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接続について[つく]という逆向きの考え方を教える印刷教材は問題である件

  • 言語は音声言語を根本としている。
  • それゆえ、[言語は文頭から文末へ向けて流れる]と考えてよい。
  • 文字言語の場合も、言語は文頭から文末へ向けて、速く正確に読むことが求められる。
  • 「助動詞[れる・られる]は未然形につく」「助動詞[る・らる]は未然形につく」と教える国文法書・古典文法書があるけれども、これは結果論・後知恵であり、実際には活用語のほうが、下接語を選び、下接語の[◯◯形接続]という[接続要件]に見合った語形へと変化する、というのが実際の言語的な動きである。
  • 日本語における[接続と活用]の[接続]を[つく]という言葉でごまかすのは、よろしくないと私は思っている。
  • 日本語における[接続と活用]の[接続]とは、後置語〔日本語の助詞・助動詞などのGovernor〕が前置語〔活用語であるGovernee〕の形〔活用形〕を支配する、Backward Government〔後方支配〕の一種であり、ヘゲモニーはあくまでも後置語〔=下接語=直後語〕が有している。
  • 従来の国文法では、直前語=前置語である活用語が被支配要素〔Governee〕である件が隠蔽され、あたかも活用語が能動的・自発的に活用を行なっているかのような、逆転した説明が行なわれてきた。
    • 中学生向けの現代国文法〔口語文法〕では、活用がメインディッシュになっており、6マスの活用表に活用語尾や語幹を書き入れるワークブックが多い。
    • しかし実際には、6マスの活用表に活用語尾や語幹を書き入れるワークには、実質的な効果をもたない。ほぼ意味がないワークをさせている。
    • このことが、学習者である児童・生徒・学生などが従来の国文法を理解できなくさせている主因の1つ、あるいは、作文ができない〔作文すると日本語としておかしい〕児童・生徒・学生が大量に輩出される主因の1つではないかと私は思っている。
  • 大切なのは、直前語と下接語とのコロケーション〔語と語との続き方〕を無数に暗記していくことである。音声言語を通じて、用例を無数に暗記してゆけ。それが正しい日本語を覚える唯一の道である。
    • 結局、語学力というのは、音声言語を日常的にたくさん浴びた、その累積時間によって増大するものなのである。
    • したがって、日本語教育において、最も芯を食った努力というのは、正しい日本語だけを話すラジオ放送を行なうことであると、私は確信している。
    • 日本が世界をリードしなければならない時代が訪れている。
    • ここで重要なことは、インターネット・ラジオ、あるいは、放送ラジオ〔中波・短波・超短波(FM)〕など、あらゆる手段を使って、日本語のラジオ放送を地球中に提供することである。
    • 地球を調和に導くための重要な要素の1つが、日本語を世界に普及させることである。
    • そのうえで、安価にて受講できる日本語教育を一般化することが、とても大切である。
    • 日本語教育の学習参考書は、とても高価であり、この価格が日本語の普及を阻害する大きな要因になっている。
  • つまり、用例を暗記する学習と切り離された、文法用語の羅列の世界だけでは、文法はまったく身につかないのである。
  • 活用語は[未然・連用・終止・連体・已然〔仮定〕・命令]という6面体→立方体のサイコロだと思ってほしい。
  • 下接語の[◯◯形接続]という[接続要件]は、[未然極・連用極・終止極・連体極・已然極〔仮定極〕・命令極]という[同極どうしが引き合う、特殊な6極の磁石のようなもの]だと考えよう。
    • 下接語が[同極どうしが引き合う、特殊な6極の磁石のようなもの]だと考えよう、ということだ。
  • 下接語の[未然形接続]という[接続要件]は、下接語が[未然極]という極性を有していることに等しいと解釈してほしい。
  • [未然極]の磁石が直後にあることによって、下接語の直前語にあたる活用語は、[未然極]の側面を下接語に対して向ける。
  • このとき、下接語の[未然極]が能動的主体となり、受動的主体である直前語のサイコロの[未然極]の面を引き寄せることにより、サイコロが[クルン]と回転し、[未然極]と[未然極]という同極どうしが引き合い、両者が[ガチッ]と磁着し、ロックされる。これが[接続と活用]のイメージである。
  • 下接語が[未然極]という[接続要件]を有しているがゆえに、直前語の[未然極]を磁力で引き寄せる作用がそこに生じて、直前語というサイコロがクルンと回って[未然極]の面を下接語に向けて、[未然極]どうしの引き合いによって磁着する。これが[接続と活用]である。
  • 接続はあくまでもBackward Government〔後方支配〕の一種なのであり、活用の原因を作っているのは下接語の[接続要件]=[◯◯形接続]なのだということを確認してから、現代国文法〔口語国文法〕の学習、あるいは、古典文法〔文語国文法〕の学習を始める必要がある。

接続と活用のマクロ的理解|通常の古典文法書では[接続]があるから[活用]があるという事実を隠蔽している

  • 日本語の活用〔conjugation〕とは、活用語〔conjugatable word:動詞・形容詞・形容動詞・助動詞〕が、直後語〔=下接語=後置語〕である[なになに形接続の助動詞・助詞]や[名詞]などが有している[なになに形接続]という[接続要件]に見合った語形に語形変化を行なう現象や仕組みをいう。
  • 日本語の活用という文法現象に関係した語句は、係り結びなどの特例を除き、直前語と直後語という、密接した2つの語だけである。
  • 平たくいえば、直後語が、これに密接した直前語に対して[直前語よ、未然形たれ]などと命令することによって日本語の活用〔conjugation〕が発生する。
    • 【1】直前語〔=前置語〕である活用語〔動詞・形容詞・形容動詞・助動詞〕がある。活用を行なうのは活用語〔動詞・形容詞・形容動詞・助動詞〕だけである。
    • 【2】直後語〔=下接語=後置語〕である[なになに形接続の助動詞・助詞]がある。直後語には、活用語もそれ以外もある。
  • 活用語が活用する原因は、係り結びなどの特例を除き、【2】直後語〔=下接語=後置語〕である[なになに形接続の助動詞・助詞]や[体言〔名詞類〕]などにある。
  • つまり、[直前語よ、未然形たれ]などといった活用形にまつわる命令は、【2】直後語〔=下接語=後置語〕から【1】直前語〔=前置語〕へと逆行する。
  • この[逆行する]という点を、現代国文法でも、古典文法でも、あまり強調しない。
  • そのため、現代国文法でも、古典文法でも、活用の本質がまったく見えないことが多い。
  • 日本語の活用語の活用形を規定する因子は、おもに助詞と助動詞と名詞であり、このとき助詞と助動詞と名詞は遡及的に機能する。つまり、過去を振り返り、直前の活用可能な単語を特定の形式たることを強制する。
  • 〈1〉In Japanese, particles and auxiliaries that dictate conjugation apply retroactively, forcing the immediately preceding conjugatable word (verb, i-adjective, na-adjective, or auxiliary) to take the required form.
    • 〈1〉日本語では、活用を指示する助詞や助動詞が遡って適用され、直前の活用可能な単語〔動詞、い-形容詞(=形容詞)、な-形容詞(形容動詞)、または助動詞〕が強制的に必要な語形になります。
      • 〈1〉は、直後の助詞や助動詞が、直前の活用語の活用形を強制的に規定する、と述べている。
      • 〈1〉は、現代語の活用に関する説明である。
      • しかし、この◯◯接続の直後語から直前語の活用形の強制が遡及的〔さかのぼる性質をもつ〕であることは、古文・古典文法でも、現代文・現代国文法でも同じである。
  • 四段動詞[書く]を例に取る。
  • 直後語〔=下接語=後置語〕として[なになに形接続の助動詞・助詞]があるからこそ、[なになに形接続の助動詞・助詞]にとっての直前語である、例えば、四段動詞[書く]が活用するわけである。
  • 活用する原因は、直後語〔=下接語=後置語〕が、どの活用形になるよう直前語、例えば、四段動詞[書く]に対して要請するか、という[接続要件]である。
  • 直後語〔=下接語=後置語〕の[接続要件]があるからこそ、直前語〔=前置語〕である活用語が語形変化〔活用〕を起こすことができるわけである。
  • 直前語〔=前置語〕である活用語は、自らの意思で活用しているのではない。
  • 直前語〔=前置語〕である活用語は、直後語〔=下接語=後置語〕の[接続要件]を承けて、受動的に活用しているにすぎない。
  • つまり、直後語〔=下接語=後置語〕にこそ主導権があるわけであり、活用語は、単に受動的に、直後語〔=下接語=後置語〕からの[未然形になれ][連用形になれ][終止形になれ][連体形になれ][已然形になれ][命令形になれ]といった[接続要件]を承って〔うけたまわって〕、語形変化するわけである。
  • いいか? 活用語は自発的に活用しているのではないぞ。
  • 活用語は直後語の要求に基づいて受動的に活用しているだけであり、大事なのは直後語が何形接続なのか? 
  • 体言〔名詞類〕であれば、連体形接続である。
  • 助動詞[る・らる]であれば、未然形接続である。
  • そういうのが活用である。
  • 古典文法書を作った人たちは、意地悪なことに、体言〔名詞類〕が連体形接続であることを明確に書かない。
  • つまり体言〔名詞類〕というものは、[直前語よ、連体形たれ]という接続要件を有する品詞グループなんだね。こういうのを連体形接続という。
  • そして活用について、より具体的に説明すれば、以下のようになる。
  • 未然形接続の品詞は[直前語よ、未然形たれ]という接続要件を有する。だから未然形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書か]〔ア段音〕になる。
  • 連用形接続の品詞は[直前語よ、連用形たれ]という接続要件を有する。だから連用形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書き]〔イ段音〕になる。
  • 終止形接続の品詞は[直前語よ、終止形たれ]という接続要件を有する。だから終止形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書く]〔ウ段音〕になる。
  • 連体形接続の品詞は[直前語よ、連体形たれ]という接続要件を有する。だから連体形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書く]〔ウ段音〕になる。
  • 已然形接続の品詞は[直前語よ、已然形たれ]という接続要件を有する。だから已然形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書け]〔エ段音〕になる。
  • 命令形接続の品詞は[直前語よ、命令形たれ]という接続要件を有する。だから命令形接続の品詞にとっての直前語である[書く]は、接続要件を満たすために[書け]〔エ段音〕になる。
  • [書く]は、[・ア段音・イ段音・ウ段音・ウ段音・エ段音・エ段音]の範囲で活用するがゆえに四段動詞というのである。
  • いいかえれば、[書く]は、[ア段音][イ段音][ウ段音][エ段音]の四段にわたり、活用するがゆえに、四段動詞というのである。
    • 四段活用など、活用の種類は、語形変化の範囲〔どの範囲で活用するか=活用の領域〕を意味している。

古典文法書

  • 大半の古典文法書は、活用の原因が直後語〔=下接語=後置語〕が要求する[◯◯形接続]という[接続要件]にあることを明確には説明していない。
  • 私が見つけた例外は、[下に付く語が上の語を変化させる]と明記している[古典文法マスタードリル|文英堂]だな。このドリルの著者である、ゆきねこ〔西村雪野〕先生は、信頼できる。
  • [古典文法マスタードリル|文英堂]は、やや詳細なので、先に[基礎からのジャンプアップノート 古典文法|旺文社]を、答えを見ながら読み込むことを通じて、先に[全体観〔overview〕]を把握してから[古典文法マスタードリル]で詳細な本格仕上げをするのがよいと思う。
  • [書き込み式ノート教材]といえども、自分で書かなくてよい。目で処理できる部分は目でやること。
  • [古典文法マスタードリル|文英堂]は、別冊解答編において、赤シートで答えが隠れるので、徹底して赤シートを使う。
  • それから、[古典文法マスタードリル|文英堂]も、[基礎からのジャンプアップノート 古典文法|旺文社]も、出現した用例は、通釈から古文が作文できるまで、ちゃんと用例を覚えること。
    • [共通テスト]で時間が足りないのは、古文・漢文に時間をかけているからであろう。
    • 古文の速読力は、暗記した用例の本数に比例する。これは絶対の真理。読解は記憶の想起にすぎない。脳内に例文がたくさん入っているヤツが速く正確に読める。
    • 英文の速読力は、暗記した用例の本数に比例する。これは絶対の真理。読解は記憶の想起にすぎない。脳内に例文がたくさん入っているヤツが速く正確に読める。
    • 訳せるようにしようと練習して、余計な時間を使うヤツは三流。
      • 訳せるようにしたって、英語ができるようにならないのは、英語教師を見ればわかる。
      • 大学で入試問題を作っている英語教師も、英語ができないから、ああいう入試問題を作るのである。
      • 英語ができるとは、端的に言って、英作文の添削、いいかえれば、ネイティブ・チェック〔英文校閲〕ができる状態をいう。
      • 結局、入試問題は、英語でエッセイを書かせれば、そこにすべてがこめられているので、いろいろな入試対策を求めるような試験問題のほうが腐っているのである。
      • 自分でスラスラ英語が書けない英語教師が、英語を教えているなんて、噴飯物である。
      • 古文も英語も、作文ができるようになって初めて、モノにしたといえるのだと私は個人的に思っている。
    • 用例ごと丸暗記して、古作文・英作文できるまで徹底して習得するヤツが、[共通テスト]で時間が余る珍しいヤツになれる。
  • 人間的な説明をぜんぶカットした無味乾燥な内容なので、まったくオススメしないのが、[ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル-四訂版-|河合出版]である。[ステップアップノート30]は、すでに古典文法を習得済みの人が復習するための[書き込み式ノート教材]である。
    • 河合出版の印刷教材は、フォントが小さいので見づらい。
  • [大学受験ムビスタ 八澤のたった6時間で古典文法 MOVIE×STUDY|学研]〔けっこう高い本〕でも、[活用するとは?|下の語によって形が変わること]と明記している。この本の著者である、八澤龍之介先生は、信頼できる。

基礎からのジャンプアップノート 古典文法 演習ドリル 新装改訂版 | 旺文社
古典文法 マスタードリル | シグマベストの文英堂
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル-四訂版- | 河合出版
大学受験ムビスタ『大学受験ムビスタ 八澤のたった6時間で古典文法 MOVIE×STUDY』 | 学研出版サイト

[基礎からのジャンプアップノート 古典文法|旺文社]

  • [基礎からのジャンプアップノート 古典文法]は、かなり平易なレベルであり、[基礎からのジャンプアップノート 古典文法]で挫折するようでは、どの大学にも受からないと思う。
  • 本質的なことを述べると、古典文法の習得において困難を感じる人は、次の性質を有する可能性をもっている。
    • 【1】小学校・中学校時代に、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕の正式な学習をするのを怠っていた。
      • 古典文法書は、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕の体系・フォーマットで古典文法を取り扱っている。
      • 古典文法書においては、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕で学習済みの事項にかんしては詳述せずに先へ進む傾向がある。
      • 結果として、小学校・中学校時代に、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕をサボった学習者が、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕の体系・フォーマットに特有の文法用語の壁のせいで、古典文法書が十全に理解できていない。
    • 【2】家人に日本語のおかしい人がいて、ご本人が日本語を習得する過程で、おかしな日本語を身につけている。
    • 【3】ご本人が、ラジオを聞くなど、音声言語としての日本語を長時間にわたって聞く機会をもたなかったため、日本語を[聞く力・話す力]が低い結果として、[読む力・書く力]が極度に低い。
      • 結果として、スタディサプリなどの授業で習わなければ、学習ができない状態になっている。
      • 文字を読む習慣がないため、動画でないと理解できない、音声でないと理解できない、いわゆる文盲状態に近い状態になっている。
  • 結局、現代日本語において正しい日本語を音声言語を通じてしっかりとマスターしているからこそ、読む・書くという文字言語への展開があるわけであり、このあたりの自然な日本語能力の習得を前提に、現代国文法〔学校文法=橋本文法〕という日本語の母語話者専用の癖の強い文法体系があるのだ。
  • その現代国文法〔学校文法=橋本文法〕の型枠を流用して、古典文法書がある。
  • そのような背景があるからこそ、古典文法書の説明不足な内容であっても理解できるわけである。
  • 古典文法書の説明不足な内容が直感的に理解できない場合、古典文法の学力ではなく、母語である日本語の学力/習得度、および、小中学校で習う現代国文法〔橋本文法=学校文法〕の知識に弱点があるので、時間がかかっても、小中学校時代の内容から完全にやり直すのがよい。
  • 小学校・中学校で国文法を真面目にやらなかったキミに、古典文法書が理解できるわけがない。基礎からごまかさないでやり直せ。いつでも逃げてきたキミだから、キミはいつまでたってもバカなんだよ。悔しかったら実行しろ。
  • 具体的には、小学生用の国語教科書の記述をPCに打ち込み、Google翻訳などで、いったん英訳してから、英語から日本語が瞬間作文できる、いいかえれば、国語教科書の記述をそっくりそのまま再現できるように練習するのがよい。
  • 正しい日本語が頭に入っていない状態では、国語の試験は壊滅状態になること必定である。
  • スタディサプリなどを利用している人たちの多くが、国語力の不足により、印刷教材を通じて、自学自習するスキルが欠損している、問題のある学習者であると思う。
  • 大学に行く前に、キミは、高校受験レベルの学力を有しているのか、それを自問自答せよ。
  • 学力がおぼつかないまま大学に入っても、どうせ中退するだけだからな。
  • 多くの大学は、自分たちが食っていくために、日本人のうちバカでも、あるいは、日本語がおぼつかない中国人留学生でも大学に入れる。
  • その大学、いいかえれば、Fランク大学から、自民党議員らに献金が手渡されているので、存在価値のないFランク大学にも、私学助成金が与えられているようだ。
    • 高市政権になってから、日本と中国との関係が悪化している。
    • というか、中国・日本・米国は、裏で結託して、東アジア有事〔中国による台湾への侵攻〕を実行したいらしい。
    • それはDS〔ディープ・ステイト〕やグローバリストと呼ばれる、闇の権力者〔オープン・ソサエティー財団のジョージ・ソロスとその息子、アレクサンダー・ソロス、パランティアのピーター・ティールらペイパル・マフィアなどなど〕は、戦争をしないと資金が枯渇して自滅しそうだからであるらしい。
    • そして、中国人留学生がFランク大学に留学するから、Fランク大学を廃止することができない、という構造になっているようだ。
    • 中国人留学生の狙いは、日本の知財を盗み取ること、あるいは、日本に対する侵略である。
    • これは個人的なスパイ活動ではなく、CCP〔中国共産党〕の命令によるスパイ活動なのである。
    • この中国人によるスパイ活動は全世界的に行なわれており、世界の大半の国は中国との決別、いいかえれば、中国からのデカップリングを行なっている最中であり、中国は現在、国際的な孤立状態にある。
  • 中卒・高卒の学習者の多くは、作文をすると、正しい日本語が記述できない。これは学歴をバカにしているのではなく、学力をバカにしているのである。
    • 学歴がないことは恥ではないけれども、学力がないことは大恥である。
    • 学歴はないけれども賢い人は多い。
    • しかし、その賢さのうち、学力に関係するものは、学校教育など現行の教育をしっかりと経験していなければ得られないものが多い。
    • 例えば、文法的な日本語の文章が作文できるとか、英作文ができるとか、高校数学の標準的な問題が解けるとかは、ちゃんと勉強しなければ身につかない。
    • 社会に出てから賢さ〔要領の良さ/ずる賢さ/お金儲けのうまさなど〕は、今後、あまり役立たなくなっていく。
    • なぜかというと、社会そのものが、誰もが働かずに自由に生きていける社会になるからだ。
    • 世の中が文化重視に変わるんだよ。
    • したがって、学力がないことは、大きなディスアドバンテージになってしまう。
    • 学力が土台にあったればこそ、その芸術が成り立つものって、たくさんあるでしょ? 
    • 音楽だって、楽典がわからなければ、楽譜が読めない、書けない。
    • 建築だって、一級建築士の資格を取らなければ、建築家にはなれない。
    • 思考・演算・マインドをバカにして、直感・感性・スピリットを礼賛する人たちが多いでしょ? 私はあの手の人たちに与しない。
    • マインドとスピリットとの連携・調和が循環するのが本物だと思うよ。
    • 音楽や建築や絵画などは、その根底に数学・物理学があり、美を支えているのが数式だったりするんだよ。
    • 学芸の世界では、思考・演算・マインドと、直感・感性・スピリットとの連係プレイが必ず行なわれている。
    • 学校の勉強や思考・演算をバカにしている人間は、その連係プレイの世界には、絶対に到達できないんだね。
    • 文明が高度になれば高度になるほど、[基礎学力の上に成り立つ学芸]というものが、全面に押し出されてくる。
    • 一夜漬けやその場の感性だけで一時的にできるような、粗雑な学芸の成果物などは見向きもされなくなっていくんだ。
    • そういう観点からすると、これからますます、学力がないヤツは、たいしたことはできないヤツというふうに、結びつきやすくなるのだろうと私は思っているよ。
  • 人様からバカにされるなど、外的要因は度外視して、勉強から逃げた人は、自分が自分を認めてあげられるか否か、自信をもって堂々と生きていけるか否か、というところに、暗い影を落としているようなパーソナリティの人が多いよ。
    • もともと頭のいい人はおらず、前世における精進のおかげで、生まれたときからそれができるようになっているだけなんだよ。学力やスキルは、死を超えて自らに継承される。だからサボるなってことだ。
    • 精進したエネルギーは、死を超えて自らに継承されるので、いつも精進することがとても大切である。
    • 日本が世界一の国であるのは、いつも精進することが当たり前だからなんだよ。
    • 精進が当たり前だから、楽々と精進しているだけなんだ。
    • これが習慣化による最大の効果なんだね。
    • 毎日、当たり前に精進しているから、苦もなく毎日続けていられる。
    • フライホイールが回転し続けていると、少しだけ力を加えれば、ずっと回り続ける。これが文明の持続力なんだよ。
    • 世界のどの国も、短命に終わっている。
    • 日本だけが何千年も続いている。
  • そして、ある人が学力なきことについて、本当のことを言ってあげないことが、どれほど失礼で、相手を見限った冷たい仕打ちであるか。これを知らぬ者は、本当のことを告げる人を、[人をバカにしている][人を見下している]などという一面的な見方でジャッジしがちだ。
  • 学歴をバカにすることはタブーだけれども、学力なきことをバカにするのは、本当のことを言ってあげないことの失礼さを打ち破る意味で、私はそれは良きことのうちの1つだろうと思っている。
  • 自分がいかに日本語を習得できていないかを自覚するために、国文法の学習に取り組んでみることは有益である。
  • また古典文法書は、6つの活用形という現代国文法の学校文法〔橋本文法〕を下敷きにしているがゆえに、小中学校で国文法をサボった人は古典文法書も理解できない仕組みになっている点から、なかなか習得しづらいものだということを知っておいてほしい。
    • 学校文法〔橋本文法〕は、音声言語を通じて、すでに日本語を習得している学習者が、改めて日本語の文法というものを振り返るかたちでしか機能しない、ある種の欠陥文法であることを知っておく必要がある。
    • 活用形の数を少数(6つ)に収めようという無理矢理なことをしているのが、学校文法〔橋本文法〕である。
    • 活用形の数が6つであるのは、古語のナ変〔ナ行変格活用:死ぬ、往ぬ〕が最大値である6つの異なる変化形を有するところから生じている、ご都合主義的な6つという数であるにすぎない。
    • 古典文法でいう已然形、現代国文法でいう仮定形は、実際には助詞[バ]に連なる語形であり、[連バ形]にすぎない。たいそうな名前を付けやがって、人を騙すような活用形の名称であることに、私は怒っている。
    • 命令形は、活用形の1つでもありながら、法〔mood〕の1つである命令法の表現でもある。
    • 用言〔動詞・形容詞・形容動詞〕の連体形は、英文法でいう、準動詞〔(動名詞・)現在分詞・過去分詞・不定詞〕の形容詞用法にあたる。用言〔動詞・形容詞・形容動詞〕を形容詞化するのが連体形である。
    • 用言〔動詞・形容詞・形容動詞〕の連用形は、英文法でいう、準動詞〔(動名詞・)現在分詞・過去分詞・不定詞〕の副詞用法にあたる。用言〔動詞・形容詞・形容動詞〕を副詞化するのが連用形である。
    • 未然形とは[連ズ/ナイ形]。
    • 連用形とは[連タリ/マス形]。
    • 終止形とは[連。形]。
    • 連体形とは[連トキ形]。
    • 已然形とは[連バ形]。
    • 命令形とは[連!形]。

中学課程・国文法のまとめ

【中学国語】国文法まとめ 完全版 | ママ塾ノート

問題をたくさん解いたほうがよい|問題文となっている用例を、ヒントだけでまるごと作文できるように練習するのが理想的

増進堂・受験研究社|国文法

「国文法」の検索結果 - 馬のマークの増進堂・受験研究社|馬のマークの増進堂・受験研究社

  • 文法学習では、理屈を知ることは、たしかに重要ではある。
  • しかし多くの学習者は、理屈を知った段階で学習を停止してしまい、用例を瞬時に思い出せるよう、丸暗記して即座に作文ができるまで[やり込む]ことを怠っていると思う。
  • どの科目も、[〈1〉問題演習をした分だけしか身につかない。〈2〉訳文から原文が再生できるまでやり込んだ分だけしか身につかない。]という2つのことが当てはまる。
  • 現代日本語の国文法についても、それらが当てはまる。
  • 結局、文法の理論を覚えるだけでは、まったく無力なのである。
  • 用例から切り離された、活用表だけで活用語の活用を覚えても、実践的には、まったく役に立たない。
  • だから、[ら・り・り・る・れ・れ]というふうに、単に活用表を活用語尾や語幹だけで暗記するようなやり方を避けて、少なくとも下接語とセットで〔接続を内包した用例として〕覚える必要がある。
  • [古典文法書を理解する前提知識となる国文法を身につける][一般的な高校入試をクリアする]という意味では、受験研究社の国文法の印刷教材は、[中学 国文法 まとめノート]だけ、あるいは、その演習を増やすための[中学 標準問題集 国文法]をするのが、適切であろうと思う。
    • どの科目も、[〈1〉問題演習をした分だけしか身につかない。〈2〉訳文から原文が再生できるまでやり込んだ分だけしか身につかない。]のだけれども、言語学習においてはとくに、問題をたくさん解いたほうがよい。
    • [中学 標準問題集 国文法]で演習量を増やすことは、文法の定着にとって、大きな効果が期待できる。
  • [中学 ハイクラステスト 国文法]は難関高校の入試対策用であり、一般には必要ない可能性が高い。
  • [中学 短期集中トレ 漢字・語句・文法][高校入試 10日でできる 国文法]は、[一般的な高校入試で間に合わなそうな場合の救済策]としての印刷教材であり、一般には必要ない可能性が高い。
  • [中学 まとめ上手 国文法:まとめ上手]は、公共交通機関で通学している生徒が、通学時の隙間時間に使うとよいものであり、内容は[中学 国文法 まとめノート]のようなものである。
    • [まとめ上手]は、科目・単元の概略・体系を短時間で把握するのには適しているけれども、演習量は不足するので、他の問題集で補う必要がある。
  • 一般的には、[中学 国文法 まとめノート]だけ、あるいは、[中学 標準問題集 国文法]を追加して演習量を増やす、というコースがオススメである。

[中学 ハイクラステスト 国文法]136|B5【演習中心】:やや難

中学 ハイクラステスト 国文法:ハイクラステスト - 中学生の方|馬のマークの増進堂・受験研究社

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古典文法:活用形ごとの接続品詞と用例集〔増補・改訂版〕

以下はAIの情報なので、丸々は信用せずに、常に確かめてから知識を覚えること。

Ⅰ. 活用形ごとの接続品詞と助詞・助動詞の用例

1. 未然形接続〔四段活用はア段音〕

接続する品詞:助動詞〔9種〕、接続助詞〔2種〕、終助詞〔2種〕、係助詞〔1種〕

  • 助動詞
    • る・らる〔受身、可能、自発、尊敬〕
    • す・さす・しむ〔使役、尊敬〕
    • ず〔打消〕
    • む・むず〔推量、意志、勧誘、仮定、婉曲〕
    • まし〔反実仮想、ためらいの意志、希望〕
    • じ〔打消推量、打消意志〕
    • まほし〔願望〕
  • 助詞
    • ば〔接続助詞〕:順接仮定条件
      • 用例:いかでこの京にあらば、必ず見ん。〔もしこの都にいるならば、必ず見よう。〕
    • で〔接続助詞〕:打消の接続〔〜ないで〕
      • 用例:恐れもせで、ただ立ち添ひて見奉る。〔恐れもしないで、ただそばに立って拝見する。〕
    • なむ〔係助詞〕:強意〔結びは連体形〕
      • 用例:花咲かなむ
    • ばや〔終助詞〕:自己の願望〔〜たい〕
      • 用例:この山に籠りて死なばや。〔この山にこもって死にたい。〕
    • な〔終助詞〕:禁止〔〜するな〕
      • 用例:悪しきことにな。〔悪いことをするな。〕

2. 連用形接続〔四段活用はイ段音〕

接続する品詞:助動詞〔8種〕、補助動詞、接続助詞〔5種〕、副助詞〔1種〕

  • 助動詞
    • き・けり〔過去、詠嘆〕
    • つ・ぬ・たり〔完了、存続、強意〕
    • けむ〔過去推量、過去の原因推量、伝聞〕
    • たし〔願望〕
    • まじ〔打消推量・意志〕
  • 補助動詞
    • あり・をり〔存在、進行、結果の存続・完了〕
  • 助詞
    • て〔接続助詞〕:単純接続、並列、継起、原因、手段
      • 用例:日も暮れて、雨も降ってきた
    • つつ〔接続助詞〕:反復、並行〔〜しながら〕
      • 用例:涙を流しつつ、物語する
    • ながら〔接続助詞〕:逆接、並行〔〜なのに、〜ながら〕
      • 用例:盗人ながら、心ばへありけり
    • で〔接続助詞〕:打消の接続〔〜ないで〕
      • 用例:恐れもせで、ただ立ち添ひて見奉る
    • し〔副助詞〕:並列、強意、添加〔〜も〕
      • 用例:雪も降りし、風も吹きし
    • がてら〔接続助詞〕:〜のついでに
      • 用例:見物がてら、京へ上る

3. 終止形接続〔ラ変型は連体形に接続〕

接続する品詞:助動詞〔6種〕、接続助詞〔6種〕、係助詞〔4種〕、終助詞〔2種〕

  • 助動詞
    • べし〔推量、意志、可能、当然、命令、適当〕
    • らむ〔現在推量、原因推量〕
    • らし・なり・めり〔推定、伝聞〕
    • まじ〔打消推量・意志〕
  • 助詞
    • と〔接続助詞・引用助詞〕:引用、順接確定、並列、逆接
      • 用例:思へど、声にも出さず
    • とも〔接続助詞〕:逆接仮定条件〔たとえ〜ても〕
      • 用例:逃げずとも、よも害せじ
    • ものの〔接続助詞〕:逆接確定〔〜けれども〕
      • 用例:よき人ものの、心憂し
    • ものを〔接続助詞〕:逆接〔不満・詠嘆を含む、〜のに〕
      • 用例:行かものを、留まるは恨めし
    • に〔接続助詞〕:逆接〔〜のに〕
      • 用例:幼きに、心ざし深し
    • が〔接続助詞〕:逆接
      • 用例:春の夜の夢ばかりが、忘れがたし
    • は〔係助詞〕:提示、対比
      • 用例:我は都に、君は東に
    • も〔係助詞〕:並列、添加、強意、反語
      • 用例:空も晴れ、心も清し
    • こそ〔係助詞〕:強意〔結びは已然形〕
      • 用例:雨こそ降れ
    • かし〔終助詞〕:念押し〔〜よ、〜ね〕
      • 用例:よき人なりかし

4. 連体形接続〔四段活用は終止形と同形〕

接続する品詞:助動詞〔3種〕、格助詞〔2種〕、接続助詞〔4種〕、準体助詞〔1種〕、係助詞〔1種〕、終助詞〔1種〕

  • 助動詞
    • ごとし〔比況・例示〕
    • なり・たり〔断定〕
  • 助詞
    • が〔格助詞〕:主格、同格〔〜が、〜の〕
      • 用例:船の行くが速し
    • の〔格助詞〕:主格、同格、比喩〔〜が、〜の〕
      • 用例:天の川の光
    • ゆゑ〔接続助詞〕:理由〔〜ので〕
      • 用例:雨降るゆゑ、出で立たず
    • ものゆゑ〔接続助詞〕:理由〔〜なので〕
      • 用例:かかる世なるものゆゑ、嘆く
    • を〔接続助詞〕:逆接、順接
      • 用例:これ見るを、なほ心ときめきす
    • に〔接続助詞〕:順接、逆接〔〜ので、〜のに〕
      • 用例:都を思ふに、あはれなり
    • ので〔接続助詞〕:理由〔口語に近い用法、〜ので〕
      • 用例:人皆聞くので、心恥づかし
    • の〔準体助詞〕:名詞化
      • 用例:我が言ふのは真なり
    • は〔係助詞〕:提示、対比
      • 用例:行くは、誰ならん
    • とも〔終助詞〕:詠嘆、念押し
      • 用例:これあるとも

5. 已然形接続〔四段活用はエ段音〕

接続する品詞:助動詞〔1種〕、接続助詞〔3種〕、係助詞〔1種〕

  • 助動詞
    • り〔完了、存続〕
  • 助詞
    • ば〔接続助詞〕:順接確定条件〔〜ので、〜すると、〜ところ〕
      • 用例:雨降れば、道行き悩む
    • ど〔接続助詞〕:逆接確定条件〔〜けれども〕
      • 用例:さは言へど、許さざりけり
    • ども〔接続助詞〕:逆接確定条件〔〜けれども〕
      • 用例:雪降れども、寒からず
    • こそ〔係助詞〕:強意〔係り結びの結び〕
      • 用例:男こそは、よき人なれ

6. 命令形接続

接続する品詞:終助詞〔1種〕

  • 助詞
    • かし〔終助詞〕:命令を強める〔〜よ〕
      • 用例:行けかし

7. 体言〔名詞〕接続

接続する品詞:格助詞〔8種〕、副助詞〔8種〕、間投助詞〔3種〕、引用助詞〔1種〕、係助詞〔3種〕

  • 格助詞
    • を、に、へ、と、より、から、にて、して
    • が、の〔連体形接続であるが、体言に付く場合も多い〕
  • 副助詞
    • だに、すら、さへ〔添加・類推〕
    • のみ、ばかり〔限定〕
    • まで〔範囲の限定・極端な例示〕
    • など〔例示〕
    • でも〔口語的、仮定〕
  • 係助詞
    • は、も、こそ〔終止形接続であるが、体言に付く場合が多い〕
  • 間投助詞
    • や、よ、を〔語調を整える〕
  • 引用助詞
  • 用例〔助詞のみ〕:
    • を〔格助詞:目的格〕:空を見る
    • へ〔格助詞:方向〕:都へ上る
    • ぞ〔係助詞:強意〕:月ぞ出づ
    • だに〔副助詞:最小限の限定〕:声だに聞かばや

Ⅱ. 文末・その他の接続助詞・終助詞

1. 終助詞〔文末〕

  • 詠嘆:かな、か、や、かも、し、もの
    • 用例:あはれかな。〔ああ、しみじみと感じるなあ。〕
  • 願望:もがな、てしがな、にしがな
    • 用例:花もがな。〔花があればなあ。〕
  • 断定・念押し:なむ、かし
    • 用例:よき人なりかし
  • 禁止:な
    • 用例:悪しきことにな
  • 叙述:し〔語調を整え、意味を強める〕
    • 用例:人の見るものし
  • 断定・念押し のし は、叙述に移動しました

2. 接続助詞〔連文節間〕

  • さて:順接、継起
    • 用例:さて、いかがせん。〔そうして、どうしよう。〕
  • しかるに:逆接
    • 用例:しかるに、我は行かず。〔そうであるのに、私は行かない。〕

Ⅱ. 古典文法:助動詞・助詞の正しい活用形接続用例集〔四段・書く〕〔増補・改訂版〕

以下はAIの情報なので、丸々は信用せずに、常に確かめてから知識を覚えること。

1. 未然形接続〔直前語:書か〕

【る・らる】の受身・可能・自発・尊敬それぞれについて、【出典】とともに記入してください。

★★★工事中★★★

【通釈】待たれる〔受身〕
【用例】人に待たれて、え行くまじかりしを。【出典】『源氏物語』〔類例〕〔人に待たれて、行くことができそうになかったのに。〕【接続】四段活用動詞[待つ]の未然形[待た]+助動詞[る]〔連用形〕
【通釈】〔読むことが〕できる〔可能〕
【用例】恐ろしくて、寝も寝られず。【出典】『更級日記』〔恐ろしくて、寝ることもできない。〕【接続】上一段活用動詞[寝]の未然形[ね]+助動詞[らる]〔連用形〕+打消[ず]※可能は[る・らる]の下に打消の語〔ず・まじなど〕を伴うことが多い。
【通釈】自然と思い出される〔自発〕
【用例】今日は、都のみぞ思ひやらるる。【出典】『土佐日記』〔今日は、都のことばかりが自然と思い出される。〕【接続】ヤ行下二段活用動詞[思ひやる]の未然形[思ひやら]+助動詞[る]〔連体形〕※自発は[思ふ][聞く][ながむ]など、心の内を表す動詞に付くことが多い。
【通釈】お乗りになる〔尊敬〕
【用例】かの大納言、いづれの舟にか乗らるべき。【出典】『大鏡』〔太政大臣頼忠〕〔あの大納言は、どちらの舟にお乗りになるつもりだろうか。〕【接続】四段活用動詞[乗る]の未然形[乗ら]+助動詞[る]〔終止形〕+推量[べし]※尊敬は、身分の高い人を主語とする動詞に付く。
【通釈】書かせる〔使役〕
【用例】書かす・書かせる【接続】未然形接続の助動詞[す・せる]
【通釈】書かさせる〔使役〕
【用例】書かさす【接続】未然形接続の助動詞[さす]〔下二段・上一段・下一段・カ変・サ変に接続〕
【通釈】ご覧になる〔尊敬〕
【用例】見させ給ふ【接続】未然形接続の助動詞[さす]〔直後に給ふ・たまふなどを伴い尊敬の意となる〕
【通釈】書かせ申し上げる〔謙譲ある使役〕
【用例】書かしむ【接続】未然形接続の助動詞[しむ]
【通釈】書かない〔打消〕
【用例】書かず・書かぬ【接続】未然形接続の助動詞[ず]
【通釈】書こう・書くだろう〔意志・推量・勧邀〕
【用例】書かむ・書かん【接続】未然形接続の助動詞[む(ん)]
【通釈】きっと書くだろう〔強意推量〕
【用例】書かむず・書かんず【接続】未然形接続の助動詞[むず(んず)]
【通釈】もし書いていたなら〔反実仮想〕
【用例】書かまし【接続】未然形接続の助動詞[まし]
【通釈】書くまい〔打消意志・打消推量〕
【用例】書かじ【接続】未然形接続の助動詞[じ]
【通釈】書きたい〔願望〕
【用例】書かまほし【接続】未然形接続の助動詞[まほし]
【通釈】もし書いたら〔仮定条件〕
【用例】書かば【接続】未然形接続の接続助詞[ば]
【通釈】書かないで〔打消接続〕
【用例】書かで【接続】未然形接続の接続助詞[で]
【通釈】ぜひ書け〔強意・願望〕
【用例】書かなむ【接続】未然形接続の係助詞[なむ]
【通釈】書きたくてたまらない〔強意願望〕
【用例】書かばや【接続】未然形接続の終助詞[ばや]

2. 連用形接続〔直前語:書き〕

【通釈】書いた〔過去・詠嘆〕
【用例】書きき【接続】連用形接続の助動詞[き]
【通釈】書いたことだなあ〔過去回想・詠嘆〕
【用例】書きけり【接続】連用形接続の助動詞[けり]
【通釈】書き終えた〔完了・強意〕
【用例】書きつ【接続】連用形接続の助動詞[つ]
【通釈】書ききってしまった〔完了・遺憾〕
【用例】書きぬ【接続】連用形接続の助動詞[ぬ]
【通釈】書いている・書いたまま〔進行・存続・完了〕
【用例】書きたり【接続】連用形接続の助動詞[たり]
【通釈】書いていたのだろう〔過去推量〕
【用例】書きけむ【接続】連用形接続の助動詞[けむ]
【通釈】書きたい〔願望〕
【用例】書きたし【接続】連用形接続の助動詞[たし]
【通釈】書くまい〔打消意志・打消推量〕
【用例】書きまじ【接続】連用形接続の助動詞[まじ]
【通釈】書いてある・書いている〔存在・進行・結果存続〕
【用例】書きあり・書きをり【接続】連用形接続の補助動詞[あり・をり]
【通釈】書いて〔並列・順接・原因・手段〕
【用例】書きて【接続】連用形接続の接続助詞[て]
【通釈】書きつつ〔同時・反復〕
【用例】書きつつ【接続】連用形接続の接続助詞[つつ]
【通釈】書きながら〔並行・対比〕
【用例】書きながら【接続】連用形接続の接続助詞[ながら]
【通釈】書かないで〔打消接続〕
【用例】書かで【接続】連用形接続の接続助詞[で](「ず」の連用形「ね」+「て」の音便形)
【通釈】雪も降り、風も吹き〔並列・添加・強意〕
【用例】降りし・吹きし【接続】連用形接続の副助詞[し]
【通釈】見物のついでに〔〜のついでに〕
【用例】見がてら【接続】連用形接続の接続助詞[がてら]

3. 終止形接続〔直前語:書く〕

【通釈】書くべきだ・書くだろう〔当然・推量・可能・義務〕
【用例】書くべし【接続】終止形接続の助動詞[べし]
【通釈】今書いているのだろう〔現在推量〕
【用例】書くらむ【接続】終止形接続の助動詞[らむ]
【通釈】書くらしい〔伝聞推量〕
【用例】書くらし【接続】終止形接続の助動詞[らし]
【通釈】書くそうだ〔伝聞〕
【用例】書くなり【接続】終止形接続の助動詞[なり](伝聞)
【通釈】書くようだ〔視覚的推量〕
【用例】書くめり【接続】終止形接続の助動詞[めり]
【通釈】書くな〔禁止〕
【用例】書くな【接続】終止形接続の終助詞[な]
【通釈】書くまい〔打消意志・打消推量〕
【用例】書くまじ【接続】終止形接続の助動詞[まじ]
【通釈】思うけれども〔逆接確定条件〕
【用例】思ふと【接続】終止形接続の接続助詞[と]
【通釈】たとえ逃げなくとも〔逆接仮定条件〕
【用例】逃げずとも【接続】終止形接続の接続助詞[とも]
【通釈】良い人ではあるけれども〔逆接確定条件〕
【用例】よき人なれども・よき人ども【接続】終止形接続の接続助詞[ども・なれども]
【通釈】行くのに〔逆接・不満・遺憾〕
【用例】行くものを【接続】終止形接続の接続助詞[ものを]
【通釈】幼いけれども〔逆接〕
【用例】幼けれども【接続】終止形接続の接続助詞[けれども]
【通釈】夢ではあるまいか〔反実・遺憾〕
【用例】夢ばかり【接続】終止形接続の副助詞[ばかり](逆接の意を伴う場合)
【通釈】我は行く〔提示・対比〕
【用例】我は【接続】終止形接続の係助詞[は]
【通釈】空も青し〔並列・添加〕
【用例】空も【接続】終止形接続の係助詞[も]
【通釈】雨こそ降れ〔強調〕
【用例】雨こそ降れ【接続】終止形接続の係助詞[こそ](係り結び)
【通釈】良い人だよ〔念押し・軽い疑問〕
【用例】よき人なりかし【接続】終止形接続の終助詞[かし]

4. 連体形接続〔直前語:書く〕

【通釈】書くような〔比況・例示〕
【用例】書くごとし【接続】連体形接続の助動詞[ごとし]
【通釈】書くのである〔断定〕
【用例】書くなる【接続】連体形接続の助動詞[なり](断定)
【通釈】書いてあること〔完了・存続の連体形〕
【用例】書きたる【接続】連体形接続の助動詞[たり]
【通釈】書く時・書く人〔連体修飾〕
【用例】書く時・書く人【接続】連体形+体言(連体修飾)
【通釈】書くのが速い〔主語の格〕
【用例】書くが【接続】連体形接続の格助詞[が]
【通釈】書くこと〔同格・名詞化〕
【用例】書くこと・書くの【接続】連体形接続の形式名詞[こと]・準体助詞[の]
【通釈】書くから〔理由〕
【用例】書くゆゑ【接続】連体形接続の接続助詞[ゆゑ]
【通釈】このような世であるから〔理由〕
【用例】なるゆゑ・なるものゆゑ【接続】連体形接続の接続助詞[ゆゑ・ものゆゑ]
【通釈】これを見るのに〔目的・対象〕
【用例】見るを【接続】連体形接続の接続助詞[を](稀)
【通釈】思うに〔理由・きっかけ〕
【用例】思ふに【接続】連体形接続の接続助詞[に]
【通釈】皆が聞くので〔理由〕
【用例】聞くにより・聞くにて【接続】連体形接続の接続助詞[により・にて]
【通釈】私が言うこと〔名詞化〕
【用例】言ふこと・言ふの【接続】連体形接続の準体助詞[の]・形式名詞[こと]
【通釈】行くは〔提示・対比〕
【用例】行くは【接続】連体形接続の係助詞[は]
【通釈】これあるかな〔詠嘆・驚き〕
【用例】あるとも【接続】連体形接続の終助詞[とも]

5. 已然形接続〔直前語:書け〕

【通釈】書き終えている〔完了・存続〕
【用例】書けり【接続】已然形接続の助動詞[り]
【通釈】書けば・書くから〔確定条件・原因〕
【用例】書けば【接続】已然形接続の接続助詞[ば]
【通釈】言ったけれども〔逆接確定条件〕
【用例】言へども【接続】已然形接続の接続助詞[ども]
【通釈】降るけれども〔逆接確定条件〕
【用例】降れども【接続】已然形接続の接続助詞[ども]
【通釈】男こそすなれ〔強意・係り結び〕
【用例】男こそ~なれ【接続】趁然形接続の係助詞[こそ](結びは已然形)

6. 命令形接続〔直前語:書け〕

【通釈】書けよ・書いてくれよ〔命令を強める〕
【用例】書けよ・書けかし【接続】命令形接続の終助詞[よ・かし]

7. その他の接続

助詞

【通釈】空を〔目的格〕
【用例】空を【接続】体言(名詞・代名詞)に接続する格助詞[を]
【通釈】都へ〔方向・到着点〕
【用例】都へ【接続】体言に接続する格助詞[へ]
【通釈】月ぞ出づ〔強調〕
【用例】月ぞ【接続】体言・連体形に接続する係助詞[ぞ](係り結び)
【通釈】声だに聞かば〔せめて〜だけでも〕
【用例】声だに【接続】体言・連体形に接続する副助詞[だに](最小限の限定)
【通釈】しかるに〔それなのに・そのときに〕
【用例】しかるに・しかれば【接続】連用文節・已然形に接続する接続詞[しかるに・しかれば]

助詞の接続別・完全整理版

以下はAIの情報なので、丸々は信用せずに、常に確かめてから知識を覚えること。

1. 接続:未然形

※未然形に付くのは本来[接続助詞]ではなく終助詞・係助詞が中心

  • ば〔接続助詞〕:順接仮定〔※語幹+ばと誤解されやすいが、古典では未然形接続もあり〕
  • なむ〔係助詞〕:強意〔係り結び→連体形結び〕
  • ばや〔終助詞〕:自己の願望
  • な〔終助詞〕:禁止
  • で〔打消の助動詞[ず]の連用形+ばなどに続くものと混同注意〕

2. 接続:連用形

  • て〔接続助詞〕:順接、原因・理由、並列、逆接
  • つつ〔接続助詞〕:反復・並行
  • ながら〔接続助詞〕:逆接・並行
  • で〔接続助詞〕:打消の接続〔=[〜ないで]〕
  • し〔副助詞〕:並列、強意、添加
  • がてら〔接続助詞〕:〜のついでに
  • がちに〔接続助詞的〕:〜してばかり

3. 接続:終止形

〔※[ラ変型]は連体形に接続〕

  • と〔接続助詞・引用助詞〕:順接確定、並列、引用
  • とも〔接続助詞〕:逆接仮定
  • ものの〔接続助詞〕:逆接〔確定〕
  • ものを〔接続助詞〕:逆接〔不満・詠嘆を含む〕
  • に〔接続助詞〕:逆接〔〜のに〕
  • が〔接続助詞〕:逆接
  • は〔係助詞〕:提示・対比
  • も〔係助詞〕:並列・添加・強意・反語
  • こそ〔係助詞〕:強意〔結びは已然形〕
  • かし〔終助詞〕:念押し

4. 接続:連体形

  • が〔格助詞〕:主格・同格
  • の〔格助詞〕:主格・同格・比喩
  • ゆゑ〔接続助詞〕:理由
  • ものゆゑ〔接続助詞〕:理由
  • を〔接続助詞〕:逆接・順接
  • に〔接続助詞〕:順接・逆接
  • ので〔接続助詞〕:理由〔口語に近い用法〕
  • の〔準体助詞〕:名詞化

5. 接続:已然形

  • ば〔接続助詞〕:順接確定〔〜ので・〜ところ〕
  • ど〔接続助詞〕:逆接確定〔〜が〕
  • ども〔接続助詞〕:逆接確定〔主に文語〕
  • こそ〔係助詞〕:結びは已然形〔強意〕

6. 接続:命令形

〔※基本的に命令形につく助詞はない〕

  • 特殊:かし〔命令を強めることがある〕

7. 接続:体言〔名詞〕

  • 格助詞:を、に、へ、と、より、から、にて、して
  • 副助詞:だに、すら、さへ、のみ、ばかり、まで、など、こそ、でも
  • 間投助詞:や、よ、を
  • 引用助詞:と

8. その他〔文末など〕

  • 終助詞:
    • 詠嘆:かな、か、や、かも
    • 願望:もがな、てしがな、にしがな
    • 断定・念押し:なむ、かし
    • 禁止:な
    • 叙述:し