🟩 もくじ
過剰な高画素モデルは損失ばっかり|35mmフルフレームで1000万画素前後あれば大丈夫
デジタル一眼カメラが[APS-C機しか存在しなかった時代][1000万画素未満の画素数であった時代]においてすら、[駅に貼り出された巨大なポスター][高速道路の横のビルの屋上の巨大なポスター]が存在した。
つまり、高画素機を高く売るのは、ある種の詐欺的なトリックなのではないか? ということだろう。
■118 SONY α7Siiiとα7iiiのA3プリントを比較したらまさかの結果に!?
■121 続・SONY α7Siiiとα7iiiのA3プリントを比較したらまさかの結果に!?
■SONY α7SⅢの高感度(静止画・動画)の評価、結論。
[EOS R3]の瞳AFの正確さと速さが抜群|写真も動画も撮れる[EOS R3]|しかしCanon機の動画データが巨大すぎる件
- 結論から言えば、Canonの映像処理技術は、SONYから見ると、かなりの周回遅れかもしれない。
- SONYは動画データを小さくしたまま、[電子手ぶれ補正をきかせる][フォーカスブリージングを補正する]というふうに、SONYが得意なソフトウェア処理によって、問題解決をしており、その問題解決が実効的であり、それによって実績を積んでいる。
- ボディもレンズも、[アクチュエイターを大きく動かして光学手ぶれ補正を行なう方式]だと、可動部分が故障因子になり、本体重量が増加し、[手ぶれ補正の機構]が大きな容積を占有して小型化を邪魔するなど、いろいろな不便があると思う。 とくに[レンズ内手ぶれ補正の機構]は、レンズを太く重たくさせる因子となる。
- そして、レンズとボディとの協調手ぶれ補正といっても、それは高めの値段設定をするための口実であり、実際には、二軸しか機能していないとか、そういうふざけた内情であるらしい。 結論としては、手ぶれ補正は[ボディ内手ぶれ補正]に一本化し、かつ、なるべく電子手ぶれ補正に大きな役割を割り振るのが、1つのやり方だろうと思う。
- それから、現状で最新・最上位機種である[EOS R3]ですら動画においてコンニャク現象が出ることからわかるように、[デュアルピクセルCMOS]は、合焦については優秀でも、[動画の読み出し速度が遅い]という致命的なボロを出したかたちだ。 光学CMOSセンサーにはスイッチがあり、水平にドミノ倒し式にスイッチをONにしていって、データを読み出しているので、[1行目読み出し完了][2行目読み出し完了][3行目読み出し完了]のように読み出していく。 したがって、CMOSセンサーのスイッチの反応速度が遅いと、連鎖的に後続の処理が遅くなり、総合すると[コンニャク現象が出る]ということになる。
- つまりCanonのカメラでは、[パンしたとき][チルトしたとき][手ぶれが激しいとき]などに、[コンニャク現象が出る]ので、Canonのカメラでは、カメラを固定して[急激なパン][急激なチルト][歩き撮り]などを禁じないといけない。
- こういうことだったら、SONY機で動画を撮ったほうがいいべ?
- SONYの瞳AFが暗所に弱い点は、SONYなら、いずれ克服してくるさ。
- 他方、デュアルピクセルCMOSの読み出しが遅い件は、半導体製造工程とその技術の話なので、かなり難しいのだと思う。 Canonより、SONYのほうが、光学CMOSセンサーのつくり方においては、技術がかなり上だと私は思っているよ。
- 製品としては、写真ならCanon、Canonで動画も撮れる。 けれども、実際の運用では、動画だけはSONYにしておいたほうがいいと思う。
- フルフレームで3500万画素を超えるのは、損失が大きいと思う。 連写性能・暗所耐性・オーバーヒート耐性・ストレージの節約などを考慮するとフルフレームで2500万画素が上限。 トリミングを前提とした撮影を考慮するとフルフレームで3500万画素が上限。 それ以上の高画素は、8K動画撮影をオーバーサンプリングで行なうなど、明確な目的がない場合には、損失が大きいような気がする。
- [高画素でも低ノイズ]を謳うと、その嘘をごまかすために隠しノイズリダクションをかけているんだよね。 そうすると、黒からグレーの階調などが失われやすくなる。 つまり、黒がのっぺり一様に黒になってしまう。
- つまり、[高画素機で撮影してノイズリダクションをかけて解像感が低下する]よりも[低画素機でノイズの少ない撮影をしてノイズリダクションをかけずに解像感を保持する]ほうが、結果がいいと思うんだよね。 そして、元データのノイズレス感が、それを補間拡大した場合にも引き継がれるから、[低画素機でノイズの少ない撮影データ]のほうが、現在の技術では、結果がいいように思うよ。 そういう意味で[EOS R5]〔約4500万画素〕を手放す人が多いし、[Z 9]の画素数〔4571万画素〕も、結果的に失敗だったのではないかな? つまりNikonを使い続けて、[D6]を愛用している人は[Z 9]の画素数がビミョーなので、手が出しにくい。
- Nikonが[Z 6][Z 7]でシングルスロットを採用したのは、[EOS R]を真似た結果でしょ? Nikonは、Canonの後追いをしていれば、失敗しても責任を問われない、的ななんか社内規則でもあるわけ? Nikonの挙動がおかしいんだよ。 負けるように、負けるように、動いているんだ。 Nikonの上層部は、Canonに勝たせるレースをするために脅されているわけ? こういう件は、DSである藤原氏の末裔とかが指示しているの? よくわからんけれども、ふつうに大卒で、ふつうの頭脳があれば、Nikonのようなバカな製品の出し方はしないと思うのよね。
- とにかく、現時点では、動画機はSONYにしておくのが無難だ。
- Canonは動画データの圧縮技術がまったく未熟で、普段使いの動画カメラとしては、ファイルサイズが大きすぎるので、[CFexpressカード][SSD]がいくらあっても足りないし、動画データを長期保存しておくためのHDDも大量に消費する。 Canonの動画データは、ファイルサイズが巨大で、かなり使いづらいと思う。
- SONYの[BIONS Xを2発搭載した新シリーズ]である[α1][α7S Ⅲ〔≈FX3≈FX6〕][α7 Ⅳ]は、イメージセンサーが新しく、新メニューを搭載しており、色味が従来品とは大きく異なる。 それとともに、[BIONS Xを2発搭載した新シリーズ]は、色彩調整のパラメーターが豊富であり、それが動画にも、写真にも、適用できる。 [写真の色調]と[動画の色調]を統一することによって、特定の世界観を表現する場合に適任のカメラは、[BIONS Xを2発搭載した新シリーズ]だろうということになる。
- SONYの[BIONS Xを2発搭載した新シリーズ]においては、CanonもNikonも、まったく追いつけないぐらい、撮影時の色彩の細かな詰めを行なうことが可能となっている。
- [イメージセンサーがCCDのカメラは発色が派手で味がある]などということに興味をもったけれども、CCDは暗所耐性が低い。 結局、SONY機で色味を作り込めば、CCDカメラ的な派手な赤、派手な青は再現できそうである。 そういう意味で、SONYが最強かもしれない。
- 個人が使うカメラとしては、ポスプロ〔ポストプロダクション:収録後処理〕における、[カラーコレクション〔色調補正〕][カラーグレーディング〔色調編集〕][MA〔マルチオーディオ:音響調整〕]などを、最も軽量化された形式にする必要があるのだと思う。
- そういう意味では、動画がRAWで撮れても、さほど意味はない。