衝撃の記録!?ロシアを揺るがした禁書『アナスタシア』の正体について。
【核心的主張】:人間は人工的な文明と情報過多によって本来持っていた神なる能力と自然との調和を失っており、シベリアの森に実在する女性アナスタシアの言葉が現代社会の常識を覆して地球本来のシステムを呼び覚ます。
■衝撃の記録!?ロシアを揺るがした禁書『アナスタシア』の正体について。
実業家ウラジーミル・メグレと不思議な老人との邂逅
著者のウラジーミル・メグレは1950年生まれであり、ウクライナ出身の実業家である。 彼はソ連崩壊直後の混乱期にシベリア最大の都市ノボシビルスクで船のビジネスを立ち上げ、シベリア企業家協会の会長に登り詰めた。 1994年の春、メグレは3隻の船でオビ川の商業遠征に出た。 オビ川は全長5400キロメートルに及ぶ広大な大河である。 彼は旅の帰り道にある小さな集落で2人の老人に遭遇した。 若い方の老人は大河の奥へ25キロメートル入った場所に特別な杉の木があると語った。 その杉は500年以上かけて宇宙のエネルギーを蓄えて響き渡るようになったリンギングシダーと呼ばれる存在である。 老人は杉の一片を胸に下げれば人の体に温かさが伝わり、どんな薬にも勝る癒しの力を発揮すると熱心に語った。 ビジネスマンであったメグレは往復の伐採作業に3日かかるため、船を止めた分だけ損失になると判断して老人の頼みを断り船に戻った。
杉の秘められた力と西側勢力の暗躍
ノボシビルスクに戻ったメグレは突然の病にかかり入院を余儀なくされた。 病床の中で老人たちの言葉が気になった彼は、病院に頼んで杉に関する文献を取り寄せて読み始めた。 古代ロシアの文書には杉の実のオイルが歴代の王の即位式で使われてきた記述があり、聖書の中にも杉という言葉が何十回も登場していた。 聖書によるとソロモン王は神殿を建てるためにレバノン杉を手に入れる目的で20もの都を差し出した。 メグレは古代から杉には人間の知恵を超えた何かがあると確信し始めた。 彼はペレストロイカが始まった頃に出席した国際会議で、東洋的な風貌の男からシベリアの杉の実を買いたいと秘密の提案をされた記憶を思い出した。 調べを進めるとロンドンの国際市場では杉の実から取れるオイルが1キログラムあたり500ドルという超高額で取引されている事実が判明した。 ロシア国内での買い取り価格は1キログラムあたり23ドルであったため、およそ22倍の価格差が存在した。
シベリア共同組合の歴史と再度の遠征
メグレが地元の博物館や古文書館の記録を調査した結果、ロシア革命前のシベリアにはシベリア共同組合と呼ばれる巨大な組織が存在していた事実が判明した。 この組合はかつてシベリア杉のオイルを世界中に売りさばいており、ロンドンやニューヨークに事務所を構えて西側の銀行に巨額の金を預ける規模を誇った。 しかし1917年のロシア革命で組織は解体され、歴史から姿を消した。 彼らが残した記録文書には、シベリア杉のオイルは何百年も驚異的な癒しの力を持つ産物として認められてきた旨が記されていた。 すべての情報が繋がったと確信したメグレは、自分で船を出して杉オイルの製造から販売までを自分の手で行う決断をした。 彼は老人たちに再会するため、1995年に大型パトリスルムンバ号で再び川へと乗り出した。 川を下る途中で立ち寄った集落では、森の奥に1人ですむ不思議な女性の噂を農家の人々から耳にした。
尾行の察知とアナスタシアとの出会い
遠征の途中でメグレは新しく採用した警備員たちが乗り組員を裏に呼び出し、船の目的地やスケジュールを問い詰めている報告を耳にした。 彼は自分が尾行されている事実と、西側の勢力がタイガの杉オイルを巡って動いている状況を確信した。 メグレは誰にも理由を告げず、前年に老人たちと出会った集落の近くで船を停泊させ、船長にそのまま予定通りのルートを進むよう命じて先に行かせた。 怪しい警備員たちが去った隙に、メグレは小型のモーターボートに乗り換えて1人で集落へ向かった。 村人が教えてくれた場所へ進み、一気のない岩場にボートを繋いで土手を登ると、そこには古いキルトの上着に長いスカートとゴム長靴を身につけた1人の女性が立っていた。 メグレが女性に去年出会った2人の老人について尋ねると、女性は去年話をしたのは自分の祖父と曽祖父であると答え、彼の名前を呼んだ。 彼女はアナスタシアと名乗り、社交界の貴婦人のような仕草で片手を差し出した。
自然と調和するアナスタシアの驚異的な生態
アナスタシアは都市の生活や経済について毎日そこに住んでいるかのように詳しく語った。 彼女に促され、メグレは彼女の家族が住む場所までタイガの中を25キロメートル歩くことに決めた。 アナスタシアは服を脱ぎ裸足になって歩き、リュックを片手で軽く揺らしながら信じがたいほどの軽やかさと優雅さで道なき道を進んだ。 彼女の体に秘められた力と反射神経は並み外れており、メグレがつまづいて転びそうになった瞬間には瞬時に彼を片手で支えて地面に触れさせなかった。 彼女が普段食べるものはキノコ、ベリー、杉の実だけであり、それらはリスたちが自発的に運んでくるものであった。 家も小屋もないマイナス何十度になるシベリアの冬を、彼女は薄いチュニック1枚で過ごしていた。 驚いたメグレが人間なのか動物なのか問いかけると、アナスタシアは自分は人間であると静かに答えた。
人口的な文明と本来の人間が持つ生きている水
しばらく歩くとひの射す草地に到着し、アナスタシアはここが自分の家であると言った。 そこには建物も小屋も屋根もなく、綺麗な草地と杉の木があるだけであった。 夕方に水筒の水を切らしてクタクタになったメグレに対し、アナスタシアは近くにある小さな湖の水を汲んで差し出した。 メグレが生水は飲めないと拒絶すると、彼女はこれが綺麗な生きている水であると主張した。 彼女は現代人が塩素やオゾンで処理して飲んでいる水道水を半分死んだ水と表現し、大地に触れながら浄化された水を植物が土から吸い上げる生きた水であると語った。 メグレが恐る恐るその水を飲むと、衝撃を受けるほど美味しい水であった。 メグレが再び野生動物のような生活であると指摘すると、彼女は人間と他の生き物との違いを人工的に作られたものを所持しているか否かで判断する現代人の常識を問い直した。
クマとの共生と自然界の知られざるシステム
アナスタシアは人工的な世界の構築ではなく自然との調和を目指していれば、人間はどれほどの高みまで到達できていただろうかと語った。 夕闇が迫った頃、彼女は森の動物たちが作った杉の小枝や干し草で覆われた洞窟へメグレを案内した。 メグレは横になるととびきり上等なベッドのように快適に眠りに落ちた。 彼は夜中にふわふわの温かい毛に体を寄せていた。 翌朝に目が覚めると、アナスタシアが洞窟の入り口で手を叩いた。 その瞬間、メグレが一緒に寝ていた毛の正体である1頭のメスのクマが洞窟から出てきた。 アナスタシアは眠っているメグレを寒さから守る仕事をクマに与えて一晩一緒に寝かせていた。 朝になると彼女は登る太陽や木々の若葉に歓喜の叫びを上げ、小さな湖に飛び込んで全身をクリームのようなもので覆う朝の儀式を行った。
リスとの意思疎通と創造主の本来の計画
アナスタシアが草の上に座って指をパチンと鳴らすと、野生の赤リスが現れて両前足で杉の松ぼっくりを抱えて差し出した。 彼女が再び指を鳴らすと、リスは自ら杉の実の殻を剥がし始め、中身をメグレの目の前にせっせと積み上げた。 アナスタシアはこれを訓練ではなく、他者に食料を与えるという行為がリスに先天的に組み込まれた習性であり喜びであると説明した。 彼女は世界を現在のような形に変えたのは創造主ではなく人間自身であると言い切った。 創造主の計画では世界は最初から人間が食べ物に困らないように作られており、全てのものが人間の必要に応じて熟すようになっている。 そのため人間は呼吸をするように食べて、栄養などを気にせずにもっと大切なことに意識を集中していればよい。 人間がその仕組みから離れて人工的な世界を選んだ結果、毎日仕事に出かけなければならなくなった。
現代人が失った能力と種が持つ宇宙の情報
アナスタシアが冬でも凍えずに過ごせる理由は、本来人間に備わっていた環境への適応能力を失っていないからである。 人間は服、家、車、スマホなどの便利なシェルターに守られ続けた結果、元々持っていた能力を一つずつ手放してきた。 彼女はメグレに光線と呼ばれる能力を見せた。 彼女が横になってリラックスし、メグレがモスクワのマンションにいる元妻を思い浮かべると、彼女は元妻が今窓辺でコーヒーをこぼした状況を正確に言い当てた。 彼女はテレビや電話や飛行機も人間が本来持っている能力の哀れな模倣に過ぎないと語った。 さらに彼女は種の中に莫大な宇宙の情報が入っている事実を明かした。 種を植える前に口の中の舌の下に9分間置き、両手の手のひらで30秒間包んで空に向け、植える地面の上に裸足で立って息を吹きかけて巻くと、種は人間の体の情報を受け取り、その人のためだけの薬草に育つ。
宇宙の知性と闇の勢力の締め出し
タイガには肥料が存在せず、葉が落ち虫が土壌を豊かにする神のシステムが完成している。 現代の農業は農薬や肥料でこれを壊しており本末転倒である。 人間が本来の力を失った原因は情報が多すぎるためであり、テレビ、広告、ニュースが意識の空を埋めているため宇宙からの信号が入ってこない。 アナスタシアは神について、宇宙の非物質的な領域に存在する思考であり知性そのものであると語った。 神のエネルギーの半分は地球上の人間1人1人の中に小さな粒子として分散されているが、闇の勢力が人間の中にある神の粒子を締め出そうと躍起になっている。 聖書において神はアダムに地上に生きるすべての生き物に名前と目的を与えるよう命じ、アダムはその通りにした。 これは人間が元々神と一緒に地球を創造する存在として設計されていた状況を意味する。
書籍執筆の依頼と現実を動かす伝説の本
アナスタシアは異なる意識の次元に1人で生きており、人類が目を覚ます日を待っている。 彼女はメグレに対し、自分が話した内容を本に書いてほしいと依頼した。 実業家であり才能も実力もないと困惑するメグレに対し、彼女は本の中に入る文字の配列が人々の光と善良な気持ちを呼び起こすと告げた。 去り際に彼女は宇宙のエネルギーを蓄えた聖なる杉であるリンギングシダーの小枝を彼に手渡した。 1995年にノボシビルスクに戻ったメグレは、すべてのビジネスとチーフを捨ててお金もないままモスクワへ行き本を書き始めた。 途中で夢だったのではないかと疑念に駆られ、杉の小枝を窓から投げ捨てた直後に激しい潰瘍の腹痛に見舞われた。 病院でアナスタシアにそっくりの女医から杉のオイルを処方されて回復した彼は、体験が現実であると確信し執筆を全うした。 1996年に自費出版された2000部は、物理学者の検証を経て口コミで爆発的に広がり、ロシア社会や政府を動かす実在の物語となった。