徳川家康公からのご神託やコンタクトがちょこちょこあるという現状がある

【麒麟と繋がる】徳川家康様は荒魂(瀬織津姫様)の使い方が適切。だからこそ江戸は長く続いた

※前提知識|四魂〔しこん〕という神道思想

■四魂とは

  • 四魂とは、神道における[一霊四魂] という考え方で、人の魂および神の働きを構成する四つの側面 を表す思想である。
    • 1. 荒魂〔あらみたま〕:勇気・行動力・変革をもたらす積極的・剛健な働き。
    • 2. 和魂〔にぎみたま〕:調和・親和・平安・安定をもたらす穏やかな働き。
    • 3. 幸魂〔さちみたま〕:恵み・愛・育成・福をもたらす働き。
    • 4. 奇魂〔くしみたま〕:直観・洞察・知恵・霊妙な働き。
  • これら四つの魂の働きの中心に位置するのが直霊〔なおひ/なおひのみたま〕 とされ、これは人や神の本質的・中枢的な霊性〔良心・内省のはたらき〕を指す。

■直霊と一霊の関係

  • 直霊〔なおひ〕と一霊は、古典では同義語ではない。
    • 古代の記紀や宣命などに[一霊]という概念は明確には存在せず、直霊はあくまで[中心の霊的本質]を意味する語である。
  • 後世の思想体系〔特に明治以降の一霊四魂論〕で、直霊が[一霊]として再定義された。
    • 近代以降の神道思想家たちは、四魂を統〔す〕べる中心の霊をひとつにまとめ、[一霊]と名づけ、その内容を直霊のはたらきと重ね合わせた。
    • そのため、現代の説明では“直霊=一霊”として扱われる ことが多いけれども、これは後世の体系化によるものである。

■四魂の起源と、思想の整理・体系化の流れ

  • 起源〔古代〕:四魂に直接対応する語は明確ではないが、『日本書紀』にみられる大国主神〔または大物主神〕の[幸魂・奇魂] の記述が源流のひとつとされる。これをもとに、魂の多様な働きが神道において語られてきた。
  • 思想の整理〔中世〜近代〕:一霊四魂は、古代の記述そのままではなく、後世の国学・神道学の流れの中で整理されたものである。
    • 江戸後期の国学者による神道復古の研究、さらに明治以降の思想家〔例:本田親徳(ちかあつ)・出口王仁三郎など〕 によって、[中心に一霊、その周囲に四魂]という構造が体系的に整えられた。
    • これにより、人格形成論・精神修養論としての一霊四魂が普及した。

【本編】:徳川家康公は荒魂〔あらみたま〕を調和的に使うことで平和的な基盤を築いたため、偽りの神託が蔓延し情報が飽和している現代において、一人ひとりが[第三の目]で情報を選び、荒魂の適切な使い方を理解し、調和の心を取り戻すことが重要である

【麒麟と繋がる】徳川家康様は荒魂(瀬織津姫様)の使い方が適切。だからこそ江戸は長く続いた 
【核心的主張】:偽りの神託が蔓延し情報が飽和している現代において、徳川家康公のように荒魂〔行動力・変革〕を調和的に使うこと、そして一人ひとりが第三の目を使って適切な情報を選び、荒魂の歪みである曲霊〔まがひ〕を直霊〔なおひ〕に戻して調和の心を取り戻すことが、平和的な基盤を築くために重要である。