米中BEV社会実験の末路と日本・世界の自動車市場の真実(詳細要約)
米中BEV社会実験の末路と日本・世界の自動車市場の真実(詳細要約)
■【米国市場ファクトフルネス】EV勢の敗北とトヨタ「ハイブリッド(HEV)」の空前の大勝利〜ドイツに続き自滅する米中BEVの末路〜
1. 米中BEV社会実験の末路とメディアの[大本営発表]
- メディアによる歪められた情報発信:
- 日経新聞や朝日新聞などのオールドメディア、およびPIVOTやNewsPicksといった[Web系オールドメディア]では、中国のBEV(電気自動車)一強やテスラの圧倒的優位が喧伝されている。
- これらは昭和型の古い経済モデルを引きずった識者による偏った情報であり、実態から乖離した[大本営発表]的な側面が強いと私は見ている。
- 中国市場の実態と隠蔽体質:
- 中国のBEV推進は一種の大規模な社会実験だが、航続距離の限界、頻発する火災やバッテリー切れ、品質不良(中国版アルファードのブレーキ脱落トラブルなど)が起きている。
- しかし、メンツを重んじる文化や共産党の統制により、現地メーカーや当局はトラブルを必死に隠蔽している。
2. 世界および日本市場の自動車販売ファクト
- 米国市場の実態:
- テスラばかりが注目されるが、新車販売の約8割は依然としてガソリン車であり、フォードの[F-150]をはじめとするピックアップトラックが圧倒的な人気を誇る。
- トヨタの[RAV4ハイブリッド]なども非常に好調であり、米国でも実用的なハイブリッドの需要が急拡大している。
- 日本市場の実態:
- 日本は世界屈指の電動化先進国であり、小型乗用車の約6割(61.1%)がハイブリッド車(HEV)である。純粋なBEVはわずか1.4%にとどまっており、日本の脱炭素貢献度は非常に高い水準にある。
- グローバルでの限界:
- 欧州や中国でも新車の約半分はガソリン車・HEVであり、インド・中東・南米・東南アジアなどでは8〜9割がガソリン車である。現行のBEVだけで世界市場を即座に代替するのは物理的に不可能である。
3. トヨタの強みと経済・サプライチェーンの真実
- トヨタの技術蓄積の背景:
- トヨタは1970年代からEVや電池の研究・技術蓄積を重ねており、第1世代ハイブリッドを短期開発できたのも、私が父から聞いた話や歴史的経緯の通り、BEVの課題や限界を熟知していたからにほかならない。
- 証券アナリストや一部メディアはトヨタのEV技術力を見誤り、誤った終末論を唱えていたが、マルチパスウェイ(全方位戦略)を実践するトヨタの判断こそが最も合理的である。
- ソフトウェアから[フィジカル(アトムの世界)]への移行:
- 現代の経済や産業構造は、単なるソフトウェアやバーチャルの世界だけで完結しない。データセンターの冷却やエネルギー問題、複雑なサプライチェーン(地政学リスクやロシア・ウクライナ戦争によるドイツ化学産業の崩壊など)といった[物理世界(アトム)]が深く絡み合っている。
- 円安になれば国内に工場が戻るという単純な話ではなく、エネルギーコストやサプライチェーンの複雑性を理解しない古い経済モデルはもはや通用しない。
4. 各種重要告知・新企画の始動
- ①欧米トヨタ研究の重鎮来日&[バカ息子ミートアップ@渋谷]
- 欧州のトヨタ研究の第一人者であるマイケル・バレ氏が来日し、渋谷の居酒屋[バカ息子]でオフラインミートアップ(世界バカ息子ミートアップ)を開催する。
- ②新企画:新宿御苑[梁山泊セッション](ポッドキャスト)
- 清水氏の新宿御苑の邸宅を拠点に、プロダクトイノベーションで再び稼ぐ日本を目指すためのポッドキャスト収録をスタートする。産業分析や大企業・スタートアップとの共闘パートナーシップ、採用・IR・人的資本経営に活きる情報発信を展開し、ニコニコ生放送でのライブ配信も準備している。
- ③公式メルマガの創刊
- まぐまぐ!、The Letter、Substackなどで、システム思考やプロダクトイノベーション経済に関する週刊メルマガを配信開始した。
- ④11月17日桜インベスト登壇セミナー
- [産業構造とサプライチェーンの真実]をテーマに、普段のYouTubeではあまり話さないマクロ経済やサプライチェーンの深層について私が登壇・解説する。