🟩 もくじ

日本語が世界共通語になるらしい|いまからあんまり英語学習を頑張りすぎてもビミョーである件

  • 私たちは、[英語圏に先進的な知識があるから、英語を学ばなければ後れを取る]という洗脳にかかってきた。
  • しかし近い将来において、宇宙人とのファースト・コンタクトが予定されている。
  • ファースト・コンタクト後は、先進的な知識の仕入れ先は宇宙人・地球外文明ということになる。
  • これにともない、英語だけが世界の共通語という状態は弱まり、[世界共通語としての日本語]が台頭してくる予定になっている。
  • したがって、これまでのように英語一辺倒ではなくなるとともに、英語ができることの優位性は、かなり損なわれるであろう。
  • 代わりに、日本語ができることの優位性が高まることとなる。
  • したがって、これからは、英語を日本語にひっくり返すオセロゲームをすることになるであろう。
  • つまり、[現在、英語圏である領域に、英語を通じての日本語教育を行なう]という環境を、無償で提供していくことにより、[英語→日本語]という置換が成立するであろう。
  • これまで英語を学習してきた人たちは、[英語圏の人々に英語を通じて日本語を教える]というやり方をすることによって、その役割を失うことなく、生き延びることができる。
  • 考えてみれば、英語が地球にこれだけはびこっているのは、大英帝国とその裏にある世界政府・食人宇宙人が、詐欺と暴力を駆使して世界を植民地化したせいである。
  • 英語の功績は、文字が少数の閉じた範囲に収まっており、コンピュータ言語の土台になった、という点ぐらいであろうと思う。
  • 今後はコンピュータの文字コードについても、日本が音頭を取って、UNICODEを改善した、新しい文字コード体系を作る。
    • 中間文字コードを用意して、新しい文字コードへの移行を容易にする。
    • この新しい文字コード体系は、宇宙の言語をも視野に入れたものであり、柔軟で多様である。
  • ここで何がいいたいのかというと、英語に過剰な時間・体力を投入するのはやめて、数学・物理・化学・国語など、他の科目も、しっかりと勉強する必要があるということである。
    • 英語を専門にしてしまった人には、中身がないことが多い。
    • 実際には逆が望ましく、例えば、工場の産業用ロボットを管理する技術者が、英語で書かれた産業用ロボットのメインテナンス・マニュアルを読むために英語を学習する、といった感じが理想である。
    • 自分が専門分野をもたぬまま、英語力だけを発達させたり、英語教師になったりしてしまえば、無能な語学教師が誕生するだけになってしまう。
    • 語学以外に能がない語学教師なんて、ゴミだと思うよ、私は。
    • 人間には、もっと高いポテンシャルがあるのに、なぜ一生、英語なんか教えてるのよ。
    • 自分の[成長・進化]が止まっちゃうでしょ。
    • まず専門分野をもち、専門分野において必要があれば、外国語を学ぶ。この順番が正しい。
    • つまり語彙増強〔vocabulary building〕は、自分の専門分野に合わせて行なうべきものである。
    • カメラメーカーなら、光学系なり、機械系なり、電子系なり、それぞれの部署があり、光学系のエンジニアには、光学系に必要が語彙がある。機械系・電子系においても同じことである。
    • つまり、自分の専門分野で使う英語の語彙を覚えていく。それは自分の専門分野の英語の文字情報を得たり、英語で発信するためである。
    • そのようにして、[道具としての英語]という範囲に限って、英語と付き合っていく必要がある。
    • そういう意味で、英検やTOEICには、あまり価値がないと正直、私は思っている。
    • 英語を自己目的にしてしまう愚に陥るなよ、少年。
    • 日本の英語教材は、語学以外に能がない語学教師が書いた本が多い。
    • これじゃダメなんだよ、今後の地球では。
    • 2025年の冬至には、かなりの人々が覚醒するらしい。
    • 覚醒したら、記憶力なども高まり、学習のスピードと正確さが増大すると思うので、大人でも大学へ入り直す人が増えるよ。
    • 現在のような、腐った大学を改めて、本当の大学にする必要がある。
  • これからの地球のテーマは、[精神文明と科学文明との調和ある発展]であるから、[精神文明と科学文明とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]ことが行動として求められている。
    • [心と頭脳とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [感性と理性とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [直感と論理とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [芸術的感性と科学的思考とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [感情と哲学とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [創造性と分析力とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [霊力と知力とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [瞑想と思索とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [祈りと実践とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
    • [伝統と革新とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]
  • これからの地球の存在どうしの関係は、次のキーワードでまとめることができる。
    • 自律協働=autonomous collaboration〔オーとーノマス・コらボれいション〕
    • 自律協働性=autonomous collaborativeness〔オーとーノマス・コらボレイティヴねス〕
  • 自律協働の自律について述べる。
    • 自分の価値観や内的規範に基づき、自らの判断で決定を下し、それに従って行動するような、自己制御・自己統治を基調として生きていくありさまを、自律という。
  • 自律協働の協働について述べる。
    • 自律的主体どうしが、主体それぞれの自律性を保持しつつ、しかも、それぞれの個性を十二分に活かしながらも、主体どうしが一つの目標へ向けて、協力し合い〔力を合わせ〕ながら労働していくことで、目標を達成するありさまを、協働〔to collaborate/collaboration〕という。
  • 独立性と協力性とが併存するのが、自律協働/自律協働性の世界の特徴である。
    • ソロでも通用する実力者がバンド/オーケストラを組んで、壮大な楽曲を演奏する。
    • それが自律協働/自律協働性の世界の特徴である。
  • 日本/日本人の役割・得意技は、例えば、ソフトウェアとハードウェアとの統合によって、鉄道の運行〔とくに新幹線と在来線との乗り継ぎ調整など〕、航空機の運航、製造工場の運営などを、見事にこなすような部分である。
  • それは、性質の異なる二者・三者・それ以上を、一つのシステムの中で協働させるための調整能力が、日本/日本人にはそなわっている、ということを意味する。
  • その日本/日本人としての傾向を活かして、[精神文明と科学文明とを愛と感謝に基づく実践の中で統合していく]ことの手本を、地球人に示すことが、日本/日本人に与えられた責務の一つであろうと思う。
    • だから霊的な鍛錬と、頭脳の鍛錬とを並行して行ない、科学文明・物質文明に溺れて波動を下げ、堕落するような愚を、二度と犯さない必要がある。
    • とくに重要であり、急がなければならないのは、自然環境の修復工事である。
      • つまり、私たちが急ぐべきなのは[逆開発]である。
      • [逆開発]によって[開発]を打ち消し、自然を元に戻す事業を国家プロジェクトとして急いで行なう必要がある。
    • 例えば、諫早湾の干拓事業を撤回し、諫早湾を生き返らせる必要がある。
    • 例えば、トンネルを掘って地下水脈〔龍脈〕を寸断・破壊した部分を元に戻す必要がある。
    • 例えば、地下水を汚染する半導体工場を追い出す必要がある。
    • 山を掘る・地下を掘るというのは、地下水脈〔龍脈〕を寸断・破壊する行為であり、環境破壊の中でも、とくに悪いことである。
    • 今後は半重力装置で動く天の浮舟〔あめのうきふね〕が交通の中心になっていくので、高速道路・鉄道路線の廃止と、[トンネルを自然の山に戻す工事]を、公共工事として徹底的に行なっていき、自然修復を行なう必要がある。
  • [英語圏の先進的な知識は、多くの場合、食人宇宙人との交換条件によって、食人宇宙人からもたらされた知識の受け売り]であるらしい。
    • 食人宇宙人とは、レプティリアン、ドラコニアンなどとよばれる宇宙種族である。
  • 食人宇宙人との交換条件の一つに、子供たちの肉体があるのだということが、秘密にされてきた。
    • 人間を食べる食人宇宙人に子供を与える。これが、子供の誘拐事件の裏にある事実の一つである。
    • ディズニーランド、ディズニーシーで、ユニバーサルスタジオで、行方不明になった子供たちがたくさんいるのよ。
    • この子供たちを運ぶ船がEVERGREENという会社のコンテナ船であり、そのコンテナの中には、子供たちが糞尿まみれで閉じ込められているらしい。
  • この人身売買ネットワークに、東京のやんごとなきお方〔通称:天ぷら〕が関与していたとか、そういう噂がある。
  • これまで地球人は、米英仏などを裏で動かしてきた食人宇宙人である、レプティリアン、ドラコニアンと、その協力者である魔法使いたちによる黒魔術によって、眠らされてきた。
    • その黒魔術は、すでに解けてきており、日本人にはスイッチが入った。
    • 2025年の冬至へ向けて、日本人の覚醒が始まっていくらしい。
  • 英語の重要性は、かつてよりも弱まっている。
    • 英語の学習は、効率よく終えて、自律協働の担い手としての自分のスキルを磨くことに、時間・体力を割り振ったほうがよい。
    • 英語はそこまで熱心に勉強しても意味がない。
    • 世界の第二言語は、日本語になるから、むしろ日本語をしっかりと学ぶことが重要である。
    • そのとき、英語と日本語とを対比して学び、英語と日本語とを対比して教えるということは、必要であろう。
    • その程度の英語力で十分であるから、語学にあまり時間・体力を使わないほうがよい。
  • 私たちは、地球文明を新たに打ち立て直すにあたって、文明を土台から支える哲学を確立する必要がある。

英検級と学年の対応

  • 5級:中学1年生レベル〔小学校中学年~中学生が受験〕
  • 4級:中学2年生レベル〔小学校高学年~中学生が受験〕
  • 3級:中学3年生レベル〔中学卒業程度〕
  • 準2級:高校中級レベル〔中学生~高校生が受験〕
  • 2級:高校卒業レベル〔中学生~高校生が受験〕
  • 準1級:大学中級レベル〔高校生~社会人が受験〕
  • 1級:大学上級レベル〔大学生~社会人が受験〕

Windows限定|Google翻訳の読み上げ音声をAudacityで録音せよ

文法項目別体系を採用している英作文問題集は[劣化版・総合英語]にすぎないのでカットできる

  • [文法項目別体系を採用している英作文問題集]は、[簡略版の総合英語]にすぎない。
  • [正確で豊富な語彙力]と[文法・語法のミスなきこと]を目指す以外に、そもそも語学で行なうべきことはない。 英作文も、その語学の内側にあるので、英作文といっても、[正確で豊富な語彙力]と[文法・語法のミスなきこと]を目指す以外に、特別な対策は原則として存在しない。
  • したがって、[正確で豊富な語彙力]は英単語集・英熟語集・英語構文集で培い、[文法・語法のミスなきこと]は[総合英語]に登場する細かい例文を一つ一つ根気強く覚えていくしかない。
  • そのような努力を積み重ねたうえで、英作文によく出題される表現をまとめて取り扱った英作文対策書を一冊、みっちりとやり込めば、それ以上を英作文に費やしても、それ以上、得点は上がらないであろう。
  • 総合英語ランキング · ゆきんこの勉強法

文法項目別体系を採用している英作文問題集|[総合英語]に取り組むならカットできる英作文問題集

  • 語法〔usage〕とは、その語句に特有のインディヴィジュアルな〔individual〕法則をいう。語法は辞書〔英和辞典・英英辞典〕で調べる。
  • 同じ、または、類似の語法〔usage〕をもつ語句をグループにして捉え、それらを調べたり整理したりする、ローカルな〔local〕視点もある。このようなことは文法書・語法辞典で調べる。
  • 文法〔grammar〕とは、類似の語法をもつ語句をグループどうしに共通した、グローバルな〔global〕法則をいう。
  • 語句の使い方の範囲が、individual<local<globalの順番で、一般的・広範になっていく。
  • 英語という言語は、globalな法則に反する、individualな法則、または、localな法則がまかり通る、整理されていない、グチャグチャの言語である。
  • このため、英語を学習する場合、globalな法則、つまり文法〔grammar〕に時間・体力を過剰に投入する行為は、時間・体力を大いに溶かす結果となり、受験勉強では、結果として爆死することが多い。
  • 英語を教える人は、英語以外に能がない人が多いので、英文法をしっかりやることを強調するけれども、英語を道具とする人〔大多数〕にとって、英文法に過剰な時間・体力を使うと、受験に負ける。
    • [英語以外に能がない人の言うことを真に受けるな]ということである。
    • [英語を使って、何々する人]にならなきゃ、どうにもならんでしょう? 
  • 語句の使い方〔usage〕にまつわるグローバルな〔global〕法則を集成した書物が文法書である。文法は文法書で調べる。
  • [文法・語法にかんして誤りのない英作文を行なう能力]を学習者に授けるためには、[文法・語法にかんして誤りのない表現を、学習者に大量に供給する]以外の手立ては、基本的には必要ない。
  • 英作文教材は、左ページに和訳、右ページに英文という、見開き対訳式の[英作文に使える表現集]の形式が最も効率がよいわけであり、蛇足となる解説は、基本的には必要ない。
    • 誤りの実例を示してから、それを修正するような迂遠なことをせずに、黙って大量の[文法・語法にかんして誤りのない表現を列挙]してほしい。
    • ただし、日本語から直訳すると[誤りを含む表現]となりやすい例があれば、その実例を列挙して修正する必要はあるだろう。
    • そういう淡々とした構成で十分なのである。それ以外は無駄で余計なことだ。
    • [[必修編]英作文のトレーニング|Z会編集部 編|Z会出版]では、学習者には前もって何も教えず、まず誤りを犯させてから、それを日本人教師が偉そうに修正していくスタイルがとられている。
    • こういうやり方を学習参考書で採用するのは、情報伝達の効率が悪く、何よりも学習者の自己肯定感・やる気を破壊する、非人道的なスタイルである。
    • こうした非人道的なスタイルを[当たり前]だと思ってZ会出版が、このような印刷教材を出版しているのだとしたら、Z会出版の本部のセンスはおかしいと思う。
    • Z会の傾向として、[通信添削会社・出版社としての実力が低いため、やたらに高難度の問題を作って、自己の権威を高めようとする]という傾向があると思う。
    • Z会全体として、難度を感じ取るセンサーが機能していないようにみえる。
    • 河合出版の印刷教材は、難度が適切であることが多い。
    • Z会が権威主義を振りかざすなら、生徒・学習者はZ会を見限るであろう。Z会は、その権威主義的な姿勢を改めよ。
  • 【カット可能】:[[必修編]英作文のトレーニング|Z会編集部 編|Z会出版]への★1のAmazonでのレビューを参照してほしい。
    • [必修編]では、生徒が日本人英語教師に、やり込められる対話形式が採用されている。
    • [必修編]の対話形式は、生徒の立場からすると屈辱的〔そこで行なわれているのは、教育の名を借りたイジメ(bullying)〕であり、私は胸くそ悪い印刷教材だと思った。
    • Amazonでのレビューに、[必修編]は例題の数が少ないという本質的な指摘がある。英作文にだけ、こう何冊も印刷教材を出されてしまっては、学習者の側も迷惑である。一冊にギュッとまとめてほしい。
    • 英作文対策は、[総合英語]+[英語構文集]+[英熟語集]+[英単語集]をactive vocabularyの段階まで修めれば、だいたい大丈夫である。
    • この大丈夫な条件を満たしている場合には、英作文問題集は、原則として割愛できると私は思っている。
    • ただし、英作文に出題されやすい[日本語から英語に直すときに苦労しやすい表現]というものがあるのも事実であり、それは[大学受験スーパーゼミ 頻出英作文完全対策|桐原書店]をやっておけば大丈夫だと私は思っている。
    • [日本語から英語に直すときに苦労しやすい表現]以外は、[総合英語]+[英語構文集]+[英熟語集]+[英単語集]でカバーできると思う。
    • 以下に紹介する印刷教材は、すべてネイティブ・チェック〔英文校閲〕が入っているものである。
      • [総合英語]:[WISH総合英語|文英堂][INSPIRE総合英語|文英堂]
      • [英語構文集]:[セレクトプラス英語構文76|文英堂]
      • [英熟語集]:[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]または[ランク順 入試英熟語1100|学研]
      • [英単語集]:[必携 英単語 LEAP Basic|数研出版|英文校閲:Helen Rebecca Teele][改訂版 必携 英単語 LEAP|数研出版|英文校閲:Peter John Hawkes / Helen Rebecca Teele]
      • [英作文問題集]:[大学受験スーパーゼミ 頻出英作文完全対策|桐原書店]
        • もしも[大学受験スーパーゼミ 頻出英作文完全対策]が重たすぎるという人は、巻末の別冊[暗唱文例集]=[問題文と正解英文の見開き対訳冊子]だけに取り組めばよい。
        • それでも多すぎるという場合、[英作文FIRST PIECE|学研〔ネイティブ・チェックあり〕]の広範〔p.163~〕にある[KEY SENTENCE 225]だけを、口頭・筆記で瞬間英作文できるように練習するのがよい。
          • [英作文FIRST PIECE]の[KEY SENTENCE 225]は、入試英作文で最も出題されやすい典型的な言い回しを集めた、中身の濃い例文集である。
    • 以上の印刷教材はactive vocabularyの段階まで、いいかえれば、掲載されている英語表現の和訳から、英語表現が口頭・筆記によって再現できる状態にまで鍛え上げるだけでも重労働であり、そこまでやれば、どこの大学でも英語で合格点は取れるはずである。
    • あとは過去問の演習を通じて、知識を有機的に再編成していく過程で、実力が高まっていくであろう。
    • 英語や古文は、少ない教材をactive vocabularyの段階まで鍛え上げたほうが伸びる。雑多な印刷教材は、だいたい過去問で代用できる。
    • 英文読解・英語長文読解の印刷教材など、私は必要ないと思う。
  • 認知とは、既有知識の想起を基調とするので、active vocabularyの段階まで、いいかえれば、再生記憶まで、[総合英語][英語構文集][英熟語集][英単語集][英作文問題集]を使って鍛え上げれば、リスニング・コンプリヘンションも、リーディングも、既有知識の想起をベースとして、ラクに行なえる。
    • それがほんらいの語学のあり方なのであって、passive vocabularyの段階までしか知識を覚えない語学は、記憶が抜けやすいので無限の復習が必要になるし、何よりも自分が前進しているという実感が得にくい。
    • [共通テスト]の英語・国語における時間の足りなさは異常であり、それに対抗するためには、[総合英語][英語構文集][英熟語集][英単語集][英作文問題集]をactive vocabularyの段階まで鍛え上げるしかない。
    • 古文単語とかも、[大学入試 古文単語速読マスター500|学研]の文章を、口語訳から口頭・筆記で再現できるように練習するのがよい。つまり、口語訳から瞬間古作文できる段階まで鍛え上げる。
    • 古典文法書も、助動詞・助詞・敬語の各用例を口語訳から口頭・筆記で再現できるように練習するのがよい。つまり、口語訳から瞬間古作文できる段階まで鍛え上げる。
    • そうやって古文で時間を短縮しなければ、[共通テスト]の国語で、どうやって得点を確保するというのだろうか? 
  • 【カット可能】:[[実戦編]英作文のトレーニング 改訂版|Z会編集部 編|Z会出版]への★2のAmazonでのレビューが、Z会の英語参考書における実力のなさを端的に示しているのではないか? 
    • 例題の問題文の日本語〔和文〕が悪文なのに、その悪文を英訳しようとしているので、そもそもが英作文問題集として無理筋の構成である。
    • Z会編集部が執筆したZ会出版の印刷教材には、良いものと悪いものとが混ざっている。
    • 組織名であるZ会編集部が書いているわけはなく、執筆者の氏名を公表するのが筋であろう。
    • Z会出版の印刷教材でも、いい先生の書いた印刷教材は、とてもよい。しかし、ダメな先生の書いた印刷教材は、とてもダメである。
  • [[自由英作文編] 英作文のトレーニング 改訂版|成田あゆみ 著|Z会出版]は[ディスコースマーカー英文読解|成田あゆみ 著|Z会出版]とペアをなすであろう印刷教材であり、パラグラフ・ライティングと、パラグラフ・リーディングを扱っている。
    • 大学受験のためのパラグラフ・ライティングを教える印刷教材は数少ないため、[[自由英作文編] 英作文のトレーニング 改訂版]には価値がある。
    • パラグラフ・ライティングのルールを学ぶことは、そのままパラグラフ・リーディングのルールを学ぶことになるので、[[自由英作文編] 英作文のトレーニング 改訂版]だけをこなせば、[ディスコースマーカー英文読解]は不要かもしれない。
    • 英作文のトレーニング・シリーズのうち、買う価値があるのは[[自由英作文編] 英作文のトレーニング 改訂版]だけかもしれない。
  • 文法的に正しい表現を豊富に列挙してくれる[総合英語]として[INSPIRE総合英語|文英堂]がある。
  • 文法項目別体系を採用している英作文問題集は、結局、[総合英語]よりも用例が少ない、[劣化版の総合英語]になっていることが多い。
  • そんなことだったら、[INSPIRE総合英語]に載っている代表例文以外の用例をどんどん覚えていったほうが、入試英作文での文法・語法のミスを減らす効果がずっと高いであろう。
  • [文法・語法にかんして誤りのない英作文を行なう能力]とは、結局、[文法・語法にかんして誤りのない表現]をたくさん知っていることによってのみ、実現可能な能力なのである。
  • [文法・語法にかんして誤りのない表現]を、100万個のビーズを縫い合わせて衣装を作るような感じで、コツコツとビーズを集めていくのが語学である。
  • それは結局、LibreOffice Calcで、和訳と英語表現との対応関係のリストを作り、英語表現をGoogle翻訳などに読み上げさせ、その音声をAudacityで録音し、Audacityそのもの、または、Slice Audio File Splitterを使って、MP3ファイルを無音部分でファイルに分割していき、LiName.exeなどでファイル名を整え、リピート再生が得意なICレコーダー等で、音声言語〔耳〕を通じて英語表現を暗記していくことを意味する。
    • 印刷教材は、そのネタを集めるための材料でしかない。
  • 英作文問題集における日本人英語教師の説明の多くは無駄であり、幾千ものネイティブ・チェック入りの正しい表現を列挙してくれるだけでよいのだ。
  • 文法項目別体系を採用している英作文問題集では、ネイティブ・チェック入りの正しい表現を豊富に列挙しているものは少数派であるような気がする。
  • 学習者に[文法・語法にかんして誤りのない英作文を行なう能力]を授けるためには、正しい表現だけを端的に示せ。それ以外は原則として必要ない。
  • 【カット可能】:[英作文基礎10題ドリル|駿台文庫]:[総合英語]に取り組むなら不要。
  • 【カット可能】:[大学入試 英作文ハイパートレーニング 和文英訳編 新装版|桐原書店]:[総合英語]に取り組むなら不要。
  • 【カット可能】:[大学入試 英作文バイブル 和文英訳編 解いて覚える必修英文100|Z会出版]:[総合英語]に取り組むなら不要。
  • 【カット可能】:[[はじめる編]英作文のトレーニング 新装版|渡辺 寿郎 著|Z会出版]:[総合英語]に取り組むなら不要。
    • Amazonのレビューに、[本の帯に「音声DL付き」と書いているから買ったのに、Z会のダウンロードサイトに行っても「はじめる編」だけ音声DLがない。返品したいが領収書を紛失した。くやしいが泣き寝入りするしかない。]とあった。
    • 一度でも本の帯に「音声DL付き」と表記した事実があるのだとしたら、Z会出版は道義的に[ダウンロード音声を録音し、自社サイトでダウンロード・サービスを始める責務がある]と考えられる。
    • しかし2025-03-20現在、Z会出版のサイトに、[[はじめる編]英作文のトレーニング 新装版]のダウンロード・サービスは見当たらない。Z会出版は無責任である。Z会には失望した。
    • [[はじめる編]英作文のトレーニング 新装版]のような基本的な英作文教材は、[英文法授業ノート|‎ ぺりかん社〔ネイティブ・チェックあり〕]のような、English grammar book based on English composition〔英作文に基づいた英文法書〕を使ったほうが本質的である。
    • [[はじめる編]英作文のトレーニング 新装版]を英文法書とみなすと、情報量が大幅に不足している。
    • [英文法授業ノート]で[英作文を基調とした英文法学習]を行なうことによって、[[はじめる編]英作文のトレーニング 新装版]の内容を包含する、より本質的な英文法・英作文の学力が身につくであろう。
    • [はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版 - Z会の本
    • [はじめる編] 英作文のトレーニング 新装版 | 渡辺 寿郎 |本 | 通販 | Amazon
  • 【カット可能】:[[必修編]英作文のトレーニング|Z会編集部 編|Z会出版]:[総合英語]に取り組むなら不要。
  • 【カット可能】:[【大学受験ナビゲーション】英作文ナビ|日栄社]:[総合英語]に取り組むなら不要。

[基礎英作文問題精講 3訂版|旺文社]

  • [基礎英作文問題精講 3訂版|旺文社]をメルカリで安く買った。
  • [基礎英作文問題精講 3訂版]にネイティブ・チェックが入っているとは、一言も書かれていなかった。
    • したがって、[基礎英作文問題精講 3訂版]は英作文で問われやすい表現のカタログとして使うに留め、登場する英語表現は、PerplexityなどのAIに例文を校閲させてから、それを暗記する。
  • ネイティブ・スピーカーでも間違えることがあるのに、日本人英語教師が英作文の参考書をネイティブ・チェックなしで出版する、その倫理性が問題だと思う。
  • ネイティブ・スピーカーではない日本人英語教師が英語入試の作成・採点、英語を教えることに従事することそれ自体を、国家的に禁じていく必要があると思う。
  • 正しくない英語表現を覚えてしまったら、その記憶をunlearnすることは無理である。
  • 学習において[ウソを覚えないこと]、教育において[ウソを教えないこと]は、学習・教育における必要最低限の倫理である。
  • ウソを恐れることは、とても重要な倫理観であり、その根本には良心・良識がある。
  • 油断しないこと。おごり高ぶらないこと。細心の注意を払うこと。
  • そうした姿勢がないところに、よい教育は生まれない。

  • [基礎英作文問題精講 3訂版|旺文社] → p.100|例題89
  • 問題文:あなたは彼の所へ行って、私のこの手紙を手渡すだけでいいのです。〔東北大学:改〕
  • Google翻訳:All you have to do is go to him and hand him this letter.
  • Perplexity:All you need to do is go to him and hand over this letter of mine.
  • DeepL:All you have to do is go to him and hand him this letter of mine.
  • Ginger:
    • To give him this letter of mine, all you have to do is go to him and hand it to him.
    • All you need to do is go to him and give him this letter I wrote.
    • The only thing you need to do is go to him and hand him my letter.
    • To give him my letter, all you need to do is go to him.
    • The only thing necessary is for you to go to him and hand him this letter of mine.
    • The only thing required of you is to go to him and give him my letter.
  • [基礎英作文問題精講 3訂版]:All you have to do is go to his place and hand him this letter from me.
    • to his placeという部分がダサい。いかにも日本人が書いたクソ英語だ。しかし、こういうのが勉強になるんだね。他山の石とせよ。
    • go to himとするのが一般的であるらしい、と推定することができる。
    • [私のこの手紙]と強調するのは、this letter of mineが好ましいであろう、と推定することができる。
  • 竹岡広信先生は、入試英作文の出題傾向を分析するプロなのであって、英語力は三流未満である。
  • 誰でも日本人なら、この程度なんだよ。
  • これは竹岡広信先生をディスっているのではなく、[ウソをつかない]という私の良心に基づく言動であるから、竹岡広信先生、許してください。
  • したがって、その弱点をよく知って、竹岡広信先生の著作を利用することが重要である。
  • 竹岡広信先生を[神]とか言うなよ、そこの少年。もっと現実を正確に観察するとともに、確固たる自分軸をもて。
  • あるがままに見よ。それがアセンションへの早道。
  • 自分のあるがままを認めよ。それがアセンションへの早道。
  • 自分のあるがままを保持せよ〔芝居をするな〕。それがアセンションへの早道。

[基礎英作文問題精講 3訂版]を参考にしながら、Perplexityに質問しつつ英作文学習を進めていったほうが合理的ではないか?

  • 英語の印刷教材は、よっぽど価値の高いもの以外は淘汰されていくであろう。

1. I was working in a Japanese restaurant.

意味:

  • 「私は日本食レストランで働いていました」という意味です。
  • この文では、「働いていた場所」が強調されています。「in」は物理的な場所を指しており、実際にそのレストランの中で働いていたことを示します。

正誤:

  • 正しい文法です。
  • 文脈としても自然です。例えば、キッチンやホールスタッフとしてそのレストランの中で働いていた場合に使います。

2. I was working for a Japanese restaurant.

意味:

  • 「私は日本食レストランのために働いていました」という意味です。
  • この文では、「誰(何)のために働いていたか」が強調されています。「for」は雇用主や相手方を示します。そのため、実際にそのレストランの中で働いていたかどうかは明確ではありません。例えば、デリバリーサービスや外部スタッフとしてそのレストランのために仕事をしていた可能性もあります。

正誤:

  • 正しい文法です。
  • 文脈によっては適切ですが、実際にそのレストラン内で働いていた場合には「in」の方がより具体的で自然です。

違いのまとめ

強調点 使用される場面
I was working in a Japanese restaurant. 働いていた「場所」 実際にそのレストラン内で仕事をしていた場合
I was working for a Japanese restaurant. 働いていた「対象(雇用主)」 レストラン内外を問わず、そのレストランのために仕事をしていた場合

結論

どちらも正しい表現ですが、使い分けは文脈によります。

  • **「in」**は物理的な場所(レストラン内)での仕事を指す場合に適切です。
  • **「for」**は雇用主や仕事の対象を指し、必ずしも物理的な場所には限定されません。

どちらを使うべきかは、自分が伝えたい内容によって選んでください!

英文法における機能語〔function words〕の一覧

  • 入試の英作文では、[文法・語法のミスで失点しないこと〔減点されないこと〕]が、ほんらい獲得するべき得点を維持する[守りの戦略]のカギになる。
  • [文法・語法のミスで失点しないこと〔減点されないこと〕]を実現するためには、英文法における機能語〔function words〕のすべてにわたり、平易な例文をたくさん覚えることが必要となる。
    • それが英語圏へ留学しても、英語で困らない土台となる。
    • 学校教育の英語には、こうした土台作りが欠落している。
      • 学校教育では、アウトプット〔話す・書く〕にかんする指導がまったくなされないに等しい。
      • それは英語教師が日本人であり、英語のネイティブ・スピーカーではないため、彼らがスピーキング/ライティングを指導するスキルをもたないからである。
      • ネイティブ・スピーカーではない日本人英語教師が英語入試の作成・採点、英語を教えることに従事することそれ自体を、国家的に禁じていく必要があると思う。
      • スピーキングを鍛えなければリスニング・コンプリヘンションの能力は上がらない。
      • ライティングを鍛えなければリーディングの能力は上がらない。
      • 結果として、日本で英語教育を受けても、英語力は上がらない、ということになる。
  • 機能語の例文を網羅しているのは、英和辞典・英英辞典であり、主要な機能語にかんして、英和辞典・英英辞典の例文を暗記するのが、英作文・英会話に、とても効果があると思う。
    • [英文法書の章立て]は、大まかにいえば、[機能語のカタログ]になっている。
      • 例えば、英作文教材・英文法書・総合英語の[疑問詞の章]や[関係詞の章]はWh語={who、which、what、when、where、how、why}の使い方のカタログなのである。
    • [英文法を学ぶ]ことの中心に、[機能語の語法を学ぶこと]≒[機能語の詳しい使い方を、例文を音声言語を通じて暗記すること]が占めている。
    • 英作文教材〔英文法書の章立てと同じ章立てのもの〕・英文法書・総合英語に載っている機能語の例文だけでは、不十分である。
    • 英作文教材・英文法書・総合英語に載っている機能語の例文と、英和辞典・英英辞典に載っている機能語の例文とを合わせて始めて、十分な例文の本数に近づく。
    • 知りたい例文が載っていない場合には、PerplexityなどのAIに例文を生成させて、それを暗記する。
    • 結局、英作文・英会話の基礎力を支えているのは、機能語の正しい使い方を、例文を音声言語として暗記し、文を変形する瞬発力を養うトレーニングの積み重ねなのである。
    • こうしたことを、Wh語だけでなく、英文法書の章立てのすべてにおいて、徹底すると、正しく短い例文を無数に暗記することとなるであろう。
    • この[正しく短い無数の例文]こそが英語力の本体なのである。
  • ネイティブ・チェックが入った英和辞典として、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]と[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]が存在する。
  • [文法・語法のミスで失点しないこと〔減点されないこと〕]を実現するためには、主要な機能語にかんして、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]または[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]に登場する例文の主要部分を、和訳から口頭・筆記で再生できるように練習するのがいちばんよいであろう。
    • そして、例文が足りない部分については、PerplexityなどのAIに例文を生成させて、それを暗記する。
  • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付|KADOKAWA]のような分厚い本をこなす戦略よりも、主要な機能語にかんして、英和辞典の例文を暗記していく方式を推薦する。
    • 語学というのは、対象となる言語素材を、散弾銃で射撃するような営みである。
    • このとき、散弾銃から発せられる一粒・一粒の鉛の球体は、自分が有する一つ一つの語彙である。
    • 自分が獲得している語彙数が少ないと、対象となる言語素材を十全に撃ち抜くことができず、聞く・話す・読む・書くといった作業に失敗することとなる。
    • 語学は語彙増強が99%であり、語彙増強とは例文暗記の積み重ねである。
    • 例文を数多く、徹底して悉皆的・網羅的に覚えたヤツが語学で有利になる。
    • 知っている語彙数に比例して、語学力が増大する。
    • 知っている例文の本数に比例して、語学力が増大する。
    • 語学とは、そういう単純なものである。

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ここからが機能語一覧

冠詞〔article〕

  • a, an, the

第一助動詞〔primary auxiliary verb〕

  • be, have, do
    • 〔それぞれ、am, is, are, was, were / has, have, had / do, does, didの形を含む〕

法助動詞〔modal auxiliary verb〕

  • can, could, may, might, will, would, shall, should, must, ought to, need〔助動詞用法〕、dare〔助動詞用法〕

疑似法助動詞〔pseudo modal auxiliary verb〕

  • be able to, be going to, have to, had better, used to

人称代名詞〔personal pronoun〕

  • I, my, me / you, your / he, his, him / she, her / it, its / we, our, us / they, their, them

前置詞〔preposition〕

  1. at
  2. in【副詞】
  3. on【副詞】
  4. for
  5. to
  6. from
  7. of
  8. by【副詞】
  9. with
  10. about【副詞】
  11. over【副詞】【従位接続詞】
  12. upon
  13. under【副詞】
  14. through【副詞】
  15. across【副詞】
  16. along【副詞】
  17. around【副詞】
  18. behind【副詞】
  19. beside
  20. between
  21. beyond【副詞】
  22. during
  23. except【従位接続詞】
  24. into
  25. near【副詞】
  26. off【副詞】
  27. out【副詞】
  28. since【従位接続詞】
  29. toward(s)
  30. up【副詞】
  31. down【副詞】
  32. without
  33. against
  34. among
  35. before【副詞】【従位接続詞】
  36. after【副詞】【従位接続詞】
  37. below【副詞】
  38. above【副詞】
  39. inside【副詞】
  40. outside【副詞】
  41. beneath【副詞】
  42. besides【従位接続詞】
  43. despite
  44. like【従位接続詞】
  45. opposite
  46. past【副詞】
  47. throughout
  48. till【従位接続詞】
  49. until【従位接続詞】
  50. within
  51. ほかにもある。

等位接続詞〔coordinating conjunction〕

  • and, or, nor, but, yet, for〔接続詞用法〕、so

従位接続詞〔subordinating conjunction〕

  • after, although, as, because, before, if, once, since, than, that〔従位接続詞用法〕、though, unless, until, when, where〔従位接続詞用法〕、whileほか多数。

Wh語〔wh-word〕:疑問詞・関係詞

  • who〔主格〕、whose〔所有格〕、whom〔目的格〕、which〔選択〕、what〔内容〕、when〔時〕、where〔場所〕、how〔方法・程度〕、why〔理由〕

指示代名詞〔demonstrative pronoun〕

  • this〔単数・近称〕、these〔複数・近称〕、that〔単数・遠称〕、those〔複数・遠称〕

不定代名詞〔indefinite pronoun〕

  • one, other(s), another, somebody, someone, something, anybody, anyone, anything, nobody, no one, nothing, everybody, everyone, everythingほか。

京都大学志望でも[改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付|KADOKAWA]は必要ない

  • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付|KADOKAWA]は、大学生・大学院生・社会人になってからも困らないだけの英作文知識・英作文スキルを身につけるための学習参考書であり、受験に合格するための学習参考書ではない。
    • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]は、英作文に対してのみ、バカみたいに時間・体力を投入することになる危険な学習参考書なので、ふつうの受験生はけっして手を出さないこと。
  • 竹岡広信先生は、研究熱心ではあるけれども、ネイティブ・チェックができるほどの英語力はもっていない。
    • [必携英語表現集 Essential English Expressions|数研出版]の表現がところどころ不自然であるという悪評がある。
    • そこからわかるように、日本人英語教師には限界があるといえる。
  • ネイティブ・チェックを済ませていない竹岡広信先生の英語教材は、必ずAIに査読させて、修正してから暗誦する必要がある。
    • 私はPerplexityを使っている。
    • AIは万能ではないけれども、致命的な誤りに気づかせてくれる面は否定できない。
  • まず入試英語の英作文において、高得点を狙う戦略は、基本的に誤っていると私は思う。
    • 京都大学といえども、日本人が採点するのであろうから、採点者の英語力は、かなり低いと見積もる必要がある。
    • そういう場合、アラ探しをして減点するしか手立てがないため、それに合わせて受験生の側が振る舞ってやる必要がある。
      • それは結局、文法・語法のミスのない〔減点要素を最小化した〕平易な表現に徹することが最大のコツであろう、ということを意味する。
    • そもそも、英語のネイティブ・スピーカーでない人が、英語教師をしたり、英語入試の出題・採点に携わることそれ自体がインチキなのであるから、日本の英語教育を土台から破壊して、ゼロから作り直す必要がある。
    • ネイティブ・チェックが入った英和辞典として、[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]と[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]が存在する。
    • [スーパー・アンカー英和辞典 第5版]は、[第4版]でもかまわない。機能語の用法は、時間とともに変化しづらいものであるからだ。
    • ネイティブ・チェックが入った英和辞典にかんして、機能語の例文を覚え尽くすことが、アラ探しをして減点する英作文試験への最も芯を食った対応策となるであろう。
      • ボンクラである出題者・採点者が見つけやすいミスをたくさん知っており、そのミスを回避することができる受験生だけが、減点の少ない状態〔高得点〕になる。この試験の仕組みから逆算して学習する必要がある。
    • つまり出題者・採点者がボンクラである以上、入試英語の英作文で最も大切なのは、文法・語法のミスをしないことだといえる。
    • 文法・語法のミスをしないためには、マクロ対策とミクロ対策の両方を講じる。
      • 【マクロ対策】:代表例文〔罫線で四角く囲われた例文〕を500本以上採録している総合英語を選び、その500本以上の代表例文を全文、和訳から例文が口頭・筆記で瞬間英作文できる段階にまで鍛え上げる。
      • 【ミクロ対策】:[スーパー・アンカー英和辞典 第5版|学研]または[アンカー・コズミカ英和辞典|学研]の機能語の例文を全文、和訳から例文が口頭・筆記で瞬間英作文できる段階にまで鍛え上げる。
      • 日本の英語教育には、この【マクロ対策】【ミクロ対策】の部分が抜け落ちている。なぜかというと、日本の英語教育は、出版社主導で推進されてきたので、辞書を売ること、テキストを売ることを自己目的にしているからだ。
      • 英語界で本当に実力と情熱のある人間は、英和辞典・和英辞典の執筆・編集に携わるし、英和辞典・和英辞典の執筆・編集に携わる過程で、彼らもまた[成長・進化]していく。
      • 正確で平易な短文を、一万も二万も覚えていくこと、つまり、先の【マクロ対策】【ミクロ対策】を行なうことが、英作文対策として最も重要で効果が上がるものだと私は考えている。
    • [総合英語の500本程度の代表例文]を口頭・筆記そのうえで、[必携 英単語 LEAP Basic|数研出版]や[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]の短い用例を、和訳から例文が口頭・筆記で瞬間英作文できる段階にまで鍛え上げる。
    • [大学受験スーパーゼミ 頻出英作文完全対策|瓜生 豊・早﨑由洋 編著/早﨑スザンヌ 監修・英文校閲|桐原書店]の巻末にある小冊子の模範解答にかんして、和訳から例文が口頭・筆記で瞬間英作文できる段階にまで鍛え上げる。
      • 早﨑スザンヌ先生は、ネイティブ・スピーカーであり、かつ、河合塾の先生でもあるので、竹岡広信先生よりも、ずっと信頼ができる。
      • 語学力は、ネイティブ・スピーカーにはかなわない。
      • キャストダイスのコバショー先生は、[改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]を選ばずに、[大学受験スーパーゼミ 頻出英作文完全対策]を選んだ。
      • コバショー先生には、受験生の現実がハッキリと見えているのだと思う。かなり俯瞰して、物事を正確に捉え、勇気をもって異論を唱える能力をもった、有能な受験アドバイザーがコバショー先生だ。
    • このあたりまでで、英作文に時間を費やすよりも、英文読解・数学・物理・化学・国語、[共通テスト]に時間を費やしたほうが賢明な残り時間になってくると思う。
      • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]を使うと、入試総合得点を最大化するための科目・分野に対しての時間・体力の按分バランスに、大きなゆがみが出てしまうのだ。
      • 英作文ばかりに、突出して時間・体力を使うと、入試総合得点の見込み点数は下がる。イコール、落ちる、ということを意味する。
    • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]は、[残り時間の少ない受験生にとって、入試総合得点を高める機会を逸失させる危険性をもった学習参考書]なのでダメなのである。
    • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]は、[合否を決める入試総合得点を増大させることにかんして、多大な機会損失を発生させかねない、危険な学習参考書である]というのが私の見立てである。
    • 竹岡広信先生は、[改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]という[作品]を立派に仕上げて伝説を残すことにフォーカスしており、そこに[受験生にとってはオーバーワークになり、入試総合得点が伸びずに爆死するリスク]への配慮が欠如していると思う。
    • 受験生を合格させることが最終ゴールだとすれば、一科目のある特定部分〔ここでは英作文〕だけに、過剰に資源を投入することが、どれほどのハイリスクかを考慮して、学習参考書として取り扱う深さを調整するものである。
    • 竹岡広信先生は、このあたりのさじ加減を知らないボンクラだと思う。
    • [改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本 音声ダウンロード付]には、大学に合格した後に取り組むことをオススメする。

英文法学習は、用例を暗記することに徹し、英文法の理論は直接的には覚えなくてよい

スペイン語が最短で話せる!成功の秘訣と最速ルートを大公開!

  • この先生がchunk〔チャンク〕と表現している対象は、コロケーション〔連語〕を意味する。
  • 英熟語は、語群全体で一つの品詞として機能するものを指し示す。
  • コロケーションは、語群の内部が、[自動詞+前置詞+目的語][他動詞+目的語][先行詞〔名詞句〕+関係詞節〔形容詞節〕][名詞句+前置詞+名詞句]のように、異なる品詞どうしの結びつき〔コロケーション〕を有する語群である。
  • コロケーションは、フルセンテンスの中から、とくに必要な部分だけを[異なる品詞どうしの語群]として取り出した語群である。
  • この先生が主張したいことは、用例を音声言語として覚えずに、文法理論だけを覚えても意味ねぇぞということである。
  • スペイン語は、名詞の文法性がある言語で、フランス語と同様に、ラテン語系の文法であるから、文法は複雑である。
  • それでも、文法理論よりも、チャンク/コロケーションに単語を代入して使う方法のほうが有効であると、この先生は述べている。
  • 英語の文法は、スペイン語の文法やフランス語の文法よりも、かなり単純化されており、英文法の内容は、ほぼ中身がないスカスカの状態であるから、英文法にかんして、文法理論だけを覚えても意味がない。
  • 英文法こそ、総合英語に登場した全英文・全表現を、和訳から口頭・筆記で再現できるぐらいまでやり込む必要があると、私自身は思っている。
  • 英文法理論は、用例に内在しているので、用例さえ暗記しておけば、用例の中から英文法理論を抽出することが可能である。
  • そういう意味において、英文法は必要ない。文法論点を含有する用例を正確に暗記し、異なる単語を代入するときに、どこが変化するのかを体感的に覚えておけばOKということになる。
  • その代入された新しい用例をも、暗記の対象にすればよいのであるから、文法学習とは、結局、用例の暗記に帰着するということになる。

なぜactive vocabularyの段階まで習得したほうが有利なのか? 

  • 音声言語を通じてactive vocabularyの段階まで習得したほうが、忘れにくい、ということがある。CMの音楽などは、何十年も覚えているものである。音声記憶は忘却への耐性が高い。
  • active vocabularyの段階まで習得すると、記憶の刻み込みが深いため、脳内で反芻されやすく、なぜか自動的に記憶が維持できてしまう不思議な現象が起こる。
    • 脳というものは、ゴムのようなもので、ある閾値未満の深さで刻み込まれた記憶は、脳の反発力によって、刻み込みがキャンセルされ、完全忘却に至るのかもしれない。
    • 脳というものは、ゴムのようなもので、ある閾値以上の深さで刻み込まれた記憶は、脳の反発力も及ばず、長きにわたって刻み込みが残り続けるのかもしれない。
    • 結局、ある記憶を、必ず確実に長期記憶へと移行させようと思ったら、active vocabularyの段階〔再生記憶の段階〕にまで、記憶を深く刻みつける必要があるのだ。
    • 暗記から逃げ腰で、passive vocabularyの段階〔再認記憶の段階〕までに努力を留めようとするから、英単語集が真っ黒にボロボロになるわけである。
      • 音声言語を通じて英単語を覚える人は、英単語集が真っ黒になることがない。
      • だって、英語を聞いて・シャドウイングして覚えていくのだから、英単語集そのものは、あまり使わないのである。
      • 英単語集が真っ黒にボロボロになっているのは、音声言語を基調とした語彙増強〔vocabulary building〕ではない、別のやり方をしているのであろう。
    • 音声言語を通じてactive vocabularyの段階まで習得したほうが忘れにくいので、それにともない復習の回数も減るため、浅い記憶を難度も繰り返すよりも、合理的であろうと思う。
  • active vocabularyの段階まで習得した語彙は、その想起スピードが速い。
    • リスニング・コンプリヘンションの配点が大きい入試が増えている。
    • リスニング・コンプリヘンションでは、あやふやな語彙の記憶では、聞き漏らしが増えて、まったくお手上げになることが多い。
    • つまり、passive vocabularyの段階までしか覚えていない語彙は、リスニング・コンプリヘンションでは、ほぼゼロの効果しかないと思ってよい。
      • 日本の英語教育は、[検定済教科書やその傍用問題集][テキスト][学習参考書][問題集][辞書]などの印刷教材をたくさん学校一括採用させて、印刷教材をたくさん売ることを自己目的にしながら発達してきた歴史をもつ。
      • このため、印刷教材が売れない、音声教材を中心とする英語教育は、学校教育では忌避されてきた。
      • また日本人英語教師の発音はとても悪いため、英語教師による音声言語を中心とする英語教育は、学校教育では忌避されてきた。
      • これを改善するためには、日本人英語教師を全員解雇して、学校教育から外国語教育を排除するのがいちばんいい。
      • いいかえれば、外国語教育を民間にぜんぶまかせるかわりに、その民間による外国語教育を無償で受けることができるように、政府が補助金を出すのがよい。
    • そして、リスニング・コンプリヘンションの英文は、[英検2級程度]の英語の検定済教科書ぐらいの難度であろう。
    • [英検2級程度]の英語の検定済教科書ぐらいの難度までの語彙は、active vocabularyとして使いこなせるぐらい、深く学び込む必要があるのだと解釈してよい。
    • さらに、英語長文読解での[読解の速さ・正確さ]にかんしても、あやふやな語彙の記憶では、読解スピードが上がらず、読み違えが発生したりもする。
    • リスニング・コンプリヘンション、あるいは、英語長文読解におけるパフォーマンスは、一つ一つの語彙の想起スピード、想起内容の正確さの累積値である。
    • したがって、語彙の一つ一つを、active vocabularyにまで磨き上げてこそ、リスニング・コンプリヘンション、あるいは、英語長文読解において、十分な成果を上げることができるわけである。
  • 語彙増強〔vocabulary building〕を終えてからが本当の英語学習だと思っている人が多いけれども、じつは語彙増強だけが英語学習である。
  • つまり、あなたが[英文読解に早く入らなければ勉強が遅れる]と焦っているのは、本質が見えていないからである。
    • 英文読解の参考書は、私は原則として[いらない]と思う。英文と和訳が与えられれば、文構造は逆算できるからである。
    • つまり、入試過去問を英文読解の参考書として利用すれば、独立した英文読解の参考書は必要ないと私は思っている。
  • 語彙増強さえしっかりやっておけば、英文読解は基本的に、そこまで難しいものではない。
  • 語彙増強さえしっかりやっておけば、リスニング・コンプリヘンションは基本的に、そこまで難しいものではない。
  • 語学は語彙増強だけである。語彙増強を、[音声言語をベースにしてactive vocabularyの段階までやる]ところまで徹底すれば、あとは過去問を解けばいいと思う。
  • 音声言語を通じて、語彙増強を丹念に行なうことそのものが、リスニング・コンプリヘンションの対策であり、英語長文読解の対策でもある。
  • 語彙増強の段階にこそ、全力投球で臨め! 

数研出版のLEAPの何がそんなにいいの?

  • 『改訂版必携英単語LEAP』に抱く熱き思い|竹岡広信
  • [必携 英単語 LEAP Basic|数研出版|英文校閲:Helen Rebecca Teele][必携 英単語 LEAP|数研出版|英文校閲:Peter John Hawkes][改訂版 必携 英単語 LEAP|数研出版|英文校閲:Peter John Hawkes / Helen Rebecca Teele]は[英作文・英会話にモロ使えるactive vocabularyの宝庫]だから[いい]のである。
    • もしも時間がなくてカットするとしたら、[改訂版 必携 英単語 LEAP]をカットし、[必携 英単語 LEAP Basic]に集中するのが得策であろう。
    • だいたいにおいて、難しい側をカットするのが正解である。
    • [ニュー・アクション・フロンティア数学|東京書籍]と[ニュー・アクション・レジェンド数学|東京書籍]が並んでいたら、[レジェンド数学]をカットするのが正解である。
    • [Focus Gold Smart 数学|啓林館]と[Focus Gold 数学|啓林館]が並んでいたら、[Focus Gold 数学]をカットするのが正解である。
    • [黄チャート|数研出版]と[青チャート|数研出版]が並んでいたら、[青チャート]をカットするのが正解である。
  • 英作文の配点が大きい大学。
    • 東京大学〔偏差値84~82〕
    • 京都大学〔偏差値80~78〕
    • 一橋大学〔偏差値72.5〕
    • 大阪大学〔偏差値70〕
    • 名古屋大学〔偏差値67.5〕
    • 東北大学〔偏差値67.5〕
    • 九州大学〔偏差値67.5〕
    • 筑波大学〔偏差値67.5〕
    • 横浜国立大学〔偏差値65~67.5〕
    • 東京外国語大学〔偏差値65〕
  • 数研出版のLEAPの何がそんなにいいの? それは、上位国立大学の英作文対策をしながら基本語彙を[使える英語]のかたちで覚えていけるから[いい]のである。
    • LEAPでは、active vocabularyとpassive vocabularyを明確に分けているので、学習段階に応じて[どの難度まで瞬間英作文できるところまで取り組むかを明確にする]ことができる。
    • なお、active vocabularyとpassive vocabularyは、その人の語学レベルに応じて変化する。
    • [必携 英単語 LEAP Basic]で示された、最後の章はpassive vocabularyだけれども、学習段階が進めば、最後の章はactive vocabularyとしても身につけたほうがよい。
    • しかも、リスニング・コンプリヘンション/英文読解のスピード耐性や正確さは、active vocabularyとして身につけている語彙の多さと完全に比例するので、passive vocabularyの段階までで十分だとされている語彙までをも、active vocabularyの段階まで身につけておくことは、[速く正確に読めるので、時間に余裕ができ、英語という、本番で裏切らない科目において、より高得点を狙いやすい]という絶大なメリットがある。
    • したがって、LEAPにおける区分がactive vocabularyかpassive vocabularyかは、自分の学習段階に応じて、適宜、読み替えてよい。
  • 大学入試の英語問題が、マーク式が中心であるような大学には、たぶんLEAPは必要ない。
  • そういう人たちは、英文を書かない職種へ向かうであろうし、大学入試を終えて大学の教養課程で語学の単位を取得した後には、英語とはほとんど縁のない人生を送る人たちだからである。
  • いいかえれば、LEAPは将来において、英語で論文を書くことになる、日本の知を牽引していく階層の受験生に向けて書かれたものであるから、必要がない受験生には必要がない。

[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]の長所・短所

  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]は、英熟語集と英語構文集を兼ねているのでお得。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]は、ネイティブ・チェック〔英文校閲〕がなされているので安心。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]には、英語長文も付いているのでお得。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]は、レイアウトが最悪。日本語を見て、英語用例を答えるのに合わせたレイアウトに改訂せよ。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]は、余計なページが多く、大きくて重たい本である。
  • 結局、和訳と英語用例を対訳式に二段組みでまとめてくれればいいのよ。

[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]に掲載された長文はやらなくてよい

  • 英語学習は、音声を通じての英作文学習を中心に据えて、active vocabularyだけを増強していく英語学習に徹すればいいと思う。
    • active vocabulary〔あークティヴ・ヴォきゃビュレリィ〕:発表用語彙、表現語彙:意味を理解しており、かつ、自分使いこなせる語彙:再生記憶にまで至った語彙
    • passive vocabulary〔ぱースィヴ・ヴォきゃビュレリィ〕:認知用語彙、理解語彙:意味は理解しているが、自分では使いこなせない語彙:再認記憶に留まっている語彙
  • リスニング・コンプリヘンションで得点差が大きくつくような大学入試の英語試験が増えているので、[誤りなく聞き取れる・かつ・理解できる]ことが必須条件となる。
  • リスニング・コンプリヘンションの配点が大きい試験では、active vocabularyの正確さと記憶語彙数の多さが、音声言語の理解度の大筋を決定づける。
  • なぜならば、リスニングとは、聞いたそばから脳内辞書を高速で検索するゲームだからである。
  • [自分が潜在的に知っている未知の情報]しか、理解することはできない。この文の意味がわかるだろうか? 
  • まったく未知のことは、最初はまるで理解できないものなのである。
  • [自分が使いこなせるぐらいの深い知識]だけを使った、そういう知識を組み替えた[新情報]だったら、聞いたそばから理解していくことができる。 これが、リスニング・コンプリヘンションが成立する仕組みなのである。
  • 英単語集は、ターゲット〔英単語ターゲットシリーズ〕やシス単〔システム英単語シリーズ〕や鉄壁〔改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁〕を使わずに、[必携 英単語 LEAP Basic|数研出版]や[DUO 3.0|アイシーピー]を使うのが正解だと思う。
    • 大学に合格するだけでなく、大学卒業後も英語を自分の道具として使いこなせる人、おもに英語で作文するのに苦を感じない人になることを目指したほうが、結果として、大学入試における英語の成績も向上し、かつ、社会人になってからの実益も大きいと思う。
    • [必携 英単語 LEAP Basic]をactive vocabularyの段階までしっかり修めていれば、[改訂版 必携 英単語 LEAP|数研出版]の核心部分は[必携 英単語 LEAP Basic]での既習事項が多いと考えられるため、[改訂版 必携 英単語 LEAP]は時間がなければ、取り組む必要などないと私は思っている。
    • 英単語ターゲットシリーズ 旺文社
      • 英単語ターゲットシリーズの少なくとも[1900]は、例文がpassive vocabulary用である点から、英単語ターゲットシリーズは、passive vocabularyの習得を目指した英単語集とみなしてよい。
    • 「改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」鉄緑会英語科 [学習参考書(高校生向け)] - KADOKAWA
      • そもそも鉄緑会は数学の先生がスゴいのであって、英語の先生は、べつに鉄緑会でなくても、いい先生はいっぱいいらっしゃると思う。
        • 鉄緑会は数学の先生よりも、河野玄斗〔こうのげんと〕先生のほうがスゴいかもしれない。
        • 鉄緑会の数学の先生は、東大理Ⅲに余裕で受かったとか、そういう人ではないと思う。
      • そもそも鉄緑会は、[鉄緑会の上位層が理Ⅲ・京医に合格しやすい]=[鉄緑会のとくに数学のクラス分けの試験が理Ⅲ・京医のボーダーラインを擬似的に見える化してくれる]という部分に価値があるのであり、それ以上のものではない。
      • 鉄緑会は、[高校数学を三回回すカリキュラムだから、イヤでも定着する]という[先取り学習を三倍にした効果]が得られるだけであり、それは鉄緑会でなくてもできることである。
      • 東大とか鉄緑会とかいっても、英語において[鉄緑会でなければ得られないスペシャルなもの]などは存在しない。
      • 鉄緑会は数学がスゴいのであり、英語はどこの塾・予備校に行っても、いい先生の指導はいくらでも受けられるし、英語は結局、受けた教育よりも、個人の語彙増強の積み上げの問題なのであるから、どこの塾がいいとか、そういうのは、ぶっちゃけねぇよ。
      • 結局、英語は耳から語彙を覚えて、それをactive vocabularyにする、いいかえれば、瞬間英作文ができる状態を作る、個人鍛錬の世界なので、やり方さえわかれば、中途半端な先生は邪魔なだけである。
      • 竹岡広信先生は、英語力としては大した英語力ではないけれども、研究力が飛び抜けおられ、竹岡広信先生の著作のうち、ネイティブ・チェックの入っている著作は信頼できる。
        • 竹岡広信先生の著作のうち、絶対に手を出してはならないのが[必携 英語表現集|数研出版]である。
        • [必携 英語表現集|数研出版]を見れば、竹岡広信先生にかんして[英語力としては大した英語力ではない]という私の悪口が、悪口ではなく事実だということにご納得いただけることだろう。
        • [新・基本英文700選〈新装版〉]を見れば、伊藤和夫先生にかんして[英語力としては大した英語力ではない]という私の悪口が、悪口ではなく事実だということにご納得いただけることだろう。
        • 結局、日本語を母語とする英語教師は、成立しない。日本語を母語とする英語教師に過度な期待をしないことである。
        • 英語圏での英語を使った生活を長年続けた人にしか、ネイティブ・チェックはできない。
    • システム英単語(シス単) 特設サイト | 駿台文庫
      • [システム英単語シリーズ]は、[大学への英単語|研文書院]や[コロケーション英単語|桐原書店]や[スーパーステップ 中学英単語1800|くもん出版]や[英単語ピーナツほどおいしいものはないシリーズ|南雲堂]のコンセプトにインスパイアされた英単語集であり、[システム英単語]はあくまでも、[システム英単語シリーズ]はpassive vocabularyの習得を狙った英単語集である。
      • [必携 英単語 LEAP Basic|数研出版][改訂版 必携 英単語 LEAP|数研出版]は、[システム英単語]のactive vocabulary版であり、京都大学の英作文問題を強く意識した英単語集だと考えられる。
      • 結局、英語例文の冗長さを取り除き、核心部分であるコロケーション〔連語〕だけを取り出して覚えるコンセプトの源泉は、[大学への英単語|研文書院]や[コロケーション英単語|桐原書店]や[スーパーステップ 中学英単語1800|くもん出版]や[英単語ピーナツほどおいしいものはないシリーズ|南雲堂]にあり、それを大衆化したものが[システム英単語]であり、[システム英単語]をactive vocabulary版にしたものが[LEAPシリーズ]だと考えられる。
  • あくまでも英作文を中心としながら、active vocabularyをジリジリと増やしていく方針で、ゆっくり確実に学習を進めていくのが、遠回りのようにみえて、実際には最短である直線コースを突き進む道なのだと思う。
  • さて、[速読英単語シリーズ]から派生した[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]の出自について、私の考察を述べたい。
    • [速読英単語シリーズ]は[SIM方式〔スラッシュリーディングを基にした同時通訳方式〕の廉価版]として登場したようにみえる。
    • [速読英単語シリーズ]は次の条件を満たしている。
      • 【1】英語長文とその音声教材をSIM方式よりも安価に提供する。
      • 【2】英語長文の中で英単語を覚える。
      • 【3】大学入試の英単語をカバーしている。
  • そもそも[英語長文の中で英単語を覚える]という発想は、根本的に誤っている。
    • 日本の英語教育は、出版業界によって主導されてきたので、印刷教材をたくさん売ることを自己目的にしており、語学教育で最も大切な[音声言語としての外国語]を完全にないがしろにしてきた。
    • あるいは、日本において昔は、英語教材にかんして、音声教材〔カセットテープ/レコード〕は異様に高額で、印刷教材は低額であった。
    • 日本の英語教育が[文字言語優位・音声言語劣位]に押しとどめられたまま、こんにちまで継続されていることが、日本の英語教育をダメにしている最大の原因である。
    • 日本政府が主導して、なぜ英語教育を行なっているのかというと、日本が明治維新以来、英国ロスチャイルド家の植民地になっているせいである。
      • 太平洋戦争に負けた後、英国ロスチャイルド家は、米国ロックフェラー家に、日本という植民地の運営を委託することになった。
      • したがって、戦前の日本の英語教育は英語〔イギリス語〕が中心であり、戦後の日本の英語教育は米語〔アメリカ語〕が中心である。
    • この米国ロックフェラー家と英国ロスチャイルド家による二重統治に苦しんできた日本が、もうすぐ解放される。それが現在の日本の現状である。
      • このたび、米国ロックフェラー家と英国ロスチャイルド家による二重統治を解消し、日本は独立する運びとなったので、日本における英語教育は、希望者にだけ行なえばよいことになる。
    • 高校入試や大学入試で、英語のできない英語教師が作った問題が、受験英語を作り出してきた背景を考えると、入試科目から英語を取り払い、英検・TOEICなどの検定試験を以て、英語入試の代用とするのが適切であろう。
      • 高校入試や大学入試の出題者を特定して、[共通テスト]の英語を受験させ、スコアを官報で公表してやればいいんだよ。
    • 戦後の日本の英語教育を推進してきた中心的勢力の一つが、旺文社の創業者・赤尾好夫とJ・B・ハリスである。
    • 赤尾好夫とJ・B・ハリスによる日本の英語教育の推進には、功績と失敗、あるいは、功罪がある。
    • 赤尾好夫とJ・B・ハリスによる日本の英語教育の推進にまつわる失敗の第一は、日本の英語教育を【印刷教材をたくさん売るための英語教育】にしてしまった点である。
    • 赤尾好夫とJ・B・ハリスによる日本の英語教育の推進にまつわる失敗の第二は、日本の英語教育を【試験〔入試や英検〕に合格するための英語教育】にしてしまった点である。
    • 日本の英語教育は、赤尾好夫とJ・B・ハリスのせいで、あるいは、日本の教育体制のせいで、【印刷教材をたくさん売るための英語教育】かつ【試験〔入試や英検〕に合格するための英語教育】におちいった。
    • さらに悪いことに、とりわけ【入試に合格するための英語教育】にかんしては、[英語長文読解問題][下線部和訳問題][書き換え問題][語句整序問題][英作文問題][英文法問題][英文法・語法問題]といった、[読み書きに限定された英語力]や[実務的な英語力とは直接関係のない文法・語法の知識や特殊な語順を問う問題]が中心に出題され、受験英語という独特の世界を形成してきた。
    • この受験英語の世界は、長らく[音声言語なき文字言語だけの世界]に閉じこもってきた。
    • つまり、スピーキングやリスニングの能力を度外視した、主としてリーディングに過大な重点を置いた英語教育が行なわれてきたのである。
    • それは英語入試の出題者自身が、英文を執筆するだけの英語力をもたないせいで、英米の既存英文の一部を引用して英語入試を作ってきたからである。
    • 英語のできないヤツが試験問題を作ってやがるから、日本の英語教育は、英書のどこかからパクってきた英文を英語長文問題の解き方、いいかえれば、英語長文の読み方を説明する英語教育に終始してきたわけである。
    • 大学入試の英語問題を作っている連中は、自身が大した英語力もないのに英語問題を作ってやがる。こういう欺瞞を、もうやめよう。
    • 結論からいえば、英語長文の読み方を説明する英語教育を受けたとしても、そこで習得できる語彙はpassive vocabularyの段階に留まるため、英作文や英語スピーチには、まったくつながらない。
    • 逆に、自分で英作文できる水準の英文はスラスラ読めるわけであり、自分で英語スピーチができる水準の英文のリスニング・コンプリヘンションは簡単にできるわけである。 -いいかえれば[active vocabularyは、passive vocabularyを包含する]ので、英作文や英語スピーチができるように、[フレーズ〔全体で一つの品詞に相当する句〕][連語=コロケーション〔動詞+名詞(VO)など、品詞をまたがった一続きの語群〕][例文]をできるだけ豊富に、音声言語を通じて暗記することだけが、英語力の源泉になるわけである。それ以外は無駄なことである。つまり、英文読解の授業や参考書は無駄である。
    • [active vocabularyは、passive vocabularyを包含する]とは、[書ける漢字/使いこなせる漢字熟語]は、当然、読めるわけであるから、漢字を読むための勉強は無駄である、ということを意味する。
    • [active vocabularyは、passive vocabularyを包含する]とは、[書ける英文/文字言語として使いこなせる英語表現]は、当然、読めるわけであるから、読むための勉強は無駄である。英文読解の勉強は、物事の本質がわかっていない人がすることであり、英作文をしっかり勉強すれば、英文読解はおのずと上達する、ということを意味する。
    • [active vocabularyは、passive vocabularyを包含する]とは、[話せる英文/音声言語として使いこなせる英語表現]は、当然、聞ける〔リスニング・コンプリヘンションが可能である〕わけであるから、聞くための勉強は無駄である。リスニング・コンプリヘンションの勉強は、物事の本質がわかっていない人がすることであり、スピーキングをしっかり勉強すれば、リスニング・コンプリヘンションはおのずと上達する、ということを意味する。
    • 要は英作文とスピーキングさえしっかりと押さえておけば、英文読解とリスニング・コンプリヘンションは、自動的にクリアできる。
    • さらにいえば、音声言語を通じて英作文のための[フレーズ〔全体で一つの品詞に相当する句〕][連語=コロケーション〔動詞+名詞(VO)など、品詞をまたがった一続きの語群〕][例文]をできるだけ豊富に暗記する英語学習を続けていけば、学習の過程で当然にリスニング、シャドウイングなどを行ないながら英語表現を暗記していくわけであるから、そこでスピーキングの力も同時に鍛えられている。
    • 英作文のための英語表現暗記の過程において、スピーキングも同時に鍛えられるので、結局、英作文だけやっておけばよい、というところに、英語学習は帰着するわけである。
    • ぶっちゃけ、日本人として英語を使うといっても、多くの人々は[英語で論文/エッセイ/メール等が書ける]というところに最終的には帰着するわけであるから、ライティング以外を鍛える必要はないわけだし、ライティングさえちゃんとできれば、スピーキングもその場で瞬間英作文していけばいいわけであるし、[active vocabularyは、passive vocabularyを包含する]ので、リーディングとリスニングも、どうにかなるということである。
    • [英語長文の中で英単語を覚える]という発想は、英語の入試問題で[英語長文読解問題]の配点が大きいから、そういうことにしてあるだけである。
      • 英語長文となると、そのパッセージ全体を音声言語として丸暗記するのは骨であり、かつ、非効率でもある。
      • 結局、[英語長文の中で英単語を覚える]とは、それらの英単語をpassive vocabularyの段階までしか習得しないことを暗示している。
      • それじゃあダメなんだって。リスニング・コンプリヘンションに対応するには、[英検2級程度]の英語の検定済教科書ぐらいの難度の英文を、口頭で瞬間英作文できるぐらいのactive vocabularyの知識がなければ撃沈するんだよ。
      • 数学や物理や化学〔とくに理論化学〕は、うまくいく場合もあり、うまくいかない場合もある。
      • 数学や物理や化学〔とくに理論化学〕を鍛えるよりも、入試での得点確実性が高い〔入試本番で裏切らない〕のは英語と古文である。
      • 英語と古文をactive vocabularyの段階までしっかり用例暗記を徹底すれば、入試での得点確実性が高くなり、数学や物理や化学〔とくに理論化学〕の不出来を補うから、騙されたと思って英語と古文をactive vocabularyの段階までしっかり用例暗記してみてほしい。
    • 英単語を覚えるのに最も効果的なのは、その英単語を含む[フレーズ〔全体で一つの品詞に相当する句〕][連語=コロケーション〔動詞+名詞(VO)など、品詞をまたがった一続きの語群〕][例文]を、音声言語を通じて、active vocabularyとして暗記してしまうことである。
    • 結局、その英単語を含む英語表現の和訳を見て、口頭と筆記において瞬間英作文をすることが可能であれば、その英単語を覚えたことになるわけである。
    • [必携 英単語 LEAP Basic|数研出版][改訂版 必携 英単語 LEAP|数研出版]は、結局、英作文のための[フレーズ〔全体で一つの品詞に相当する句〕][連語=コロケーション〔動詞+名詞(VO)など、品詞をまたがった一続きの語群〕][例文]の暗記を助ける英単語集だから、実用的なのである。
    • [必携 英単語 LEAP Basic][改訂版 必携 英単語 LEAP]は英作文用のactive vocabularyを獲得するための英単語集だから、実用的であるという結論なのである。
    • [必携 英単語 LEAP Basic][改訂版 必携 英単語 LEAP]の右ページを点線の縦罫の左半分を透けない紙で隠して、和訳だけを見て、和訳に対応する英語表現を口頭と筆記において瞬間英作文をすることが可能であるかどうかをチェックしていく。
    • それが英作文のためのactive vocabularyを獲得するための最短コースである。
    • [英語長文の中で英単語を覚える]という発想が誤っているのは、[英語長文全体を暗記するわけにはいかない〔長すぎて暗記しきらんから〕]=[英語長文を使った英語教材は、passive vocabularyの段階までしか語彙を習得しないことを大前提にしている]からである。
    • [英単語ターゲット1900|旺文社]も、例文が難しいので、[passive vocabularyの段階までしか語彙を習得しないことを大前提にしている]と考えてよい。
    • 高校で買わされる[総合英語]も、例文を暗記しなければ、まるで身につかない。いいかえれば、その単元で論点となっている文法概念を含有する例文を具体的に暗記することで、例文をactive vocabularyの段階まで習得しないことには、いいかえれば、和訳を見たら例文が口頭・筆記の両面で瞬間的にアウトプットできないことには、英文法は身につかないのだ、ということである。
  • どの科目も、テキストをactive vocabularyの段階まで丸暗記することが、成績向上の最大の秘訣なのであり、勉強とは第一義的には、暗記である。暗記から逃げていたら、暗記した情報を土台とした思考の展開にまで至らず、相変わらず成績低迷の中で社会の底辺を生きる転落への道を転げ落ちる一方となる。
    • 化学・生物・世界史などの暗記科目は、教科書からキーワードを拾って【キーワード群】を作り、【キーワード群】をプロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕としながら、教科書本文をできるだけ忠実に再現するライティングの練習を行なうことが、問題演習以前に重要なことである。
    • 英語・古文などの語学系は、和訳・口語訳から、英語本文・古文本文が再現できるように、教科書本文をできるだけ忠実に再現するライティングの練習を行なうことが、問題演習以前に重要なことである。
    • 数学・物理・化学などの演習科目は、教科書の例・例題・問などの問題文を読んだら、そこから連想される【必要な知識】と【解き方のポイント】と【解き方の道順】が瞬間的に思い浮かぶように、【必要な知識】と【解き方のポイント】と【解き方の道順】をできるだけ忠実に再現するライティングの練習を行なうことが、入試レベルの問題演習以前に重要なことである。
      • 数学・物理・化学などの演習科目は、教科書ガイドが高い割に得られるメリットが少ない。
      • 数学・物理・化学などの演習科目は、教科書レベルの問題集を中心に据えるのがよい。
  • 英語・古文などの語学系は、和訳・口語訳から、英語本文・古文本文が再現できるように、テキストの表現をまるごと暗記する必要がある。
    • ただし、音声言語として繰り返し聞いたり、音声教材とともにシャドウイングをしたりすれば、短期間で覚えてしまえるような、短い英語表現を覚えるのが得策である。
    • [覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を意識したものが[必携 英単語 LEAP Basic][改訂版 必携 英単語 LEAP]であり、この二冊は、用例のレイアウトからして、短い英語表現を覚えるための最適化がなされている。
      • そのレイアウトとは、右ページを中央の垂直線で縦割りにして、英語表現と和訳とを対訳にしているレイアウトを意味する。
      • [システム英単語シリーズ|駿台文庫]は、肝心のミニマルフレーズのフォント〔サンセリフ体〕やレイアウトが悪く、また取り扱っている語彙は、active vocabularyにするべき語彙と、passive vocabularyに留めてよい語彙とが、混合されている。
      • システム英単語(シス単) 特設サイト | 駿台文庫
    • 非識字〔文盲〕とは、音声言語は扱えるけれども、文字言語が扱えない状態をいう。
    • ところが日本人は英語にかんして、[文字言語は扱えるけれども、音声言語が扱えない状態]、いわば[非識音(逆文盲)]になってしまった。
    • これは、音声教材を聞いたり、音声教材に合わせてシャドウイングをしたりすることを通じて[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を暗記していくという英語学習をせずに、単語だけを取り出して、単語の意味を覚えたり、英文和訳に時間をかけたりするような、[英語表現を音声言語として暗記する学習]から逃げた学習ばかりを繰り返してきたからであろう。
    • [試験に出ないからそういう勉強はしない]という、一見すると合理的でありながら、実際には試験形式の奴隷になった考え方に基づく、誤った英語学習をしても、英語力は高まらない。
    • 語学力とは結局、active vocabularyの多さで決まるわけであるから、語学の勉強としては、active vocabularyを増強するために、[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として暗記していくぐらいしか、やることがないわけである。
    • それ以外の余計なことは、究極的には無駄である。
  • [英語長文の中で英単語を覚える]のではなく[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として暗記していくぐらいしか、語学の勉強としては、やることがない。
    • そして、そういう真っ当な語学の勉強を続けていけば、大学入試にでも、英検にでも、合格することができるわけである。
    • 英単語集を音声的手段を使わずに覚えるとか、英文読解の勉強、英文法・語法問題ばかり解いている勉強など、語学の核心部分である[音声言語を脳内レコーダーに録音する]という部分以外の勉強をやっても、まるで効果が出ない。
    • 印刷教材中心の学習ではなく、音声教材中心の学習、あるいは、口頭で話す学習に力点を置くことによって、みなさんの英語学習は、大きく変容することになる。
    • 試験そのものを目標にするべきではない。どんな試験であっても、結局、[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として暗記していくだけでよい。余計なことをせず、なすべきことを淡々となしていく。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]のコンセプトの大本になっている[速読英単語|Z会出版]は、SIM方式〔同時通訳方式〕の廉価版〔コストカット版〕である。
    • SIM同時通訳方式|スーパーSIM
    • SIMはSequential Information Method〔逐次情報処理法〕の頭文字であり、スラッシュリーディングを基にした同時通訳方式による英文読解法を意味する。
    • [SIM方式]を模倣した[RIC方式]というスラッシュリーディングのテキストを、旺文社が出していたことがある。
    • [SIM方式]も[RIC方式]も、日本人にとっては、まるで効果がない。
    • それは、スラッシュリーディングというものは、すでに十分な語彙力をもつ英語のネイティブ・スピーカーにおける、速読指導方式だからである。
    • 結局、[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として大量に身につけている人だけが、スラッシュリーディングの指導を受けたときに、効果が出るわけである。
    • その理由は簡単であり、リーディングやリスニング・コンプリヘンションは、目や耳から入力された単語を、脳内の辞書を高速で検索して調べる営みだからである。
    • [覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として大量に身につけていない人が、英語の音声を聞いても、思い出すわけがないでしょ? 
    • リスニング・コンプリヘンションというのは、脳内の辞書をランダムアクセス的に思い出す営みなのであるから、脳内の辞書が空っぽだったら、リスニング・コンプリヘンションなんて成立するわけがないのである。
    • [覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として大量に身につけているからこそ、英語の音声を聞いたとき、語彙の記憶を思い出すわけなのである。
    • 覚えていないものを思い出せるわけがない。
    • それはリーディングも同じであり、リーディングというのは、脳内の辞書をランダムアクセス的に思い出す営みなのであるから、脳内の辞書が空っぽだったら、リーディングなんて成立するわけがないのである。
    • だったら、リーディングをしたら、脳内の辞書の語彙力が増大するか? これはNOである。active vocabularyとして脳内の辞書に単語をその意味とともに登録して初めて、速く読めるスピードでの、脳内の辞書に対する検索が可能となるわけである。
    • リスニング・コンプリヘンションというのは、自分ではスピードをコントロールすることができないので、リーディングよりもさらに条件が厳しい。
    • したがって、リスニング・コンプリヘンションに対応するためには、リーディングで求められている以上の即応性をもって、脳内の辞書への検索ができなければならず、しかもそれは音声言語としての英語による脳内の辞書への検索なのである。
    • 結局、リスニング・コンプリヘンションに対応できるぐらいの即応性をもって脳内辞書を検索できる状態にするには、passive vocabularyとしてではなく、active vocabularyとして、[覚えると英作文・英会話に使える短い英語表現]を音声言語として大量に身につけておく必要があるわけだ。
    • そうなってくると、[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]の[英語長文の中で英熟語・英語構文を覚える]というコンセプトは? 完全に間違いだということがわかる。
  • 結局、語学力の大本にあるのは、[覚えると作文・会話に使える短い表現]を音声言語として、しかもpassive vocabularyとしてではなく、active vocabularyとして耳に焼き付けつつ、その意味をイメージとして脳裏に思い浮かべながら耳に焼き付けることが必要だということなのである。
    • つまりは、その言語の音声言語という音波と、脳裏に思い浮かべた画像とが、連想によってしっかりと結びついた[音画結合体]というaudio-visual dataこそが、語学力の源泉になっており、この[音画結合体]をactiveに使いこなせる状態にすることが、言語学習の本質なのである。
    • したがって、印刷教材を中心とする英語利権のためにねじ曲げられた英語教育の世界は、いったんぶっ壊す必要がある。
    • そもそも、英語教材に単語・熟語・構文〔イディオムとしての構文〕の意味が載っていないのは、英和辞典を売りたいからなんだよ。
    • 三省堂、研究社、大修館書店、学研などの英和辞典の会社もまた、英語教育をダメにした犯人の一味なのである。
  • どうすりゃいいのかというと、テキストは、英文と和訳をページの見開きに対訳にしたもの、および、その英語の読み上げ音声だけを与えれば、学習者が勝手に学習していくから、英語教師も、英語授業もぜんぶ無駄なのよ、実際の話が。
    • つまり、[原語とその訳文]は必ずセットで与えられる必要があり、かつ、原語の正しい発音がわかる音声教材が必須である。
    • 学校の学校教育では、[原語とその訳文]がセットで与えられることがなく、授業中に原語を和訳するという無駄な時間の使い方をしており、また、日本人英語教師の腐った英語発音しか聞くことができず、誤った音声を学習者が覚えてしまう、という最低・最悪の英語授業が展開されている。 これでは英語力をつけろったって無理だわな。
    • ハインリッヒ・シュリーマンの語学勉強法は、彼が18カ国語を習得したことで知られるほど効果的で、以下の特徴が挙げられる。
    • ●●●シュリーマンの語学勉強法のポイント
    • 音読を重視
      • 毎日大きな声で音読を繰り返した。
      • 音読を通じて言語の音やリズムに慣れ、記憶に定着させた。
    • 翻訳をしない
      • 学習言語を母語に置き換えず、その言語自体で理解することを徹底した。
    • 作文と添削
      • 興味のあるテーマについて作文を書き、それを先生に添削してもらった。現代ではAIを使う。
      • 添削された文章を暗記し、次回の授業で暗誦することで記憶を強化した。
    • 毎日一定時間学習
      • 毎日1時間以上、継続的に学習することを心がけた。
    • 暗誦による定着
      • 小説や散文を暗誦し、文法や語彙の知識を自然に身につけた。
    • 短期集中型の学習
      • 短期間で集中的に取り組むことで効率的に習得した。
  • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]は、英・和の対訳形式になっておらず、そういう意味においてレイアウトが最低なので、自分でLibreOffice Calcを使って、和訳・英語表現のリストを作っていく。
    • ただし、最初からLibreOffice Calcに入力するのではない。
    • PCのブラウザとしてChromeをダウンロード/インストールし、Speechnotesのサイトを使って、[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]に掲載されている、それぞれの英熟語・英語構文に付属している用例の英語表現を読み上げながら、音声入力していく。この過程で、英語表現を覚えていくことができるであろう。
    • Google Chrome - Google の高速で安全なブラウザをダウンロード
    • Speechnotes |ディクテーションメモ帳 
    • Google 翻訳
      • 実際には、音声入力した後で、Google翻訳にかけて、Google翻訳の合成音声で、自分の発音・アクセントが正しいかどうかを確認する必要がある。
    • [速読英熟語[改訂版]|Z会出版]で利用するのは、この英熟語集に掲載されている、それぞれの英熟語・英語構文に付属している用例の英語表現だけである。英語長文の部分は使わない。それは英語長文に取り組んでも、passive vocabularyとしてしか覚えられないからである。
  • 結局、[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]を攻略するためには、そこに載っている用例の英語表現という[覚えると作文・会話に使える短い表現]の英・和対訳のリストを作り、そのリストを使って、和訳から英語表現が口頭・筆記によって再生できるかどうかをチェックしていく。 それが英語学習の本質であり、[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]を攻略する裏ワザなのである。裏ワザとはいえないかもしれないが。