中核教材〔Core Learning Materials〕の選定と[過剰学習]の戦略
結論:薄く平易な一冊を[血肉化]せよ
試験本番で武器になるのは、過剰学習〔マスターした後も反復し、無意識かつ速く正確に手が動く[自動化]の状態にすること〕によって血肉化した知識のみである。 [閾値〔いきち〕に達しない知識は無きに等しい]という学習の厳格な法則に基づき、確実に周回できる[分厚すぎず、自分の実力より1〜2段階平易な教材]を中核教材〔バイブル〕として選定する。
1. 中核教材〔バイブル〕の定義と目的
- 過剰学習の対象:情報を一箇所に集約し、ボロボロになるまで使い込むと決意した一冊。
- 目的:単なる[理解]を超え、正確かつ無意識にアウトプットできる[技能]へと昇華させること。
2. 教材選定の基準:網羅系より[絞り込み]
何度も周回して過剰学習を行うため、分厚い網羅系参考書は原則として避けるべきである。
- 回避推奨:青・赤チャート、フォーカス・ゴールド、ニュー・アクション等の網羅系。
- 問題数過多と難問の混入により周回が不足し、中途半端な習得で終わるリスクが極めて高いため。
- 数学に自信がある場合でも[黄チャート]まで、不得意でない程度なら[基礎問題精講]等へ落とすべきである。
- 推奨教材:問題数が絞り込まれた、基本〜標準を網羅するタイプ。
- 『数学単問ターゲットシリーズ』〔旺文社〕:単論点化された問題の集まり。解説がショボいので白チャートや教科書ガイドなどで補う必要もあろう。
- 『合格る計算シリーズ』〔文英堂〕:正しい計算方法を早期から身につけておく。
- 『数学基礎問題精講〔基礎問〕』〔旺文社〕:入試に必要な最小限の問題を集めてある。
- 『技シリーズ』〔学研〕:Ⅲ・Cが未刊。基礎問よりも上位の問題の構成要素となる単論点問題までカバーした問題数。基礎問か技シリーズか二者択一。
3. レベル設定の考え方
[教科書・入試基本・入試標準・入試本番]のどのレベルにおいても、そのレベルの中での[基本〜標準]を網羅し、自分にとって難しすぎないものを選ぶ。
- [白チャート]の扱い:網羅系の中では最も初歩的ですが、問題数が多いため積極的な推奨はしない。 ただし、『単問ターゲット』の解説が不親切に感じる場合の補完として使うのは有効である。
4. 失敗の本質
多くの学習者が、自分の実力以上の教材〔青チャート/フォーカス・ゴールド等〕に手を出して[習得したつもり]になり、過剰学習に至らないまま本番で失敗している。 [過剰学習による自動化]が完了した範囲だけが、試験で実力として出力できることを肝に銘じ、学習計画を再構築することを推奨する。
過剰学習〔Overlearning〕の本質と受験戦略
過剰学習の対象となる教材を、中核教材〔Core Learning Materials〕とよぶこととする。
1. 過剰学習の定義と真の目的
過剰学習とは、いちどマスターした知識やスキルを、その後も反復・継続して学習し続けることを指す教育学・心理学用語である。 その目的は、単に[知っている]という状態を超え、[無意識かつ速く正確に手が動く〔自動化〕]状態へと移行させ、記憶を強固にすることにある。
2. 習熟深度の4段階
- 教材の習熟には以下の4つの深度があり、この深度の違いがそのまま[試験での得点力]に直結する。
- 第1段階:[わかる]〔表層的であるにせよ、内容を理解している〕
- 第2段階:[いちおうできる]〔時間をかければ解ける〕
- 第3段階:[速く正確にできる]〔意識的に処理できる〕
- 第4段階:[息をするように瞬殺する]〔完全な自動化〕
3. 習熟深度の錯覚
- 多くの学習者は、難度の高い教材に取り組むことを通じて、自分は深い理解をしていると誤解したがるけれども、それは錯覚である。
- つまり、[1対1対応の演習/数学|東京出版]を使っても、教科書ガイドのレベル、あるいは、[黄チャート〔解法と演習:黄茶〕|数研出版]レベルの定石解法はカバーできない。
- [教科書レベル]→[入試基本レベル]→[入試標準レベル]→[入試本番レベル]というように、易しい教材から順番に、各段階において、おのおの習熟深度の4段階を完成させる必要がある。
- そして、小学校3年生あたりの算数から、中学数学、高校数学へと、【1】[算数・数学の知識において抜け漏れのない状態を達成する]かつ【2】[計算等への習熟度を高める]という条件を整える。これを[算数からの総復習]とよぼう。
- この[算数からの総復習]を行なわずに、高校数学をいくら勉強しても、多浪することを保証する。
- 医学部受験において多浪に陥る最大の原因は、[算数からの総復習]を行なわずに、[青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]や[フォーカス・ゴールド・スマート〔FGS〕数学|啓林館]や[1対1対応の演習/数学|東京出版][新数学スタンダード演習〔4月増刊〕|東京出版][数学ⅢCスタンダード演習〔5月増刊〕|東京出版]などなど、高校数学のしかも高度な数学教材をやっている点にある。
- おまえはそこまで賢くない。ってか、かなりバカだ。それを認めないから多浪するのである。
- 実際には、易しい教材から順番に、[【1】現在、取り組んでいる教材について過剰学習を行なう]→[【2】現在、取り組んでいる教材について、習熟深度を深める]→[【3】現在、取り組んでいる教材について、【知識】が【スキル〔技術〕】へと昇華される]ということを、尺取り虫のように繰り返すしかない。
- 多浪する人は、数多くの映像授業・リアル授業を受けて、第1段階:[わかる]〔表層的であるにせよ、内容を理解している〕という経験を豊富に積んでいることであろう。
- 多浪する人は、1つの印刷教材について、過剰学習を通じて、その学習内容を再現記憶レベルまで高める努力を徹底していない。
- 基準が甘いんだよね、多浪する人は。
- 茨の道を進む勇気と根気がないんだよね、多浪する人は。
- 何事も成し遂げられない人は、極める精神を持ち合わせていないんだよね。
- 中学受験を経験している人、とくに[首都圏|筑駒・開成・桜蔭・海城][近畿圏|灘・東大寺・洛南・甲陽]といった、理系・医学部の受験で圧倒的な強さをみせている学校に進学した人には、数学強者が多い。
- 中学受験には弊害も多いけれども、[算数の知識・技能において抜け漏れがないこと]が、中学数学・高校数学・大学数学での学力伸長をもたらす主たる要因になっている点が大きい。
- 中学受験経験者においては、考える力が高い点も大切だけれども、計算力の原因になる[覚えておくべき演算結果]を、かけ算九九以外にも、豊富かつ明瞭に暗記し、それを血肉化している点が大きいと思う。
- また中学受験経験者における幾何〔図形〕のセンスは、あれはセンスというよりも、見たことのある問題に当たる確率の問題でしかなく、問題の記憶総量と、その記憶の明瞭さの問題である。
- 中学受験の算数頻出問題について、大量に明瞭に暗記している人は、必然的に、計算力もまた高まっているものである。
- かつまた、栗田哲也師の計算問題集や、インド式計算など、計算技法の知識を得て、それに基づく演習を豊富に経験している学習者は、計算が速く正確である。
- 計算技法の習得と、中学受験の算数頻出問題の大量暗記を、中学入試の前に極めている。これは中学数学を短期で習得し終えるのに、圧倒的に有利な条件である。
- 公立中学に進学するつもりであろうとも、中学受験は経験しておいたほうが、学習においては有利になる。
- 多くの学習者は、使用した教材の難易度で自分の実力を測りがちである。
- しかし実際には[どの深度までやり込んだか]という点に、到達度との大きなギャップが存在する。
- つまり、第4段階:[息をするように瞬殺する]〔完全な自動化〕まで深くやり込むこと、いいかえれば、過剰学習を徹底することを中学受験で身につけている学習者は、中学課程・高校課程でも、同じようにそれを繰り返すので、大学受験でも数学に強い状態になる。
4. 反復の比喩的理解:勉強はスポーツである
学習における反復の重要性は、他分野の概念で説明するとより鮮明になる。
- 工芸の比喩〔鍛造〕:鉄は鍛造〔打ち鍛えること〕によって結晶が整い、強化される。教材も同様に、過剰学習を行うことで内容が定着し、自在に使いこなせる状態へと整う。
- スポーツの比喩:一流のスポーツ選手が基礎練習を欠かさないように、学習者も基礎を繰り返す必要がある。[勉強はスポーツである]という認識が不可欠である。
5. 受験戦略上の実践指針
[速く正確に解く]ことを無限に繰り返す学習には、極めて高い戦略的価値がある。
- 対象の選定:基本に近い領域ほど重要性が高く、かつ忘れやすいため、重点的な過剰学習が必要である。
- 具体策:数学の『基礎問題精講〔基礎問〕』のような標準的な教材を、第4段階の[息をするように瞬殺する]状態で維持し続ける毎日のトレーニングこそが、得点力の源泉となる。
- 継続性:過剰学習をやめた瞬間から、自然な忘却が始まる。そのため、試験前日まで、[基礎徹底の演習]やり続けることが最良の戦略である。
要点まとめ
学習の到達度は[何をやったか]ではなく[どの深さまで仕上げたか]で決まります。
基礎を自動化させるまでの過剰学習こそが、本番で裏切らない真の[得点力]を生み出します。
- したがって、[教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]を終えたから、[入試本番レベル]や[過去問演習]だけに専念すればよいという考え方をすることが、受験で敗北する大きな要因になるといえる。
- [教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]を[終えた]と思ったその瞬間から忘却が[記憶の細部]を浸食していく。
- 直前期こそ、[教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]など、[終えた]と自分が錯覚している範囲を、手を動かして総復習することが大切である。
- [教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル][入試本番レベル]という各段階において、過剰学習の対象とする教材を少数限定で選び出し、過剰学習を実行する必要がある。
- [教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル][入試本番レベル]を、入門・初級・中級・上級と言い換えるとわかりやすいかもしれない。
- [教科書レベル:入門]において過剰学習の対象とする教材、いいかえれば、中核教材を選定し、過剰学習を実行する必要がある。全体の土台をなす部分なので、入念に仕上げる。
- [入試基本レベル:初級]において過剰学習の対象とする教材、いいかえれば、中核教材を選定し、過剰学習を実行する必要がある。入試基本レベルの問題は、入試標準レベルの問題の構成要素なので、入念に仕上げる。
- [入試標準レベル:中級]において過剰学習の対象とする教材、いいかえれば、中核教材を選定し、過剰学習を実行する必要がある。入試標準レベルの問題は、入試本番レベルの問題の構成要素なので、入念に仕上げる。
- [入試本番レベル:上級]において過剰学習の対象とする教材、いいかえれば、中核教材を選定し、過剰学習を実行する必要がある。これは過去問演習であり、各レベルの復習を直前まで行なった後に、一気に行なうのがよいであろう。
- 各レベルにおいて[各論点の話がつながる瞬間]を経験すると思う。
- 【1】共通テストにおけるパフォーマンスを最大化するため、[教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]までのまでの既習事項を精査・補完し、基礎知識を【無意識的かつ瞬時に運用できるレベル】にまで昇華させておく必要がある。
- つまり共通テスト対策として、[教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]までの総復習を徹底し、基礎の抜けがないように、[基礎力を高度に活性化した状態]で共通テストを迎える必要がある。
- 【2】そのうえで、●解く順番や●時間配分、●難化した場合の対応方針などを同時並行で対策する。
- 【1】が未達成なのに【2】を夏の終わり頃から始めてしまい、【1】が完全にお留守になるから、共通テストで得点が高まらないものと推定される。
- 結局、【1】は弾み車〔フライホイール〕の回転数を維持する作用をもち、【1】の回転数が条件を満たしていないのに、早期から【2】ばかりをやり過ぎて、【1】がお留守のまま共通テストを迎える人が大半なのであろう。
- 共通テストが終わった瞬間から精神を[国公立二次・私大対策]に切り替えて過去問演習を短期間に大量に行ない、[各論点の話がつながる瞬間]を経験すると、合格の可能性が一気に高まると予想される。
- なお、共通テストは、学習の冒頭において、問題文・解法・解答をぜんぶ丸暗記して、[共通テストでは、こういう訊き方をしてくるから、こういうところが出そうだ]という、いい意味での予断を以て[教科書レベル][入試基本レベル][入試標準レベル]までの学習を徹底するのが適切である。
- 共通テストは、下らない会話というタイム・ウェイスティング・トラップをいかにして短時間で把握し、何をやらせようとしているのかを見抜く、国語のゲームである。
- 共通テストを考案したバカタレを特定して、国会で証人喚問にかける必要がある。
共通テストへの対策として、教科書レベルを重視せざるを得ない|共通テストは、従来のパターン暗記や受験テクニックを無効化するために、初見資料の提示や複雑な場面設定、思考プロセスの重視といった戦略的な作問を行っており、攻略には教科書という原典に立ち返って論理の繋がりを理解し、情報の優先順位決定や条件チェックによる処理精度を向上させることが不可欠である。
- 多くの大学入試において、共通テストでの失敗が、志望校合格に暗い影を落とす結果になることが多すぎる。
- 共通テストは、大半の受験生にとっての鬼門である。
- 共通テストは、検定済教科書に組み込まれた、【[受験テクニックとしての頻出パターン]ではない情報】を狙い撃ちにする面がある。
- したがって、共通テスト対策には、[検定済教科書+教科書ガイド]が必要になってくる。
- いいかえれば、文部科学省が利権として温存したい本体は、[検定済教科書+教科書ガイド]だということが、共通テストから浮き彫りになってくる。
- コイツらは、教育のために働いているわけでもない。利権だけのためい働いてやがる。
- ってことは、文部科学省を弱体化させるためには、教科書出版社の特権を剥奪し、通常の出版社にさせることが有効だということがわかる。
- つまり、憲法を持ち出して、教科書検定が違憲であると証明するだけで文部科学省は倒れる。
共通テストは受験テクニックとしての頻出パターンを意図的に外してくる
- 共通テストは従来の私立大学入試やセンター試験で通用した頻出パターンを意図的に外してくる。
- これは文部科学省が進める思考力、判断力、表現力の重視という方針に基づいた戦略的な変化である。
- 共通テストは教科書の記述をベースにしつつ、受験生のパターン暗記を無効化する手法をとる。
共通テストは初見の資料を提示して既習知識との組み合わせを要求する
- 共通テストは教科書に未掲載の初見資料やグラフを提示する。
- 出題の狙いは暗記した知識の単純な出力ではない。
- 受験生がその場で資料を読み解き、既習の知識と組み合わせて推論することを共通テストは求めている。
日常生活の場面設定が数式のモデル化能力を問い直す
- 数学や理科では文化祭の模擬店など日常生活や探究活動の場面を設定する。
- これは数式を記号としてではなく、現実の事象をモデル化する道具として理解しているかを問うためである。
- 特定のパターンに対する条件反射的な解法は通用しにくくなる。
共通テストは結論に至るまでの思考プロセスにフォーカスする
- 共通テストは用語の暗記ではなく、結論に至る思考プロセスや実験手順、議論の構成を問う。
- 受験産業がまとめた要点のみを覚えた生徒と、教科書を読み込み論理の筋道を理解した生徒を差別化する狙いがある。
教科書のコラムや注釈が共通テストの重要な出題源になる
- 共通テスト対策では教科書の活用法を変える必要がある。
- 受験参考書が切り捨てがちな本文以外のコラム、注釈、図版を重要視するべきである。
- 図録の解説などの細かい背景知識が共通テストの作問者が好むネタ元になる。
論理の繋がりを意識した自問自答が応用力を形成する
- 単語を覚える際に事件の発生理由や公式の成立理由といった論理の繋がりを自問自答する。
- この学習姿勢が初見の問題に対する応用力の正体となる。
- 教科書という原典に戻り、自分の頭で整理し直す学習が高得点への近道である。
共通テストは複数情報を統合して妥当な判断を下す能力を測る
- 共通テストは知識の再生テストではなく、制限時間内に複数情報を統合して妥当な判断を下せるかを問う。
- 文部科学省が掲げる思考力、判断力、表現力を実務的な作問に落とし込んでいる。
- 雑な処理を行う受験生を篩い落とす構造となっている。
もっともらしい誤答の設計がわかったつもりを排除する
- 共通テストは明らかな誤りではなく、もっともらしい誤答を配置する。
- 条件を1つだけ満たさない選択肢や、文脈がズレている記述、グラフの読みすぎを誘う選択肢が並ぶ。
- これにより、内容を正確に理解していない受験生を排除する。
情報の優先順位を決定して時間切れを回避する
- 初見資料をすべて読むのではなく、情報の優先順位を瞬時に決める。
- 設問、選択肢、必要な資料の順に確認する。
- この手順を固定しなければ、膨大な情報量に溺れて時間切れになる。
- これは全科目共通の最重要スキルである。
選択肢が条件をすべて満たすかを確認する消去法を用いる
- 共通テストでは消去法が進化している。
- 選択肢が正しいかどうかではなく、提示された条件をすべて満たすかどうかで判断する。
- 歴史の因果関係、数学の考慮すべき条件、理科の例外事項など、1つでもズレがあれば即座に除外する。
作問者の視点から紛らわしい表現や数値の意図を読み取る
- 何が正しいかを探すのではなく、どこで間違わせようとしているかを意識する。
- 作問者の視点を持つことで、不自然に長い選択肢や紛らわしい数値、似た表現の並びが見えるようになる。
時間を消費させるトラップ問題を見極めて飛ばす判断を行う
- 共通テストには数学の後半や理科の複合問題など、時間を浪費させるトラップが存在する。
- 30秒考えて見通しが立たなければ一旦飛ばす戦略が必要である。
- 最後に条件チェックのみで回収することで効率的に得点を積み上げる。
教科書の記述の順序や例外事項から作問のネタを予測する
- 教科書を深く読み込み、記述の順序や例外の存在理由を探る。
- これらは作問のネタになりやすい。
- 図版やグラフを単に眺めるのではなく、自分で設問を作成したり選択肢を想像したりすることで、本番での既視感を創出する。
知識の暗記から事象の繋がりを説明できる質的変化を目指す
- 一問一答形式の用語暗記を脱し、他者に説明できるレベルを目指す。
- 歴史の因果関係や理科の条件変化、数学の式の根拠を言語化する。
- 共通テストは難問ではないが、雑な理解では得点できない。
- 知識量ではなく処理の精度を上げることが本質である。
数学・理科の学習について
- ●●●教科書レベル
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- [入試レベルの問題が、教科書レベルの知識が有機的に結合して形成されている]ことを前提に学習を進める。
- 少問多反復期:必要最小限の問題に絞り、解法習得と過剰学習を徹底する。
- 過剰学習〔Overlearning〕とは、一度習得した知識やスキルを、マスターした後も反復・継続して学習し、記憶を強固なものにする教育学・心理学用語である。
- 受験における過剰学習は、単に[知っている]状態から、[無意識に、かつ正確に手が動く〔自動化〕]状態へ移行させるのが目的である。
- 教材の習熟には、《1》[わかる]→《2》[いちおうできる]→《3》[速く正確にできる]→《4》[息をするように瞬殺する]といった、習熟深度の違いがある。
- 解ける問題であっても、時間を短縮することを目的に、何度も解き直すことによる過剰学習が、受験の得点力に直結する。
- それは入学試験が、時間が足りない中での得点競争であるからだ。
- 大事なことなので繰り返す。
- 入試が短時間にどれだけ速く正確に解けるかを競う形式である以上、過剰学習が有効であることは疑う余地がない。
- 平たい言葉でいえば、教材は[無数の反復によって血肉化する]のが当然だという気持ちで、教材に取り組んでいく必要がある。
- また過剰学習は短期集中型でも行なうし、勘を維持するために、定期的に復習を繰り返す必要もある。
- 多問少反復期:血肉化された解き方が一般性をもつことを確認するために大量の問題を経験する。
- これは、何度も繰り返す[自分が中核教材とする教材]を過剰学習の対象とするだけでなく、[他流試合]を行なうことを通じて、[容易には折れないしなやかさをもつ能力]を作るためである。
- 竹の根のような、強さとしなやかさとを兼ね備える学力を醸成する必要がある。
- 解法体系化期:豊富な問題経験から、その単元の問題の解き方を体系化する。
- [問題が示す条件]ごとに[定石解法]を整理する。
- [問題が示す条件]を提示する言い回しを整理する。これは和文数訳〔日本語を数式等に置換する行ない〕である。
- [問題が示す条件]と[定石解法]との対応関係を表す代表的問題を選ぶ。
- それら代表的な問題を過剰学習の対象とすることにより、解法体系を血肉化する。
- [問題が示す条件]ごとに[定石解法]を整理する。
- 基本概念回帰期:その単元の問題の解き方を体系化したうえで、その単元の基本概念を深く理解する。
- 検定済教科書+教科書ガイド、または、[プレックス 数学重要公式・定理集 数学I・A・II・B・III・C|河合出版]の深い読み込みを行なうことで、[定義・定理・公式とその証明]をしっかりと定着させる。
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- ●●●入試基本レベル
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- [入試レベルの問題が、教科書レベルの知識が有機的に結合して形成されている]ことを前提に学習を進める。
- 少問多反復期:必要最小限の問題に絞り、解法習得と過剰学習を徹底する。
- 多問少反復期:血肉化された解き方が一般性をもつことを確認するために大量の問題を経験する。
- 解法体系化期:豊富な問題経験から、その単元の問題の解き方を体系化する。
- 基本概念回帰期:その単元の問題の解き方を体系化したうえで、その単元の基本概念を深く理解する。
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- ●●●入試標準レベル
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- [入試レベルの問題が、教科書レベルの知識が有機的に結合して形成されている]ことを前提に学習を進める。
- 少問多反復期:必要最小限の問題に絞り、解法習得と過剰学習を徹底する。
- 多問少反復期:血肉化された解き方が一般性をもつことを確認するために大量の問題を経験する。
- 解法体系化期:豊富な問題経験から、その単元の問題の解き方を体系化する。
- 基本概念回帰期:その単元の問題の解き方を体系化したうえで、その単元の基本概念を深く理解する。
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- ●●●入試本番レベル
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
- [入試レベルの問題が、教科書レベルの知識が有機的に結合して形成されている]ことを前提に学習を進める。
- 少問多反復期:必要最小限の問題に絞り、解法習得と過剰学習を徹底する。
- 多問少反復期:血肉化された解き方が一般性をもつことを確認するために大量の問題を経験する。
- 解法体系化期:豊富な問題経験から、その単元の問題の解き方を体系化する。
- 基本概念回帰期:その単元の問題の解き方を体系化したうえで、その単元の基本概念を深く理解する。
- 解法習得期:[具象→抽象]という順番を大切にし、最初は解法習得〔解き方の暗記〕に徹する。基本概念は、具象を経験し終えてからみえてくる。
早期に[正しい基礎技術]を身につけ、長年にわたり[正しい基礎技術]に基づくトレーニングを繰り返すことが大切
- 語学でも、数学・理科などの演習系科目でも、スポーツでも、芸事でも、[間違ったやり方=遠回りのやり方]で長年にわたりトレーニングを繰り返したところで、結果は[悪い経験の蓄積]あるいは[悪い癖を定着させてきた履歴]にしかならない。
- 計算問題集によって、速くて正確で確実な計算方法を早期に身につける必要がある。
- 朝起きたら計算問題集を使い、タイムトライアルを〔時間の短縮に挑戦〕するのを習慣とする。
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- 悪いフォームでの練習を繰り返すことによる損失は[点]ではなく、[長き線分]であることに気づき、自己の失敗を悔いて改める必要がある。
- 一刻も早く[正しい基礎技術]を知り、その[正しい基礎技術]に基づくトレーニングを繰り返す生活に切り替える必要があるのだ。
高校課程の[検定済教科書+教科書ガイド]を買わずに同等の内容を学習する方法
真の教科書レベル
[定義・定理・公式とその証明]
- [検定済教科書+教科書ガイド]は[定義・定理・公式とその証明]と[問題とその解答]とを合成したものでしかない。
- [定義・定理・公式とその証明]とそれらを覚えるための[簡単な例題とその解答]を集積したものが[プレックス 数学重要公式・定理集 数学I・A・II・B・III・C|河合出版]である。
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- [プレックス 数学重要公式・定理集]+[白チャート〔基礎と演習:白茶〕|数研出版]の2系統があれば、次のものを兼ねていることになる。
- 【1】検定済教科書
- 【2】教科書ガイド:学習ブックス〔数研出版版〕・あすとろ出版〔東京書籍版〕
- 【3】教科書傍用問題集:[4STEP][サクシード][CONNECT][4プロセス][クリアー][REPEAT][3TRIAL]といった教科書傍用問題集のこと。
- ほんらいなら[プレックス 数学重要公式・定理集]+[白チャート〔基礎と演習:白茶〕|数研出版]がよい。
- 白茶には、[検定済教科書+教科書ガイド]における[定義・定理・公式とその証明]の一部〔つまり不完全〕と、[問題とその解答]とが含まれている。
- 白茶において欠損しているのは、[定義・定理・公式とその証明]の細かな部分であり、そこを補填し、かつ、強化したものが[プレックス 数学重要公式・定理集]である。
- 時間がたっぷりある場合には、[プレックス 数学重要公式・定理集]と白茶とを併用するのが理想である。
- 白茶には、[4STEP][サクシード][CONNECT][4プロセス][クリアー][REPEAT][3TRIAL]といった教科書傍用問題集の要素が含まれている。
- したがって、白茶の全問題をしっかりこなしている場合には、[4STEP][サクシード][CONNECT][4プロセス][クリアー][REPEAT][3TRIAL]といった教科書傍用問題集は行なう必要がない。
- もちろん、白茶の全問題をしっかりこなしても演習不足を感じる場合には教科書傍用問題集を使う意味がある。
- ただし、科目は数学だけではないので、トータルで考えると、どこかで[タイム・パフォーマンス・レシオ][コスト・パフォーマンス・レシオ]を意識しながら、切り捨てるべき部分を切り捨てる必要がある。
- 白茶には、[黄チャート〔解法と演習:黄茶〕|数研出版]と多少の重複部分をもつ程度の定石解法の要素が含まれている。
- 白茶の全問題をしっかりこなしている場合には、黄茶に強い愛着がある場合を除き、それ以上の網羅系参考書は必要ない。
- 白茶の全問題をしっかりこなしている場合には、網羅系参考書を名乗らない、主要な定石解法を取り扱った、[より要領のいい定石解法集]を使うのがタイムパフォーマンス的に有利である。
- 網羅系参考書とは、次の3シリーズを意味する。
- [白チャート][黄チャート][青チャート][赤チャート]:数研出版
- [フォーカス・ゴールド・スマート数学][フォーカス・ゴールド数学]:啓林館
- [ニュー・アクション・フロンティア][ニュー・アクション・レジェンド]:東京書籍
- 網羅系参考書とは、次の3シリーズを意味する。
- 白茶の全問題をしっかりこなすことは、思った以上に骨の折れることである。
- 【網羅すること】と【周回数を増やして完全に血肉化すること】は、互いに二律背反〔トレード・オフ〕の関係にある。
- [白茶を使わない]=[網羅性を犠牲にする]ことを選択しながらも、[受験勉強の観点からして要点をはずさない]ことを満たす印刷教材として、[高校これでわかる 数学シリーズ〔全3冊〕|文英堂]がある。
- 結局、網羅系参考書の[網羅]とは、数研出版・啓林館・東京書籍が勝手に思い込んでいる[網羅]であり、各社各様である。
- ●●●数研出版の印刷教材においては[入試で頻出する問題]と[入試で頻出するとはいえない問題]との区別が曖昧であり、とくに[青チャート][赤チャート]などは、見境なく何でも網羅する方針で作られている。
- 数学受験で失敗するのは、[周回数不足により、既習問題を瞬殺できないこと]=[一度経験した問題を速く正確に処理することへの習熟度の不足]にある場合が多い。
- 同じ問題を速く正確に解く練習を積み重ね、時間短縮を極限まで追求していく過程において、受験という側面での数学力が増す。
- 同じ問題を何十回・何百回と繰り返す〔ただし頭の中で解法をなぞる方式も、手書きの方式も併用する〕ことで、それらが[既知の常識〔当たり前の知識〕]になっていく。
- その結果として、[簡単な問題なら、息をするように瞬殺できる状態]へと至る。これが同じ問題を速く正確に解く練習を積み重ね、時間短縮を極限まで追求していく過程で獲得できる、[受験数学力]である。
- その考え方からすると、数研出版の[見境なく何でも網羅する方針]は有害無益だといえる。
- [4STEP][サクシード]は教科書傍用問題集であるため、受験を視野に入れた定石解法を網羅してはいない。
- [4STEP][サクシード]は、分量がやたらに多い割に網羅系問題集ではない。これは完全なるトラップであり、こんなものに引っかかってはいけない。
- つまり定石解法を要領よく身につけるためには、数研出版でいえば、白茶+黄茶を合わせるのがよく、[4STEP][サクシード]は、まるで必要がない問題集である。
- [4STEP][サクシード]は、別冊解答編ですらその内容が不親切であり、白茶+黄茶を合わせて使用するほうが、十分な計算演習量を確保し、かつ、定石解法を習得することにおいて有利である。
- つまり、教科書傍用問題集よりも、平易な網羅系参考書を優先するのが勝ち筋である。
- 大まかにいって、教科書傍用問題集は、資源ゴミだと考えてよい。
- ただし、白茶+黄茶ですらも、網羅系参考書という非効率性の中にあり、それよりもさらに、問題数を絞った、頻出解法だけを取り扱った印刷教材を選別する必要がある。
- これが実際の受験の世界である。
- 数研出版という大手の教科書出版社が出している印刷教材の大半は、入試の選抜機能を維持するために、やたらに学力が上がらないようにデグレードされていることを知る必要がある。
- 数研出版の印刷教材の別冊解答編が不親切なのは、意図的である。学力をつけてもらっては困るんだよ。平均点が上がらないように、現状を維持したいんだね。
- 別冊解答編でも親切なのは、東京書籍であり、一括採用教材ではあるけれども、[ニューグローバルマーチ数学|東京書籍]という文理共通範囲の問題集は、別冊解答編が比較的親切である。
- ただし[ニューグローバルマーチ数学]よりも[ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕数学]のほうが効率がよいであろう。
- ただし、そもそも網羅系参考書よりも効率のよい問題集があるので、NAFですら、効率が悪いといえる。
- つまり[良い教材]における、[その中でも特に無駄がなく、時間効率が高いという意味で良い教材]を選ぶことが、受験勉強において、少しでも前へ出るための方策であろうと思う。
- [入試で頻出する問題]というフィルターで濾すと、[チャート式数学|数研出版]の[網羅]は、[試験にそこまで出ない問題まで網羅されている]という[ノイズまみれの網羅]であることがわかる。
- [チャート式数学]は、[要領よく受験を乗り切る]という視点からすると[不純物だらけの情報]としての[網羅性が高い]という状態であることになる。
- [要領よく受験を乗り切る]ことは、受験生の義務であり、それはラクをすることを必ずしも意味しない。
- 入試は総合得点で合否が決まるため、[数学だけが得意な人]は、英語・理科・国語・社会が足を引っ張って、数点差などで惜敗する〔不合格となる〕という結果に終わることが多い。
- [青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]や[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]を使っている人の多くは、数学にリソースを割きすぎたせいで、他科目がお留守となり、爆死することがとても多い。
- 数学ばかりに時間を溶かし、英語・理科・国語・社会が足を引っ張って、数点差などで惜敗する〔不合格となる〕という結果をもたらしやすい劇薬になり得る数学教材が、青茶・FGだということを知っておく必要がある。
- そもそも、[チャート式数学|数研出版]において解説が親切なのは白茶だけであり、黄茶ですら意味不明の問題もある。数研出版の網羅系参考書では、白茶しか使い物にならん。
- 意味不明の問題が発生しづらいのは、東京書籍の[ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕][ニュー・アクション・レジェンド〔NAL〕]である。
- [ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕][ニュー・アクション・レジェンド〔NAL〕]は、難度の高い問題をカットすることで、問題数を抑制し、周回容易性を高めている。
- 網羅系参考書のうち、現実問題として、その使用を容認できるのは、白茶・黄茶・NAF・FGS・NALの5シリーズのみである。
- FGSは、[フォーカス・ゴールド・スマート〔FGS〕数学|啓林館]を意味する。
- 青茶・FGは、トップ・オブ・トップ〔全国模試で名前が載るクラス〕以外にとっては毒薬になることを念押ししておく。
- また白茶以外の網羅系参考書は、他の参考書で代替したほうが、受験勉強の効率としては良好である。
- もう少し基準を緩めると、黄茶・NAF・FGSまでは容認できる。
- NALは、数学にかなり自信のある人にしかお勧めしない。
- 青茶・FGは、確実に爆死するからヤメトケ。
- 数学に自信がある人でも、青茶・FGを使わずに、【黄茶+[1対1対応の演習/数学|東京出版]】または【FGS+[1対1対応の演習/数学]】のように、難度の高い問題を東京出版でまかなう方式に切り替えることを推奨する。
- 数研出版・啓林館は、難度の高い問題を十全に解説するだけの能力をもっていないと考えてよい。
- 難度の高い問題の解説は、東京出版の書籍、あるいは、予備校講師が書いた学習参考書のほうがよい。
- 問題の選択基準を[一般的な高校数学]や[過度に古い問題を含めた網羅性]に置きすぎると、[不純物だらけの情報]としての[網羅性が高い]という状態になりがちで、それが数研出版のいう[網羅]である。
- 数研出版のいう[網羅]とは、ゴミだらけ、ノイズだらけである。
- ●●●啓林館は、過度に難しい問題まで取り扱うことを通じて、数研出版の権威に追いつこうとしてきた、ある意味、見苦しいまでの成り上がり根性をもっている。
- 実際の啓林館は、誤植の多い、杜撰な出版社というイメージが固定化されており、私はあまり評価していない。
- つまり啓林館は、難問を取り扱う前に、誤植をなくすなど、基本的な部分をしっかりせい、ということだ。
- 難問を取り扱うのに適した出版社は、駿台文庫・河合出版・東京出版など、頭脳をもつ出版社である。数研出版や啓林館や東京書籍は、教科書出版社にすぎず、その[格]ではない。
- ただし、東京書籍には、頭脳が存在することを私は感じ取っている。
- どの問題が試験に頻出であるかについて、東京書籍には、それを知悉した頭脳が存在することを私は確信している。
- そういう意味において、東京書籍は、数研出版や啓林館に比べて、一歩も二歩もリードしている教科書出版社であろうと思っている。
- 東京書籍の印刷教材は、数研出版や啓林館のそれとは別格の[日本語による解説のわかりやすさ]をもっていると思う。別冊解答編の解説などに、それが表出している。
- なお、[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]から難問を排した[フォーカス・ゴールド・スマート〔FGS〕数学|啓林館]は、とても使いやすい。
- [フォーカス・ゴールド・スマート〔FGS〕数学]は、改訂版になって、[例題]の問題文だけを集めた小冊子が付属するようになった。
- これは東京書籍の[ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕数学][ニュー・アクション・レジェンド〔NAL〕数学]の美点を真似たものであり、この[例題]の問題文だけを集めた小冊子は、数研出版にはない。
- 自称進学校で[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学]を一括採用しており、学校の宿題や定期試験の範囲になっている人は、退学して、高等学校卒業程度認定試験取得+個別指導塾に切り替えたほうがよい。
- 自称進学校は、受験の本当の姿を知らぬ者たちが採択教材を決定しているので、指導法を完璧に間違えていると思ってよい。
- とくに問題なのは、[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学]が時間を食い潰す印刷教材であるという点である。
- [フォーカス・ゴールド〔FG〕数学]のせいで、数学だけに多大なる時間を浪費し、他の科目がお留守になり、総合得点で負けるパターンが最もバカバカしい。
- 青茶・FGは鬼門であると強く強く断言しておく。
- 縛りのきつい自称進学校へは進学しないようにしたい。馬鹿な教師どもに、不合格にさせられるからだ。
- 縛りのきつい自称進学校ならば、退学して、高等学校卒業程度認定試験取得+個別指導塾に切り替えたほうがよい。
- ●●●東京書籍の網羅系参考書は、いちばんバランスがよい。
- ただし[ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕数学]は検定済教科書のレベルの問題が薄めであり、白茶のほうが検定済教科書のレベルの問題を丹念の集めている。
- 検定済教科書のレベルの問題に抜け漏れを作りたくない場合には、白茶、または、[高校これでわかる 数学シリーズ〔全3冊〕|文英堂]を選択するのが自然である。
- ●●●数研出版の印刷教材においては[入試で頻出する問題]と[入試で頻出するとはいえない問題]との区別が曖昧であり、とくに[青チャート][赤チャート]などは、見境なく何でも網羅する方針で作られている。
- 白茶の全問題をしっかりこなすことは、思った以上に骨の折れることであるため、もっと要領のいい[定石解法を要領よく集めた印刷教材]を使いたいものである。
- [定石解法を要領よく集めた印刷教材]の一例:
- [合格る計算シリーズ〔全2冊〕|文英堂]:教科書レベル~入試基本問題
- [数学 単問ターゲットシリーズ〔全3冊〕|旺文社]:教科書レベル~入試基本問題
- [技シリーズ〔現在のところ全2冊〕|学研]:教科書レベル~入試標準問題
- [ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]|KADOKAWA]:入試基本問題~入試標準問題
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- ■定義・定理・公式の覚え方のコツ
- 英語の語法、文法を暗記する際は、抽象的な語法、文法の説明を単独で覚えようとせず、最も難易度の低い具体的な例文とセットで学習し、例文の言い換えの過程を書き写すことで、記憶の定着と実戦での応用力を高めるべきである。
- 数学の定義、定理、公式を暗記する際は、抽象的な式を単独で覚えようとせず、最も難易度の低い具体的な例題とセットで学習し、例題の式変形の過程を書き写すことで、記憶の定着と実戦での応用力を高めるべきである。
- 数学の定義や公式は具体例とセットで暗記する
- 教科書の予習において定義や定理および公式を単独で覚える作業は困難を極める。
- 公式を単独で暗記しようとせず、難易度の低い例題とセットで覚える手法が有効である。
- この学習法を採用すれば、公式の内容を思い出しやすくなり、記憶の定着も図れる。
- 実戦での使い勝手が向上するため、予習の段階からこの習慣を取り入れるべきである。
- 難易度の低い具体例は数学の本質的な理解を助ける
- 公式とセットにする具体例は、内容が平易であればあるほど学習効果が高まる。
- 複雑な例題は計算処理に意識が奪われ、公式が持つ本来の意味や構造が見えなくなる。
- 単純な数値を用いた例は、公式の仕組みを浮き彫りにし、本質の理解を促進する。
- 学習の初期段階では、あえて最も簡単な例を選択することが肝要である。
- 教科書の例題や練習問題を書き写して構造を把握する
- 因数分解の公式を学ぶ際は、教科書に記載された例題の解答過程を丁寧に書き写す。
- 例えばたすき掛けを用いる問題では、途中の考え方や計算手順が詳細に示されている。
- これらをノートに再現する作業を通じて、抽象的な公式が具体的な数値に適用される様を体感できる。
- 練習問題まで一通り手を動かすことで、公式の使い方が身につく。
- 抽象的な概念は具体的な情報を付随させて記憶する
- 数学の定理や定義が覚えにくい原因は、表現が抽象的である点に集約される。
- チャート式の参考書などで学習する場合も、常に具体的な問題と紐付けて暗記を行う。
- 具体例というフックがあることで、記憶が引き出しやすくなり、応用力も同時に養われる。
- 暗記作業の効率化と実力の向上のために、具体と抽象の往復を意識する。
- 数学の定義や公式は具体例とセットで暗記する
[検定済教科書の代用]
- ■高校これでわかる 数学I+A (シグマベスト) | 松田 親典 |本 | 通販 | Amazon
- ■高校これでわかる 数学Ⅱ+B (シグマベスト) | 松田 親典 |本 | 通販 | Amazon
- ■高校これでわかる 数学Ⅲ+C (シグマベスト) | 松田 親典 |本 | 通販 | Amazon
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[検定済教科書において暗記しておくべき問題を解くときの作法]
- ■合格る計算 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B[数列]・C[ベクトル] (シグマベスト) | 広瀬 和之 |本 | 通販 | Amazon
- ■合格る計算 数学Ⅲ・C[複素数平面・2次曲線] (シグマベスト) | 広瀬 和之 |本 | 通販 | Amazon
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[検定済教科書において暗記しておくべき問題]
- ■数学I・A単問ターゲット334 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学II・B+ベクトル単問ターゲット337 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学III・C単問ターゲット256 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
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教科書レベルへの深い理解
- ■数学Ⅰ・A 入門問題精講 改訂版 | 池田 洋介 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学Ⅱ・B 入門問題精講 改訂版 | 池田 洋介 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学Ⅲ・C 入門問題精講 改訂版 | 池田 洋介 |本 | 通販 | Amazon
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習得する技法
高校数学の勉強姿勢
- [単位時間あたりに受け取れる情報量]としては、[音声言語:文字言語]=[1:20]というふうに仮定して考えることもできる。
- つまり文字言語〔印刷教材〕で学べば20倍速で情報が得られるのだということである。
- 逆にいえば、[必ず授業を経なければならない][新たな単元を自力で進めることができない]という観念をもち、授業に依存してばかりいる受験生は、単位時間あたりの習得情報量が1/20という、きわめて非効率なやり方をしていることになる。
- 大学入学後に困るのは、[国語力の不足により、大学教科書を自分で読み解く力をもたない状態にあること]である。これを[書を読む力]と名づける。
- ほんらい大学入試は、[書を読む力]の有無の測定を第一に行なう必要がある試験であろうと思う。
- しかし実際には、共通テストという、第2の[国公立二次]
- 学習の初期段階で[【授業を受ける】という受動的であり、かつ、単位時間あたりの習得情報量が1/20という超非効率な学習に甘んじたせいでタイムロスすることを通じて、合格する大学のランクが下がることを覚悟する必要がある。
- 例:ほんらいのポテンシャル〔潜在性〕からみて、早稲田大学・社会科学部に合格することが見込まれていた受験生が、東洋大学・社会学部にしか合格しなかった、など。
- [東進ハイスクール / 東進衛星予備校]などの映像授業を視聴して[勉強したつもり]になっているだけの人は、日東駒専コースへ転落するのだということを肝に銘じてほしい。
- 数学や物理や化学をはじめとして、どの科目についても、自分が演習をしなければ、まったく身につかない。
- 授業〔受動的〕をいくら受けても、自分で演習しなければ〔能動的〕、まったく身につかない。これが大原則である。
- 授業ばかりに依存する受験生は、時間切れによる不合格からの浪人、あるいは、低偏差値大学への進学へ向けて、急な坂を転げ落ちつつあるのだということを自覚する必要がある。
- いくら授業を受けても駄目である。
- 自分が能動的に演習する形式でしか、学習内容は血肉化されない。
- そういう意味では、[授業は切るのが原則][授業中は内職をするのが原則]であり、印刷教材による文字言語を通じての自学自習が、どんな受験勉強においても、最大の効率を生む方法である。
- 自分で自分に問題を出して、心の中で答える。歩いているとき、電車やバスに乗っているとき、この自己問答を繰り返している人は、無駄のない受験生活を送ったことによる、大きな報酬を受け取ることになるであろう。
- 印刷教材を使った効率的な勉強、および、自己問答が可能なほどに学習内容にフルコミットしている状態を作るまでが一苦労なのである。
- 高校に合格した次の日から、その状態を整えていく人は、上位の大学に合格できるであろう。
- 学習の最初期においては、印刷教材を高速で読み、かつ、手を動かして解法を確かめる必要がある。
- 数学や物理や化学といった[演習系科目]について、語学になぞらえていえば、能動的語彙の深さ〔再生記憶レベル〕にまで知識が深まらなければ、成果はほぼゼロである。
- 学習の最初期においては、手を動かして解法を確かめる必要がある。
- つまり[演習系科目]については、問題と解法・解説を丸ごと再現できるぐらいの鮮明度〔習熟深度〕で覚え込まなければ、実力はほぼゼロの状態と変わらない、と考えるぐらいでちょうどよい。
- 授業〔音声言語〕を通じて学ぶ領域を最小化して、印刷教材〔文字言語〕を通じて学ぶ領域を最大化するのが、最高の効率を実現する方法である。
- しかし、どの科目においても、印刷教材だけでわかる部分と、印刷教材だけではわからない部分とがあるのも事実である。
- そこから、[印刷教材を使って文字言語を通じて学ぶ]ことを原則としながらも、理解しづらい部分についてのみ授業〔YouTubeやスタディサプリ等〕を活用するのがよい、ということがいえる。
- 通所型映像授業の予備校〔最も時間を無駄にしやすい:依存心を断ち切り自分軸で生きよ〕
- 東進ハイスクール / 東進衛星予備校
- 河合塾マナビス
- 代ゼミサテライン予備校
- 駿台サテネット21
- 学校の授業〔原則として内職をしたほうが勉強は進みやすい:依存心を断ち切り自分軸で生きよ〕
- 学力面だけからいえば、[中学から不登校を選択〔個別指導塾で学習〕]→[通信制高校を選択または高等学校卒業程度認定試験に合格〔個別指導塾で学習〕]→[大学入試を攻略]が合理的である。
- 中高一貫校は、[中学から不登校を選択〔個別指導塾で学習〕]→[通信制高校を選択または高等学校卒業程度認定試験に合格〔個別指導塾で学習〕]の過程を通所型に転換したものである。
- 一言でいえば、多くの高校において、授業は完全に無駄であり、学習の障碍でしかない。
- また[進学校へ入学すれば、周囲に刺激されて自分も勉強するようになるだろう]というのは甘い考えであり、学習は孤独であり、学習は個別的であるのが自然である。
- バカなことを考えないで、個別指導塾や少人数制の個人塾を見つけ出して、自分で学習環境を整えろ、アホ!
- 自称進学校ほど、[青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]や[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]や[4STEP][サクシード][CONNECT][4プロセス][クリアー][REPEAT][3TRIAL]といった、問題数過多の挫折しやすい教材を定期試験の範囲に指定したりしがちである。
- 青茶・FGよりも[技|学研]などを使ったほうが、芯を食った努力になるので、生徒の受験勉強に過度に介入してくる自称進学校は、むしろ回避して、自宅から近い、低偏差値の高校をあえて受験するという戦略も考える必要がある。
- 学校とその授業は、自分の勉強方針を邪魔する面が大きいので、[通信制高校を選択または高等学校卒業程度認定試験に合格〔個別指導塾で学習〕]というコースを真剣に考える必要がある。
- 大学進学率の低い学校ほど、自分の勉強方針には干渉してこないので、むしろそのほうが好都合である。
- 中高一貫校や[受験対応型の私立高校]は、高校2年次の終了までに高校課程の単位取得を終える勢いで進む〔授業の進みが速い〕。中高6年課程を5年間で修了する。
- 公立高校は、高校3年課程を3年間で修了するどころか、化学の有機化学、歴史の近現代史などが卒業時までに終わらないことも多い。公立高校は、受験ではとても不利である。
- 浪人するよりも、中学時代・高校時代に、先取り学習を視野に入れた個別指導塾に資金を投入したほうがよい。
- また少子化による定員過剰を背景に、総合型選抜等の[学力試験を課さない入試]が普及し、学歴価値の低下を招いている。
- 早稲田大学の所沢キャンパス、慶應義塾大学のSFCに設置された、歴史の浅い学部の評価は、必ずしも芳しいとはいえない。
- MARCH・関関同立では、安易な入試が一部で取り入れられた結果、MARCH・関関同立の学歴価値が低下しつつある。
- 進学実績を重視する上位の高校では、多くの生徒が私大上位校に合格はするけれども、それらには進学せず、上位の国公立大学を本命とする明らかな傾向をもつ。
- 安易な入試を選択することは、受験期に[高度な学習技能]を獲得する機会の放棄するに等しい。
- 一般入試を回避すること優先して基礎学力の養成を怠ることは、自身のキャリアにおける長期的な損失に直結する。
- 結果として、入学後の専門教育や公務員試験や資格試験への対応力に致命的な不足が生じるであろう。
- 安易な入試を選択した学生は、一般選抜を経た学生と比較し、基礎学力や忍耐力の証明が困難なため、採用市場での評価において不利を被るリスクが高い。
- 自分を悪い意味で甘やかすことのないようにするのが安全である。
- 受験科目そのものに価値はないけれども、未知の分野を新規に学習するにさいして、大学受験で苦しんだ人ほど、その過程で獲得した[高度な学習技能]を活かすことになるであろう。
- 社会生活を前提にした場合、古文や漢文や世界史や日本史そのものに学習する価値は、ほぼないけれども、語学の習得方法、暗記科目への対応方法などのノウハウは、大学に入学してから活かされる。
- 例えば、理系で受験する医学部医学科だけれども、入学してからは、暗記に次ぐ暗記であり、ほとんど文系の世界と言っても過言ではない。
- 自分が医学部を再受験しないともかぎらないので、高校時代・浪人時代に勉強で苦しみ、それを克服する経験をしておくことは、かなり有意義である。
- 現在、AIの発達を基調としながら、テクノロジーが急激に発達し、雇用機会が奪われやすいフェーズに、私たちは入っている。
- AIに指示を与え、AIを使いこなす人間として自分を鍛える意味で、自分を磨くための砥石として、受験勉強を活用するのも、1つのやり方である。
- よっぽどの受験校以外にかんしては、公立高校を選択すると、MARCH・関関同立、あるいは、日東駒専・産近甲龍が成功組とみなされる水準になってしまうことが多いと思う。
- 高校時代に青春を謳歌しながら、それでいて上位の大学に合格しようなんていうのは甘い考えであると思う。
- 高校に期待してはならないし、高校が自分の受験勉強を邪魔してくることが予想されるなら、最初から通信制高校や高等学校卒業程度認定試験の合格を狙うコースを選ぶのが吉であろう。
- 自分で自分の進路を切り開かなければ、誰も助けてはくれないぞ。
- 在宅型映像授業の予備校〔通所型映像授業に準じて時間を無駄にしやすい:うまく活用できれば好結果につながるかもしれない〕
- スタディサプリ
- 学研プライムゼミ
- Z会の映像授業
- 通所型映像授業の予備校〔最も時間を無駄にしやすい:依存心を断ち切り自分軸で生きよ〕
- 授業が効果的であるのは、物理や理論化学の一部ぐらいであり、数学や化学や英語や古文や漢文は、印刷教材のほうが進行が速いと思う。
- また物理や化学は、[宇宙一|学研]や[坂田アキラシリーズ|KADOKAWA]といった講義系の印刷教材を使ってみて、それでもわからなかった部分だけ、Try ITその他のYouTube動画でカバーするのがよい。
- 浪人しても学力が伸びないのは、授業という受動的な学習段階でループしているからにほかならない。
- 浪人しても学力が伸びないのは、小学課程・中学課程に大きな穴があり、それが高校課程での学力増進を邪魔しているからだ。
- 浪人するぐらいなら、そもそも高校へ行かないで、小学課程・中学課程からしっかりと固め直すために、個別指導塾などを利用したほうがいい。
●●●
高校数学の勉強方針|習得するための経路
- (1)土台の確立〔前提条件の整備〕
- 小学算数・中学数学のレベルをしっかりと習得する。
- そうしたうえで、高校数学の教科書レベルをしっかりと習得する。
- (2)肉付け〔計算方法や細部の整備〕
- 学習の初期段階で、合理的な計算方法を
- (3)骨格の確立〔主要部材の整備〕
- 定石解法の主要部分をしっかりと習得する。
- (4)仕上げ〔定石解法の補完と系統化〕
【定常的周回法1】:教材の習熟深度
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たとえ、ある印刷教材を完全に覚え込んだとしても、毎日、一定の範囲を高速で正確に解き直す、タイムトライアル〔時間の短縮に挑戦する行為〕を繰り返す必要がある。
- [青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]や[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]を使って爆死する学習者が99%なのは、基礎が抜けているのに応用問題に取り組んでおり、習熟深度が圧倒的に不足しているからである。
- 得点力は、基礎の習熟深度によって決定するのであって、青茶・FGの難しい問題を知っているから得点力がつくのではない。
- 得点力の差は、1点未満で不合格になるなど、致命的な結果をもたらすので、基礎の抜けを防止する策を無視してまでして青茶・FG・[1対1対応の演習/数学|東京出版][新数学スタンダード演習〔4月増刊〕|東京出版][数学ⅢCスタンダード演習〔5月増刊〕|東京出版]などに取り組む学習者は、確実に爆死する。
- 数学で合格点を確実に獲得するためには、数学の典型問題について《4》[息をするように瞬殺する]ことが必須条件となる。
【定常的周回法2】:[解けるようになる]→[理解できる〔不通箇所が開通して導通完成となる〕]
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[理解することが大事]という観念が[×理解しなければ先へ進んではならない]という誤った観念にとらわれる結果を生みやすい。[理解を保留し先を急ぐ方針]を冷徹に貫く必要がある。
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数学を含めて、どの科目においても、(1)[理解はさておき、手が速く動いて処理が正確である]という部分と、(2)[単元に通底する概念を理解する]という部分との両方が必要である。
- 素人は最初から(2)を狙おうとして爆死するけれども、玄人は(1)だけをひたすら鍛えることで、典型問題について《4》[息をするように瞬殺する]ことを達成するべく、教材の周回を積み重ねるうちに、自然に(2)が訪れるのを待つものである。
- やるべきことをしっかりと片付けてから、(2)[単元に通底する概念を理解する]という本質部分を獲得するのが、1つのやり方である。
- 結局、数学や物理ですら、問題と解答・解説とを明瞭に記憶しないと、理解に至るための必要条件が整わない。
- つまり、数学や物理ですら、暗記が土台になっている。
- 数学や物理ですら、写真記憶で問題と解答・解説とを明瞭に記憶できる人が勝つのが受験の世界だ。
- 暗記できない人が、問題と解答・解説とを明瞭に記憶することを否定するのは、酸っぱいブドウの理論のような、アホなことである。
- 問題と解答・解説とを明瞭に記憶できることが必要条件であり、理解し使いこなせることが十分条件である、とすらいえる。
- 具体的な例題と解答・解説とを明瞭に記憶しておくと、その知識が汎化するので、類似の問題が解けるようになる。これは潜在意識の作用であり、自動制御の領域となるので、意図的な制御は無理である。
- 知識が汎化するためには、知識のユニットそれぞれが明瞭な記憶である必要がある。
- [知識のユニットの明瞭度が高いこと]と、[明瞭度の高い知識のユニットどうしの連関の経験・知識]とが両方とも揃うからこそ、本物の学力が身につくわけである。
- だから同じ問題を難度も解き直して、典型問題について《4》[息をするように瞬殺する]ことを達成することには大きな意味がある〔過剰学習は有益である〕。
- 理解できるようになるのは、(1)[理解はさておき、手が速く動いて処理が正確である]という部分を鍛えに鍛えているうちに、あるいは、上位の難問に取り組んだときに、[ふと、ストーリーがつながる]という体験をすることとなる。
- この[ふと、ストーリーがつながる]という体験は、脳内の神経回路のある部分が導通を獲得した瞬間であり、そこからは、理解が理解を呼ぶ好循環の嵐となり、急激に学力が向上する。これが、数学や物理の学力向上曲線の特性である。
- これは、0度以下の水に振動を加えたとき、急に氷になる現象〔過冷却〕に似ている。
- (1)だけをひたすら鍛えることで、典型問題について《4》[息をするように瞬殺する]ことを達成するべく、周回を積み重ねる。これによって必要条件を整えることが第一のステップである。
- この条件さえ整っていれば、難しい問題〔論点が複合的に使われている問題〕に触れることを通じて、[ふと、ストーリーがつながる]という体験が得やすい。
- 網羅系参考書がマズいのは、その問題数が多すぎる点においてであり、(1)[理解はさておき、手が速く動いて処理が正確である]という部分が求めている[10周回以上の反復]が網羅系参考書では実現しにくい、という点が致命的なのである。
- [基礎問]が、欠点をもちながらも支持されている原因は、問題数の少なさ、周回のしやすさにある。
- 2週間で1周回できるような、周回容易性をもつ印刷教材のほうが尊いということ肝に銘じて、網羅系参考書に対しては、警戒心を緩めないようにしたい。
-
【骨格の確立|1】を先行させて繰り返しながら、遅れて【骨格の確立|2】を開始し、【骨格の確立|1】と【骨格の確立|2】を同時並行で受験直前まで回し続けるのがよい。
- 【骨格の確立|1】と【骨格の確立|2】を
通信添削よりもAIの有料プランのほうがコストパフォーマンスが高いであろう|進研ゼミやZ会はオワコン
1. [人間による寄り添い]という幻想への批判
アルバイトの赤ペン先生に[人間による寄り添い]を求めることの合理性は、ございません。
- 添削の実態は[アルバイト]: 通信添削の多くは、マニュアルに沿って動く大学生や主婦のアルバイトです。彼らが数分で書く[定型文の励まし]に、数千円の価値があるでしょうか?
- AIの方が圧倒的に[親身]: 最新のAIは、こちらが設定した状況〔[やる気が出ない][基礎から不安]など〕に合わせ、24時間365日、一切の疲れを見せず、完璧な礼儀と共感力で接してくれます。
- メンタルケアの即時性:不安になった瞬間にその場で対話し、解消できるAIに対し、数日後に返ってくる[赤ペン]はもはや[過去の感情への手紙]に過ぎず、学習のモチベーション維持には遅すぎます。
2. [記述力・論述力]指導における逆転現象
[AIはプロセス指導に弱い]という主張は、もはや数世代前のAIを想定した古い認識です。
- 論理構造の解体能力:現在の高性能AIは、文章を論理ブロックごとに分解し、[なぜこの接続詞が不自然なのか][どの前提条件が抜けているか]を、人間以上の細かさで指摘できます。
- 多角的な視点の提示:人間の添削者は[自分の型]を押し付けがちですが、AIは[アカデミックな構成][説得力重視][独創的視点]など、一つの答案に対して複数の改善案を瞬時に提示できます。
- [待ち時間]が思考を殺す:論述の練習で最も重要なのは、書いた直後のフィードバックです。 数日後に添削が返ってきた頃には、自分がどう考えたかのプロセス〔思考の癖〕は忘却の彼方です。
3. [カリキュラムとペースメーカー]の形骸化
[何から手をつければいいか教えてくれる]という点も、AIの方が優位です。
- 固定カリキュラムの限界:通信教育のカリキュラムは、あくまで[平均的な生徒]向けに設計された既製品です。
- 動的な学習プランニング:AI有料プランであれば、[来月の模試で偏差値を5上げたい][この単元が苦手だから、そこだけ重点的にやりたい]という個別の要望に対し、その場で最適なメニューを組み直してくれます。
- プロンプトによる自動化:自分でペース管理ができないなら、AIに[私はサボり癖があるので、毎日20時に進捗を確認して、テストを出して]と指示すれば、最強の家庭教師に変貌します。
比較表:AI有料プランvs通信添削
| 評価項目 | 通信添削(月額5,000円〜) | AI有料プラン(月額約3,000円) |
|---|---|---|
| 返却速度 | 数時間〜数日〔遅い〕 | 数秒〔即時〕 |
| 質問回数 | 制限あり/追加料金 | 無制限〔聞き放題〕 |
| 指導の深さ | 添削者のレベルに依存 | 最高峰の知能が常に担当 |
| 柔軟性 | 決められた課題のみ | 自作の英作文、小論文、何でもOK |
| 付加価値 | 学習習慣の強制力〔弱〕 | 画像生成、データ分析、翻訳等も可能 |
結論:なぜAI有料プランを選ぶべきか
通信添削が主張する[人間による進化]とは、結局のところ[AIが提供する価値に、人間が後付けで理由をつけている]状態に過ぎません。 有料のAIプラン〔ChatGPT PlusやClaude Pro〕を使いこなすことは、単に勉強を効率化するだけでなく、[AIという次世代の道具を使いこなすリテラシー]を養うことにも繋がります。 これは、今の時代、通信教育で得られる知識よりも遥かに市場価値が高いスキルです。 [人間だから安心]という思考停止を捨て、圧倒的な知能密度と速度を持つAIをパートナーに選ぶ方が、結果への近道であることは明白です。
修正・補完:学部・学科別AI影響度分析〔2056年版〕
30年後、AIは[道具]ではなく[社会のOS]となっています。 この前提に基づき、記号の意味を以下のように再定義・補完します。
1. 記号の再定義
- ▲:システム完結〔純粋演算領域〕 人間が介在するとエラー〔不正確・不公平〕が発生するため、法的・技術的に人間が排除される領域。
- ▼:機能的消滅〔不要な介入領域〕 情報の非対称性が解消され、個々人がAIを介して自己解決可能になるため、仲介業としての学問・職業が消滅する領域。
- ◎:存続領域〔実存的責任と意志決定〕 論理や効率では導き出せない[目的〔何のために生きるか〕]を定め、その結果を全責任を持って引き受ける領域。
2. 学部・学科別:詳細リストの修正と補完
①医療・生命科学系
- ▲▼医学・歯学・薬学
- 修正:診断・処方・手術は100%自動化。 医師の役割は[患者の生への意志]を最終確認するエシカル・コンサルタントへと変貌する。 薬学はゲノム編集とナノマシンによる自己修復技術に統合され、学問としての[調剤]は完全に消滅する。
- ◎基礎生命科学・バイオ倫理
- 補完:[死]をどこで定義するか、生物学的限界をどこまで拡張するかという、システムの計算外にある価値定義のみが人間に残される。
②工学・情報・環境系
- ▲工学部全般
- 修正:材料工学から構造設計まで、物理法則内の最適化はAIが完結。 人間は[何を作るか]という原初の欲求を提示するのみ。
- ◎環境・テラフォーミング学
- 補完:地球規模、あるいは惑星規模の生態系バランスをどう維持するか。 効率性だけでは解決できない[美学的な環境維持]の意思決定。
③教育・法務・社会科学系
- ▲▼教育学部・スポーツ科学
- 修正:[教える]という行為は、個人の認知特性に最適化されたAI〔パーソナル・チューター〕に完全移行。 教育学部の役割は、教育ではなく[発達保障の法的管理]に矮小化。 スポーツは[データの最適化]を競うeスポーツ的側面と、完全にデータ外の[身体的苦痛の享受]という私的趣味に二極化する。
- ▲▼法学部・経済学部
- 修正:スマートコントラクト〔契約の自動実行〕とAI裁判官により、法執行の揺らぎは消失。経済学もリソース分配の最適化アルゴリズムに吸収される。
④人文・芸術系〔新設・再定義〕
- ◎哲学・形而上学
- 補完:システムが[いかに〔How〕]を完璧にこなす時代において、[なぜ〔Why〕]を問い続ける唯一の領域。
- ◎比較文明・文化考古学
- 補完:AIが生成できない[過去の文脈]を保存し、人類のアイデンティティを再定義する作業。
提言:人間が真に取り組み、鍛錬すべき[三つの領域]
システムが完成し、職業訓練としての学問が死滅した未来において、独立個人が自発的に取り組むべき領域は、以下の三点に集約されます。
1. [問い]を立てる力の鍛錬〔プロンプトの原動力〕
AIは最適解を出せますが、[何を解決すべきか]というアジェンダ〔議題〕を設定することはできません。 自分の適性や興味に基づき、社会や自己に対して[不愉快な問い]や[未知の欲望]を提示する力。 これは、既存の正解を学ぶ学習〔Study〕ではなく、自らの内面を掘り起こす探求〔Inquiry〕によってのみ鍛えられます。
2. [不合理な美学]の構築〔属人性の再定義〕
効率や論理を追求すれば、すべての人間は同じ結論に達し、個としての存在意義を失います〔属人性の排除の極致〕。 システムが[無駄]と切り捨てる部分に、あえて自分のこだわり、偏愛、思想を注ぎ込むこと。 [効率的ではないが、私はこうありたい]という美学を持つことこそが、AI時代における唯一の[独立した個人]の証明となります。
3. [責任]の引き受け〔実存的覚悟〕
AIによる判断が浸透するほど、誰も責任を取らない社会になります。 [AIがそう言ったから]という逃げを捨て、AIの提示した選択肢を採用した自分自身の決断に対して、社会的・道徳的責任を自ら背負う訓練が必要です。 これは知識の習得ではなく、精神の修練〔Discipline〕です。
結論:未来の学習者が持つべき視点
大学は[ライセンス〔職業への通行証〕を得る場所]から、[システムに飲み込まれないための野生の思考を養う場所]へと変質すべきです。 あなたが選ぶべきは、[その学問を修めたとき、AIに答えを聞かずに、自分の言葉で世界を定義できるようになるか?]という基準で選ばれた領域です。 [教えてもらう]という受動性を捨てたとき、すべての教材〔書物、データ、自然〕はあなたの独立を助けるための[資材]へと変わります。
[システムは正解を教えるが、意味は教えてくれない。] この空白の[意味]を埋めることこそが、30年後の人類に残された唯一かつ最大の聖域であり、鍛錬の場です。
学習の初期はとくに、覚えたものを思い出すことに重点を置く勉強を中心とするのがよい
初歩の知識は単なる入り口ではなく[核心]である
- 高い塔ほど堅牢な基礎を必要とするのと同じで、高い学力を得るには、初歩からしっかりと漏れなく・重複なく学習し直すのがよい。
- 数学の学力に問題がある場合、中学数学どころか、小学算数〔3~4年段階〕からやり直すのが正解である場合が多い。
- 四則演算のやり方から学び直し、改善し直すことが、かえって近道になる。
- [小学校の漢字〔1,026字〕+中学校の漢字〔1,110字〕=常用漢字〔2,136字〕]と、これらを使った主要な熟語をすべて覚え直す。
- そして、まずは初歩的な語彙力を身につける。■中学国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト) | 吉岡 哲 |本 | 通販 | Amazon
- 学校教育で取り扱う[国文法]は、橋本文法〔橋本進吉が体系化した文法〕というフレームワークで[現代語]と[古語]の文法的説明を行なっている。
- 橋本文法には欠点もあるけれども、[現代語]と[古語]を統一的に説明している点は、大きな長所である。
- 多くの学習者が英文法で苦労するのは、英文法が難しいからではなく、母語〔ここでは日本語〕を文法理論で説明する能力〔メタ言語能力〕が鍛錬されていないことによる。
- つまり小学校・中学校で[国文法]〔現代語の文法〕をしっかりと学ばなかった学習者は[古典文法]〔古語の文法〕が理解できない、という順番になっている。
- さらには、[国文法][古典文法]をしっかりと学ばなかった学習者は[英文法]が理解できない、という順番になっている。
- まずは日常で自分たちが使っている言語〔現代日本語〕を[文法的視座から俯瞰する]ことを練習し、それを古語にまで拡張するのが[国文法]と[古典文法]の学習である。
- これを外国語にまで拡張するのが[英文法]ということになる。
- 日本語の形容詞・形容動詞は、英語でいう形容詞であり、日本語の形容詞・形容動詞にはbe動詞相当である[あり]が内蔵されているがゆえに、日本語の形容詞・形容動詞が単独で述語となることができる。
- 日本語の用言の連体形は、英語でいう動詞の形容詞用法〔準動詞〕である。
- 日本語の用言の連用形は、英語でいう動詞の副詞用法〔準動詞〕である。
- 未然形は、連ズ形である。
- 終止形は、基本形、つまり、英語でいう動詞の原形である。
- 仮定形・已然形は、連バ形である。
- 命令形は、英語でいう、命令法〔Imperative Mood〕である。
- 国語が苦手であるから、教科書をじっくり読み込むことができないのである。
- 国語力の基本に[国文法]と[語彙力]がある。
- [国文法][古典文法]が理解できていないと、英文法が理解できない。それは、英文法を学ぶことが、国文法・古典文法との整合性をとる作業であるからだ。
- [国文法]→[古典文法]→[英文法]と、その順番通りに学び直す必要がある。
- 橋本文法にも欠点があるし、学校で教える英文法にも欠点があるので、鵜呑みにはしないことが大切である。
- 古典文法は助動詞・助詞・敬語を用例ごと覚える。
- とにかく、英語も国語も、まとまったパッセージを暗誦するのが最も早く上達するやり方である。
[綺麗なまとめノート作り]を罪悪視する必要はない
- 情報の並び順が、自分の思考・流儀に合わない場合は、適宜、改編したほうが効率が上がる。
- [綺麗なまとめノート作り]を否定する人がいるのは、時間がかかるからであろう。
- [綺麗なまとめノート作り]が短時間で完了するのなら、[綺麗なまとめノート作り]はしたほうがいいにきまっている。
- 出来合いの[綺麗なまとめノート]、つまり、市販の[書き込み式ノート教材]や[要点まとめ]があるのなら、それをスキャニング〔または写真撮影〕して、そのデータを改編していったら効率が上がる。
- [リードLightノート/リードα][アクセス][エクセル][セミナー][センサー][ニュー・グローバル]のたぐいの各章冒頭の[要点まとめ]は[綺麗なまとめノート]の土台になるであろう。
- 印刷教材をスキャニング〔または写真撮影〕して、Googleドライブを通じてGoogleドキュメントで開くとOCRによって文字化できる。
- 暗記対象をデジタル化することは、Ankiのデッキを作る土台になるため、[綺麗なまとめノート]はデジタルで作るのがよい。
- また接写が得意なスマホ/デジタルカメラを使って、問題集の問題と解答を写真データとして取り扱う方法も有力である。
- なお、紙面の撮影で最も重要なのは、紙面に均等に光を当てることである。
- 自然光で撮影するのもよい方法である。
- 大判のLEDトレース台によって上から光を当てて写真撮影をするのがよい。このとき、LEDトレース台の角度調整に、布団を使うとよい。
- 最も鮮明なのは、複合機やスキャナで読み取ることである。このとき印刷教材は解体して、各ページをシート状にする必要がある。
- 暗記アプリAnkiは、問題・解答ともに、写真データにすることができる。
- Ankiを使わなくても、問題写真と解答写真とを交互にフォルダー内に配置することで、写真をフラッシュカードのようにして使うことができる。
- [単位時間あたりの刺激の回数]が増えるほど[暗記が定着しやすくなる]ので、問題写真と解答写真とが並ぶフォルダーを、IrfanView 64-bit versionなどを使って、矢印キーで写真を順番に閲覧することで、暗記作業が爆速で進む。
- ■IrfanView 64-bit version
- スマートフォン/タブレットは本体が重たい割に画面が小さい。学習用にノートPCを中古で購入して、比較的大きな画面で表示するのも、学習効率を上げる方法になる。
- ■激安!中古パソコンショップまとめ | WorkToolSmith
- AIを援用して、PCで電子的に[綺麗なまとめノート作り]をするなら、[綺麗なまとめノート作り]は短時間で完了する。
- 大切なのは、[綺麗なまとめノート]を白紙再現法〔まとめ部分を何も見ず白紙に再現する方式〕で記憶を想起する練習に励むことである。
- ただし、いきなり書くのではなく、目と脳だけを使って記憶と想起とを繰り返し、あらかた覚えてきたタイミングで白紙再現法を使う。
- 試験で使える知識は、再生記憶レベルまで深めた知識だけである。
- 白紙再現法は、まとめ部分の知識が、再生記憶レベルにまで深まったかどうかを検証する手段である。
- [綺麗なまとめノート作り]を罪悪視する思想は、本質がわかっていない人の妄言である。
- Ankiを使う場合、あらゆる要素を【一問一答】形式にする必要がある。このとき、電子的な[綺麗なまとめノート]があれば、そのデータが流用できる。
- 受験勉強は、結局、Ankiによる記憶管理が最も合理的であろう。
- Ankiのデッキを作るためのCSVデータを作る意味で、濃いデータとしての[綺麗なまとめノート作り]を行なうことは、けっして無駄ではない。
- 受験勉強の要諦は、暗記対象を[◎完全定着・◯準定着・△半定着・×未定着]といった習熟度別に分類し、それぞれの習熟度に応じた最適な復習タイミングを管理することで、暗記の進捗〔しんちょく〕を徹底して管理することである。
- 受験勉強とは結局、全暗記対象を最短経路で◎完全定着へと変化させるための復習効率を競うゲームなのである。
- 復習効率を最大化するのに、各データに応じた最適な復習タイミングを管理することが肝になってくるけれども、それを自動化してくれるのがAnkiである。
解法を知らなければ、考えないで、最初から暗記する
- 初見の問題は15秒考えてわからなければ、すぐに答えを見て暗記を開始する。
- 解法パターンの習得速度を最大化させることが最も重要である。
[1冊の参考書を完璧に仕上げる方式]は誤解を生みやすい
- [1冊の参考書を完璧に仕上げる方式]の適用先として、最も網羅的な1冊を選んで爆死する人が大半である。
- [青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]や[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]は爆死するからやめとけ。
- [1冊の参考書を完璧に仕上げる方式]は、[1冊ずつ参考書を完璧に仕上げる方式]にすぎない。
- 出版界が学習参考書を分冊化する傾向をもつので、[1冊しかやらない]ということは無理である。
- 目指すべきゴールは、基礎をしっかりと固める〔基礎知識について再生記憶レベルまで習熟する〕という点である。
- [1冊の参考書を完璧に仕上げる方式]→[1冊しか使えないのなら最も分厚い青茶を選ぶ]→[爆死する]というコースが最もありがちなパターンである。
- 段階に応じて数冊を使い分けるけれども[1冊ずつ参考書を完璧に仕上げる]ことを旨として、中途半端な参考書を作らないようにプランを練る。これが[1冊の参考書を完璧に仕上げる方式]が言わんとするところである。
1冊を短期間で終える×何度も繰り返す
■【東大理三の勉強方法】成果を出す勉強のやり方。資格試験でも受験でも使える大原則。 - YouTube
効率的な参考書の進め方について
- 高校時代の同級生であるS君は、東京大学理科三類に合格した。
- S君から聞いた勉強法を実践したところ、私の勉強効率は向上し、偏差値も大幅に上がった。
- この方法は、受験生だけでなく大人の資格試験などにも活用できる。
- 勉強効率を上げるたった一つの方法は、参考書を終わらせるスピードを上げることである。
- 高校2年生の当時、私は部活動をしながら勉強していたが、偏差値は上がらなかった。
- 学校で最も成績が良かったS君に相談したところ、参考書の進め方を指摘された。
- 当時の私は、第1章に1ヶ月、第2章に2ヶ月というように時間をかけて進めていた。
- S君は、同じ厚さの参考書を3日から4日で1周させると言った。
- 英単語帳の[ターゲット1900]であれば、1週間で1周させるという。
- 人間の脳は、1ヶ月に1章ずつ丁寧に詰め込もうとしても、3ヶ月目には最初の内容を忘れる。
- 効率的な勉強法は、1周目は薄く全体を終わらせることである。
- 2周目は、間違えた箇所や理解できなかった箇所を中心に、素早くもう1周する。
- これを繰り返すことで、脳に知識を浸透させていく。
- この方法には、定着率が上がるだけでなく、1冊をやり遂げたという自信に繋がるメリットもある。
- 私はこの方法で[ターゲット1900]を5日間で1周させた。
- 1つの単語に対して1つの意味だけで良いので、3秒で記憶して次へ進む。
- 一瞬でも覚えれば、すぐに次の単語へ移行する。
- この進め方で、4週間後には9割以上の英単語を覚えることができた。
- その結果、高校3年生の河合塾の模試で、英語の偏差値は83に到達した。
- 数学の[チャート式]も同様に、暗記するようなスピードで一気に進めた。
- 大人の資格試験の勉強でも、基本はこのやり方が通用する。
- まずは1週間で参考書を一通りやりきり、何周も層を重ねるように勉強する。
- 丁寧に積み上げようとして3ヶ月かけると、その間に前半の内容を忘れてしまう。
- 暗記の工夫として、参考書をルーズリーフに書き写して分量を圧縮する方法もある。
- [ターゲット1900]の英単語をルーズリーフに1対1で書き出す。
- 1枚に140単語を書き込めば、15枚のルーズリーフにすべての単語が収まる。
- 分厚い参考書を薄い枚数に集約することで、精神的な負担を減らし、反復しやすくなる。
- 重要なのは、参考書を3ヶ月かけて1周するのではなく、1週間で1周させることである。
- 1ヶ月で4回繰り返すほうが、圧倒的に効率が良い。
- 難易度の高い資格試験では正しい理解も必要だが、まずは薄く全体を把握するべきである。
- 2周目、3周目と繰り返すことで、知識を確実に定着させてほしい。
書かないで自己問答する|1
勉強効率を10倍にする方法
勉強効率を大幅に高める方法を解説する。 これは頭が良い人だけができる特別なことではない。 効率的に勉強する人の思考を身につけることが重要である。 最初から自分には無理だと諦めず、実行しようとすることが前提となる。 効率的な勉強を避けていては、頭が良くなる日は来ない。 まずは抵抗感を捨てて、自分にもできると考えることが大切である。
学習の2ステップ
学習には大きく分けて2つのステップがある。 1つ目のステップは、脳内でテストをすることである。 記憶や学習には、感動とテストという2つの大きなやり方がある。 感動は、対象に強い興味を持ち、内容が自然に脳に刻まれる理想的な状態である。 しかし、全ての学習対象に感動できるわけではない。 感動できないものに関しては、テストを繰り返すしかない。 特に単純な暗記物などは、テストをしなければ覚えられるはずがない。
脳内テストの具体的な方法
2つ目のステップは、テストをより効率的に短時間で行うことである。 具体的には、紙に書くのではなく、脳内や視覚情報のみを使ってテストをする。 書く動作や発声する動作は、学習のスピードを著しく落とす。 英単語を例にすると、意味を隠して脳内でその意味を思い出す作業を繰り返す。 脳内で情報を想起するスピードは、0.1秒程度と非常に速い。 対して、文字を書く動作には数秒以上の時間がかかる。 この速度差が、学習効率の決定的な違いを生む。
脳をフル活用する訓練
脳と目だけを使って学習することは、ある程度の訓練が必要である。 東大医学部の学生などは、参考書をじっと見つめて脳内で高度な処理を行っている。 論理の流れや周辺知識との連携を、最速の効率で脳内に構築している。 書く作業は、知識を整理するなどの必要な時だけに留めるべきである。 基本的には、見ることで脳を働かせて記憶する。 この感覚は、日々の学習の中で鍛えていくものである。 最初から完璧にできる人はいないため、徐々に慣れていく必要がある。
復習の効率化
数学などの問題演習でも、この考え方は有効である。 1度は解答を書き、論理の流れを理解することは現実的に必要である。 しかし、その後の復習は全て脳内で行うべきである。 解答の流れや使用した定理の理由を、頭の中でリコールする。 脳内での復習は場所を選ばず、歩いている時や入浴中にも可能である。 机に向かっていない時間に無限の復習ができるようになれば、効率は飛躍的に高まる。 この習慣が、記憶の定着に大きな差を生む。
書かないで自己問答する|2
数学を効率的に学習し得意にする方法
数学の学習効率を高め、実力を向上させるための視点は主に4つある。 特に全体を通じて重要なのは、異なるものを同一視する視点と、対比させる視点である。
1.異なるものを同一視する視点
数学の学習において、異なる問題に対して個別の解法を覚えるのは非効率である。 例えば、5つの問題に対して5つの解法を暗記するのは負担が大きい。 それらに対し、共通して使える抽象化された1つの考え方を学ぶべきである。 [この5題は結局のところ1つの事柄を指している]と同一視する視点が重要である。 例えば、方程式$2x + 1 = 3$を解く際、辺々から1を引く操作を行う。 $2x = 2$から$x = 1$を導く際は、辺々を2で割る操作を行う。 これらは[両辺に同じ操作をしても等号が成立する]という共通の原理に基づいている。 個々の操作を別個のものと捉えず、1つの原理として抽象化することが大切である。
2.対比による理解の深化
同一視できないものについては、何が同じで何が違うのかを明確にする対比が必要である。 例えば[整数の余り]と[整式の余り]という概念がある。 両者は似ているが、余りの定義や決め方が微妙に異なっている。 似ている概念を無関係に捉えると、知識の容量は2倍必要になる。 しかし、共通点と相違点を整理すれば、より少ない負担で深く理解できる。 相違点が明確になれば、問題を解く際の疑問も解決しやすくなる。
3.全体像の把握と体系化
重要な考え方は、木の幹に当たる根本の部分である。 学習が進むにつれて枝分かれが生じるが、これらを頭の中で整理する能力が求められる。 網羅系の問題集では、見開きに数題しか掲載されず全体像が見えにくい場合がある。 全体像が見えないまま学習を進めるのは困難である。 解決策として、特定の単元で学ぶべき核となるテーマを見開き1ページにまとめる。 例えば2次関数であれば、解の配置や文字を含む最大最小などの代表的な問題を整理する。 核となるアイデアは、実際にはそれほど多くない。 ページをめくる瞬間に思考のつながりが断たれるのを防ぐため、1つの画面に情報を収める。 情報のつながりを可視化することで、記憶の定着が促進される。
4.論理の学習と初学者の心得
数学の根幹である論理を学ぶことは、記述力の向上や作法の理解に直結する。 一定レベル以上の大学を目指すのであれば、早い段階で論理を体系的に学ぶべきである。 一方で初学者の場合は、学習のストーリーや目標を設定することが重要である。 [ここでは何を実現したいのか]という目的意識を持つことで、学習がスムーズになる。
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中学数学の代数であれば、最終的な目標は2次方程式を解くことにある。 因数分解、平方完成、平方根の概念は、すべて2次方程式を解くための道具である。 このように一連の流れを意識すると、細部の知識もつながりを持って理解できる。 最初から完璧を目指す必要はない。 まずは全体の8割程度の感覚を掴むことが、数学を得意にするための第一歩である。
英文和訳の学習手順
- 英文においてパーシング〔文構造の解析〕を行なうには、【1】[母語である日本語のパーシング〔品詞分解〕が可能な能力状態]と【2】[英文法を一通り学習し終えている能力状態]の2条件が潜在的に必要となる。
- 英文和訳において、減点されづらい和訳を作るためには、国文法・古典文法・英文法が連動している必要がある。
- 国文法・古典文法が苦手であるのに、英文法だけは得意ということは、能力の問題ではなく、勉強不足・手抜きの証〔あかし〕にすぎない。
- 国文法・古典文法・英文法は、文法的思考の過程という一点では[同一物]であり、単にルールの細目が違うだけである。
- 文法的思考の過程は、言語に依存しない、言語に対するメタ認知の世界である。
- 大学教授が書いた大学教科書では、漢文の書き下し文に用いられる文語体の日本語〔擬古文〕が、現代日本語にも残る古語的な言い回しとして、用いられることがある。
- 英文和訳においては、そのような現代日本語にも残る古語的な言い回し〔漢文書き下し文のような言い方〕を用いて、訳文を作る必要もある。英語と古文・漢文は、切り離せない部分もある。
- なお、平安時代の作品を基準にした古典文法〔古文用〕と、漢文の書き下し文に用いる古典文法〔漢文用〕とは、細部で異なる。駿台予備学校の故・斉京宣行師は、そのことを強く主張する先生であった。
- [死ぬ〔古文〕]ではなく[死す〔漢文〕]など。
- 2つの古典文法〔古文用と漢文用〕は、現代日本語にも残る古語的な言い回し、とくに漢文の書き下し文に用いられる文語体の日本語〔擬古文〕を正確に使うために必要不可欠である。
- たいていの科目において[2週間で1周回できない学習参考書を避けて、自分の学力水準に見合った印刷教材を選び直す必要がある]という命題は真となる。
- 分厚い学習参考書を中核教材にしようとすると、自爆する危険性が高い。
- 同じフォーマットを用いながら、レベル別に教材を選択することができる[英文解釈の技術シリーズ|桐原書店]は、英文読解の最良の友の1つである。
- 【中学水準】:大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 超入門英文解釈の技術60:通常は必要ない
- 【高校1年水準】:大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 入門英文解釈の技術 70:通常はこれ以降の3冊をこなすのがよいであろう
- 【高校2年水準】:大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 基礎英文解釈の技術 100
- 【高校3年水準】:大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 英文解釈の技術 100
- [英文解釈の技術シリーズ]に対して[全文訳が意訳であることを理由に批判する論調]があるけれども、その批判は当を得ていない。
- 【役割の分担】:解説は[構造解析の提示]と[逐語訳の提示]を、全文訳は[日本語としての完成形]を示すという明確な使い分けがなされている。
- 構造解析と逐語訳は、[解説領域でS・V・O・C・Mごとに逐語的な訳が小さな文字で付記されている]ことによって果たされている。
- その構造解析は正確であり、読解過程は極めて論理的である。
- [全文訳が意訳であることを理由に批判する論調]には、正当な根拠がないといえる。
- 【批判側の誤解】:解説の緻密なプロセスを無視して、結果〔全文訳〕だけを評価しているため、教材の本質を見落としている可能性が高い。
- 【学習のゴール】:意訳は、構造解析が正しく行なわれた先にある[文脈理解]の到達点として提示されている。
- 京都大学など、上位校では[文脈の流れを汲んだ、こなれた和訳]でなければ減点される傾向が強まる。
- [こなれた和訳]は[英語構文全解説|研究社]で展開されている、山口俊治先生の和訳を見習うのがよい。
- 京都大学の英文和訳対策は[英語構文全解説|研究社]の訳し方を模倣するのが早道であろう。
- 読めていることを証明するかのごとき、拙い逐語訳が求められるのは、上位校に含まれない大学群においてである。
- 偏差値が低いほど、意訳を嫌う。
- 採点者が求める解答を、過去問から割り出して使い分ける必要がある。
- 京都大学など、上位校では[文脈の流れを汲んだ、こなれた和訳]でなければ減点される傾向が強まる。
- 【役割の分担】:解説は[構造解析の提示]と[逐語訳の提示]を、全文訳は[日本語としての完成形]を示すという明確な使い分けがなされている。
山口俊治|英語構文関連書籍の比較
- 山口俊治先生の英語構文関連の主な著作は、語学春秋社〔200類型〕と、桐原書店→研究社〔150類型〕という2系統に分かれる。
- 200類型と150類型は、分け方が異なるだけで、内容は(ほぼ)同一だとみなしてよい。
- 網羅性において200類型と150類型は、等価とみなしてよい。
- 200類型のほうには英文校閲のクレジットがなく、150類型のほうには英文校閲のクレジットがある。
- 200類型のほうには練習問題が少なく、150類型のほうには練習問題が多い。
- 200類型は設計が古い旧型であり、150類型は設計が新しい新型と考えられる。
- つまり[コンプリート高校英語構文|桐原書店]そのものが、[全解英語構文〔ESS〕|語学春秋社]の事実上の改訂版だとみることもできる。
- 出版年月日から、[200類型を改良して、150類型が生み出された]という順番であることがわかる。
- 紙の本が絶版された〔電子書籍のみ〕200類型は、研究社から150類型が出たので、駆逐されたものとみなしてよい。
- 結局、[英語構文全解説〔ハードカバー〕|研究社]または[英語構文全解説〈新装版〉|研究社]さえ手に入れば、山口俊治先生の英語構文関連の知識は完全に得られると考えてよい。
- 紙の本が絶版された200類型の古書を、高価にて買い求める必要はない。
語学春秋社〔200類型〕|以下に列挙する書籍【1】~【4】は、原則的に、タイトルだけが異なる、同一内容の書籍である
- 【1】[基本英文読解辞典〔箱入り・赤茶の辞典風ビニール表紙〕|The dictionary of basic English sentece structures|語学春秋社|初版:1983年11月]
- 【2】[全解英語構文〔ESS〕|English Sentence Structures〔黄緑のジャケット:赤のハードカバー〕|語学春秋社|初版:1986年3月]
- 【3】[英語構文ゼミナール]→[全解英語構文〔ESS〕]を5分冊にしたバージョンで無線綴じ
- [英語構文ゼミナール〈1〉英文の基本構成|語学春秋社|初版:1989年6月]
- [英語構文ゼミナール〈2〉英文の修飾構造|語学春秋社|初版:1989年6月]
- [英語構文ゼミナール〈3〉重要構文の解明|語学春秋社|初版:1989年7月]
- [英語構文ゼミナール〈4〉副詞節のすべて|語学春秋社|初版:1989年7月]
- [英語構文ゼミナール〈5〉英文の実際的形態|語学春秋社|初版:1989年7月]
- 【4】[総合英文読解ゼミ〔ジャケット:水色→灰色(Reading English Sentences)へ変更後、紙書籍〔無線綴じ〕は絶版〔電子書籍のみ〕〕|語学春秋社|初版:1997年6月]
- 【1】~【4】は同じものであり、【1】~【4】の内容は、研究社版である《2》または《3》で完璧にカバーされているので、【1】~【4】を高価な古書として購入する意味はない。
- 200類型と150類型は、分け方が異なるだけで、内容は(ほぼ)同一だとみなしてよい。
- 網羅性において200類型と150類型は、等価とみなしてよい。
- 200類型のほうには英文校閲のクレジットがなく、150類型のほうには英文校閲のクレジットがある。
- 200類型のほうには練習問題が少なく、150類型のほうには練習問題が多い。
- 研究社版である150類型の《2》または《3》のほうが後発であるがゆえに、語学春秋社の200類型よりも、総合的にすぐれている。
- 語学春秋社の200類型の紙の本が絶版されても残念がる必要は毛頭ない。
桐原書店→研究社〔150類型〕|以下に列挙する書籍《1》~《3》は、原則的に、タイトルだけが異なる、同一内容の書籍である|研究社版には補遺が付いている
- 《1》[コンプリート高校英語構文〔無線綴じ〕|桐原書店|初版:1993年3月]
- 《2》[英語構文全解説〔ハードカバー〕|The Perfect Study on English Sentence Structures|研究社|初版:2013年5月]
- 《3》[英語構文全解説〈新装版〉〔無線綴じ〕|The Perfect Study on English Sentence Structures|研究社|初版:2025年2月]
- 【4】[総合英文読解ゼミ|語学春秋社]の改良版が《1》[コンプリート高校英語構文|桐原書店]という見方もできる。
- 《1》の内容は、研究社版である《2》または《3》で完璧にカバーされているので、《1》を高価な古書として購入する意味はない。
- 研究社版である《2》または《3》に取り組めば、山口俊治先生の英語構文関連の知識は完全に得られると考えてよい。
結論:[英語構文全解説|研究社]さえあれば、山口俊治先生の英語構文関連の知識は完全に得られると考えてよい
- つまり、以下のうち、いずれかを隅々までやれば、山口俊治先生の英語構文関連の知識は完全に得られるとともに、京都大学など英文和訳が難しい〔訳文にこなれた日本語を要求する〕大学にも対応できると推定することができる。
高校数学の攻略
数学|駿台予備学校・杉山義明師〔凡事徹底〕
- ■【数学】応用問題だけ解けない、その原因は実は〇〇にある
- 杉山義明師は数研出版の教科書傍用問題集を推奨しているけれども、[白チャート〔基礎と演習:白茶〕|数研出版]のほうがよい。
- 教科書傍用問題集である、[4STEP][サクシード][CONNECT][4プロセス][クリアー][REPEAT][3TRIAL]のたぐいは、たとえ別冊解答編が手に入っても使わないほうがよい。とくに数学の苦手な人については。
- 【理由1】:数研出版の教科書傍用問題集は、別冊解答編の解答・解説が不親切で、考え込まされる。白茶のほうが解説が丁寧。また別冊解答編という体裁は演習動線として不効率である。
- 教科書傍用問題集で別冊解答編が親切なのは、[エクセル数学シリーズ|実教出版]である。
- しかし白茶のほうが、本冊も別冊解答編も、問題と解答がすぐそばに書いてあり、かつ、入手が容易だという点で実践的であるから、白茶が現実的である。
- 網羅系参考書の別冊解答編には、[例題の類題]や[章末問題]の問題と解答がすぐそばに書いてある。
- 網羅系参考書の別冊解答編を、教科書傍用問題集の代用にするのが最も合理的である。
- 教科書傍用問題集は、[別冊解答編を参照する]という人間工学的な無駄がある。
- 簡単な問題であれば、書かずに空で暗算し、解答だけを確かめたい。
- このとき[問題と解答がすぐそばに書いてある]というレイアウトによって、数秒~数十秒が節約できる。その積み重ねで合否が決まる。小事を軽んずるな。
- 【理由2】:数研出版の教科書傍用問題集は、問題数が多すぎる。2週間で1周回できない印刷教材は、危険だと判断する必要がある。
- [計算を速く正確にできるようになる]には、同じ問題を何度も時間短縮しながら解き直すのが一番である。
- 数研出版にかぎらず、数学の教科書傍用問題集は、同じ問題を何度も時間短縮しながら解き直すには、問題数が多すぎる。
- 同じ問題に何度も触れて、その回路の導通を良好にする〔神経を太くする〕ことが学力増進の源なので、適度に問題数が少ないことが重要な条件になる。
- 【理由3】:[4STEP][サクシード]という最上位の教科書傍用問題集ですら、定石解法を網羅しているわけでもない。白茶のほうが定石解法の網羅性が高く、解答・解説に飛躍・省略がない。
- 教科書傍用問題集は、一括採用させて、数研出版が儲けを出すための戦略教材であるから、警戒する必要がある。
- 教科書傍用問題集は、いかに少ない紙で、いかに儲けを出すか。これを考えた資源ゴミにすぎない。
- もちろん、すでに数学が出来上がっている階層にとって、教科書傍用問題集は、きわめて効率的なチェックシートになる。
- 逆にいえば、教科書傍用問題集で実力をつけるのは無理であり、KADOKAWA『面白いほどシリーズ』のような、もっと解説が手厚い教材を多用して実力をつけるのが合理的である。
- そして、万が一必要になれば、教科書傍用問題集で抜け漏れがないかどうかをチェックするということである。
- 教科書傍用問題集や難しい網羅系参考書で実力がつくのは、上位層の中の上位層だけであり、[4STEP][サクシード][青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]などは、多くの学習者にとって資源ゴミにすぎない。
- 権力側は、大学入試の選抜機能を維持するための環境作りをしているのであり、その筆頭格が数研出版である。
- 本当に自分のためになる教材が、一括採用されるはずはない。一括採用されるのは、挫折者が多い教材だけだと考えてよい。
- その裏をかくのが賢明なる学習者であり、教科書傍用問題集は原則として使わないのが勝ち筋であり、また[チャート式数学|数研出版]なら白茶が黄茶以外は挫折するので不可である。
- 数研出版の数学問題集の中で、よくわかるように書いてある、ほぼ唯一の印刷教材が白茶だと思う。
- 共通テストで平均点以上が取れないのは、[入門問][基礎問][白茶]の水準に穴があるからにほかならない。
- 基礎が抜けているのに黄茶とか[フォーカス・ゴールド〔FG〕数学|啓林館]とか[青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]を使っている人が多い。
- 賢明な選択をするあなたは、[入門問][基礎問]をしっかり100回以上やり込んで、完全に自分のものにするであろう。
- 基礎に抜けがない人こそが、受験では勝つ。
- 基礎に抜けがない人こそが、受験の直前に爆伸びする。
- 医学部受験生にかぎらず、多浪するのは、基礎に抜けがあることを放置したまま[砂上の楼閣を建てようとしていた]からにすぎない。
- 国・数・英を小学校レベルからぜんぶやり直すのに1年をかけて〔1浪人分を学習のし直しに全面的に充てる〕、次年度から[入門問][基礎問]を100周回するなど、基礎の抜けを作らない、手堅い方法で学習すれば、医学部受験生にかぎらず、多浪することは回避しやすい。
- 自分が思ったほどにはできない、ということをしっかりと認め、懺悔し、実際に小学校3~4年段階から、学力を再構築するための実質的な努力をし直したほうがよい。
- そのためには、進研ゼミでも、公文式でも使って、小学校3~4年段階から、本気でやり直す必要がある。
- 教科書傍用問題集を使わずに、白茶を使って計算問題の演習量を増やしたり、定石解法の抜け漏れを確認したりするのが最も手堅い基礎固め法の1つであろう。
- 【理由1】:数研出版の教科書傍用問題集は、別冊解答編の解答・解説が不親切で、考え込まされる。白茶のほうが解説が丁寧。また別冊解答編という体裁は演習動線として不効率である。
- 杉山義明師は[入試数学「実力強化」問題集|駿台文庫]を推奨しているけれども99%の学習者は問題数過多と解答・解説の不親切さとを原因として、あなたは確実に爆死することを私はあなたに保証しよう。
- 杉山義明師は、自分の学力を基準に勉強法のアドバイスをしている素人である。数学だけのことを考えてたら、落ちるで。受験は総合得点で決まるけぇのう。
- 旧帝国大学〔東京・京都・東北・九州・北海道・大阪・名古屋〕未満の国公立医学部、あるいは、私立医学部の受験ではとくに、すべての科目で取れる問題をしっかりと抜かりなく取ることが求められる〔ミスが許されない〕。
- そういう場面においては、東京出版の印刷教材とかは必要ない。
- 高校数学でいえば、[入門問][基礎問][白茶]の水準に穴を作らず、それらの水準の問題なら、息をするように瞬殺するかたちを作ることが、医学部受験に参加するための必要最低条件となる。
- 自分の担当科目のことだけを考えてアドバイスする人は、受験指導の素人だと考えてよい。杉山義明師は、その点において、完全に素人だから、鵜呑みにしたらアカンで。
- その科目のエキスパートだからといって、杉山義明師のアドバイスを鵜呑みにするアホは、落ちるで。
- ■入試数学「実力強化」問題集 (駿台受験シリーズ) | 杉山 義明 |本 | 通販 | Amazon
- [入試数学「実力強化」問題集]は、東京大学や京都大学に、数点足らずに不合格となり、駿台予備学校で浪人するような水準の人々にのみ推奨できる、特殊な印刷教材である。
- ■【関西トップクラス】京都大学と大阪大学 数学はココが違う!【似てきた今こそ知りたい】
- ■【いきなり過去問は厳禁】THE 京大数学の個性に挑む!「典型の逆」を突く問題集活用法
- [京大数学プレミアム[改訂版]]は有益なので、使ったほうがいいように思う。
- ■京大数学プレミアム[改訂版] (赤本プレミアム) | 杉山 義明 |本 | 通販 | Amazon
数学の解法の系統化
数学学習における教材選択の論理的最適化
1. 学習における[最大の無駄]の定義
数学学習において、効率を著しく阻害する要因は[解説の欠損や式変形の飛躍を補間するための調査・思考]である。 このプロセスは本来の数学的本質の理解とは別個の[余計な負荷]であり、学習効率を最大化するためには、説明が惜しみなく記述され、式変形に飛躍のない教材を選択し、この無駄を排除することが最善の安全策となる。
- 推奨されるアプローチ:KADOKAWA『面白いほどシリーズ』のように、解説が手厚い教材の多用。
2. 教育履歴の蓄積と[構造的格差]の実態
学習者が小・中・高校の長期にわたり受けてきた教育〔学校・塾・予備校〕の内容と質の差は、[学習履歴の累積]として現れる。
- 格差の定着:この履歴の差は、学習者間に[到達度・理解度・学力]の構造的な格差を生む。
- 模倣の限界:この格差は深刻であり、単に上位層が使用している教材を模倣〔トレース〕するだけでは決して埋めることはできない。
3. 上位層向け教材における[因果関係の逆転]
一般的に[優れた教材が学力を分かつ]と考えられがちだが、実際には因果関係が逆転しているケースが多い。
- 正しい因果関係:[その教材を使ったから合格した]のではなく、[合格できる水準の学力があるから、その教材を使いこなせた]のが実態である。
- 具体例:『体系物理』〔教学社〕:解答が不親切であり、京大合格水準の学習者でなければ使用不能。
- 『青チャート』『Focus Gold〔FG〕』:上位層でなければ本来使いこなせない設計。
- 自称進学校の誤謬:多くの[自称進学校]の教師は、この因果関係を逆転して解釈〔因果の逆解釈〕しており、『青チャート|数研出版』『Focus Gold〔FG〕|啓林館』『4STEP|数研出版』『サクシード|数研出版』を安易に採用する。 しかし、これらのうち数研出版のものは、[解説の欠損][式変形の飛躍]が多く、学習の障碍〔ハードル〕となっているのが現実である。
4. 出版社・教材別の特性分析
教材の質は、[解説の手厚さ][式変形の飛躍の少なさ]で評価される。
| 出版社・教材 | 特徴 | 評価 |
|---|---|---|
| 東京書籍・啓林館 | 式変形の飛躍が少なく、日本語説明が手厚い。 | 優良 |
| 数研出版〔一般〕 | 上級教材ほど飛躍が多く、接続語〔よって/したがって/ゆえに〕のみの不親切な解説。 | 難あり |
| 白チャート〔数研〕 | 数研の中で唯一、式変形に飛躍が少なく日本語説明が手厚い。 | 最良〔アタリ〕 |
| 青茶・FG・4STEP等 | 網羅性が高く問題数過多。解説不足により挫折率が高い。 | 注意〔ハズレ〕 |
※数研出版においては、難易度が最低の『白チャート』が最も合理的だが、問題数が過多であるという欠点は残る。
5. 結論:実利的な学習戦略
上位層が到達した高い学力の本質的な原因は、表面的な使用教材ではなく、過去に受けてきた教育の質にある。 したがって、上位層が使用している印刷教材を安易にトレースすることは極めて危険である。
- 実利的な選択:『青チャート』や『Focus Gold』を中途半端に進めるよりも、『黄チャート』を完璧にマスターする方が、実質的な到達度・理解度・学力は向上する。
- 実際の状況:上位層の中でも、難解な教材を[使いこなしている]と錯覚している層が大半であり、完全にマスターできているのはごく一部にすぎない。
- 数学学習の成否は、虚栄心による教材選択を捨て、説明の飛躍という[無駄]をいかに排除できるかにかかっている。
全体の要約:
- 『青チャート』や『Focus Gold』が使える階層の学習者は、『青チャート』や『Focus Gold』をやったから学力が向上したのではない。
- [学力が高いから『青チャート』や『Focus Gold』が使える]というだけのことである。
- 『青チャート』や『Focus Gold』が使えるまでの段階に至るまでは、[小学算数の教科書レベル][中学数学の教科書レベル][高校数学の教科書レベル]において抜け漏れのない状態が達成されている必要がある。
- そして逆に、[小学算数の教科書レベル][中学数学の教科書レベル][高校数学の教科書レベル]において抜け漏れのない状態が達成されていると、大学入試でも、そこそこの得点が獲得できる。
- したがって、99%の学習者にとって、『青チャート』や『Focus Gold』を使う行為そのものが[基礎が抜けているのに背伸びをして爆死する、アンチパターンである]というのが実際である。
- 『青チャート』や『Focus Gold』を使う前に、[小学算数の教科書レベル][中学数学の教科書レベル][高校数学の教科書レベル]において抜け漏れのない状態を達成せよ。
- 数学に自信がもてない場合、[小学算数の教科書レベル][中学数学の教科書レベル][高校数学の教科書レベル]を漏れなく・重複なく学習し直すのがよい。
- [小学算数の教科書レベル][中学数学の教科書レベル]を学習し直すためには、教科書レベルのエッセンスを集めてある、[小学総合的研究 わかる算数|旺文社][中学総合的研究 数学|旺文社]の例題だけを、短期間で徹底的に周回するのがよい。
- [高校数学の教科書レベル]を漏れなく・重複なく学習するために、検定済教科書や教科書ガイドを使うと、冊数が増え、かつ、書籍代が高額になる。
- [プレックス 数学重要公式・定理集 数学I・A・II・B・III・C|河合出版]は、検定済教科書から概念理解・公式の適用という部分、いいかえれば、定石解法以外の基礎部分を凝縮した、教科書キラーである。
- [プレックス 数学重要公式・定理集]があれば、検定済教科書は必要ないように私は思う。
- [数学単問ターゲット]は検定済教科書の中から、上位の定石解法の構成要素となる[単論点化された問題解決技法]だけを抽出した、[教科書レベル→入試基本問題]の重要論点集であり、必須問題だけを抜き出した教科書のダイジェスト版でもある。
- ■数学I・A単問ターゲット334 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学II・B+ベクトル単問ターゲット337 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- ■数学III・C単問ターゲット256 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- [数学単問ターゲット]において解き方の疑問が発生した場合には、次のような[シリーズ中で最も易しい網羅系参考書]を参照するのが適切である場合がある。
- [白チャート〔基礎と演習:白茶〕|数研出版]
- [フォーカス・ゴールド・スマート〔FGS〕数学|啓林館]→改訂版になって[例題一覧]の冊子が付属するようになった。
- [ニュー・アクション・フロンティア〔NAF〕数学|東京書籍]→従来から[例題一覧]の冊子が付属している。
- ■数学I・A単問ターゲット334 四訂版 (大学JUKEN新書) | 木部 陽一 |本 | 通販 | Amazon
- [数学 入門問題精講 改訂版]は、高校数学のOS〔基本ソフト〕となる部分を教えてくれる、上位校志望者にも勧められる問題集である。
高校数学の勉強方針|(1)[骨格の確立〔全単元の初歩から基礎を多重周回〕]→(2)[肉付け〔計算方法や細かい技法の点検〕]→(3)[定石解法の補完と系統化]
学習参考書の厚さ〔ページ数〕や使用冊数が増えても、わかりやすくてサクサク進む印刷教材を多用し、効率を著しく阻害する要因となる[解説の欠損や式変形の飛躍を補間するための調査・思考]を最小化するのが勝ち筋である。 使用教材の冊数が多いことに不安を覚えるのは、感覚が逆転している証拠である。 [青チャート〔基礎からの:青茶〕|数研出版]をノロノロ進めるより、数多くの[面白いほど|KADOKAWA]でサクサク進めて追い抜くほうが、絶対に近道であり、学力がつくぞ。 また黄茶ををノロノロ進めるより、白茶と黄茶とを併用したほうが、絶対に近道であり、学力がつくぞ。 [解説の欠損や式変形の飛躍を補間するための調査・思考]こそが、数学や物理における最大の学習障碍である。
【骨格の確立|1】【入門問題精講の周回】:全単元の第1周回を【2週間~1カ月程度】で終える→以降、入門問題精講を1週間で1周回することを、必要な回数だけ繰り返し、瞬殺レベルまで鍛え上げる
- 高校数学のOS〔基本ソフト〕部分を教えてくれる、上位校志望者にも勧められる問題集。
【骨格の確立|2】【基礎問題精講の周回】:全単元の第1周回を【3週間~1カ月程度】で終える→以降、基礎問題精講を1週間で1周回することを、必要な回数だけ繰り返し、瞬殺レベルまで鍛え上げる
- この[基礎問〔=基礎問題精講〕]には、入試で確実に正解するべき典型問題・定石解法が載っている。[基礎問]も終えることができぬ者に、何かを語る資格はない。[基礎問]のアラや網羅性を気にする前に、まずこの[基礎問]だけを完璧にしてから語れ。
- [基礎問]にはアラも多いけれども、チャート式などの網羅系参考書は問題数過多ゆえに挫折しやすい。
- 網羅系参考書を避けて、一定の基礎を固め、かつ、一定以上の大学入試に対応するには、[基礎問]か[技|学研]ぐらいしか選択肢がない。
- [基礎問]は池田洋介先生によって、全面的に書き換えてもらいたい。
- ここでは[基礎問]を推奨しているけれども、[技|学研]の[数学Ⅲ・C版]が出た場合には、推奨を[基礎問]→[技|学研]に切り替えると思う。
- つまり[基礎問]と[技|学研]は位置づけが似ている、つまり、同種同類の推薦図書が重複してしまっているかたちである。
- 現在は、過去の実績から[基礎問]を推奨しているけれども、[技|学研]も有力な選択肢であることを考慮して、ここの部分を読んで欲しい。
- [基礎問]を無限に周回し、息をするように瞬殺するかたちを作ることが受験に参加するための必要最低条件となる。
【肉付け|2】【計算問題の演習量を増やす】:白茶は問題数が多いため、単元ごとに濃淡をつけることも考慮に入れる
- 計算問題の演習量を増やしたり、定石解法の抜け漏れを確認したりする目的で[白チャート〔基礎と演習:白茶〕|数研出版]を使う考え方も成り立つ。
【定石解法の補完と系統化|1】【教科書レベル→入試基本問題の解法の網羅性確認】
- 【選択】:■短期攻略 大学入学共通テスト 数学Ⅰ・A基礎編〈改訂版〉 (駿台受験シリーズ) | 吉川 浩之, 榎 明夫 |本 | 通販 | Amazon
- [短期攻略 大学入学共通テスト 数学 基礎編]は共通テスト問題の定石解法・必須問題だけを抜き出した、いわば教科書のダイジェスト版である。
- 【選択】:■短期攻略 大学入学共通テスト 数学Ⅱ・B・C基礎編〈改訂版〉 (駿台受験シリーズ) | 吉川 浩之, 榎 明夫 |本 | 通販 | Amazon
- [短期攻略 大学入学共通テスト 数学 基礎編]は共通テスト問題の定石解法・必須問題だけを抜き出した、いわば教科書のダイジェスト版である。
- 【必修】:■改訂第2版 大学入学共通テスト 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本 0からはじめて100までねらえる | 志田晶 |本 | 通販 | Amazon
- [大学入学共通テスト 数学の点数が面白いほどとれる本]は共通テスト問題の定石解法・必須問題だけを抜き出した、いわば教科書のダイジェスト版である。
- 【必修】:■改訂第2版 大学入学共通テスト 数学II・B・Cの点数が面白いほどとれる本 0からはじめて100までねらえる | 志田晶 |本 | 通販 | Amazon
- [大学入学共通テスト 数学の点数が面白いほどとれる本]は共通テスト問題の定石解法・必須問題だけを抜き出した、いわば教科書のダイジェスト版である。
- 【必修】:■Amazon.co.jp: 改訂第2版 志田晶の ベクトルが面白いほどわかる本 : 志田晶: 本
- 数学Cの単元2-1であるベクトルを取り扱っている。
- 【必修】:■改訂版 志田晶の 複素数平面・式と曲線が面白いほどわかる本 | 志田晶 |本 | 通販 | Amazon
- 数学Cの単元2-2である複素数平面・式と曲線を取り扱っている。
- 【必修】:■改訂版 志田晶の 数学IIIの点数が面白いほどとれる本 差がつくテーマ100選 | 志田晶 |本 | 通販 | Amazon
- 数学Ⅲの概略が述べられている。抜け漏れは甘受し、全体像を素速く把握する。
【定石解法の補完と系統化|2】【入試標準問題の解法の網羅性確認と解法の系統化】
- 【選択】:■文系の数学 重要事項完全習得編 改訂版 (河合塾SERIES) | 堀尾豊孝 |本 | 通販 | Amazon
- 【選択】:■Amazon.co.jp: 文系の数学 実戦力向上編 (河合塾シリーズ) : 堀尾 豊孝: 本
- 【選択】:■数学III・C 重要事項完全習得編 改訂版 | 堀尾豊孝, 石部拓也, 影平俊郎 |本 | 通販 | Amazon
- 【必修】:■技216 数学I・A 大学合格のための基礎知識と解法が身につく
- 問題解決技法が単論点化されている。[黄チャート〔解法と演習:黄茶〕|数研出版]等よりも[技]のほうが問題の単純性が高いので、応用しやすい。
- [技]の[数学Ⅲ・C版]を出してほしい。
- 【必修】:■大学合格のための基礎知識と解法が身につく 技284 数学II・B+ベクトル | 松村 淳平 |本 | 通販 | Amazon
- 問題解決技法が単論点化されている。[黄チャート〔解法と演習:黄茶〕|数研出版]等よりも[技]のほうが問題の単純性が高いので、応用しやすい。
- [技]の[数学Ⅲ・C版]を出してほしい。
- 【必修】:■ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C] | 森本 将英 |本 | 通販 | Amazon
- [ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]]は、絶版されていた[大学入試 森本将英の 理系数学 マスト160題]の改訂版であろうと思われる。
- 問題文の一覧がPDFとしてダウンロードできる。
- ■「ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]」森本将英 [学習参考書(高校生向け)] - KADOKAWA
- 問題どうしの連関を重視している。
- 【入試標準問題の解法の網羅性確認と解法の系統化】において鍵になる1冊となるであろう。
- ■大学入試 森本将英の 理系数学 マスト160題 | 森本 将英 |本 | 通販 | Amazon
【定石解法の補完と系統化|3】【入試標準超え問題の解法の網羅性確認と解法の系統化】
- ■ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C[ベクトル]の完全攻略<改訂版> (駿台受験シリーズ) | 米村 明芳, 杉山 義明 |本 | 通販 | Amazon
- 問題どうしの連関を重視している。
- 【入試標準問題の解法の網羅性確認と解法の系統化】において鍵になる1冊となるであろう。
- ■ハイレベル数学Ⅲ・C[平面上の曲線と複素数平面]の完全攻略<改訂版> (駿台受験シリーズ) | 米村 明芳, 杉山 義明 |本 | 通販 | Amazon
- 問題どうしの連関を重視している。
- 【入試標準問題の解法の網羅性確認と解法の系統化】において鍵になる1冊となるであろう。
- ■医学部攻略の数学I・A・II・B 改訂版 (河合塾シリーズ) | 黒田 惠悟, 西山 清二 |本 | 通販 | Amazon
- ■Amazon.co.jp: 医学部攻略の数学III −改訂版 (河合塾シリーズ) : 西山 清二: 本
学習の冒頭に暗記物をぜんぶ済ませる
●●●工事中●●●
英語
- 多くの英語試験〔共通テストの英語を含む〕において、試験の制限時間の5~6割で解き切るための準備と訓練をしなければ、当然、凡庸な得点、あるいは、低得点に終わる。
- 2次試験において数学が0完でも合格するような得点設計をするのが理想的であり、そのためには、理系といえども英語・古文・漢文を文系並みに全力で仕上げるのがよい。
- 共通テスト・国公立・私立を通じて、医学部医学科は、どの科目にも死角をもたない、万能型の得点バランスを保つのがよく、そのためには、理系といえども英語・古文・漢文を文系並みに全力で仕上げるのがよい。
- 受験科目全体を俯瞰して、努力だけで確実に得点できる部分〔入試本番でブレない得点〕を確実に獲得する設計にしないと、難易の変動によって、簡単に不合格になる。
- ボーダーライン付近では、1点~数点の得点差で合否が分かたれるので、[共通テストの得点は圧縮されるから]という理論は度外視したほうがよい。
- もちろん、その得点圧縮の仕組みには注意を払う必要はある。しかし、得点圧縮を特定の科目を軽視する口実にすると、自分に跳ね返ってくる。
- 社会科〔地歴公民〕・情報Ⅰを、どれだけ重視するかは、受験校が定める、合否得点の計算方法によるので、いちがいに[これがいい]とはいえない。
- 社会科〔地歴公民〕で最も試験範囲の広い世界史〔歴史総合,世界史探究〕の得点が、共通テスト社会科〔地歴公民〕の中で最も安定しやすく、中学時代から[歴史総合,世界史探究]の知識を積み上げておけば、確実に9割台が狙える。
- 山川出版社の[詳説]などの検定済教科書を使うと遠回りになるため、[共通テストはこれだけ! 世界史]〔全2冊:センター試験・共通テストの過去問に忠実〕の内容を完全に暗誦して白紙に書き出す方法で知識を確認し、かつ、単元別の凝縮された過去問である[面白いほどとれる一問一答]で知識の適用方法を体験する。
- あとは共通テスト世界史の[地図][写真・図絵・史料・資料・統計・グラフなどを使った問題]の対策書を、できるかぎりやるのがよい〔その手の問題は分量の割に短時間で習得しやすい〕。
- ボーダーライン付近では、1点~数点の得点差で合否が分かたれるので、[共通テストの得点は圧縮されるから]という理論は度外視したほうがよい。
- 語学において試験の制限時間の5~6割で解き切るためには、[ただ単に訳せる状態ではなく、訳文から原文が作文ができる状態を目指す][ある程度の長文を、能動的語彙として暗記する]という負荷の高い学習を積み重ねるしかない。
- [ある程度の長文を、能動的語彙として暗記する]とは、英文、古文、漢文の長文である本文そのものを訳文から原文が再生できる段階まで暗記することを意味する。
- [訳文から原文が作文ができる状態]は[ただ単に訳せる状態]を包含しているため、[ただ単に訳せる状態]を目指す、英文読解やリスニング・コンプリヘンションという受け身の学習には意味がないといえる。
- つまり、和訳を見て原文が口頭で再現できる〔音読によってトレーニング〕、および、和訳を見て原文が筆記で再現できる〔タイピングによる作文によってトレーニング〕という2つのトレーニングこそが、言語学習の主要業務である。
- 英文読解〔リーディング〕、古文読解、漢文読解の学習参考書は、本文を暗記するために使い、自力で訳そうとはしないほうがよい。
- 自力で訳せるかどうかは、対峙するパッセージにおいて直読直解が成立するか否かで、瞬時にわかる。
- 原文の意味が読んだ瞬間にわかる状態になってから、細部の点検と訳文の日本語を洗練させる意味で、タイピングによる訳文品質の点検をするのがよい。
- ノートに筆記用具で訳文を書くのは時間がかかるため、PCを使ってタイピングするのがよい。
- 採点・修正はAI〔Gemini等〕に依頼して、自己反省するのがよい。
- AIが発達した現在、進研ゼミやZ会などの通信添削は、ほぼ意味を失ったといえる。
- そういう意味では、インターネットとPCは、学習に必須の要素だといえる。
- 文化的生活を考えた場合、PCでインターネットが使える環境を構築するのが先決問題であり、スマホの優先順位は低い。
- 大学へ入学するまでは、ガラホを使うぐらいのストイックさが必要である。
- なお、Ankiを原則としてオフラインで使うために、安いAndroid端末にWi-Fi環境でAnkiのアプリをインストールして使う手もある。
- 単語集・熟語集としては、高校のターゲットシリーズ〔旺文社:英熟語1000、英単語1200・1400・1900〕を用い、かつ、その姉妹書である[R]〔英語長文に重要語彙が含まれているもの〕を併用し、和訳から英文が言える・書けるようにするのが推奨される訓練である。
- ※[本編〔例:英熟語ターゲット1000〕]+[R〔例:〕]をセットで買う必要がある。[R]で取り扱っていない熟語・単語があるから。
- ■英熟語ターゲット1000 5訂版 (大学JUKEN新書) | 花本金吾 |本 | 通販 | Amazon
- ■英単語ターゲット1200 改訂版
- ■英単語ターゲット1400 5訂版
- ■英単語ターゲット1900 6訂版 (大学JUKEN新書) | ターゲット編集部 |本 | 通販 | Amazon
- 音声教材の音声を手本としながら、[原文をひたすら音読・暗誦する]のが語学の本質的学習である。
- [単語を見て、その訳語を全部言う練習]よりは、[単語の訳語それぞれにコロケーションを作り、そのコロケーションを【和訳→英語】の方向で覚える]のがよい。
- 共通テストを利用すれば、そこそこの大学なら合格できるので、[共テ利用]を視野に入れながら学習を進めるのが適切である。
- [共テ]をなめくさっている受験生が大半であるため、[共テ対策]を全力でやって、結果がよかった場合、[共テ利用]で出願するのがラクである。
- [共テ]は、センター試験が攻略され尽くして、嘗められていたのが悔しかった奴らが、どうにかして嘗められたことに対する報復をしようとして失敗している試験である。
- 新時代になれば、[共テ]は廃止されると私はみている。
- [共テ]は、[国公立二次]を2回やるような、二重負担を受験生に強いているのが現状であるから、こういう不条理な制度は叩き潰す必要がある。
- [共テ]へ向けて、基礎基本を重視した本格的な学習を徹底することが、[共テ対策]だけでなく[国公立二次・私大対策]にも通じる。
古文
- 理系で最も足を引っ張るのが共通テストの古文である。
- 共通テストの国語では、古文と漢文の瞬殺力が、現代文の得点〔≒残り試験時間〕を決定する。
- 共通テストの国語で失敗するのは、古文と漢文を瞬殺レベルにまで高めて時間短縮をすることができず、現代文でコケるからであろう。
- 共通テストの古文で失敗するべくして失敗する人に共通する弱点は、古文単語・古典文法の習熟不足である。
- 共通テストの古文のような、時間制限がきつい試験に対応するためには、古文単語・古典文法を、[例文ごと暗誦する]+[日々音読する]
古文単語集を例文ごと覚える
漢文
- [句形〔句法〕の代表格]と[漢文重要漢字+漢文単語を100個以上]覚える。
現代文
化学
- 化学は【1】[事項の知識の習得]と【2】[問題処理手順の習得]とが複合した科目である。
- [事項の知識が曖昧なまま演習を重ねること]は、[不完全な学習結果]を長期間にわたって垂れ流すだけであり、それは完全なる時間・体力の無駄になる。
- [完全な事項の知識]と[完全な問題処理手順の知識]とを練り合わせて初めて[完全な学習結果]が生み出されるのだ。
- [完全な事項の知識]だけを先行させる学習は急な坂を上るようでつらいけれども、駆け抜けると、そのようにしておいてよかったと思うようになる。
- 第1周回目は全単元について【1】[事項の知識の習得]だけに重点を置き、[事項の知識の習得]を徹底することに専念する。
- 第2周回目は全単元について[事項の知識の習得]の復習をしながら【2】[問題処理手順の習得]を行なうと、結果として早道になる確率が高い。
- 【1】[事項の知識の習得]
- 【2】[問題処理手順の習得]
- 【3】問題演習の難度を高めて入試に備える|化学で余裕をかまして[理系大学受験 化学の新演習 改訂版|三省堂]をするぐらいなら物理を磨いたほうがよいかもしれない
- 《1》■大学入試 坂田アキラの 化学基礎・化学[計算問題]が面白いほどとける本 (坂田アキラの理系シリーズ) | 坂田 アキラ |本 | 通販 | Amazon
- 《2》■化学頻出スタンダード問題230選〈改訂版〉 (駿台受験シリーズ) | 西村 能一, 酒井 俊明 |本 | 通販 | Amazon
- 余裕なき場合は[《2》]または[《3》《4》《5》]からの二者択一がよい。
- 《3》■合格のためのマスター問題集 理論化学 | 吉田隆弘 |本 | 通販 | Amazon
- 《4》■合格のためのマスター問題集 無機化学 | 吉田隆弘 |本 | 通販 | Amazon
- 《5》■合格のためのマスター問題集 有機化学 | 吉田隆弘 |本 | 通販 | Amazon
- 《6》■改訂版 ここで差がつく 有機化合物の構造決定問題の要点・演習 | 西村能一, 黒澤 孝朋 |本 | 通販 | Amazon
- 《7》■有機化学演習〈四訂版〉 (駿台受験シリーズ) | 石川 峻 |本 | 通販 | Amazon
- 《1》■大学入試 坂田アキラの 化学基礎・化学[計算問題]が面白いほどとける本 (坂田アキラの理系シリーズ) | 坂田 アキラ |本 | 通販 | Amazon
- 【時間なき場合の禁忌】:
- [リードLightノート/リードα][重要問題集〔重問〕][アクセス][エクセル][セミナー][センサー][ニュー・グローバル]のたぐいは、問題がMECE〔漏れなく・重複なく〕とはいえないので、あくまでも[余裕がある場合の演習用]とする。けっして中核教材にはするな。
- [各章冒頭のまとめ]や[基本問題]において、[リードLightノート]と[リードα]は、内容が大きく重複している。
- 学校が[リードLightノート]を一括採用している場合、[リードα]をメルカリなどで購入し、差分だけを[リードα]で学ぶのが近道である。
- ただし、この手の網羅系問題集において最も解説が親切で充実しているのは[セミナー|第一学習社]と[アクセス|浜島書店]であることは覚えておきたい。
- [理系大学受験 化学の新演習 改訂版|三省堂]は、総合的にみて、回避したほうがよい場合が多い。
- 志望校の過去問を自力で分析して[理系大学受験 化学の新演習 改訂版]の中から頻出問題を自力で選別する能力をもっている人にしか[理系大学受験 化学の新演習 改訂版]はお勧めしない〔問題数が過多ゆえ〕。
- [検定済教科書+教科書ガイド]は、入試問題が解けるようになってから、まとめの意味で使用し、教科書をじっくり学ぶのが効果的である。しかし、そこまで余裕がある学習者は少数派であろう。
物理
- 数学・物理の印刷教材は、たくさん説明が書いてある印刷教材のほうが、わかりやすいので、速く進む。
- [体系物理[第7版]|教学社][物理[物理基礎・物理]入門問題精講 三訂版][物理[物理基礎・物理]基礎問題精講 五訂版]のように、解説不足の物理教材は[解説の欠損や式変形の飛躍を補間するための調査・思考]によって大量の時間・体力を溶かすので、物理が苦手なら、絶対に使うな。
- 物理は解けるようになるほうが易しく、概念を理解するほうが難しい。したがって、概念を先に理解しようとする〔検定済教科書から読み始める〕と詰むので、解けるようになることを優先する。
- [わからなければ保留にして先を急ぐ]という方式を使わないと、皆が挫折することとなる。
- [わからなければ覚える]のが物理学習の基本スタンスである。何周回もするうちに、理解できるようになる。
- 物理は【1】[事項の知識の習得]と【2】[問題処理手順の習得]とが複合した科目である。
- [事項の知識が曖昧なまま演習を重ねること]は、[不完全な学習結果]を長期間にわたって垂れ流すだけであり、それは完全なる時間・体力の無駄になる。
- [完全な事項の知識]と[完全な問題処理手順の知識]とを練り合わせて初めて[完全な学習結果]が生み出されるのだ。
- [完全な事項の知識]だけを先行させる学習は急な坂を上るようでつらいけれども、駆け抜けると、そのようにしておいてよかったと思うようになる。
- 第1周回目は全単元について【1】[事項の知識の習得]だけに重点を置き、[事項の知識の習得]を徹底することに専念する。
- 第2周回目は全単元について[事項の知識の習得]の復習をしながら【2】[問題処理手順の習得]を行なうと、結果として早道になる確率が高い。
- 【1】[事項の知識の習得]+[問題処理手順の習得]
- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理|駿台文庫]は、教科書レベルの問題を、単位付きの式と、日本語による丁寧な説明とともに解説してある。
- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理]の1周回目は【1】[事項の知識の習得]に重点を置く。
- 別冊解答編のBoxという囲みの中に、要暗記事項が効果的にまとめられている。
- Boxの内容が理解できなくても、Boxの内容を、白紙に再現する方法で、とりあえず丸覚えし、これを【1】[事項の知識の習得]とする。
- Boxの内容についての疑問点は保留にして、AIとの対話の中などで、後日、解決することとする。
- 溝口真己先生の解説文は、重要事項に満ち満ちているので、読み込む価値がとても高い。これもまた【1】[事項の知識の習得]とする。
- 溝口真己先生のように、意味の通る、オーソドックスな日本語が書ける物理教師は少数派である。
- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理]の2周回目は【2】[問題処理手順の習得]に重点を置く。
- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理]には、高校物理の基礎が内容濃く充填されているので、周回を重ねて、反射神経レベルで即答できるようになるまで繰り返す。
- 反射神経レベルで即答できるようになったら、30秒以内で問題の解説ができるまで練習する。
- さらには、目次を見て、空で内容が思い出せるように練習する。
- 物理は検算・見直しの徹底によって満点が狙いやすく、また基礎徹底が徹底されていれば、短時間で解答し終えることがたやすい科目である。
- 理科2科目受験の場合の共通テストでは、同じ冊子に物理・化学・生物・地学がすべて入っているので、物理を短時間で解き終えて検算・見直しまで終え、化学の問題を先に読んで頭の中で解いておくのがよい。
- 科目を切り替えるインターバルの10分間は冊子を開くことができないけれども、記憶を辿って頭の中で思考を巡らせるのは自由である。
- 物理で大幅に時間を短縮し、化学の問題を頭の中で解いておき、化学の解答時間を実質的に長くすることを通じて、物理と化学の両方で満点が狙いやすくなるので、とりあえず物理の共通テスト対策は、タイムトライアル〔時間短縮試行〕を徹底するのがよい。
- 検定済教科書を読む前に、とりあえず[短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理]を、最初から答えを見て、式を写し、自分で作図・式変形を行ないながら、丁寧に読み進むのがよいと思う。
- 物理・化学は単位付きの式を使うと、凡ミスがなくなる。
- ■短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎 (駿台受験シリーズ) | 溝口 真己 |本 | 通販 | Amazon
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- ■短期攻略 大学入学共通テスト 物理 (駿台受験シリーズ) | 溝口 真己 |本 | 通販 | Amazon
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- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理]において疑問が生じたときに[坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本|KADOKAWA]を参照するとよい。
- [坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本]そのものも、分厚い割に疑問点が発生しづらい、手厚い解説なので、意外に速く進むので、これも終えておくとよい。
- ■坂田アキラの物理基礎・物理の解法が面白いほどわかる本
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- ■たのしいぶつり
- ■たのしいぶつり【高校物理】
- [短期攻略 大学入学共通テスト 物理基礎/物理|駿台文庫]は、教科書レベルの問題を、単位付きの式と、日本語による丁寧な説明とともに解説してある。
- 【3】問題演習の難度を高めて入試に備える
- ■大学入試 三幣剛史のベストメソッド物理 (シグマベスト) | 三幣 剛史 |本 | 通販 | Amazon
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- ■三幣剛史のベストセレクト物理 大学入試標準問題集 (シグマベスト) | 三幣 剛史 |本 | 通販 | Amazon
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- なお[物理[物理基礎・物理]入門問題精講 三訂版]と[物理[物理基礎・物理]基礎問題精講 五訂版]は、物理が苦手なら非推奨である。
- とくに入門問題精講のほうが、まったく入門レベルではない点において、タイトル詐欺である。
- [物理[物理基礎・物理]入門問題精講 三訂版]を使うぐらいなら[宇宙一わかりやすい高校物理〔全2冊〕|学研]を使ったほうがよい。
- ■宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動 改訂版 | 鯉沼 拓, 為近 和彦, 水谷 さるころ |本 | 通販 | Amazon
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- ■宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子
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- [物理[物理基礎・物理]入門問題精講 三訂版]と[物理[物理基礎・物理]基礎問題精講 五訂版]は、数式を接続語でつないだ、数研出版のような、不親切な解答・解説が多く、学習書として問題外の外側に位置する。
- ■大学入試 三幣剛史のベストメソッド物理 (シグマベスト) | 三幣 剛史 |本 | 通販 | Amazon
- 【時間なき場合の禁忌】:
- 物理は問題数をたくさんこなしても意味がなく、良問の1題1題を、完全に理解するまで、しっかりと学び尽くすことが力になる。
- また電磁気は[力学での解法の類推適用]が利く部分もあるため、力学をしっかりと終えることに、とりあえずは集中する。
- [リードLightノート/リードα][重要問題集〔重問〕][アクセス][エクセル][セミナー][センサー][ニュー・グローバル]のたぐいは、物理学習には向かないと思う。
- [検定済教科書+教科書ガイド]は、入試問題が解けるようになってから、まとめの意味で使用し、教科書をじっくり学ぶのが効果的である。しかし、そこまで余裕がある学習者は少数派であろう。
- [難問題の系統とその解き方 物理|ニュートンプレス〔全2冊〕]をするぐらいなら[鉄緑会の登竜門|KADOKAWA〔全2冊〕]のほうがよい、という考え方も成り立つ。
- ■難関大入試 鉄緑会 物理問題集 登竜門 力学・熱力学篇 | 鉄緑会物理科 |本 | 通販 | Amazon
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- ■難関大入試 鉄緑会 物理問題集 登竜門 波動・電磁気・原子篇 | 鉄緑会物理科 |本 | 通販 | Amazon
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1.物理的環境の強制排除〔外部要因の制御〕
スマホを視界から物理的に隔離する
スマホは存在するだけで脳の認知能力を20%から30%低下させる。 脳が[触らないように抑制する]エネルギーを消費するため、電源を切っていても視界にあるだけで有害である。 自制心に頼らず、別室への隔離やタイムロッキングコンテナーの使用により、物理的にアクセス不能な状態を作る。 WindowsタブレットでAnkiを使うなど、自分の集中力を途絶させるアプリが入らない【学習専用のタブレット】を使うのもよい。
無音の環境とシングルタスクへの集約
- 脳は構造上マルチタスクに対応できないため、複数の刺激を並行処理すると効率が下がるので、音楽を聴きながらの学習は行なわない。
- 脳は構造上マルチタスクに対応できないため、1日に複数の科目を学習するのではなく、1日に1〜2科目に学習対象を絞り込むのがよい。
- 休日などは、数学問題集の1章を1日で終わらせるなどい、連続的・集中的な努力によって、効率よく進めるのがよい。
- 中断なく何単元かを一気に終わらせるシングルタスクの状態を維持することで、タスクスイッチングによるエネルギーロスを防ぎ、深い集中状態で成果を最大化させる。
意志力が介在できない仕組みに身を置く
- 個人の意志の強さで解決しようとする姿勢を捨てて、習慣化による、リズムに乗って生活するスタイルに切り替える。
- 人間の脳には現状を維持しようとするホメオスタシスが働くため、変化を拒絶するのは生物学的仕様である。
- 図書館へ行く、進捗を他者に報告するなど、[やらざるを得ない]外的な仕組みの中に自分を放り込む。
2.脳のリソースと生理機能の最適化〔内部状態の管理〕
毎日7時間の睡眠による記憶の定着
- 脳が記憶を長期記憶へと移行させる時間が、睡眠の時間である。
- 睡眠時間を削る行為は、脳が記憶を長期保存する唯一のプロセスを破壊するのと同義である。
- 就寝時間を固定し、十分な睡眠を確保した上で、覚醒中の時間の密度を最大化させる。
前日夜の意思決定による脳エネルギーの温存
- 当日に学習科目を決める行為は、最もエネルギーを消費する[決断]という作業で脳を疲弊させる。
- 朝、机に向かった瞬間に迷わず着手できるよう、前日の夜に全てのタスクを確定させる。
- 当日は決断を排除し、用意された計画を処理するだけの実行役に徹する。
3.行動開始のトリガーと継続〔実行プロセスの管理〕
感情を排除した[5秒ルール]による行動開始
- やる気が出るのを待つのではなく、行動によってやる気を発生させる。
- 脳の側坐核は物理的な動作によって刺激されるため、感情を無視して[5秒だけペンを持つ]といった初動を先行させる。
- やる気という幻想を捨て、動作をトリガーにして脳を強制稼働させる。
迷いを消去する完全なルーチン化
モチベーションという変動しやすい要素を排除し、学習を[歯磨き]と同じレベルの自動的な習慣へと昇華させる。 戦略に基づき固定されたタスクを淡々と実行するロボットのような状態を目指し、日々の実行から個人の主観や迷いを一切排除する。