動画撮影におけるマルチカメラ、マルチマイクのタイムコードシンクロ｜ＬＴＣは［単純なアナログ音声信号］である

DJI フォーカスプロ

DJI Focus Pro + SIGMA fp L ■【完売しました】Blackmagic Cinema Camera 6Kがえげつない金額になった【驚愕】 #bmcc6K #blackmagic
■DJI Focus Pro - その焦点、直感的に、一瞬で - DJI

重厚長大シネマカメラの衰退

TimecodeKitは、Swift Package Manager

■JVC ジェイブイシー ステレオミニプラグ-ピンプラグ×2 1m CN-2011A オーディオコード
■JVC ジェイブイシー ピンジャック×2-ステレオミニプラグ 0.3m CN-2010A 変換オーディオコード

トーク中心コンテンツのために最適なマイク｜SHURE〔シュア〕SM63L〔記者会見卓上マイク／街の声インタビューマイク／リポーターマイク 〕

Zoom H1　寸法 n　 ライコート　

SHURE SM63L 寸法図

• SHURE SM63Lは、その形状から［葱坊主〔ねぎぼうず〕］とよばれる。
• SHURE SM63Lには、【1】［シャンパンゴールド本体／ホワイトグリル／ブラウンウインドスクリーン］と【2】［ブラック本体／ブラックグリル／ブラックウインドスクリーン］の二色がある。
  • ［SHURE SM63］というショートタイプは［シャンパンゴールド本体／ホワイトグリル／風防なし］の一種類である。
• SHURE SM63Lは、記者会見卓上マイク／街の声インタビューマイク／リポーターマイクとして知られる。 それらの用途では、たいてい【1】［シャンパンゴールド本体／ホワイトグリル／ブラウンウインドスクリーン］である。
• SHURE SM63Lは、雑踏のざわめきの中で、口元の音声だけを選択的に拾うよう設計された［環境音をとても拾いにくいマイク］である。
• SHURE SM63Lの音質は、音声を加工していないのに、天然でローカットフィルター〔ハイパスフィルター〕がオンになっているような［低域がカットされた、カリカリした音声］である。
  • SHURE SM63Lを使うと、屋外では、［風が作るボワボワという空気のノイズ］［自動車のエンジン音］［タイヤと路面との摩擦で発生する低いゴーゴーというロードノイズ］［人々のざわめきノイズ］などがカットされる。
    • 風がマイクに当たり、ボワボワというノイズを発生させる現象が［吹かれ］である。
    • ［吹かれ］を直接的に防ぐ効果をもつのは、ライコート社〔Rycote Microphone Windshields Ltd.〕のフェイクファーのウインドジャマーである。
    • フェイクファーのウインドジャマーなら何でもいいのかというと、まったくそうではなく、ライコート社のでなければ［吹かれ］の低減効果は低い。
  • SHURE SM63Lを使うと、屋内では、［換気システム／エアコンの風などが作るボワボワという空気のノイズ］［人々のざわめきノイズ］などがカットされる。
• SHURE SM63Lの音質が気になる場合は、動画編集ソフト上で、中低音を少しブーストすればよい。
• ショットガンマイクは、環境音を収録することが主たる役割である。
  • ショットガンマイクだと、部屋の残響音などを、むしろ拾いやすい。
  • トーク中心コンテンツのために最適なマイクは、低感度なダイナミックマイクであり、ダイナミックマイクは、口と近い距離で使うものである。
  • コンデンサーマイクは高感度なので、コンデンサーマイクに口を近づけて使うと、音割れしたり、［吐息によるボッというノイズ＝ポップノイズ］つまり［吹かれ］が入ったりする。 吹かれ

［F6 6-Channel Field Recorder｜ZOOM］がタイムコードシンクロのハブになる

■F6 6-Channel Field Recorder | ZOOM

ＬＴＣ〔Longitudinal Timecode / Linear Timecode〕は［単純なアナログ音声信号］である

ＬＴＣの信号は、［時間/hour：分/minute：秒/second：フレーム序数/frame ordinal number］を記録した、［単純なアナログ音声信号］にすぎない。

［単純なアナログ音声信号］であるＬＴＣの信号を聞くと、［ファクシミリの送信／受信の信号を電話で聞いたときのような音声］［音響カプラーを使って電話回線でパソコン通信を行なっていたときの音響カプラーから漏れ聞こえてくる音声］に似ている。

ＬＴＣの信号は［単純なアナログ音声信号］なので、マイク入力端子〔φ3.5mmミニ／XLR／コンボジャック等〕を装備した【一眼カメラ】【ビデオカメラ】【マルチトラックの音声レコーダー】などは、特別な装備がなくても、タイムコードシンクロが可能である。

ワイヤレスマイクの使用には大きな制約がある

ワイヤレスマイクは、公共の電波を使っているので、原則的に［誰の電波が混信するかわからない、きわめて不安定なもの］である。

貸し会議室〔セミナールーム〕をいくつも ＴＯＡの PanasonicのＰＡワイヤレスマイク

公演・講演の会場では、会場のＰＡシステムでワイヤレスマイクを使っていることが多い。 そのワイヤレスマイクの電波帯域と、動画収録に使うためのワイヤレスマイクの電波帯域とが、かち合ってしまうことが多い。

このため、公演・講演の会場でワイヤレスマイクを使うさいには、細心の注意を払う必要がある。

講演会場での動画収録・音声収録においては、ワイヤレスマイクは基本的に使わないほうが安全である。

公演・講演の会場では、タイムコードシンクロで、【一眼カメラ】【ビデオカメラ】【マルチトラックの音声レコーダー】など同期させるのが順当であろう。

タイムコードジェネレータから数メートルの範囲内なら優先接続が安定であり、かつ、安価である

［F6 6-Channel Field Recorder｜ZOOM］がタイムコードシンクロジェネレータを内蔵しているので、その出力音声〔φ3.5mmステレオミニ（チップ：IN／リング：OUT） 〕を［φ3.5mmステレオミニプラグ〔オス－オス〕］で受けて、これを分岐させて、各カメラの〔φ3.5mmステレオミニジャック／マイクイン〕に分配すればいい。

F6のタイムコードシンクロジェネレータ機能から出力された音声信号〔タイムコード〕を単純に並列に分岐させて、多数の機器へ分配すると、分配された側の各音声信号は減衰する。 二分岐程度までならアンプは必要ないにしても、場合によっては、途中にアンプを介して、音声信号を増幅してやる必要があるであろう。 それは【1】［分岐する先が多い場合］および【2】［長いコードを使って遠くへ音声信号を送出する場合］である。

※MACKIEは、オーディオミキサーの老舗である。
※富士パーツは、オーディオ変換アダプターの老舗である。
※MACKIEのヘッドホンアンプ分配器は、6.3mm標準STジャックなので、3.5mmミニSTジャックに変換するのがフジパーツの変換プラグアダプターである。
※可変抵抗〔ボリュームなど〕や端子は、買ったらすぐに接点復活剤で保護すると、ガリオーム〔可変抵抗で抵抗値を変えるとザリザリ雑音が鳴る現象〕や接触不良の原因になる。 ※アンチガリオーム／アンチ接触不良のために、私は［KURE 2-26］を使っているけれども、自己責任でお願いします。

■マッキー MACKIE 4WAY ヘッドホンアンプ 分配器 HM-4
■富士パーツ Fuji Parts 変換プラグアダプター 3.5mmステレオミニジャック-6.3mmステレオ標準（フォーン）プラグ FAD-666
■呉工業 KURE 1020 [CRC 2-26 （内容量：180ml） For Professionals 防錆・接点復活剤 [HTRC2.1]]
■富士パーツ Fuji Parts ストレート-L型ステレオケーブル 5m FCA-325S-L50
■富士パーツ Fuji Parts ストレート-L型ステレオケーブル 3m FCA-325S-L30
■富士パーツ Fuji Parts ストレート-L型ステレオケーブル 2m FCA-325S-L20
■富士パーツ Fuji Parts ストレート-L型ステレオケーブル 1m FCA-325S-L10

Bluetoothタイムコードシンクロが必要なマイク／カメラ

ordinal hour minute second frame ordinal number

ＬＴＣの信号は、［時間/hour：分/minute：秒/second：フレーム番号/n-th-frame］を記録した、［単純なアナログ音声信号］にすぎない。

hour minute second frame

LTC　時・分・秒・フレーム

ZOOM F6

マルチカメラ、マルチマイク。