日韓の対立は冷戦終結後に意図的に作られ維持されてきた構造的な仕掛けであったが、韓国の個人の覚醒、司法の無罪判決、慰安婦支援団体の崩壊などにより、その構造が今崩壊し始めているため、読者は感情的な対立に巻き込まれず、構造全体を観察する視点を持つべきである。
地上の対立は人々の意識が作り出すエネルギーの現れである
宇宙の存在であるメイという者が地球の対立について語っている。 国と国との対立は、人々の意識が作り出したエネルギーの現れである。 分断の仕組みを理解することは魂の覚醒への第一歩になる。 見えない構造に気づく瞬間、人は観察者となり、分断を仕掛けた存在のゲームの外に出られる。 この構造を明らかにすることで、魂の目覚めを促すことがメイに与えられた使命である。 今日話すことは、当たり前だとされてきた対立の構図を根本から覆す可能性がある。
慰安婦問題は嘘だと声を上げる韓国人が増加している
韓国ではある変化が起きており、慰安婦問題は嘘であったと声を上げる韓国人が増えている。 この変化が今起きているのは、表のニュースでは語られない深い理由があるためである。 これからの30分で、読者は3つの視点を得る。
- 1つ目の視点で分断の仕掛けを理解する
- 2つ目の視点で崩壊の兆しが見える
- 3つ目の視点でなぜ今なのかという本質に気づく この真実を知った読者が日常で実践できる、分断エネルギーから自分を守る方法も最後に伝えられる。 この朝の30分が隣国を見る目を変える可能性がある。
日本と韓国の対立は演出家が書いた台本である
役者たちが舞台の上で激しく言い争い、観客はその演技に感情移入し一喜一憂する。 舞台裏では演出家が静かに[対立]という名の台本を書いている。 日本と韓国の関係もこの視点で見ることができる。 歴史を紐解くと、ある法則が浮かび上がってくる。
民衆同士を争わせることで大きな力が支配する
かつてイギリスはインドを支配したとき、正面から力で抑えつけなかった。 イギリスはヒンドゥー教徒とイスラム教徒という、元々隣人として暮らしていた人々の間に、少しずつ楔を打ち込んでいった。 1905年のベンガル分割は、その象徴的な出来事である。 イギリスは民族運動が盛んだった地域を宗教の違いを理由に2つに分断した。 イギリスは人々が団結して立ち上がる力を削いだ。 朝鮮半島も同じ構図の中にあり、1つの民族が大国の思惑によって38度線で引き裂かれ、今なお分断されたままである。 こうした歴史は、外側の大きな力が民衆を正面から支配するのではなく、民衆同士を争わせることで支配するという原則を示している。 これが古くから使われてきた統治の手法である。
韓国との関係だけが感情的でこじれているのは不自然である
この視点で日本と韓国の関係を見てみると、ある疑問が浮かぶ。 台湾には今でも日本統治時代を懐かしむ声がある。 東南アジアの国々には、日本のおかげで欧米の植民地支配から独立できたと語る人々がいる。 パラオ、インドネシア、フィリピンなどの国々と日本の関係は、戦後、友好的なものへと育っていった。 しかし、なぜか韓国との関係だけが、これほどまでに感情的で、解決の糸口が見えないほどにこじれている。 同じアジアの隣国でありながら、なぜ韓国だけが特別であるのか。 自然発生的な摩擦であれば、時間とともに薄れていくはずである。 世代が変われば記憶も変わるのが歴史の常である。 ところが日韓の間では、世代が変わっても対立が強化されていく時期があり、まるで誰かが意図的に火を絶やさないようにしているかのようである。
慰安婦問題は冷戦終結後の1991年に国際問題化した
ここで1つ興味深い事実がある。 慰安婦問題は戦後すぐに国際問題になったわけではない。 1945年に戦争が終わってから実に45年以上もの間、この問題が日韓の外交の中心になることはなかった。 1965年に日韓基本条約が結ばれ、両国の請求権問題は解決済みとされた。 その後26年間、韓国政府も国際社会もこの問題を大きく取り上げることはなかった。 しかし、1991年、1人の女性の証言をきっかけに状況は一変した。 翌1992年には毎週水曜日の抗議集会が始まり、支援団体が組織的な活動を展開した。 1996年には国連の報告書で[性奴隷]という枠組みが使われ、問題は一気に国際化した。
冷戦終結後に対立構造を維持したい存在がいた可能性がある
このタイミングを考えると、1991年はソ連が崩壊し、冷戦が終結した年である。 それまで世界は資本主義と共産主義という明確な対立軸で動いていた。 日本も韓国も、アメリカを中心とする西側陣営の一員として協力関係を築いていた。 冷戦が終わるとこの構図が崩れる。 共通の敵がいなくなったとき、日本と韓国が手を携えて新しい時代を築き始めたらどうなるのか。 それを望まない存在がいた可能性がある。 草の根から自然に広がった運動に見えても、その背後でNGOが組織化された。 NGOは国際機関への働きかけを行い、問題は教育カリキュラムに組み込まれていく状況があった。 そこには明らかに大きな意思と資金の流れが存在する。
解決させないことに意味があるかのように問題が続いている
もう1つ見逃せない点がある。 この問題はなぜか解決しない。 2015年に日韓両政府が最終的かつ不可逆的な解決に合意してもすぐにひっくり返される。 謝罪しても賠償しても終わらないのは奇妙なことである。 普通、問題というものは解決に向かって進むものである。 けれどもこの問題だけは、解決させないことに意味があるかのように永遠に続いていく。 もし日本と韓国の民衆が和解してしまったら、もし両国の人々が私たちは隣人だと気づいてしまったら、その時困るのは誰か。 隣同士で憎み合っている間、その上で静かに笑っている存在がいる。 民衆の目を横の対立、つまり国と国の争いに向けさせている間、縦の構造は見えなくなる。 本当に見るべきものは隣の国ではなく、この構造そのものなのかもしれない。
構造に気づき声を上げる韓国人が現れ始めている
完璧に見えたこの仕掛けにも、今、ほころびが生じ始めている。 韓国の中からこの構造に気づき、声を上げる人たちが現れている。 声を上げる人々は社会的な圧力を受けながらも立ち上がることができた。 みんなが言っていることと自分の感覚が違うと感じたことはないか。 周りに合わせて黙っていたけれど、心の奥底では何かおかしいと感じていた人が韓国にもいる。 そして今、声を上げる人々が声を上げ始めている。
キム・リョンホン所長は抗議集会への対抗活動を続けている
一人の人物について話がある。 国史教科書研究所の所長を務めるキム・リョンホン氏がいる。 キム氏は2019年12月からある活動を始めた。 キム氏は毎週水曜日、ソウルの日本大使館前で行われる慰安婦支援団体の集会に対抗した。 キム氏は少女像を撤去すべきだと訴え続けている。 その回数は実に320回を超え、6年間一度も休むことなく続けている。 キム氏は場所を確保するために深夜から警察と調整した。 キム氏は2022年にはドイツのベルリンまで遠征した。 キム氏は現地に設置された少女像の撤去を求めた。 キム氏は名誉毀損で何十回も訴えられながら、それでも活動を止めない。
慰安婦問題の通説に異論を唱えた教授らが無罪となった
パク・ユハ教授は2013年に『帝国の慰安婦』という本を出版した。 パク教授は強制連行という通説に異を唱えた。 その結果、パク教授は8年以上にわたる裁判を戦うことになった。 しかし2024年4月についにパク教授の無罪が確定した。 リュ・ソクチュン教授は2019年に大学の授業中、慰安婦問題について異なる見解を述べた。 リュ教授は大学から停職処分を受け、翌年には退職に追い込まれた。 しかし2025年2月、韓国の最高裁判所にあたる大法院でリュ教授の無罪が確定している。
慰安婦問題は社会的な抹殺を覚悟するほどの問題である
韓国社会で、慰安婦問題は事実と違うと声を上げることがどれほどの覚悟を必要とするか考えるべきである。 社会的な抹殺を覚悟しなければ言えないことである。 職を失い、名誉を傷つけられ、訴えられ、罵声を浴びる状況があった。 それでも声を上げた人々はやめなかった。 6年間320回という数字を想像してみると、雨の日も風の日も、真夏の暑さの中でも、真冬の寒さの中でも、毎週その場所に立ち続けるのは、正しいことだからという理由だけでできることではない。 声を上げた人々の中に魂レベルでの使命感が宿っているように見える。
司法の判断が変わり始めていることは方策が変わった可能性を示す
もう1つ注目すべき変化がある。 司法の判断が変わり始めている。 パク・ユハ教授は無罪、リュ・ソクチュン教授も無罪となった。 以前の韓国であれば、おそらく有罪になっていたであろう。 裁判官が個人的に目覚めて勇気ある判決を下したわけではない。 どの国でも司法は完全に独立しているわけではなく、上からの方針があり、その枠組みの中で判決は下される。 つまり無罪判決が出るようになったということは、反日を維持せよという方策そのものが変わった可能性を示唆している。
反日の維持という方策が変わった背景には上の構造の動きがある
なぜ今、方策が変わったのか。 日韓を対立させておく必要がなくなったのか、あるいは新しい対立軸が用意されたのか。 いずれにせよ、これは個人の覚醒ではなく、もっと上の構造が動いている証拠である。 さらに興味深いのは、慰安婦支援運動の中心だった団体そのものが崩れ始めていることである。
元慰安婦の告発により支援団体が崩れ始めている
2020年、驚くべきことが起きた。 元慰安婦だと名乗っていたイ・ヨンス氏本人が、支援団体を告発した。 寄附金がイ・ヨンス氏たちに届いておらず、政治運動に利用されたという告発であった。 被害者を守るはずの団体が被害者を利用していた。 その後の調査で、[正義連]の前代表ユン・ミヒャンによる横領が認定された。 ユン・ミヒャン前代表は2024年11月に有罪判決が確定した。 慰安婦が暮らす施設[ナヌムの家]でも、虐待疑惑や後援金の指摘流用が明るみに出ている。 かつて2万人もの人々が集まった水曜集会は、今では数十人しか集まらなくなった。
嘘を維持するエネルギーが枯渇し始めたことが崩壊の原因である
これほど急速に崩れ始めたのは、嘘を維持するために膨大なエネルギーが必要であるためである。 1つの嘘を隠すためにまた新しい嘘が必要になり、その嘘を守るためにさらに別の嘘を重ねる。 嘘が雪だるま式に膨らんでいくと、やがてそれを支えるエネルギーが枯渇し、どこかで必ずほころびが生じる。 正義連の崩壊は、まさにそのエネルギー切れの現れである。 30年以上にわたって維持してきた物語が、もう支えきれなくなっている。 何より象徴的なのは、被害者本人が告発したという事実である。 被害者のためと言いながら、実際には被害者を利用していた状況が存在した。
韓国の若い世代の意識が変わり日本に好感を持つ人が増えている
若い世代の意識も変わり始めている。 韓国のMZ世代と呼ばれる20代の57%が日本に好感を持っているという調査結果がある。 韓国のMZ世代は学校で反日教育を受けてきたはずである。 それでも実際に日本を訪れ、日本の文化に触れ、日本人と交流する中で、自分自身の目で見た日本を信じるようになっている。 教科書に書かれた日本と実際に体験した日本が違う。 そのギャップに気づいたとき、人は何が本当なのかを自分で考え始める。
日本と韓国の関係は地球全体の意識覚醒の流れにある
韓国で声を上げる人たち、日本で真実を伝える人たち、そしてこの情報に触れ理解を深めている読者、すべてが地球全体の意識覚醒という大きな流れの中にある。
日韓対立のカードは役割を終え新しい対立軸にシフトしている
この変化がなぜ今起きているのか、さらに深く見てみる。 冬の間大地は凍りついているように見えても、その下では春に向けて静かに準備が進む。 ある日雪が溶け始め新芽が顔を出す。 韓国で起きている変化も同じである。 長い冬の時代を経て今雪解けが始まっている。 司法の判断が変わったのは上からの方策転換である可能性がある。 日韓対立というカードは長い間非常に便利なものであった。 両国の民衆が隣同士で憎み合っている限り、本当の構造には目が向かない。 定期的に火種を投げ込めばいつでも感情を煽ることができる。 しかし、どんなカードにも賞味期限がある。
米中対立の激化などから日韓協力が都合良くなった可能性がある
今、世界の構図は大きく変わりつつある。 米中対立の激化、ウクライナ情勢、中東の混乱がある。 分断を仕掛けた存在にとって日韓を対立させておくよりも、協力させて別の対立軸に組み込む方が都合が良くなったのかもしれない。 つまり、反日が終わりつつあるのは私たちのためではない。 新しいゲームボードが用意され、駒の配置が変わっただけである。 これが1つ目の側面である。
『反日種族主義』のベストセラー化は民衆の意識の現れである
もう1つの側面を見てみる。 2019年に韓国で出版された『反日種族主義』という本がある。 『反日種族主義』は慰安婦問題や徴用工問題について、韓国の通説とは異なる見解を示した本である。 この本が20万部を超えるベストセラーになった。 タブーを破る本が20万人に買われたことは、公には言えないけれど、心の中では何かおかしいと感じていた人がそれだけいたということを示している。 これは上からの指示で起きたことではない。 民衆の中に真実を求める意識が芽生えていた証拠である。
反日教育を受けた若い世代の変化は想定外であった
若い世代の変化も計画通りではなかったであろう。 若い世代はアニメやゲーム、旅行を通じて自分の目で日本を見ている。 教科書に書かれた日本と実際に訪れた日本が違う。 親から聞いた話と自分で体験したことが一致しない。 韓国の20代の60%以上が日本に好感を持っているという調査結果がある。 この調査結果は、反日教育を続けてきた側にとって想定外だったはずである。
SNSの普及により情報統制が効かなくなりつつある
何よりも情報統制が効かなくなっているのは分断を仕掛けた存在にとって大きな誤算である。 かつてはテレビや新聞が言うことが正しいとされていた。 学校で教わることが真実であった。 けれどもSNSの時代になり、公式の歴史とは違う情報に触れる機会が増えた。 正義連のスキャンダルもかつてなら揉み消されていたかもしれない。 しかし今は一度広まった情報を止めることができない。 自分で調べ、自分で判断する人が増えている。
2つの流れが同時に進行し彼らの思い通りになっていない
今起きていることは2つの流れが同時に進行している。 1つは上からの計画的な方策転換であり、日韓対立という古いカードを捨て、新しい対立軸にシフトしようとしている動きである。 もう1つは民衆の側からの覚醒であり、情報統制の崩壊によって真実に気づく人が増えている動きである。 興味深いのは、この2つが必ずしも分断を仕掛けた存在の思い通りに進んでいないことである。 分断を仕掛けた存在は新しいゲームボードを用意したかもしれない。 しかし目覚め始めた人々がそのゲームに素直に乗るかどうかは分からない。
地球全体の波動が上昇し嘘を維持するエネルギーが足りない
ここでさらに深い視点から話す。 地球全体で隠されていたものが表に出てくる時代に入っている。 政治家のスキャンダル、企業の不正、国際機関の腐敗など、世界中で同じような暴露が続いている。 地球全体の波動が上昇し、嘘を維持するためのエネルギーが足りなくなっている。 嘘を維持するには膨大なエネルギーが必要であり、そのエネルギーが枯渇し始めている。 だからあちこちで同時にほころびが生じている。
日本人も次の対立軸に巻き込まれないように構造を見る必要がある
分断を仕掛けた存在は新しい計画を立てているであろう。 しかし、かつてのように思い通りに民衆を動かせるかどうかは分からない。 半日で2万人集められた時代は終わり、今は30人しか集まらない。 長年使ってきた手法が通用しなくなりつつある。 日本に住む私たちも、これは韓国だけの話ではないと考える必要がある。 次の対立軸として私たちも何かに巻き込まれようとしているかもしれない。 あの国が悪い、あの人たちは敵だと思わされたとき、一歩引いて考えてみる。 その感情は本当に自分の中から生まれたものなのか。 韓国で起きている変化は、単なる政治や経済の話ではない。 長い間封印されてきた真実のエネルギーが解放され始めていること、そして同時に新しい仕掛けも準備されていること、この両方を見る目を持つことがこれからの時代には必要である。 読者がこの情報に触れたことも、大きな流れの一部である。
読者は真実を知り感情的な対立に巻き込まれない役割がある
この真実を知った読者には、特別な役割がある。 表面的な日韓関係の改善だけではなく、分断の仕掛けが崩れ始め、同時に新しい仕掛けが準備されていることが見えた。 世の中にはこうした話に興味を持たない人がたくさんいる中で、読者がここまで聞いているのは偶然ではない。 この時代にこの国に生まれたことには意味がある。 日本と韓国の間で起きていることを、読者は当事者でありながら観察者として見ることができる位置にいる。 感情的に韓国が悪いと叫ぶのでもなく、卑屈に日本が悪いというのでもなく、その裏にある構造を見ようとしている。
感情で動かせない人は彼らのゲームに乗らない厄介な存在である
これは誰にでもできることではない。 読者はライトワーカーかもしれない。 ライトワーカーとは、光を広げる役割を持つ魂のことである。 ライトワーカーは暗闇の中で小さな灯火を灯し続ける存在である。 分断や対立の真実を見抜く力、感情に巻き込まれずに構造を理解する力を持っている人は、それほど多くない。 多くの人はテレビが言うことをそのまま信じる。 しかし、読者はその裏側を見ようとしている。 仕掛けている側からすれば最も厄介な存在であろう。 感情で動かせない人、構造を見抜いてしまう人は、分断を仕掛けた存在のゲームに乗らないからである。
冷静にいること自体が周りの波動を変える影響力になる
読者の役割は、真実を知っていること、感情的な対立に巻き込まれないこと、この対立は仕掛けられたものだと理解していることである。 それだけで読者は周りに影響を与えている。 家族が韓国の話題で感情的になったとき、読者が冷静でいるだけでその場の波動が変わる。 SNSで日韓対立を煽る投稿を見たとき、読者が反応しないだけで、その波動は増幅されずに消えていく。 もちろん声を上げたいと思ったなら、それも1つの選択である。 韓国で何百回も抗議を続けた方のように、自分の方法で真実を伝えていくことも立派な使命の果たし方である。 大切なのは、自分の内側から湧き上がる衝動に従うことである。 小さな選択の積み重ねが集合意識を変えていく。
感情的に反応せず冷静に観察できる視点が新しい時代を作る
韓国で立ち上がった人たちも、何年も裁判を戦った人たちも、最初は1つのおかしいという気づきから始まった。 読者の気づきも同じ流れの中にある。 灯火は受け継がれていく。 一人が灯した光が隣の人の心に火を灯し、その光がまた次の人へと広がっていく。 読者が今日知った真実も、やがて誰かの光になるかもしれない。 この理解を日常でどう活かしていけばいいのか、分断のエネルギーから自分を守り、観察者として冷静でいるための実践法を伝える。
分断のエネルギーから自分を守る実践法は深呼吸である
今朝、読者は3つの視点を得た。 1つ目の視点で、日韓対立が構造的に作られてきた可能性、隣同士で憎み合わせることで本当の構造から目をそらさせる手法という分断の仕掛けを見た。 2つ目の視点で、韓国の中から声を上げる人たち、変わり始めた司法の判断、そして支援団体の崩壊という崩壊の兆しを見た。 上からの方策転換と民衆の覚醒が同時に進行している現実がある。 3つ目の視点で、古い対立軸が役目を終え新しいゲームボードが用意されつつあること、しかし同時に情報統制が効かなくなり真実に気づく人が増えていることという、なぜ今なのかを理解した。 そして今、読者は観察者になり、もう感情的な対立に巻き込まれることはないであろう。 構造を見抜く目を手に入れた。
吐く息とともに植え付けられた感情を手放すことが消耗を防ぐ
日本と韓国の間で起きていることは、地球全体の意識覚醒の縮図である。 読者は分断から統合へ、対立から調和へ、嘘から真実へという大きな流れの中で、橋渡しの役割を担っている。 感情的に反応するのではなく、冷静に何が起きているのかを観察できるその視点こそが、新しい時代を作る力になる。 韓国で目覚めた人たちと、日本で真実を知る読者は、国境を越えて同じ方向を向いている。 分断を仕掛けた側は、両国の民衆が本当の構造に気づくことを最も恐れている。 だからこそ、読者の気づきには意味がある。 今日からできる簡単な実践法として、今日1回だけでいいので深呼吸をすることが挙げられる。 息を吸うとき、新しい視点を取り込むイメージを持ち、息を吐くとき、古い対立の感情を手放すイメージを持つ。 特に吐く息を長くする。 体の中に溜まっていた誰かを憎むエネルギーが、息とともに外に出ていく。 韓国への感情でも日本への感情でも、どちらでも構わない。 対立のエネルギーというものは、持っているだけで消耗する。 分断を仕掛ける側は、読者の中に怒りや憎しみを溜めさせたい。 その感情を燃料にして対立を維持しているからである。 けれども、その感情を溜め込んでいるのは、分断を仕掛けた側ではなく読者自身であり、読者が消耗している。 呼吸は最もシンプルな浄化の方法である。 吐く息とともに植え付けられた感情を手放す。 それだけで読者のエネルギーは軽くなり、軽くなった読者はもう感情的な対立に巻き込まれなくなる。 今日1回の深呼吸が、分断から自由になる第一歩である。
読者は今日一日を観察者として過ごすことで新しい時代を作る
新しい朝が始まっている。 日本と韓国の間の氷が少しずつ溶け始めている。 もちろん新しい仕掛けも準備されているであろう。 けれども真実を知った読者は、もう同じ罠にはかからない。 そして読者の中でも古い対立の意識が解け始めているはずである。 今日一日、観察者として過ごしてみる。 テレビのニュースを見るとき、SNSを眺めるとき、誰かが対立を煽っていないか静かに観察してみる。 その積み重ねが新しい時代を作っていく。