古語や形式張った副詞表現には格変化の名残が顕著に現れている

[総合英語]は必要ない|どうやって回避するか

[ヴィンテージ][ネクステ]系統の英文法・語法問題集の位置づけ|修正・正しいサマリー〔2026年時点の主な傾向〕

1. 文法・語法が[独立して出題]される〔または比重が高い〕主な大学〔2025-2026実績ベース〕

  • 私立難関〜準難関
    • 上智大学〔特に法・経済・経営・外国語学部など〕:正誤判定や空所補充で細かい語法・熟語が問われやすく、依然としてマニアックな知識が有効。文法問題の独立出題が残る典型例。
    • 中央大学〔法学部など〕:伝統的に文法・正誤・誤文訂正の比重が高め。長文中心だが、文法知識が直接合否を分けるケースが多い。
  • 中堅私立〔日東駒専・産近甲龍など〕
    • 日本大学・駒澤大学・専修大学:多くの学部で大問1〜2つ分が文法・語法の独立問題。基礎〜標準レベルの網羅が安全策。
    • 関西大学・近畿大学:近畿大学では文法四択やイディオム・空所補充が独立して出題され、配点が比較的大きい。産近甲龍の中でも文法対策が特に必要な典型校。
  • 国公立:二次試験で独立文法問題はほぼ消滅傾向。東京外国語大学などは長文中の正誤判定や高度な語法運用を問うが、独立大問としては少ない。広島大学・名古屋市立大学などは整序や記述で文法正確さを測るが、読解中心。

2. 出題形式別の注意点〔独立大問がなくても文法知識が必要な大学〕

出題形式 主な該当大学〔2025-2026傾向〕 対策の重要性・ポイント
正誤判定〔NO ERROR型含む〕 早稲田〔社学・人科・法など〕、上智、明治〔商〕、立教、中央〔一部〕 細かい例外・語法の正確さが問われ、[間違い探しパズル]的。文法を極めると読解スピードも向上。
語句整序 早稲田〔教育〕、慶應〔理工・経済〕、法政など 構文知識必須。配点が高く、完答以外0点の学部も多く差がつきやすい。
空所補充〔長文中〕 青山学院、同志社、上智、中央など 文脈+前置詞・熟語の組み合わせが鍵。読解力と文法の融合型。

3. 問題集の価値の現実的な捉え方〔2026年トレンド〕

  • 英文法・語法問題集について[とりあえず1冊完璧に]の時代は終わった→正しい。共通テスト+私大の長文高配点化で、文法に時間を割きすぎるのはリスク。
  • 『Vintage』『Next Stage』は、かつて隆盛を極めた英文法・語法問題の対策書でしかなく、一言でいえばオワコン学習参考書である。
  • 有名私立大学において、英検準1級の取得を以て、英語入試を免除する傾向が強まってきた。
  • 有名私立大学を目指しているのであれば、英検準1級の語彙問題対策として[出る順で最短合格! 英検準1級 語彙問題完全制覇[改訂版]]などに取り組むのが本質的な努力である。
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  • 『Vintage』『Next Stage』は必要か? →志望校による切り分け→最も重要。
    • MARCH以上〔特に早慶上智・中央法・上智法経など〕や日東駒専・産近甲龍を一般受験する場合:1冊は仕上げておくのが安全圏最短ルート。
    • 早慶上智の最難関学部〔特に読解・論述特化〕では、文法独立問題が減っても、細かい語法・例外知識が読解の精度を決めるため、無視できない。

英文法・語法問題が解けることは英語力とは別の能力

  • 英文法・語法問題が解けることと、英語力とは直接的には関係がない。
  • 英文法・語法問題が解けることを目指して対策しても、英語の勉強とは別の知識問題への対策にしかならない。
    • もちろん、英文法・語法問題が完全に英語力と無関係とはいえない。
    • けれども、英文法・語法問題は、[その科目の中での重要事項だから出題する]のではなく[間違いやすい点だから、引っかけ問題の意味で出題する]という、[センター試験/共通テスト]の世界史の問題のような、あるいは、運転免許の学科試験のような、くだらなさ、バカバカしさを伴っている。
      • [センター試験/共通テスト]の世界史の問題は、[類似のパターンを混同する人間の錯覚]を利用した、陰険な出題の系譜があり、この【陰険な頻出論点】が繰り返し出題されてきた。
      • 【陰険な頻出論点】は、[それを問うて何になるのか?]という[得点を下げるだけのための意地悪問題]が含んでいる内容を意味する。
      • 【陰険な頻出論点】の背景には、【教育的意義をもたない、性根の腐った問題】を作る、陰険な人物像が浮かび上がってくる。何をやっているの? 
      • [センター試験]の世界史の問題は、【陰険な頻出論点】を繰り返し出題してきたせいで自家中毒を発症し、かつまた、ネタ切れになった。
      • このためだろうか、[共通テスト]として、より陰険な[絵図や資料をもとにしたクイズ]に切り替わった。
      • しかしそれは、[絵図や資料をもとにしたクイズ]という迷彩を一段階かませただけであり、中身は相変わらず、【陰険な頻出論点】を問うこと、あるいは、発生時刻〔世紀・年代暗記〕を意外な角度から問う、ねじ曲がった出題である。
      • [歴史から学び取る教訓]は、もっと素朴で単純なものである。何のために、そういう下らない問題を出すの? バカか? 
      • なお[歴史総合,世界史探究]選択者のための[歴史総合]における[日本近現代史]の部分は、とくに山川出版社の検定済教科書は難読化されているため、流れがつかめない。
      • 山川出版社の検定済教科書は、年表の順番と記述の順番とが対応しないように〔時系列的スクランブル〕、かつまた、1つの文に複数の情報を密に詰める[悪文的難読化]が施されている。
      • これは山川出版社の用語集を買わなければ教科書を読むことができないように、また、山川出版社の教科書傍用の[書き込み式ノート教材]を見なければ流れが把握できないようにするためであろう。
      • 山川出版社の検定済教科書には、教科書ガイドがないから、利権のために、こういう馬鹿な記法で山川出版社の検定済教科書は書かれているのであろう。
    • 私が個人的に思うのは、英文法・語法問題を大問として出題する大学は、出題者の見識が低いので、そこへ進学する価値はないと思う。
    • 上智大学は、特殊な入試が嫌われて、不人気大学となってしまった。上智大学は、本質的とはいえない英文法・語法問題をしつこく出している大学の筆頭格である。
  • 英文法・語法問題とは異なる、[総合英語]のエクササイズを集めたような問題集の正解英文を暗誦する。そうすると[総合英語]そのものには取り組まないで済ませることができ、時間・体力の節約につながる。
    • [総合英語]を買うよりも[表現のための実践ロイヤル英文法|旺文社]を買ったほうが明らかに[調べる用途に適する]し、何よりもお買い得である。
      • 表現のための実践ロイヤル英文法 | 旺文社
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]は別冊[暗記用例文300]付きであり、この[暗記用例文300]を暗記すれば、とりあえず一通りの英文法体系が頭に入った状態になる。
      • この[暗記用例文300]が知識を吸着する枝となって、濃い食塩水に入れた枝に食塩の結晶が付着するようにして、英文法知識が自然と増えていく。
      • もちろん学校一括採用の[総合英語]にも例文集が付いているので同じ効果がある。
      • しかし[総合英語]の多くは、発信型の英語用ではないし、ネイティブ・スピーカーが内容にまで深く関与しておらず、単にネイティブ・チェック〔英文校閲〕をネイティブ・スピーカーが行なっただけである。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]は、綿貫陽先生とともに、マーク・ピーターセン先生が内容に深く関与しながら書き上げられた、完全なる共著である。
      • したがって、他の英文法書や[総合英語]とは、品質が明らかに異なる。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]を学校一括採用すればいいのに、やっぱり利権なんだろうな。
      • [Vision Quest 総合英語 Ultimate]って、書籍の重量が重たいでしょ? しかも紙面がLED照明を反射してテカるから見づらい。
      • [表現のための実践ロイヤル英文法]はセルロースを主成分とする本当の紙なので、本が分厚い割に軽いんだよね。これのほうが使いやすい。
    • 問題演習や瞬間英作文などを通じて、深くコンタクトした英文以外は覚えてはいられないものであり、完全に覚え込んでいる表現以外〔能動語彙以外〕は実戦でまったく使えない。
    • したがって、[総合英語]を通読するなど、実りのない学習は時間・体力の無駄だと割り切り、全面カットするのがよい。
    • [総合英語]を通読したとて、その記憶は再認記憶〔受動語彙〕の段階に留まるから、まったく実らない。
      • 読むだけではまったく頭に入らないのが通常で、頭に入ったとしても能動的に記憶を想起する段階にまでは至らない。
      • 結局、[総合英語]への取り組みは、問題演習を通じて文法の重要論点を体感するとともに、問題の正解英文を音声言語として暗記するところにまで至って初めて、実りあるものとなるわけである。
      • [総合英語]本体は、読むだけで頭に残らない。
      • そうであるならば、[総合英語]本体は必要ではなく、問題演習書である[トレーニング]または[スーパートレーニング]を使って問題演習の中で文法の重要論点に深く触れるとともに、音声言語をとして問題の正解英文を暗記する。
      • これでよいわけである。これが[総合英語]本体が必要ないことの根拠である。
  • [総合英語 Evergreen|いいずな書店]の中から[とくに覚える価値がある部分]だけを抜き出した問題集が、[総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング〔英文校閲:Keith McPhalen〕〔1056題〕|いいずな書店]〔以下[トレーニング]と略す〕である。
  • [SKYWARD 総合英語 スーパートレーニング〔英文校閲:Karl Matsumoto〕〔問題数不明〕|桐原書店]〔以下[スーパートレーニング]と略す〕も[トレーニング]と同じ位置づけの[総合英語]の傍用問題集であり、こちらは巻末に別冊解答編が組み込まれた形式である。
  • 英文法・語法問題集よりも優先度が高いのが、[トレーニング]または[スーパートレーニング]である。

分厚い問題集をこなす方法|

2. [薄い教材]化するための具体的戦略

チャート式のような分厚い教材を、10日〜20日で1周させるための[抽出ルール]を以下に提案します。