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【BenQ ideaCam S1 Pro】[ウェブカメラ-兼-書画カメラ]で[紙の辞書]を撮影して[辞書を単語集・熟語集としてスマホで閲覧・活用する]

【見逃せない】書画カメラ、顕微鏡にもなる!「BenQ ideaCam S1 Pro」が新登場。これはWebカメラの頂点ですね
俯瞰撮影が簡単すぎてアイデア共有に感動 BenQ ideaCam S1 Pro WEBカメラ

学校というシステムをぶっ壊す必要がある理由

  • 例えば、高校入試というのは、中学校の学校の成績・内申点で、受験することができる高校のランクが決まるようにしてある。
    • 中間・期末を頑張らないと、ランクの低い高校しか受験させてもらえないシステム。
    • 授業態度が悪いと、内申点が下がり、ランクの低い高校しか受験させてもらえないシステム。
    • 音楽・美術・技術家庭・保健体育といった実技科目までしっかり頑張り、提出物をしっかり提出しないと、成績・内申点が下がり、ランクの低い高校しか受験させてもらえないシステム。
    • 部活動に所属していないと、内申点が下がり、ランクの低い高校しか受験させてもらえないシステム。
    • これって何だ? 奴隷を養成するシステムなんだよ。
    • 中学生になったら、奴隷としてのルートを歩むことになる。
    • それをぶっ壊す! しかも、静かに確実にぶっ壊す。
    • それは無抵抗・非暴力という大前提のもとで、不服従を貫くことである。 これはガンディーがインドを英国から独立させたときの手法。
    • ニコニコ笑いながら、絶対に従わない。
    • 先生からしたら、気味が悪いよな? そういうのがいちばん効く。
    • 騙されたふりをして、ある閾値に達したら、一気に反転攻勢をかける。
    • カメラ/ボイスレコーダーなどで、不法行為の証拠を残して、SNSにアップロードするんだ。周知させること。知らしめること。 それによって[先生を懲戒免職に追い込む]というのが、先生に対する反抗として、いちばん効果的だよ。
    • 知恵を使え。
    • 悪を浄化するためには、[息を細く長く吐く]ような要領で、100兆年でも戦うぐらいの長期戦で考えて、ジワジワと追い詰めていく。
    • なかなかRV・NESARA/GESARAが起こらないので、待ちくたびれている人がいるかもしれない。
    • しかしそれは、悪を茹でガエルにしているから。
    • ジワジワと温度を上げて、逃げられなくなるのを待ってから、悪を確実に仕留める。
    • だから時間がかかっているんだ。
  • 刑務所・警察学校・消防学校・自衛隊・海上保安庁などの生活は、この中学生活をよりハードにしたものである。
  • つまり、[学校の生徒]も、刑務所・警察学校・消防学校・自衛隊・海上保安庁などの[軍隊式の組織に服従している気の荒い大人たち]も、みんな奴隷として飼い慣らされていっているんだね。
  • 学校という場は、[組織に服従する奴隷を作る洗脳装置]である。
  • そして、奴隷をしばくためのムチが、とくに中学校における成績・内申点による脅し・脅迫なんだね。
  • これはカバル〔DSや金融悪魔〕が全体を統治しやすくするため、いいかえれば、高校のランクにおいて階層分けをすることを通じて、分断統治をするために行なっていることである。
  • [コロナワクチン接種を受けてしまった人]というのは、学校教育を通じて行なわれてきた、[組織の体制に従順な人間を優遇する]という洗脳に、素直に引っかかった甘ちゃんだ。
  • 今後、[コロナワクチン接種を受けてしまった人]の多くにおいて、急激に症状が悪化するがん〔ターボがん〕、血栓に起因する急死など、さまざまな病気が発生する可能性がある。
  • なぜそのように危険なワクチンを、世の潮流に流されて打ってしまったのか? 後悔しきりであろうと思う。
  • しかし、悪いのはワクチンを打つことに合意した自分である。
  • ワクチンという生物化学兵器を、設計し、製造し、分配し、注射させた悪魔たちが悪いのではない。 悪魔が提示した選択肢を選び取った自分が悪いのである。
  • [周囲の動向を見て判断している]から失敗するんだよ。
  • 自分の判断でバシッと判断しなきゃ、命がいくらあっても足りないんだ。
  • 親の言うこと、先生の言うこと、大人の言うことを真に受けるバカが、コロナワクチン接種を受けて死んでいくことになる。
  • これは、ある意味で自業自得なんだ。
  • 自分に全責任があるのだと理解しなければ、魂の成長・進化は起こらない。
  • 自分を騙した相手が悪いのではなく、自分に眼力や知恵がなかったから、相手の手口が読めなかった。
  • 自分の未熟さ、至らなさが、この事態を招いたのだ、と感得しなければ、魂の成長・進化は起こらない。
  • [学校をぶっ壊す必要がある]ということを、日常的に考えて、そのための準備をしていく。そのような実行力がなければ、体制に呑まれていくだけになってしまう。
  • 教育改革のためには、学校を廃止し、現在の学校教師の多くをクビにする必要があると私は思っている。 なぜならば、現在の学校教師は、[組織の体制に従順な人間を優遇する]という洗脳を推進する側であった人たちであり、現在の学校教師ら自身が[組織の体制に従順な人間]だからだ。
  • つまり、創造性・独創性・自発性・自主性の芽を摘むのが現在の学校教育であり、[言われたことを忠実にこなすバカな奴隷]を要請するためにこそ、現在の学校教育があるのだ。
  • 自分で考え出す力、自分で創り出す力が、現在の学校教育ではまったく評価されない。 [与えられた課題を忠実に実行し、手本通りに答えを書く忠実でバカな奴隷]=[組織の体制に従順な人間]になると、高得点が与えられるのが、学校教育の成績・内申点であり、学校の試験であり、入試であるということになる。
  • このような、カバル〔DSや金融悪魔〕が支配する世界は、2024年中から崩壊し始める。
  • 結局、学校という場を離れて、自己教育を行なう必要がある。
  • 受験を度外視した状態で、自己教育のために、何をするのが適切であるのかを、私は考えている。

小学生・中学生のうちから、デカくて重たい大人の辞書をいきなり使い始めるのがよい

紙の辞書はあんまり売れないけれども、機能語・基本語の学習にかんしては、一覧性の点で紙の辞書でないと無理である。

そして、総合英語・英文法書を覚えるよりも前に、英和辞典の機能語・基本語の用例をしっかり覚えてしまったほうが、総合英語・英文法書の内容が理解しやすい。

総合英語・英文法書は、じつは英和辞典の機能語・基本語の解説を簡約したものでしかない。

[用例ごと機能語・基本語を暗記した、具体的な知識]という[具象]を知らないのに、総合英語・英文法書を使って[文法]という[抽象]を学ぼうとしても無理。

文法学習の前に、一定以上の語彙力がなければ、文法理論は理解できない。 文法理論というのは、単語の語法の一般則の集合体であるから、個々の単語の具体的な語法、つまり、使い方を知らないのに〔用例ごと機能語・基本語を暗記していないのに〕文法が理解できるはずもない。

まず機能語・基本語を音声言語として、用例ごと暗記するべし。

そのためには、例えば、英和辞典を開いて[when]の項目に出てくる用例を、和訳から英語用例が即座に出てくるまで、丸暗記する、という作業に入る。

  • これは、スマホやデジカメで英和辞典の写真を撮影して、その写真を[原本]と[加工用]というふうに二重化する。
  • [加工用]の写真に対して、画像処理ソフトで英語用例のところを塗りつぶして、写真を和訳問題集にする。
  • そのうえで、以下の[Speechnotes]を使って、英語用例を口頭で読み上げることによって、英語用例を文字化する。
  • 文字化された英語用例を、Google翻訳にかけて音声を得る。
  • 音声を録音して、何度も聞き、耳に焼き付ける。
  • 画像処理ソフトで英語用例のところを塗りつぶして、写真を和訳問題集にしたヤツを見て、[Speechnotes]を使って、思い出しながら口頭で英語用例を再現する。
  • その繰り返しである。

Speechnotes |ディクテーションメモ帳 

  • 数学の例題型参考書を覚えるときも、スマホやデジカメで数題の例題を撮影して写真にしておき、電車の中で例題を暗記するなど、スキマ時間を暗記に充てるとよい。
  • とにかく、ノートを作るよりも、写真でバンバン撮影していく。
  • [写真を見て勉強を進めていく]という方針に切り替えると、学習が爆速になる。
  • iPadは高いし応用がききづらいので、WindowsのノートPC〔Let’s noteやThinkPadが丈夫〕の中古品を購入して、ノートPCの画面に写真を映すし、写真をめくっていくことによって、学習を進めると、学習が効率化しやすい。
  • 「IrfanView」定番の画像ビューワー - 窓の杜
  • 「XnView」エクスプローラー型画像ビューワー - 窓の杜
  • IrfanViewは、左右の矢印キー[←][→]で写真をめくる方式。
  • XnViewは、[PageUp][PageDown]のキーで写真をめくる方式。
  • 暗記事項のフラッシュカードは、問題と解答という2枚の写真を画像ビューワーで表示させればよい。
  • 学習参考書の撮影を効率的かつシステマティックに行なうためには、マクロレンズと照明の付いたコンデジを買うのがよい。
  • 被写体に寄れる、接写ができる、ということが、学習参考書を写真化することを通じて問題集化するスピードを爆上げしてくれる。
  • 写真の保管先はWD RED Plusが最良であり、ロジテック直営のネットショップで、セール時に買うのが最良である。
  • カメラの中古品購入は、マップカメラが最も安全である。

小学生・中学生のうちから、デカくて重い辞書をいきなり使い始めるのがよい。 [調べても載っていない単語がある]という事態に至ってから、英和辞典を買い換えるのはバカである。 いきなり最上級のヤツを買って、一発でゴールに到達しろよ。

辞書をコロコロ変えると、記憶が薄れていく。 辞書は[読んで覚える]ものであるから、辞書は1冊に限定して、その辞書を長く使うことが大切である。

そのためには、大学入試まで使える辞書を、小学生・中学生のうちから使っていくのがよい。

wh語・前置詞などの機能語にかんして、英和辞典を見ていくと、小学生・中学生に向けた英和辞典、高校初学年生に向けた英和辞典では、機能語の解説に大きな不足があることがわかった。

[学習者のレベルに合わせて]というのは詭弁であり、機能語・基本語にかんしては、基本的な英和辞典であっても、解説に抜け漏れがあっては困る。 しかし実際には、基本的な英和辞典だと機能語の解説に抜け漏れがある。

機能語の解説に抜け漏れがないのは、[スーパー・アンカー英和辞典]など[7万項目]クラスの英和辞典を含めて、それ以上の英和辞典だけである。 学研の英和辞典の中でも、[スーパー・アンカー英和辞典〔7万2000項目〕]や[アンカー・コズミカ英和辞典〔9万項目〕]から見ると、[ニューヴィクトリーアンカー英和辞典]〔[5万項目]クラスの英和辞典〕には機能語の解説に抜け漏れがある。 またそもそも、[スーパー・アンカー]から[アンカー・コズミカ]へつながる系統と、[ニューヴィクトリーアンカー英和辞典]の系統は別系統である。

[学研の英和辞典は、2系統に分かれており、一貫したシステムになっていない]ということを知らずに英和辞典を買うと、おかしなことになる。

ほんらいであれば、[小学校・中学校・高校]の範囲をカバーする、一貫した英和辞典の系統というのが理想であるけれども、学研では、そういうふうにはなっていない。 日本では、どの出版社も、それを達成していないのだと思う。

  • 【中級・学習英和辞典】:[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|7万2000項目〔和英小辞典あり〕|学研]:いちばん無難な英和辞典。英和辞典だというのに、英作文・英会話のために使える例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕がミチミチに詰まっており、英作文・英会話〔発信力〕の地力の増強に最適である。[小型版]がある。
  • 【中級・学習英和辞典】:[ライトハウス英和辞典 第7版|7万項目|研究社]:内容に過不足がなく模範的な内容。組み版〔文字レイアウト〕が秀逸で、最も目にやさしい学習英和辞典。
  • 【中級・学習英和辞典】:[フェイバリット英和辞典 第4版|6万2000項目|東京書籍]:【オールカラー】で目がチカチカしない人にはよい。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。
  • 【中級・学習英和辞典】:[コアレックス英和辞典 第3版|7万項目|旺文社]:受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。
  • 【中級・学習英和辞典】:[アクシスジーニアス英和辞典|英和7万5000項目/和英2万5000項目|大修館書店]:[ジーニアス英和辞典|大修館書店]で割愛された、中学・高校の英語学習にとって重要な情報を補填した中級・学習英和辞典。
  • 【中級・学習英和辞典】:[グランドセンチュリー英和辞典 第4版|英和7万6000項目/和英2万|三省堂]:[意味マップ]と名づけられた[語義の樹形図]で多義語の語義をまとめてしっかり覚えるのに役立つ。単語の語義をまとめてしっかり覚えるための道具として。

[アンカー・コズミカ英和辞典|9万項目|学研]というのは、[スーパー・アンカー英和辞典 第3版]を増補したもので、古くはあるけれども、そもそも[紙の辞書]を使う意味合いは、機能語・基本語を用例ごと丸暗記して、基礎を徹底する点にある。 機能語・基本語が短期間でそこまで変化するはずもないので、[アンカー・コズミカ英和辞典]で大丈夫だ。

そして[アンカー・コズミカ英和辞典]は、[スーパー・アンカー英和辞典]よりも単語数が多いので、大学入試の英文読解において、あるいは、大学入試の英単語学習において、困る確率が低くなる。 つまり、英単語集に載っている単語の詳細を知りたい場合、[アンカー・コズミカ英和辞典]が頼りになる、ということである。

[アンカー・コズミカ英和辞典]は、[スーパー・アンカー英和辞典]という【中級・学習英和辞典】に追加的に項目数・語彙数を加えただけなので、機能語・基本語の習得において、解説の抜け漏れがないのと、大学入試の高度な単語まで対応できるのとが、両方とも達成されている。

[ジーニアス英和辞典|大修館書店]は、機能語・基本語の初学者向けの解説をはしょっているので、学習向きではない。 機能語・基本語の初学者向けの解説を補ったものが[アクシスジーニアス英和辞典|英和7万5000項目/和英2万5000項目|大修館書店]という【中級・学習英和辞典】だけれども、[アンカー・コズミカ英和辞典|9万項目]には負ける。

そもそも、英和辞典に付属している簡易和英辞典は、役に立たないのに辞書が重たくなるだけなので、有害無益であると私は感じている。

[スーパー・アンカー英和辞典]にも簡易和英辞典が付属しているけれども、そんなことだったら、英和辞典の語数を増やしてほしいってこと。

[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、面積・厚みがほぼ同じで、[アンカー・コズミカ英和辞典]のほうがやや厚みがある程度である。

[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]は、簡易和英辞典という余計なものを搭載しているから、無駄に分厚いのよ。 簡易和英辞典なんて、そぎ落とせってことだ。

結果として、[アンカー・コズミカ英和辞典]が選ばれる、ということになる。

《プラン1》[英和辞典・和英辞典にかんして、できるだけ少なく所有し、徹底的に活用する]という方針で考えた場合の推薦辞書

  • [アンカー・コズミカ英和辞典|学研]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、難単語〔アンカー・コズミカだけに載っている〕を除き、内容の大部分が重複しているので、ほぼ同一の辞書と見なしても、大きな問題にはならない。 [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、面積・厚みがほぼ同じで、[アンカー・コズミカ英和辞典]のほうがやや厚みがある程度である。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典|東京書籍]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [アドバンストフェイバリット和英辞典]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。

《プラン2》[英和辞典・和英辞典にかんして、できるだけ少なく所有し、徹底的に活用する]という方針で考えた場合の推薦辞書

  • [アンカー・コズミカ英和辞典|学研]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、難単語〔アンカー・コズミカだけに載っている〕を除き、内容の大部分が重複しているので、ほぼ同一の辞書と見なしても、大きな問題にはならない。 [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、面積・厚みがほぼ同じで、[アンカー・コズミカ英和辞典]のほうがやや厚みがある程度である。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。
  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕|小学館]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。

《プラン3》[英和辞典・和英辞典にかんして、できるだけ少なく所有し、徹底的に活用する]という方針で考えた場合の推薦辞書

  • [アンカー・コズミカ英和辞典|学研]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、難単語〔アンカー・コズミカだけに載っている〕を除き、内容の大部分が重複しているので、ほぼ同一の辞書と見なしても、大きな問題にはならない。 [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、面積・厚みがほぼ同じで、[アンカー・コズミカ英和辞典]のほうがやや厚みがある程度である。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。
  • [ルミナス和英辞典 第2版|研究社]をメルカリなどで中古として買う。メルカリで1000円未満が狙い目。
    • [ルミナス和英辞典 第2版]は、全英語用例にネイティブ・チェックが入っているので、英語用例が、そのまま英作文に使える。

[小学生を対象にした英和辞典・和英辞典]と[中学生を対象にした英和辞典・和英辞典]は資源ゴミ|買うな!

  • 小学校の卒業祝いでもらう、[中学生を対象にした英和辞典・和英辞典]、例えば[チャレンジ|ベネッセ〔創価学会〕]や[ニューホライズン|東京書籍]などの英和辞典・和英辞典は、大量に古書店に売られる。嫌われているのだ。
  • まず[自分が卒業した小学校の名前が印刷されたクソ英和辞典なんて、誰も欲しくないぜ!][なんてダサいことしてくれてんの?]って言ってやれ!
  • [中学生を対象にした英和辞典・和英辞典]だと、ちょっと難しい高校入試だと、調べたい単語が載っていないってこともある。
  • [中学生を対象にした英和辞典・和英辞典]よりも平易である、[小学生を対象にした英和辞典・和英辞典]は、買ってもすぐに[調べたい単語が載っていない]という事態を招く。
  • [小学生を対象にした英和辞典・和英辞典]と[中学生を対象にした英和辞典・和英辞典]は資源ゴミだから、買うな!
  • 英語を本格的に学ぶ学習者は、小学生時代から、[ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 第4版|学研]、または、これと同等以上の語数の英和辞典を使うのがよい。
  • それから、英文読解を中心にして英語を学ぶのは、間違っていると思うようになった。
  • 自分の[コア]から発した[知]でなければ、[知]が育っていかない、と思うようになった。
  • よく日本人英語教師は、[英語を英語で考える]とか、[日本語を絡めて考えない]とか、もっともらしいことを言う。
    • 日本人英語教師の[英語を英語で考える]とか、[日本語を絡めて考えない]とかは、ネイティブ・スピーカーの受け売りをしているだけで、実践できているかどうかは、かなり疑問だ。
  • 幼少期から英語を使って育ったのではなく、小学校5年生以降など、物心ついてから英語を身につけた人が高齢に至り認知症になると、英語をすっかり忘れてしまうそうだ。
  • この状態では、たぶん[英語を英語で考える]とか、[日本語を絡めて考えない]とかは、無理であろう。
  • つまり、母語というのは、[幼少期に習い覚えた言語]≒[深い意識に刻み込まれた言語]をいうのである。
  • [どの言語を使って思考〔言語Think〕し、自分が言いたいことを言う〔言語Speak〕のか][どの言語を使って思考〔言語Think〕し、自分が書きたいことを書く〔言語Write〕のか]は、母語が何であるかによって異なる。
    • [言語Think]=英語、[言語Speak]=英語という人。英語のネイティブ・スピーカーが英語を話す。
    • ◆[言語Think]=英語、[言語Speak]=日本語という人。英語のネイティブ・スピーカーが日本語を話す。
    • ◆[言語Think]=日本語、[言語Speak]=英語という人。日本語のネイティブ・スピーカーが英語を話す。
    • [言語Think]=日本語、[言語Speak]=日本語という人。日本語のネイティブ・スピーカーが日本語を話す。
    • [言語Think]=英語、[言語Write]=英語という人。英語のネイティブ・スピーカーが英語で書く。
    • ◆[言語Think]=英語、[言語Write]=日本語という人。英語のネイティブ・スピーカーが日本語で書く。
    • ◆[言語Think]=日本語、[言語Write]=英語という人。日本語のネイティブ・スピーカーが英語で書く。
    • [言語Think]=日本語、[言語Write]=日本語という人。日本語のネイティブ・スピーカーが日本語で書く。
    • [言語Think]≠[言語Speak]なら、つまり、先頭に[◆]が付いた状態であれば、その人は翻訳するのがふつうだろう。
      • 日本語のネイティブ・スピーカーに[Think in English.〔英語で考えよ〕]と命じても無理である。母語は幼少期にすでに決定しているから。何のメソッドもないくせに、[Think in English.]を学習者に強要する語学教師は能なし/ぼんくらである。
      • 英語のネイティブ・スピーカーに[Think in Japanese.〔日本語で考えよ〕]と命じても無理である。母語は幼少期にすでに決定しているから。何のメソッドもないくせに、[Think in Japanese.]を学習者に強要する語学教師は能なし/ぼんくらである。
  • [自分が言いたいこと英語で言う]ときに考える言語は、たぶん母語である。
  • [自分が書きたいこと英語で書く]ときに考える言語は、たぶん母語である。 幼少期を過ぎて外国語としての英語学習を始めた場合、母語はすでに決定・確立されており、いまさら変えようがない。
    • もしかすると、使い慣れた表現なら、日本語のネイティブ・スピーカーにおいて[to think in English〔英語で考えること〕]が可能になる場合があるかもしれない。
    • しかし例えば、専門的な分野を学ぶ場合においてまで、日本語のネイティブ・スピーカーにおいて[Think in English.]が可能になるとは思えない。
    • ということは、日本語のネイティブ・スピーカーにおいて[to think in English]は、原則的には無理なのだと割り切り、[英作文をする過程を迅速にする]という方針にすることが考えられる。
  • 日本語を母語とする人々が、[自分が言いたいこと英語で言う]ときに考える言語は確実に日本語だと仮定したうえで、[英作文をする過程を迅速にする]という方針で英語学習を素直に進めるのが適切だと私は思う。
  • ところが、日本の英語教育では、英作文を指導することができるだけの能力をもつ日本人英語教師がほとんどいない。
  • そこから逆算して、英文読解〔英文解釈〕を中心とする授業・試験が、日本の教育制度・受験制度では、採用されている。 このことが、日本人が英語を習得することができない最大の原因になっている。
  • 英文読解〔英文解釈〕を中心とする授業・試験が、日本の教育制度・受験制度では、採用されているので、[英作文のために、たくさんの用例〔語例・句例〕を覚え込む]という試験勉強の仕方が、日本では標準的ではない。 これだから、日本人は英語が習得できないのである。
  • いいかえれば、日本の教育制度・受験制度を無視して、英作文を中心とする英語学習を自分独りで展開することによって、日本の教育制度・受験制度が英語教育・英語学習にもたらす弊害から自由になることができるわけだ。
    • 人間は本来的に、不適切な教育なら、教育を拒否する権利〔自然権〕を有する。
  • 日本の英語教育の目標が[自分が言いたいこと英語で言う][自分が書きたいこと英語で書く]という部分に置かれていないせいで、英語の学習者は、意欲が湧かないのかもしれない。
    • [自己を表現したい]という欲求は、人間の本源的な欲求である。それを抑圧して、英文読解〔英文解釈〕やリスニング・コンプリヘンションばかりやらされていたら、英語が面白くなくなって当然である。
  • [自分が言いたいこと英語で言う][自分が書きたいこと英語で書く]という[自己表現][情報発信]が目的なのだとしたら、母語で考えて、それを翻訳するのが自然であろう。
    • 幼少期に母語を習い覚えることによって、[その母語を使った思考回路]という[自我]が形成・確立されて、人間の表層意識の人格が出来上がっているのだと私は思う。
    • そして、思考の主体である自我が、思考する道具としている言語は、母語であろうと推定するのが自然だと思う。
    • 幼少期を過ぎてから英語学習を開始した場合の[英語記憶の登録場所]は、[自我が知識として取り扱うデータ群を記憶する場所]であると私は思う。
    • このときの英語記憶は、[自我を形成するための素材]にはならず、いいかえれば、[思考を展開するための素材]にはならず、あくまでも[母語という素材で形成された自我が取り扱う外部データ]という扱いになるのだと私は思う。
    • 幼少期を過ぎてから英語学習を開始した場合、その人が認知症になったら、英語の記憶はすっかり忘れてしまうのだそうだ。
    • 英語記憶の登録場所は、認知症によって忘れ去られてしまうような、あるいは、記憶にアクセスできなくなってしまうような、そういう[自我が知識として取り扱うデータ群を記憶する場所]という、いわば[雑多な知識の置き場所]なのだと私は思う。
    • 結局、[幼少期から形成されてきた、自我そのものが母語という言語で記述されている]のであるから、[to think in 母語]〔母語で考える〕以外は、原理として不可能なのだろうと私は思う。
    • だから幼少期を過ぎて英語学習を開始した場合は、きっと[to think in English]は不可能なのだろうと私は思う。
  • ただし、日本語ではその語彙を知らず、英語でその語彙を初めて知ってから、逆輸入的に日本語のその語彙を覚えた場合には、その語彙に限定して、英語のその語彙ほうが第一の記憶、いいかえれば、優勢な記憶になるとは思う。
  • つまり、どの言語を使って[自分が言いたいこと英語で言う][自分が書きたいこと英語で書く]のかは、個別の語彙それぞれにおいて、日本語の語彙が優勢なのか、英語の語彙が優勢なのか、によって違ってくる、ということだろうと思う。
  • しかし、大筋において、母語の語彙のほうが優勢であることが多いので、日本人なら、[日本語で考えて、英語で話す][日本語で考えて、英語で書く]というのが自然であろうし、それにあらがうことは、無駄な抵抗なのであろうと私は思う。
  • 結局、言語は自己表現の手段なのだから、[自分が英語をどう組み立てるか]が、まず最初に来るべきである。
  • ということで、小学英語教科書・中学英語教科書・高校英語教科書などを、完全に無視して、和英辞典を中心に英語学習を組み立てると、英語が身につく。そこに注目したほうがよい。

英和辞典を【Passive Vocabulary用:意味を調べる用】と【Active Vocabulary用:用例を暗記する用】に分けて考える必要がある

  • 【Passive Vocabulary用】の[Passive]とは、ここでは[聞く][読む]という[受信部門]を意味する。
    • [10万項目]の英和辞典〔【上級・学習英和辞典】に分類される〕は、【Passive Vocabulary用】として、おもに電子辞書〔iOS・iPadOS・Android OS用のアプリ辞書・CD-ROM・いわゆるハードウェアとしての電子辞書〕として使うのが適切であろう。 [10万項目]の英和辞典は、大学入試にはむしろ邪魔であり、大学生・一般社会人向け。ただし英語の専門家は[10万項目]の英和辞典を[紙の辞書]としても使うことがある。
  • 【Active Vocabulary用】の[Active]とは、ここでは[話す][書く]という[発信部門]を意味する。
    • [7万項目]の英和辞典〔【中級・学習英和辞典】に分類される〕: 中学生・高校生向け。収録されている例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を暗記する対象にすることができる。[紙の辞書]として、おもに機能語・基本語を【Active Vocabulary】として習得することを目指して使う。
    • [5万項目]の英和辞典〔【初級・学習英和辞典】に分類される〕: 小学生・中学生・高校生1年生向け。収録されている例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を暗記する対象にすることができる。[紙の辞書]として、おもに機能語・基本語を【Active Vocabulary】として習得することを目指して使う。辞書を丸暗記する対象になり得る。
  • 紙の英和辞典を購入する意義は、英文法書・総合英語では説明が不十分な、機能語〔function word〕の語義と用法〔使い方:usage〕をしっかりマスターする点にある。
    • 英語では、[冠詞/限定詞][代名詞][前置詞][接続詞][助動詞]などの品詞を機能語〔function word〕に分類し、機能語以外の[意味内容を表す品詞]を内容語〔content word〕に分類する。
    • [冠詞/限定詞][代名詞][前置詞][接続詞][助動詞]については、1語1語、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]または[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]で例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記していくのがよい。 [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、難単語〔アンカー・コズミカだけに載っている〕を除き、内容の大部分が重複しているので、ほぼ同一の辞書と見なしても、大きな問題にはならない。 [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]と[アンカー・コズミカ英和辞典]という2冊の辞書は、面積・厚みがほぼ同じで、[アンカー・コズミカ英和辞典]のほうがやや厚みがある程度である。
      • 関係副詞は関係代名詞が所格〔where〕・時格〔when〕・様態格〔how〕・理由格〔why〕を帯びたものであるから、[関係副詞≒関係代名詞]と考えてよい。
      • 疑問副詞は疑問代名詞が所格〔where〕・時格〔when〕・様態格〔how〕・理由格〔why〕を帯びたものであるから、[疑問副詞≒疑問代名詞]と考えてよい。
      • [on]などのように[前置詞]は[短副詞〔前置詞と同じつづりの短い副詞〕]としても用いられる。したがって、英文法書・総合英語で[前置詞]の章を学ぶよりも、英和辞典で[前置詞]と[短副詞]を一括して、例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕の形式で暗記していくのが一番だ。 - この用途に最も合っているのは[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]または[アンカー・コズミカ英和辞典]である。 - 初学の段階に限定して[アルファフェイバリット英和辞典 第2版]を使う〔はさむ〕方法も考えられるけれども、機能語・基本語のすべての意味を[アルファフェイバリット英和辞典 第2版]がカバーしているわけではない。 - [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]または[アンカー・コズミカ英和辞典]ならば、大学入試まで確実に使える。 - [アルファフェイバリット英和辞典 第2版]という、まったく別の辞書をはさむと、学習の二度手間による無駄が生まれるので、小学生・中学生の段階から[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]または[アンカー・コズミカ英和辞典]の機能語・基本語の部分だけは使い込んで、慣れておくのが得策だというふうに、私は判断を変えた。
        • 前置詞は、必ずペアになる名詞・代名詞・動名詞を必要とする。動名詞とは、前置詞とペアを組むことができる-ingのことだ。つまり[前置詞の目的語]になることができる-ingを動名詞という。 前置詞とペアを組む名詞・代名詞・動名詞を、[前置詞の目的語]ともいうわけである。
      • [前置詞]と[従位接続詞]〔[接続詞]の多くを占める〕は、[後続する名詞相当を副詞化する]=[後続する名詞相当に格を帯びさせる]という点で共通している。
        • [前置詞]はそれ以外に、[後続する名詞相当〔名詞節以外〕を形容詞化する]=[後続する名詞相当〔名詞節以外〕に格を帯びさせる]という職能をもつ。
      • [前置詞]と[従位接続詞]が同じようなものであることが理解できれば、分詞構文が、じつは動名詞構文〔フランス語文法でいうジェロンディフの英語版〕であることに気づき、分詞構文が単なる副詞節の短縮表現だということにも気づくことになる。 分詞構文の説明は、どの英文法書においても、間違っている。分詞構文とは、動名詞構文〔フランス語文法でいうジェロンディフの英語版〕であり、分詞構文は単なる副詞節〔の短縮的表現〕にすぎない。
      • 英和辞典で[助動詞]の用例をぜんぶ覚えておけば、英文法書・総合英語を使って仮定法の勉強をする必要はない。 [were仮定法]を除き、仮定法専用の語形を、英語は失ってしまったので、過去形で代用しているだけである。 仮定法とは、フランス語文法でいう接続法である。
      • ノルマン朝時代に英国の公用語がフランス語になったので、英文法は崩壊し、英語の中に大量のフランス語が流入したせいで、[英語はフランス語とごっちゃになった言語]だといえる。
      • 英語を知るには、フランス語を知る必要があり、また英語の親元であるオランダ語・ドイツ語といったゲルマン語を知る必要もある。
      • 大学での第二外国語の選択は、ラクをしたければ、日本語と文法が似ている韓国語がよく、その次に漢文・英語と文法が類似している中国語がよく、その次に英語と語彙が似ているフランス語がよい。またスペイン語は発音が日本語と似ており、その点でラクである。
        • 格変化のある、ドイツ語やロシア語は、習得が困難である。
      • 中学英語の最初の部分である[be動詞の使い方][助動詞doを使った疑問文・否定文〔一般動詞の疑問文・否定文〕]などは、後からいくらでも付け足しで学ぶことができる。こういうのは後回しでいい。
      • 語学で基本になるのは、機能語の使い方なのであるから、英語の場合は、[冠詞/限定詞][代名詞][前置詞][接続詞][助動詞]などの品詞、つまり、機能語〔function word〕を、いの一番に例文ごと覚えるのがよい。
      • すべてを無視して、自分ひとりで、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]または[アンカー・コズミカ英和辞典]に登場する機能語・基本語の例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記していこう。
      • それによって、平易な英語なら、正確に聞き取れるし、正確に速く読むことができるようになる。
      • つまり[基礎に穴がない]とは、機能語・基本語を中心に、文法的論点を含む語彙を、例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記していること、いいかえれば、機能語・基本語を中心に、文法的論点を含む語彙を【Active Vocabulary】として完全に身につけていることを意味する。
      • この段階の基礎作りのことを、しばしば[中学英語]と呼んだりするけれども、[中学英語]という呼び名は、基礎をあまりにも甘く見ている呼び方だと思う。
      • とにかく、機能語・基本語といった重要な語彙にかんしては、例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記する。 そこを外さなければ、誰でも英語が得意になると考えられる。
  • 英和辞典を【Passive Vocabulary用:意味を調べる用】と【Active Vocabulary用:用例を暗記する用】に分けて考える必要がある。
  • 【Passive Vocabulary用の英和辞典】:[10万項目]クラスの英和辞典は、【Passive Vocabulary用の英和辞典】だと見なしてよい。
    • [10万項目]クラスの英和辞典とは、次のようなものである。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[ジーニアス英和辞典 第6版|10万6000項目|大修館書店]:別名G6。海外の語法辞典をまとめた形式の英和辞典〔和製語法辞典〕。語法色はG4>G5>G6というように薄れてきている。語法の整理徹底を求める人は古書にてG4かG5を買うのが適切。編集方針が大きくブレている。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[ウィズダム英和辞典 第4版|10万4000項目|三省堂]:[ジーニアス]への対抗版。コーパス。受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[オーレックス英和辞典 第2版|10万5000項目|旺文社]:[ジーニアス]への対抗版。コーパス。受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[コンパスローズ英和辞典|10万5000項目|研究社]:[ジーニアス]への対抗版。[コンパスローズ]は[ルミナス英和辞典]の改訂版で、研究社の歴代[ライトハウス英和辞典]シリーズの美点をすべてマージして1冊に凝縮したものが[コンパスローズ英和辞典]であるらしい。[文字が詰まりすぎて見づらい]という意見がある。研究社の英和辞典は、[カレッジライトハウス]の時期に、各辞書において例文の使い回しがヒドかったので、私はまったく興味が湧かなくなって離れていた。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:【MAX】:[プログレッシブ英和中辞典 第5版|13万8000項目|小学館]:語源解説が除去され、大学生・社会人向けの色が濃厚になった。
      • 【中上級・学習英和辞典】:【MIN】:[アンカー・コズミカ英和辞典|9万項目|学研]:[スーパー・アンカー英和辞典 第3版]の語彙数を強化したものが[アンカー・コズミカ英和辞典]なので、[アンカー・コズミカ英和辞典]の多くの語彙は[スーパー・アンカー英和辞典 第3版]と記述がまったく同じである。 そして機能語・基本語にかんしては、長年、内容が変わらないので、[アンカー・コズミカ英和辞典]が古い辞書だとしても、問題はない。 そもそも[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|2015年12月29日発行〔新装版2021年12月16日発売〕]も、実際には、長年、改訂されていないけれども、大学入試のための英和辞典として使うかぎり問題はない。 したがって[アンカー・コズミカ英和辞典]は、高校生にも向く。
      • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[アドバンストフェイバリット英和辞典|10万項目|東京書籍]:大学生・社会人向け。版元品切れ。絶版だろう。
    • しかし英書を読解する過程では、[10万項目]クラスの英和辞典では載っていない単語がしばしば出てくる。
    • そのため英書を読解する過程では、より収録語数の多い[英和・中辞典]~[英和・大辞典]クラスの英和辞典が必要になる。
    • この用途では、翻訳家の必携書として有名な[リーダーズ英和辞典|研究社][リーダーズプラス|研究社]を採録した電子辞書〔版が古くてもいい〕を購入するのが安全策であろう。 [ジーニアス英和大辞典|大修館書店]も採録された電子辞書であれば、なお好ましい。 [研究社・新英和大辞典〔第6版〕|研究社]や[ランダムハウス英和大辞典〔第2版・全1巻〕|小学館]も採録された電子辞書であれば、理想的である〔例:SII DF-X9000〕。
    • 【Passive Vocabulary用の英和辞典】としては、収録語数が多ければ多いほどよい。
    • しかし持ち運びの便益〔可搬性〕を考えれば、[紙の辞書]で[リーダーズ英和辞典|研究社][リーダーズプラス|研究社][ジーニアス英和大辞典|大修館書店]を持ち運ぶのは無理であるから、これらの英和辞典を採録した電子辞書が好ましいと思う。
    • 【Passive Vocabulary用の英和辞典】は、電子辞書など、データ化された英和辞典だけでよく、英語の専門家でもないかぎり、[紙の辞書]としては必要ないと、私は思う。
  • 【Active Vocabulary用の英和辞典】:つまり【Active Vocabulary用の英和辞典】だけが[紙の辞書]として買う意味があるのだと思う。 そして【Active Vocabulary用の英和辞典】だけが[紙の辞書]としての用途があるのだと思う。
    • [5万項目]クラスの英和辞典〔初級・学習英和辞典〕とは、次のようなものである。初級・学習英和辞典は小中学生向き。ただし、辞書を丸暗記するような用途では、高校生以上が使うのがよい。
      • 【初級・学習英和辞典】:[アルファフェイバリット英和辞典 第2版|英和4万6000語/和英8000語|東京書籍]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。
      • 【初級・学習英和辞典】:[エースクラウン英和辞典 第3版|英和5万1000項目/和英2万4000項目|三省堂]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。学校一括採用される場合もある。[小型版]がある。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。
      • 【初級・学習英和辞典】:[ビーコン英和辞典 第3版|英和4万8000項目/和英1万2000項目|三省堂]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。[教科書のための辞書]という特殊な位置づけの辞書。[小型版]がある。
      • 【初級・学習英和辞典】:[ベーシックジーニアス英和辞典 第2版|英和5万5000項目/和英2万4000項目|大修館書店]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。学校一括採用される場合もある。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。
      • 【初級・学習英和辞典】:[ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 第4版|英和5万4000/和英2万6000項目|学研]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が太字になっているけれども、朱刷りではない。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。
      • 【初級・学習英和辞典】:[ニュースクール英和辞典 第2版|英和4万5000語|研究社]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が太字になっているけれども、朱刷りではない。
    • [7万項目]クラスの英和辞典〔中級・学習英和辞典〕とは、次のようなものである。高校生用の学習英和辞典のメインストリームが、このグループである。このうち1冊を使い倒す。
      • 【中級・学習英和辞典】:[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|7万2000項目〔和英小辞典あり〕|学研]:いちばん無難な英和辞典。英和辞典だというのに、英作文・英会話のために使える例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕がミチミチに詰まっており、英作文・英会話〔発信力〕の地力の増強に最適である。[小型版]がある。
      • 【中級・学習英和辞典】:[ライトハウス英和辞典 第7版|7万項目|研究社]:内容に過不足がなく模範的な内容。組み版〔文字レイアウト〕が秀逸で、最も目にやさしい学習英和辞典。
      • 【中級・学習英和辞典】:[フェイバリット英和辞典 第4版|6万2000項目|東京書籍]:【オールカラー】で目がチカチカしない人にはよい。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。
      • 【中級・学習英和辞典】:[コアレックス英和辞典 第3版|7万項目|旺文社]:受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。
      • 【中級・学習英和辞典】:[アクシスジーニアス英和辞典|英和7万5000項目/和英2万5000項目|大修館書店]:[ジーニアス英和辞典|大修館書店]で割愛された、中学・高校の英語学習にとって重要な情報を補填した中級・学習英和辞典。
      • 【中級・学習英和辞典】:[グランドセンチュリー英和辞典 第4版|英和7万6000項目/和英2万|三省堂]:[意味マップ]と名づけられた[語義の樹形図]で多義語の語義をまとめてしっかり覚えるのに役立つ。単語の語義をまとめてしっかり覚えるための道具として。
  • 【初級・学習英和辞典】:小学生・中学生用である。大学入試を見据えた場合、英語は中学いっぱいで、あるいは、高校1年次までに、共通テストの英語で8割を取れるぐらいまで先取り学習しておく必要がある。 それは、英語を先行させておかなければ、数学・理科を頑張ることができないからである。 それゆえ、英語に過大な時間・体力を投入するのは、数学・理科を頑張ることができずに爆沈する最大の原因となる。 ということは、英和辞典としては、【初級・学習英和辞典】を小学校~中学校前半にかけて使い、中学校後半~高校1年次までは【中級・学習英和辞典】を使う、というプランでいくべきだということになる。
  • 【中上級・学習英和辞典】:高校生用である。 【初級・学習英和辞典】を使うような学習レベルでは、実際には英和辞典など使わないことが多い。 いずれにせよ、【初級・学習英和辞典】を使うような学習レベルは、小学校~中学校前半で終えてしまい、中学校後半からは[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]または[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]を使うような学習レベルに進んでおきたい。 高校1年次の夏ぐらいからは、高校1年の学年末~高校2年の夏休み前までに、数学・理科の全範囲の基礎を終えておくぐらいのペースで進みたい。 そうなってくると、高校時代に[ジーニアス英和辞典 第6版]のような分厚い辞書をチンタラ引いているヒマはないということがわかる。 つまり大学入学前である高校時代に[10万項目]クラスの英和辞典を使っているようでは、根本的な戦略ミスをしてしまっている可能性が高い。
  • 【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:大学生・一般用である。大学に入学していないのに[ジーニアス英和辞典 第6版]のような分厚い辞書をチンタラ引いている人は、根本的に考え方・戦略が間違っている。 科目は英語だけではない。 英語だけに時間・体力を使うと、ろくでもない大学にしか入れないと思う。 [ジーニアス英和辞典 第6版]を出している大修館書店は、受験のことを無視しているのか、受験のことを知らないのだと思う。 [ジーニアス英和辞典 第6版]のような詳しすぎる英和辞典は、高校生・大学受験生にとって有害無益だ。 もっと簡単な英和辞典を使おう。
  • 2023年の11月に見えない世界で大きな決着がつき、その結果が[池田大作の死亡発表]などとして表出し、カバル〔DSや金融悪魔〕が滅びつつある。 英国が握っていた世界覇権は、すでに日本に移っている したがって、英語さえできれば世の中を渡っていける時代は、すでに終わっている。 これからは、科学力が国力そのものとなり、科学力がその惑星の力そのものとなる。 科学によって生活を楽にすることで余暇を生み、余暇において精神性を高めていき、人類が高速で成長・進化を遂げていくのが、これからの黄金時代である。 テレパシーで意思疎通ができるようになるので、語学力はそこまで大きな力をもたなくなった。 英語だけやっていても、活躍できない時代が始まっている。 つまり[英語教育で食べていく][英語塾をやって食べていく]などのことは、今後はどんどん衰退していくであろう。 [語学だけの専門家]というのは、これからは成り立たない。 専門分野をもたなければ、単なる[語学だけできる無能者]になってしまう。
    • 例えば、生化学の教科書の翻訳などは、生化学に通じている人にしかできない。
    • 例えば、医学書の翻訳などは、医学に通じている人にしかできない。
    • 例えば、工作機械の操作マニュアルの翻訳などは、工作機械の構造・操作に通じている人にしかできない。
    • [英語ができる]という場合の[英語]の分野が肝心なのであるから、外国語大学・外国語学科などを出ても、あまり意味はない。
    • [自分が専門とする分野をもちながら、その分野における英語力だけを選択的に身につけていく戦略]で進路を選ばなければ、単なる[語学だけできる無能者]になってしまう。
    • 英語ができることよりも、専門分野をもつことのほうが、自分の人生にとってプラスになりやすい。
  • 英語なんか、高校1年までにサクッと終わらせて、数学・理科・国語など英語以外の科目もしっかりやろう。
  • 英語の基礎作りをするためには、機能語・基本語をマスターすることである。
  • そのためには、すべてを無視して、自分ひとりで、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]または[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]に登場する機能語・基本語の例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記していこう。
  • また和英辞典を利用して、和文英訳を中心として英語学習を組み立てることをオススメする。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[ジーニアス英和辞典 第6版|10万6000項目|大修館書店]:別名G6。海外の語法辞典をまとめた形式の英和辞典〔和製語法辞典〕。語法色はG4>G5>G6というように薄れてきている。語法の整理徹底を求める人は古書にてG4かG5を買うのが適切。編集方針が大きくブレている。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[ウィズダム英和辞典 第4版|10万4000項目|三省堂]:[ジーニアス]への対抗版。コーパス。受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[オーレックス英和辞典 第2版|10万5000項目|旺文社]:[ジーニアス]への対抗版。コーパス。受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[コンパスローズ英和辞典|10万5000項目|研究社]:[ジーニアス]への対抗版。[コンパスローズ]は[ルミナス英和辞典]の改訂版で、研究社の歴代[ライトハウス英和辞典]シリーズの美点をすべてマージして1冊に凝縮したものが[コンパスローズ英和辞典]であるらしい。[文字が詰まりすぎて見づらい]という意見がある。研究社の英和辞典は、[カレッジライトハウス]の時期に、各辞書において例文の使い回しがヒドかったので、私はまったく興味が湧かなくなって離れていた。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[プログレッシブ英和中辞典 第5版|13万8000項目|小学館]:語源解説が除去され、大学生・社会人向けの色が濃厚になった。

【中上級・学習英和辞典】:[アンカー・コズミカ英和辞典|9万項目|学研]:[アンカー・コズミカ英和辞典]は[スーパー・アンカー英和辞典]の語彙数強化版ゆえ、[スーパー・アンカー英和辞典]の延長線上で使える。高校生にも向く。

  • [アンカー・コズミカ英和辞典|学研]の[まえがき]には、[辞書の生命は何と言っても的確な訳語と用例である。本書全体にわたってそれらを検討し、改良を加えてくださったのは日本語に堪能なEdwin L. Carty氏である。氏の献身的なご協力なしには本書の充実はけっして望めなかったであろう。また、同じく日本語に堪能なDave Telke氏にはat, in, onをはじめとする前置詞や主要語を英語母語話者としての独自の視点からまとめていただいた。]と書かれている。 つまり[アンカー・コズミカ英和辞典]のすべての用例には、ネイティブ・チェックが入っている。 安心して用例を暗記して、使用してよい。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 初版|1997年3月20日発行]
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第2版|2000年10月26日発行]
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第3版|2003年10月30日発行]
    • [アンカー・コズミカ英和辞典 初版|2007年12月13日発行]
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第4版|2009年12月17日発行]
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版|2015年12月29日発行〔新装版2021年12月16日発売〕]
  • [アンカー・コズミカ英和辞典]は、[スーパー・アンカー英和辞典 第3版|学研]を増補したものであろう。
  • [紙の辞書]を使った学習の眼目が[機能語・基本語の例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を音声言語として暗記する]という点に絞られるのなら、[機能語・基本語の語義・用例に短期間で変化があるわけがない]ので、[アンカー・コズミカ英和辞典]を使っても、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]を使ってもよい。
  • 印刷の品質は、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]のほうが少し線が太いフォントなので文字がクッキリしており見やすい。
    • [アンカー・コズミカ英和辞典]は、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]よりも、ほんの少し線が細いフォントを採用していると思う。
    • または、刷り上がったオフセット版のクセの差なのか、印刷時の胴圧の差なのか、インクの性質の差なのか、原因はわからないけれども、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]のほうがクッキリして見やすい。
  • [スーパー・アンカー英和辞典 第3版]の語彙数を強化したものが[アンカー・コズミカ英和辞典]なので、[アンカー・コズミカ英和辞典]の多くの語彙は[スーパー・アンカー英和辞典 第3版]と記述がまったく同じである。 そして機能語・基本語にかんしては、長年、内容が変わらないので、[アンカー・コズミカ英和辞典]が古い辞書だとしても、問題はない。 そもそも[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|2015年12月29日発行〔新装版2021年12月16日発売〕]も、実際には、長年、改訂されていないけれども、大学入試のための英和辞典として使うかぎり問題はない。 したがって[アンカー・コズミカ英和辞典]は、高校生にも向く。

【上級・学習英和辞典|[紙の辞書]としては大学入試には不要】:[アドバンストフェイバリット英和辞典|10万項目|東京書籍]:大学生・社会人向け。版元品切れ。絶版だろう。

  • [アドバンストフェイバリット英和辞典|東京書籍]は、[校閲委員]に3名の英米人と思われる氏名と、1名の日本人と思われる氏名がある。しかし[すべての用例にネイティブ・チェックが入っている]という趣旨の記述は見当たらない。

【初級・学習英和辞典】:[アルファフェイバリット英和辞典 第2版|英和4万6000語/和英8000語|東京書籍]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。

  • [アルファフェイバリット英和辞典 第2版|東京書籍]は、[校閲協力]に5名の英米人と思われる氏名と、1名の日本人と結婚した外国人と思われる氏名と、1名の日本人と思われる氏名がある。しかし[すべての用例にネイティブ・チェックが入っている]という趣旨の記述は見当たらない。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
  • [アルファフェイバリット英和辞典 第2版]は、文字が大きく、内容が絞られているため、小学生・中学生・高齢者〔老眼の方〕に向いている。
  • [アルファフェイバリット英和辞典 第2版]は、朱刷り〔赤色で印刷した部分〕の赤色は[コーラルピンク]+[微量のシアン]で、[マゼンタ]の彩度を落としてある色〔暗いピンク〕である。目がチカチカすることがない。
  • [アルファフェイバリット英和辞典 第2版]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっているので、ぱっと見で発音・アクセントが把握できるよう工夫されている。
    • 英単語を覚える労力の8割は、音声〔発音・アクセント〕を覚えることに費やされると思う。
    • 音さえ覚えてしまえば、意味は後から覚えることができる。
    • [言語は、まず音を正確に覚えてから、それから意味を覚えるのが鉄則である]。
    • 誤読した結果である、誤った音で覚えた単語は、その後、どんなに修正しようとしても、なかなか修正できない。
    • 最初に正しい単語の音を覚えることが何より大切である。そういう意味で、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっていることは、たいへん有意義である。
    • つまり、意味を覚えようとしないで、音声だけを先に覚えるやり方に切り替えることによって、英語学習がラクになる可能性がある。
    • そういう意味で、[第1アクセントを置く位置が朱刷りになっている発音カタカナ表記]というのは、英語の初学者にとって、大きなメリットになると思う。
    • この点だけでも、とくに小学生・中学生にとっては、[アルファフェイバリット英和辞典 第2版]を買う価値があると私は思う。
    • 本家の[フェイバリット英和辞典 第4版|東京書籍]は、[初学者向けのオールカラーの紙面であるのに、発音カタカナ表記がない]という、ブレーキとアクセルを同時に踏むようなことをしている。
      • オールカラーにするとマットコート紙・コート紙など、ストーンパウダーを含有する重たい紙になるから、辞書にオールカラーはダメなんだよ。
      • 辞書は軽量で持ち運べてナンボだろ? 辞書はセルロースの普通の紙がよい。
    • 英文読解〔英文解釈〕中心の英語教育においては、電子辞書が推奨される。それはそうだ。英文読解〔英文解釈〕では、単語・熟語の意味を調べるのが中心だから、電子辞書のほうが速いであろう。
    • ただし、英文読解〔英文解釈〕をいくらやっても英語力はまったく向上しない。
    • [【Active Vocabulary】は【Passive Vocabulary】を包含する]=[発話・作文において自分が使いこなせる単語・熟語は、必ず聴解・読解できる]という絶対法則がある。 この法則は、相加相乗平均のように、絶対にくつがえらない。
    • 「相加相乗平均の関係」を視覚的に理解する!
      • [Passive]とは、ここでは[聞く][読む]という[受信部門]を意味する。
      • [Active]とは、ここでは[話す][書く]という[発信部門]を意味する。
    • 英語力が真に向上するのは、[発話・作文において自分が使いこなせる単語・熟語を増やしたときだけ]であると考えてよい。つまり【Active Vocabulary】を頑張っておきさえすれば、【Passive Vocabulary】の増強は自動的に行なわれる。
    • つまり、[漢字]を覚えるとき、[読み]から[漢字]が書けるようにしておけば、その[漢字]は[必ず読むことができる]ので、[漢字]の[読み]を暗記する作業は完全に時間・体力の無駄でしかないんだね。
    • 同様にして、英語学習においても、英文読解〔英文解釈〕やリスニング・コンプリヘンションの練習をいくらやっても無駄なんだよ。
    • 音声言語として、単語・熟語などを例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕の形式で暗記していく。
    • その暗記量が充実してくれば、英文読解〔英文解釈〕やリスニング・コンプリヘンションの練習をしなくても、自然と英文読解〔英文解釈〕やリスニング・コンプリヘンションが得意になっているんだよ。
    • 日本の英語教育は、英文読解〔英文解釈〕やリスニング・コンプリヘンションの練習を中心に行なっているけれども、これは先生が英語ができないのに、英語を教えているからなんだ。
    • 日本人英語教師は全員、英語教育にかんして無能だと考えてよい。
    • 結局、学校の英語の授業はぜんぶ無駄なんだよ。
    • 自分ひとりで、発音カタカナ表記の付いた〔しかも第1アクセントが朱刷りの〕[アルファフェイバリット英和辞典 第2版]をシコシコ覚えていくのが最速だ。
    • さらに、TOEICの準備学習は英語力向上とは関係ないから、やめておこう。
    • TOEICは[読む・聞く]という【Passive Vocabulary】が中心に問われる、受信型英語の試験である。
    • TOEICのスコアが高くても、それは大学入試の得点と類似の【Passive Vocabulary】が高いだけで、それがそのまま、自分が思ったことを自由自在に語れる、文章として表現できる、ということには結びつかない。
    • TOEICは、おカネのためにやっているだけであり、英語力向上とは直接的には関係がない。
    • TOEICのスコアで人の英語力を判断する大学・大学院・企業は、ぜんぶつぶれると思う。
  • 本家の[フェイバリット英和辞典 第4版|東京書籍]がオールカラーの見づらい紙面になったので、東京書籍のまともな学習英和辞典としては[アルファフェイバリット英和辞典 第2版]しか残っていない。
    • [アドバンストフェイバリット英和辞典|東京書籍]は【Passive Vocabulary用】である。収録語数が多すぎて、中高生が[紙の辞書]として引くには、逆に引きにくい。 なお[アドバンストフェイバリット英和辞典]は東京書籍のサイトから消されている。版元品切れ。絶版だろう。
    • 他方、[アドバンストフェイバリット和英辞典]は、中高生にも役に立つ。
  • [アルファフェイバリット英和辞典 第2版]には、高校入試〔in front ofなど〕・大学入試〔provide 物 for 人/provide 人 with 物など〕に必要な英熟語が、高い確率で載っている。
  • Xユーザーの智子@第444代目さん: 「異星文明と交流する時代になったら、日本語が地球の第一共通言語になると聞きました。」 / X
  • なお、今後は日本語が地球の第一共通言語になっていくプロセスに入る。 これは文明覇権の移行という、地球という天体におけるエネルギー移行のタイミングの問題なので、[みんなが思ったらそうなる]などという脆弱な未来予定ではない。 否が応でも、[日本が世界の中心になってしまうので、日本は下手なことができない]という感じでもあるし、[日本語を世界に広めていく責任が、日本・日本人にはある]という感じでもある。
  • そこで重要なのが、日本語を正しく使うための[外国人のための英和辞典]である。 [外国人のための英和辞典]に対するブームが訪れる。
  • 現在、英語が地球の第一共通言語になっているけれども、それはつまり、[英語話者が、英語を介して日本語を学ぶ]という世界の流れが、これから生まれてくるのだということを意味する。
  • したがって、東京書籍は、上級用英和辞典から撤退しないで、[外国人にとって読みやすい英和辞典]という観点から、密かに英和辞典を作っておいてほしい。
  • 世界的日本語ブームが到来するまでに、あと数年もないと思う。今の状況からは信じられないとは思うけれども、何か感じた人がいたら、その準備をしておいてほしい。

【初級・学習英和辞典】:[エースクラウン英和辞典 第3版|英和5万1000項目/和英2万4000項目|三省堂]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。学校一括採用される場合もある。[小型版]がある。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。

【初級・学習英和辞典】:[ビーコン英和辞典 第3版|英和4万8000項目/和英1万2000項目|三省堂]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。[教科書のための辞書]という特殊な位置づけの辞書。[小型版]がある。

【初級・学習英和辞典】:[ベーシックジーニアス英和辞典 第2版|英和5万5000項目/和英2万4000項目|大修館書店]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が朱刷りになっている。学校一括採用される場合もある。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。

【初級・学習英和辞典】:[ニューヴィクトリーアンカー英和辞典 第4版|英和5万4000/和英2万6000項目|学研]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が太字になっているけれども、朱刷りではない。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。

【初級・学習英和辞典】:[ニュースクール英和辞典 第2版|英和4万5000語|研究社]は、発音カタカナ表記において[第1アクセントを置く位置]が太字になっているけれども、朱刷りではない。

【中級・学習英和辞典】:[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|7万2000項目〔和英小辞典あり〕|学研]:いちばん無難な英和辞典。英和辞典だというのに、英作文・英会話のために使える例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕がミチミチに詰まっており、英作文・英会話〔発信力〕の地力の増強に最適である。[小型版]がある。

  • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]は[本扉の裏面クレジット]に[英文校閲]として9名が列挙されている〔完全なバイリンガルのNobu Yamada氏が含まれている〕。ゆえに、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版]の英語用例にはネイティブ・チェックが入っていると見なすことができる。
    • この[英文校閲]以外には、[ネイティブ・チェック]にまつわる記述がまったく見当たらない。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
  • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]は英和辞典だというのに、英作文・英会話のために使える例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕がミチミチに詰まっており、英作文・英会話〔発信力〕の地力の増強に最適である。[小型版]がある。
  • 理系へ進学する場合、専門書が読めて、英語論文が書ければいいのだから、余計なことをしないで、こういう基本的な英和辞典の例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を、音声言語として片っ端から覚えていけばいいのだと思う。

【中級・学習英和辞典】:[ライトハウス英和辞典 第7版|7万項目|研究社]:内容に過不足がなく模範的な内容。組み版〔文字レイアウト〕が秀逸で、最も目にやさしい学習英和辞典。

【中級・学習英和辞典】:[フェイバリット英和辞典 第4版|6万2000項目|東京書籍]:【オールカラー】で目がチカチカしない人にはよい。[前小口側空白に縦並びしたアルファベットが目障り]という弱点をもつ。

【中級・学習英和辞典】:[コアレックス英和辞典 第3版|7万項目|旺文社]:受験とは関係なく、発信型の英語を身につけるためのリファレンス・ブック。

【中級・学習英和辞典】:[アクシスジーニアス英和辞典|英和7万5000項目/和英2万5000項目|大修館書店]:[ジーニアス英和辞典|大修館書店]で割愛された、中学・高校の英語学習にとって重要な情報を補填した中級・学習英和辞典。

【中級・学習英和辞典】:[グランドセンチュリー英和辞典 第4版|英和7万6000項目/和英2万|三省堂]:[意味マップ]と名づけられた[語義の樹形図]で多義語の語義をまとめてしっかり覚えるのに役立つ。単語の語義をまとめてしっかり覚えるための道具として。

  • [グランドセンチュリー英和辞典 第4版]は[本扉の裏面クレジット]に[英文校閲]としての記名がないので、[グランドセンチュリー英和辞典 第4版]の英語用例にはネイティブ・チェックが入っていない。
    • 三省堂はネイティブ・チェックの入っていない辞書をたくさん出しているのだろうか? そうだとしたら、辞書の出版社として終わってると思う。
  • [グランドセンチュリー英和辞典 第4版]は、あくまでも【Passive Vocabulary用】だ。
  • 用例を暗記するほどやり込む英和辞典としては、[アンカー英和辞典 第2版|学研]を推奨する。 なるほど、だから猫も杓子も[アクセスアンカー英和辞典 第2版]を買うわけなのか。納得。
  • [グランドセンチュリー英和辞典 第4版]は、主要な単語の冒頭に[意味マップ]と名づけられた[語義の樹形図]がある。[語義の樹形図]は、数多くの語義を抽象化して[語義の共通点]を求め、[語義の共通点]から[原義]≒[核心的語義]=[コア・ミーニング]を割り出す図のことだ。[語義の樹形図]が、語義を暗記する手助けになる点で、類書に大差をつけている。
    • [意味マップ]と名づけられた[語義の樹形図]で知ったことの要点のみを、暗記するべき英単語集に記しておくと、語義がすぐに覚えられると思う。
  • [エースクラウン英和辞典|三省堂]や[ビーコン英和辞典|三省堂]は、[グランドセンチュリー英和辞典]の劣化版のようなものなので、最初から[グランドセンチュリー英和辞典]を買ったほうが合理的であろう。
  • 後発の[コンパスローズ英和辞典|研究社]の[コア・ミーニングの図解]〔図がデカすぎてバカみたい/語義のフローチャートが逆にわかりづらい〕よりも、[グランドセンチュリー英和辞典 第4版]の[語義の樹形図]のほうが、私にはしっくりくる。
  • [グランドセンチュリー英和辞典 第4版]は、校閲が甘く、和訳において誤訳もあるようだ。[第4版]にもなっているのに、何をやっているのか? 

高校生の頃からずっと小学館『プログレッシブ英和中辞典(第2版)』を使用してきた。
たまたま図書館で見かけたこの『グランドセンチュリー英和辞典』は、
『プログレッシブ』に比べれば、はるかに初級者向けである。
収録語数は少ないが、単語についての説明や使い方・使い分け・ニュアンスの違い等の
解説などがとてもわかりやすい。コロケーションも添えられている。
また、2色刷りでイラスト等もあり、見易い。
早速最新版を購入し、『プログレッシブ』と併用している。
中学生の頃にこの辞書に出会いたかったと思う。

ひとつ疑問なのは、317ページ掲載の「contemplate」にある例文の和訳だ。
"We don't contemplate him turning down our offer."
"彼が我々の申し出を断ることは予想していた。"

ここは「予想していない」と和訳すべきではないだろうか。
単なる誤植なのだろうが、一応、三省堂に質問を送ってみた。
いまだに何の回答も返ってこないどころか、ウェブサイト等での
誤植のお知らせなども無いままである。
数ヶ月後に再度質問を送ったが、やはり、梨のつぶてである。

今のところ、その他の誤植・間違い等は見つけていないが、
この辞書を使用なさっている方々にはご留意いただきたい。
(初級者向けの辞書だからこそ、こんな基本的な間違いはあってはならないことなのだ。)

引用元: グランドセンチュリー英和辞典 第3版 | 宮井 捷二, P.E.ダベンポート |本 | 通販 | Amazon

用例にネイティブ・チェックが入っている和英辞典|5選

※[ウィズダム和英辞典 第3版|三省堂]など、ネイティブ・チェックが入っていない和英辞典がある中、用例にネイティブ・チェックが入っている和英辞典を挙げた。

ウィズダム和英に注目したのは、「タイガースは貯金が3ある」の「貯金」の適訳
がいちはやく載っていたからである。(→ The Tigers are 3 games above .500.)
待望の第3版が出たのでさっそく手に取ってみたが、仔細に調べると、ところどこ
ろほころびがある。例えば、「台風」を引く。
 台風は沖縄に上陸する(=を襲う)だろう。→
 The typhoon will hit [strike, ×land] Okinawa.
次に「上陸」を引く。
 台風が昨夜潮岬に上陸した。→
 The typhoon landed on [hit, struck] Shionomisaki last night.
編集ミスもいいところ。この landed は made landfall に改めるべき。land はダメ
だが make landfall on はハリケーン報道などで頻出する表現。「台風」の項は→
 The typhoon will make landfall on [hit, strike] Okinawa.
とするのも一案。

適切でない訳例もある。例えば、「名付け親」の訳例。
 子供の名付け親になってやる。→
 be [stand] a child’s godfather [godmother];
 be [stand] godfather [godmother] to a child
日本の名付け親は親の代わりに名前を付ける人であり、godfather, godmother は
someone who promises at a baptism ceremony to help a child, and teach
him or her Christian values である。教会用語では教父(母)、代父(母)という。
名前は付けない。

目についた不適切な訳例をあとひとつ挙げる。石油製品を oil-based products と
しているが、石油製品はふつう oil [petroleum] products という。ネイティブチェ
ックを充分におこなって訳例の完成度を高めてほしい。

引用元: ウィズダム和英辞典 第3版 | 岸野 英治 |本 | 通販 | Amazon

英作文を徹底することによって、いいかえれば、英語用例を徹底的に暗記することに徹し、英文読解の勉強を[わざとおこたる]ことが、爆速の英語学習を生むと私は信じている。

  • 英文読解をやっても、あんまり英語力は上がらない。
  • 英語力は、覚えた用例の本数に比例して上がるだけ。
  • 英文読解は無駄。
  • 自分で英作文できるレベルの英文は、読めるし、何よりも聞ける〔リスニング・コンプリヘンション〕。
  • 最終的には、英語はリスニング・コンプリヘンションと英語長文読解で安定した得点が取れること、いいかえれば、[息をするように英語が理解できること]が、得点を高位で安定させる唯一の道。
  • 英文法・語法問題などの細かい得点を積み重ねても、得点力は上がらないし、英文法・語法問題などの細かい得点で勝負が決まるような英語試験は、行く価値のない私立大学しか出題しない。
  • 本物の英語学習とは、和文英訳がスラスラできるように、例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を耳でコツコツ暗記していくこと。それ以外にない。
  • 試験で得点するだけなら、赤シートで英単語・ミニマルフレーズなどを高速で記憶チェックしていく方式が使える。
  • しかし、そのようにして暗記した記憶は、短期的に失われやすい。
  • 音楽として言語を学び、映像として言語の意味を把握する。これが、長期的に忘れがたい語彙記憶となる。
  • そのためには、例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕を耳でコツコツ暗記していくこと。それ以外にない。
  • 暗記した例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕の記憶チェックには、和文英訳しかない。
  • 以下の文字起こしサイトの言語を[英語]に切り替えて、和文の英訳を口頭で行ない、自動ディクテーション〔音声言語の書き起こし〕を行なう。 そうすると、暗記した例文・フレーズ〔句〕・連語〔コロケーション〕の記憶チェックになるし、発音練習にもなる。これがリスニング・コンプリヘンションで安定して高得点が取れるようになる方法なんだよ。
  • 和英辞典を1冊、覚えていくのが、けっこう近道かもしれない。

したがって、[スーパー・アンカー和英辞典 第3版〔古書・古本〕|学研]に載っている用例を、和英対訳ノートを作って、しらみつぶしに覚えていくのが、最速の英語学習だと思う。

読み上げ音声はGoogle翻訳を使って調べる。

Audacity〔録音用フリーウェア〕で録音する。

「Audacity」無料の音声編集ソフト - 窓の杜

《1》【厚手】:【中学生・高校初級~高校上級・大人】アドバンストフェイバリット和英辞典|10万項目|東京書籍

  • [アドバンストフェイバリット和英辞典|東京書籍]は、校閲委員として8名を列挙しているとともに、[はしがき]の[◆この辞書の特徴]の中で[すべての用例は日本語が堪能なネイティブ・スピーカーがチェックしました]と明記されている。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典]では、ウエイトの重い〔線の太さが太い〕英字フォントが使われているため視認性が高く、しかも、やや平体のかかっているので、行間に余白があり、読みづらさを感じさせない。
  • [アドバンストフェイバリット英和辞典]が版元品切れ・絶版になっているようなので、[アドバンストフェイバリット和英辞典]にも、その波が訪れるかもしれない。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典]に興味がある人は、絶版される危険性があるので、早期に入手しておきたい。
  • [和英辞典を読む]ときの筆頭候補の1つとして、[アドバンストフェイバリット和英辞典]が挙げられる。
  • 数年後から、日本の人口が爆発的に増える過程に入るので、東京書籍の編集部の方々には、もう少しの辛抱であるから、英和辞典を作り続けて欲しいとお願いしたい。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもつ。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にする不可〔べからず〕〔語尾に-sを付けてはいけない〕]かつ [〔その名詞の前に〕不定冠詞A・ANを付ける不可〔べからず〕〔付けてはいけない〕] 名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞]と[他動詞]を区別した表記をもつ。
  • [アドバンストフェイバリット和英辞典]では、必要に応じて英単語の品詞表記が付加されている。

《2》【厚手】:【中学生・高校初級~高校上級・大人】ルミナス和英辞典 第2版|16万2000項目〔見出し語10万項目/句例・文例6万2000項目〕|研究社|【フォントが細く、インキ色が真っ黒ではなく灰色であるらしいため、コントラスト不足で、やや読みづらいので電子辞書/アプリ辞書がオススメ】

  • [まえがき]に[(5)ネイティブスピーカーによる英語表現の徹底的なチェック.本辞書の英語表現のチェックは、ネイティブスピーカーの編集委員によって徹底的に行った.]とあるので、[ルミナス和英辞典 第2版|研究社]にはネイティブ・チェックが入っている。
  • 語数が多い和英辞典は、[第二の国語辞典][第二の漢字辞典]として使える。
  • つまり和英辞典とは、[日本語の語義を英文とその和訳で説明している辞典]なので、じつは日本人の国語学習にこそ、和英辞典は大きく寄与するわけである。
    • 紙の国語辞典としては[明鏡国語辞典 第三版|大修館書店]がよいと思うけれども、[明鏡国語辞典 第三版]と[ジーニアス和英辞典 第3版|大修館書店]を内容的に合体させたら〔当然、横組みの辞書になる〕、日本語と英語との立体的な学習に大きく寄与することになる。
    • 日本語の漢字熟語の一定部分を、[明治以降に英単語を和訳するときに漢字で新規に作られた和製漢語〔[漢字を使った合成語のようなもの]〕が占めている。
    • 和製漢語は、その原語である英単語とその定義〔語義説明〕をよく見なければ、その意味がわかったことにはならない。
    • つまり、国語辞典の語義説明の原典は、じつは英英辞典や専門用語の事典の語義説明にあるわけである。
    • また英和辞典は、そもそも英英辞典を和訳したものが大本になっている。つまり、英和辞典とは、オックスフォードやケンブリッジの英英辞典をパクった辞書なのである。
    • したがって、よく考えてみると、国語辞典と英英辞典という2つの辞書を、語義説明・用例〔句例・文例等〕について[和英対訳/英和対訳]の形式にして電子化し、grepによる正規表現検索ができるようにすれば、[1冊の大辞書]に集約することができるわけである。
    • この国語辞典と英英辞典との中間に、[英和辞典][和英辞典]という派生的な辞書が作られている、と考えればよい。
    • いいかえれば、[明治以来の知]というものは、背景に[おもに英語で書かれた知]があるため、日本語だけで知を探求しても不十分であり、英語も知り、英語の原典に当たって確かめなければ、誤解が生まれることが多い、ということなのである。
    • コンピュータと通信が発達しているので、このさい、世界の知識人が集まって、総合辞書を編纂する大事業を展開するのが、地球文明の発展にかんして、大いに寄与することだろうと思う。
    • 学研・小学館・研究社・東京書籍・大修館書店は、辞書作りに真面目な会社である。 学研・小学館・研究社・東京書籍・大修館書店の和英辞典を中心に選べば、よいと思う。
  • 結局のところ、[国語辞典][英英辞典][古語辞典][漢和辞典][英和辞典][和英辞典]といったものを、語義説明・用例〔句例・文例等〕について[和英対訳/英和対訳]の形式にして電子化し、grepによる正規表現検索ができるようにすれば、[1冊の大辞書]に集約することができるわけである。
  • データベースソフトを使うと、膨大な件数の検索ができるのは事実だけれども、テキストそのものを正規表現でgrep検索したほうが、私にとっては慣れていてラクである。
  • [ルミナス和英辞典 第2版]は、フォントが細く、インキ色が真っ黒ではなく灰色であるらしいため、コントラスト不足で、やや読みづらいので電子辞書/アプリ辞書がオススメである。
  • [ルミナス和英辞典 第2版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもつ。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にしない〔語尾に-sを付けない〕]または[不定冠詞A・ANを付けない]ことが禁止されている〔べからざる=不可〕名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [ルミナス和英辞典 第2版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞]と[他動詞]を区別した表記をもつ。
  • [ルミナス和英辞典 第2版]では、必要に応じて英単語の品詞表記が付加されている。

《3》【厚手】:【中学生・高校初級~高校上級・大人】小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕|9万3000項目|11万5000用例|小学館

  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕|小学館]にはネイティブ・チェックが入っている。[英文校閲]として13名を列挙している。
    • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]の書籍そのものには、[英文校閲]として13名を列挙している以外に、採録されている全用例にネイティブ・チェックが入っていることは明記されていなかった。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
    • ウェブサイトを見なければ、採録されている全用例にネイティブ・チェックが入っていることがわからない。何という不親切。何という不備。
    • 用例はすべて英米人がチェックしたフレッシュなものばかりで、会話・作文にそのまま使えます。

      引用元: 小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕 | 書籍 | 小学館

  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]では、ウエイトの重い〔線の太さが太い〕英字フォントが使われているため視認性が高く、しかも、やや平体のかかっているので、行間に余白があり、読みやすい。
  • [和英辞典を読む]ときの筆頭候補の1つとして、[小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]が挙げられる。
  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]は、類書と比較して、和英辞典ながら国語辞典の色彩も濃く、同音異義語の熟語をよく採録していると思う。
  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもたない。 しかし英語名詞が[C]なら[aまたはan]〔不定冠詞〕付きで英語名詞が表記され、その英語名詞が[C]と[U]の両用である場合には[(a)または(an)]で示されているので問題はない。 その英語名詞が[U]ならば無冠詞で示される。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にしない〔語尾に-sを付けない〕]または[不定冠詞A・ANを付けない]ことが禁止されている〔べからざる=不可〕名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [小学館プログレッシブ和英中辞典〔第4版〕]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞]と[他動詞]を区別した表記をもたない。ただし用例が豊富なので、不便は感じられない。

《4》【薄手】:【中学生・高校初級~高校上級・大人】ジーニアス和英辞典 第3版|8万3000項目|大修館書店|【フォントが読みづらいので電子辞書/アプリ辞書がオススメ】

  • [ジーニアス和英辞典 第3版|大修館書店]の[まえがき]に[(3)和英辞典は「日本語を母語にする人」と「英語を母語にする人」が共同して創るものという前提のもと、用例の作成はすべて日本人と英語のネイティブスピーカーの共同作業とした。日本語については、『明鏡国語辞典』(大修館書店)の関係者を加えて慎重な吟味を行ない、用例の日本語表現に関しても、いろいろな角度からチェックを繰り返した。]と記されており、そのうえ[英文校閲]の欄に42名の校閲者を列挙しているので、[ジーニアス和英辞典 第3版]の用例すべてにネイティブ・チェックが入っているといえる。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]では、[文字を構成する線の太さ]が細い〔ウエイトの軽い〕英字フォント〔書体が古風なデザイン〕が使われているため視認性が低く、しかも行間が詰まっているので、たいへん目が疲れる。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]では、和訳の中の太字は逆に、[文字を構成する線の太さ]が太い〔ウエイトの重い〕和文フォントが使われており、これは太すぎて画数の多い感じは文字がつぶれているように見える。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]は、本文を構成する文字のサイズが小さすぎるのであろう。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]は、組み版・印刷において問題があるので、大修館書店は、小学館・大修館書店の組み版・印刷を真似てみることをオススメする。
    • 小文字のaの斜体〔イタリック〕が、α〔ギリシア文字のアルファ〕のように上に抜け出ているので、小文字のdと誤認しやすい。
    • このフォントは、とくに斜体〔イタリック〕のデザインの視認性が最悪だ。大修館書店の編集部は何を考えているんだ! 
    • このフォントをデザインした人は、こういうおかしなところで個性を出そうとしないことだよ。文字を誤認しやすいフォントなんて最悪だぜ。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]の内容はいいかもしれないけれども、[紙の辞書]のフォントが目に優しくないので、[紙の辞書]としての[ジーニアス和英辞典 第3版]は買わなくてよい。 電子辞書やアプリ辞書〔物書堂アプリなど〕なら、すぐれた辞書だと思う。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもつ。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にしない〔語尾に-sを付けない〕]または[不定冠詞A・ANを付けない]ことが禁止されている〔べからざる=不可〕名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞ならOを付けず]と[他動詞ならOを付ける]というふうにO・Cを使った文型表示をする。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]は、形容詞について[限定][叙述]という用法の違いを明記している。
  • [ジーニアス和英辞典 第3版]では、必要に応じて英単語の品詞表記が付加されている。

《ネイティブ・チェックの有無が不明のため非推奨》【薄手】:スーパー・アンカー和英辞典 第4版|4万8000項目|学研

【標準版】:スーパー・アンカー和英辞典 第3版|学研

  • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版|4万5000項目|学研]の[第3版まえがき]には、ネイティブ・チェックを行なう校閲者として3名が挙げられているほか、Nobu Yamada氏が[日英語の微妙な違いを多数指摘]したと書かれている。
    • 和英辞典の執筆者一覧に[英文校閲/英文校閲者]という項目がないこと、あるいは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]が明記されていないことは、消費者を不安にさせるだけである。
    • [採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っているか否か]については、英和辞典/和英辞典に共通する最も重要なスペックなのであるから、[この英和辞典/和英辞典の特長]という欄を設けたうえで、箇条書きにして[この英和辞典/和英辞典に記されたすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]と端的に明記するのが適当である。 英和辞典/和英辞典にかんして、消費者〔私〕が最も知りたいのは、[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕に対するネイティブ・チェック/英文校閲の有無]であり、そこ以外は見ていない。
    • それから、Nobu Yamada氏については、生まれてから18歳まで英語圏で育ち、日本の大学〔慶應大学SFC〕に入るために帰国した、完全なバイリンガルであり、つまりNobu Yamada氏は、英語のネイティブ・スピーカーであると断言してよい。そのことを、辞書のスペックの一部として明記する必要がある。
    • 【英会話は中学英語で十分?】 中学英語で英会話力を最大限に引き出す方法(山田暢彦)
    • 和英辞典の執筆者・英文校閲者・編集主幹としては、Nobu Yamada氏のような完全なバイリンガル〔英語にも日本語にも精通している人〕がふさわしいと思う。
    • Nobu Yamada氏が編集主幹として、[英語の用例][用例の和訳]を両方とも完全に校閲し、かつ、複数のインフォーマントからの意見を採り入れた結果として完成した[英語の用例][用例の和訳]が掲載された[スーパー・アンカー和英辞典]を、早く出して欲しい。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版|学研]において[ネイティブ・チェックの有無にまつわる明記なし]である以上、[スーパー・アンカー和英辞典]を買うなら・使うなら、旧版である[第3版]がよいと私は思う。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもたないけれども、[C]には不定冠詞付きで英語名詞が与えられているので問題はない。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にしない〔語尾に-sを付けない〕]または[不定冠詞A・ANを付けない]ことが禁止されている〔べからざる=不可〕名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞]と[他動詞]を区別した表記をもつ。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版]では、必要に応じて英単語の品詞表記が付加されている。

【ネイティブ・チェックの有無が不明のため非推奨|標準版】:スーパー・アンカー和英辞典 第4版|学研|ネイティブ・チェックの有無にまつわる明記なし

  • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版|4万8000項目|学研]の[第4版まえがき]には、[ネイティブ・チェック]や[英文校閲]という文言がないので、[ネイティブ・チェックは不明]≒[ネイティブ・チェックは入っていないものと見なす]という扱いになる。
    • そもそも、和英辞典の執筆者一覧に[英文校閲/英文校閲者]という項目がないことは、消費者を不安にさせるだけである。
    • 和英辞典において、購入するさいに最も気になるのは用例に対するネイティブ・チェックの有無であるというのに、そのことを明記しないとは、残念な和英辞典である。
    • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版|4万5000項目]と[スーパー・アンカー和英辞典 第4版|4万8000項目]との差分である3000項目が増補分ということであろう。
    • したがって、[第4版|4万8000項目]に含有される[第3版|4万5000項目]の部分はネイティブ・チェックが入っているものと考えられる。
    • しかし[採録されているすべての英語用例〔文例・句例〕にネイティブ・チェックが入っている]とは、どこにも明記されていないのはモヤモヤするので、[第4版|4万8000項目]は買わないほうが精神衛生上、好ましいと私は思う。
    • [辞書のまえがき]には、編集主幹の感情・感想・意気込みではなく、辞書の主要諸元、つまり、スペックを端的に明記するのが適切だ。
    • 自分が書きたいことを書くのではなく、辞書を買う人・辞書を利用する人が知りたがっているであろうことを書くのが[辞書のまえがき]である。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語名詞について[C]と[U]を区別した表記をもたないけれども、[C]には不定冠詞付きで英語名詞が与えられているので問題はない。
    • [C]は可算名詞で[可SAN]と覚える。[複数形にする〔語尾に-sを付ける〕]または[不定冠詞A・ANを付ける]ことが義務である〔べし=可し〕名詞が可算名詞つまりCountable Noun〔カウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[C]だということである。
    • [U]は不可算名詞で[不可SAN]と覚える。[複数形にしない〔語尾に-sを付けない〕]または[不定冠詞A・ANを付けない]ことが禁止されている〔べからざる=不可〕名詞が不可算名詞つまりUncountable Noun〔アンカウンタボル・ナウン〕であり、それを表す記号が[U]だということである。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版]は、見出し語〔日本語〕に対して与えられた英訳である、英語動詞について[自動詞]と[他動詞]を区別した表記をもつ。
  • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版]では、必要に応じて英単語の品詞表記が付加されている。

【ネイティブ・チェックの有無が不明のため非推奨|小型版】:スーパー・アンカー和英辞典 第4版|学研|ネイティブ・チェックの有無にまつわる明記なし

  • [スーパー・アンカー和英辞典 第3版]〔私が持っているのは【標準版】≠【小型版】〕のフォントも、[スーパー・アンカー和英辞典 第4版|学研]〔私が持っているのは【小型版】〕のフォントも、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]のフォントよりも細く、やや見づらい。
    • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版【小型版】]は小型軽量で携帯性にすぐれるけれども、[文字を構成する線の太さ]が細く、しかも文字が小さいので、視認性は最悪レベルである。
    • [スーパー・アンカー和英辞典 第4版【小型版】]は、【標準版】を〔手法が電子的であるにせよ〕光学的に縮小したものであるらしく、新規に組み版したものではなさそうだ。どういう意味なのか? 
    • 例えば[文字を構成する線の太さ]が、9ptでちょうどよいと感じる場合、この版下を光学的に縮小すると〔例えば、5ptにすると〕、[文字を構成する線の太さ]が細すぎて見づらくなる。
    • したがって、小さい文字のフォントは、[文字を構成する線の太さ]をやや太くする〔ウエイトを大きくする〕のが通常なのである。
    • ところが、[スーパー・アンカー和英辞典 第4版【小型版】]は、【標準版】をそのままレンズで縮小したような組み版であり、[文字を構成する線の太さ]が細すぎて、見づらいのである。
    • 組み版を請け負っている印刷所が、安いフォントしか持っていないのであろうか? もう少し見やすいフォントを採用してほし。

品詞分解≒parsingには、いくつかの正解がある

※ここで述べたいことは、品詞分解≒parsingには、いくつかの正解があるのだということ。語学や文法の世界では、[唯一の正解がない]という場合が多い。

 あっと思った語法、語義はたくさんありますが、ひとつだけ挙げてみます。alone の語法、語義です。小生が知る限り、ほかのどの英和辞典も、最初に、形容詞の語法があって、そのあとに付け足しのように、副詞の語法の説明があります。まず、叙述的に形容詞として用いる、その用例が載っているのですね。
 たとえば、ジーニアスです。
 She was alone on Sunday.
 彼女は日曜日には1人だった。
この用例のalone が形容詞であることはだれも異議は無いところだと思いますが、ジーニアスはさらに次の用例のalone も形容詞としています。
 We are not alone in believing that she is a beautiful woman.
 彼女が美人だと思っているのは私たちだけではない。
 ところが、本書、第2版では(初版はジーニアスなどと同じ説明で形容詞とまず説明しています)、alone の語法、語義は、まず、副詞の説明があるのですね。そして、その用例に、
 I am not alone in thinking so.
 そう思うのは私だけではありません。
とあるのですね。つまり、alone はin 以下の句を修飾している副詞、もっと言えば、alone を取っても、非文では無いということです。
 さらに、オーレックスはジーニアスに挑みます。ジーニアスの同じくalone の形容詞の用例です。
 They spent time alone together.
 彼らは2人きりで時を過ごした。
 オーレックスのalone の副詞の用例です。
 We were alone together in the room.
 部屋には私たち(2人)だけだった。
小生はどう考えてもオーレックスの勝ちだと思うのですね笑。alone はtogether を修飾しているし、alone を取っても非文ではありません。
 だから、ジーニアスはダメだと重箱の隅をつつくようなことを言っているわけでは決してありません。ただ、先述の「詳説レクシスプラネットボード」にもたくさんの英和辞典、英英辞典が比較対象されているように、本書も語法にも十分に配慮されていることを申し上げたく、やっと通読して、レビューした次第です。

引用元: オーレックス英和辞典 第2版新装版 | 野村 恵造, 花本 金吾, 林 龍次郎, 野村 恵造, 花本 金吾, 林 龍次郎 |本 | 通販 | Amazon

We are not alone in believing that she is a beautiful woman./彼女が美人だと思っているのは私たちだけではない。

  • We are not alone in believing that she is a beautiful woman.〔彼女が美人だと思っているのは私たちだけではない〕
    • この[alone]は[the only people]を一語で言い換えた結果であろうから、この[alone]の品詞は[名詞]であると考えるのが妥当だと私は思う。
      • もちろん、この[alone]をbe動詞[are]の[形容詞である補語]だと考えてもよい。
    • [in believing]は[前置詞+動名詞]で形容詞句相当〔前置詞句が形容詞句として機能している〕。形容詞句相当から後置修飾されている[alone]は[名詞]であるはず。
      • [alone]がbe動詞[are]の[形容詞である補語]だとしたら、[in believing]は[前置詞+動名詞]で副詞句相当〔前置詞句が副詞句として機能している〕ということになる。
    • 辞書に[alone]の[名詞]の項目がないのだとしたら、[辞書が間違っている]というふうに開き直ってよい。いろいろな見方ができるのだから、もっと自由に考えてよい。
      • すべての英語表現が文法的であるとはいえない。慣用句のように使われている表現ですら、文法的出ないことがあり得る。
      • 英語の場合、文法を壊してでも、慣用句を優先させる感じが強い。
    • [that she is a beautiful woman]という形容詞節が動名詞believingを後置修飾している。どの文法書に書かれていないことでも、実例を見て、自分で文法を作っていけばいいのさ。
    • believe that、think thatなど、that節〔この場合は副詞節だと思う|~というふうに信ずる/思う〕で説明する内容、考える内容を説明する表現。
      • believe thatがin believing thatになったら、believingは動名詞だから名詞相当。名詞相当をthat以下が形容詞的に後置修飾しているので、that以下は形容詞節と見なしてよい。
    • We areのareというbe動詞の補語になるのは、名詞相当または形容詞相当だけである。この原則を、そんなに簡単に曲げてはいけないよ。
      • We:S
      • are:V
      • alone:C
      • in believing that she is a beautiful woman.:M〔全体として形容詞相当:前置詞句が形容詞節(動名詞を修飾する)を従えている〕
        • she:S
        • is:V
        • a beautiful woman:C

I am not alone in thinking so./そう思うのは私だけではありません。

  • I am not alone in thinking so.〔そう思うのは私だけではありません〕
    • この[alone]は[the only person]を一語で言い換えた結果であろうから、このaloneの品詞は[名詞]であると考えるのが妥当だと私は思う。
      • もちろん、この[alone]をbe動詞[am]の[形容詞である補語]だと考えてもよい。
    • [in thinking so]は[前置詞+動名詞+副詞]で形容詞句相当〔前置詞句が形容詞句として機能している〕。形容詞句相当から後置修飾されている[alone]は[名詞]であるはず。
      • [alone]がbe動詞[am]の[形容詞である補語]だとしたら、[in thinking]は[前置詞+動名詞]で副詞句相当〔前置詞句が副詞句として機能している〕ということになる。
      • [in thinking so]は[前置詞+動名詞+副詞]で副詞句相当〔前置詞句が副詞句として機能している〕。
    • 辞書にaloneの[名詞]の項目がないのだとしたら、[辞書が間違っている]というふうに開き直ってよい。いろいろな見方ができるのだから、もっと自由に考えてよい。
      • すべての英語表現が文法的であるとはいえない。慣用句のように使われている表現ですら、文法的出ないことがあり得る。
      • 英語の場合、文法を壊してでも、慣用句を優先させる感じが強い。
    • I amのamというbe動詞の補語になるのは、名詞相当または形容詞相当だけである。この原則を、そんなに簡単に曲げてはいけないよ。
      • I:S
      • am not:V
      • alone:C
      • in thinking so:M〔副詞句〕

They spent time alone together./彼らは2人きりで時を過ごした。

  • They spent time alone together.〔彼らは2人きりで時を過ごした〕
    • They:S
    • spent:V
    • time:O
    • alone together:M〔副詞の連続〕
      • alone:副詞
      • together:副詞

We were alone together in the room./部屋には私たち(2人)だけだった。

  • We were alone together in the room.〔部屋には私たち(2人)だけだった〕
    • We:S
    • were:V
    • alone:C
      • alone:形容詞
    • together in the room:M
      • together:副詞
      • in the room:副詞句〔前置詞句が副詞相当になっている〕