まとめ

石井ピュアファームが無肥料栽培の基本を整理する

石井ピュアファームは無肥料栽培の基本を12項目にまとめて公開する。

土つくりの基準は3つ存在する

土が温かいことと水はけが良いことと水持ちが良いことが土つくりの3つの基準である。

土壌診断を最初に行う

麦や牧草を蒔いて生育の差を比較し耕盤や土の状態を観察することが土壌診断である。

肥料や堆肥を一切入れない

肥料や完熟堆肥を入れると微生物の分解が偏り土のバランスが崩れる。

自家採種が最も重要である

固定種を自分の畑で繰り返し採種することで土地に適応した強い種が育つ。

連作を基本とする

同じ作物を続けることで根穴が再利用されて適した微生物が増えやすくなる。

直播を基本とする

直播にすると根が真下に深く伸びて病害虫に強い野菜になる。

土壌微生物を活かす環境を整える

自家採種と連作を続けると植物と微生物のあうんの呼吸が生まれる。

被覆で水分調整と地温管理を行う

麦や牧草や落ち葉を用いて直射日光や乾燥を防ぐ。

雑草は基本的に除去する

野菜専用の環境を優先するために雑草を抜きや刈り取りで除去する。

病害虫を浄化のサインとする

虫は必要のないものを分解するために集まるため浄化のサインとして観察する。

残留肥料が抜けるまで時間がかかる

化学肥料や有機肥料の成分が抜けた後から作物の収量が安定して増えていく。

観察と記録を継続する

毎日の畑の様子を観察して圃場カルテとして残すことが自分の教科書になる。

無肥料栽培の基本を総括する

土の力を取り戻し種を育てて自然の循環に寄り添うことが無肥料栽培の基本である。

無肥料栽培の基本まとめ(全12項目)

石井吉彦|種と土と野菜の学校「石井ピュアファーム」代表 (@8IWaItQth0GgUCT): Aug 7, 2026 · 7:17 AM UTC "無肥料栽培の基本まとめ(全12項目)▼▼これまで無肥料栽培について何度も書いてきましたが、これまでの内容を整理すると、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本は以下の12項目にまとめられます。▼▼今後、それぞれの項目について、ポイントを少し詳しく書いていきたいと思います。▼何度か読んだことがある方は復習に、初めての方は基本を知るきっかけにしていただければ幸いです。▼▼ご興味がありましたら、ぜひご一読ください。▼▼1. 土つくりの3つの基準▼土が「温かいこと」「水はけが良いこと」「水持ちが良いこと」。▼この3つが揃えば、どんな野菜でも育てられる土になります。作物ごとに肥料を変える必要はありません。▼▼2. 土壌診断が第一歩▼麦や牧草を全体に蒔き、生育の良い場所と悪い場所を比較します。▼棒を刺して耕盤の有無を調べ、土を掘って温度や断面を観察し、雨の日と晴れの日の水の様子を確認します。▼▼3. 肥料・堆肥・ぼかしは一切入れない▼何かを入れると微生物が「余分なもの」と判断して分解に集中し、土のバランスが崩れます。▼完熟堆肥でも炭素が増えてC/N比が変わり、一時的に作物にストレスを与えることがあります。▼▼4. 自家採種が最も重要▼固定種を自分の畑で繰り返し採種することで、その土地に適応した強い種になります。▼5年ほど続けると栽培方法と種が揃い、収量も病害虫への耐性も安定します。▼▼5. 連作を基本とする▼無肥料栽培では「連作障害」という考え方はありません。▼同じ作物を続けることで、根穴(バイオポア)が再利用され、その作物に適した微生物が増え、根が深く張りやすくなります。▼▼6. 直播を基本とする▼苗作りは肥料を入れた床で育てることが多く、無肥料の畑と矛盾しやすいです。▼直播にすると根が真下に深く伸び、丈夫で病害虫に強い野菜になります。▼▼7. 土壌微生物を活かす▼微生物は常にバランスを保とうと働いています。▼自家採種と連作を続けると、植物と微生物の「あうんの呼吸」が生まれ、病原菌が入りにくい環境が整います。▼▼8. 被覆は水分調整と地温管理のために行う▼麦や牧草、落ち葉などを使い、直射日光や乾燥を防ぎます。▼被覆資材は分解が始まったらなるべく畑の外で処理し、土中の微生物バランスを崩さないようにします。▼▼9. 雑草は基本的に除去する▼雑草も作物と同じように根の周りで微生物を働かせるため、野菜専用の環境を優先するために抜き・刈ります。▼何度も刈り続けると徐々に生えにくくなります。▼▼10. 病害虫を「浄化のサイン」として観察する▼虫は必要のないものを分解・浄化するために集まります。▼種が無農薬でなかったり、被覆や前作の残渣が分解中だったり、生育期間が終わったりしたときに虫が付くことが多いです。▼▼11. 残留肥料が抜けるまで時間がかかる▼化学肥料を使っていた畑は比較的早く、有機肥料を使っていた畑は長くかかります。▼抜けた後から収量が安定し、増えていくのが一般的です。▼▼12. 観察と記録を続ける▼毎日の畑の様子、生育の差、土の硬さや温度、根の状態を観察し、圃場カルテとして残します。▼これが自分の畑だけの教科書になり、年々土と作物の関係が深くなっていきます。▼▼以上、この12項目を一言でまとめると、▼▼「土が本来持っている力を取り戻し、その土地に適応した種を育て、自然の循環に寄り添う」▼▼これが、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本です。■#種と土の奇跡★ ■#無肥料栽培★ ■#自家採種★ ■#自然栽培★ ■#石井ピュアファーム★ ■#未来の食卓★ ■画像" | nitter.poast.org

石井吉彦|種と土と野菜の学校「石井ピュアファーム」代表
@8IWaItQth0GgUCT
Aug 7
無肥料栽培の基本まとめ(全12項目)

これまで無肥料栽培について何度も書いてきましたが、これまでの内容を整理すると、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本は以下の12項目にまとめられます。

今後、それぞれの項目について、ポイントを少し詳しく書いていきたいと思います。
何度か読んだことがある方は復習に、初めての方は基本を知るきっかけにしていただければ幸いです。

ご興味がありましたら、ぜひご一読ください。

1. 土つくりの3つの基準
土が「温かいこと」「水はけが良いこと」「水持ちが良いこと」。
この3つが揃えば、どんな野菜でも育てられる土になります。作物ごとに肥料を変える必要はありません。

2. 土壌診断が第一歩
麦や牧草を全体に蒔き、生育の良い場所と悪い場所を比較します。
棒を刺して耕盤の有無を調べ、土を掘って温度や断面を観察し、雨の日と晴れの日の水の様子を確認します。

3. 肥料・堆肥・ぼかしは一切入れない
何かを入れると微生物が「余分なもの」と判断して分解に集中し、土のバランスが崩れます。
完熟堆肥でも炭素が増えてC/N比が変わり、一時的に作物にストレスを与えることがあります。

4. 自家採種が最も重要
固定種を自分の畑で繰り返し採種することで、その土地に適応した強い種になります。
5年ほど続けると栽培方法と種が揃い、収量も病害虫への耐性も安定します。

5. 連作を基本とする
無肥料栽培では「連作障害」という考え方はありません。
同じ作物を続けることで、根穴(バイオポア)が再利用され、その作物に適した微生物が増え、根が深く張りやすくなります。

6. 直播を基本とする
苗作りは肥料を入れた床で育てることが多く、無肥料の畑と矛盾しやすいです。
直播にすると根が真下に深く伸び、丈夫で病害虫に強い野菜になります。

7. 土壌微生物を活かす
微生物は常にバランスを保とうと働いています。
自家採種と連作を続けると、植物と微生物の「あうんの呼吸」が生まれ、病原菌が入りにくい環境が整います。

8. 被覆は水分調整と地温管理のために行う
麦や牧草、落ち葉などを使い、直射日光や乾燥を防ぎます。
被覆資材は分解が始まったらなるべく畑の外で処理し、土中の微生物バランスを崩さないようにします。

9. 雑草は基本的に除去する
雑草も作物と同じように根の周りで微生物を働かせるため、野菜専用の環境を優先するために抜き・刈ります。
何度も刈り続けると徐々に生えにくくなります。

10. 病害虫を「浄化のサイン」として観察する
虫は必要のないものを分解・浄化するために集まります。
種が無農薬でなかったり、被覆や前作の残渣が分解中だったり、生育期間が終わったりしたときに虫が付くことが多いです。

11. 残留肥料が抜けるまで時間がかかる
化学肥料を使っていた畑は比較的早く、有機肥料を使っていた畑は長くかかります。
抜けた後から収量が安定し、増えていくのが一般的です。

12. 観察と記録を続ける
毎日の畑の様子、生育の差、土の硬さや温度、根の状態を観察し、圃場カルテとして残します。
これが自分の畑だけの教科書になり、年々土と作物の関係が深くなっていきます。

以上、この12項目を一言でまとめると、

「土が本来持っている力を取り戻し、その土地に適応した種を育て、自然の循環に寄り添う」

これが、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本です。

#種と土の奇跡 #無肥料栽培 #自家採種 #自然栽培 #石井ピュアファーム #未来の食卓

Aug 7, 2026 · 7:17 AM UTC

引用元: 石井吉彦|種と土と野菜の学校「石井ピュアファーム」代表 (@8IWaItQth0GgUCT): "無肥料栽培の基本まとめ(全12項目) これまで無肥料栽培について何度も書いてきましたが、これまでの内容を整理すると、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本は以下の12項目にまとめられます。 今後、それぞれの項目について、ポイントを少し詳しく書いていきたいと思います。 何度か読んだことがある方は復習に、初めての方は基本を知るきっかけにしていただければ幸いです。 ご興味がありましたら、ぜひご一読ください。 1. 土つくりの3つの基準 土が「温かいこと」「水はけが良いこと」「水持ちが良いこと」。 この3つが揃えば、どんな野菜でも育てられる土になります。作物ごとに肥料を変える必要はありません。 2. 土壌診断が第一歩 麦や牧草を全体に蒔き、生育の良い場所と悪い場所を比較します。 棒を刺して耕盤の有無を調べ、土を掘って温度や断面を観察し、雨の日と晴れの日の水の様子を確認します。 3. 肥料・堆肥・ぼかしは一切入れない 何かを入れると微生物が「余分なもの」と判断して分解に集中し、土のバランスが崩れます。 完熟堆肥でも炭素が増えてC/N比が変わり、一時的に作物にストレスを与えることがあります。 4. 自家採種が最も重要 固定種を自分の畑で繰り返し採種することで、その土地に適応した強い種になります。 5年ほど続けると栽培方法と種が揃い、収量も病害虫への耐性も安定します。 5. 連作を基本とする 無肥料栽培では「連作障害」という考え方はありません。 同じ作物を続けることで、根穴(バイオポア)が再利用され、その作物に適した微生物が増え、根が深く張りやすくなります。 6. 直播を基本とする 苗作りは肥料を入れた床で育てることが多く、無肥料の畑と矛盾しやすいです。 直播にすると根が真下に深く伸び、丈夫で病害虫に強い野菜になります。 7. 土壌微生物を活かす 微生物は常にバランスを保とうと働いています。 自家採種と連作を続けると、植物と微生物の「あうんの呼吸」が生まれ、病原菌が入りにくい環境が整います。 8. 被覆は水分調整と地温管理のために行う 麦や牧草、落ち葉などを使い、直射日光や乾燥を防ぎます。 被覆資材は分解が始まったらなるべく畑の外で処理し、土中の微生物バランスを崩さないようにします。 9. 雑草は基本的に除去する 雑草も作物と同じように根の周りで微生物を働かせるため、野菜専用の環境を優先するために抜き・刈ります。 何度も刈り続けると徐々に生えにくくなります。 10. 病害虫を「浄化のサイン」として観察する 虫は必要のないものを分解・浄化するために集まります。 種が無農薬でなかったり、被覆や前作の残渣が分解中だったり、生育期間が終わったりしたときに虫が付くことが多いです。 11. 残留肥料が抜けるまで時間がかかる 化学肥料を使っていた畑は比較的早く、有機肥料を使っていた畑は長くかかります。 抜けた後から収量が安定し、増えていくのが一般的です。 12. 観察と記録を続ける 毎日の畑の様子、生育の差、土の硬さや温度、根の状態を観察し、圃場カルテとして残します。 これが自分の畑だけの教科書になり、年々土と作物の関係が深くなっていきます。 以上、この12項目を一言でまとめると、 「土が本来持っている力を取り戻し、その土地に適応した種を育て、自然の循環に寄り添う」 これが、石井ピュアファームの無肥料栽培の基本です。 #種と土の奇跡 #無肥料栽培 #自家採種 #自然栽培 #石井ピュアファーム #未来の食卓" | nitter.poast.org