不規則動詞で変化形が同じもの
- bet–bet–bet〔賭ける〕
- broadcast–broadcast–broadcast〔放送する〕
- burst–burst–burst〔破裂する〕
- cost–cost–cost〔費用がかかる〕
- cut–cut–cut〔切る〕
- fit–fit–fit〔合う〕
- hit–hit–hit〔打つ〕
- hurt–hurt–hurt〔傷つける〕
- let–let–let〔~させる〕
- put–put–put〔置く〕
- quit–quit–quit〔やめる〕※quitted形もある
- read–read–read〔読む〕※発音は/riːd/–/red/–/red/
- set–set–set〔置く・設定する〕
- shut–shut–shut〔閉める〕
- spread–spread–spread〔広がる・広げる〕
- split–split–split〔割る・分裂させる〕
助動詞の二重使用禁止を補完するために、法助動詞の[代用]として機能する表現
おっしゃる通り、英語の文法ルール〔助動詞の二重使用禁止〕を補完するために、法助動詞の[代用]として機能する表現は非常に重要ですね。 これらは[句動詞的助動詞〔Semi-auxiliaries〕]とも呼ばれ、未来・義務・能力などのニュアンスを保ちながら、時制の変化や助動詞との併用を可能にしてくれます。 主要なものを、対応する助動詞とセットで列挙します。
1. 未来・意図〔willの代用〕
- be going to ~
- 意味:〜するつもりだ、〜しそうだ
- 例:I will be able to go.〔行けるようになるだろう〕のように、willの後に置くことができます。
- be about to ~
- 意味:まさに〜しようとしている
2. 義務・必要〔must / shouldの代用〕
- have to ~ / has to ~
- 意味:〜しなければならない
- 例:I might have to stay late.〔残業しなければならないかもしれない〕
- be supposed to ~
- 意味:〜することになっている〔義務・予定〕
- be required to ~
- 意味:〜する必要がある、〜することを義務付けられている
3. 能力・可能〔canの代用〕
- be able to ~
- 意味:〜することができる
- 例:I haven’t been able to sleep lately.〔最近眠ることができていない〕※現在完了形との併用も可能。
4. 許可・可能性〔may / canの代用〕
- be allowed to ~
- 意味:〜することを許されている
- 例:You won’t be allowed to enter.〔入場は許可されないでしょう〕
- be permitted to ~
- 意味:〜することを許可されている〔よりフォーマル〕
5. 確信・推量〔must / mayの代用〕
- be sure to ~ / be certain to ~
- 意味:必ず〜する、〜するに違いない
- be likely to ~
- 意味:〜しそうだ、〜する可能性が高い
なぜこれらが必要なのか?
例えば、[〜できる〔can〕]と[〜しなければならない〔must〕]を同時に言いたい場合、must canとは言えません。
そこで、片方を熟語に置き換えてmust be able to とすることで、ルールを守りつつ複雑な意味を伝えることができます。
これらの表現を使った具体的な書き換えや、特定の助動詞との組み合わせ方について詳しく知りたいものはありますか?
英語の動詞・助動詞における[定]と[不定]の再定義
- 英語の動詞・助動詞の語形として、[時制・主語の人称・数に対応して形が決まる〔Finite〕]状態を【定】として再定義する。
- 英語の動詞・助動詞の語形として、[時制・主語の人称・数に依存しないかたちで語形が固定されている〔Non-Finite〕]状態を【不定】として再定義する。
- 以下に[見たままの形〔綴り〕]を基準にするという設計思想のもと、英語の本動詞〔助動詞ではない動詞〕の語形変化のすべて〔《1》~《5》〕を列挙する。
- なお、助動詞be、助動詞have、助動詞do、法助動詞の語形については、以下の語形変化を不完全にしか満たしていないので、別途、考える必要がある。
《1》原形〔Base Form〕:原形には、約6つの可能性がある〔細かな例外は無視〕
- 〔1〕【不定】不定詞として:原形不定詞、または、to不定詞として用いられる原形。
- 〔2〕【不定】法助動詞として:will、can、mustなどの後に続く原形。これは原形不定詞の1つである。
- 〔3〕【不定】助動詞doとして:疑問文・否定文・強調のdoの後に続く原形。これは原形不定詞の1つである。
- 〔4〕【不定】命令法として:主語を明示せず〔または2人称として固定し〕、語形変化を行わない原形〔例:Be quiet.〕。
- ※仮定法現在や命令法は、主語が何であっても、人称や数に応じた語形変化〔屈折〕を放棄した語形なので【不定】に分類した。
- 〔5〕【不定】仮定法現在として:提案・要求を表す動詞の後のthat節などで、人称に関わらず固定される原形〔例:It is necessary that he go.〕。
- ※仮定法現在や命令法は、主語が何であっても、人称や数に応じた語形変化〔屈折〕を放棄した語形なので【不定】に分類した。
- 〔6〕●【定】現在形〔Present Tense Form:非3人称単数〕として:現在時制かつ主語が[3人称単数以外]のときに、結果として原形と同じ形をとるもの。
- ※非3人称単数の現在形とは一致しない、特有の原形をもつのは、[本動詞be〔繋辞(けいじ:等号と同じ意味)または存在表現のbe動詞〕]と助動詞be〔進行形・受動態のbe動詞〕だけである。
- be to構文〔法助動詞相当〕のbeは、これを助動詞beであると断定できる決定的な証拠がないため、繋辞としてのbe、つまり、本動詞beであると考えることとする。
- そもそも、be・have・doを一括して第一助動詞に分類する根拠はNICEプロパティだけに注目した、偏った見方であり、第一助動詞〔be・have・do〕とされる中で唯一の真性助動詞は助動詞doだけである。
- 本動詞は必ず固有の意味を持ち、その意味に応じて、自身の前後に特定の品詞を[席番号〔特定の語順〕]として配置する権限を持つ。この席番号のパターンを整理・集約したものが[文型]である。
- 第一助動詞を構成するメンバーは[be・have・do]とされるけれども、助動詞be〔進行形・受動態〕・助動詞have〔完了形〕が、ともに文型をもっているとみなすことも可能である。
- 文型をもつものは助動詞ではなく本動詞という定義をすることによって、助動詞be〔進行形・受動態〕・助動詞have〔完了形〕を、助動詞と断定することが難しくなる。
- 結局、第一助動詞で本当に助動詞であるのは助動詞doだけである、と割り切ることもできる。
- 第一助動詞に分類されている、進行形・受動態をもたらすbeは、NICEプロパティに注目すると助動詞ともいえるけれども、本動詞であるbe動詞もまた、NICEプロパティをもつので、助動詞でも本動詞でも、通用する。
- そこから、進行形・受動態をもたらすbeが助動詞であると断定する証拠はない、といえる。
- 進行形・受動態をもたらすbeについては、これを助動詞として解釈してもいいし、本動詞として解釈してもいい〔●随意性〕。
- ちなみに、進行形の-ingについては、これを現在分詞と断定することはできない。
- 進行形の-ingについては、これを動名詞として解釈してもいい〔英語史からすると、こちらが正解らしい〕し、現在分詞として解釈してもいい〔●随意性〕。
- 完了形をもたらすhaveについては、これを助動詞として解釈してもいいし、所有を表す本動詞として解釈してもいい〔●随意性〕。
- 完了形をもたらすhaveは、所有を表す本動詞として[主語が、過去分詞の内容が表すような、そんな過去・履歴を所有している]と解釈すると、細かい意味〔完了・結果・経験・状態の継続〕を覚えなくて済む。
- [be動詞以外の本動詞]を一般動詞と、日本の英語教育ではよぶ。
- なお、この[【be動詞以外の本動詞】を一般動詞と定義する]となると、完了形をもたらすhaveについては、これを助動詞とするしかない。
- 結局、英語の仕組みは変化しているので、英文法というものは[どの角度から、どのような設計思想で整理するか]という美学の問題になる。
- そこから、英文法は、けっして[これだ]と断定できるような、固定的なものではない、といえる。
《2》-s形〔3単現形〕
- 〔1〕●【定】現在形〔Present Tense Form:3人称単数〕:現在時制かつ主語が[3人称単数]のときに、形態上の変化〔-s / -es〕を伴う語形。
《3》-ed形:規則動詞では-ed形という同一の語形が[過去形]と[過去分詞]とで使い回されており、前後関係から両者を見分ける必要がある。きわめてトリッキーな仕組みである。
- 〔1〕●【定】過去形〔Past Tense Form〕:規則動詞が過去時制を表すための-ed形。
- ※主語に関わらず形が決まる〔be動詞を除く〕けれども、時制に縛られているので【定】に分類した。
- 〔2〕【不定】過去分詞〔Past Participle〕:完了・受動・形容詞的用法:不規則動詞が過去分詞であるときの-ed形。
- ※[時制・主語の人称・数に依存しないかたちで語形が固定されている]ので【不定】に分類した。
- ※[助動詞be+過去分詞]が受動態を意味し[助動詞have+過去分詞]が完了形を意味する。
- ※[自動詞由来の過去分詞は完了形を含意することが多い][他動詞由来の過去分詞は受動態を含意することが多い]。
《4》-en形:不規則動詞は、特有の[過去分詞]の語形〔これを-en形と表記している〕をもつことが多い
- 〔1〕【不定】過去分詞〔Past Participle〕:完了・受動・形容詞的用法:不規則動詞が過去分詞であるときの-en形。
- ※[時制・主語の人称・数に依存しないかたちで語形が固定されている]ので【不定】に分類した。
- ※[助動詞be+過去分詞]が受動態を意味し[助動詞have+過去分詞]が完了形を意味する。
- ※[自動詞由来の過去分詞は完了形を含意することが多い][他動詞由来の過去分詞は受動態を含意することが多い]。
《5》-ing形〔現在分詞・動名詞 / Present Participle & Gerund〕
- 〔1〕【不定】動名詞〔Past Participle〕:名詞的機能を持ち、前置詞の目的語になることができる。
- ※[分詞構文]という文法用語は原語の段階から完全に誤りであり、正しくは[動名詞構文]である。
- ※それは[分詞構文]に分類される表現の中に[前置詞+-ing]が含まれていることで証明される。
- ※過去分詞から始まる[分詞構文]は、過去分詞の前にあるべき動名詞beingが省略されているだけである。
- ※[分詞構文]は副詞節を短縮した表現である、副詞句と等価の動名詞句でしかない。
- ※[分詞構文]はフランス語文法のジェロンディフを真似ている、あるいは、その影響を受けている、あるいは、それにインスパイアされている表現である。けっしてパクリではない。インスパイアされただけだ。
- ※[付帯状況のwithを使った表現]を除き、[分詞構文]を使わなければならぬ場面は、定型表現以外には、ほとんど存在しないのかもしれない。
- 前置詞withの目的語になっている-ing形は、明らかに動名詞である。これを[分詞構文]とよぶ悪い慣習は学習者を混乱させるので、改めるべきである。
- ※[分詞構文]など使わずに、従位接続詞+節〔副詞節〕で素直に表現すればよい。
- ※[分詞構文]は、意味が曖昧である、はた迷惑な表現であり、必然性のない場面で[分詞構文]を使う人は悪趣味である。
- 〔2〕【不定】現在分詞〔Past Participle〕:進行形の一部、形容詞的用法として用いられ、前置詞の目的語になれない。
- 前置詞の目的語になることができない-ing形を現在分詞といい、それは形容詞用法であることが大半であり、副詞用法であることは珍しい。
- [分詞構文]が動名詞構文であることを知っている以上、[分詞構文]を分詞の副詞用法と分類することはできない。
七大品詞
-
英文法は、概略、【1】動詞を[名詞・形容詞・副詞]へと品詞変換する過程〔従属節と準動詞〕と、【2】名詞を[形容詞・副詞]へと品詞変換する過程〔格〕とからなる。
- 品詞変換がなされた後、形容詞が[名詞類〔体言〕]を修飾し、副詞が[名詞類〔体言〕以外]を修飾することを通じて、文意が発生する。
-
現行の英文法では、品詞と機能〔S・V・O・C・M〕とを分けているけれども、これが英文法を理解しづらくしている根本原因である。
- パーシング〔parsing〕、つまり、文構造の解析と称するものは、[名詞・名詞句・名詞節・形容詞・形容詞句・形容詞節・副詞・副詞句・副詞節]それぞれの範囲を認知する行為である。
- つまりパーシング〔parsing〕とは、[一続きの品詞]と見なすことができる[単語・句・節]の[切りどころ][切れ目]を判定する行為である。
- パーシング〔parsing〕を行なうには、語彙力を背景として、部分的な文意がある程度わからないと無理であり、文法や型が万能だと思ってはいけない。
- 本当の真実をいえば、語彙力を背景として、部分的な文意がある程度わからないと、[名詞・名詞句・名詞節・形容詞・形容詞句・形容詞節・副詞・副詞句・副詞節]それぞれの範囲を認知する行為は成立しない。
- 伊藤和夫先生・薬袋善郎先生など、駿台構文主義を推進してきた講師方は、文法や型が万能であるかのような極論を述べて、生徒を騙してきた側面があった。これは、私からみれば、罪深いことであるように思う。
- したがって、薬袋善郎先生のFoRのメソッドを取り入れるにしても、[このメソッドはあくまでも大学入試の和訳問題のための方便である]ということを肝に銘じて リーディング教本 薬袋善郎
- したがって、 黄色
1つの品詞がどこまで続くか parsing
-
主語〔S|Subject〕:主格〔Nominative〕:動作・状態の主〔ぬし〕である[誰が][何が]を表す[名詞類〔体言〕]が主語である。
- 例:Tom plays the guitar.〔トムがギターを弾く〕
-
述語動詞〔V|Predicate Verb〕:主語・間接目的語・直接目的語などからの副詞的修飾が集中するターミナルが、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕である。
- 文とは、概略、述語動詞の意味の核心をなす本動詞を、主語・間接目的語・直接目的語などが副詞的に修飾する過程をいう。
- 文意とは、動詞の意味を副詞的修飾によって狭める〔限定する〕ことによって発生する、[狭められた意味]である。
- 例:Tom plays the guitar. 間接目的語〔O|Indirect Object〕:与格〔Dative〕
-
説明:動作の[受け手]や[恩恵を受ける対象]を示します。 直接目的語の前に置かれることが多いです。
- 例:He gave me a book.〔彼は私に本をくれた〕 直接目的語〔O|Direct Object〕
-
説明:動作の対象を示す語で、[何を][誰を]にあたります。
- 例:He gave me a book. 主格補語〔C|Subjective Complement〕
-
正しい綴り:“Subjective Complement”
-
説明:主語の性質・状態を説明する要素で、be動詞や連結動詞の後に置かれます。
- 例:She is a teacher. 目的格補語〔C|Objective Complement〕
-
正しい綴り:“Objective Complement”
-
説明:目的語の性質・状態を説明する要素です。 目的語の後に置かれます。
- 例:They painted the door red. 修飾語〔M|Modifier〕
-
正しい綴り:“Modifier”
-
説明:名詞や動詞などを詳しく説明・限定する語。 形容詞や副詞が典型例です。
-
例:a beautiful flower〔美しい花〕 この一覧を文法解説資料などにまとめやすい形に整えましょうか?〔たとえば表形式や2言語対訳表など〕
-
文意の概略は、格を帯びた[名詞類〔体言〕以外]が副詞化され、主語や間接目的語や直接目的語として、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾することを通じて発生する。
-
品詞変換と修飾
-
英語はドイツ語やオランダ語と親戚であるゲルマン語のグループに入っているので、主格・属格・与格・対格という格・格変化というものが、文意の決定において重要な意味をもつ。
-
-
英文法は、品詞とその修飾・叙述の関係によって、すべて説明することができる。
-
英文法において、機能〔S・V・O・C・M〕は必須とまではいえない概念である。
-
S〔主語〕の実体は[名詞類〔体言〕]で、あり、[名詞類〔体言〕]が主格という格を帯びて副詞化されているのがSである。
-
O〔主語〕の実体は[名詞類〔体言〕]で、あり、[名詞類〔体言〕]が目的格という格を帯びて副詞化されているのがOである。
- 目的格は、間接目的格〔=与格〕と直接目的格〔=対格〕とに分けることができる。
- 英語では、語形が同じだからという理由で、目的格あるいは目的語とだけ説明しているけれども、これが英文法を理解しづらくする原因の1つである。
- 授与動詞とあだ名される[SVOO文型をとる動詞]が、間接目的格〔=与格〕の[名詞類〔体言〕]をとるので、間接目的格〔=与格〕と直接目的格〔=対格〕は、語形は同じでも、それらを峻別する必要がある。
- 英語はドイツ語やオランダ語と親戚であるゲルマン語のグループに入っているので、主格・属格・与格・対格という格・格変化というものが、文意の決定において重要な意味をもつ。
-
SやOというのは、[名詞類〔体言〕]が格〔case〕を帯びていることを意味するだけであり、これらは[名詞類〔体言〕]が格を帯びた結果、副詞化されて、副詞相当語句として、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾する。
- 文意の概略は、主格や間接目的格〔与格〕や直接目的格〔〕を帯びた[名詞類〔体言〕]と、目的格
- 主格・与格・対格・時格・所格・様格・因格という、名前の付いた格は、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾するための格である。
分岐詞〔Brancher:おもに言語的分配則をもたらす品詞〕
- ●(1)等位接続詞〔and・or・nor・but・yet・for・so〕
格詞〔Casal:名詞類〔体言〕に格を帯びさせる品詞〕
- ●(2)従位接続詞〔ただし副詞節を導く従位接続詞に限る〕:従位接続詞は、名詞節に格を帯びさせることを通じて、この名詞節を副詞化する作用をもつ。名詞節のための前置詞を従位接続詞とよぶ。
- 従位接続詞を接続詞に含めたのは、英文法策定者の見識不足であり、私が思うに、これは重大な誤謬である。英文法をわけのわからぬものにしているのが、この手の先達がもたらした置き土産である。
- 従位接続詞のうち[副詞節を導く従位接続詞]以外のものは三つしかなく、それらは[whether・if・that〔頭文字をとってwitと覚える〕]の三つである。
- つまり従位接続詞とよばれる[名詞節のための前置詞]は、[whether・if・that〔頭文字をとってwitと覚える〕]の三つを除けば、すべて副詞節を導く品詞である。
- 従位接続詞に後続する節は名詞節であり、この名詞節に格を帯びさせる[名詞節のための前置詞]が従位接続詞であり、[従位接続詞+名詞節]が副詞節になるのは、名詞節が格を帯びたからにほかならない。
- [従位接続詞+名詞節]が副詞節になるのは、[前置詞+名詞(句)]が副詞句になるのと、完全にパラレルな現象である。
- なお[前置詞+名詞(句)]は、副詞句だけではなく、形容詞句にもなる。
- つまり[前置詞+名詞(句)]は、副詞句または形容詞句になる。
- [従位接続詞+名詞節]は副詞節になることはあっても、[従位接続詞+名詞節]が形容詞節になることは絶対にない。
- 関係詞〔関係代名詞・関係副詞〕は、[関係詞+節=形容詞節]という形式を使う。形容詞節をもたらすのは、関係詞〔関係代名詞・関係副詞〕だけである。
名詞節が発生するのは、以下だけか? [先行詞を含んだ/省略した関係詞節] [従位接続詞that、if、whetherが導く節] [間接疑問文] [複合関係詞が導く節]
- ●(3)前置詞:前置詞は、名詞(句)に格を帯びさせることを通じて、この名詞(句)を形容詞化・副詞化する作用をもつ。
- ※ここでは、名詞(句)の中に、代名詞が含まれている。
- ※英語において格〔Case〕を表す方法は、【1】語順〔文型=動詞型〕、【2】格詞〔従位接続詞・前置詞〕、【3】語形〔人称代名詞を中心とする格変化〕の三つしかない。
- 薬袋善郎先生のFoRでは、名詞の役割について、〈1〉主語〔S〕・〈2〉動詞の目的語〔O〕・〈3〉前置詞の目的語・〈4〉補語〔C〕と整理している。
- 〈1〉主語〔S〕・〈2〉動詞の目的語〔O〕・〈3〉前置詞の目的語の3要素は、【1】語順〔文型=動詞型〕、【2】格詞〔従位接続詞・前置詞〕で説明できる。
- 〈4〉補語〔C〕の1要素は、SVC文型において、主語〔S〕と(主格)補語〔C〕とが[性・数・格の3点で一致する]ことを知っていれば、(主格)補語〔C〕が主格であることは自明であり、これは【1】語順〔文型=動詞型〕で説明できる。
- ということは、FoRよりもさらに原理原則にまで遡って、英語において格〔Case〕を表す方法は、【1】語順〔文型=動詞型〕、【2】格詞〔従位接続詞・前置詞〕、【3】語形〔人称代名詞を中心とする格変化〕の三つしかない、という点に立ち返れば、むやみな暗記に走る必要もなくなる。
- 結局、こういうことなんだよ。英文中に、ただの(代)名詞・名詞句・名詞節というものは、1つも存在しないんだね。
- 英文中の(代)名詞・名詞句・名詞節は、必ず{1}格を帯びるか、{2}同格〔言い換え〕か、{3}名詞の形容詞用法〔gas stationのgasなど〕か、{4}副詞的目的格〔last Saturdayなど名詞・名詞句の副詞用法〕か、{5}呼格〔呼びかけ〕か、などに限定される。
- {4}副詞的目的格〔last Saturdayなど名詞・名詞句の副詞用法〕、{5}呼格〔呼びかけ〕にかんしては、{1}格を帯びる、の亜種であるともいえる。
- ってことは、英文中の名詞は、{1}格を帯びるか、{2}同格〔言い換え〕か、{3}名詞の形容詞用法〔gas stationのgasなど〕か、という三者択一に集約されるのだということになる。
- ※なお、同格〔apposition〕の[格]は、格〔case〕とは無関係である。同格という用語は誤解を生みやすい、センスのない用語である。appositionの意味は[換言]である。
- 英語はドイツ語やオランダ語と親戚であるゲルマン語のグループに入っているので、主格・属格・与格・対格という格・格変化というものが、文意の決定において重要な意味をもつ。
- つまり英文法は、格を理解することが大きな鍵になっているのである。しかし現行の英文法書は、そのあたりにまったく言及されていない。
主要部材
- ●(4)動詞:動作・状態を意味する、主語・間接目的語・直接目的語などからの修飾作用が集まる拠点であり、文意の出口となっているものが動詞である。
- 【補語と補語をとる動詞〔be動詞とその仲間〕】:
- 補語をとる動詞の代表格はbe動詞という[等号と同じ価値をもつ動詞]であり、[等号と同じ価値をもつ動詞]を一般に繋辞〔copula〕と称する。
- SVC文型をとる動詞はbe動詞に置換しても、文法的に整合し、かつ、大まかな文意は変わらない。つまりSVC文型をとる動詞は、潜在的に[繋辞としてのbe動詞の意味]を含有している、といえる。
- SVOC文型のOCは、SVCに書き換えることができる場合が多く、このときのVはbe動詞であることが多い。つまりSVOC文型のOCには、SVC文型が潜在していることが多い。
- SVOC文型のOCは、従属節的な表現と見なすこともできる。
- 補語〔Complement〕は[belong(s) to+名詞]の名詞である。これが補語の1つの側面である。
- 補語〔Complement〕は[have[has] the property of being + 形容詞]あるいは[possess(es) the quality of + 形容詞]の形容詞である。これが補語の1つの側面である。
- 補語があるところにはSVC文型があるとみなしてよく、このSVCの根底には、[SはCの要素である]という集合と要素の意味が含まれていることが多い。
- SVC文型において、Cは[その集合が満たしている条件]を表し、Sは[その条件を満たす要素]を表し、Vは[集合に属する]という状態を表すことが多い。
- 【補語と補語をとる動詞〔be動詞とその仲間〕】:
- ●(5)名詞:格という性質を帯びることを通じて、副詞化される、または、形容詞化される品詞が名詞である。
- 主格・与格・対格・時格・所格・様格・因格という、名前の付いた格は、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾するための格である。
- 主格:who・which・whatに対応。
- 与格:who・which・whatに対応。
- 対格:who・which・whatに対応。
- 時格:whenに対応。
- 所格:whereに対応。
- 様格:howに対応。
- 因格:whyに対応。
- 属格〔英文法でいう所有格〕は、名詞を形容詞化する格である。
- ※ここでは、名詞(句)の中に、代名詞が含まれている。
- ※ここでは、名詞(句)の中に、動名詞(句)、不定詞(句)、過去分詞(句)が含まれている。
- ※過去分詞(句)が名詞(句)の中に含まれるケースは、完了形の表現であり、[have[has, had] + 過去分詞(句)]の[過去分詞(句)]が[経歴〔history〕]を表し、完了形は、[そのような経歴〔過去〕がある]という原義をもつ。
- ※格を帯びる主体は、名詞(句)・名詞節であり、ほかには存在しない。
- 主格を帯びた名詞を主語という。
- 与格を帯びた名詞を間接目的語という。間接目的語は副詞化された名詞として、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾する。
- 対格を帯びた名詞を直接目的語という。直接目的語は副詞化された名詞として、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾する。
- 主格・与格・対格・時格・所格・様格・因格という、名前の付いた格は、述語動詞の意味の核心をなす本動詞〔助動詞ではない普通の動詞〕を副詞的に修飾するための格である。
- ●(6)形容詞:少なくとも、限定用法〔修飾語になる用法〕または叙述用法〔補語になる用法〕の1つをもち、名詞を修飾・叙述する品詞が形容詞である。冠詞を含む限定詞〔determiner:冠詞類〕は限定用法〔修飾語〕の形容詞と見なしてよい。
- ●(7)副詞:(代)名詞、動名詞(句)、不定詞(句)、過去分詞(句)を含む[名詞(句)・名詞節]を[名詞類〔体言〕]とよぶことにする。[名詞類〔体言〕以外]を修飾する品詞が副詞である。
動詞
【1】動詞を[名詞・形容詞・副詞]へと品詞変換する過程|その1|従属節〔Subordinate Clause / Dependent Clause〕
名詞節
形容詞節
副詞節
【1】動詞を[名詞・形容詞・副詞]へと品詞変換する過程|その2|準動詞〔Verbal / Non-finite Verb〕
【2】名詞を[形容詞・副詞]へと品詞変換する過程|格〔Case〕
品詞を教える
- 【代名詞も名詞のうち】:代名詞は、先行詞をもつことができる、名詞の亜種にすぎない、つまり、代名詞も名詞のうちである。
- 【名詞は格を帯びる】:文中の名詞は、何らかの格を帯びている。いいかえれば、文中の名詞は、副詞化または形容詞化されている。例外は呼格や間投詞としての名詞、あるいは、形容詞用法の名詞〔gas stationなど〕。
- 【本動詞があるから助動詞がある】:助動詞は原則として本動詞〔助動詞ではない、文型をとることができる動詞〕とともに存在する。単独の助動詞は、何らかの本動詞を省略している、または、本動詞を含意している。
- 【節=本動詞を中心核とするユニット】:1つの節には、本動詞を1つ以上もつ、助動詞+動詞のかたまりがある。助動詞+動詞のかたまりには、助動詞・動詞をどういう順番で配列するかが、ルールで決められている。
- 【本動詞としてのbe動詞は特殊】:本動詞のうち、助動詞doによって疑問文・否定文を作らないのは、本動詞としてのbe動詞だけである。
- 【一般動詞】:本動詞のうち、助動詞doによって疑問文・否定文を作るのは、本動詞としてのbe動詞以外の全部の動詞〔=一般動詞〕である。
- 【一般動詞】:一般動詞は、助動詞doによって疑問文・否定文を作る動詞〔むろん本動詞〕の総称である。
- 【助動詞doの潜在】:文中にある一般動詞は、助動詞doを潜在的にともなっていると考えてよい。
- つまり疑問文・否定文を作るときにだけ助動詞doが登場するのだとは考えずに、一般動詞はふところに助動詞doをいつも隠し持っていると考えるのがよい。
- 【文型】:本動詞はそれが発する意味に応じて、特定の品詞を、決められた語順で自分の周囲に配置する。これを文型、または、動詞型〔どうしがた〕という。
- 動詞が意味をもつと、その意味が[動詞の周囲に、どのような順番で特定の品詞を配置するか]を規定する。これを文型〔=動詞型:どうしがた〕という。
- 1つの動詞は、いくつかの意味をもつことが多い。動詞の意味が変われば、その意味に応じて、動詞が要求する品詞の配置〔文型=動詞型〕も変化する。
- 文型は動詞がもつ意味に依拠するので、意味から語法が規定されているといえる。個別の語法を集計した結果として知ることができる全体の傾向を、文法という。
- [それが文型をもてば助動詞ではなく本動詞である]という定義ならば、助動詞be〔進行形・受動態〕や助動詞have〔完了形〕は、本動詞とも、助動詞てともいえる、中間的な存在だといえる。
- 【助動詞】:助動詞はNICEプロパティを満たす。助動詞には、第一助動詞〔be・have・do〕と法助動詞とがある。
- [可能や許可などを表す表現][意志や未来などを表す表現][婉曲表現・丁寧表現]などを表すものが法助動詞である。法助動詞の過去形には仮定法が憑依している。
- 文法上、法助動詞を2つ続けることができないため、法助動詞と本動詞との中間的要素である、法助動詞と意味が似ている英熟語〔be going to、have toなど〕がある。
- 【形容詞】:名詞を限定または叙述する主体が形容詞である。
- 【副詞】:名詞<以外>を限定する主体が副詞である。
- 【等位接続詞】:
- 【前置詞・従位接続詞】:単語や句である名詞に格を与え、結果として、副詞化または形容詞化するのが
- 【等位接続詞】:
- 【間投詞】:
動詞を教える前に、動詞の変化形をぜんぶ教える
- 【1】原形〔不定詞として、法助動詞とともに、助動詞doとともに、命令法として、仮定法現在として、現在形として〕
- 【2】-s形〔三単現〕
- 【3】-ed形〔過去形、過去分詞〕
- 規則動詞では-ed形が、過去形と過去分詞とを兼ねるので要注意。
- 助動詞have+過去分詞で完了相
- 自動詞の過去分詞は完了相を暗示
- 助動詞be+過去分詞で受動態
- 他動詞の過去分詞は受動態を暗示
- 【4】-en形〔過去分詞〕
- 不規則動詞は専用の過去分詞の語形をもつ。
- 【5】-ing形〔動名詞、現在分詞〕
- 分詞構文は、じつは動名詞構文〔[前置詞+-ing形]の分詞構文があるから〕
人称代名詞とbe動詞の変化形の対応 be・have・do
第一助動詞〔be・have・do〕、法助動詞、