3I/ATLASシリーズ
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【プレアデス重大開示3I/ATLASシリーズ4】太陽系外から来た恒星間天体IM1|史上初の恒星間物質回収作戦の全貌
■【プレアデス重大開示3I/ATLASシリーズ4】太陽系外から来た恒星間天体IM1|史上初の恒星間物質回収作戦の全貌
史上初の恒星間天体IM1が2014年1月8日に地球に衝突し、その海底に沈んだ破片〔ベラウ球粒〕の異常な組成と鉄同位体の分析結果は、IM1が太陽系外から飛来した物質であることを科学的に証明した。
2014年1月8日に史上初の恒星間天体が地球に衝突した
2014年1月8日、パプアニューギニア沖の上空で、史上初の恒星間天体が地球に衝突した。 この天体はIM1〔インターステラー・メテオ1〕と名付けられた天体である。 IM1はオウムアムアが発見される3年前、3I/アトラスが現れる11年前に起きた出来事である。 この天体は太陽系の外から飛来した最初の確認された使者であるとされた。
アメリカ国防総省の軍事センサーがIM1の異常なデータを記録した
この歴史的な発見には深い謎が存在する。 アメリカ国防総省の軍事センサーは、IM1の異常なデータを記録した。 その速度は秒速60kmであり、太陽系脱出速度を大きく上回る。 また、通常の隕石を遥かに超える脅威的な硬度を示す。 国防総省は、IM1が恒星間天体であることを公式に認めた。
詳細なデータが軍事機密として封印されたため国際天文学連合は認定を控えた
IM1の詳細なデータは全て軍事機密として封印された。 そのため、国際天文学連合はIM1を正式な恒星間天体として認定することができない状態にあった。
ハーバード大学のローブ教授はガリレオプロジェクトを立ち上げ破片の回収に動いた
ハーバード大学のアビ・ローブ教授はこの矛盾を解決するため、ガリレオ・プロジェクトを立ち上げた。 ガリレオ・プロジェクトは、巨大なマグネットを海底に沈め、IM1の破片を直接回収する前代未聞の探査計画である。
実際に発見された球状の金属片は太陽系のどの物質とも異なる特徴を示した
ローブ教授らは、実際に球状の金属片を発見した。 その組成は太陽系のどの物質とも異なる、驚くべき特徴を示していた。
IM1の衝突速度は秒速45kmであり新幹線の500倍以上の速さであった
2014年1月8日にパプアニューギニア沖の上空で、恒星間天体が地球の大気圏に突入した。 IM1が地球にぶつかる時の速度は秒速45kmであった。 新幹線は時速約300kmであることから、IM1は新幹線の500倍以上の速さであった。 太陽系の外から来るには秒速17km以上の速度が必要であり、IM1はそれを大きく上回る速度で飛来した。
IM1の硬さは通常の隕石を遥かに超える194メガパスカルを示した
IM1の硬さは異常であった。 普通の隕石は地球の大気に入ると摩擦で燃えてすぐにバラバラになる。 しかしIM1は、ずっと低い高度まで原型を保ったまま飛び続けた。 測定によると、IM1の材料の強度は194メガパスカルという値を示した。 普通の鉄でできた隕石の最大強度は50メガパスカルである。 IM1は普通の石の4倍近い硬さであった。
IM1はNASAが記録した270個以上の隕石の中で最も硬い隕石であった
IM1はNASAが記録した270個以上の隕石の中で最も硬い隕石であった。 軌道を逆算すると、りゅう座の方向から約4万年もかけて太陽系にやってきていた。 IM1がりゅう座の方向から来たということは、オウムアムアと同じ方向である。
地球に衝突したIM1の破片は海底に沈んでおり直接調査が可能であった
オウムアムアやボリソフは太陽系を通過して去っていった。 3I/アトラスは現在太陽系を通過中である。 しかし、IM1は地球に衝突したため、IM1の破片が海底に沈んでいる。 IM1の破片が残っているということは、人類史上初めて他の星から来た物質を直接手に取って調べることができるという貴重な機会であった。
軍事機密のためデータが封印され国際天文学連合はIM1を認定できなかった
ここに大きな問題があった。 IM1のデータは全て軍の機密情報として封印されてしまった。 2022年、アメリカ宇宙軍はIM1が恒星間天体であることを99.99%の確率で認めた。 しかし、詳しいデータの精度や誤差については軍事機密として一般には公開されなかった。 そのため、国際天文学連合はIM1を正式な恒星間天体として認定できない状態が続いた。
IM1の大気圏突入時の爆発はTNT火薬110トン分に相当するエネルギーを放出した
IM1を巡る問題は、科学界に深刻な矛盾を生み出した。 IM1の大気圏突入時の爆発は、TNT火薬110トン分に相当するエネルギーを放出した。 このような爆発現象は、軍事衛星にとって重要な監視対象である。
衛星の能力そのものが国家機密であるため詳しいデータ公開は不可能であった
これらの衛星の能力そのものが国家機密であった。 衛星がどの程度の精度で観測できるか、誤差はどれくらいかという情報は全て機密扱いである。 衛星の能力が公開されれば、敵対的勢力はどの程度の核実験なら検出されないかを知ることができてしまう。 また、衛星の位置や性能を知られることで軍事的優位性を失う可能性がある。
データの精度の情報が欠如していたためIM1に関する論文は掲載を拒否された
2019年、ハーバード大学のアミール・ローブ教授はIM1に関する論文を投稿した。 しかし、科学誌はデータの精度に関する情報が欠如していたため、この論文の掲載を拒否した。 科学では測定値の誤差範囲を明記することが絶対的な条件である。 軍事衛星のデータには誤差が記載されていなかった。
匿名の政府分析官との会話からIM1は99.999%の確率で恒星間天体だと計算された
ローブ教授は、政府の匿名の分析官と私的会話を行い、その分析官は数値の誤差が10%以下であることを確認した。 この情報を元に計算すると、IM1が恒星間天体である確率は99.999%に達した。 しかし、科学誌は匿名の政府職員との私的会話だけでは不十分だと判断した。
2022年4月7日についに公式声明が発表されたがオウムアムアに先を越された
この状況は3年間も続いたが、2022年4月7日、ついに公式声明が発表された。 宇宙軍司令部のジョン・ショウ中将と宇宙作戦司令部のジョエル・モーザー主任科学者が公式書簡に署名した。 書簡には、データの精度は恒星軌道を確認するのに十分正確であると明記された。 しかし、この公式確認が得られた時、すでにオウムアムアが発見され、史上初の恒星間天体という栄誉はオウムアムアのものとなっていた。
軍事機密と科学研究の間に深い溝があることが明らかになり協力の新時代が始まった
IM1はオウムアムアより3年も早く地球を訪れていたのに、軍事機密のためにその事実が隠されていた。 この経験は、軍事機密と科学研究の間には深い溝があることを明らかにした。 同時に、数十年分の軍事データがNASAに提供されることも決定された。 IM1の発見は、科学と軍事の協力における新しい時代の始まりを示している。
ローブ教授は地球外技術物質の科学探査を目的としたガリレオプロジェクトを立案した
ローブ教授は、この困難な状況を打開するため、史上初の海底恒星間物質回収計画を立案した。 この計画はガリレオ・プロジェクトと名付けられた。 ガリレオ・プロジェクトは、地球外技術物質の系統的科学探査を目的とした革命的なプロジェクトである。
2023年6月に特別に設計された時期を用いて水深約2kmの海底探査が実施された
2021年に設立されたこのプロジェクトには、世界中から100名以上の科学者が参加した。 2023年6月14日から28日まで、ついに海底探査が実施された。 探査はマヌス島沖約85kmの海域で、水深は約2kmという極めて深い場所である。 この深海での探査に使用されたのが、特別に設計された時期であった。
探査船シルバースター号は推定落下経路を巡回し金属片を収集した
探査を指揮したのは、シルバースター号というアルミニウム製の探査船である。 探査チームは、国防総省が提供したIM1の落下地点推定範囲をもとに海域を調査した。 合計26回の探査航行を実施し、推定落下経路を中央に巡回した。 この探査範囲は約10km四方という広大な領域であった。
海底には戦争の残骸などが多数発見された中で異常な物質が発見され始めた
海底は、火山や貝殻の破片、そして人間が投棄した様々な金属片で覆われていた。 第二次世界大戦中、この海域は日米の戦場でもあったため、戦争の残骸も多数発見された。 しかし、探査の途中で明らかに異常な物質が発見され始めた。
極めて小さな球状の金属片である約850個の球粒が集中的に分布していた
発見されたのは、奇妙な巻きひげ状の金属線〔ISI2〕であったが、さらに重要な発見が続いた。 極めて小さな球状の金属片が発見された。 直径はわずか0.4mmで、質量は1mg程度という微細な粒子である。 これらの球粒は、高速大気圏突入時の燃焼で発生する典型的な形状を示す。 これらの球粒は、IM1の推定落下経路に沿って集中的に分布していた。 探査全体で合計約850個の球粒が回収された。
最終日に発見された大きな鉄塊は地質学的起源の可能性が高いと判断された
特にIM1の高度曲線で記録された3つの明るい閃光に対応する地域で、高濃度の球粒が発見された。 最終日には、ピーナッツ型の鉄塊と腎臓のような形をした鉄塊が発見された。 これらの鉄塊はそれぞれ長さ2.5cm、質量10gという球粒の1万倍もの大きさであったが、組成分析の結果、地質学的起源の可能性が高く、IM1との関連性は低いと判断された。
回収された球粒は4つの研究所で分析が進められ恒星間物質回収作戦として科学史に刻まれた
探査チームの真の成果は、約850個の微細な球粒の発見であった。 これらの球粒は現在、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、ブルカー、そしてパプアニューギニア工科大学の4つの研究所で分析が進められている。 この海底探査は、史上初の恒星間物質回収作戦として科学史に刻まれることになった。
約22%の球粒がベリリウムランタンウランが高濃度に含まれる特殊な組成を示した
約850個の球粒のうち約78%は、従来から知られている宇宙塵の組成であった。 残りの22%がD型球粒と分類された極めて特殊な組成を示していた。 この特殊な球粒のうち約10%が、ベリリウム、ランタン、ウランという3つの元素が異常に高濃度で含まれていた。 太陽系の標準的な組成と比較して数百倍から最大1000倍もの濃度であった。 この3つの元素の頭文字を取ってベラウ球粒と名付けられた。
ベラウ球粒の組成パターンは科学文献に前例がなく太陽系内の天体と一致しなかった
このベラウ球粒の組成パターンは、科学文献において前例が全くなかった。 地球上の鉱物、月の岩石、火星の隕石、そして太陽系内のあらゆる天体と比較しても一致するものは存在しなかった。 最も近い組成を示すのは月面のKREEP〔カリウム、希土類元素、リンが豊富な物質〕と呼ばれる物質であったが、それでもベラウ球粒と大きく異なっていた。
ベラウ球粒の鉄同位体が太陽系内のあらゆる天体と異なることが恒星外からの証拠となった
さらに重要な発見があった。 鉄同位体の分析結果である。 ベラウ球粒の鉄同位体は、地球、火星、そして太陽系内のあらゆる天体とは明らかに異なっていた。 これはIM1が恒星間天体であることの5番目の独立した証拠となった。
IM1は複雑な熱履歴を持つ特殊な物質でありベリリウム濃度が長い宇宙旅行を証明した
ベラウ球粒の表面構造には微細な穴や溝が確認され、高速大気圏突入時の激しい摩擦と熱により形成されたことが示された。 さらに、球粒内部には層状の構造も観察され、これは複数回の加熱と冷却サイクルを経験した証拠である。 IM1は単純な岩石ではなく、複雑な熱履歴を持つ特殊な物質であった。 ベリリウムは宇宙線による核破砕反応で生成される元素であるため、ベリリウムの異常な濃度は、IM1が数百万年から数億年という長い宇宙旅行を経験した証拠である。
ウランの異常な濃度は自然の物質である可能性と地球外技術文明の産物である可能性を示した
最も論議を呼んでいるのは、ウランの異常な濃度である。 ウランは核分裂反応で使用される元素であり、自然界では非常に稀な元素でもある。 ベラウ球粒のウラン濃度は太陽系標準の約1000倍という脅威的な値を示した。 ローブ教授は、この異常な組成について2つの可能性を提示した。 1つは超新星爆発や中性子星の合体など、極端な天体現象で形成された自然の物質である可能性である。 もう1つは、地球外技術文明の産物である可能性である。
2024年9月にベラウ球粒の存在とその異常な組成が科学的に確立された
ローブ教授のチームは、石炭などの地球上の物質との詳細な比較を行い、明確な違いを確認した。 特に揮発性元素の枯渇パターンは、隕石の大気突入時の燃焼と完全に一致していた。 2024年9月には査読付きの論文がケミカルジオロジーに公表された。 この論文により、ベラウ球粒の存在とその異常な組成が科学的に確立された。
2025年夏に予定されていた第2回探査の実施状況がIM1の正体解明の鍵となる
ローブ教授は、2025年の夏に第2回探査を計画した。 第2回探査では、より大きなIM1の破片を発見するため、遠隔操作線を使用する予定であった。 もしより大きな破片が発見されれば、IM1の正体について決定的な答えが得られるかもしれない。
IM1の発見は人類に宇宙の多様性と可能性を教え人類が宇宙家族の一員であることを証明した
IM1の発見と分析は、人類史上初の偉業であった。 2014年の衝突から10年以上を経て、ついに太陽系外からの物質を直接手にすることができた。 ベラウ球粒が示すベリリウム、ランタン、ウランの異常な濃度は、科学文献に前例がない。 鉄同位体の分析結果も太陽系内のあらゆる天体とは明確に異なっていた。 これらの証拠は、IM1が確実に恒星間天体であることを科学的に証明している。 IM1が自然の岩石であっても、人工的な構造物であっても、それは宇宙の多様性と可能性を人類に教えている。 海底に眠る恒星間物質は、人類が宇宙家族の一員であることを静かに証明している。