すべてのドライブのBitLockerを解除せよ!|BitLockerには損失しかない
BitLockerの解除手順〔初心者向け〕
■Bitlockerが発動してしまったPCの修理に挑戦。回復キー、セーフモード、放電、スキャンディスク、ありとあらゆる手を試した結果… Lenovo Yoga Slim7 Ryzen7
1. コントロールパネルから解除する方法
- コントロールパネルを開く
- 画面左下の[スタート]ボタンをクリックし、[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]を選びます。
- または、タスクバー左下の検索欄に[コントロールパネル]と入力して選択します。
- 画面右上の表示方法を[カテゴリ]に切り替える
- 画面左上の[システムとセキュリティ]をクリック
- コントロールパネルの画面で[システムとセキュリティ]を選びます。
- [BitLockerドライブ暗号化]をクリック
- 表示された一覧から[BitLockerドライブ暗号化]をクリックします。
- 解除したいドライブの[BitLockerを無効にする]をクリック
- [オペレーティングシステムドライブ]や、暗号化されているドライブの[BitLockerを無効にする]をクリックします。
- 確認画面で[BitLockerを無効にする]を選択
- 確認画面が出たら[BitLockerを無効にする]を選びます。これで解除が始まります。
- 解除が完了するまで待ちます
- 解除中もパソコンは使えますが、完了までしばらく時間がかかることがあります。進行状況は画面やタスクバーの鍵アイコンで確認できます。
2. 設定アプリから解除する方法〔Windows 10/11の場合〕
- [スタート]ボタンをクリックし、[設定]を開く
- [プライバシーとセキュリティ]→[デバイスの暗号化]を選ぶ
- [オン]になっている部分をクリックし、[オフにする]を選択
- これで暗号化が解除されます。
3. コマンドで解除する方法
コマンドプロンプトを使う場合
- [スタート]ボタンを右クリックし、[Windowsターミナル〔管理者〕]や[コマンドプロンプト〔管理者〕]を選ぶ
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す
manage-bde -off C:
- [C:]は解除したいドライブ名に置き換えてください。
PowerShellを使う場合
- [スタート]ボタンをクリックし、[PowerShell]と入力して[管理者として実行]を選ぶ
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す
Disable-BitLocker -MountPoint C:
- [C:]は解除したいドライブ名に置き換えてください。
4. 注意点
- 管理者権限が必要です。
- 企業や学校のPCの場合は、必ずIT担当者に確認してください。
- 回復キーが必要になる場合があります。回復キーはMicrosoftアカウント、印刷した紙、USBメモリなどに保存されていることがあります。
- 解除には時間がかかる場合があります。パソコンの電源が切れないように注意しましょう。
- 解除後はセキュリティが下がるので、本当に必要かよく考えてから実行してください。この手順で進めれば、初心者の方でもBitLockerの解除ができます。