ミニHDMIコネクタのミラーレス一眼

動画がメインなら、HDMI端子の規格【Type A=標準】または【Type C=ミニ】のミラーレス一眼を選ぼう!

ミラーレス一眼を選択するためのヒント

  • 一般に、写真の画質が荒いと目立つ。
  • 一般に、動画の画質は荒くても目立たない。
  • SONYのαシリーズが採用しているEマウント〔SONY〕は、基本的にはAPS-Cを想定した小径のレンズマウントであり、周辺光量の下がり方が大きく、周辺画質が残念である。 ポートレートなど、被写体が中央付近に位置する構図では、Eマウントでもいける。 しかし、広大な風景写真など、周辺までパキッと写すのに、Eマウントは必ずしも向いていない。 風景写真ならZマウント〔Nikon〕である。
  • [フルフレーム以下の部門で、Zマウント〔Nikon〕がマウント内径が最大][フルフレーム以下の部門で、Zマウント〔Nikon〕がフランジバックが最短] · ゼロからの自修法
  • SONYは動画専用機と割り切り、写真はNikonまたはCanonまたはLeicaのフルフレーム機で撮るのが正解である。
  • カメラで写真も動画も撮ろうとすると失敗する。 つまり、Eマウントのレンズ資産は、もったいないレンズ資産である。 Eマウントのレンズにお金をかけるぐらいなら、NikonまたはCanonまたはLeicaのフルフレーム機用のレンズに投資したほうが、費用対画質比において、お買い得であると私は思う。
  • また逆に、NikonまたはCanonまたはFUJIFILMなどを動画機にしようとすると失敗する。それはNikon・Canon・FUJIFILMは音声部門が弱いので、音声が別録りになるからである。
  • SONY神マイクのカメラとの互換性|ECM-B1M・ECM-B10・ECM-M1に共通した完全互換のカメラ13機種|うち動画機に向く6機種は[ILCE-1][ILCE-7M4][ILCE-7RM5][ILCE-7SM3][ILME-FX30][ILME-FX3]|ECM-B1M・ECM-B10・ECM-M1が使えるカメラは、基本的には共通しているが、ECM-M1が使えないハンディカムが6機種ある · ゼロからの自修法
  • また動画撮影に、軍幹部が突き出たEVF〔電子ビューファインダー〕は邪魔である。
  • できるだけ軽作業で動画をサクサク撮っていきたい場合、SONYの軍幹部が突出していないミラーレス一眼、かつ、ECM-M1に適合する機種を買うのがよい。
  • またSONY機でEVFが付いていても、軍幹部に出っ張りがないほうがよい。それはジンバルに搭載したとき、ジンバルの各所に軍幹部が干渉するからである。
  • なおLog撮影機能を使うと、トランスコード〔再エンコード〕するときに画質が大きく低下する。
  • 動画の色彩にこだわる場合、撮影時の色彩設定で完パケの色彩に限りなく近づけておく方式にしないと、ザラザラの動画になってしまう。
  • ポストプロダクション〔後処理〕で色彩を変更する予定なら、必ずBlackmagic RAW〔BRAW〕またはProRes RAWで収録できる外部映像レコーダーで撮影する必要がある。
  • SONYの動画機は、Blackmagic RAW〔BRAW〕に非対応である。
  • HDMI Type Aコネクタ〔標準HDMIコネクタ〕:外部映像レコーダーに接続するときの標準規格:丈夫なコネクター。
  • HDMI Type Cコネクタ(ミニHDMIコネクタ):外部映像レコーダーに接続するときの規格:[Type A←→Type C]の変換ケーブルが必要になる。丈夫さにおいて、まずまずなコネクター。
  • HDMI Type Dコネクタ(マイクロHDMIコネクタ):外部映像レコーダーに接続するときの規格:[Type D←→Type C]の変換ケーブルが必要になる。[Type D]は端子が小さすぎて物理的に脆弱であり、接触不良を起こしやすい。
  • ミラーレス一眼のHDMI出力は、できるだけ【標準HDMIコネクタ〔Type A〕】が好ましく、妥協すると【ミニHDMIコネクタ〔Type C〕】になる。 【マイクロHDMIコネクタ〔Type D〕】だけは、絶対に避けてください。 端子が物理的に脆弱であり、接触不良を起こしやすいので、本当にダメです。
  • したがって、EOS R5やEOS R5 Cは【マイクロHDMIコネクタ〔Type D〕】なので、動画目的だとしたら、購入候補から除外する必要がある。 動画専用機であるEOS R5 Cが【マイクロHDMIコネクタ〔Type D〕】というのは、ふざけるな! 真面目に製品を作れ! というレベルの致命的な弱点である。
  • フルフレームの写真機のレンズで動画も撮りたい場合、4機種とも【ミニHDMIコネクタ〔Type C〕】であるZ 6・Z 6Ⅱ・Z 7・Z 7Ⅱが、ProRes系にも、BRAWにも対応しているので、Zマウント〔Nikon〕機を、写真機・動画機の両用カメラとするのも1つの手である。
  • NikonがSONYに追いつくためには、Nikonのカメラ内に、タイムコードジェネレータをもち、Bluetooth経由で各カメラ・各レコーダーにタイムコード同期信号を発することが可能になるようにすること。 それから、ZOOMの32bitフロート録音機能〔6トラック以上〕をカメラ内で記録できるようにすることである。 カメラがカメラ単体であっては売れない時代なんだよ。 カメラそのものが、マルチトラックのフィールドレコーダーにならなきゃ、今後のミラーレス一眼はダメなの。 なぜかというと、ミラーレス一眼は動画機だからだよ。 動画機とは、録音機に、動画記録機能がオマケとして付属したものだよ。 音がよくなければ、動画機はダメなのよ。 動画は80%以上が音声で決まるんだから。 動画の画質よりは、動画の音質を気にする必要があるんだわ。 そのためには、D/Aコンバータからして、内製にしなきゃダメだわ。 旭化成とかのD/Aコンバータを買っているようではダメ。 高くつくだけだし。

動画がメインなら、HDMI端子の規格【Type A=標準】または【Type C=ミニ】のミラーレス一眼を選ぼう! 

HDMI端子の規格【Type A】のカメラ|【Type A】=標準は端子が物理的に丈夫で接触不良をあまり起こさないので、外部映像レコーダーの使用に向いている

FUJIFILM【Type A】

※ただしXマウント〔FUJIFILM〕はAPS-Cなので暗所には弱い。