【北村晴男】消される覚悟で話します… 少年時代に北村が洗脳されかけ そして教会へ乗り込んだ話… #北村弁護士 #石破茂 #統一教会 #宗教 #GHQ #洗脳
■【北村晴男】消される覚悟で話します… 少年時代に北村が洗脳されかけ そして教会へ乗り込んだ話… #北村弁護士 #石破茂 #統一教会 #宗教 #GHQ #洗脳
19歳の時に統一協会の合宿に強制的に連れて行かれ3日間の洗脳的講義を受けた体験
19歳の私はバスに乗せられて山奥の合宿施設に連れて行かれた。 自力での帰還が困難な場所で朝から晩まで聖書の授業を強制的に受けた。 授業では聖書の記述と歴史的事実の一致を繰り返し述べられ、洗脳と思考の抵抗が交錯した。 3日間の合宿中は外部と隔絶された環境で、体調が悪化しながらも授業を受け続けた。 山奥の施設での生活は運動も食事も与えられたが、逃走は不可能であった。 合宿の終盤には合宿後の連続合宿参加を強く勧められたが、私は拒否の意志を固めた。
大学入学と初めての接触した外国人信者の勧誘により教会へ足を運んだ経緯
1975年、長野県から東京の早稲田大学へ進学した私はキャンパス近くで英語を片言で話すイタリア人の外国人男性に出会った。 彼は簡単な英語で友好的に接し、教会訪問を勧誘した。 私が英語で意思疎通できることに喜びを感じ、教会に同行した。 教会内は白人の男女をはじめ多くの若者が集い、日本人学生もいた。 彼らが提供したカレーを食べつつ、聖書の講義に参加した。
教会での聖書と歴史の講義と合宿勧誘の詳細
講義では聖書の記述が歴史的事件と一致すると説かれ、聖書の真実性を示す内容で構成された。 若い白人の男性や女性が親しく接し、2泊3日の合宿の参加を楽しく誘った。 1週間後、指定駅に集合後バスで山奥へ運ばれた。 ノートとペンを渡され、聖書と歴史について集中的に授業を受けた。
3日間の合宿での洗脳と抵抗の心理的葛藤
3日間の合宿では終日、聖書と世界史の関係について繰り返し解説され、参加者は睡眠不足や疲労に苛まれた。 洗脳という認識と講義の真実性を疑う感覚が交錯し、脱走不可能な環境が心理的圧迫となった。 講師は地図を用いてロシアを[サタンの国]、アメリカを[神の国]と比喩的に示し、当時のソ連の抑圧体制を否定的に説明した。 洗脳の一方で歴史的事実を理解しようとする自我が葛藤した。
神の存在の理論的説明と洗脳に対する理性の抵抗
講義で[すべての存在には原因がある]と説明され、人間や宇宙は結果であり、神が第一原因であると述べられた。 私は神の原因が無いという説明に矛盾を見出し、理性的に洗脳内容を否定した。 神は特別な例外として原因を持たないとされる理論により洗脳理論は破綻すると結論付けた。
統一協会教義への疑念確定と合宿後の日常復帰
合宿終了後、池袋の教会へ戻され、教団の教義が[真実に触れた者は途中で抜けることは大罪であり、死後地獄に落ちる]と脅迫的に教えられた。 私は教団の言葉を否定し、面会した知人の息子に統一原理の虚偽を伝えた。 合宿後の8日間の連続合宿参加を拒否し、教団との関係を断絶した。
大学卒業後の教団信者増加と洗脳の広がり、およびその後の行方不明者の発生
教団の学生組織[原理研究会]は全国大学に存在し、多数の学生が参加していた。 教団は違法行為で裁判に敗れた後に名称を変更し、一部地域で活動を続けている。 教団は物品販売や布教活動で学生を動員し、収益を教団に納めさせていた。 知人の一人は教団の厚い教本を所持後、数週間で失踪し行方不明となった。
教団の思想的特徴と共産主義との類似性および政治との癒着の実態
教団はソ連を悪の[サタンの国]と位置付け、アメリカを[神の国]と称し、共産主義を激しく敵視する。 教団は神の摂理によって世界統一を目指し、全ての経済活動を統制し争いの無い理想世界の実現を掲げる。 政治家は宗教団体の信者獲得を目指し、様々な宗教の礼拝方法を学び選挙を戦う。 教団は政治家や行政の人材を取り込み、行政の信頼を得て活動を継続している。
GHQによる戦後の日本人への大規模精神改造と洗脳工作の実態
GHQは東京裁判を中心に戦後の日本人を徹底的に洗脳した。 都合の悪い書籍を処分し報道統制を行い、占領政策を批判する言論を禁止した。 東京裁判では証拠の偏った採用により日本人に不利な判決を下し、日本軍の悪行を強調する報道戦略で日本人へ罪悪感を植え付けた。 GHQの政策により日本の教育・マスコミ・企業は左翼勢力に支配され、戦後世代に反戦思想が深く根付いた。
戦後世代の思想傾向と私の教団洗脳体験の客観的評価
現在60歳以上の高齢者は戦後GHQの洗脳教育の影響を強く受けている。 この世代は憲法改正や集団的自衛権行使を批判しがちであり、戦後の社会構造に強い思想的影響を受けている。 私の経験した統一協会の3日間合宿は強制的ではないが精神的圧迫が強く、体験として洗脳に近いと断定できる。 若者の孤独感や居場所の喪失は教団による勧誘の温床となる。
統一協会の合同結婚式と宗教信仰を持たないことの自由に関する見解
統一協会の特徴的な制度に合同結婚式があり、教団が結婚相手を決定して式を行う。 外部からは異様な光景であるが、宗教信仰者には受け入れられている。 宗教に対して批判的だが、信仰を持つか否かは個人の自由である。 宗教の絶対的真理性の主張は矛盾を孕み、信仰を持たないことが低劣であるという考えは誤りである。