🟩 もくじ

[ヴィンテージ][ネクステ]系統の英文法・語法問題集の位置づけ|修正・正しいサマリー〔2026年時点の主な傾向〕

1. 文法・語法が[独立して出題]される〔または比重が高い〕主な大学〔2025-2026実績ベース〕

  • 私立難関〜準難関
    • 上智大学〔特に法・経済・経営・外国語学部など〕:正誤判定や空所補充で細かい語法・熟語が問われやすく、依然としてマニアックな知識が有効。文法問題の独立出題が残る典型例。
    • 中央大学〔法学部など〕:伝統的に文法・正誤・誤文訂正の比重が高め。長文中心だが、文法知識が直接合否を分けるケースが多い。
  • 中堅私立〔日東駒専・産近甲龍など〕
    • 日本大学・駒澤大学・専修大学:多くの学部で大問1〜2つ分が文法・語法の独立問題。基礎〜標準レベルの網羅が安全策。
    • 関西大学・近畿大学:近畿大学では文法四択やイディオム・空所補充が独立して出題され、配点が比較的大きい。産近甲龍の中でも文法対策が特に必要な典型校。
  • 国公立:二次試験で独立文法問題はほぼ消滅傾向。東京外国語大学などは長文中の正誤判定や高度な語法運用を問うが、独立大問としては少ない。広島大学・名古屋市立大学などは整序や記述で文法正確さを測るが、読解中心。

2. 出題形式別の注意点〔独立大問がなくても文法知識が必要な大学〕

出題形式 主な該当大学〔2025-2026傾向〕 対策の重要性・ポイント
正誤判定〔NO ERROR型含む〕 早稲田〔社学・人科・法など〕、上智、明治〔商〕、立教、中央〔一部〕 細かい例外・語法の正確さが問われ、[間違い探しパズル]的。文法を極めると読解スピードも向上。
語句整序 早稲田〔教育〕、慶應〔理工・経済〕、法政など 構文知識必須。配点が高く、完答以外0点の学部も多く差がつきやすい。
空所補充〔長文中〕 青山学院、同志社、上智、中央など 文脈+前置詞・熟語の組み合わせが鍵。読解力と文法の融合型。

3. 問題集の価値の現実的な捉え方〔2026年トレンド〕

  • 英文法・語法問題集について[とりあえず1冊完璧に]の時代は終わった→正しい。共通テスト+私大の長文高配点化で、文法に時間を割きすぎるのはリスク。
  • 『Vintage』『Next Stage』は、かつて隆盛を極めた英文法・語法問題の対策書でしかなく、一言でいえばオワコン学習参考書である。
  • 有名私立大学において、英検準1級の取得を以て、英語入試を免除する傾向が強まってきた。
  • 有名私立大学を目指しているのであれば、英検準1級の語彙問題対策として[出る順で最短合格! 英検準1級 語彙問題完全制覇[改訂版]]などに取り組むのが本質的な努力である。
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  • 『Vintage』『Next Stage』は必要か? →志望校による切り分け→最も重要。
    • MARCH以上〔特に早慶上智・中央法・上智法経など〕や日東駒専・産近甲龍を一般受験する場合:1冊は仕上げておくのが安全圏最短ルート。
    • 早慶上智の最難関学部〔特に読解・論述特化〕では、文法独立問題が減っても、細かい語法・例外知識が読解の精度を決めるため、無視できない。

英文法・語法問題が解けることは英語力とは別の能力

  • 英文法・語法問題が解けることと、英語力とは直接的には関係がない。
  • 英文法・語法問題が解けることを目指して対策しても、英語の勉強とは別の知識問題への対策にしかならない。
    • もちろん、英文法・語法問題が完全に英語力と無関係とはいえない。
    • けれども、英文法・語法問題は、[その科目の中での重要事項だから出題する]のではなく[間違いやすい点だから、引っかけ問題の意味で出題する]という、[センター試験/共通テスト]の世界史の問題のような、あるいは、運転免許の学科試験のような、くだらなさ、バカバカしさを伴っている。
      • [センター試験/共通テスト]の世界史の問題は、[類似のパターンを混同する人間の錯覚]を利用した、陰険な出題の系譜があり、この【陰険な頻出論点】が繰り返し出題されてきた。
      • 【陰険な頻出論点】は、[それを問うて何になるのか?]という[得点を下げるだけのための意地悪問題]が含んでいる内容を意味する。
      • 【陰険な頻出論点】の背景には、【教育的意義をもたない、性根の腐った問題】を作る、陰険な人物像が浮かび上がってくる。何をやっているの? 
      • [センター試験]の世界史の問題は、【陰険な頻出論点】を繰り返し出題してきたせいで自家中毒を発症し、かつまた、ネタ切れになった。
      • このためだろうか、[共通テスト]として、より陰険な[絵図や資料をもとにしたクイズ]に切り替わった。
      • しかしそれは、[絵図や資料をもとにしたクイズ]という迷彩を一段階かませただけであり、中身は相変わらず、【陰険な頻出論点】を問うこと、あるいは、発生時刻〔世紀・年代暗記〕を意外な角度から問う、ねじ曲がった出題である。
      • [歴史から学び取る教訓]は、もっと素朴で単純なものである。何のために、そういう下らない問題を出すの? バカか? 
      • なお[歴史総合,世界史探究]選択者のための[歴史総合]における[日本近現代史]の部分は、とくに山川出版社の検定済教科書は難読化されているため、流れがつかめない。
      • 山川出版社の検定済教科書は、年表の順番と記述の順番とが対応しないように〔時系列的スクランブル〕、かつまた、1つの文に複数の情報を密に詰める[悪文的難読化]が施されている。
      • これは山川出版社の用語集を買わなければ教科書を読むことができないように、また、山川出版社の教科書傍用の[書き込み式ノート教材]を見なければ流れが把握できないようにするためであろう。
      • 山川出版社の検定済教科書には、教科書ガイドがないから、利権のために、こういう馬鹿な記法で山川出版社の検定済教科書は書かれているのであろう。
    • 私が個人的に思うのは、英文法・語法問題を大問として出題する大学は、出題者の見識が低いので、そこへ進学する価値はないと思う。
    • 上智大学は、特殊な入試が嫌われて、不人気大学となってしまった。上智大学は、本質的とはいえない英文法・語法問題をしつこく出している大学の筆頭格である。
  • 英文法・語法問題とは異なる、[総合英語]のエクササイズを集めたような問題集の正解英文を暗誦する。そうすると[総合英語]そのものには取り組まないで済ませることができ、時間・体力の節約につながる。
    • [総合英語]を買うよりも[表現のための実践ロイヤル英文法|旺文社]を買ったほうが明らかに[調べる用途に適する]し、何よりもお買い得である。
      • 表現のための実践ロイヤル英文法 | 旺文社
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]は別冊[暗記用例文300]付きであり、この[暗記用例文300]を暗記すれば、とりあえず一通りの英文法体系が頭に入った状態になる。
      • この[暗記用例文300]が知識を吸着する枝となって、濃い食塩水に入れた枝に食塩の結晶が付着するようにして、英文法知識が自然と増えていく。
      • もちろん学校一括採用の[総合英語]にも例文集が付いているので同じ効果がある。
      • しかし[総合英語]の多くは、発信型の英語用ではないし、ネイティブ・スピーカーが内容にまで深く関与しておらず、単にネイティブ・チェック〔英文校閲〕をネイティブ・スピーカーが行なっただけである。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]は、綿貫陽先生とともに、マーク・ピーターセン先生が内容に深く関与しながら書き上げられた、完全なる共著である。
      • したがって、他の英文法書や[総合英語]とは、品質が明らかに異なる。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]を学校一括採用すればいいのに、やっぱり利権なんだろうな。
      • [Vision Quest 総合英語 Ultimate]って、書籍の重量が重たいでしょ? しかも紙面がLED照明を反射してテカるから見づらい。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]はセルロースを主成分とする本当の紙なので、本が分厚い割に軽いんだよね。これのほうが使いやすい。
    • 問題演習や瞬間英作文などを通じて、深くコンタクトした英文以外は覚えてはいられないものであり、完全に覚え込んでいる表現以外〔能動語彙以外〕は実戦でまったく使えない。
    • したがって、[総合英語]を通読するなど、実りのない学習は時間・体力の無駄だと割り切り、全面カットするのがよい。
    • [総合英語]を通読したとて、その記憶は再認記憶〔受動語彙〕の段階に留まるから、まったく実らない。
      • 読むだけではまったく頭に入らないのが通常で、頭に入ったとしても能動的に記憶を想起する段階にまでは至らない。
      • 結局、[総合英語]への取り組みは、問題演習を通じて文法の重要論点を体感するとともに、問題の正解英文を音声言語として暗記するところにまで至って初めて、実りあるものとなるわけである。
      • [総合英語]本体は、読むだけで頭に残らない。
      • そうであるならば、[総合英語]本体は必要ではなく、問題演習書である[トレーニング]または[スーパートレーニング]を使って問題演習の中で文法の重要論点に深く触れるとともに、音声言語をとして問題の正解英文を暗記する。
      • これでよいわけである。これが[総合英語]本体が必要ないことの根拠である。
  • [総合英語 Evergreen|いいずな書店]の中から[とくに覚える価値がある部分]だけを抜き出した問題集が、[総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング〔英文校閲:Keith McPhalen〕〔1056題〕|いいずな書店]〔以下[トレーニング]と略す〕である。
  • [SKYWARD 総合英語 スーパートレーニング〔英文校閲:Karl Matsumoto〕〔問題数不明〕|桐原書店]〔以下[スーパートレーニング]と略す〕も[トレーニング]と同じ位置づけの[総合英語]の傍用問題集であり、こちらは巻末に別冊解答編が組み込まれた形式である。
  • 英文法・語法問題集よりも優先度が高いのが、[トレーニング]または[スーパートレーニング]である。

分厚い問題集をこなす方法|

2. [薄い教材]化するための具体的戦略

チャート式のような分厚い教材を、10日〜20日で1周させるための[抽出ルール]を以下に提案します。

①例題の[指針]と[解答]のトレースのみに絞る

計算演習をすべて自力で解くと1か月以上かかります。 1周目は[問題文を読み、解法のプロセス〔指針〕を理解し、解答を目で追う]だけに限定します。 これにより、1日あたりの消化ページ数を3〜5倍に増やせます。

②[1〜2]または[奇数番号]のみを解く

教材の全範囲を網羅しつつ、物理的な量を1/2〜1/3に削ります。 これにより、[数学Ⅰ・Aの全範囲を10日で通す]といった、薄い教材と同じ回転率を生み出せます。

3. 能力に応じた周期の設定式

個人の能力や教材の難易度に応じて、1周の期間〔$T$〕を決定する目安は以下の通りです。

$$T \le \frac{\text{記憶の保持限界日〔約30日〕}}{3} \approx 10 \text{日}$$
  • 初学・苦手分野:7日周期〔1日あたりの量を絞り、とにかく速く回す〕
  • 既習・得意分野:14〜20日周期〔ある程度理解があるなら、少し間隔を空けてもフックが残る〕

エビングハウスの忘却曲線で使われる[節約率]に基づく、おおよその記憶の減衰度合いは次のようになります。

前提:節約率と忘却率

  • 節約率=[覚え直すとき、最初よりどれだけ手間〔時間・回数〕が節約できたか]を示す指標。
  • 忘却率〔どれだけ忘れたか〕は、ざっくり[100%−節約率]と考えるとイメージしやすいです。

節約率と[どれくらい忘れているか]

代表的に紹介される数値をもとに、経過時間ごとの節約率と[忘れているイメージ]を箇条書きにします。

  • 学習直後
    • 節約率:100%〔基準〕
    • イメージ:完全に覚えた直後の状態。
  • 20分後
    • 節約率:約58%
    • 忘却のイメージ:およそ4割分は忘れ、6割分くらいは頭に残っている感覚。
  • 1時間後〔60分〕
    • 節約率:約44%
    • 忘却のイメージ:半分ちょっとは忘れているが、重要なところはまだかなり思い出せる。
  • 約1.5時間〜9時間後
    • 節約率:約35%前後〔論者により[90分][9時間]など表現の差あり〕
    • 忘却のイメージ:3分の2くらいは怪しくなり、思い出すのにそれなりの手間がかかる。
  • 1日後
    • 節約率:約34%前後〔26〜34%と紹介の揺れあり〕
    • 忘却のイメージ:かなり忘れており、[ああ、そういえばそうだった]と思い出すのに時間がかかる。
  • 2日後
    • 節約率:約27%
    • 忘却のイメージ:1日後よりわずかに下がる程度で、すでに大部分はあやふや。
  • 6日後
    • 節約率:約25%
    • 忘却のイメージ:覚え直しには、最初の学習の4分の3くらいの労力が必要な感覚。
  • 1週間後
    • 節約率:約23%という紹介もある。
    • 忘却のイメージ:わずかに[見覚えがある]程度の痕跡が残っている。
  • 1か月後〔31日後〕
    • 節約率:約21%
    • 忘却のイメージ:ほとんど忘れているが、ゼロではなく[やれば少し早く覚え直せる]程度の記憶痕跡が残っている。

イメージのポイント

  • 最初の1日くらいまでは、節約率が急激に下がる=記憶が急速に薄れていく。
  • その後はゆるやかにしか下がらず、[完全にゼロ]にはならずに、わずかな痕跡が長く残るイメージです。

[4つの復習]を習慣化する

  • [1|学習直後の復習]:学習直後に目を閉じ、ここまでに何を学習したかを脳裏に再現するのが最も効く
  • [2|学習当日の就寝前の復習]:眠る前の復習が記憶の定着に最も効果的
  • [3|学習翌日の起床時の復習]:起床時に復習すると記憶の定着を実感できる
  • [4|学習翌日の就寝前の復習]:眠る前の復習が記憶の定着に最も効果的

[4つの復習]を習慣化するためのメモ用小型ノート

  • 勉強が一区切りついたら、目を閉じ、ここまでに何を学習したかを脳裏に再現する。
  • このとき、自分が覚えている範囲で、今日の学習内容を文庫本サイズ〔A7〕のノートに書いておくと隙間時間の有効活用に役立つ。
    • ノートに今日の学習内容を吐き出すとき、思い出そうとする、その負荷が記憶を定着させる効果をもつ。
  • エビングハウスの忘却曲線で使われる[節約率]に基づいて考えると、物事を学んだ当日にこそ、チョコチョコと暇をみて今日の学習内容を復習することにより、記憶の消失が大幅に食い止められる。
  • 暇をみて今日の学習内容を、当日こそ頻繁に復習する。このときの記憶確認ツールが文庫本サイズ〔A7〕のノートである。
    • 今日の学習内容を思い出そうと努力し、その解答を確認するための冊子として文庫本サイズ〔A7〕のノートを用意しておくのである。
    • 学習直後に、頻繁に文庫本サイズ〔A7〕のノートで答え合わせをする。
    • この学習直後の努力〔記憶を思い出そうともがく行為〕が、記憶の定着に対して抜群の効力を発揮する。
    • 文庫本サイズ〔A7〕のノートを有効活用するのがよい。
A7 A罫・7mm 30枚
A7 B罫・6mm 30枚
A7 C罫・5mm 30枚
A7 ドットB罫・6mm 30枚

ほんらいなら教材一周の周期は[10日~14日周期]程度がよい

おっしゃる通り、学習の初期段階で[全体像〔フレームワーク〕]を把握することは、脳内に情報を格納するための[棚]を作る作業であり、非常に理にかなっています。 結論から申し上げますと、エビングハウスの忘却曲線に基づき、かつ[再学習のコストが初対面時より明らかに低い〔=記憶のフックが残っている〕]状態で2周目に入るための合理的な周期は、[7日〜14日〔1週間〜2週間〕]です。 なぜ[1か月]では長く、[1〜2週間]が最適なのか、論理的な根拠を整理します。

1. [忘却]と[再認]のデッドライン

エビングハウスの実験における[節約率]の推移を見ると、1日後から1か月後にかけて、記憶を呼び戻すための労力〔節約率〕は緩やかに減少し続けます。

  • 1週間〜10日後:まだ[あぁ、これやったな]という再認〔Recognition〕が容易な段階。
  • 1か月後:内容は理解できても、解法のプロセスや文法の細部が[初見の負荷]に限りなく近づく段階。 分厚い教材を1か月かけて1周すると、後半をやる頃には前半が[完全に未知の領域]に戻ります。 これを[10日周期]程度に凝縮すれば、1周目の記憶が[腐る前]に2周目の補強ができるため、学習が無効化されません。

2. [薄い教材]化するための具体的戦略

チャート式のような分厚い教材を、10日〜20日で1周させるための[抽出ルール]を以下に提案します。

①例題の[指針]と[解答]のトレースのみに絞る

計算演習をすべて自力で解くと1か月以上かかります。 1周目は[問題文を読み、解法のプロセス〔指針〕を理解し、解答を目で追う]だけに限定します。 これにより、1日あたりの消化ページ数を3〜5倍に増やせます。

②[1〜2]または[奇数番号]のみを解く

教材の全範囲を網羅しつつ、物理的な量を1/2〜1/3に削ります。 これにより、[数学Ⅰ・Aの全範囲を10日で通す]といった、薄い教材と同じ回転率を生み出せます。

3. 能力に応じた周期の設定式

個人の能力や教材の難易度に応じて、1周の期間〔$T$〕を決定する目安は以下の通りです。

$$T \le \frac{\text{記憶の保持限界日〔約30日〕}}{3} \approx 10 \text{日}$$
  • 初学・苦手分野:7日周期〔1日あたりの量を絞り、とにかく速く回す〕
  • 既習・得意分野:14〜20日周期〔ある程度理解があるなら、少し間隔を空けてもフックが残る〕

結論:何日後に設定するのが合理的か?

どんなに長くとも[14日〔2週間〕]以内に1周が終わるように、1日の分量を調整するか、解く問題を間引くのが最も合理的です。 2週間以内に同じ単元に戻ってこられる仕組みを作れば、Ankiのような細かな管理をせずとも、教材全体が[血肉化]し始めます。 具体的に、今お手元にある『チャート式』や『総合英語』の[全体のページ数]を教えていただけますか?それを[10日〜14日]で1周させるための、具体的な[間引き方]や[1日のノルマ]を計算してみましょう。

学習直後の復習、何分後の復習、あるいは、その日のうちの復習では、節約率に注目する必要がある。しかし、その後の節約率は20%台なので、一カ月まで本復習を延期しても許容範囲ではないだろうか?

鋭いご指摘です。 示されたデータ〔節約率〕を冷静に分析すると、確かに[1日後]も[1か月後]も節約率の数字自体には劇的な差がありません。 結論から申し上げますと、あなたが提案された[直後・当日・翌日の復習をセットで行う]という条件付きであれば、1周1か月のペースでも十分に[許容範囲]であり、合理的です。 なぜそう言えるのか、そしてその運用における[落とし穴]を、節約率の観点から深掘りします。

1. 節約率の[停滞期]を逆手に取る

エビングハウスのデータが示す通り、節約率は最初の24時間で急落し、その後は[20%台で下げ止まる]という特性があります。

  • 1日後:約26〜34%
  • 31日後:約21% この差はわずか数パーセントです。 つまり、[翌日に復習して記憶の土台を固めてさえいれば、その後に1か月の空白があっても、再学習にかかる労力はそれほど変わらない]という理論が成立します。

2. [初期投資]が1周1か月を可能にする

あなたが[直後・当日・翌日の復習]をルーチンに組み込むのであれば、それはエビングハウスの実験における[単なる1回の学習]ではなく、[強固な初期定着]になります。

  • 初期復習あり:記憶の減衰曲線そのものが緩やかになる。 1か月後でも、節約率は21%より高い位置〔例えば40〜50%など〕で維持される可能性が高い。
  • 初期復習なし:1か月後には[見たことはあるが、意味はさっぱり]という状態になり、節約率は最低ラインまで落ち込む。 したがって、[最初だけ集中的に負荷をかけ、その後は1か月放置する]という戦略は、分厚い教材を攻略する上で非常に現実的で賢い選択です。

3. [1周1か月]を成功させるための運用ルール

この戦略を『チャート式』や『総合英語』で実行する場合、以下の[周期の質]が鍵となります。

①[翌日復習]を2周目のカウントに入れない

[当日・翌日の復習]はあくまで[1周目〔初回学習〕]の一部とみなします。 これを行わずに1か月空けると、2周目は[初見]と同じ苦労をすることになります。

②1か月後の[再会]を儀式化する

1か月後に同じ単元に戻ったとき、節約率20%台〔=8割の労力が必要〕という現実に直面します。 このとき、[忘れているのは想定内]と割り切り、[思い出す作業〔想起〕]に時間をかけすぎず、サッと解説を読んで節約率を100%に引き戻すのがコツです。

結論:あなたの戦略は合理的か?

極めて合理的です。 [1日後]と[1か月後]で節約率に大差がない以上、初期に固めてさえいれば、1周の期間を無理に短縮してパンクするよりも、1か月かけて着実に進める方が、精神的な持続可能性も高くなります。

計算上のアドバイス もし『チャート式』が300ページあるなら、1日10ページずつ[当日・翌日復習セット]で進めれば、ちょうど30日で1周します。 この[厚い本を薄く解く]感覚、非常に強力な武器になります。 具体的に、この[初期集中+1か月サイクル]で進めたい特定の教材〔例えばチャート式の何色、など〕はありますか?そのボリュームに合わせた最適な[1日のセット数]を算出してみましょう。

学習戦略:能動語彙〔再生記憶〕化の徹底

効率的に合格を勝ち取るための鉄則は、[必要な知識だけを厳選したうえで、実戦で使えるレベルまで知識を深めること]である。

1. 実戦における[知識]の定義

  • 試験や実生活などの実戦場面では、単に見聞きしてわかる程度の[再認記憶〔受動語彙〕]は役に立たない。
  • 自力で引き出し、使いこなせる[再生記憶〔能動語彙〕]にまで昇華させた知識のみが、実戦において真に価値をもつ。
    • 例えば、受験化学の有機化学の知識増強の方法としては、反応系統図を白紙再現法で[手書きにて再現するトレーニング]を積むのが有効である。
    • 有機化学学習者にオススメ | 危険科学部
    • これは、受験の有機化学において[再生記憶〔能動語彙〕]にまで記憶の深みを深めたことを意味する。
    • 英語や古文では、訳文から原文である英文・古文が再現できるように[作文力を鍛える段階]まで覚え込むと、速読力、あるいは、英語の場合はリスニング・コンプリヘンションの力がつく。
    • これは、英語や古文において[再生記憶〔能動語彙〕]にまで記憶を深めたことを意味する。
    • 多くの入試問題の試験時間は問題量に対して短いため[問題を瞬殺レベルで速く処理する]ことが必須になるけれども、この状態を現出するためには、[再生記憶〔能動語彙〕]にまで記憶の深さを深めるしかない。
    • 結局、その場で考えて、答案を生成するのではなく、すでに白紙再現法=[手書きにて再現するトレーニング]で鍛えた既有知識を書いて表現するだけの状態にまで、記憶を磨き上げておく。
    • だからこそ高得点が取れるわけであり、[その場で考えて、答案を生成する]ような泥縄式では、平均点付近に留まること必定である。
    • 必出知識・頻出知識を整理したうえで、[再生記憶〔能動語彙〕]の状態にまで高めることが試験勉強の本筋だといえる。

2. [総合英語]および多読・多聴の否定

分厚い『総合英語』の通読や、大量の教材に手を出すことは、以下の理由から推奨されない。

  • 定着度の低さ:広く浅い学習では、早く忘却するため、忘却の勢いに記憶する努力が負けてしまう。
  • また広く浅い学習では、知識が受動的な段階に留まり、思い出せない〔ど忘れする〕、あるいは、思い出すスピードが遅いといった理由で、実戦では使い物にならない。
    • 速読力が低いことの原因は、英単語・英熟語・英語構文の想起スピードが遅いことの累積でしかない。
    • 速読力は[英単語・英熟語・英語構文を例文ごと丸暗記し、何度も音読すること]によって高まるものであり、長文を数多く読んでも、直接的な効果はない。
    • つまり読解とは、既有知識に似た表現が登場したときの[記憶の想起]でしかないのである。
    • 辞書が空っぽなら、読解など成立するわけがない。
    • 英文読解を積み重ねても、辞書の登録語彙数は増えない。
    • 音声言語として例文を数多く覚え、その例文を[文字を見て音読する]または[何も見ないで音読する〔そらんずる〕]というトレーニングこそが、英文読解の力を増強してくれるのである。
    • したがって、英文読解問題集は、力試しに解いてみてもいいけれども、そんなことに時間・体力を使うのはもったいない。
    • ネイティブ・スピーカーによる英文校閲を通過した英文〔英語長文〕を、暗誦することに時間・体力を投入するのが、英語学習として最も効率がいい。
    • つまり、多読・多聴などパッシブ〔受動的〕な学習を積み重ねても意味がない。
    • 脳内辞書の登録語彙数を増やすには、英文〔英語長文〕を大量に暗誦して、音読または口頭での発話によって、音波と意味〔イメージ・概念〕とを直結させていく訓練を繰り返す。
    • これが最強の勉強法である。
    • [速読英文法|Z会出版]と[速読英熟語[改訂版]|Z会出版]に掲載されている英語長文を暗誦していくと、英文法・語法の知識、英熟語・英語構文の知識が身についていく。
    • あとは英単語を残すだけであり、それは[英単語ターゲット|旺文社]の1200・1400・1900を対象とした[英単語ターゲットR]という長文集の英文を暗誦していくのがよいと思う。
  • リソースの浪費:再生記憶化〔能動的知識にすること〕を意図しない教材に時間や体力を割くのは、投資対効果が極めて低い。
    • [総合英語]の通読をいくらやっても、ほぼ効果がない。300~1000ぐらいの例文を暗記したほうがよい。
    • 長文読解の問題集をいくらやっても、ほぼ効果がない。[英熟語ターゲットR][英単語ターゲットR]などのパッセージそのものを和訳から英作文できるように暗誦するのが効果的。
      • じつは、これが最良のリスニング・コンプリヘンションの対策である。
      • [英熟語ターゲットR][英単語ターゲットR]などのパッセージを、音声教材を手本にして音読するかたちで丸暗記する。
      • これがリスニング・コンプリヘンションに強くなる秘訣である。
      • リスニング・コンプリヘンションの対策書は、問題に対応するテクニックの部分を解説したものであり、それが英語力を直接高めることは、ほぼないと思う。
      • もちろん、何らかの英文を暗誦すれば、それなりに効果はある。
      • しかし、重要語彙が濃密に詰まっているパッセージを暗誦したほうが、語彙増強の効果が得られるのは当然である。

3. 必勝の学習方針

手を広げすぎず、以下のプロセスを徹底することが最善の策であろう。

  • 教材の厳選:信頼できる少数の良質な教材のみに絞り込む。
  • 徹底反復:選択した教材を完璧にやり込み、すべての掲載表現を能動語彙〔再生記憶〕化する。
  • 質の追求:紹介されるがままに多くの参考書をこなすのではなく、[一冊をどこまで深く仕上げたか]を基準とする。

関係副詞・疑問副詞|以下のような原理原則は[総合英語]には載っていないので[総合英語]は時間の無駄という側面がある

  • 関係副詞とその先行詞という話題に至ったとき、[副詞が名詞句をその先行詞とすることができる]という論理矛盾が生まれる。
    • 名詞句をその先行詞とすることができるのは、代名詞だけである。
    • 名詞句を指し示す〔先行詞とする〕ことができるのは代名詞だけであるというのは当然の話である。
    • しかるに、時・場所・方法や程度・理由などを表す名詞句を、関係副詞がその先行詞とすることができるというのは、おかしな話である。
    • 関係副詞{when、where、how、why}は実際には、[代名詞が格を帯びて副詞化したもの〔成り副詞〕]であり、その実際の姿は[前置詞+which]の縮約形である。
    • {when、where、how、why}は[前置詞+which]の縮約形であるから、ガチの副詞とはちょっと毛色が違うわけである。
    • [前置詞+which]の関係代名詞whichが先行詞をとる様子を、[関係副詞が先行詞をとる]というふうに、ごまかして言い換えてきたのが、英文法の悪しき伝統であったと思う。
      • 例えば、whenが年月日や時刻を表す名詞句をその先行詞とする、というのは、whenの中身である[at which time]などの関係代名詞whichが時を表す名詞句をその先行詞としている、ということが実際の姿なのである。
    • この[成り副詞]を何の解説も加えずに[関係副詞]だの[疑問副詞]だのとよぶことは、学習者に無用の疑問を生じさせ、英文法に対する不信感を抱かせることとなるであろう。
    • 関係副詞・疑問副詞が[成り副詞]であり、その背後に疑問代名詞whatや関係代名詞whichが隠れている〔隠されている〕ことを宣言せずに、単に副詞として扱うことは、学習者に対する裏切り行為である。

場所・時・理由・方法の副詞など、代名詞が前置詞の役割〔格〕を内包した表現:

  • 疑問副詞は、本来的かつ純然たる副詞ではなく、[前置詞+what / which]の縮約形であり、代名詞が格を帯びたことによる[成り副詞]といえる。
  • 関係副詞は、本来的かつ純然たる副詞ではなく、[前置詞+which]の縮約形であり、代名詞が格を帯びたことによる[成り副詞]といえる。

1. 時〔When / Then〕

  • 疑問副詞/関係副詞:when
    • at what / which time
    • in what / which time / month / week
    • on what / which day
  • 指示副詞:then
    • at that time
    • after that time
  • 指示副詞:now
    • at this time

2. 場所〔Where〕

  • 疑問副詞/関係副詞:where
    • at what / which place
    • in what / which place
    • to what / which place
    • from what / which place〔whenceの現代代用〕
  • 指示副詞:here
    • at / in / to this place
  • 指示副詞:there
    • at / in / to that place

3. 方法・程度〔How / Thus〕

  • 疑問副詞/関係副詞:how
    • in what / which way
    • by what / which means
    • to what / which degree
  • 指示副詞:thus / so
    • in this / that way

4. 理由〔Why〕

  • 疑問副詞/関係副詞:why
    • for what / which reason
    • for what / which purpose

古語・形式張った表現〔格の性質が顕著なもの〕

これらは古英語の格変化〔属格・向格・離格など〕の名残であり、現代では[前置詞+代名詞]に相当する機能を一語で果たしています。

  • 起点の副詞〔〜から〕
    • hence:from this place / from this time
    • thence:from that place / from that time
    • whence:from what / which place
  • 方向の副詞〔〜へ〕
    • hither:to this place
    • thither:to that place
    • whither:to what / which place

複合副詞〔Here / There / Where +前置詞〕

これらはまさに[代名詞〔here/there/where〕が格〔前置詞〕を帯びた]構造が可視化されたものです。

基本語 複合副詞〔成り副詞〕の例 本来の分解形〔前置詞+代名詞〕
here hereby / herein / hereto / hereupon by this / in this / to this / upon this
there thereby / therein / thereto / thereupon by that / in that / to that / upon that
where whereby / wherein / whereto / whereupon by which / in which / to which / upon which

補足:sinceについて sinceも語源的にはsith〔after〕+than〔that〕+es〔副詞的属格語尾〕から成っており、[after that]という代名詞の格変化に由来する[成り副詞]に分類されます。

英文法:節を導く語句の定義〔指示理論に基づく整理〕

1.形容詞節を導く主体は[■関係詞〔関係代名詞・関係副詞〕]のみ

  • 指示の論理
    • 先行詞〔名詞句〕を指示するのは関係副詞の内部の[代名詞成分]
    • 関係副詞は[前置詞+which]の縮約形として、先行詞を間接的に指示する

2.副詞節を導く主体は■従属接続詞、および、■複合関係詞〔譲歩用法〕

  • 指示の論理
    • 指示対象〔先行詞〕を持たない
    • 節全体が付加詞として機能する〔状況説明に特化〕

3.名詞節を導く主体

  • 分類基準:[指示の有無]と[語句の性質]
  • 【名詞節を導く主体】:
    • ■従属接続詞〔例:that、 whether、 if〕
      • 指示の性質:指示なし〔単なる結合子〕
    • ■疑問詞{例:who、which、what、when、where、how、why}
      • 指示の性質:未知の情報を指示〔間接疑問〕
    • ■関係代名詞〔例:what〕
      • 指示の性質:先行詞を内包し、指示を行う
      • [先行詞を内包する]とは、展開ができることを意味する。
      • whatを展開するとthe thing(s) whichまたはthe thing(s) thatになる。
    • ■関係副詞〔例:when、where、how、why〕
      • 指示の性質:先行詞を内包し、場所/時/理由/方法を指示
      • [先行詞を内包する]とは、展開ができることを意味する。
      • 関係副詞 展開形〔先行詞+関係代名詞〕 意味のニュアンス
        when the time at / on / in which 〜する時〔時間・時期〕
        where the place in / at / to which 〜する場所〔場所・点〕
        how the way in which 〜する方法〔やり方〕
        why the reason for which〔不自然・注意〕 〜する理由〔原因〕
      • 上記のwhyの展開形は原理・概念を説明するための方便である。
      • the reason for whichを自然な表現に直す必要がある。
        • That is why he succeeded.
        • That is the reason he succeeded.
        • This is the reason for his success.
    • ■複合関係詞〔例:WH語-ever類〕
      • 指示の性質:不特定多数・任意の対象を指示

4.まとめ:指示のダイナミズム

  • 英文法における節分類は、品詞基準ではなく[指示の働き〔Reference〕]で整理される
  • 節のタイプ別整理
    • 形容詞節:外部の既知名詞を指示
    • 名詞節:内部に指示対象を包摂、または未知対象を指示
    • 副詞節:指示を持たず、状況説明に特化

『総合英語Forest』終焉のストーリー|かつて高校英語参考書の王道として君臨した『総合英語Forest』が、なぜ姿を消し『Evergreen』へと進化したのか? その[終焉と継承]のストーリーを端的にまとめます。

1. 経営体制の変化と対立

かつての桐原書店は外資系出版大手ピアソンの傘下にありましたが、経営方針を巡り、Forestを手がけた編集者や執筆陣などの主要メンバーが桐原書店を離反する事態となりました。

2. [いいずな書店]の立ち上げ

離脱した主要メンバーたちは、新たにいいずな書店を設立します。 Forestを実質的に作り上げた中心人物たちが移籍したことで、コンテンツの[魂]が新会社へと移ることになりました。

3. 版権切れと出版停止

その後、桐原書店がピアソンから独立する際、Forestの版権〔著作権〕を巡る契約問題が浮上します。 結果として桐原書店はForestの版権を維持できなくなり、2013年の第7版を最後に、大ベストセラーであったForestは絶版〔出版停止〕を余儀なくされました。

4. 『Evergreen』へのバトンタッチ

Forestの制作陣が集結したいいずな書店は、Forestの[理解・習得・深める]というコンセプトを継承した『総合英語Evergreen』を刊行。 事実上の後継本として内容が引き継がれ、Forestはその歴史に幕を下ろしました。 ■総合英語 Evergreen | いいずな書店 | 英語副教材 | 株式会社いいずな書店

要するに:

編集チームの独立と版権トラブルにより、名前は[Forest〔桐原〕]から[Evergreen〔いいずな〕]へと変わりましたが、その中身と精神は現在も生き続けている、という流れです。

問題演習や瞬間英作文などを通じて、深くコンタクトした英文以外は覚えてはいられない|覚えてはいられない表現〔受動語彙の段階に留まる表現〕は実戦でまったく使えない

  • [総合英語 Evergreen|いいずな書店]の中から[とくに覚える価値がある部分]だけを抜き出した問題集が、[総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング〔英文校閲:Keith McPhalen〕〔1056題〕|いいずな書店]〔以下[トレーニング]と略す〕である。
  • 総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング | 英語副教材 | 株式会社いいずな書店
  • [トレーニング]は、私だったら問題は解かずに〔問題を解くのは時間・体力の無駄だから〕、1056題=1056本の英文が、和訳を見たら口を突いて出るように練習することに徹する。
  • 英文の記憶が明瞭でありさえすれば、英文法・語法の知識は再認記憶〔受動知識〕の状態でも、いっこうにかまわない。
    • 再認記憶〔受動知識〕とは、外部からヒントを与えられたとき、[ああ、知っている]という認識が生まれるような、弱い知識である。
  • つまり英文暗誦というのは、[英文だけを暗誦し、とくに英文法・語法の理屈は暗記しない]という状態で大丈夫だという意味である。
  • それは、[英文にはすべてが織り込まれている]からである。英文法・語法の理屈は、暗誦した英文からヒントを得て、[ああそうだった]と思い出せるような、そういうユルユルの知識の状態で大丈夫である。
  • 英文を覚えないで、英文法・語法の理屈を明瞭に覚えている人は、努力の方向性を完全に間違えているといえる。
  • 英文を音声言語として暗記することを最優先とするのがよい。このとき、英文法・語法の理屈は、あんまり強く意識する必要はないといえる。
  • それは英文の中に英文法・語法の理屈が溶け込んでいるので、英文さえ思い出せれば、英文法・語法の理屈もそこに従属する情報として導き出せるのである。
  • 英文をしっかりと暗誦してさえいれば、英文法・語法の理屈そのものは暗記しておかなくても、英文から導き出せるので心配はない。
  • 文法・語法というものは、そのようにして、あえて言挙げせず、英文用例の中に潜む[生き物]として取り扱うだけにとどめておくのがよい。
  • そういう状態でなければ、リスニング・コンプリヘンションや会話などでの言語の動的運用において使い物にならないのである。
  • 言語とは、運動能力の一種であるから、文法・語法は理屈ではなく、用例の丸暗記として飲み込み、たくさんの和訳を見て、高速で連続的に瞬間英作文ができるかどうかをチェックするだけでよい。
  • これを実践するには、ちょっとした英語長文の暗誦がとても効果的である。
  • こういう理屈なので、[トレーニング]の正解英文を暗記してしまえば、[トレーニング]の問題を解く必要はないし、[総合英語 Evergreen]の本体は必ずしも買う必要はない。
  • [トレーニング]は、[チェック&リピート数学|Z会出版]と同様に、数ページごとに[問題ページ]と[解答・解説ページ]とが交互に繰り返されるページ構成である。
    • [問題ページが数ページ]+[解答・解説ページが数ページ]+[問題ページが数ページ]+[解答・解説ページが数ページ]+…
  • SKYWARD 総合英語 スーパートレーニング | 桐原書店
  • [SKYWARD 総合英語 スーパートレーニング〔英文校閲:Karl Matsumoto〕〔問題数不明〕|桐原書店]〔以下[スーパートレーニング]と略す〕も[トレーニング]と同じ位置づけの[総合英語]の傍用問題集であり、こちらは巻末に別冊解答編が組み込まれた形式である。
  • [スーパートレーニング]は、英文法・語法の理屈を明瞭に覚えることを求めてくるような問題構成であり、英語力を高めるというよりは、英文法・語法の研究家を養成するような風合いである。
  • 不要なものとしてカットするなら、[スーパートレーニング]だろう。
  • つまり、一般的な受験なら[トレーニング|いいずな書店]だけでよいと思う。
  • [具象なき抽象論は力をもたない]ので、具象の領域で十二分に暗記や演習を積み重ねてから、理論的な領域を学ぶのがよいと思う。
    • 例文をあらかじめたくさん暗誦している状態で英文法を学ぶのでなければ、吸収率がとても低い。
    • 具象を知らずして抽象を知ることはできないからである。
    • 数学の教科書傍用問題集の[例題]や[A問題]〔易しい問題〕など、[易しい計算問題]を予習的に学習し終えてから、数学の検定済教科書の定義・定理・公式とその証明などを学ぶのがよい。
    • 具象を知らずして抽象を知ることはできないからである。
  • [総合英語 Evergreen|いいずな書店]は、いい本ではあるけれども、ぜんぶ読む必要はない。
    • というより、[総合英語 Evergreen]の本体は必ずしも買う必要はない。[総合英語 Evergreen]の傍用問題集さえあればよい。
  • [総合英語 Evergreen]の傍用問題集として[総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング〔英文校閲:Keith McPhalen〕〔1056題〕|いいずな書店]〔以下[トレーニング]と略す〕がある。
  • [総合英語 Evergreen]は理屈を知るための手段であり、直接暗記するのは、[トレーニング]の正解英文とするのが、バランスがいいように思う。
    • 問題演習や瞬間英作文などを通じて、深くコンタクトした英文以外は覚えてはいられないものである。
    • つまり[総合英語 Evergreen]を読んだだけでは頭に入りにくいんだね。
    • だから[トレーニング]の正解英文を暗誦するのがよいと、私は思うけど、お任せするよ。

[Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集〔英文校閲:Barnaby Ralph〕|啓林館]

  • [Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集〔英文校閲:Barnaby Ralph〕〔1393題〕|啓林館]〔以下[Insight]〕は、文法体系に沿って瞬間英作文をすることもできるレイアウト〔左ページ:和訳+赤刷りの英文|右ページ:解答(赤刷りの英文)〕
    • [Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集]は、分厚い通販カタログのような表面が照明を反射してテカる用紙〔コート紙〕を使っており、本が重たくて、持ち運びには向かない。
    • [チャート式数学|数研出版]も[Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集]も、重たい用紙を改善してほしい。
  • [Insight]は、英文法・語法・熟語のすべてを、和訳から英文を作る[英作文]に帰着させる構成の問題集であり、英検や英作文を出題する大学入試を強く意識して作られている。
  • [Insight]があれば、必ずしも竹岡広信先生の英作文教材を使わなくても大丈夫な部分もあるだろう。
  • 英作文によく出題される表現は、竹岡広信先生の英単語集である[LEAP]の用例としてもカバーされているので、[Insight]+[LEAP Basic]+[LEAP]で、かなりの英作文力になるだろう。
  • 改訂版 必携 英単語 LEAP Basic|チャート式の数研出版
  • 改訂版 必携 英単語 LEAP|チャート式の数研出版
  • あとは、入試の英作文の頻出表現をたくさん経験する必要があるのだけれども、それには竹岡広信先生の[基礎英作文問題精講|旺文社]が適していると思う。
  • 基礎英作文問題精講 3訂版 | 旺文社
  • [基礎英作文問題精講]には英文校閲のクレジットが入っていないので、解答を鵜呑みにせず、AIなどにかけて、英文をより自然にしてから暗記する必要がある。
  • 竹岡広信先生の英作文教材にかんして、英文の正しさ、自然さについては、信じないほうがよい。AIのほうが信用できると思う。
  • [Insight]は、成績上位層にしか使いこなせない濃密さがある。
  • 基本的には、[総合英語 Evergreen]の傍用問題集である[総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング〔英文校閲:Keith McPhalen〕〔1056題〕|いいずな書店]〔以下[トレーニング]と略す〕だけでよいと思う。
  • しかし、英検や英作文を出題する大学入試への準備をするとしたら、[Insight]はとてもよいと思う。
  • [Insight]を使いたいなら、[トレーニング]などで事前に一定以上のレベルに到達してから、[Insight]を見て、瞬殺できる問題に印をつけて、それ以外を吸収する方式にしたほうがよい。
  • 1冊に1か月以上の期間をかける必要があるとしたら、それは自分の学力に見合わない印刷教材なので、レベルを下げた印刷教材を選択し直し、習得してから、あらためて、もともとの印刷教材に戻ってみるとよい。意外に、早く進む。
  • [Insight]は英検2級程度を中学時代に取得しており、実力が高い学習書が高校1年から精力的にこなしていくのに向いている。
  • [Insight]は、私だったら問題は解かずに〔問題を解くのは時間・体力の無駄だから〕、1393題=1393本の英文が、和訳を見たら口を突いて出るように練習することに徹する。
    • 英文さえ暗記しておけば、英文の中に英文法・語法の論点が織り込まれているのであるから、その英文がヒントになって、英文法・語法の知識をその場で教えられることとなる。
    • 英文法・語法の知識とは、そういうふうに、非言語的に、かつ、不明瞭に覚えておくべきものであって、私たちの意識のフォーカスは、音声言語の暗記にのみ向ければよいのである。
    • リスニング・コンプリヘンションにおいて、理屈が割り込む余地はない。
    • 英文法・語法の理屈は、聞く・話す・読む・書くといった言語的実戦においては、とくに聞く・話す・読む・書くを高速で処理している最中には、むしろ邪魔な知識になりかねない。
    • つまり、音声言語という音楽が背景にあるような言語的実戦においては、ことばは理屈ではなく、音楽とリズムの話になってくる。
    • だから、分厚い[総合英語]の中で、ああじゃ、こうじゃと細かいことを語るようなことは、あんまり好ましくないことなのである。
  • 要は[Insight]の正解英文だけを取り出して、和英見開き対訳の冊子を自作して、ガンガン覚えていくであろう。
    • 結局、例文暗誦こそが、語学の本道なのである。
  • だからアレなのよ。[総合英語]というのは、学校一括採用の場合に付属してくる[重要例文集]という数百の例文を抜き書きして和訳を付けた小冊子があるじゃろ? 
  • あの小冊子さえ暗記しちまえば、[総合英語]の本体はいらんのんよ。[重要例文集]だけ覚えれば、その例文の中に英文法・語法のエキスが入っちょるけぇ、ほかはいらんのよ。

[総合英語]は必要ない

  • [速読英文法〔英文校閲:Denise Fukuda, Pang Hwee Jing〕|Z会出版]は、狭い紙面に高校英文法の要点をギュッと詰め込んでいる。
  • すでに[トレーニング]などで演習を積み、例文暗誦の工程をかなり進めている学習書にとっては、[要約版の総合英語+簡略な英語構文集+英語長文問題集]を1冊にまとめてある、高効率な印刷教材だといえる。
  • 昔の高校生は[リーダー〔読解〕][グラマー〔文法〕][コンポ〔作文〕]という3つの教科書を使っていたけれども、その[グラマーの教科書]と似ているのが[速読英文法]であり、[速読英文法]には英語長文、つまり、[リーダーの教科書]が組み込まれている、という感じである。
  • [速読英文法]は[持ち運べる総合英語]ともいえるし、読解英文法の解説書ともいえるし、簡略な英語構文集も付属しているし、かなりお買い得な1冊である。
  • ただし[速読英文法]は、初学者には内容が濃すぎるので、必ず前もって[トレーニング|いいずな書店]などの例文暗誦まで終えてから[速読英文法]を読むのがよい。
  • 通学時間が長い人は、電車が空いている早朝に家を出て、電車で座って、電車の中だけで[速読英文法]〔判型が小型だから可能〕を仕上げるのがオススメである。
  • また[速読英文法]は、内容がコンパクトであるため、細かい説明部分を除けば、白紙再現法で丸覚えするのに向いている面がある。
  • 英文法体系をもっと俯瞰したい人には、より簡略化された英文法が、[速読英熟語〔英文校閲:Denise Fukuda〕[改訂版]|Z会出版]の別冊の巻末〔Check & Master〕に掲載されている。
  • 速読英熟語[改訂版] - Z会の本
  • [速読英熟語[改訂版]]の別冊の巻末の[Check & Master]という英文法の総まとめは、白紙再現法で丸覚えするのに向いている面がある。
  • 多くの[総合英語]は[客単価2000円程度]にするために、本をやたらに分厚くする必要があり、くだらん語法まで取り扱っている。
  • 英文法とは、語法の一般論〔語法の共通項を説明したものが英文法〕であり、英文法書で語法を過剰に詳しく扱ってはいけない。
  • しかし[総合英語]は、[どこまで語法を詳しく説明するか]について各社が競い合っており、改訂を経るごとに[総合英語]はその分厚さを増してきている。
  • そうやって分厚さを増せば増すほど、全体を一周するのに時間・体力を要することとなり、そのせいで[英文法体系の全体像〔構造/マップ〕]が見えなくなり、理解が進まずに中途挫折へと転落する結果を生んでいる。
  • いいか? 1か月以内に一周できない印刷教材はクソだ。難度別のグレードがある場合、いちばん易しいグレードのを選んでおくのがよい。
  • 英文法を学び切るには、まず薄い印刷教材を使って、1週間程度で一周することである。それには、[速読英熟語[改訂版]]の別冊の巻末の[Check & Master]のようなものを活用するのがよい。
  • [高校入試 まとめ上手 英語|受験研究社]という小冊子は、1週間程度で英文法〔ただし中学範囲〕を一周するのに向いている。
  • 高校入試 まとめ上手 英語:まとめ上手 - 中学生の方|馬のマークの増進堂・受験研究社
    -[発展30日完成 [3] 高校英語の基礎(高校初級用)|日栄社]という、1980年代あたりから存在する[書き込み式ノート教材]を使って短期間で英文法の全体をサラッと見ておくのもよい。
  • 発展30日完成 [3] 高校英語の基礎(高校初級用) | 日栄社
  • [発展30日完成 [3] 高校英語の基礎(高校初級用)|日栄社]は、[1日1題30日完成 高校英語基礎のキソ 〔高校初級用〕|日栄社]と内容はたぶん同じである。
  • 1日1題30日完成 高校英語基礎のキソ 〔高校初級用〕 | 冨士根 秀雄 |本 | 通販 | Amazon
  • 1980年代あたりから存在するのは、日栄社の[1日1題30日完成 高校英語基礎のキソ 〔高校初級用〕]であり、200円台の後半という安価なものであった。それを、著者を奥様に変えて、改題したものが[発展30日完成 [3] 高校英語の基礎(高校初級用)]だろうと思う。
  • [1日1題30日完成 高校英語基礎のキソ 〔高校初級用〕]は、英文法がまったくわからない数々の高校生を救ってきた、隠れた名著である。
    • 英文法の機能は、品詞変換の機能が中心である。
      • ▲▲▲
      • 【1】[格〔前置詞〕によって名詞を形容詞化または副詞化する]
      • 【2】[動詞の語形を変化させることを通じて、動詞を名詞化・形容詞化・副詞化する〔準動詞〕]
      • 【3】[広義の前置詞を使って、文≒節〔動詞〕を名詞化・副詞化・形容詞化する〔従属節〕]
        • 従位接続詞は、名詞節に対する広義の前置詞であり、名詞節を副詞化する。これを従位接続詞が副詞節を導くと言い換えているだけだ。
        • 制限用法の関係詞は、名詞節に対する広義の前置詞であり、名詞節を形容詞化する。
          • ただし形容詞節が何〔どの先行詞(ここでは名詞句)〕を後置修飾しているかを知らしめるために、関係詞が先行詞を指示する〔指し示す〕。
          • ただし形容詞節が何〔どの先行詞(ここでは名詞句)〕を後置修飾しているかを知らしめるために、関係詞{who、which、what、when、where、how、why}を使い分ける。
        • 英語の関係詞には、関係詞とその先行詞〔指示する先の名詞句〕との間に[性・数・格]の一致が発生しないので、英語は意味の曖昧な言語である、という側面がある。
        • 名詞節を作る従位接続詞はwhether・if〔~かどうか〕・thatの三つである。
          • [whether・if〔~かどうか〕・thatの三つ]以外の従位接続詞は副詞節を導く。
        • ■疑問詞{例:who、which、what、when、where、how、why}が名詞節を作った表現を間接疑問(文)という。
        • ■先行詞を含んだ関係代名詞〔例:what〕は名詞節を導く。whatを展開するとthe thing(s) whichまたはthe thing(s) thatになる。
        • ■関係副詞〔例:when、where、how、why〕は原則として先行詞を含んでおり、この用法の関係副詞は名詞節を導く。
          • 関係詞は、その先行詞コミで考えた場合、名詞節を導くとされるけれども、事実上、関係詞は形容詞節を導くだけであると割り切れ。
          • [先行詞〔名詞句〕+限定用法の関係詞が導く節〔関係詞節→ここでは形容詞節〕]が名詞節になるのは理屈からして当然である。
        • ■複合関係詞〔例:WH語-ever類〕は名詞節〔と副詞節〕を導く。
        • つまり、▼形容詞節を導く主体は関係詞しかない。
        • つまり、▼副詞節を導く主体は従位接続詞と複合関係詞〔WH語-ever〕しかない。
        • つまり、▼名詞節を導く主体は従位接続詞〔wheter・if・that〕、疑問詞〔間接疑問〕、先行詞コミの関係詞・疑問詞、複合関係詞〔WH語-ever〕しかない。
        • 準動詞〔不定詞、動名詞、現在分詞、過去分詞〕とそれらが導く句は、これら従属節〔名詞節、形容詞節、副詞節〕を圧縮して、ニュアンスを加えたものでしかない。
      • ▲▲▲から、ここまでで、句と従属節にかんする英文法の概略がまとまっている。
        • 英文読解の参考書の内容は、▲▲▲から、ここまでの内容を当たり前に知っていることが前提で展開されている。
  • あとは、英作文の入門編においても、英文法体系に沿った説明がなされており、これが高校の初歩的な英文法学習に直結するのである。
  • [英作文ハイパートレーニング]には音声教材がある点でオススメである。
  • とにかく、時間をかけることなく、とりあえず英文法を一周する。
    • この[高速周回]という工程を先に済ませておかないと、型枠のないところにセメントを流し込むようなことになる。
    • [英作文ハイパートレーニング]を簡易な英文法書として利用するのは、かなりよい選択の1つである。
  • [英作文ハイパートレーニング]の後に使うとよいのは[英文法・語法SWing|学研]であろう。
    • 『英文法・語法SWing』 〔英文校閲:Michael Howard Maesaka〕| 学研出版サイト
    • [総合英語]には、そこまで必要のない英文法・語法の情報が多い。
    • [英作文ハイパートレーニング]や[英文法・語法SWing]では、英作文・発話のための英文法という観点から掲載内容を絞っているので無駄ない。
    • [英文法・語法SWing]は348例文を何度も何度も、徹底的に深く理解していく[深掘り様式]の英文法書であり、平易な英文を深く本質的に解明するという点で[数学入門問題精講 改訂版|池田洋介|旺文社]とコンセプトが似ていると思う。
    • [英文法・語法SWing]の一冊を徹底的に極めるだけで、[総合英語]よりも英語力〔書く・話す・聞く・読む〕が鍛えられると思う。
      • [総合英語]とは異なり、[英文法・語法SWing]には無駄な記述がほとんどなく、単位勉強時間あたりの獲得知識量が多い〔濃くて効率的〕。
    • [英文法・語法SWing]は、英文法・語法の参考書ではなく、発信型〔書く・話す〕を主目的とした[総合英語]〔英文法書〕である。
    • [英文法・語法SWing]は、[英作文のための英文法]を深掘りした、英文法書である。
    • [英文法・語法SWing]は、[事実上、英作文の参考書]でもあり、竹岡広信先生のような、独善性という悪いクセやえぐみがない英作文参考書という印象を受ける。
    • 和文英訳が大きな配点をもつ、京都大学や大阪大学を志望しているとしたら、中学1年から[英作文ハイパートレーニング]を始めて、完全に暗記・理解できたら、[英文法・語法SWing|学研]に進むのがよいと思う。
    • [英文法・語法SWing]は、[ベストセレクト物理|文英堂]と同じように、中身が2分冊になっている。
    • 三幣剛史のベストセレクト物理 大学入試標準問題集 | シグマベストの文英堂
    • [英文法・語法SWing]は、かなりの良書なのに目立たず、あまり人気がないので、絶版される可能性がある。購入できるうちに古書を買い集めておくのもよい。

音声CDをMP3ファイルに変換する〔Windows〕

Windows標準機能以外で、より高機能・高音質な変換ができる人気のフリーウェアを3つ厳選して紹介します。 標準機能〔Windows Media Player〕との大きな違いは、[音質の劣化を極限まで抑える機能]や[曲名・アルバム情報の取得能力]が強力な点です。

1. 高機能・多機能なら[MusicBee]

音楽管理・再生・変換がこれ一つで完結する、現在最も人気の高いソフトの一つです。

  • 特徴:画面が非常にモダンで見やすく、アルバムアート〔ジャケ写〕や歌詞の自動取得に強いです。
  • 使い方:
  • 1. CDを挿入し、MusicBeeを起動。
  • 2. メニューの[ツール]→[CDを取り込む]を選択。
  • 3. 形式を[MP3]に設定して開始。
  • メリット:iTunesに近い感覚で、ライブラリ管理まで一括で行いたい人に最適です。

2. 音質にこだわるなら[Exact Audio Copy (EAC)]

世界中のオーディオファンが愛用する[究極の取り込みソフト]です。

  • 特徴:ドライブの読み取りエラーを何度もチェックし、CDの音を100%忠実に再現することに特化しています。
  • 使い方:初期設定〔LAMEエンコーダの導入など〕が少し複雑ですが、一度設定すれば最高音質のMP3が作れます。
  • メリット:古いCDや傷がついたCDから、可能な限り正確にデータを取り出したい場合に最強です。

3. シンプル・高速なら[fre:ac (フリー・エーシー)]

オープンソースで開発されている、軽量な変換専用ソフトです。

  • 特徴:インストール不要のポータブル版もあり、余計な機能がないため動作が非常に軽快です。
  • 使い方:
  • 1. CDを読み込む。
  • 2. 下の設定で[LAME MP3 Encoder]を選択。
  • 3. [エンコード開始〔再生ボタンのようなアイコン〕]を押すだけ。
  • メリット:音楽プレーヤーとしての機能は不要で、[とにかく変換だけサクッと済ませたい]という人に向いています。

どれを選べばいい?

  • iTunesのように曲を整理したい →MusicBee
  • 1ビットも妥協せず高音質で保存したい →EAC
  • 複雑な設定は抜きに、サッと変換したい →fre:ac まずは使い勝手の良いMusicBee から試してみるのがおすすめです。 導入方法などで分からないことがあれば続けてお聞きください。