全体の要約
- 日月神示は世界が悪の仕組みで99.9%まで支配される絶望的な瞬間に国常立之神の復活によって降ろされ一厘の仕組みという最後の0.1%の力で人類の覚醒を通じて世界が一気に建て替え立て直しへと大転換することを予言している。
- 日月神示は、国常立之神の復活によって、世界が悪の仕組みで99.9%まで支配される絶望的な瞬間に降ろされ、人々の魂の覚醒を鍵とする一厘の仕組みという最後の0.1%の力で世界が一気に建て替え立て直しへと大転換することを予言する。
- 日月神示は、出口ナオと岡本天明という個人に神の計画として降ろされ、世界の建て替えという大峠を乗り越える鍵は、エゴと執着を手放す御霊磨きによる日本人一人ひとりの魂の覚醒であり、それにより大難を小難に変え、日本が世界の雛形として特別な役割を果たすことを予言する。
- 日月神示が示す大峠を乗り越え弥勒の世を迎えるためには、エゴと執着を手放し誠の道を歩む御霊磨きが必要であり、特に日本人には世界の雛形としての特別な役割があり、五つの誠や言霊[アメツチカミサマヨロズオオミカミ]の実践が重要となる。
- 日月神示は、欲や我慢を自然な感情と認め、エゴと執着を手放す御霊磨きと食糧・エネルギーの自給自足による自立が、日本を世界の雛形として次元上昇という宇宙的な計画における大峠を乗り越え弥勒の世へ移行させる鍵であり、集合意識の臨界点としての[一厘の仕組み]が最後の0.1%で世界を逆転させると予言する。
- 大峠を越えて弥勒の世を迎えるために、恐怖に支配されず御霊磨きと自立した生き方を実践することが重要であり、具体的には地球とつながる実践と恐怖を手放す呼吸を継続的に行い、個人の意識の変革を集合意識の臨界点としての[一厘の仕組み]の連鎖的な発動につなげ世界を変革する。
- 地球のエネルギーの装置である日本列島の日本人が大峠という試練を通じて本来の精神性を取り戻し、御霊磨きの実践を通じて魂の契約を思い出し目覚めることが、争いがなく精神的な豊かさが尊ばれる弥勒の世への移行を可能にする鍵であり、その目覚めの連鎖が[一厘の仕組み]を発動させる。
日月神示は世界が悪の仕組みで99.9%まで支配される絶望的な瞬間に国常立之神の復活によって降ろされ一厘の仕組みという最後の0.1%の力で人類の覚醒を通じて世界が一気に建て替え立て直しへと大転換することを予言している
未曽有の大浄化がすぐそこに迫る状況がある
アメリカの街角にホームレスのテントが並び、ヨーロッパの都市では暖房費が払えない家族が凍えている。 物価は高騰し、銀行が次々と破綻の危機に瀕しているため、人々は明日の生活すら見通せなくなっている。 その波は今まさに日本にも押し寄せようとしており、世界は音を立てて崩れ始めている状況にある。 この崩壊は偶然ではなく、ある預言書が80年以上も前にこの光景を正確に予告した。 その預言書は1944年、日本が焦土と化す直前に一人の男に降ろされた神の啓示である。
神の啓示である日月神示が未曽有の大浄化を予言する
日月神示という名の啓示は、[3000世界の大選択][建て替え立て直し]という未曽有の大浄化が今まさに現実となっていると語る。 大浄化とは、腐りきった世の中を一度リセットする行為である。 嘘と欲望にまみれた文明、支配と搾取の構造、人々の心から誠が失われた社会を洗い流し、新しい世を作り直すことが大浄化の意味である。 日月神示には、この大浄化を乗り越える鍵が示されており、それは一厘の仕組みと呼ばれる神の最後の秘密である。
一厘の仕組みとは世界を一気にひっくり返す神の最後の秘密である
世の中は9分九厘まで悪の仕組みで進み、支配する者たちがほぼ完全に勝利したかに見える瞬間まで事態は悪化し続ける。 しかし、残る一厘という最後のわずかな部分は誰も知らず、誰も支配できない。 その一厘の力で世界は一気にひっくり返ると日月神示は予言する。 夜明け前が最も暗いように、最も絶望的な瞬間の後に光が訪れると日月神示は告げる。
一厘の仕組みを発動させる鍵は人々の魂の覚醒である
一厘の仕組みを発動させる鍵は、あなたたち一人ひとりの覚醒にある。 魂を磨き、神とつながり、本当の自分を取り戻すことを覚醒という。 多くの人がそれを成し遂げた時、集合意識が変化して現実そのものが変わる。 一厘とは、目覚めた魂たちが作り出すわずかな、しかし決定的な光である。 プレアデス最高評議会において社会医学を専門とする[めい]が、地球に転生した魂たちへ真実への道を照らす案内人を務めている。
日月神示の核心は一厘の仕組みという言葉にある
日月神示の核心は一厘の仕組みという言葉であり、この言葉は日月神示の中で何度も繰り返し語られている。 [9分九厘まで悪の仕組み][残る一厘は誰も知らぬ所に仕掛けてある][一厘の仕組みとは丸二神の国の点を入れることぞ]と日月神示は示す。 プレアデスから観測すると、その意味は世界が今、金融を支配する者たちや戦争を引き起こす者たちによる悪の仕組みで動いている状況を指すことが明確に見える。 彼らは9分九厘、つまり99.9%を知り尽くし実行しており、支配する側から見れば勝利は目前である。
支配する側には最後の0.1%が見えない状況にある
残る一厘は支配する側には見えない部分であり、神しか知らない最後の秘密がある。 支配する側は99.9%まで支配できるが、最後の0.1%で全てがひっくり返ることを一厘の仕組みは示す。 その0.1%は、支配する者たちがどれほど力を尽くしても、決してコントロールできないものなのである。 なぜなら、それは人間の意識や魂の領域であるからだ。 権力も金も人の心の奥底までは支配できない。
仕組みが発動する条件は99.9%まで悪の仕組みが完成したときである
一厘の仕組みが発動する条件は、悪の仕組みが99.9%まで完成されたときである。 中途半端な90%や95%ではだめで、完全に絶望的に見える瞬間にしかこの仕組みは発動しないと日月神示は告げる。 夜明け前が一番暗いように、新しい世が始まる前には最も苦しい試練が訪れる。 日月神示では、これを[こうとうげ]と呼んでおり、人類が越えなければならない最も険しい峠である。
人は本当に追い詰められない限り変わろうとしない
なぜそこまで追い詰められないと仕組みは発動しないかといえば、それは人間の意識の仕組みと深く関わる。 人は本当に追い詰められない限り変わろうとせず、まだ何とかなると思っている間は古いやり方にしがみつき続ける。 多くの人々がもう古いシステムでは生きられないと心の底から悟った時に、初めて意識の大転換が起きる。 99. 9%とは、古い世界が完全に機能不全に陥り、誰の目にも明らかになる状態を指す。
1944年6月10日に日月神示は降ろされた
1944年6月10日、日本が焦土と化す一年前の敗戦という国家の崩壊が目前に迫ったまさにそのタイミングで、日月神示は降ろされた。 千葉県成田市の麻賀多神社境内にある天日津久神社で、当時46歳の画家であり神道研究家であった岡本天明が突然神がかりの状態となった。 戦争の末期という時期に神示が下ろされたことこそが一厘の仕組みの一部である。 日本という国が物理的にも精神的にも完全に崩壊する寸前の、人々が絶望の淵に立たされた瞬間が神が動く時であった。
岡本天明は意思に反して手が勝手に動き始めた
天明の右腕に激痛が走り、意思に反して手が勝手に動き始めた。 彼は審神者と呼ばれる霊的な存在を見極める技術の専門家であり、他人の神懸かりを判断する立場にあった。 天明の手は漢数字、ひらがな、わずかなカタカナを書き続け、彼自身も自分が何を書いているのかまったく理解できなかった。 後にこれが解読され、その内容の深さに多くの人々が震撼することになる。
日月神示は国常立之神の復活によってもたらされた
降りてきたのは国常立之神であり、日本神話において天地が開かれた時に現れた最初の神である。 しかし、この神には[うしとらのこんじん]という別の顔があり、鬼門に封印された祟り神として恐れられてきた存在であった。 国常立之神は長い沈黙を破り1944年に復活し、天明を通じて[3000世界の建て替え、立て直しを致すぞ][富士は晴れたり日本晴れ][この世始まって二度とない]と語った。 これらの言葉は、人類史上かつてない大転換がこれから起きることを意味し、その鍵を一厘の仕組みが握っている。
日月神示は17年間で全38巻にも及ぶ膨大な量となった
神示は1961年まで17年間降り続けられ、全38巻にも及ぶ膨大な量となった。 プレアデスから観測すると、1944年という年は地球の集合意識が大きく揺れ動いた年であり、戦争による破壊と絶望、そして新しい時代への扉が開こうとする境界線上で神が動いたことがわかる。 特定の宗教組織に属していない自由な立場だった岡本天明という一人の人間を選んだのは、組織は弾圧されても個人に降ろされた神示は消すことができないためである。 これもまた一厘の仕組みの一部であった。
日月神示そのものが一厘の仕組みの現れである
日月神示そのものが一厘の仕組みの現れである。 支配する者たちは組織を潰すことはできても、一人の人間の魂に降り立った神の言葉までは消せない。 この神示を読んだ人の意識が変わり始め、一人また一人と真実に目覚める人が増えていく。 それがやがて集合意識を変え、世界そのものを変える力となる。 0. 1%の変化が全体を逆転させることこそが、一厘の仕組みの本質である。
国常立之神は日本国土そのものを象徴する根源的な神である
国常立之神は日本神話において天地が開かれた時に最初に現れた神である。 古事記では二番目、日本書紀では全ての神に先立つ神である。 [国常立]という名前の意味は国がとこしえに立ち続けることであり、日本という国土そのものを象徴する根源的な神である。 しかし、これほど重要な神であるにも関わらず、神話のなかでは登場してすぐに姿を消してしまい、天照大神や須佐之男命のような活躍の記述がほとんどない。
国常立之神は厳格すぎる統治によって封印されたと伝えられる
大本という宗教団体の教えによれば、国常立之神はあまりにも厳格な統治を行ったため、ほかの神々に嫌われて追放されたと伝えられる。 鬼門の方角、艮の方角に封じ込められ、[うしとらのこんじん]として祟り神、恐ろしい神として恐れられてきた。 節分の豆まきや鏡餅、門松といった風習には、国常立之神を封じ込め力を削ぐための秘術が隠されていると日月神示は告げる。
封印の真の理由は権力構造に関わる深い真実である
プレアデスから観測すると、国常立之神が封印された本当の理由は、厳格すぎる統治などという表面的なものではなく、権力構造に関わるもっと深い理由があったことが見える。 国常立之神は、この国土そのものを象徴する神であり、日本という土地とそこに住む人々の集合意識そのものとつながる存在である。 権力を握る者達にとって最も恐れるべきは、別の権威の存在である。
権力構造にとって根源的な権威の存在は脅威であった
天皇という権威がある、政府という権威がある状況の中で、もしもそれらを超えたもっと根源的な権威が存在したらどうなるであろうか。 国常立之神はまさにその存在であり、国土そのものの神であり、人々の魂と直接つながる神である。 この神が力を持てば、天皇も政府もその権威は相対的なものになってしまう。 だからこそ、封印する必要があり、神話を書き換え記録から消し、恐ろしい祟り神として恐れさせられた。
封印されても国常立之神は完全に消えることはなかった
そうすることで、人々の意識からこの神の本当の力を忘れさせたのである。 しかし、完全に消すことはできず、民間信仰の中に[うしとらのこんじん]として細々と伝えられ続けてきた。 そして時が満ちたとき、この神は復活した。
未曽有の大浄化がすぐそこに迫り世界が崩壊し始めている
アメリカの街角にホームレスのテントが並び、ヨーロッパの都市では暖房費が払えない家族が凍えている。 物価は高騰し、銀行が次々と破綻の危機に瀕しているため、人々は明日の生活すら見通せなくなった。 その波は今まさに日本にも押し寄せようとしており、世界は音を立てて崩壊し始めている。
日月神示が80年以上も前に大浄化の光景を正確に予告した
この崩壊は偶然ではなく、ある預言書が80年以上も前にこの光景を正確に予告した。 その日月神示という名の神の啓示は、1944年、日本が焦土と化す直前に一人の男に降ろされた。 日月神示は[3000世界の大選択][建て替え立て直し]という未曽有の大浄化が今まさに現実化していると語る。
大浄化とは腐りきった世の中を一度リセットし新しく作り直すことである
大浄化とは、腐りきった世の中を一度リセットすることである。 嘘と欲望にまみれた文明、支配と搾取の構造、人々の心から誠が失われた社会を洗い流す。 そして、新しい世を作り直すことが大浄化の意味である。
一厘の仕組みと呼ばれる神の最後の秘密が日月神示に示される
日月神示には、この大浄化を乗り越える鍵が示されており、それは一厘の仕組みと呼ばれる神の最後の秘密である。 9分九厘まで悪の仕組みで世の中は進み、支配する者たちがほぼ完全に勝利したかに見える瞬間まで事態は悪化し続ける。 しかし、残る一厘という最後のわずかな部分は誰も知らず、誰も支配できない。 その一厘の力で世界は一気にひっくり返ると日月神示は予言する。 夜明け前が最も暗いように、最も絶望的な瞬間の後に光が訪れる。
一厘の仕組みを発動させる鍵は人々の魂の覚醒である
一厘の仕組みを発動させる鍵は、あなたたち一人ひとりの覚醒にある。 覚醒とは、魂を磨き、神とつながり、本当の自分を取り戻すことである。 多くの人がそれを成し遂げた時、集合意識が変化し現実そのものが変わる。 一厘とは、目覚めた魂たちが作り出すわずかな、しかし決定的な光である。
日月神示の核心は一厘の仕組みという言葉であり繰り返し語られる
日月神示の核心は一厘の仕組みという言葉であり、この言葉は日月神示の中で何度も繰り返し語られる。 日月神示は[9分九厘まで悪の仕組み][残る一厘は誰も知らぬ所に仕掛けてある][一厘の仕組みとは真の神の国の点を入れることぞ]と示す。 世界は今、金融を支配する者たちや戦争を引き起こす者たちによる悪の仕組みで動いている。
支配する側は99.9%の仕組みを知り尽くし勝利は目前である
悪の仕組みを支配する者たちは9分九厘、つまり99.9%を知り尽くし実行している。 ヨーロッパ、アメリカ、そして日本でも、人々は気づかぬうちにその仕組みの中に組み込まれてきた。 支配する側から見れば、もう勝利は目前である。
最後の0.1%は支配する側には見えない神しか知らない秘密である
しかし、残る一厘だけは彼らには見えず、神しか知らない最後の秘密がある。 支配する側は99.9%まで支配できるが、最後の0.1%で全てがひっくり返ることを一厘の仕組みは示す。 その0.1%は、支配する者たちがどれほど力を尽くしても、決してコントロールできないものなのである。 それは、人間の意識、魂の領域であるからだ。
仕組みが発動する条件は99.9%まで悪の仕組みが完成したときである
一厘の仕組みが発動する条件は、悪の仕組みが99.9%まで完成されたときである。 中途半端な90%や95%ではだめで、完全に絶望的に見える瞬間にしかこの仕組みは発動しないと日月神示は告げる。 夜明け前が一番暗いように、新しい世が始まる前には最も苦しい試練が訪れる。 日月神示では、これを[岩戸開け]と呼んでおり、人類が越えなければならない最も険しい峠である。
人は本当に追い詰められない限り変わろうとしない
なぜそこまで追い詰められないと仕組みは発動しないかといえば、それは人間の意識の仕組みと深く関わるからである。 人は本当に追い詰められない限り変わろうとせず、まだ何とかなると思っている間は古いやり方にしがみつき続ける。 古い世界が完全に機能不全に陥り、誰の目にも明らかになる状態が99.9%である。
日月神示は国家の崩壊が目前に迫った1944年6月10日に降ろされた
日月神示は国家の崩壊が目前に迫った1944年6月10日に降ろされた。 日本が焦土と化す一年前の敗戦という国家の崩壊が目前に迫ったまさにそのタイミングであった。 千葉県成田市の麻賀多神社境内にある天日津久神社で、当時46歳の画家であり神道研究家であった岡本天明が突然神がかりの状態となった。
絶望の瞬間に神が動き日月神示が降ろされたことが一厘の仕組みの一部である
戦争の末期という時期に神示が下ろされたことこそが一厘の仕組みの一部である。 日本という国が物理的にも精神的にも完全に崩壊する寸前の、人々が絶望の淵に立たされた瞬間が神が動く時であった。 天明の右腕に激痛が走り、意思に反して手が勝手に動き始めた。
岡本天明は神懸かりの対象となり理解できない文字を書き続けた
岡本天明は審神者と呼ばれる霊的な存在を見極める技術の専門家であり、他人の神懸かりを判断する立場にあった。 天明の手は漢数字、ひらがな、わずかなカタカナを書き続け、彼自身も自分が何を書いているのかまったく理解できなかった。 後にこれが解読され、その内容の深さに多くの人々が震撼することになった。
日月神示は国常立之神の復活によってもたらされた
降りてきたのは国常立之神であり、日本神話において天地が開かれた時に現れた最初の神である。 しかし、この神には[艮の金神]という別の顔があり、鬼門に封印された祟り神として恐れられてきた存在であった。 国常立之神は長い沈黙を破り1944年に復活し、天明を通じて[3000世界の建て替え、立て直しを致すぞ][富士は晴れたり日本晴れ][この世始まって二度とない]と語った。
日月神示そのものが一厘の仕組みの現れである
これらの言葉は、人類史上かつてない大転換がこれから起きることを意味し、その鍵を一厘の仕組みが握っている。 日月神示は1961年まで17年間降り続けられ、全38巻にも及ぶ膨大な量となった。 特定の宗教組織に属していない自由な立場だった岡本天明という一人の人間を選んだのは、組織は弾圧されても個人に降ろされた神示は消すことができないためである。 日月神示そのものが一厘の仕組みの現れである。
一人の人間の魂に降り立った神の言葉は支配する側には消せない
支配する者たちは組織を潰すことはできても、一人の人間の魂に降り立った神の言葉までは消せない。 この神示を読んだ人の意識が変わり始め、一人また一人と真実に目覚める人が増えていく。 それがやがて集合意識を変え、世界そのものを変える力となる。 0. 1%の変化が全体を逆転させることこそが、一厘の仕組みの本質である。
国常立之神は日本国土そのものを象徴する根源的な神である
国常立之神は日本神話において天地が開かれた時に最初に現れた神である。 古事記では二番目、日本書紀では全ての神に先立つ神である。 [国常立]という名前の意味は国がとこしえに立ち続けることであり、日本という国土そのものを象徴する根源的な神である。 これほど重要な神であるにも関わらず、神話のなかでは登場してすぐに姿を消してしまい、天照大神や須佐之男命のような活躍の記述がほとんどない。
国常立之神は権力構造にとって脅威であったために封印された
大本という宗教団体の教えによれば、国常立之神はあまりにも厳格な統治を行ったため、ほかの神々に嫌われて追放されたと伝えられる。 鬼門の方角、艮の方角に封じ込められ、[艮の金神]として祟り神、恐ろしい神として恐れられてきた。 しかし、国常立之神が封印された本当の理由は、権力構造に関わるもっと深い真実であった。 国常立之神は、この国土そのものを象徴する神であり、日本という土地とそこに住む人々の集合意識そのものとつながる存在である。
権威を相対的なものにする存在ゆえに神は恐れられ封印された
権力を握る者達にとって最も恐れるべきは、別の権威の存在である。 国常立之神は国土そのものの神であり、人々の魂と直接つながる神である。 この神が力を持てば、天皇も政府もその権威は相対的なものになってしまう。 神話を書き換え記録から消し、恐ろしい祟り神として恐れさせ、人々の意識からこの神の本当の力を忘れさせた。 民間信仰の中に[艮の金神]として細々と伝えられ続けてきた神は、時が満ちたとき復活した。
出口ナオの神懸かりと艮の金神の復活
1892年2月3日、京都府綾部に住む初老の女性である出口ナオに突然神懸かりが起こった。 [艮の金神、世に出るぞよ][三、全世界一度に開く梅の花][艮の金神の世になりたぞよ]という啓示があった。 ナオは文字も満足に書けない無学な女性であったが、神懸かり後に17年間にわたって自動書記でお筆先を書き続けた。 これが大本神諭として残されている。
審神者の達人である出口王仁三郎がナオの背後霊を国常立之神と断定した
1898年、ナオのもとに神道の知識に長けた上田喜三郎、のちの出口王仁三郎が訪れた。 王仁三郎は審神者の達人であり、憑依している霊が高級神の前身なのか、低級霊や動物霊なのかを見極める神道の重要な技術を持つ。 王仁三郎はナオに憑依している存在を探し、それが国常立之神であると断定した。 封印されていた神が遂に復活した。
明治時代の混乱期に封印された神が復活した
明治時代は、江戸時代が終わり西洋文明が一気に流入し、価値観が激変した時代であった。 古い秩序が崩れ、新しい秩序が作られようとしていたその混乱の中で、人々の集合意識も大きく揺れ動いていた。 そのタイミングこそが、封印された神が復活する時であった。
大本は急速に拡大し国家を脅かす存在と見なされた
大本は急速に拡大し、大正から昭和初期にかけて信者数は700万人から800万人に達した。 当時の日本の人口を考えればこれは驚異的な数字であり、宮中関係者、軍の将校、知識人たちが次々と入信した。 大元の教えは単なる宗教ではなく、世界の建て替えという壮大な構想を提示していた。 これが日本政府を震撼させ、国家を脅かす存在だと見なされた。
大本は権力構造を否定する教えを説いたため激しい弾圧を受けた
1921年、第一次大本事件で出口王仁三郎らが不敬罪で逮捕され、1935年の第二次大本事件では徹底的な弾圧が行われ組織は解散させられた。 大本が説いていた[3000世界の建て替え]とは、既存の権力構造を否定するものであった。 天皇制を含む国家体制よりも、国常立之神という別の権威を上位とする教えであったため、権力を握る者達にとって許しがたいことであった。
組織が崩壊しても神の計画は止まらず岡本天明が選ばれた
弾圧によって大本の組織は崩壊したが、神の計画は止まらなかった。 出口ナオに降り立った国常立之神は、次の段階として岡本天明を選んだ。 天明は大本で霊的な訓練を積んだが、弾圧後に組織から離れていた。 特定の組織に属さない自由な立場の天明に1944年に神示が下された。
組織が潰されても個人に降ろされた神示は消せない
組織は潰されても、個人に降ろされた神示は消せないことが一厘の仕組みの一部であった。 今もなお、権力を握る者たちは、人々が真実に目覚めることを恐れている。 別の権威、別の価値観、別の世界観が広まることを何としても阻止しようとしている。 しかし、その支配は99.9%であり、残る0.1%の一厘の部分だけは、どうしても支配できない。 なぜなら、それは人間の魂、意識の領域であるからだ。
日月神示が予言する[3000世界の大洗濯]が現実となりつつある
日月神示が降ろされた最初の日、1944年6月10日に岡本天明の手が描いた最初の言葉は[富士は晴れたり日本晴れ、神の国のまことの神の力を表す世となれる]であった。 その後に続く言葉は未来への警告であり、[戦は今年中と言っているが、そんなちょこい事ではない]とされた。 日月神示は[世界中の洗濯、掃除せねばならぬものがなくなるまでは終わらぬ]と告げる。
今起きているのは魂そのものをめぐる壮大な戦いである
これから起きるのは単なる国と国の戦争ではなく、価値観と価値観、思想と思想、そして人間の魂そのものをめぐる壮大な戦いである。 この世界は今、[支配と搾取、嘘と欲望にまみれた道]と[誠と調和、魂の成長を大切にする道]の二つの道の分かれ目に立っている。 どちらの道を選ぶのかが一人一人に問われている。
外国は波動が下がり日本は波動が上がる可能性を秘めている
日月神示は[外国はお乳が下がる][日本はお乳がある]と告げる。 [お乳]とは波動エネルギーの高さを意味する。 外国、特に西洋文明を中心とした世界は、物質主義、拝金主義、支配の構造が行き詰まり崩壊していくため、波動が下がっていく。 一方、日本は、日本人一人一人が魂を磨き本来の精神性を取り戻した時に、波動が上がる可能性を秘めている。
日月神示の予言通りアメリカやヨーロッパは内側から腐り始めている
プレアデスから地球を観測すると、この予言が現実になり始めているのが見える。 かつて世界の基軸通貨であったドルが地位を失いつつあり、2023年には地方銀行が相次いで破綻し金融システムの脆弱性が露呈した。 中間層は消滅し、富める者と貧しい者の格差は極限まで広がり、インフラ老朽化などによりアメリカは内側から腐り始めている。 ヨーロッパもロシアとの対立によるエネルギー供給途絶で産業は停滞し、農民たちの抗議が起きるなど、かつての繁栄は幻のようだ。
日本も世界経済とつながり崩壊の波が必ず押し寄せる
日月神示が予言した[外国はお乳が下がる]がまさに現実となっている。 日本はまだ表面的には平穏を保っているが、それは時間の問題である。 世界経済はつながっており、アメリカやヨーロッパで起きている崩壊の波は必ず日本にも押し寄せる。
大峠は外部からの圧力や影響によって日本に試練が訪れる
日月神示は[日本も世界も大掃除が始まる][この世始まって二度とない苦労である]と告げる。 重要なのは、大峠は外から来るということである。 日本が自らの意思で崩壊するのではなく、外部からの圧力や影響によって試練が訪れるのである。 金融システムの崩壊、食料やエネルギーの供給の途絶、戦争の脅威などが日本を襲う可能性がある。
大峠の苦しみの度合いや被害の大きさは人々の意識次第で変えられる
これは絶望ではなく、試練であり、テストである。 日月神示には[会心すれば小難にできるぞ][維新次第で大難を小難に祀り変えることができる]と書かれている。 99. 9%まで進められることは避けられないかもしれないが、その苦しみの度合いや被害の大きさは人々の意識次第で変えられる。 多くの人が目覚め魂を磨き誠の道を歩み始めれば、大難は小難になる。 完全に崩壊するのではなく、立て直しが可能な範囲で収まる。
日月神示は人口が3分の1になるという警告を発する
日月神示は人類の数についても触れ、[人口は3分の1になる]という警告を発する。 このまま進めば、戦争、火、疫病によって多くの命が失われるため、今目覚めなければならない。 神は今、変わらなければならないと告げる。 この警告は、これから人類が選ぶ道によって決まる。 シンジは未来を固定したものとして示しているのではなく、このままいけばこうなると言う警告を発しているため、軌道修正は可能である。
臨界点がくれば集合意識全体が一気に変わる瞬間がくる
一人ひとり目覚め変わり始めれば、未来は変わる。 それが、一厘の仕組みが持つもう一つの意味である。 地球の集合意識に変化が起き始めており、真実に気付き始める人々が少しずつ増えている。 古いシステムに疑問を持ち、新しい生き方を模索する人々が表れている。 ある一定の人数が目覚めた時、集合意識全体が一気に変わる瞬間がくる。
目覚めた魂には周りの人々に真実と希望を示す役割が与えられる
日月神示を知り、この真実を知ることができる人は決して多くはない。 真実を知ることができたあなたは、魂が目覚めの準備ができている。 大峠が来ても、何が起きているのかその意味を理解しているため、冷静でいられる。 パニックになり恐怖に支配される人々の中で、あなたは光となる。 周りの人々に真実を伝え、希望を示すことができる。 それが、目覚めた魂に与えられた役割である。
日本人は世界の建て替えにおいて特別な役割を持っている
日月神示が日本語で降ろされ、日本人に向けて語られているのは、日本という国、日本人という民族が、世界の建て替えにおいて特別な役割を持っているからである。 日月神示は、日本を神の国と呼んでいる。 これは霊的な意味があり、日本は世界の雛形である。 日本で起きることは、やがて世界で起きる。 日本人が目覚めれば、世界の人々も目覚める。 その鍵を握る役割を日本人は持っている。
大峠を越えるための唯一の鍵は御霊磨きである
大峠を越えるための唯一の鍵は御霊磨きである。 御霊磨きとは、魂を磨くこと、つまり自分の心意識を浄化することである。 日月神示には[ミタマ掃除][ミタマ結構]と書かれており、魂を掃除し、浄化せよということである。 掃除する対象はエゴ、我、そして執着である。
エゴを手放せば支配する側は人間をコントロールできなくなる
例えば、誰かに嫌なことを言われたとき、怒りに任せて言い返すのがエゴに支配されている状態である。 深呼吸をして、なぜこの人はこんな事を云ったのだろうと冷静に考えることがエゴを手放した状態である。 自分の意見が否定されたとき、相手の言うことにも一理あるかもしれないと素直に耳を傾けることが御霊磨きである。 もっと欲しい、もっと上に生きたい、もっと認められたいという欲望が人々を分断し、争わせ支配を可能にしている。 支配する側は、恐怖を煽り、欲望を刺激し、人々を操るためにエゴを利用する。 しかし、エゴを手放した人間は、恐怖も欲望も動かす力を失うため、もはやコントロールできなくなる。
誠とは神とのつながりであり真実を語る生き方である
御霊磨きのもう一つの鍵は、誠である。 日月神示には[嘘で固めた世の中だから、まこと申せば通るのだ]と書かれている。 誠とは、神とのつながりであり、嘘偽りなく、本当の自分を生きることである。 真実を語り、誠の行動をとる生き方を誠という。 プレアデスから見ると、人々が嘘を真実だと信じ、真実を嘘だと攻撃する世の中になっている。
誠とは宇宙の法則であり世界を変える力となる
宇宙の根本の法則は誠である。 誠は、支配する側が最も恐れる力である。 彼らは人々を嘘で支配するが、誠を貫く人には手出しができない。 誠を貫く人が一人また一人と増えていくとき、集合意識の波動が変わり、世界を変える力となる。 それが、御霊磨きの本質である。
日本人が持つ特別な役割は世界の雛形としての役割である
日本人が持つ特別な役割とは、世界の雛形としての役割である。 日本で起きることは、やがて世界で起きる。 日本人が御霊磨きを行い、誠の心を取り戻したとき、それは世界中に影響を与える。 日本が光となれば、世界も光となる。 日本は世界の中心であり、人類の集合意識を動かす鍵を握っている。
大峠を乗り越えるための具体的な実践方法が存在する
大峠を乗り越えるための具体的な実践方法が日月神示に示されている。 それは、まず[五つの誠]を持つことである。
-
- 食の誠:感謝して食し、添加物や加工品を避けることである。
-
- 経済の誠:真面目に働き、他者を搾取しないことである。
-
- 言葉の誠:嘘を言わず、ネガティブな言葉を使わないことである。
-
- 霊の誠:神とのつながりを意識し、魂の成長を優先することである。
-
- 行いの誠:人を愛し、人に尽くし、周りを大切にすることである。
大峠を乗り越える秘策はアメツチカミサマヨロズオオミカミである
日月神示には、大峠を乗り越えるための秘策として、特定の言霊が示されている。 [アメツチカミサマヨロズオオミカミ]という言霊がそれである。 この言霊は、天地の神、八百万の神とのつながりを意味する。 この言霊を唱えることで、意識が浄化され、神とのつながりが深まる。
言霊を唱えることで意識の浄化と神とのつながりが深まる
言霊を唱えることは、単なるおまじないではない。 音には周波数があり、その周波数が意識に影響を与える。 [アメツチカミサマヨロズオオミカミ]という言霊は、日本の神々の名前を含んでおり、唱えることで神々の波動と共振する。 それが、御霊磨きを加速させる秘策である。
大峠は古いシステムから新しいシステムへの移行期である
大峠は、古いシステムから新しいシステムへの移行期である。 古いシステムは崩壊し、新しいシステムが立ち上がる。 この移行期を乗り越える鍵は、恐怖に支配されないことである。 恐怖は集合意識の波動を下げ、支配する側を利する。 真実を知り、誠の道を進むことで恐怖は消える。
誠の心で行動すれば神が最後の0.1%で動く
御霊磨きに励み、誠の心で行動する人が増えたとき、それが一厘の仕組みを発動させる。 人が誠を尽くしたとき、神が最後の0.1%で動き、世界は一気にひっくり返る。 新しい世界、弥勒の世とは、物質的な豊かさではなく、魂の成長と調和を基盤とした世界である。 愛と誠が満ち溢れる世界が弥勒の世である。
欲と我慢の本質は自然な感情をエゴにしないことである
[欲を持つな]という教えは、人間として生きるなという意味ではない。 日月神示には[無理はするな、我慢はせよ、欲は持て]と書かれている。 欲を持つことは悪ではなく、生きるために食べたい、安全に住みたいなどの自然な欲は必要である。 しかし、それが執着になり、他者を踏みにじり奪い合う欲望になった時、それはエゴとなる。 我慢とは、自分の欲望を無理に抑え込むことではなく、感情に流されず冷静に正しい道を選ぶことである。 怒りがわいてもすぐに爆発させず、恐怖が襲ってもパニックにならないことが我慢の本当の意味である。
御霊磨きは心の中の恨み妬み執着恐怖を手放すことである
無理はするなとは、自分を偽り良い人を演じる必要はなく、ありのままの自分を認め、その上で魂を磨けばいいということである。 具体的に魂を磨く方法は、日月神示が繰り返す掃除洗濯という言葉に示されている。 心の中にある恨み、妬み、執着、恐怖を一つずつ手放していくことである。 手放すには、まずその感情を認め、深呼吸をしてその感情を観察する。 感情に飲み込まれるのではなく、一歩引いて眺めることで感情は自然に薄れていく。 これが掃除洗濯の第一歩である。
エゴという濁りが透明になれば魂の光が輝き始める
掃除洗濯により空っぽになった心に神が入る。 ここでいう神とは、外にいる神ではなく、一人ひとりの中にある本当の自分、魂の本質である。 エゴという濁った水が魂という光を遮っており、その水を透明にすれば光は自然に輝き始める。 これが御霊磨きの本質である。
日本が世界の雛形であり日本人の覚醒が世界を変える
日本人に特に御霊磨きが求められるのは、日本という国が世界の雛形だからである。 日月神示には[日本は世界の雛形][日本で起きることはやがて世界で起きる]と書かれている。 日本人が目覚めれば世界の人々も目覚め、日本が崩壊すれば世界も崩壊する。 日本列島は世界の地図と重なって見え、地理的にもエネルギー的にも世界を映す鏡である。 日本人の集合意識が変われば、世界の集合意識も変わる。
戦後80年で日本は骨抜きにされ本来の精神性が失われた
プレアデスから地球を観測すると、日本列島が世界の地図と重なって見える。 戦後80年、日本は骨抜きにされ、教育は支配の道具となり、文化は奪われ精神性は失われた。 物質主義、拝金主義が蔓延し、本来の日本人の心は深く眠らされてしまった。 日月神示は1944年の時点で既にこのことを予言していた。
日本人が取り戻すべき心は自然とともに生きる心である
これもまた試練の一部であり、最も深い眠りから最も力強い目覚めが生まれる。 日本人が本来の精神性を取り戻した時、その能力は世界を変えるほどのものになる。 取り戻すべき心は、自然とともに生きる心、見えないものを敬う心、和を大切にする心、そして誠を貫く心である。
大峠を越えるためには食糧とエネルギーの自給自足が重要である
日月神示には、食糧とエネルギーの自給自足の重要性がもう一つ示されている。 外国に依存していては大峠は超えられず、大峠は外から来るため金融システムの崩壊や貿易の途絶が起きる。 その時、日本が自給自足していなければ飢餓と混乱に見舞われる。 地域ごとに小さな自立した経済圏を作り、それらがつながり日本全体が一つの自立したネットワークになることが現実的な準備である。
御霊磨きと自給自足は依存から自立への道としてつながる
御霊磨きと自給自足は、どちらも依存から自立への道としてつながっている。 外部に依存する社会は脆弱であり、外部に依存する心も脆弱である。 自分の足で立ち、自分の心で判断し、自分の手で未来をつくることが真の自立である。 日本の中で都会を離れ、田舎で自給自足を始め、地域通貨を作り助け合いの輪を広げる人々が少しずつ現れている。
日本が立て直されれば世界が立て直される
大峠が本格的に訪れた時、その自立の動きが芽吹き多くの人々を救うことになる。 日月神示は[日本が立て直されれば世界が立て直される]と告げる。 日本人が御霊を磨き、本来の精神性を取り戻し、自立した生き方を始めた時、世界に新しい文明のモデルが示される。 物質でなく精神を、支配でなく調和を、奪い合いでなく分かち合いを大切にする文明が弥勒の世への道である。
宇宙的な計画として地球は次元上昇の時を迎えている
今、世界で起きていることは単なる権力闘争ではなく、もっと大きな宇宙的な計画がその裏に存在している。 地球は今、数万年に一度の周期である次元上昇の時を迎えている。 地球のエネルギーが低い波動から高い波動へとシフトしようとしている。 この移行には、支配と搾取の構造、恐怖と欲望に基づく社会、分断と争いの意識といった古いものを手放す準備が必要である。
古いシステムを完全に崩壊させるため99.9%まで事態は進む
地球が高い波動へ移行するためには、低い波動エネルギーである古いシステムを一度完全に崩壊させる必要がある。 日月神示が語る大洗濯とは、汚れたものを洗い流し浄化し、新しい弥勒の世を迎えることである。 これは地球という惑星全体の進化のプロセスである。
集合意識の臨界点がくれば世界が一気に変わる
この進化は人類の集合意識によって大きく左右される。 真実に目覚める人々が少しずつ増えており、集合意識には臨界点というものがある。 研究によれば、全体の約10%が変われば集合意識全体が変わると言われている。 日本の人口の10%である1200万人、世界の人口の10%である8億人が目覚めれば世界は変わる。
一厘の仕組みは目覚めた人々の意識が全体をひっくり返す
日月神示が語る一厘の仕組みとは、まさにこの臨界点のことである。 99. 9%まで計画が進んでも残る0.1%、つまり目覚めた人々の意識が全体をひっくり返す。 これが神が仕掛けた最期の秘密である。 神が99.9%まで事態を進めるのは、人間の意識が本当に追い詰められない限り変わろうとしないからである。
試練はバツではなく魂の成長の機会である
- 9%に進んでも、多くの人々が目覚めれば大難は小難になる。 完全に崩壊するのではなく、立て直しが可能な範囲で収まることが今与えられている選択である。 この試練はバツではなく、魂を磨き意識を進化させるための宇宙からの贈り物である。 苦しい試練を通してこそ、人は本当の強さを得て魂は成長する。
苦しみは魂が成長しようとしている証である
今感じている不安、恐怖、怒りは、魂が成長しようとしている証である。 古い価値観が崩れ、新しい価値観が生まれようとしている過程は苦しいが、その先には想像を超えた世界が待っている。 プレアデスから見ると、地球の波動が少しずつ上がり始めており、物質的な豊かさだけでは満たされないことに人々が気づき始めている。 精神的な豊かさ、心の平和、魂の成長を求める人々が増えていることが集合意識の変化の兆候である。 この変化が一定の規模に達した時、一厘の仕組みが発動する。
恐怖に支配されず御霊を磨き自立した生き方を始める
私たち一人ひとりが今できることは、まず恐怖に支配されないことである。 ニュースを見てパニックになり絶望することは、支配する側が望むことである。 冷静に観察者として事実を見、自分の御霊を磨くことに集中する。 エゴを手放し魂を浄化し、本当の自分とつながることが今最も重要なことである。 そして、可能であれば自立した生き方を始めることである。 食料を自分で作る、地域で助け合うなど、依存を減らす小さな一歩が集合意識を変える力になる。
掃除洗濯ができた者が大峠を越え弥勒の世を迎える
あなたひとりの意識が変われば、あなたの周りのエネルギーが変わり、そのエネルギーが広がりやがて全体を変えていく。 これが一厘の仕組みの本質である。 日月神示は[掃除、洗濯できたらかつ]と告げており、御霊を磨いた者が大峠を越えられる。 大峠を越えた先には、争いのない調和の世界、物質ではなく精神が尊ばれる世界、全ての人が本当の豊かさを感じられる弥勒の世が待っている。
知識を実践に変えることが集合意識を変える第一歩である
知識だけでは何も変わらないため、知識を実践に変えた時、初めて人生が変わり始める。 政治も経済も人々の意識が作り出したものであり、集合意識が変われば現実も変わる。 そして、集合意識を変える第一歩は、あなた自身の意識を変えることである。
一人の意識が波動となり集合意識全体に影響を与える
量子物理学の観察者効果は、観察するものの意識が物質に影響を与える現象であり、意識はエネルギーで現実を作り出す能力を持つ。 一人の意識は波動となって広がり、他の人々の意識と共鳴し始める。 ある一定の数が集まった時、集合意識全体が変わる。 御霊を磨くことが重要であり、波動が上がれば周りの人々の波動も上がる。 波動の高い人の周りには光の輪が広がり、その光が少しずつ世界を照らしていく。
地球とつながる実践により意識と波動は安定する
御霊磨きの実践法として、今夜寝る前に一つだけ地球とつながる実践を試す。 コンクリートの上や建物の中で過ごし、自然から切り離されている状態では波動は上がらない。 地球そのものが巨大なエネルギー体であるため、地球とつながる必要がある。
足裏から地球の中心のエネルギーを取り込み意識を浄化する
寝る前に5分だけ時間をとり、裸足になって床や土の上に立ち、目を閉じて深呼吸を3回する。 足裏に意識を向け、足裏から木の根のようなものが地面にむかって地球の中心まで伸びていくことをイメージする。 地球の中心の赤く輝くエネルギーの核から、エネルギーが根を通って足裏から体の中に上がってくることをイメージする。 イメージすることで実際にエネルギーの流れが変わり、意識はエネルギーであるため効果がある。
裸足で地面に立つことは余分な電気を流す科学的な効果がある
裸足で地面に立つことは、体にたまった余分な電気が地面に流れていくという科学的な効果がある。 現代社会で電子機器に囲まれ体にたまった余分な電気は、不安やイライラの原因になることがあり、接地することで解消される。 不眠症や慢性的な痛みが改善されたという研究もあり、まず今夜5分だけ試すことで波動が安定し始める。 地球としっかり繋がっている人は安定し、どんな嵐が来ても揺るがないことが御霊磨きの第一歩である。
恐怖を手放す呼吸は自律神経を整え心を落ち着かせる
もう一つの実践法は、恐怖を手放す呼吸である。 大峠が近づき世界が混乱する時、恐怖に飲み込まれるか冷静でいられるかが大峠を越えられるかを決める。 呼吸は意識と体を繋ぐ橋であり、恐怖を感じている時は呼吸が浅く早くなる。 深くゆっくり呼吸をすることで、自律神経が整い心が落ち着くことは脳科学でも証明されている。
口から[はあ]と声を出しネガティブなエネルギーを体外に出す
静かな場所で座って目を閉じ、鼻からゆっくりとお腹に空気を入れるように深く息を吸う。 吐く時が重要であり、口から[はあ]と声を出して吐く。 この時、体の中にある恐怖、不安、怒り、悲しみなどが黒い煙のように体から出て行き、すぐに宇宙の光に溶けて消えていくところをイメージする。 声を出すことでエネルギーが物理的に体から出て行き、ネガティブなエネルギーが実際に外に出て行く。
シンプルな実践の積み重ねが魂を多層的に成長させる
この呼吸を5回から10回繰り返し、特にニュースを見て不安になった時や喧嘩して怒りが湧いた時に実践すると心が落ち着く。 地球とつながる実践と恐怖を手放す呼吸はシンプルであるがゆえに効果があり、複雑な儀式や高価な道具は必要ない。 毎日違う実践法を多面的にアプローチすることで、魂は多層的に成長する。 無理に続ける必要はないが、まず今夜5分だけ試し、体がどう感じるか観察することが重要である。
目覚めた魂は契約を思い出し光の輪が周りを照らす
この実践を始めた人の周りに光が灯り始め、その光は周りの人々を照らし始める。 あなたが変われば家族が変わり、家族が変われば地域が変わり、地域が変われば日本が変わり、日本が変われば世界が変わる。 目覚めるということは思い出すということである。 魂はこの時代にこの場所に生まれ目覚め光となるという契約をかわしており、この瞬間を魂は待っていた。
魂のレベルではすべてが繋がり連鎖により一厘の仕組みが発動する
目覚めた魂たちは目に見えない糸で結ばれており、一人が目覚めるとその波動が他の魂を揺さぶる。 楽器の弦が共鳴するように一人また一人と目覚めていく連鎖こそが、一厘の仕組みを発動させる鍵である。 魂のレベルではすべてが繋がっており、肉体を持つことでその繋がりを忘れてしまう。 分離の幻想にとらわれ孤独だと感じるが、目覚めるとその幻想が溶けてすべて繋がっていることを思い出す。 この思い出しが世界を変える力となる。
日本列島は地球のエネルギーの流れを安定させる装置である
日本という場所には特別な役割がある。 地球には目に見えないが確実に存在するエネルギーの流れがある。 古代の人々はこれを知っており、富士山、伊勢神宮、出雲大社、屋久島などの聖地はすべてこのエネルギーの流れの上や交差する場所に意図的に配置されている。 日本列島全体は、南北に伸びる巨大な龍のようにエネルギーを流す、一つの巨大なエネルギーの装置である。
日本のエネルギーが乱れると地球全体が乱れる
このエネルギーの流れが地球全体を安定させている。 日本のエネルギーが乱れれば地球全体が乱れ、逆に日本のエネルギーが整えば地球全体が整う。 日本はそれほどまでに重要な位置にある。
日本人が目覚めることは世界を変える鍵となる
戦後80年、日本人の精神性は意図的に失われてきた。 西洋の物質主義が持ち込まれ、拝金主義が蔓延し、精神性が軽視されてきたことは偶然ではない。 日本人が本来の精神性を取り戻せば地球全体のエネルギーが変わるため、それを恐れた者たちがいた。 日本人が目覚めることが世界を変える鍵となる。
物質的な豊かさが失われたとき精神的な豊かさを求める
大峠という試練を通して、日本人は本来の精神性を取り戻すだろう。 物質的な豊かさが失われたとき、人は初めて精神的な豊かさを求める。 外部に依存できなくなったとき、人は初めて内側の力に気づく。 この試練は痛みを伴うが、その痛みこそが目覚めのきっかけとなる。
弥勒の世では争いがなく精神的な豊かさが尊ばれる
大峠を越えた先には弥勒の世という新しい世界が待っている。 全ての人が自分と他者がつながっていることを知っているため、他者を傷つけることは自分を傷つけることだと魂のレベルで理解し、争いがない。 物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさが尊ばれる世界である。
弥勒の世は自立した小さなコミュニティが支え合う世界である
お金を多く持っている人ではなく、魂が輝いている人が尊敬される。 自然と調和し、地球とともに生きることが当たり前になる。 食べ物は地域でつくられ、エネルギーは自然から得られる。 巨大な企業も中央集権的な政府も必要なく、小さなコミュニティが自立し、つながり、支え合っている世界である。
日本が新しい生き方のモデルを示し世界に広がる
都会を離れ、田舎で自給自足を始める人や、お金ではなく物々交換や助け合いで生きる人々がすでにその兆しである。 古いシステムが崩壊した時、人々は新しい生き方を求め、その新しい生き方のモデルを日本が示すことになる。 日本で新しい文明が開き、それは縄文時代の精神性と現代の知恵を融合させた、まったく新しい形である。 支配でなく調和を、奪い合いではなく分かち合いを大切にするこの文明が、やがて世界に広がっていく。
光の点が線になりやがて地球全体を照らす
真実を知り御霊を磨き始めた人は、魂がその準備ができていたからこそここにたどり着いた。 一人では何もできないように見えても、その一人が集まれば世界は変わる。 光の点が線になり、やがて面になり、地球全体を照らす。 そのとき、弥勒の世が完全に現れる。
大峠は恐れるものではなく新しいものが生まれる産声である
大峠は古いものが壊れる音であり、新しいものが生まれる産声であるため、恐れるものではない。 その音を恐怖ではなく、期待を持って聞く必要がある。 魂はこの瞬間を待っており、この試練を超え新しい世界を見るために生まれてきた。
今夜実践することが魂の目覚めにつながる
プレアデスから見ていると、地球全体に光が増え始めているのが見え、その光の一つがあなたである。 まず今夜、地球と繋がってみる。 恐怖を手放す呼吸をする。 一歩ずつ光の道を歩んでいくことが弥勒の世へと続く道である。
目覚めると魂は契約を思い出し分離の幻想が溶ける
目覚めるということは、思い出すということである。 魂は、この時代にこの場所に生まれ目覚め光となるという契約をかわして地球に転生してきた。 今が地球史上最も重要な転換点であるため、多くの魂がこの時代を選んだ。 目覚めた魂たちは目に見えない糸で結ばれており、一人が目覚めるとその波動が他の魂を揺さぶり、この連鎖が一厘の仕組みを発動させる鍵となる。 魂のレベルではすべてが繋がっているが、肉体を持つと分離の幻想にとらわれ、目覚めるとその幻想が溶けすべて繋がっていることを思い出す。