加賀孝英・山上信吾【まさに崩れてる・壊れてる】 #加賀孝英 #山上信吾 #参政党 #石破茂
■加賀孝英・山上信吾【まさに崩れてる・壊れてる】 #加賀孝英 #山上信吾 #参政党 #石破茂
独立個人が協働することによって何事かを達成していく
- 一人一人が尊重され、その自力をすべて出し切れる社会を構築するためには、人の上に立って全体を差配しようというような、支配欲・権力欲の強い者たちは、ぜんぶ脱落する世界になる必要がある。
- 英国・米国・中国・ロシアなど、支配欲・権力欲の強い、いいかえれば、悪魔に取り憑かれやすい姿勢をとっている国々は、リーダーたりえない。
技術という魚を与えても、その人のためにはならない
- 日本は、中国や韓国に技術援助をしてきた。
- しかし、彼らは自力で[商品価値のある技術]を開発するだけの開発力を獲得するには至っていない。
- 中国や韓国が行なったのは、先進各国のものまねだけである。
- 工業は単なる学術的・技術的情報の集積ではなく、文脈をもつ知恵の連鎖である。
- Industry is not simply the accumulation of academic and technical information, but is a chain of contextual wisdom.
- 工業という芸術を構成する知恵の連鎖のうち、どの小さなリンクが欠けていても、工業を存続することはできない。
- Without any small link in the chain of wisdom that makes up the art of industry, no industry can survive.
- 工業は過去の経験と知識、そして未来を見据えた創意工夫の融合である。したがって、現在のことだけを考えていては工業は成功しない。
- Industry combines past experience and knowledge with future-oriented ingenuity. Industry will not succeed if it is only focused on the present.
- ある国から別の国に工業を持ち込もうとしても、その国の人々の性格や考え方が工業に合致していなければ、工業はうまく根付かない可能性が高くなる。
- If you try to introduce industry from one country to another, but the character and mindset of the people in that country do not match, industry will most likely not take root.
- 工業は、思いやりの集合体である。したがって、思いやりがなく、自己中心的な国民には、工業は向いていない。
- あらゆる思いやりが詰まった技術ほど、皆から愛される。
- [前後があっての現状]という[文脈をもつ智恵の連鎖]ということは、歴史と伝統がないところへ、工業を即席的に移植しても、根付かないということである。
- さらにいえば、工業を使いこなすための精神が未熟な人々に技術を与えると、ろくなことにならない、ということもいえる。
- 技術という結果ではなく、技術を支える精神を移植しなければ、工業の発達という花にはならないと思う。
- 現在の中国人や韓国人は、精神が工業化に追いついていない。彼らに技術を教えるべきではなかった。
- 以上の言葉は、中国人や韓国人を単に見下すための意地悪な言葉ではない。
- 私たち地球人、いや、宇宙の存在みなに当てはまることである。
- 精神が技術よりも優位でなければ、技術を乱用して、その文明は滅亡する。
- 中国人や韓国人に工業を教えるべきではなかった。
- 宇宙人からみたら、地球人に教えてよい技術の範囲は、相当、狭いものとなるであろう。
- 工業よりも先に、精神の鍛錬である。
- 日本人こそ、精神の鍛錬が必要である。
- 日本人は、日本のことに集中したいので、外国の方々は、いったん出て行ってください。
- 自分のことを固めないうちに、他国の人々の世話をすることはできません。
- どうか、自国にお帰りください。
- 現在の中国人や韓国人には、他国・他国民に対する敬意・尊重・親切さの姿勢がなく、必ず敵意・優劣比較・見下しをあからさまにする、という特徴がある。
- スポーツ大会での中国人や韓国人の選手の態度をよく観察してほしい。
- [他国・他国民に対する敬意・尊重の姿勢がない]とは、中国人自身や韓国人自身に対する、敬意・尊重をもっていないということである。
- 民度を決定する因子の一つが、[自己に対する敬意・尊重]の繊細さ・強さ・持続性などであり、それらの数値が低いと、敵意・優劣比較・見下しの世界に閉じ込められてしまうのである。
- 敵意・優劣比較・見下しを中心に工業製品を作るものだから、製品が三流・四流・五流になってしまう。工業製品に、敬意・尊重・親切さが不足しているわけだね。
- 工業に適さない国とは、[自己に対する敬意・尊重]の繊細さ・強さ・持続性などをその国民が培っていない国なのである。
- アメ車が、どうして日本車に負けるのか、わかっているかな、トランプは。
- トランプくんは、アメリカが比較優位に立つことを[Make America Great Again]と言っているのだろうか?
- だとしたら、アメリカは没落する一方である。
- 敵意・優劣比較・見下しの世界に閉じ込められたグループの国々は、ぜんぶ没落するであろう。
- 私は、アメリカがグレートだった時期は、50’~60’のごく短い期間だけだったと思うな。
- つまり、日本という大御所が世に出る前までが、アメリカがグレートだった時期なのさ。
- 日本がグレートになってから、アメリカは、謀略によって日本の足を引っ張ることを何度も繰り返して、[アメリカがグレートだった時期の延長工作]を行ない続けた結果、アメリカは完全に悪魔に乗っ取られたんだね。
- アメリカには、支払うべきツケがいっぱい残っていると思う。お金の面でも、カルマの面でも。
- America will never be great again.
- First off, America needs to pay off its debts.
- If the U.S. debt held by Japan cannot be redeemed with money, Japan will hold as much U.S. land as it can afford.
- We will create a Native American paradise there, and the whites will leave.
- The North American continent is the land of Native Americans.
- 日本は大御所として、原住民の先住特権に基づき、帝国主義によって奪われた土地の返還運動を展開する。
- 米国とカナダの白人は、ヨーロッパに帰りなさい。
- 北米大陸は、ネイティブ・アメリカンに返還しますから。
- オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国も、原住民に返還します。
独立個人としての国家|デカップリング
- ヒーラー〔癒やし人〕を養成すると、ヒーリー〔癒やされ人〕が生まれるのが宇宙の摂理である。
- したがって、[与えるだけの人]を作り出すことによって、[貰うだけの人]が鏡のように作り出される。
- 与え返すことのできない対象には与えないことである。
- 日本が他国を援助するのは、優しさの発露であるのと同時に、その他国において[前後があっての現状]という[文脈をもつ智恵の連鎖]としての工業を根付かせることを邪魔する、悪魔の行ないとなる。
- 与え返すことのできない対象に、与えてはならない。循環しないから。
- また内発的でないものは根付かない。
- 他国から技術援助を受けても、それを丸パクリするだけで、新しい発明につなげることができなければ、単なるものまね、単なる技術偸盗である。
- この程度の民度の国々とは、付き合い方を変える必要がある。
工業を発達させる前に、まずは民度を上げよ
- 工業を発達させる前に、仏教五戒ぐらいは守れる人間を作れよ。
- 仏教五戒
- 殺さない
- 盗まない
- 邪淫しない〔愛のないセックスをしない〕
- 嘘をつかない
- 酒を飲まない〔酒や麻薬などの薬物を使わない〕
隣国とのなれ合い的な関係を断ち切り、各国が独立独歩で自国の政治・経済を整えていく
- 自立心なき国家とは、付き合わないようにする。
- 与え返すことのできない対象に、与えてはならない。循環しないから。
- 日本は、中国や朝鮮半島との関係を、いったん解消する必要があるだろう。
- なれ合いは、お互いのためにならない。
- ヒーラー〔癒やし人〕を養成すると、ヒーリー〔癒やされ人〕が生まれるのが宇宙の摂理である。
- [ヒーラー〔癒やし人〕としての日本]から脱却する必要がある。
- 共依存関係の世界的な解消である。
- 米国との共依存関係も、解消する必要がある。
- 米国の国歌のありようが、自立心を欠いており、気持ち悪い。
- トランプの高関税政策は、甘えた政策である。
- 米国が落ちぶれようとも、日本は日本の道を行く。
- 米国を助ける余力は日本にはない。
- さようなら、トランプ。
- 自分の足で立って歩けよ、トランプ。
- トランプの任期は短く、トランプの改革も限定的であろう。
- 米国が国際社会に残りたいなら、日本が保有する米国債の償還を、ゴールドで行なえ。
- 誠意ある対応がみられない場合、日本は米国を切り捨てる。
- すでに米国には、十分に吸い取られた。あとは米国が自分の足で立ち、自分の足で歩け。
所感
- 技術革新こそが経済で勝つ大本であり、対外戦略に夢中になりすぎている中国や米国は、技術革新において、完全に後れを取っている面がある。
- 技術革新は、お金で買えるものではない。
- 技術革新は、技術の継承以前に、精神の継承が必要であり、歴史と伝統が物を言う世界である。
- 韓国や中国に技術を提供してきた日本だけれども、彼らは技術を自分のものとするには至らず、相変わらず、依存的な態度
- 日本をはじめとして、世界各国で浸透工作を推進中の中国だけれども、浸透工作は中国経済が破綻し、資金源が途絶することによって、必ず失敗する。
- また中国の浸透工作を全世界が一丸となって失敗させるために、対中デカップリングを世界が協調して行ないつつある。
- CCPが早く崩壊したほうが、中国国民にとっても幸せであろう。
線引きと他者の転生課題への不干渉
- ■「助けず、教えず、関わらず」の「非韓三原則」 - Google 検索
- 韓国や中国に技術供与することが、韓国や中国の甘えを生んできた。
- 独り立ちできる対象に無用の助けを施すことの傲慢さ、その結果の悪さを知る必要がある。
- これは地球人を助けすぎたプレアデス星人の大きな後悔の一つでもある。
- 独り立ちできる対象を助けるな。
- 助けることが、相手の独り立ちを遅らせる。それは愛ではなくエゴだ。
【海外の反応】TV番組で逆ギレした反日タレント・アンミカが5秒後…ざこば師匠の暴露に完全論破
バイキング番組で発生した日韓議論の緊迫した空気
2018年9月25日にフジテレビの人気番組[バイキング]で、韓国出身のタレント・アンミカが発した発言により、スタジオが重苦しい空気に包まれた。 番組のテーマは日韓関係と半日感情の真相であり、歴史認識や慰安婦問題など複雑に絡み合う両国の論点を中心に議論が進められた。 司会者の紹介により、韓国代表のアンミカや中国出身の作家・関平、台湾独立運動経験者で評論家の金美齢、ジャーナリストの長谷川幸洋、落語家の桂雑魚ばなど多彩なゲストが集結し、それぞれが自国の立場から議論を展開した。
LGBT問題発言による激しい対立の勃発
番組冒頭で自民党議員のLGBT発言を議論した際、アンミカが突然立ち上がり、自身の不妊経験を引用して[日本人は世界の恥である]と発言した。 これにより議論は感情論へ傾き、アンミカは日本社会への厳しい批判と韓国の人権意識の高さを強調し、他のゲストは冷静さを保ちつつも議論の均衡を保とうとした。
感情論の加速と他ゲストの冷静な反論
アンミカは日本社会が人権を軽視していると批判し、韓国の多様性と世界基準を強調したが、作家・関平やジャーナリストの長谷川幸洋は感情論では議論にならないと指摘し、アメリカの事例や国際的な状況と比較し日本だけが遅れているわけではない事実を述べた。 評論家の金美齢はアンミカの感情的な発言を冷静に記録し、論理的な検証の姿勢を見せた。
日韓関係の根本的対立と歴史認識の一方的主張
番組が日韓の歴史認識問題や領土問題に踏み込むと、アンミカは韓国経済成長や対日感情の変化、日本モデルの崩壊による韓国社会への影響などを述べ、日本の責任論を一方的に展開した。 これに対して他のゲストは、経済モデルや歴史認識をご都合主義的に混同していると反論し、アンミカの発言は経済分析から日本批判へのすり替えであり、論点が明確にずれていると指摘した。
反論とスタジオ全体の緊張の高まり
金美齢は日韓請求権協定など過去の経緯や、海外への慰安婦像設置、竹島問題への対応を冷静に質問し、韓国側の不合理な主張に論理的な疑念を投げかけた。 アンミカは再び感情的になり、日本人は韓国人に対し劣っている・自覚すべきだなどと主張し、スタジオ内の緊張と苦言が一層強まった。
竹島・慰安婦問題に対する歴史的反証
司会者と他のパネリストは、竹島の歴史的根拠や日韓請求権協定、サンフランシスコ平和条約の内容、韓国による一方的な海洋線設定と漁業差し押さえ、外国人納税実態といった具体的なデータで反論した。 アンミカは過去の事実を無関係と断じ、再び[日本は謝罪しろ]という主張にすり替えて感情論を繰り返した。
韓国社会の課題にも言及した議論の発展
関平は韓国の売春問題や海外での犯罪率など社会問題にも踏み込み、韓国だけが道徳的に正しいわけではなく両国の現実を見る必要があると語った。 アンミカはそれを[他国にも裏社会がある]と主張し、論点をすり替えて日本社会への批判を続行した。
日本文化批判から自己正当化への流れ
アンミカは日本文化の価値観、社会の制度、在日韓国人への対応について批判を続け、日本は韓国がいなければ何もできない、サービス業や観光業も韓国人が支えていると主張した。 これに対し[日本の社会にも問題があり、外国人の納税率やルール遵守の課題がある]と冷静な事実提示が行われた。
番組終盤の議論と文化的摩擦の表面化
議論が進むにつれ、アンミカは自らの主張をエスカレートさせ、日本社会の制度的な遅れや差別、在日韓国人への冷遇を強調し続けた。 彼女は[日本は差別国家であり、私たちはずっと耐えている]と一方的な批判を展開したが、これに対し長谷川幸洋や関平、金美齢らは外国人納税や社会ルール遵守の現状など具体的なデータを根拠に、義務の不履行と権利主張の不均衡、また被害者意識の過度な押し出しについて冷静に指摘した。 スタジオの空気は一層重苦しいものとなり、討論は次第に論理性を失い、感情的な応酬が強くなる展開となった。
日本社会への侮辱発言と反発
アンミカは日本人の文化的習慣や公共マナーについても露骨に侮辱する発言を行った。 [日本人は韓国がいなければ何もできない]と主張し、経済や観光、サービス業の基盤も韓国人による支えがあると断定する内容にまで発言が及んだ。 これに各ゲストやスタジオ観覧者は困惑と反発を募らせ、リアルタイムのコメントでも否定的な意見が多数寄せられて状況はさらに緊迫した。
対立の決定的深まりと司会者の調整
番組終盤、司会者が[冷静な議論が重要][感情論では視聴者の理解を得られない]と呼びかける場面も見られたが、アンミカはそれを無視し、感情の爆発を続けた。 [日本は加害者][韓国人は常に我慢してきた][自分たちは絶対に正しい]といった極端な主張が繰り返され、番組は本来の論点から逸脱した感情的な非難合戦に発展した。
落語家・桂雑魚ば師匠による核心的指摘と提言
このような空気の中、落語家の桂雑魚ば師匠が[日本に長く住みながらどうして半日的な主張を繰り返すのか]とストレートに問いかけ、在日韓国人一般にも義務と権利・ルール遵守の重要性について再確認する発言を投げかけた。 また[1度韓国に帰省し、日本での実情を伝えてはどうか]と述べ、パネリストの特定の立場や思い込みに基づく言動を批判した。 この一言によりアンミカは言葉を失い、これまで主張してきた立場の根拠が根本的に問われる形となった。
最終局面と反響のまとめ
番組のラストではアンミカが被害者意識と日本への批判を繰り返し、司会者や他のパネリストは冷静で客観的な事実を重ねていくことで反論したが、議論は最後まで平行線に終始した。 視聴者からは[結局感情論ばかり][日本への侮辱発言が目立つ]等、否定的なコメントが殺到した。 番組は終始重苦しい雰囲気に終わり、最後に桂雑魚ば師匠の[国へ帰って日本での経験を伝えた方がいい]との一言が決定打となり、アンミカは顔を赤らめて沈黙せざるを得なくなった。
総括:日韓両国における相互価値観と今後の課題
今回の番組を通じて、日韓両国の価値観や被害者意識、歴史認識の隔たり、社会制度・文化的摩擦など多くの問題が浮き彫りになった。 冷静な事実対感情的主張という対立構造のまま議論は最終的な着地点を見出すことなく終了したが、両国の相互理解には客観的なデータに基づく対話と、各自の立場に対する自己反省とルール順守の姿勢が不可欠であることが明確となった。
日本は米国からのデカップリングを推進中
日本が握る“戦略的交渉カード”としての存在感
米中の対立が深まる中、日本は両国のデカップリング政策において、最も重要な交渉パートナーの一つとして存在感を強めている。 米英メディアでも日本の[技術的デカップリング]での役割に注目が集まっている。
米国メディアから見た日本経済
当チャンネルでは、米国メディアの視点で日本経済を分析・解説。 毎日更新しているため、チャンネルご登録をおすすめする。
デカップリング局面での日本の[立ち位置]
2025年7月現在、トランプ政権下の関税政策によって国際経済情勢は不安定化しつつあるが、日本には重要交渉カードが多数存在する。 特に4月以降、日本からの一部輸出品に対して追加関税が課されているものの〔詳細な数字は報道によって異なる〕、日本企業の影響力は縮小していない。 実際、カーネギー国際平和基金の今年1月の報告では、日本が技術的デカップリングの[重要パートナー]として位置付けられており、半導体製造装置では東京エレクトロンなど日本企業が世界市場で大きなシェアを保持している点が強調されている。
戦略的曖昧性への見方の変化
かつて[どっちつかず]と批判された日本の外交姿勢だが、最近では[現実的][戦略的]として米国の評価が変化。 ブルームバーグは2024年10月、米議会の中国特別委員会が、日本に対し“対中チップ関連規制の強化”を警告したとしており、米国が日本の協力を不可欠と認識している事実の表れである。
TSMC熊本プロジェクトと政府支援
TSMCが熊本県に建設する第1・第2工場への累計投資は200億ドル超〔約2兆9600億円〕で、日本政府は最大で約4、760億円の補助金を出す予定だ。 第1工場は2024年初旬に開所、第2工場は2027年末までの本格稼働を目指す。 トヨタ、ソニー、デンソーもJASMへ出資し、両工場で雇用は約3、400名規模となる見通し。
中国との相互関税緩和の兆し
2025年4月25日、中国は一部の米国製半導体への125%報復関税をゼロに引き下げ、8種程度の製品が対象となった。 その後、5月には米中は相互に課税率を[125%→10~30%前後]に引き下げる90日間の暫定合意に至っている。
自動車産業が示す日本の交渉力
フィナンシャル・タイムズによると、トヨタは政府に対し、[中国向けへのチップ・輸出規制の過度な強化は、自動車の生産・供給に深刻な影響を与える]と警告している。 また、日本の自動車部品輸出は米国向け320億ドルに達し、米国の総部品輸入の約18%を占めるため、仮に25%関税が適用されれば年間で約80億ドルのコスト増となる可能性がある〔※仮定〕とのこと。 部品供給面でも、日本には明確な交渉力がある。
半導体投資と競争優位性の確保
日本政府は半導体産業に対しGDP比0.7%超〔約257億ドル〕の補助金を計上しており、これは米国〔約0.21%〕を大きく上回る水準である。 また、ラピダスとIBMの2nmチップ研究は、日本の技術回帰を象徴するプロジェクトの一つだ。
バランス外交の現実とCSIS分析
CSIS〔戦略国際問題研究所〕は2024年9月、[完全デカップリングは非現実的であり、日本は米中双方と抑制的かつ選択的な交流を続けている]と評価。
デリスキング戦略の重要性
米ベーカー研究所〔2023年11月報告〕は、完全な断交を避けつつ、重要サプライチェーンを脱中国化する“デリスキング”こそが持続可能と分析。 これは、日本が採用する[選択的協力]に合致するアプローチである。
日本の外交戦略―“二段構えの仮説”
- 短〜中期:戦略的曖昧性を維持しつつ、交渉余地を最大化する。
- 長期:技術・地政学的利益を踏まえ、米国寄りへ漸進的にシフト。 TSMC熊本やラピダス計画などの動きは、段階的なシフトを裏付ける具体例である。
米国メディアにおける日本の再評価
米国メディア全体の報道傾向を見ると、日本はもはや“従属的同盟国”ではなく、[独自の戦略]に基づく重要なプレーヤーとして位置づけられている。 これが対中政策の形成プロセスにおける日本の交渉力を確実に押し上げている。
結論
日本は米中デカップリングの最前線で、半導体・自動車・技術・地政学を横断する交渉カードを多数保有しており、[戦略的曖昧性+選択的協力]によって、自国の経済安全保障を最大化する戦略を取っている。
用語整理:
- デカップリング:米中間での経済・技術網の切り離し
- デリスキング:重要分野のリスクを抑えつつ、中国依存を段階的に脱却する戦略
- 戦略的曖昧性:明確に米国・中国どちらにも偏らず、状況に応じ協調と距離を使い分ける立場