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[数学基礎問題精講]

  • [数学基礎問題精講]
    • ■基礎問題精講 シリーズ | 旺文社
    • [数学Ⅰ・A 基礎問題精講 六訂版|上園信武|9784010349182]
    • [数学Ⅱ・B+ベクトル 基礎問題精講 六訂版|上園信武|9784010349199]
    • [数学Ⅲ・C 基礎問題精講 五訂版|上園信武|9784010349205]

問題点1:[数学基礎問題精講]は、書名から受ける難度の印象と、実際の難度との間に、受忍限度を超えるギャップがある

[数学基礎問題精講]の[基礎]とは[入試基礎レベル]のことであり[高校数学の基礎]のことではない

  • [数学基礎問題精講]を理解するためには[検定済教科書+教科書ガイド]+[問題集または参考書]による基礎作りが必要である。
    • [数学基礎問題精講]は[検定済教科書+教科書ガイド]が終わっていることを前提としている。
    • [数学基礎問題精講]は[検定済教科書+教科書ガイド]に加えて、以下のうちどれかを行なう前提でないと理解できない。
      • 【1】教科書傍用問題集:数研出版でいう[4STEP][サクシード][4プロセス][CONNECT]などが教科書傍用問題集の代表例である。別冊解答編が入手できない場合には非推奨。
        • 整数・分数の計算を使う、[数と式][二次関数]は、他の単元の土台となるため、[改訂版 中高一貫教育をサポートする チャート式 体系数学|数研出版]などを用いた中学数学の復習とセットにして、本格的に再学習をするのがよい。
        • 教科書傍用問題集の別冊解答編が入手できない場合、[自分が使用中の最初歩の網羅系参考書<以外の>最初歩の網羅系参考書]を使って、数値を変えた練習問題を使った[追加演習]を自分に課すと、時間が足りない試験本番で楽になる。
        • つまり[フォーカス・ゴールド・スマート(FGS)数学|啓林館]を使っていたら、教科書傍用問題集の代用として、[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍]または白チャートを、必要に応じて[追加演習]用に援用する、ということだ。
        • 数研出版の教科書傍用問題集の別冊解答編は、解答に式変形の飛躍があり、式変形の根拠が注記されていないのが標準仕様なので、そもそも数研出版の教科書傍用問題集を使用することそのものが失敗の原因となる。
        • 数研出版の教科書傍用問題集の良さは、問題選定において、[必要論点をなるべく抜け漏れなくカバーしている]点にあるけれども、別冊解答編が不親切なので、そもそもお勧めできない。
        • 数研出版の教科書傍用問題集は、別冊解答編を不親切にすることを通じて、教職員が活躍する場面を奪い取らない工夫がなされており、自学自習をする学習者にとっては、数研出版は鬼同然である。
        • 自学自習を阻止する数研出版であるならば、新しい地球に必要ない出版社である。
        • 東京書籍と啓林館があれば、受験数学の世界は回るので、数研出版が倒産しても、痛痒を感ずるところなしである。
      • 【2】最初歩の網羅系参考書:
        • 【中難度】:[フォーカス・ゴールド・スマート(FGS)数学|啓林館]:
          • スマート(FGS)は、フロンティア(NAF)よりも黄チャートに寄せた難度。
          • スマート(FGS)は、[フォーカス・ゴールド(FG)数学|啓林館]から難問を取り去っただけで、白チャート難度から始まり、黄チャートに近い難度までをカバーした本格的な網羅系参考書。
          • スマート(FGS)は、完訳版のゴールド(FG)そのものであり、スマート(FGS)のほうが、完遂するのに現実的な難度・問題数だと思う。
          • 青チャートやゴールド(FG)を所有している人のうち、2割未満だけが使いこなしているのではないか?
        • 【平易~中難度】:[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍]:
          • フロンティア(NAF)は、白チャートより黄チャートに少し寄せた難度。
          • フロンティア(NAF)と[ニュー・アクション・レジェンド(NAL)数学|東京書籍]は、共通問題が多い。
          • ■【2026年度最新版:数学参考書 徹底比較】青チャート vs フォーカスゴールド vs New Action Legend|今年のおすすめは?
          • フロンティア(NAF)の例題を終えて、レジェンド(NAL)を例題を概観し、知らない例題だけを選択的にマスターすると、必要な解法パターンの暗記が終了したと思ってよい。
          • なお、フロンティア(NAF)の例題を完璧にしたら[ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]|KADOKAWA]に移るのが近道である、という考え方もある。
            • 問題演習を積み重ねるごとに、必要な解法パターンのうち、使用頻度が高い有用な解法パターンは、必然的に網羅されていく。
            • 不要な解法パターンを最も厳密に排除し、入試に出ない解法パターンを大胆にカットしているのはフロンティア(NAF)とレジェンド(NAL)である。
            • 東京書籍・数研出版・啓林館の中で、東京書籍の数学教材編集部の有能さ、賢明さは、突出しているように感じる。
        • 【平易】:[白チャート(基礎と演習:白茶)|数研出版]:
          • 白チャートは、最初歩の網羅系参考書の中で最も平易。
          • 黄チャートでは、教科書掲載の初歩的内容がカットされている。
          • 教科書掲載の初歩的内容をノーカットで載せているのが白チャートである。
          • しかし白チャートでは、解説情報に抜け漏れが作ってあり、黄チャートで欠損情報を補填する前提になっている。
          • こうした意地悪をするから、チャート式と数研出版は嫌われるのである。
          • 白チャートと黄チャート(の一部)の問題を合体させたものがフロンティア(NAF)とスマート(FGS)だと考えてよい。
          • 難度・問題数において、フロンティア(NAF)<スマート(FGS)である。

問題点2:[数学基礎問題精講]は、必要最小限の解法パターンすらカバーできておらず、抜け漏れの多さが受忍限度を超える

  • [数学基礎問題精講]を使うと、フロンティア(NAF)、レジェンド(NAL)、スマート(FGS)、ゴールド(FG)、黄チャート、青チャートなどで、抜け漏れた解法の穴埋めをすることとなる。
  • 人間の脳のワーキングメモリとストレージの容量は、体力と同じく、器質的に上限が決まっている部分がある。
  • たしかに、トレーニングを積み重ねていくことによって、人間の脳のワーキングメモリとストレージの容量を拡張していくことが可能である。
  • しかし、トレーニングを行なうのは、脳の可塑性が高い幼少期のほうが効果的であることは、語学力の増大のようすを観察した結果からもわかるであろう。
  • 幼少期から脳を鍛えていた人には、かなわない面がある。
  • ただし、脳の可塑性は、年齢とともに衰えはするけれども、脳を使い続けるかぎり、死亡するまで、保たれるものである。
  • つまり、幼少期にトレーニングをしなかったことを悔いてもしかたがなく、今から脳のワーキングメモリとストレージの容量を拡張していくトレーニングを、受験勉強を通じて、やり直すしかないのだ。
  • 脳のワーキングメモリとストレージの容量が小さいうちは、易しくて問題数が少ない印刷教材を繰り返したほうがよい。
  • そういう意味では、[数学基礎問題精講]が推奨されてきたのは、この点においては間違いではなかった。
  • しかし[数学基礎問題精講]の解説はショボく、わかっている人にしかわからん省略的で不親切な解説であることについては、高田ふーみんも触れていないのではないか?
  • わかっている人にしかわからん省略的で不親切な解説という意味では、青チャートと[数学基礎問題精講]は、同類である。
  • 武田塾と高田ふーみんのせいで、[数学基礎問題精講]が良書とされる、ある種の風評が立ち、それに騙されて痛い目に遭った人も多いことだろう。
  • わからない人にもわかるように書く能力をもつ著者による著作のうち、一定以上の網羅性をもつものは、[高校これでわかる 数学|文英堂][数学入門問題精講][白チャート][フロンティア(NAF)][スマート(FGS)]などである。
  • [数学基礎問題精講]の省略的で不親切な解説を理解するには、[検定済教科書+教科書ガイド][高校これでわかる 数学][数学入門問題精講][白チャート][フロンティア(NAF)][スマート(FGS)]などを終えていることが前提となる。
  • 学習において重要なのは、[数学基礎問題精講]以前の[検定済教科書+教科書ガイド][高校これでわかる 数学][数学入門問題精講][白チャート][フロンティア(NAF)][スマート(FGS)]などを終えるまでの段階である。
  • そこを論ずることなしに、[数学基礎問題精講]だけで受験はバッチリなどと言っている人は、重要なことを隠蔽する心的態度をもっている商業主義者だと思う。
  • 商売繁盛を前提にしたポジショントークを鵜呑みにする愚だけは避けたい。

問題点3:[数学基礎問題精講]を使うと結果として多重投資になる

  • [数学基礎問題精講]を介することなく[白チャート][フロンティア(NAF)][スマート(FGS)]のどれかをしっかり仕上げるほうが、解説が詳しいので、効率がよい。
    • [数学基礎問題精講]をやってから[白チャート][フロンティア(NAF)][スマート(FGS)]で間隙(定石解法の抜け漏れ)を埋め合わせる。これは不効率である。
    • だったら、最初歩の網羅系参考書を使用することを前提としながら、難度を表す★(東京書籍)、*(啓林館)、コンパスアイコン(数研出版)の数など、いろいろな指標で[解く問題]と[飛ばす問題]を仕分けたほうが合理的である。
  • 数学の学習で効率を高めるためには、問題数を減らすことよりも、前提知識の解説なしの本編解説、式変形の飛躍、論理の飛躍などを補填するための[考え込み]による時間・体力のロスを減らしたほうが効果的である。
  • 桜凛進学塾の新宮竹虎先生は、中学数学に穴があったり、学習が進んでいなかったりする場合、白チャート・黄チャートの両方をやったほうが、黄チャート単独をやるよりも、トータルの所要時間が短縮される現象がよく起きることを指摘している。
  • したがって、数研出版の[チャート式数学][リードα/リードLightノート][重要問題集]のように、日本語の説明を極力省いて、一定以上の学力をもつ学習者だけが使いこなせるような印刷教材は、タイムウエイスター(時間を奪う原因体)として忌避するのが正常な判断である。
  • 数研出版の編集部は、日本語の言語化能力が、東京書籍や啓林館や第一学習社(セミナー化学・セミナー物理の解説は良質)に比して、劣る傾向がみられる。
  • 数学の検定済教科書、網羅系参考書、問題集にかんしては東京書籍のシリーズを使っておけば安全であると思う。
  • 数学・理科の学力は[解法の言語化・式変形の言語化・ミスと失敗の言語化]によって増進される。言語化が増えてな数研出版は、学力増進には向かないと言い切れる。
  • [数学基礎問題精講]を使わずに、フロンティア(NAF)の例題を完璧にしたら[ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]|KADOKAWA]に移るのが近道である、という考え方もある。

■「ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]」森本将英 [学習参考書(高校生向け)] - KADOKAWA(問題編ダウンロードができる)

武田塾・高田ふーみんに気をつけろ

  • 高田ふーみんの炎上癖から、彼のキャラクターを推定せよ。
  • 信ずるに値する発言かどうかは、キャラクターから推定できる。
  • [数学基礎問題精講]よりもフロンティア(NAF)の[自分にとっての高難度問題]をスキップして、とにかく数学C・数学Ⅲまで一通り進めよ。
    • つまり、[★][★★]の例題だけでよいから、フロンティア(NAF)の数学C・数学Ⅲまで一通り終えることをお勧めする。
    • 数学や世界史や化学など、範囲が広い科目において、全体を最初に知ることは、範囲を修了できずに時間切れアウトを防止するうえで、とても大きな意味がある。
    • コースを一周して、コースの長さやコースの性質を知ってから走ることで、手抜きしてよい部分と、ガッツリと取り組むべき部分のメリハリをつけることができるようになる。
    • 結局、[数学基礎問題精講]の美点とは、早期に数学C・数学Ⅲまで一通り終えることができる点にあり、そこにしかメリットはない。
      • [数学基礎問題精講]は、説明はわかりづらいし、定石解法に抜け漏れはあるし、問題を悪く改造してしているし、ろくなもんじゃない。
    • その[数学基礎問題精講]のメリットは、フロンティア(NAF)の[★][★★]、あるいは、[★★★]を加えた例題だけでよいから、早期に数学C・数学Ⅲまで一通り終えることで、丸ごとかっさらうことができる。
    • [数学基礎問題精講]を選択しても心配のない人は、いちど高校数学の全単元を終えた経験がある人、いいかえれば、受験経験が過去にある人だけだよ。
    • そしてフロンティア(NAF)の[★][★★]を復習しながら[★★★][★★★★]まで終える。これができるのがフロンティア(NAF)の強みである。
      • [数学基礎問題精講]の場合、この[★][★★]を復習しながら[★★★][★★★★]まで終える、といった[その先の接続]がない点が致命的である。
      • [数学基礎問題精講]と[数学標準問題精講]は、接続については、まったく考慮されていない。
    • さらにフロンティア(NAF)とレジェンド(NAL)は、多数の問題がカブっているため、フロンティア(NAF)の例題を習得後、解法パターンの網羅度に心配があれば、レジェンド(NAL)の例題を概観して、知らない問題にだけ取り組めば、差分を学ぶだけでよい。
    • フロンティア(NAF)とレジェンド(NAL)は、接続がきわめてよい。これもまたフロンティア(NAF)の強みである。
    • レジェンド(NAL)の例題を終えた知識レベルが、受験数学のスタート地点であり、そこからフロンティア(NAF)とレジェンド(NAL)の章末問題や巻末問題に挑戦するなど、自分の志望校に応じた本格的な対策が始まる。
    • 受験数学のスタート地点からの候補となる学習参考書:
      • [厳選! 大学入試数学問題集 文系160|河合出版]:解法パターンの習得度再チェック
      • [厳選! 大学入試数学問題集 理系272|河合出版]:解法パターンの習得度再チェック
      • [ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]|KADOKAWA]:より上位の解法パターンの習得(これは神書)
      • [入試数学 解法のセオリー 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列)・C(ベクトル)|河合出版]:より上位の解法パターンの習得
      • [入試精選問題集 理系数学の良問プラチカ 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C -四訂版-|河合出版]:より上位の解法パターンの習得
      • [入試精選問題集 理系数学の良問プラチカ 数学Ⅲ・C -四訂版-|河合出版]:より上位の解法パターンの習得
      • [良問の風 理系数学①|河合出版]:より上位の解法パターンの習得(手堅い解き方)
      • [良問の風 理系数学②|河合出版]:より上位の解法パターンの習得(手堅い解き方)

⚠受験生にあまりおすすめしない数学の問題集4選

■【青チャートは使うな!】オススメしない数学問題集4冊を東大出身講師が解説!
有名だけど[安易に選ぶと危険][使い方に注意が必要]な問題集と、その理由の解説です。

1. 青チャート(チャート式基礎からの数学)

  • 理由:難易度が上がるにつれて解説が省かれるため、[解説を読んでも意味が分からず悩む時間]が増えてしまい、使いこなすのが難しいため。
  • 注意点:[有名だから][みんなが使っているから]という理由で安易に選ぶのはNG。 東大・京大・難関大医学部レベルでも、実は[黄色チャート]をしっかりやり込んで合格している人は多い(灘やラ・サールなどのトップ校でも学年によって採用されることがある)。
  • アドバイス:青チャートにしか載っていない難しい例題は、[プラチカ]などの次の問題集でカバーできるため、無理に青を選ぶ必要はない。

2. 基礎問題精講(特に理系)

  • 理由:解説が省略されすぎていて、社会の[一問一答]のようになっているため、数学の本質的な力が納得してつきづらい。 [チャートは重たいから基礎問でいいや]という甘い言葉に釣られて選ぶと失敗しやすい。
  • 注意点:薄い問題集の方が、行間や省略された部分を自力で補う必要があるため、逆に難しい(終わるのに時間がかかる)。 難関大(特に理系)になるほど、基礎問メインの人は激減する。
  • アドバイス:学校の[4STEP]や[サクシード]などの網羅系がしっかり終わっている人が、短期間で総復習するなどの目的であれば有効。

3. チェック&リピート(チェリピ)

  • 理由:分野によって問題の偏りが激しく、重たいため、なんとなく使っていると他の優先度が高い勉強に手が回らなくなるリスクがある。
  • アドバイス:あくまで[自分が苦手な特定の分野の演習量を補う]など、明確な目的意識を持って使う場合は非常に良い問題集。

4. 逆転合格系・独自解法系の参考書(例:スタディサプリ等の一部講師の参考書など)

  • 理由:分かりやすくて解きやすい反面、[王道の解き方ではない方法]で教えられていることが多い。
  • アドバイス:周りに優秀な指導者がおらず、地方の地方国立文系などを独学で目指す場合などには選択肢になる。 しかし、そうでない場合は、王道の解き方を正しく学んでいく方が無難。

💡まとめ・全体の心得

  • [薄い本=楽で早く終わる]というのは大きな勘違い。 薄い本ほど解説が薄いため、かえって難しく時間がかかることもある。
  • 参考書に[これが絶対正解]というものはない。 自分の学力、志望校、状況を正しく理解し、ノリや流言に流されず自分に適した問題集を正しく使いこなすことが合格への近道です。

参考動画

数学入門問題精講

■【数学参考書】入門問題精講から始めようとしてる人は上手くいきません
■【完全解説】入門問題精講だけでここまで行ける!東大生が教える最強活用法
■【すぐに真似できる手元解説】数学入門問題精講1A2B3Cをいかに読むか?導入・解説・問題の3パートをメモしながら解説【文系数学】【勉強法】

数学基礎問題精講

■東大理3卒医師と語る 「数学基礎問題精講」は本当に良い参考書なのか?
■数学の基礎問題精講が医学部受験に向かない理由
■基礎問題精講だと成績が上がらなくなる理由
■【騙されるな】青チャvs基礎問題精講
■東大理3卒医師と語る 「数学基礎問題精講」は本当に良い参考書なのか?

チャート式数学

■【高校数学】チャート式をオススメしない理由と別の参考書紹介
■【黄チャート・青チャート】コンパスごとのレベル差や内容の違いなどを解説します!

青チャートを安易に推奨する人:大半の人が青チャートを理解できず、その参考書ルートに再現性がほぼないことに気付かない

青チャートが使いこなせるのは上位層だけである。

  • 上位層は、学習進度として、[公立の非中高一貫校]に対して2年分・3年分の学習アドバンテージをすでにもっている。
    • それどころか上位層は、中学受験を通じて、計算問題に強く、数学・物理・化学における[情報を吸収しやすい素地]をすでにもっているといえる。
  • この前提に触れないようにして[青チャートを使っている]という事実を持ち出すのは、たいへん卑怯な論理展開のやり方である。

青チャートは問題が素直ではない(数研出版よ、難しさって、そういうことじゃないだろ?)

  • 中学数学に穴があったり、学習が進んでいなかったりする場合、白チャート・黄チャートの両方をやったほうが、黄チャート単独をやるよりも、トータルの所要時間が短縮される
  • [入試数学「実力強化」問題集|駿台文庫]は、[本処理の前に下処理が必要になる(定石解法が奥に隠してある問題)]などのノイズ成分を取り除く形式で改題されている。
  • 青チャートは[入試数学「実力強化」問題集]とは180度反対で、ノイズ成分によって定石解法が奥に隠してある問題を[高度][難度が高い]とみなして(黄チャートではなく)青チャートに掲載している傾向がある。
  • こういう青チャートの方針で何がマズいのかというと、[例題が含有する定石解法]への焦点がぼやけることだ。
  • 典型解法を学ぶのなら、青チャートの例題よりも、黄チャートの例題のほうが、典型解法そのものを純粋に習得することができる。
  • 青チャートは必要なく、黄チャート+[理系プラチカ]で十分だとされる根拠は、そこにある。
  • 青チャートが展開している[高度][難度が高い]とは、式変形に飛躍があっても、解説に不十分さがあっても、読者の学力でそれを補ってくれる、という甘えに近いものがあり、気に入らない。
    • 青チャートは、定石解法にひねりを加えた問題を採用しがちであり、式変形に飛躍が多く、解説が簡略的であるため、[解説を読み込んでいて何を言ってるのか分からず悩んでいる時間]を増やしやすい傾向があるので非推奨。
  • 典型解法を学ぶのなら、青チャートの例題よりも、[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍][ニュー・アクション・レジェンド(NAL)数学|東京書籍]の例題のほうが、典型解法そのものを純粋に習得することができる。
  • 青チャートの問題選定は、こじらせた例題というノイズが多いとともに、[大学入試での出題頻度をほぼ無視した、盲目的な典型解法の網羅度の高さ]を基準にしており、いらない例題(ノイズ成分)も少なくない。
    • 青チャートには、出題頻度を考慮した立場からは[ノイズ要素]といえるクソ例題もけっこうある。だったら黄チャートでいいじゃん。
    • 青チャートが好きな人は、蓼食う虫も好き好きであるから、放っておけばよい。

青チャートは不要例題を多く含む

  • 網羅系参考書のうち、いらない例題(ノイズ成分)がよく濾し取られており、学習しても徒労に終わる心配が少ないのは、[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍]と[ニュー・アクション・レジェンド(NAL)数学|東京書籍]である。
    • 東京書籍の数学編集部の問題選定能力、および、ゴミ例題を捨象する見切りのよさは、きわめて高く、きわめてスマート、かつ、クレバーだと思う。
    • 数学編集部に天才がいる。あるいは、安田亨師など、強力なインフォーマントがバックに存在するものと推定される。
  • 啓林館は、チャート式数学にキャッチアップしようと焦るあまり、[チャート式数学よりも網羅性の高い印刷教材を出す]という意地・エゴを全面に押し出しており、学習者の負担を考慮していない面がある。
    • 啓林館は、数研出版と同じ轍を踏む会社だなぁ、とガッカリした。
      • つまり、数研出版も啓林館も、[余分なことまで覚えると受験に有利になるだろう]という物量作戦なんだよ。
      • 物量作戦を旗印にした教科書や印刷教材は、自称進学校の教師が騙されやすい[蜜の味]をもっている。
      • 実際には、自称進学校の教師が、自称進学校の生徒を、物量で苦しめて、進学実績が高まらない、という感じであろうと推定される。
      • 教科書は、東京書籍の[数学Advanced]がよく、その教科書ガイドを併用し、[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍]を教科書傍用問題集の代用とするのが万人向けだと思う。
      • 生徒の学力を底上げしたい場合、中学数学の演習教材である[数BEKI]のタイムアタック演習を、課外授業で課すことが有効だろう。
      • 中学範囲の大量問題演習:■教育開発出版 中学 数BEKI(べき,ベキ) 各科目(選択ください) 2026年度版 問題集本体と別冊解答つき 新品完全セット | 育之書店(いくのしょてん)
      • 例えば、朝勉と称して、授業開始の90分前から[数BEKI]のタイムアタック演習を2~3セット行なうのを日課とするだけで、共通テストの点数が上がるであろう。
      • とにかく、教えるよりもタイムアタック演習の機会を増やすことが、試験での強さにつながると思う。
    • ただし、数研出版よりも啓林館の印刷教材は説明が詳しいことはいえる。
    • チャート式数学への批判票が、[フォーカス・ゴールド(FG)数学|啓林館]や[フォーカス・ゴールド・スマート(FGS)数学|啓林館]に入っている感じは強く受ける。
    • しかしゴールド(FG)もスマート(FGS)も問題数が多いことにおいては共通している。これだけの大量の問題を、はたして、やり切れるか? ということを考慮してからゴールド(FG)もスマート(FGS)の採用・不採用を決断する必要がある。
  • 東京書籍は、到達度を低めに設定することで、ノイズとなりやすい[頻出とはいえない例題][網羅系参考書で取り扱う必然性のない難問]をカットする手法で、問題数を減らしてる。
    • 迷ったら[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍]を選んでおくのがよい。
    • 過去問演習を通じて、フロンティア(NAF)で典型解法の知識が足りないことを感じた場合にだけ、[ニュー・アクション・レジェンド(NAL)数学|東京書籍]を使って、フロンティア(NAF)との差分だけを学習するのが合理的である。
    • 迷ったら白チャートでよい。黄チャートを追加する必然性があるか、をよく考える。
    • 迷ったらフロンティア(NAF)でよい。レジェンド(NAL)を追加する必然性があるか、をよく考える。
    • 迷ったらスマート(FGS)でよい。ゴールド(FG)を追加する必然性があるか、をよく考える。

青チャートの高難度の例題は青チャート以外でも学べる

  • 青チャートは、コンパス3以下の問題にだけ取り組む。これが上位層以外にとっての常識である。
  • コンパス4/コンパス5は切り捨てる。だったら黄チャートでいいじゃん。青チャートを使う必然性がないんだよ。
  • チャート式数学を使うにしても、青チャートではなく黄チャートを選び、早く[より上位の定石解法]を、より洗練されたかたちで学んだほうがいい。
  • [ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]|KADOKAWA]が万人向けである。

■「ライバルに差をつける厳選150題 大学入試 森本将英の 理系数学[1・A・2・B・3・C]」森本将英 [学習参考書(高校生向け)] - KADOKAWA(問題編ダウンロードができる)

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[フォーカス・ゴールド・スマート(FGS)数学|啓林館][フォーカス・ゴールド(FG)数学|啓林館]は一般書店では注文しないと買えません。

■新興出版社啓林館・文研出版 WEBショップ

  • 改訂版の[フォーカス・ゴールド(FG)数学|啓林館]や[フォーカス・ゴールド・スマート(FGS)数学|啓林館]が、WEBショップに出ていない。ああ、陰険なことしはるなぁ。
  • 啓林館の網羅系参考書が入手できないのだったら、[ニュー・アクション・フロンティア(NAF)数学|東京書籍][ニュー・アクション・レジェンド(NAL)数学|東京書籍]を選ぶのがよいと思う。

Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集

  • 英文法・語法・熟語問題集の代表格は、[Vision Quest Insight|啓林館][Vintage|いいずな書店][Scramble|旺文社][Next Stage|桐原書店]である。
  • Vintageは英作文を中心にして英文法・語法・熟語問題まで学ぼうという、上位大学向けの仕様である。 ■Vision Quest Insight 英文法・語法・熟語問題集|英語|[新興出版社啓林館・文研出版 WEBショップ
  • Vintageはコート紙というストーンパウダーをたくさん含んだ、雑誌のような紙で構成されているため、重たくて持ち運びには向かない。
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