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TeXとは、何をするものか?|演算によって、文字や図表のレイアウト〔組み版≈位置決め〕を行なう無料ソフトです

TeXとは、数学組み版ソフトを何百万円も出して買う必要がない、という無料ソフトです。

TeXとは、目次・索引・脚注・傍注・図表番号・相互参照など、情報・知識を伝達するための書籍・ドキュメントを簡単に作れるやつです。

貧乏学生でも、根気さえあれば、本が簡単に書けるやつがTeXです。

TeXの出力結果はPDFです。

つまり、PDFの本格的な電子書籍が、けっこう簡単に作れるやつがTeXです。

理系の人は、中学のうちからTeXに慣れておけば、大学で苦しむことがなくなります。

TeXから出力されたPDFをコピペすると、一部の漢字が[CJK部首補助][康熙部首][CJK互換漢字]に変換されるので、文字化けが発生します

  • TeXから出力されたPDFをコピペすると、もともとの文字が[CJK部首補助][康熙部首][CJK互換漢字]に変換されるので、文字化けが発生します。
    • 何でもいいから、PDFファイルから文字をコピーして、次の[機種依存文字チェッカー&変換ツール]にペーストしてみてください。
    • 機種依存文字チェッカー&変換ツール
    • いろいろな漢字が、[CJK部首補助][康熙部首][CJK互換漢字]に変換されてしまっていることに気づくと思います。
    • これはPDFの仕様がクソ仕様だから、こういうことになるわけです。
    • 今後の黄金時代においては、自分さえよければいい連中が、武力で世界を支配するようなことが許されない状態になります。
    • PDFに取って代わる、新たなドキュメントファイルを、日本が世界に押し広めていきます。Adobeよ、さらばじゃ。
  • LuaTeXのような、文字化けを起こさせない工夫が、なされているTeXエンジンを使い、原ノ味フォントを使うと、TeXから出力されたPDFをコピペすると、もともとの文字が[CJK部首補助][康熙部首][CJK互換漢字]に変換される、という[コピー&ペーストした文字列における文字化け現象]は発生しないと思う。
  • PDFに文字化けを起こさせない対策法 もらったファイルは正規化で、作成ツールは対応済みを使え - ログミーTech

TeX Liveとは? 

  • TeX Liveとは、[TeXエンジン][マクロパッケージ〔マクロ集〕]などがたくさん入っている、[TeX関係のファイルをまとめてインストールするやつ]です。
  • [TeX関係のファイルをまとめてインストールするやつ]とは、[TeXをやりたきゃ、これだけは入れとけ]というものを、1つのセットにしてあるデータ群のことです。
  • [TeX関係のファイルをまとめてインストールするやつ]を[TeXのディストリビューション〔配布物〕]といいます。
  • [TeXのディストリビューション]としては、[TeX Live〔MacTeX〕]と[MiKTeX]が主流のようです。
  • つまり、TeXを使いたいとなったら、[TeX Live〔MacTeX〕]または[MiKTeX]という名称の[TeXをやりたきゃ、これだけは入れとけ]を使うのが、主流だということなのです。
  • 日本では[TeX Live〔MacTeX〕]を使う人が多く、海外では[MiKTeX]を使う人も多いようです。
  • 結局、[TeXをやりたきゃ、TeX Liveを入れとけ]というのが結論です。

Visual Studio Code〔VSCode〕は必須ではない

  • [TeX Live]とともに、[VSCode]のインストールを推奨しているサイトが多い。
  • しかし、すでに自分が慣れ親しんでいる、[VSCode以外のテキストエディタ]があれば、[Neovim]でも[サクラエディタ]でも[WZ EDITOR]でも[MIFES]でも[秀丸エディタ]でもよい。
  • [VSCode]の危険性の1つは、ある日突然、無料である[VSCode]が終了し、難民になる危険性があるという点だ。
  • 例えば、[Evernote]の改悪にともない、[Evernote]は事実上、死んだ状態である。今年の夏には従業員が全員解雇されたらしい。 かつて[Evernote]が盛んであった時代に、[Evernote]にたくさんの文章などを入力したままになっている人も多い。 一社に頼るのは危険だ。
  • [VSCode]は、突然、有料化されたりすることも考えられる。- [VSCode]は、どうも、あやしい感じで好きになれない。

この手順書は、以下の記事の一部を詳しく・細かくまとめたものです

【大学生向け】LaTeX完全導入ガイド Windows編 (2022年) - Qiita

参考サイト

TeXLive2020をインストールしてLaTeXを始める | tm23forest.com

参考文献

LuaLaTeX-ja用jsclasses互換クラス - ltjsclasses.pdf

LuaTeX-jaパッケージ - luatexja-ja.pdf

TeX Liveガイド 2023 - texlive-ja.pdf

Requirements for Japanese Text Layout 日本語組版処理の要件(日本語版)

LaTeX - Wikipedia

TeX Liveのインストール|[install-tl-windows.exe]をダウンロードして、不要なパッケージをインストールしない設定方法

[install-tl-windows.exe]によるTeX Liveの[アンインストールと再インストール]は、毎年3月に、TeX Liveが春に更新されるごとに行なうものなので、[install-tl-windows.exe]で[basicスキーム(plainおよびlatex)]を選択したうえで、[不足するパッケージ]=[みずから追加するパッケージ]の[記録=メモ]は、しっかり残しておく

  • とにかく、現在のTeX環境を、何度でも短時間で再現することができるように、[記録=メモ]を普段から整えておく。
  • 新規にパッケージをインストールした日時を記録しておくと、不具合の原因究明がたやすくなる可能性がある。

[install-tl-windows.exe]によるTeX Liveのインストールは、インターネットが安定・高速でないとインストールに失敗する危険性もある

  • Wi-Fi〔無線LAN〕ではなく、LANケーブルによる有線接続でインターネットを利用するようにすると、[install-tl-windows.exe]によるTeX Liveのインストールに成功しやすくなります。
  • 日本時間の夜中にインストールすると、インストールに成功する確率が高まるような気がします。

TeX Liveのインストーラーのダウンロード先は、ここだ

Installing TeX Live over the Internet - TeX Users Group

TeX Liveのインストーラーのダウンロード先は、ここだ|[install-tl-windows.exe]のダウンロード

Installing TeX Live over the Internet - TeX Users Groupにおいて、●●●install-tl-windows.exe●●●をクリックするとインストーラー[install-tl-windows.exe]のダウンロードが開始される。


Installing TeX Live over the Internet

TeX Live 2023 was released on March 19. Please allow a few days for it to make its way around CTAN.

For typical needs, we recommend starting the TeX Live installation by downloading (these links go to mirrors) ●●●install-tl-windows.exe●●● for Windows (~20mb), or install-tl-unx.tar.gz (~5mb) for everything else. There is also a zip archive install-tl.zip (~25mb) which is the same as the .exe. Although the .zip archive works fine on all platforms, the .tar.gz is much smaller, since it omits installation support programs needed only on Windows. The archives are otherwise identical.

The above links use the generic mirror.ctan.org url which autoredirects to a CTAN mirror that should be reasonably nearby and reasonably up to date. However, perfect synchronization is not possible; if you have troubles following the links, your best bet is to replace the mirror.ctan.org in the above urls with a specific host from the list of CTAN mirrors.

After unpacking the archive, change to the resulting install-tl-* subdirectory. Then follow the quick installation instructions or read the documentation.

For regular installations via download, we highly recommend installing the LWP Perl bundle if you don’t have it (check for a file named LWP/UserAgent.pm). Any reasonable version of LWP available either from your operating system distribution or from CPAN should be fine for TL. Having it will greatly speed the downloads, compared to using the fallback curl or wget programs. On Windows, the TL-provided Perl already includes it, so usually nothing extra need be done.

If you need to download through proxies, use a ~/.wgetrc file or environment variables with the proxy settings for wget, or the equivalent for other download methods.

With this network-based installation method, what gets installed is the currently available versions of packages and programs. This is in contrast with the other installation methods, which are kept stable between public releases. Continuing package updates can be done with tlmgr.

If you have trouble with the installer downloading every package individually, you might find it more reliable to mirror TeX Live to a local directory and then install from that.

Sources: the live network installation does not include the hundreds of megabytes of sources for the compiled programs. The sources for the current release are on CTAN, and historical releases are also available (under systems/texlive; both the initial release each year, and the frozen state at the end of the cycle in tlnet-final), and current development sources are in the repository.


Deutsche Informationen zur TeX-Live-Installation unter Windows.

Information about mirroring the TeX Live archive repository is available separately, as well as other ways to acquire TeX Live.


$Date: 2023/03/19 21:57:06 $; TeX Live;

TUG home page; webmaster; facebook; twitter; mastodon;

(via DuckDuckGo)

TeX Liveのインストール

【01】[install-tl-windows.exe]を実行しようとすると、以下のようになるので[詳細情報]をクリックする

[install-tl-windows.exe]を実行しようとすると、以下のようになるので[詳細情報]をクリックする

【02】[実行]をクリックする

[実行]をクリックする

【03】ラジオボタンを[Install]のまま[Next]をクリックする

ラジオボタンを[Install]のまま[Next]をクリックする

【04】[Install]をクリックする

[Install]をクリックする

【05】インストールのスタタスを表すウィンドウが出る

インストールのスタタスを表すウィンドウが出る

【06】一瞬だけ絵が出る

一瞬だけ絵が出る

【07】インストールのスタタスを表すウィンドウは出続けている

インストールのスタタスを表すウィンドウは出続けている

【08】インストーラー画面が出る→[高度な設定]をクリックする

インストーラー画面が出る→[高度な設定]をクリックする

【09】[高度な設定]の中身が、これだ

[高度な設定]の中身が、これだ

【10】【重要】[高度な設定]の[スキーム]の[変更]をクリックし、[basicスキーム(plainおよびlatex)]を選択して[OK]をクリックする

[高度な設定]の[スキーム]の[変更]をクリックし、[basicスキーム(plainおよびlatex)]を選択して[OK]をクリックする

【11】【重要】[高度な設定]の[追加コレクションの数]の[カスタマイズ]をクリックし、【言語】として[日本語]と[英語・米語]を追加的にクリックし、【ほかのコレクション】として[LaTeX推奨パッケージ]その他、自分が必要とするパッケージを追加的にクリックし、[OK]をクリックする

[高度な設定]の[追加コレクションの数]の[カスタマイズ]をクリックし、【言語】として[日本語]と[英語・米語]を追加的にクリックし、【ほかのコレクション】として[LaTeX推奨パッケージ]その他、自分が必要とするパッケージを追加的にクリックし、[OK]をクリックする

[高度な設定]の[追加コレクションの数]の[カスタマイズ]をクリックし、【言語】として[日本語]と[英語・米語]を追加的にクリックし、【ほかのコレクション】として[LaTeX推奨パッケージ]その他、自分が必要とするパッケージを追加的にクリックし、[OK]をクリックする

【11-01】【重要】私は以下のようなパッケージを入れた

  • 言語
    • 日本語
    • 英語・米語
  • ほかのコレクション
    • LaTeX基本パッケージ
    • LaTeX推奨パッケージ
    • LaTeX追加パッケージ
    • LuaTeXパッケージ
    • MetaPostおよびMetafontパッケージ
    • Windows専用プログラム
    • 必須プログラムとファイル
    • 推奨フォント
    • 数学、自然科学、計算機科学パッケージ
    • 画像およびフォントのユーティリティ
    • 画像と図表

[高度な設定]の[追加コレクションの数]の[カスタマイズ]をクリックし、【言語】として[日本語]と[英語・米語]を追加的にクリックし、【ほかのコレクション】として[LaTeX推奨パッケージ]その他、自分が必要とするパッケージを追加的にクリックし、[OK]をクリックする

【12】【重要】オプションの[font/macroのドキュメントツリーをインストール]および[font/macroのソースツリーをインストール]のチェックボックスをクリックして、チェックをはずしたら、[インストール]をクリックする

オプションの[font/macroのドキュメントツリーをインストール]および[font/macroのソースツリーをインストール]のチェックボックスをクリックして、チェックをはずしたら、[インストール]をクリックする

【12-01】【重要】オプションの[font/macroのドキュメントツリーをインストール]および[font/macroのソースツリーをインストール]のチェックボックスをOFFにしない方法もある

オプションの[font/macroのドキュメントツリーをインストール]および[font/macroのソースツリーをインストール]のチェックボックスをOFFにしない方法もある

【13】インストーラーが動き始める|必要なファイルをインストールするためには、人によっては、数時間のインストール時間は必要である

必要なファイルをインストールするためには、人によっては、数時間のインストール時間は必要である。

インストーラーが動き始める|必要なファイルをインストールするためには、人によっては、数時間のインストール時間は必要である

【14】インストーラーがインストールを完了したことがわかる|このウィンドウを[閉じる]と、インストールのスタタスを表すウィンドウが[Close]できる状態になる

インストーラーがインストールを完了したことがわかる|このウィンドウを[閉じる]と、インストールのスタタスを表すウィンドウが[Close]できる状態になる

【15】Completedと表示されているので、インストーラーがインストールを完了したことがわかる|インストールのスタタスを表すウィンドウの[Show Details]をクリックすると、インストールが完了していることが、ここでもわかる|ウィンドウ右下の[Close]をクリック

Completedと表示されているので、インストーラーがインストールを完了したことがわかる|インストールのスタタスを表すウィンドウの[Show Details]をクリックすると、インストールが完了していることが、ここでもわかる|ウィンドウ右下の[Close]をクリック

Completedと表示されているので、インストーラーがインストールを完了したことがわかる|インストールのスタタスを表すウィンドウの[Show Details]をクリックすると、インストールが完了していることが、ここでもわかる|ウィンドウ右下の[Close]をクリック

コマンドプロンプトで[latex]→[Enter]とすると、LaTeXがインストールされていることがわかる。

Microsoft Windows [Version 10.0.19045.3448]
(c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\pure>latex
This is pdfTeX, Version 3.141592653-2.6-1.40.25 (TeX Live 2023) (preloaded format=latex)
 restricted \write18 enabled.
**

TeX Liveのアンインストール|TeX Liveのフォルダーにアンインストーラーが入っているので実行する

TeX Liveのアンインストール|TeX Liveのフォルダーにアンインストーラーが入っているので実行する

TeX Liveのアンインストール|アンインストーラーの立ち上がり

TeX Liveのアンインストール|アンインストーラーの立ち上がり

TeX Liveのアンインストール|アンインストールする意思の確認

TeX Liveのアンインストール|アンインストールする意思の確認

TeX Liveのアンインストール|完了〔何かキーを押すと黒い画面が閉じる〕

TeX Liveのアンインストール|完了〔何かキーを押すと黒い画面が閉じる〕

LuaTeXとLuaLaTeXとの違い

[TeXエンジン]と[マクロパッケージ〔マクロ集〕]との違い

[TeXエンジン]と[マクロパッケージ〔マクロ集〕]との違い|cited from|https://en.wikipedia.org/wiki/LaTeX

LaTeX - Wikipedia

  • LuaTeX・pdfTeX・XeTeXなどは、[TeXエンジン=処理系]の種類を意味します。[TeXエンジン=処理系]は、演算を行なう機能を含んでいます。
  • LaTeXは、[マクロパッケージ〔マクロ集〕]の種類を意味します。[マクロパッケージ〔マクロ集〕]は、演算に用いる命令を書き連ねた、[.sty]というテキストファイルの形式で存在します。
    • マクロとは、小さな命令をひとまとめにした、命令集のことです。
    • 細かく複雑な命令群をとまとめにした、命令集のことを、マクロというのです。
    • LaTeXのマクロにおいて中心となるのは、文字や図表を配置する座標の位置・長さの指定・長さの計算などです。
  • [TeXエンジン=処理系]は、[マクロパッケージ〔マクロ集〕]その他を演算処理して、文字や図表の位置決めをすることを、おもな仕事としています。
  • [マクロパッケージ〔マクロ集〕]は、文字や図表の位置決めをするための演算処理の手順の保持を、おもな仕事としています。
  • LuaLaTeXとは、「LaTeXという[マクロパッケージ〔マクロ集〕]を使いながら、LuaTeXという[TeXエンジン=処理系]で演算することによって植字を行なう」という意味です。

マクロパッケージ †

TeX を用いた組版を容易にするために作成されたマクロ集です.

引用元: TeX - TeX Wiki

[LuaTeX]は複数の要素が統合されたTeXエンジンの1つ

LuaTeX は TeX の拡張の一つで、 主に Taco Hoekwater、Hartmut Henkel、Hans Hagen によって開発されている。 簡単に言うと、LuaTeX は以下に挙げるものを統合 して成立した TeX エンジンである。

pdfTeX ― PDF を直接出力する TeX。 海外で TeX を使う場合、実際にはこの pdfTeX が使われることがほとんどである。
Omega ― Unicode を直接扱える TeX として 1990 年代に開発されていた。 縦書きなどの複数な書字方向のサポートや 入力の加工の機能などの様々な先進的な機能を有しているが、 開発は長らく中断されていた。
MetaPost ― PostScript 形式の画像を出力する 描画用プログラミング言語で METAFONT の派生として生まれた。
Lua インタプリタ ― Lua は軽量のスクリプト言語であり、 他のソフトウェアに(プログラム可能なマクロ機能を持たせるために) 組み込むという用途を対象に開発されており、 また実際にそういう用途で広く用いられている。
OpenType フォントの広範なサポート ― この辺りは FontForge のコードを流用しているようである。

この中で、TeX エンジンの拡張として異質なのは 「Lua インタープリタの組入」であろう。 TeX はそれ自体がプログラミング言語であるので、 結局のところ、プログラミング言語(TeX)のインタプリタに 別のプログラミング言語(Lua)を載せていることに なっているのである (いや、MetaPost も立派なプログラミング言語なので、 結局 3 つある…)。 このような構成には次のような目的がある。

TeX の文法が苦手な人でも、現在において「ありふれた」 文法体系を持った言語で TeX の機能を操ることができる。 (LuaTeX の開発の最初の動機はこの点であるらしい…。)
これまで TeX の言語でも触ることのできなかった TeX の内部構造へのアクセスを可能にする (例えば一度組み上がったボックスの中身を加工する等) ことで、TeX の組版機能の根幹を (それ以上のエンジンの改変なしに) 拡張する枠組を提供する。

この 2 の「枠組を提供する」という方針は、 今注目されているもう一つの拡張エンジンである XeTeX と対比すると解り易い。 XeTeX は、OpenType の複雑なレンダリングや 言語に応じた行分割(日本語の禁則処理など)等の拡張機能について、 完成品を提供している。 従って、(TeX のレベルでは)それらの拡張機能はすぐに誰でも 使用可能な状態になっていて、 あとは、LaTeX 等の上位システムでのサポートを整える 作業が残るだけである。 逆に、提供された機能を超える拡張 (日本語の行組版の空き調整や、欧文和文のフォント自動切換など) については、従来通り、TeX の文法を用いて「マクロ」 (命令列の操作)のレベルで実装しなければならない。

LuaTeX では TeX の組版機能を Lua で操作できるように したとともに、一連の処理の中の様々な場面で Lua の処理を自動的に割り込ませる仕組みを与えている。 これにより、元々から備わっている pdfTeX と Omega に加えて、必要に応じて他の拡張(例えば日本語の行組版の処理) を、Lua を用いて、また処理の流れの中の望みの箇所で、 実装することが可能になっている。

引用元: 思わず Lua で LaTeX してみた ~LuaTeX で日本語しない件について~

LuaLaTeXとは、「LaTeXという[マクロパッケージ〔マクロ集〕]を使いながら、LuaTeXという[TeXエンジン=処理系]で植字を行なう」という意味です

したがって、もし誰かが自分の作品を LaTeX で植字していると言うなら、それは話の一部にすぎません。 これらが実際に意味するのは、特定の TeX エンジン (通常は pdfTeX ですが、XeTeX (多言語作業用) または LuaTeX (おそらく高度なカスタマイズされた文書作成用) ) で LaTeX マクロ パッケージを使用しているということです。 などの用語が頻繁に表示されます pdfLaTeX、XeLaTeX、 LuaLaTeX が、これらは実際には TeX エンジンの名前ではなく、LaTeX マクロ コレクションを実行するためにどの TeX エンジンが使用されているかを示しているだけです。

pdfLaTeX は、pdfTeX エンジンで LaTeX マクロ パッケージを使用することを意味します
XeLaTeX とは、XeTeX エンジンで LaTeX マクロ パッケージを使用することを意味します
LuaLaTeX とは、LuaTeX エンジンで LaTeX マクロ パッケージを使用することを意味します

たとえば、「pdfLaTeX を使用しています」ということは、「LaTeX マクロ パッケージを使用してタイプセット文書を準備し、pdfTeX エンジンで処理している」ことを意味します。 同様に、もし誰かが「TeX を使っている」と言ったら、その発言がおそらくすべてを伝えていないことがわかるはずです。つまり、その人が Knuth のオリジナル バージョンの TeX を使用している場合を除きますが、最近ではその可能性は非常に低いです。

引用元: TeX のさまざまなフレーバーへのガイド - Overleaf、オンライン LaTeX エディター