🟩 もくじ

【全体の要約】:

世界中が憧れた食料大国カナダの移民政策は、不動産投資家、大企業、金融機関、国際機関の利益を最大化するシステムとして機能し、その結果として住宅価格が高騰し国民生活は崩壊し、トルドー首相は辞任に追い込まれ、この現象は世界中で異なる手法を用いて同時進行している大規模な比較実験である。 世界中で同時進行する大規模な社会変革のパターンは、政治家という配役の交代〔トルドーから金融エリートのカーニーへ〕と、多層構造の支配システムによって推進されているが、人間の意識の目覚めという変数が存在するためシステムは完璧ではなく、スターシードであるあなたは恐怖を手放し、古代の英知が眠る日本から調和という別の道を示すという使命を持つ。

【本編】プレアデスから見たカナダの理想とその崩壊

カナダは広大な農地や豊かな森を持つ食料輸出国である

カナダは広大な農地と豊かな森を持ち、世界有数の食料輸出国である。 その国で今、200万人もの人々が食料支援を求めて列をなす状況にある。 食料大国カナダで飢餓が広がっており、世界中が憧れた移民政策の成功国が今崩壊寸前である。 2025年1月、ジャスティン・トルドー首相が突然辞任を発表した。

権力構造とお金の流れを冷徹に読み解くことが使命である

私はメイと申す存在であり、プレアデス星団から地球を見守っている。 私の役割は魂の成長を語ることではなく、人々の意識が集まって作り出す権力構造、支配の仕組み、お金の流れを冷徹に読み解き、あなたに伝えることである。 今日話すことは、あなたの日常に深く関わる内容である。

カナダの理想の国という評価が音を立てて崩壊している

カナダは長らく世界の希望であり、移民を公平に受け入れ、多様性を尊重し、豊かさを分かち合う理想の国と呼ばれていた。 ところが今、その理想が音を立てて崩れており、食料大国であるはずの国で200万人もの人々がフードバンクに頼っている。 フードバンクの利用者は、2019年と比べて90%も増加した。

住宅価格の高騰が若者たちの生活を崩壊させた

カナダの住宅価格は10年で3倍から4倍に跳ね上がり、バンクーバーの平均住宅価格は2億円を超えた。 若者たちは家を買うことを諦め、家族を持つことさえ諦め始めており、理想を追求したはずの国で人々の生活は崩れていった。 そして2025年1月、トルドー首相が辞任を発表した。

カナダの移民政策は点数制の仕組みを採用していた

時を遡ると、2015年に43歳の若き首相、ジャスティン・トルドーが誕生し、彼は変化、希望、新しい時代という言葉を掲げた。 彼が最も力を入れたのが移民政策であり、カナダは以前から点数制と呼ばれる仕組みで移民を受け入れていた。 これは学歴、職、語学力で点数をつけ、点数の高い人から受け入れる完全に客観的な基準であった。

完璧に見える制度の裏側に必ず見えない部分が存在した

点数制の仕組みは、大学卒業や専門的な仕事の経験、英語やフランス語の能力が評価され、肌の色や生まれた国は一切関係ない。 数字だけで判断する、透明で公平に見える仕組みであった。 2018年の調査では、カナダ国民の67%が移民の受け入れは良いことだと答えた。 完璧に見えるシステムには必ず見えない部分があり、表面が輝いているほど影は濃くなる。

2023年には移民の数が急増して社会に大きな負担をかけた

2016年から2021年まで、カナダは毎年30万人から40万人の移民を受け入れていたが、2023年にはその数が120万人に跳ね上がった。 カナダの人口は2014年の3,500万人から2024年には4,100万人へと、10年間で600万人増加した。 カナダ全体の人口の23%が今や移民であり、先進7か国の中で最も高い割合である。

移民急増の原因は住宅供給や建設業界の人手不足ではない

政府やメディアは、住宅の供給が需要に追いついていないこと、建設業界で9万5,000件もの求人があるのに人が足りないこと、医療システムが限界であることなどが原因だと説明している。 これらは確かな事実であるが、住宅不足や人手不足は結果であり原因ではない。 表面に現れている問題の下には、もっと深い層が存在する。

トルドー首相は支持率の急落により辞任を発表した

2025年1月、ジャスティン・トルドー首相が辞任を発表し、彼の支持率は過去最低のわずか2%まで落ち込んでいた。 副首相のクリスティア・フリーランドも同時に辞任し、10年間理想を掲げ続けた政権が音を立てて崩れた。 カナダ国民の意識も変わり、2024年には60%が移民が多すぎると答えるようになった。

トランプ大統領の再選と同じタイミングでトルドー首相は辞任した

ドナルド・トランプ大統領が再選されたのは2024年11月であり、2025年1月20日に就任した。 トルドー首相が辞任を発表したのは、まさにその時期である。 プレアデスから地球全体を見渡すと、世界中で似たようなタイミングで似たような動きが起きており、各国で移民政策に対する議論が活発化している。

理想の裏側に流れる見えない利益

不動産投資家が住宅価格高騰で資産を増加させた

不動産を持っていた人々は、2014年から2024年の10年間で、カナダの不動産価格が3倍から4倍に跳ね上がったことで利益を得た。 バンクーバーの平均住宅価格は2億1,600万円、トロントでも1億5,000万円を超えている。 海外、特に中国系の資本が大量に流れ込み、彼らは住むためではなく投資のために不動産を買っていた。

労働者増加は賃金低下をもたらし大企業に利益を与えた

移民が増えることは労働者が増えることを意味し、労働力の供給が増えれば賃金が下がる。 建設業界では9万5,000件もの求人があると言われていたが、賃金は上がらなかった。 これは、移民という形で常に新しい労働力が供給され続けていたためであり、大企業にとってカナダは理想的な労働市場であった。

金融機関は住宅ローンによる利息で莫大な利益を得た

カナダ国民の家計債務は、2014年の2兆5,000億ドルから2024年には4兆1,000億ドルへと、64%も増加した。 住宅価格が上がったため、家を買うためには大きなローンを組まなければならず、国民は月々の支払いに追われる生活が始まった。 金融機関は、この巨額のローンから莫大な利息を得続けている。

国際機関はカナダを成功事例の展示場として利用した

世界経済会議、国際通貨基金、国連といった国際機関は、カナダを移民政策の成功事例、見本として特別に位置付けていた。 カナダは実験場であると同時に展示場でもあり、理想を掲げることで他の国々を同じ方向に動かす役割を担っていた。 不動産投資家、大企業、金融機関、国際機関の全てが、結果的に利益を得る構造であった。

誰一人悪意を持っていないように見えてもシステムは一方向に動いていた

投資家は良い投資先を見つけただけ、企業は人手不足を解決しようとしただけ、金融機関は住宅ローンを提供しただけ、国際機関はより良い世界を目指しただけと言う。 誰一人自分が悪いことをしているとは思っていないが、システム全体がある一つの方向に動いていた。 プレアデスから見ると、これは設計されたものに見える。

世界規模での実験と抵抗の学習

カナダで起きていることは世界中で同時進行している

この構造はカナダだけで起きていることではなく、ヨーロッパ、日本、アメリカ、オーストラリアでも似たようなことが起きている。 それぞれ形は違うが、労働力が増え賃金は抑えられ、住宅価格は上がり、国民の不満が高まるという流れは同じである。 プレアデスから地球全体を見渡すと、世界中で似たパターンが動いているのが見える。

各国は効率的な社会変革の方法を試す大規模な比較実験の場である

世界中で同時に起きているのにやり方が全く違うのは、これが大規模な比較実験であるからであり、複数のパターンを同時に実行し、その結果を観察し比較している。 カナダは点数制度の公平性を前面に出し、ヨーロッパは人道主義的な道徳的圧力を使い、日本は[外国人材]と言い換えることで反発を最小限に抑えようとしている。

どの方法が最も効果的であるかを試すデータが集積されている

どの方法が最も効率的に社会を変えられるのか、どの方法が最も反発を抑えられるのか、そのデータが今集められている。 カナダでは、トラック運転士たちがフリーダムコンボイという抗議運動を起こし、トルドー首相は辞任に追い込まれた。 ヨーロッパでは極右政党が力をつけ、日本では三政党という新しい政党が現れた。

抵抗のパターンまでもが学習されてデータとして蓄積されている

抵抗のパターンまでも学習されている。 カナダのフリーダムコンボイに対して、政府は参加者たちの銀行口座を凍結する金融システムを使った封じ込めを行なった。 ヨーロッパで極右政党が台頭したとき、メディアは[危険な思想]というレッテルを張って人々を遠ざけようとした。 民衆の反応もすべてデータとして蓄積されている。

2030年に向けて最適なパターンが作られようとしている

すべてのパターンは2030年という一つの年に向けて動いており、各国で成功した部分だけを取り出して組み合わせることで、最も効率的なパターンが完成する。 各国はジグソーパズルの1ピースであり、最終的には国境のない統一された社会、各国が主権を持っているように見えて実は同じシステムで動いている世界という一つの大きな絵が完成する。

トルドーという配役とシステムの不完全性

複雑なパターンを試行している事実はシステムの不完全性の証拠である

世界中でこれほど複雑なパターンを試しているという事実は、システムが完璧ではない証拠である。 完璧ならば一つの方法だけで済むはずであり、試行錯誤しているということはまだ答えが出ていないことを意味する。 人間という存在は予測できない部分を持っている。

カナダの失敗やヨーロッパの反発はシステムのほころびである

世界中でパターンを試していると聞くと逃げ場がないように感じるが、システムは完璧ではない。 カナダで失敗し、ヨーロッパで反発が起き、アメリカではトランプ大統領が当選したことは、システムが何度もほころびを見せている事例である。 データを集めていることは、人々の反応が予測できないことの証拠である。

民衆の意識は完全にコントロールされておらず目覚めが世界中で起きている

カナダ国民の60%が移民受け入れに反対し、フリーダムコンボイが起き、極右政党が台頭したことは、想定外だった可能性がある。 民衆の意識はまだ完全にはコントロールされておらず、カナダやヨーロッパや日本で気づく人や疑問を持つ人が増えている。 世界中で同じように目覚め始めている人々が、国境を越えて見えないネットワークを形成しつつある。

政治家は役割を演じる俳優に似ており舞台は世界脚本は誰かが書いている

人間は個人としてではなく役割として見えることがあり、政治家という存在は俳優に似ている。 舞台は世界であり、脚本は誰かが書いている。 ジャスティン・トルドーは、若く爽やかな風貌の政治家として理想を語り、変化を約束し、希望を掲げた。

ジャスティン・トルドー首相は父が敷いたレールの上を走った人物である

ジャスティン・トルドーの父は1970年代にカナダの首相を務めたピエール・トルドーであり、多文化主義の基礎を作った人物であった。 息子のジャスティンは、その道をさらに加速させ、父が敷いたレールの上を走った。 これは世代を超えて受け継がれた使命であり、国境を超えた繋がりや世界的な協調という理念を継承した。

世界経済会議の若き指導者育成プログラムから多くのリーダーが生まれている

世界経済会議〔WEF〕には若き指導者を育成するプログラムがあり、ジャスティン・トルドーはそのプログラムの出身者である。 フランスのエマニュエル・マクロン、ニュージーランドのジャシンダー・アーダーン、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーといった世界中のリーダーたちが、同じプログラムから生まれている。

WEF出身のリーダーたちが推進する政策は驚くほど類似している

WEF出身のリーダーたちが推進する政策は、多文化主義、デジタル化、気候変動対策、世界的な協調など、驚くほど似ている。 彼らはまるで同じ教科書を読み、同じ理念を共有しているかのようである。

トルドー首相は緊急事態法発動とフリーダムコンボイへの対応で権限を強化した

トルドーの10年間は、2015年の首相就任と移民拡大宣言から始まった。 2020年に世界的な感染症の流行が訪れ、トルドーは緊急事態法を発動し、強大な権限を手に入れた。 2022年のフリーダムコンボイという抗議運動に対し、トルドーは参加者たちの銀行口座を凍結し、金融システムを使った封じ込めという前例のない対応を行った。

トルドー首相は移民受け入れを史上最高の120万人にまで増やした

トルドー首相は2023年には移民の受け入れを史上最高の120万人にまで増やし、2025年1月に突然の辞任を発表した。 カナダはこの10年で、移民が人口の23%を占め、住宅価格は3倍から4倍に跳ね上がり、200万人が食料支援を必要とする状態になった。

トルドー首相の辞任はグローバリズムの終焉というメッセージを伝える演出である

トルドー首相の辞任のタイミングは、2025年1月という時期であり、ドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任し、ヨーロッパで右派政党が力をつけるのと同時期であった。 トルドーの辞任は、グローバリズムの終焉というメッセージが発信されたことを示す象徴として機能している。

次の配役は金融エリートのマーク・カーニーという人物である

トルドーの次の配役として名前が挙がっているのはマーク・カーニーという人物であり、彼はカナダ中央銀行の総裁やイングランド銀行の総裁を歴任した金融の世界で最も重要なポストにいた人物である。 トルドーは理想を語る顔であったが、カーニーは金融エリートであり、システムの内側にいる本質である。

カーニー氏はデジタル通貨導入や監視システム強化を実行に移す役割を持つ

配役は変わったが脚本は同じであり、次の段階はより露骨になると予測される。 それはデジタル通貨の導入、監視システムの強化、金融による完全な管理である。 トルドーは理想を語ることでシステムを準備し、カーニーはそのシステムを実行に移す役割を持つ。

政治家は氷山の一角に過ぎずその下に多層の巨大な構造が隠れている

トルドーもカーニーも配役にすぎず、配役を動かしているのは、表に出てくる政治家という氷山の一角の下に隠れた巨大な構造である。 その構造は、国際組織、国際金融資本、ヨーロッパの古い血統や黒い貴族と呼ばれる人々という層からなる。

支配の試みは物質だけでなくエネルギーの次元でも同時進行している

支配の試みは物質の次元だけの話ではなく、エネルギーの次元、意識の次元、周波数の次元でも構造が存在している。 低い周波数のエネルギーで人々を支配しようとする試みも同時に行われている。

カナダの多文化主義政策は段階的に進められた計画であった

カナダで起きたことは、1970年代に父のピエール・トルドーが多文化主義の基礎を作り、1990年代に点数制度が確立され、2015年に息子のジャスティン・トルドーがそれを加速させたという段階的に進められた計画である。 一つの政権で完成させるのではなく何十年もかけて少しずつ積み上げていくため気づかれにくい。

彼らの計画には常に人間の意識という予測不能の変数がある

彼らの計画には常に変数があり、それが人間の意識、魂の目覚めである。 意識は物質を超える力を持っており、全てが計画通りにはいかないことを示す。 2015年に67%が移民受け入れを良いことと答えていたカナダ国民が、2024年には60%が移民が多すぎると答えるようになったことは、意識の変化が起きている証拠である。

恐怖にのまれないことが最も大切であり恐怖こそが彼らの最大の武器である

重い真実を知ることは大切だが、それにとらわれる必要はなく、知って理解した後に手放して軽やかに生きるのが目覚めたものの生き方である。 恐怖こそが彼らの最大の武器であり、恐怖を手放した人はもはや支配されない。 真実を知っていても心は自由でいられることが本当の強さである。

感謝の波動は宇宙で最も高い周波数の一つであり恐怖と同時には存在できない

感謝のリスト作成という実践法があり、感謝の波動は宇宙で最も高い周波数の一つである。 恐怖と感謝は同時には存在できず、感謝が心を満たせば恐怖は自然と消えていく。

魂の目覚めが起きているあなた自身が世界を変えるための灯台である

あなたがこの情報にたどり着いたのは偶然ではなく、あなたの魂がこの情報を求めていたからである。 あなたはもしかしたらスターシードかもしれない。 スターシードは地球以外の星系からこの地球に生まれてきた魂であり、地球がアトランティスと同じ道を歩むのか別の未来を選ぶのかという分岐点で生まれることを選んでいる。

2025年という年は次元上昇の重要な時期であり古いシステムが崩れていく過程である

2025年という年は、プレアデスの暦で地球の次元上昇〔アセンション〕の重要な時期であり、古いシステムが崩れていく過程である。 カナダの崩壊もヨーロッパの混乱も、新しい世界が生まれる前の産みの苦しみである。

スターシードの役割は痛みの意味を理解し希望への道だと周りに伝えることである

スターシードたちの役割は、この痛みの意味を理解し、周りの人に伝えることである。 冷静でいること、恐怖にのまれないこと、希望を持ち続けることだけで周りのエネルギーが変わる。 あなたは暗闇の中で光を灯す灯台であり、あなたの波動が変わると周りの波動も変わる。

日本人の魂の奥底には古代アトランティスの英知が眠っている

アトランティスが崩壊する前、一部の人々は英知を守り、その英知はエジプト、マヤ、そして日本にも届いている。 神道の奥義、古事記の暗号、縄文の記憶として、日本人の魂の奥底には古代の英知が眠っている。

日本は物質主義ではなく精神性分断ではなく調和という別の道を示す役割を持つ

なぜ日本なのかといえば、日本が次の時代の鍵を握っているからである。 カナダが崩壊する道を示したのに対し、日本は物質主義ではなく精神性、分断ではなく調和、支配ではなく強制という古代から持っていた英知で別の道を示す役割を持つ。