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理系の99%にとって、共通テストの社会科は、世界史探究・日本史探究で受験しないほうがよい

  • 日本史探究は、ほんらいなら世界史探究の半分ぐらいの分量であろう。 日本史探究は、文化史の割合を増やすことで、世界史探究と分量を一致させるような調整がなされている。 いいかえれば、 日本史探究の文化史は、暗記しても意味がないようなクソ知識である。
  • また世界史にしても、[日本と直接関係のない国の歴史]を古代から学ばされるなんて、本当にバカバカしい科目だといえる。
  • 世界史B・日本史B・世界史探究・日本史探究という科目は、選抜試験の道具にされているだけで、[必要だから学ぶ]という範囲を超えた内容を暗記させられる。 つまり世界史B・日本史B・世界史探究・日本史探究という科目は、人間を愚かにさせるために[暗記に追われる生活]をもたらすための[戦略的愚民化のための科目]だと思う。
  • 理系の共通テストの社会科は、【1】[倫理,政治・経済]が第1の候補となり、【2】[地理探究]が第2の候補となる。
  • 【2】[地理探究]と比べた場合、【1】[倫理,政治・経済]のほうが得点の安定度が高く、手堅い。ただし国語の読解力が必要。
  • 共通テストの社会科に時間をかけていられない人で、思考力に自信がある人は、【2】[地理探究]がよい。
  • 理系の共通テストの社会科で、[世界史探究][日本史探究]を選択するのは、アホ。
    • 共通テストはセンター試験と同様に、その科目の平均点が65%になるように出題の難易度を調整する、[偏差値的な得点]の世界である。
    • 共通テストの[世界史探究][日本史探究]では、[私大|文系][国公立大|文系]というハイレベルな受験生が平均点を押し上げる。
    • 共通テストという[偏差値的な得点]という世界において、[世界史探究][日本史探究]という母集団がハイレベルな世界に、理系のあなたが入っていくのは、無謀であり、かなりアホ。 [苦労が多い割に、思ったほど得点できない]という悲惨な結果になるだけ。
    • それで共通テストでは、その科目の平均点が65%になるように出題の難易度を調整するわけだから、共通テストの[世界史探究][日本史探究]は、どんどん難化するにきまってんじゃん。
    • 理系の受験生で、社会科に時間を割くことが難しくとも、少しでも手厚く対策をして満点付近を狙いにいくのであれば、[倫理,政治・経済]が好ましい。ただし国語の読解力が必要。
      1. [東京書籍 倫理 教番701]
      2. [実教 詳述倫理 教番702]
      3. [清水 高等学校 新倫理 教番703]
      4. [数研 倫理 教番704]
      5. [第一 高等学校 倫理 教番705]
    • 以上の文部科学省検定済教科書のうち[実教 詳述倫理 教番702|実教出版][清水 高等学校 新倫理 教番703|清水書院]が細かい知識まで扱っているらしい。
    • 倫理 高校 教科書
    • [倫理]という科目は、[世界史の文化史][日本史の文化史]の中の[思想・宗教・哲学]を深掘りした科目であるから、最終的には共通テスト対策書では省略されるような、細かい知識で点差がつく側面もあるらしい。
    • その細かな点数を取りにいく場合、[実教 詳述倫理 教番702|実教出版][清水 高等学校 新倫理 教番703|清水書院]を[基本書]に据える必要も出てくるだろう。 ただし、冷静に全体を見て、[倫理,政治・経済]で勝負するという判断が正しいかどうかを検討しよう。
    • その細かな点数を取りにいくか、他の科目にその時間・体力を振り向けるかは、共通テストと2次試験〔個別学力検査〕の配点・得点圧縮などによるので、志望校に応じて、個々が判断する必要がある。

世界史・日本史の本のうち、年表通りに記述が進められないバカタレェが書いた本は、すべてゴミ箱行きだ|山川出版社の[詳説世界史探究][詳説日本史探究]がバカタレェの書いた本の筆頭格

[世界史的見当識]

  • 見当識とは、【1】[現在位置]・【2】[現在時刻]などといった、現在自分が置かれている基本的状況・環境を把握する能力のことである。
    • 【1】[現在位置]=[geographic location〔地理的位置〕]:いま自分が、世界地図のどのあたりに位置しているのか、というXY平面上の位置感覚である。
    • 【2】[現在時刻]=[temporal location〔時間的位置〕]:いま自分が、時間軸という数直線〔タイムライン〕上のどのあたりに位置しているのか、というZ軸上の位置感覚である。
  • [歴史的見当識]〔[世界史的見当識]と[日本史的見当識]〕とは、自分がいま取り組んでいる史実についての見当識のことである。
    • 世界史の学習・日本史の学習は、[世界地図上のタテ・世界地図上のヨコ・時刻〔年代〕]という3次元空間の整理棚に、知識を分類・整理していくゲームだといえるだろう。
    • [用語の暗記]や[流れ〔時刻順によって保証された因果関係の連鎖〕の把握]をする以前に[年代暗記]と[歴史地図の暗記]を済ませておいたほうが、歴史学習全体としては、時短になり、効率的なのかもしれない。 それは、記憶を収納する棚に、年代・地理感覚/土地勘という明快なラベルを貼り付けることが最初からできていたほうが、記憶作業が効率的に進むからである。

自分がいま取り組んでいる史実の[世界地図上の位置]

  • 歴史図説に掲載されている地図は、[その時代の略地図]でしかない。
  • 歴史図説の[その時代の略地図]の情報は、[現在の世界地図]と重ねることによって、私たちの現実的な見当識に落とし込まなければ、生きた知識にはならない。
  • [地歴高等地図|帝国書院]がベストだといわれる。
  • なお、改訂のスピードが速い点で、世界史図説は[最新世界史図説タペストリー|帝国書院]がいいだろう。

自分がいま取り組んでいる史実の[タイムライン上の位置]と[橋脚となる史実の暗記]

[橋脚となる史実の暗記]とは、[15路線・300駅]の[300駅]が、橋梁を建設するときの橋脚部分になる、という意味である。

そして、[300駅]についてのみ[タイムライン上の位置]=[年代]を確認・暗記するために、[MEMORY TRAIN 300]という印刷教材を利用する。

[MEMORY TRAIN 300のできごとで理解する!つながる世界史用語|斎藤整|学研プラス|2022年07月21日頃]の使い方

  • [MEMORY TRAIN 300のできごとで理解する!つながる世界史用語|斎藤整|学研プラス|2022年07月21日頃]は、[年代暗記するべき対象となる史実]を絞り込む意味において、有用だと思う。
  • この[MEMORY TRAIN 300]の欠点は、索引がないことである。索引のかわりに、[15路線・300駅]からなる[駅名一覧]が巻末に載っている。
    1. 世界|20駅
    2. ヨーロッパ|19駅
    3. ドイツ|27駅
    4. フランス|27駅
    5. イギリス|15駅
    6. イタリア|20駅
    7. トルコ|8駅
    8. ギリシア・東ヨーロッパ|12駅
    9. エジプト|5駅
    10. 西アジア|25駅
    11. ロシア|17駅
    12. インド|24駅
    13. 朝鮮半島|10駅
    14. 中国|49駅
    15. アメリカ|22駅
      • 合計300駅
  • [MEMORY TRAIN 300]に掲載された[300駅]の年代だけを暗記すれば、年代暗記については、まず十分だと判断し、あとは切り捨てる覚悟が必要だろう。
    • [世界史に投入する時間・体力]と[得られる得点の増分]、および、[他科目に投入する時間・体力]と[得られる得点の増分]を比較検討して、損益分岐点を割り出し、細かすぎることは捨てる必要がある。
    • 年代暗記のゴロについては、[世界史年代ワンフレーズNew|パレード]を参考にする。
  • この[MEMORY TRAIN 300]の欠点は、無線綴じのホットメルト糊が弱く、ページを強く広げると、ページが取れそうになる点である。[本文用紙の選定]と[製本所の選定]に失敗している。
  • しかし[MEMORY TRAIN 300]は年表として有用なので、買う価値はあると思う。
  • 【初級コース】:左右の欄外の赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、[与えられたキーワードをすべて使って、世界史として正常な文を作れ]という[キーワード世界史短文作文]の問題と見なし、口頭で高速で解答していく。
    • [MEMORY TRAIN 300]は、[世界史で暗記すべき300の年代]と[300の年代にまつわる経緯と結果]という位置づけで捉え、かつ、これに取り組むのが適切だろうと思う。
    • それは[MEMORY TRAIN 300]を利用する目的として、[用語を暗記するため]ではなく、[用語どうしの関係性]=[歴史の流れ]を暗記していくため、という設定にする、という意味である。
    • ただし[MEMORY TRAIN 300]の各駅の本文を丸暗記するところまで取り組む必要はないと思う。
    • 左右の欄外の赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、エピソードのあらすじが口頭で説明できるところまでを目標にして、それ以上は深追いしないことにする。
    • 本文の[黒太字+黄色い下線]に必要なキーワードがあれば、左右の欄外の赤字〔解答〕のかたわらに、フリクションボールスリム用 替芯 0.38mm オレンジで書き込むのがよさそう。
    • [MEMORY TRAIN 300]の[快速]の部分には[歴史の流れ]が凝縮されているので、左右の欄外の赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、エピソードのあらすじが口頭で説明できるようにするトレーニングを、他所よりも念入りに行なう。
  • まとめると、[MEMORY TRAIN 300]の利用範囲を限定する。
    1. [MEMORY TRAIN 300]に掲載された[300駅]の年代だけを暗記する。他を切り捨てる。

      • [300駅]の年代を暗記することは、[300駅]の駅名である単語を暗記することになる。
      • 単語→句→文→文章といったように、徐々に長くしていく
    2. [MEMORY TRAIN 300]の左右の欄外の赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、エピソードのあらすじが口頭で説明できるところまでを目標とする。

      • 単語の暗記は[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|市川賢司/鈴木悠介|学研プラス]を使って行なうので、
      • [300駅]の駅名・年代を暗記することで橋脚ができるので、[300駅]という橋脚を足がかりにして、橋を架けていく。それが[与えられたキーワード]として、エピソードのあらすじが口頭で説明ようにするトレーニングの意義である。
      • [世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|市川賢司/鈴木悠介|学研プラス|
    3. [MEMORY TRAIN 300]の[快速]の部分には[歴史の流れ]が凝縮されているので、左右の欄外の赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、エピソードのあらすじが口頭で説明できるようにするトレーニングを、他所よりも念入りに行なう。

世界史の暗記本|概観

  • 世界史が苦手な人は、山川出版社の教科書を使うと100%の確率で爆死することを保証いたします。初学の段階では、けっして検定済教科書を使わないでください。
  • 初学の段階では、[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|市川賢司/鈴木悠介|学研プラス]で、とりあえず用語を暗記するとか、【2】[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]で流れを把握するなど、教科書の読みづらさを民間人が修正した学習参考書を使ってください。
  • 世界史の暗記本では、[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]が最良だと思います。
  • 【1】[時代と流れで覚える!]を真似た本として、【2】[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]と【3】[最速で覚える世界史用語]があります。
  • 【1】【2】【3】のうち、世界史の流れが把握できる暗記本は、【2】[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]だけです。

[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]が暗記本としてよさそう

  • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]は、年表に史実が登場する順番と同じ順番で記述が進行する。 この一点だけを以て[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]は学習書として合格だといえる。
  • なぜ、年表通りでなければならないのか? [【イベントの発生時刻】が因果関係の正当性を保証するから]である。
    • [【古い時刻に起こったイベント】が原因となって、【新しい時刻に起こったイベント】が結果となる]という連鎖が[歴史の流れ]なのである。
    • 山川出版社の[詳説世界史探究][詳説日本史探究]のように、【記述が時系列順に進行する原則】が守られていない、ゴミくず教科書では、[歴史の流れ]が把握できない。
    • 山川出版社と一部の私大文系学部は、裏で取引しているのではないか? 世界史にかんして、[山川出版社の教科書/図録にしか載っていない事項が特定の私大入試に出た]など、ふざけたことが行なわれているようだ。
    • 山川出版社と私大との癒着をあばいて、山川出版社・私大ともに、崩壊へと導いて差し上げよう。どうせ自然災害ですべて崩れ去るんだ。しっかりと意思表示をして、自分たちの手で闇の世にとどめを刺せ! 
  • また[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]では、[横浜市の下位概念として、西区があり、中区があり、南区がある]といったような、[情報の包摂関係][情報階層の上位・下位]が記述順に反映されている。
    • 《1》[【イベントの発生時刻】が因果関係の正当性を保証する]ので、歴史学習では、[イベント発生時のタイムスタンプの並び順]が大切である。
      • 世界史では、地理上の視点がめまぐるしく変わるので、年代暗記を後回しにしていると、学習の過程で、同時代史が見えないまま進むことになるため[なぜこの時期に◯◯国が攻めてきたのか]がわからなかったりするなど[世界史的見当識]が確立されていないことによるデメリットが目立つようになる。
      • [世界史的見当識]は、学習初期に確立したほうが圧倒的に有利である。
      • ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書|山﨑 圭一|SBクリエイティブ]の[年代記述が省略されている]という記述方針は、[世界史的見当識]の早期確立という意味では、完全に逆効果だと思う。
        • ムンディ先生は、[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]の文脈の中で史実どうしの因果関係を述べているので、[歴史の流れを定性的に把握する]ことはできる。
        • しかしムンディ先生は、[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]の本文中では年代暗記をする道を閉ざしているため、[歴史の流れを定量的に把握する]ことをできなくさせている。
        • こういう学び方では[ヨコの世界史]=[同時代史]に弱くなることが懸念される。
      • 世界史の学習・日本史の学習が、[世界地図上のタテ・世界地図上のヨコ・時刻〔年代〕]という3次元空間の整理棚に、知識を分類・整理していくゲームだといえる。
      • [地歴高等地図|帝国書院]や[MEMORY TRAIN 300のできごとで理解する!つながる世界史用語|斎藤整|学研プラス|2022年07月21日頃]や[年代暗記本]などで、前もって整理棚を用意していた人。 そんな人は、その後に学んだ歴史事象を、その整理棚に納めていけばいいだけなので、知識と知識が結びつきやすくなる。つまり、復習の手間が少なくて済み、学習がどんどん進む。
      • とくに世界史では、地理上の視点がめまぐるしく変わるので、[世界史的見当識]=[世界史用語の整理棚]は、学習初期に確立するほうが圧倒的に有利なのである。
      • 山川出版社の[詳説世界史探究][詳説日本史探究]の記述は、【記述が時系列順に進行する原則】が守られていない。 山川出版社の[詳説世界史探究][詳説日本史探究]の記述は、[世界史的見当識][日本史的見当識]を攪乱するために、記述順を時系列順とは異なるようにしてある。 それは、学習を進みづらくして、選抜試験を成立させるための[悪魔の工夫]と見ることもできる。
      • つまり、受験生の8割以上が世界史・日本史を十分に理解できないような教科書にしておくことで、DSが支配しやすい[格差社会]を作る土台が作られているといえる。
      • [詳説世界史探究][詳説日本史探究]を使わずに、塾・予備校に通ったり、他の学習参考書を購入したりして、近道を模索するだけの情報力・資金力をもつ階層だけが、合格を手にすることができるようにするための環境作り。 その環境作りのために、[詳説世界史探究][詳説日本史探究]などといった検定済教科書が存在する。
      • 数学・理科では、検定済教科書には教科書ガイドが必要であり、教科書傍用問題集には別冊解答編が必要であるのに、それらはおカネを出すか、特殊なルートから入手する以外にないようにされている。 そのようにして、大学入試で得点を得るために、情報力・資金力・人脈など、いろいろな障壁が設けられており、受験生本人の能力・努力以外の部分で得点力が決まってしまっている。 このようなアンフェアな環境を作るために、山川出版社・数研出版などの教科書会社が暗躍している。 このことに、私は数十年間憤り続けている。山川出版社・数研出版をぶっ潰すことが、日本の教育を再生するための要件の1つだと思っている。 特定の出版社が、特定の科目において、独占状態になることによって、その出版社が教育・入試を牛耳ることになる。 このアンフェアな状態をぶっ壊す必要があり、それは山川出版社・数研出版を倒産に追い込むことが、日本の教育を正常化させるための必須条件だということを意味している。 私は、おカネがなくても、優秀な人に出世してもらいたい。 したがって、慶應義塾をエスカレーター式で進学して、慶應義塾大学に進学したような人たちとは、仲良くしたくない。 AO入試とか、推薦入試とかも、ぜんぶ廃止にして、入試だけの一発勝負にするのが、健全な状態だと私は思っている。
    • 【2】[情報の包摂関係]が大切である。[国家・市区町村]のような[包摂関係を反映した記述順]になっていること。包摂関係において、規則性な記述順が厳守されていることが大切である。
  • [年表通りの記述順][情報の包摂関係が明瞭な記述]を厳守しているのは平尾雅規先生ぐらいのものである。
    • [年表通りの記述順][情報の包摂関係が明瞭な記述]を厳守せずに、好き勝手に書いている著者は、暗記が得意な歴史バカであるだけで、頭は悪いのだと思う。
    • 世界史なら[年表通りの記述順]かつ[できるだけ、観測する地域を動かさない〔各国史・地域史に近い記述にする〕]とともに、[情報の包摂関係が明瞭な記述]を厳守するだけでいいのだ。これが[詳説世界史探究|山川出版社]では守られていない。
    • 日本史なら[年表通りの記述順]かつ[天下の統一者ごとにまとめていく]とともに、[情報の包摂関係が明瞭な記述]を厳守するだけでいいのだ。これが[詳説日本史探究|山川出版社]では守られていない。
  • その人が頭が悪くても、基本的に、私には関係ないけれども、バカタレェが書いた山川出版社の[詳説世界史探究][詳説日本史探究]などの教科書、あるいは、バカタレェが書いた学習参考書によって、全国の高校生諸君が塗炭の苦しみを味わわされているかと思うと、心の底から怒りがこみ上げてくる。
    • バカタレェが書いた世界史・日本史の印刷教材を読んでも理解できないのは、読者がバカタレェなのではなく、著者がバカタレェなのである。
    • バカタレェが書いた読みづらい歴史の印刷教材については、[NO]の意思表示をしっかりと行なおう。
    • なお、怒りというのは、エネルギー転換すれば愛に変わるので、怒りそのものは悪いものではない。
    • 他者が苦しんでいるのに、怒り・悲しみなどを覚えない人は、愛のエネルギーの種を有していないことになる。
    • 怒り・悲しみにかぎらず、あらゆる感情が動かないのは、愛のエネルギーの欠如につながる。
  • 私は[新版 各国別世界史ノート|山川出版社|463403087X|9784634030879]が必要かもしれないと思っていたけれども、[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]を使えば、たぶん必要ない。 それは[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]において、ブロックごとに[年表通りの記述順]が守られているので、知識を各国史に変換しやすいからである。
  • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]の紙面の写真を撮って〔あるいはスキャナをかけて〕、その画像データをGoogle Driveにアップロードし、[画像ファイルにマウスカーソルを当てて右クリック]→[アプリで開く]→[Googleドキュメント]によって、OCR〔光学式文字読み取り〕が可能になります。
    • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]の文章がデータ化されていれば、この文章データに対して、[他書で演習したときなどに知った・気づいた補足情報]を付け加えていけば、自分の参考書になります。
    • 時間が余っている場合、あるいは、文系の場合、【1】[時代と流れで覚える!世界史B用語]や【3】[最速で覚える世界史用語|市川賢司|学研プラス]の[地図・図表・年表]だけに的を絞って、補足的に利用するのもよいアイディアです。
    • 文字・地図・図表・年表・写真などをコラージュして、1つにまとめるソフトとして、[DocuWorks|FUJIFILM〔もともとは富士ゼロックス〕]があります。
    • [DocuWorks]のビューワーアプリが[Android][iOS/iPadOS][macOS]から出ています。[DocuWorks]そのものはWindows専用であり、macOS版は存在しません。
    • [DocuWorks]というのは、[文字データ][各種の画像データ]などをごっちゃにして、1つのファイルとして扱うことができる[データ統合ソフト]です。 学習だけでなく、事業所での事務処理・会計処理において、かなり使えるソフトです。
    • 予備校では、講習の付録テキストがPDFで配布され、タブレット端末の持参が義務づけられるようになってきました。学習データの電子化は、大切だと思います。
    • Apple Pencilが使えるiPadなら、最小ストレージの最安機種でいいから、とにかくiPadを使ったほうが、学習効率が高まる側面もあります。
  • 《2》[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]を軸にして、文字・地図・図表・年表・写真などをコラージュして、1つにまとめれば、山川出版社の教科書を駆逐する、裏教科書を自作することができるでしょう。
    • 世界史B・日本史B・世界史探究・日本史探究という科目は、選抜試験の道具にされているだけで、[必要だから学ぶ]という範囲を超えた内容を暗記させられる道具にされています。
    • 世界史・日本史などは、[暗記に追われる生活]の中に人間を追い込み、人間を愚かにさせる道具にされています。
    • [戦略的愚民化のための科目]である世界史B・日本史B・世界史探究・日本史探究という科目をぶっ潰すためには、わかりやすい印刷教材を流布して世界史B・日本史B・世界史探究・日本史探究という科目での選抜試験が成立しないように、みんなが9割を得点できる状況にする必要があるでしょう。
      • そうした活動の副産物として、山川出版社の教科書や文部科学省の教科書検定をぶっ潰すことになると思います。
      • これが庶民による教育改革です。山川出版社や文部科学省が庶民のパワーによってつぶれていくなんて、面白いですね。早く見たいな、その光景が。

[時代と流れで覚える!世界史B用語|相田 知史/小林 勇祐|文英堂|2016年03月25日頃]は必要ない|ただし[地図・図表・年表]の補充用としては有用

  • [時代と流れで覚える!世界史B用語|相田 知史/小林 勇祐|文英堂]
    • 索引あり。[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]を学び終えた後に、[時代と流れで覚える!世界史B用語]の索引をチェックし、[瞬間記憶!]の該当箇所の欄外にメモしておくと、知識の補足ができる。
    • 【記述が時系列順に進行する原則】が守られていないので、流れはつかめない。この段階で[必要ない]と即断できる。
    • 流れの把握を邪魔する、[文化史]は各章に散在している。
    • [地図・図表・年表]は使える。[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]に、[時代と流れで覚える!世界史B用語]の[地図・図表・年表]を加えて暗記してもよいと思う。 つまり[時代と流れで覚える!世界史B用語]を[地図・図表・年表]が載っている資料集として利用するわけである。
    • 作者〔2人とも〕の文章が下手くそ。教科書を要約しただけのような駄文。
      • 文章が下手くそな人は、[従属節と主節][主節と従属節]のような長い文を書く。
      • うまい文章とは、きれいなコード〔プログラミングの関係〕と似ている。
      • 一定の規則に基づいて、誰もが理解できるように、訂正がしやすいように、コーディングされた文章こそが、うまい文章である。
      • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]は、作者の文章がうまく、【記述が時系列順に進行する原則】が守られているので、流れが把握できる。流れの把握を邪魔する、[文化史]を巻末に集めている。通史・文化史を問わず【情報の包摂関係の明示〔情報的階層構造の明示〕】を意識して記述が展開されている。

[最速で覚える世界史用語|市川賢司|学研プラス|2021年06月24日頃]は必要ない

  • [最速で覚える世界史用語|市川賢司|学研プラス]
    • 印刷機において、いわゆる[水が上がった状態で印刷されたヤレ〔不良品〕]のような感じの[印刷された色〔とくに答えの蛍光朱色〕が薄く、コントラストが低い色使い]であり、目が疲れる。
    • 本文用紙がセルロースのみ〔ストーンパウダーなし〕の軽い用紙なのはいいけれども、紙がクリーム色なので、薄い色・薄い印刷との相性の悪さ〔コントラストの低さ〕が目立つ。
    • このコントラストの低さは、色弱の方々を大いに困らせることだろう。 手前勝手な審美性という側面だけに偏り、使い勝手・操作性・機能性などについて無頓着なデザイナーは世の中に必要ない。 デザイナーは、ユニバーサルデザインについて、学び直したほうがよい。
    • hp-1.pdf
    • YAMAHA HP-1〔ブラック〕というヘッドフォンをもっていたけれども、音の出る部分と、アーム部分をつなぐところ〔プラスチックの中央に短い金属が入っていた〕が折れた。
    • 現在でも満足につかえる 1980 年ごろのヘッドフォン Yamaha HP-1 (カナダからのブログ)
      • [最速で覚える世界史用語]は、類書の中で、第一に購入候補から外すべき印刷教材だといえる。
      • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]と併用するなら[時代と流れで覚える!世界史B用語|相田 知史/小林 勇祐|文英堂]であり、[最速で覚える世界史用語]はいらない。
    • [各段落の最終行の空きスペースを三点リーダーでうめる]という、読者が書き込むメモ領域を狭める、最悪な組み版をしている。この紙面デザインをした人はクビにしてよい。
    • 索引あり。[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]を学び終えた後に、[最速で覚える世界史用語]の索引をチェックし、[瞬間記憶!]の該当箇所の欄外にメモしておくと、知識の補足ができる。
    • 【記述が時系列順に進行する原則】が守られていないので、流れはつかめない。この段階で[必要ない]と即断できる。
    • 流れの把握を邪魔する、[文化史]は各章に散在している。
    • [地図・図表・年表]は使える。[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]に、[最速で覚える世界史用語]の[地図・図表・年表]を加えて暗記してもよいと思う。 つまり[最速で覚える世界史用語]を[地図・図表・年表]が載っている資料集として利用するわけである。
    • 作者の文章が、この本に登場する印刷教材の著者の中で、いちばん下手くそ。一文に複数の論点をグチャグチャに詰め込んでいる点で、完全に失格。教科書を要約しただけのような駄文。
      • 文章が下手くそな人は、[従属節と主節][主節と従属節]のような長い文を書く。
      • うまい文章とは、きれいなコード〔プログラミングの関係〕と似ている。
      • 一定の規則に基づいて、誰もが理解できるように、訂正がしやすいように、コーディングされた文章こそが、うまい文章である。
      • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]は、作者の文章がうまく、【記述が時系列順に進行する原則】が守られているので、流れが把握できる。流れの把握を邪魔する、[文化史]を巻末に集めている。通史・文化史を問わず【情報の包摂関係の明示〔情報的階層構造の明示〕】を意識して記述が展開されている。

[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|市川賢司/鈴木悠介|学研プラス|2017年07月14日頃]は単語暗記用として有用

  • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]が[英語構文集]ならば、[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]は[英単語集]だ。
  • [世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]に索引あり。ただし文字がきわめて小さい。
  • [世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]で単語・句の範囲を暗記する。
  • 1問1答式の単語暗記コーナーである[左ページ左欄]の赤字を赤シートで隠し、[左ページ右欄]の黒字部分を見たら、1単語0.8秒ぐらいで赤字の解答が言えるように、繰り返しトレーニングする。
  • 文中での単語暗記コーナーである[右ページ]を赤シートで隠すことで赤字〔解答〕を隠し、1項目3秒ぐらいで、すべての赤字の解答が言えるように、繰り返しトレーニングする。
  • 【上級コース】:[右ページ]の赤字〔解答〕をPCで打ち込んで、赤字〔解答〕1個ずつで改行し、並び順をランダムに入れ替る〔シャッフルする〕。 このシャッフルされた赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、[与えられたキーワードをすべて使って、世界史として正常な文を作れ]という[キーワード世界史短文作文]の問題を作り、口頭で高速で解答していく。
    • 【例】:[キーワード|魚鱗図冊・明・里甲制・朱元璋・六部・賦役黄冊・六諭]

[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版|2020年02月13日頃]は暗記本のメインとして有用

  • [世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]が[英単語集]ならば、[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]は[英語構文集]だ。
  • [世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]で暗記した、知識の断片を[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]で[歴史の流れ]に沿って、並べ替え直す。
  • すでに[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250]で単語・句が暗記できているので、[瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語]の文章は、読みやすいであろう。
  • 【上級コース】:赤字〔解答〕をPCで打ち込んで、赤字〔解答〕1個ずつで改行し、並び順をランダムに入れ替る〔シャッフルする〕。 このシャッフルされた赤字〔解答〕を[与えられたキーワード]として、[与えられたキーワードをすべて使って、世界史として正常な文を作れ]という[キーワード世界史短文作文]の問題を作り、口頭で高速で解答していく。
    • 【例】:[キーワード|コンゴ川・リヴィングストン・レオポルド2世・スタンレー]
  • [瞬間記憶!つなげて覚える世界史B用語|平尾 雅規|かんき出版]と併用するなら[時代と流れで覚える!世界史B用語|相田 知史/小林 勇祐|文英堂]であり、[最速で覚える世界史用語]はいらない。
    • [瞬間記憶!]は[地図・図表・年表]がショボいので、[時代と流れで覚える!世界史B用語]で[地図・図表・年表]の不足分を補うのが正解かもしれない。

※かんき出版に一言:印刷がメチャクチャだ! フォントのウエイト〔字の太さ〕が太いのに、それに見合わない小さい文字で印刷している。文字がつぶれているぞ。しっかりしろ。この組み版を行なったデザイン事務所は、クビにしてよい。

世界史のまとめ方のマクロ的情報

  • 世界史を記述するときの方法には、[【1】各国史編年体型〔タテの世界史〕]、[【2】同時代史型〔ヨコの世界史〕]、[【3】教科書型]の3つがある。
  • 教科書型が最も難易度が高いのに、最初から教科書型で学ぶのは、愚かしいことである。
    1. 【低難度】【view:narrow|location:static|time:in constant motion】各国史編年体型〔タテの世界史〕:[新版 各国別世界史ノート|山川出版社|463403087X|9784634030879]
    2. 【中難度】【view:wide|location:static|time:in constant motion】同時代史型〔ヨコの世界史〕:[ヨコから見る世界史 パワーアップ版|学研|‎4053046513|9784053046512]
    3. 【高難度】【view:narrow|location:in random motion|time:in random motion】教科書型:[古代オリエント][古代ギリシア][古代ローマ][インドの古典文明][中国の古典文明][南北アメリカ文明]のように、話が連続しているブロックを羅列していくタイプの記述法。

ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書|山﨑 圭一|SBクリエイティブ|4797397128|9784797397123]には間違いが多いらしい

  • 人間は、なかなかunlearn〔アンラーン:学ばなかったことにすること〕ができないので、最初にウソを覚えたら、そのウソの情報を上書きすることは、とても困難だよ。
  • 恐ろしい体験、いやな体験をしたとき、私たちの心にフラッシュバックが起こったり、心にトラウマが残ったりするのは、その[人間は、なかなかunlearnができない]という性質によるものだ。
  • したがって、ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]は、ウソを含んでいるので、こういう本は使わないほうがいいんだよ。
  • そもそも、ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]は、監修者を置かないで、書籍にしてしまっている。
  • こうした場合、もしも誤った情報を伝えてしまった場合、[unlearnしがたいウソ情報]を世間に流布したという、とてつもない悪いことをした。 そういう結果になってしまう。 ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]は、そういうことをしでかしてしまっているようだ。
  • いくら善良な意思を以て事をなしたとしても、結果がダメなら、ぜんぶが裏目に出る。

【予備校講師の参考書レビュー】『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』SBクリエイティブ

ムンディ先生の書籍やYouTube動画よりも、以下の若い先生の動画をおすすめしておきます。

10時間で受験世界史、話すだけの動画。(10 hour’s World History)

ジオヒストリー

最初に[歴史の流れ]を把握しようとすると世界史学習に失敗する

  • [歴史学習の最初に【歴史の流れ】を把握する必要がある]という[危険な勉強法]が推奨されているので、ムンディ先生の[一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書]のような印刷教材が必要とされるに至ったのだと思う。
  • 【歴史の流れ】とは、[歴史知識Aと歴史知識Bという二項間の連関]が連鎖した情報である。
    • したがって、[歴史知識A単独のある程度明瞭な記憶]と[歴史知識B単独のある程度明瞭な記憶]とが、両方とも確立されていなければ、【歴史の流れ】という知識が定着するわけもない。
    • 例えば、水溶液に溶け込んでいる溶質が、結晶として析出するためには、核となる物体が必要なのである。
    • その核となる物体こそが、[歴史知識A単独のある程度明瞭な記憶]や[歴史知識B単独のある程度明瞭な記憶]なのである。
  • そもそも[核となる歴史知識が確立される以前に、【歴史の流れ】を把握するために、理解するための概説書を通読する必要がある]という前提は、予備知識をある程度もっている人についてのみ当てはまる、特殊なやり方を説明した、[危険な勉強法]なのである。
    • [核となる歴史知識]とは、JR山手線でいえば、東京・品川・渋谷・新宿・池袋・上野〔時計回り〕の各駅に相当する知識である。
    • JR山手線の各駅のうち、細かい駅名まで、いまは覚える必要はない。
    • しかし、路線がたくさん交差するターミナル駅については、いの一番に覚えなければならない。
  • 結局、【歴史の流れ】の始点と終点となる[核となる歴史知識]のうち主要なものだけでも、とりあえず暗記する必要があるのだ。
  • そういう始点と終点となる[核となる歴史知識]を暗記する以前に【歴史の流れ】を学んでも徒労に終わるだけだ。
  • 歴史は語学の一種であるから、最初に勉強するのは【流れ〔文脈=コンテクスト〕】ではなく、【ワード〔単語:words〕】つまり歴史用語である。
  • 歴史は語学の一種であるから、歴史用語という単語から覚え始めて、この歴史用語というワードをフレーズに、フレーズをセンテンスに、センテンスをアーティクルに、という具合に、成長させていくのが自然な勉強法だと思う。
  • ワード〔単語:words〕・フレーズ〔句:phrases〕・センテンス〔文:sentences〕・アーティクル〔文章:articles〕の順番で、少しずつ知識を育てていく。 いいかえれば、ワードをアーティクルに育てるためのノート・PCのファイルなどを用意して、学習が進むごとに、随時、改変・追記していき、自分の知識の完成度を高めていく。 それが、歴史の自然な学習法であろう。
  • 例えば、【[速読英単語|Z会出版]を使って長文の中で単語を覚える】ということは成り立たない。 長文を構成する単語を音波として暗記していないのに、その単語が長文の中に登場しても、覚えられるわけがない。 [まずは単語を、コロケーション〔連語〕として、音波を通じて暗記せよ]ということになる。
  • [歴史学習の最初に【歴史の流れ】を把握する必要がある]という[危険な勉強法]は、[単語は長文の中で覚えよ]という[危険な勉強法]と同じくらい、間違っているし、頭が悪そうな見解である。 もうちょっと冷静になって、仕組みをよく観察してみろよ。
  • 高校課程の世界史について、文部科学省の検定済教科書を使わないことが超重要であり、その中でも[詳説世界史 改訂版 世B310|山川出版社][詳説世界史 歴史探究 世探704|山川出版社]やその準拠教材は避けたほうがよい。
    • 山川出版社にかぎらず、地理・歴史・公民の検定済教科書では、用語の定義をしないまま、唐突に用語を検定済教科書の紙面に登場させる、という悪習が横行している。
      • 用語の定義は、教師用指導書・用語集・事典に載っており、用語の定義を教師が偉そうに説明することを以て、教師を権威づけようという底意があるのだ。バカだね。そんなの通用しないよ。
      • [検定済教科書に準拠した用語集を販売したい]という教科書出版社の利権がらみの大人の事情があって、検定済教科書では、用語の定義をしないことが暗黙のルールになっているようだ。
      • 教科書を読んだだけでは意味がわからないような、そんな教科書に検定合格を与えている文部科学省は、頭が狂っていると思う。
    • 山川出版社は、日本の歴史教育をゆがめた罪で、解散させる必要があると思う。
  • 検定済教科書では、用語の定義をしないまま、唐突に用語を登場させる、という悪習が横行している。 それ以外にも、世界史・日本史の検定済教科書は、入学試験を成立させるために、意図的にわかりづらく書かれている。
  • 歴史学習の成果について、試験で問われているのは、次の事柄であろう。
    1. 知識どうしの包摂関係〔含む・含まれる≒属される・属す〕:[ピサロが滅ぼしたのは、インカ帝国かアステカ王国か][コルテスが滅ぼしたのは、インカ帝国かアステカ王国か]といったようなこと。
    2. 知識の時系列順関係〔イベント発生時のタイムスタンプ=イベントの前後関係〕
      • 世界史・日本史の教科書においては、[記述順が時系列順になっていない]という[タイムスタンプ=イベントの前後関係]=[因果関係の保証因子となる]にまつわる攪乱工作がなされている。 [詳説世界史 改訂版 世B310|山川出版社][詳説世界史 歴史探究 世探704|山川出版社]やその準拠教材を避けたほうがいい理由が、そこにある。
    3. 知識の空間的関係〔それは地図上のどこか〕
      • 世界史の教科書においては、[それは地図上のどこか]という[観測地点]がコロコロ変更されるかたちの[空間的関係]にまつわる攪乱工作がなされている。 [詳説世界史 改訂版 世B310|山川出版社][詳説世界史 歴史探究 世探704|山川出版社]やその準拠教材を避けたほうがいい理由が、そこにある。
  • 山川出版社に独特の記法なのかわからないけれども、山川出版社によく見られる構文がある。
    • [日本布教を志したイエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエルが鹿児島に到着し]
    • [Jesuit missionary Francis Xavier, who wanted to propagate in Japan, arrived in Kagoshima]〔非制限用法〕
  • 日本語には、[関係詞の制限用法・非制限用法の区別]≒[形容詞節〔体言を文として修飾する表現〕の制限用法・非制限用法の区別]がないので、[日本布教を志したイエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエル]という表現には、日本語では不適切である。
    • 現代日本語の背景には、英語をはじめとする西欧語が隠れている。 それは、現代日本語というのは、蘭学・英学の和訳文から発展した、新しい日本語だからである。
    • [日本布教を志したイエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエル]という表現が、[関係詞の制限用法]の和訳だと仮定すると、イエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエルには二種類あって、[日本布教を志したザビエル]と[日本布教を志したのではないザビエル]が存在することになる。 このように、日本語において、文意が多義的に解釈できる余地があることは、日本語の記法として好ましくない。
    • つまり現代日本語は、[できるだけ文意が1つに収束する][それが英訳可能かどうか]を常に意識して使う必要がある、といえる〔私見〕。
    • 日本語において、文意が多義的に解釈できる余地をなくすためには、[イエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエルが日本に悪魔崇拝教を布教するために鹿児島に到着した]という語順で説明するしかない。
    • そもそも[日本布教]って何さ? [何を布教するのか]という[対格を帯びた体言〔名詞相当〕]が抜け落ちている。
    • [日本に対して悪魔崇拝教を布教する]というのが、ちゃんとした日本語表現である。
  • 以上のことから推定できること。 それは、世界史・日本史の教科書の執筆者が、正しい日本語を記述する能力を欠いている、ということ。 そして、こういう駄文の多い教科書を検定通過させている文部科学省の職員も、正しい日本語を記述する能力を欠いている、ということだ。 世界史・日本史の教科書の執筆者、山川出版社の編集部、文部科学省の職員など、こういう教科書を出している人々は、全員、クビである。

世界史の検定済教科書は7種類あり、そのうち3種類が山川出版社である。 これは寡占状態であり、かつ、新規参入を許さない、教科書出版社の閉鎖的体質が、現在の惨状を生んだ原因である。 山川出版社がぜんぶ悪い。

  • [東京書籍 世界史探究 教番701]
  • [実教 世界史探究 教番702]
  • [帝国 新詳世界史探究 教番703]
  • [山川 詳説世界史(世界史探究) 教番704]
  • [山川 高校世界史(世界史探究) 教番705]
  • [山川 新世界史(世界史探究) 教番706]
  • [第一 高等学校 世界史探究 教番707]

日本史の検定済教科書は7種類あり、そのうち2種類が山川出版社である。 これは寡占状態であり、かつ、新規参入を許さない、教科書出版社の閉鎖的体質が、現在の惨状を生んだ原因である。 山川出版社がぜんぶ悪い。

  • [東京書籍 日本史探究 教番701]
  • [実教 日本史探究 教番702]
  • [実教 精選日本史探究 今につなぐ 未来をえがく 教番703]
  • [清水 高等学校 日本史探究 教番704]
  • [山川 詳説日本史(日本史探究) 教番705]
  • [山川 高校日本史(日本史探究) 教番706]
  • [第一 高等学校 日本史探究 教番707]

つまり、教科書がクソだから、世界史・日本史が嫌いで不得意な生徒が発生するのであり、その原因は山川出版社と文部科学省と東京大学にある。 山川出版社・文部科学省・東京大学を解体することが、日本再生には必要不可欠な浄化である。

[世界史B/世界史探究][日本史B/日本史探究]という科目が存続されているのは、たぶん山川出版社を救済するためではないかと思う。

現代生活を送るうえで必要な歴史知識は、[1600年:関ヶ原の合戦][1600年:イギリス東インド会社の設立]以降の歴史知識〔政治経済史〕だけで十分であろう。

つまり、私たちがどのようにして[DSの支配下]に組み込まれてきたのか。 そのプロセスを振り返るだけでよいので、1600年以前の歴史を、中学入試・高校入試・大学入試で出題することを禁じたほうがよい。

大学入試においても、中学入試・高校入試と同じく、[歴史]という1科目とするのが適切である。 なぜならば、[日本の歴史]+[日本が関係する諸外国の歴史]=[歴史]という視点以外の歴史知識は、現代生活を送るうえでは必要ないからである。 [世界史]と[日本史]の分量をそろえるために、[日本史]の半分を文化史が占めているけれども、[日本史の文化史]という使い道のない知識ほど暗記して空しいものはない。

[世界史]=[西洋史]+[東洋史]+[近現代史]というのは、大学で文系の人が履修すればいいのであって、JavaScriptで簡単なプログラムすらできない人が、古代インドの歴史を暗記しているなんて、どう考えてもおかしいでしょ?  JavaScriptでブックマークレットぐらい作れなければ、日常生活において不便でしょ? 

とにかく、山川出版社は国策としてつぶす必要がある。

明瀬先生

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