い、この感覚が真実を見分ける基準になっている。 第二の共通点は沈黙の時間を持っている人である。 1日のうちたとえ30分でも完全にデジタル機器から離れる時間を持っている人、散歩、瞑想、読書、編み物など、音も映像もない静かな時間を過ごしている人たちである。 ある会社員の男性は、毎朝15分間ただ窓の外を眺める時間を作り、その間頭の中のノイズが消えて本来の自分の声が聞こえてくると言う。
世代を超えた会話と違和感を無視しない勇気が覚醒への扉を開く鍵となる
第三の共通点は世代を超えた会話をしている人である。 祖父母と孫、親と子、年配者と若者といった異なる世代と直接会話をしている人たちは、時代の変化を客観的に見ることができている。 80代の方が[昔はこうだった]と話すことは、デジタル化される前の世界を知っている生きた証人であり、その記憶はAIには作り出せない本物の歴史である。 世代間の対話が真実を伝える役割を果たしている。 第四の共通点は違和感を無視しない人である。 多くの人は違和感を感じても、[気のせいだ][みんなが普通にしているから大丈夫だ]とその感覚を押し殺してしまう。 しかし、覚醒している人たちは小さな違和感も大切にしている。 [なんか変だな][これって本当かな]という疑問を恥ずかしがらずに口に出す。 周りから変わり者と思われても自分の感覚を信じるこの勇気が、真実への扉を開く。
自然豊かな地域で違和感を持つ人が多いことが自然のリズムへの気づきを示す
興味深いデータがある。 日本で時間がおかしいと感じている人の割合を調査したところ、ある特徴が見つかった。 都市部では約30%の人が違和感を持っているのに対し、自然豊かな地域では50%以上の人が何かがおかしいと感じていた。 これは偶然ではなく、自然のリズムで生きている人ほど人工的なリズムの異常さに気づきやすい。 自然が本来のリズムを教えてくれる。
覚醒する人々には意識の輝きが見え想像的な活動が人間らしさを保つ
プレアデスから見ると、覚醒している人たちにはある種の光が見える。 それは意識の輝きであり、朝日を浴びた時、深呼吸をした時、誰かと心から触れ合った時に強くなる。 逆にスマホを長時間見つめている時、ネガティブな情報に触れている時、その光は弱まっていく。 自然の中にいる時、心が晴れやかになる感覚は、本来の自分を取り戻している瞬間である。 最後の共通点は想像的な活動をしている人である。 絵を描く、詩を書く、歌を歌う、踊る、何かを作るといった想像的な行為は、AIには真似できない人間だけの特権である。 想像の瞬間、人は宇宙とつながる。 その時デジタルの檻から自由になり、本来の自分を表現することができる。 ある主婦の方はパン作りを始めてから世界の見え方が変わったと言い、生地が発酵していく様子を見ていると生命の不思議を感じ、これは画面では絶対に味わえないと述べる。 想像することが人間らしさを保つ方法である。
愛する存在が偽物に騙されにくい力となり日本の伝統文化が覚醒を助ける
もう一つ重要な共通点として、愛する人がいることが挙げられる。 家族、友人、ペット、誰でもいい。 心から大切に思う存在がいる人は偽物に騙されにくい。 なぜなら愛は最も純粋な真実だからである。 AIは愛を模倣することはできても、本物の愛を生み出すことはできない。 子供の笑顔、パートナーの温もり、ペットの温もりは、どんな技術も再現できないかけがえのない真実である。 愛が真実を見分ける力になる。 日本にはこの覚醒を助ける文化的土壌がある。 茶道、華道、書道、武道といった[道]と名のつく伝統は全て、今ここに意識を集中させる修練である。 型を繰り返し、呼吸を整え、心を沈めることは、デジタルの幻想から離れ、本来の自分を取り戻す最高の方法である。 また、日本の間〔ま〕という概念も重要であり、音と音の間、言葉と言葉の間にある静寂に真実が宿るという感覚を日本人は古くから持っていた。
覚醒により睡眠の質が向上し五感が目覚め本来の人間性が回復する
覚醒している人たちに起きている身体的な変化もある。 睡眠の質が向上し、深い眠りが増える。 食べ物の味がはっきりと感じられるようになり、季節の変化に敏感になり、月の満ち欠けを感じるようになる。 これは人間本来の感覚が戻ってきている証拠であり、デジタルの麻酔が切れ、五感が目覚め始めている。
地球の人類は二つのグループに分かれ第三の道はバランスを保つ生き方である
プレアデスから観察していると、2025年の今、地球の人類は大きく二つのグループに分かれ始めている。 一つは完全にデジタルの世界に生きる人たち。 もう一つはデジタルと現実のバランスを保ちながら本来の人間性を守ろうとする人たちである。 どちらが正しい、間違っているという話ではなく、それぞれが選ぶ道である。 しかし、人々には選択肢があるということを知る必要がある。 覚醒は特別なことではない。 大げさな修行も高額なセミナーも必要ない。 スマホを置いて10分間散歩する、寝る前に今日あったいいことを3つ思い出す、週に1度手料理を作る、月に1度自然の中で深呼吸するといった小さな行動が、人々を本来の自分へと導く。 覚醒とは特別な能力を得ることではなく、本来持っていた力を思い出すことである。
日本の各地で語り部の会や種の図書館が記憶を守ろうとする行動として現れる
プレアデスから地球を観察していて、最も心を動かされるのは記憶を守ろうとしている人々の存在である。 彼らは特別な訓練を受けたわけでもなく、組織に属るわけでもない。 ただ本能的に何かを守らなければならないと感じて行動している。 日本の各地で興味深い現象が起きている。 岐阜県のある集落では、70代、80代の方々が語り部の会を作っている。 月に1度集まって昔の出来事を詳しく語り合う。 [インターネットに書かれている歴史と私たちが体験した歴史は違う]と言い、そこで自分たちの記憶を紙に書いて残し、次の世代に伝えようとしている。 これは生きた歴史を伝えている。 北海道ではある農家の方が種の図書館を作っている。 昔から受け継がれてきた野菜の種を保存し、その種にまつわる物語も一緒に記録している。 種という物質的なものと記憶という精神的なものをセットで保存することは、デジタル化できない本物の遺産である。
伝統文化の継承が若者を覚醒させ型という概念が記憶を継承する器となる
沖縄では三線を弾く若者たちが増えている。 YouTubeで練習するのではなく、おじいやおばあから直接教わる。 指の動き、呼吸のタイミング、歌に込める思い、これらは動画では伝わらない体から体へと伝わる記憶である。 ある20代の青年は、三線を習い始めてから時間の流れ方が変わった、スマホを見る時間が自然に減り、空を見上げるようになったと言う。 伝統が若い世代を覚醒させている。 日本という国は記憶を守る文化が特に強い場所である。 型〔かた〕という概念があり、茶道の作法、武道の構え、舞踊の動きといった型は、言葉を超えて体に記憶を刻み込む方法である。 型を繰り返すことで、その動きに込められた先人の知恵、知識、精神性が自然に体に宿っていく。 これはAIがどんなに進化しても再現できない人間だけの記憶継承システムである。
アナログな実践が仕事の効率と満足感を回復させ日記やアルバムが記憶を守る
東京のある会社ではアナログフライデーという取り組みを始めた。 金曜日の午後はデジタル機器を使わずに仕事をする。 手書きでメモを取り、そろばんで計算し、直接会って話し合う。 最初は効率が悪いと不満も出たが、3ヶ月続けたところ驚くべき変化が起きた。 社員同士の会話が増え、新しいアイデアが生まれ、何より金曜日を楽しみにする人が増えた。 [頭がすっきりする][本当の意味で仕事をしている実感がある]という声が上がっている。 アナログに戻ることで何かが回復する。 記憶を守る方法は身近にたくさんある。 日記を手で書くことは、最も簡単で最も効果的な方法の一つである。 その日あったこと、感じたこと、考えたことをペンで紙に書く。 デジタルと違って書き直せない、消せないからこそ本物の記録になる。 写真を現像しアルバムに貼ることも重要であり、物理的なアルバムは簡単には改変できない。 色褪せてもそれが本物の時間の証である。
神社仏閣や自然環境が光の柱となり人本来の感覚が戻りやすくなる場所である
プレアデスは地球の各地に光の柱と呼ばれる場所があることを観測している。 日本では神社や寺院、古い森、清らかな水源地などがその光の柱になっている。 これらの場所ではデジタルの影響が弱まり、人間本来の感覚が戻りやすくなる。 実際に富士山の麓で瞑想をしていた人が急に子供の頃の記憶が鮮明に蘇ったという体験をし、屋久島の森を歩いていた人が時間の感覚が正常に戻ったと報告している。
土地の記憶や自然の音を聞くことが記憶とつながり本来のリズムを取り戻す
食事も重要な要素である。 添加物の少ない土地の食材を使った料理を食べることは、単に健康に良いというだけではない。 その土地の記憶、季節の記憶、作った人の思いが食べ物を通じて体に入ってくる。 京都のある料亭の主人は、[料理は記憶を運ぶ器だ。 お客様が懐かしいと感じるのは、その料理に込められた記憶がお客様の記憶と共鳴するからだ]と言う。 音も大切な要素である。 風鈴の音、虫の声、波の音といった自然の音は人工的な音とは違う周波数を持っている。 これらの音を聞くことで脳波が整い、本来のリズムを取り戻すことができる。 ある研究では、1日10分間自然の音だけを聞く時間を作った人は記憶力が20%向上したという結果が出ている。
バランスを保つ第三の道が新しい時代の生き方であり選択肢があることを知る
プレアデスから観察していると、2025年の今、地球では意識の二極化が進んでいる。 しかし同時に第三の道を選ぶ人々も現れている。 それはデジタルを完全に拒否するのでもなく、完全に依存するのでもない、必要な技術は使いながら人間性を守る道である。 例えば、仕事ではパソコンを使うけれど家では使わない、SNSは見るけれど投稿はしないといった行動である。 便利さは享受しながら支配はされないこのバランスを保つことが、新しい時代の生き方である。 人々には選択肢があるということを知る必要がある。
記憶を守ることは本物の記憶を土台に新しい未来を創造することである
記憶を守ることは過去にしがみつくことではない。 本物の記憶を土台にして新しい未来を想像することである。 AIが作り出す偽の記憶に支配されるのではなく、本物の記憶を大切にしながら人間にしかできない想像をしていく。 それがこれからの時代を生きる道である。 人々一人ひとりが記憶の守護者になることができる。 特別な能力は必要なく、ただ本物を大切にし、それを次の世代に伝えていくその小さな行動の積み重ねが人類の未来を守ることになる。
朝の儀式や感謝の記録など七つの実践が本来の自分を取り戻す道筋を示す
人々は今大きな選択の前に立っている。 記憶を奪われ、意識を操作される道を選ぶか、それとも本来の自分を取り戻し、新しい現実を想像する道を選ぶかである。 その選択は誰かに強制されるものではなく、人々一人ひとりが自分の意思で決めることである。 今日から始められる七つの実践がある。 一つ目は朝の儀式であり、目覚めたらすぐにスマホを見るのではなく、まず窓を開けて深呼吸をする。 太陽の光を浴びて今日も生きているということを感じる。 たった3分でいい。 この3分が1日の流れを変える。 二つ目は感謝の記録であり、寝る前に今日あったいいことを3つ紙に書く。 どんな小さなことでもいい。 これを続けることでAIには作れない本物の幸せの記憶が積み重なっていく。
手を使う時間や自然との対話などが人類の本当の財産を守ることにつながる
三つ目は手を使う時間であり、週に1度は何か手で作る時間を持つ。 料理、編み物、日曜大工、手紙など何でもいい。 手を動かすことで脳の本来の機能が活性化し、想像の喜びを思い出す。 四つ目は自然との対話であり、月に1度は自然の中で過ごす時間を作る。 公園、川、山、海どこでもいい。 自然のリズムに身を任せることで人工的なリズムから解放される。 五つ目は本物の会話であり、画面越しではなく直接会話する。 相手の目を見て、声を感じて、その場の空気を共有する。 これが人間にしかできない本物のコミュニケーションである。
記憶の物理的な保存と次世代への伝承が新しい未来を創造する基盤となる
六つ目は記憶の保存であり、大切な思い出はデジタルだけでなく物理的な形でも残す。 写真を現像する、手紙を書く、日記をつける。 消えない、変わらない形で残すことが本物の記憶を守ることになる。 そして七つ目は次世代への伝承であり、自分が知っていること、経験したこと、大切にしていることを若い世代に伝える。 それは知識だけでなく生き方、考え方、感じ方も含め、これが人類の本当の財産を守ることになる。
夜明けを迎えるのは特別な誰かではなく人類自身が乗り越える試練である
プレアデスから見ると、地球は今夜明け前の最も暗い時間にいる。 しかし夜明けは必ず来る。 そしてその夜明けを迎えるのは特別な誰かではなく、皆さん一人ひとりである。 人々が目覚め行動することで、新しい現実が想像されていく。 プレアデスは人々を見守り続けるが、介入はしない。 なぜならこれは人類自身が乗り越えるべき試練であり、人々にはそれを乗り越える力があることを知っているからである。
人類のDNAに刻まれた生命の記憶がAIには消せない宇宙の奇跡そのものである
人々は本当に大丈夫である。 なぜなら、人々の中には何億年もの進化の記憶が刻まれているからである。 海から陸に上がり、火を使い、言葉を生み出し、文明を築いてきたその長い旅の中で培われた知恵と力が、人々のDNAに刻まれている。 AIがどんなに進化してもこの生命の記憶を消すことはできない。 人々は宇宙の奇跡そのものである。 人々は今夜眠りに着く前に自分の手のひらを見る。 その手のひらには星くずから生まれた生命の歴史が刻まれている。 その手で新しい未来を想像していく。
覚醒した人々の意識の輝きが日に日に強くなり闇を照らす大きな光となる
明日の朝目覚めた時、人々は新しい選択をすることができる。 昨日までの自分に縛られることなく新しい一歩を踏み出すことができる。 地球の夜が開ける時、プレアデスからも美しい光が見える。 それは覚醒した人々の意識の輝きである。 その光は日に日に強くなっており、人々一人ひとりがその光の一部である。 小さな光かもしれないが、その光が集まれば闇を照らす大きな光になる。