LUMIX・リテラシー問題

LUMIX マイクロフォーサーズ機/Lマウント機の短所・リスク・脆弱性

どんなに不条理だと思える主張にも、[その主張者なりの正義]があるはずだ。 言葉の表層だけでなく、[その主張者なりの正義]を私たちが積極的に酌み取る努力を行なうことによって、相互理解と建設的な結果〔究極的には、平和〕が得られるのだと思う。 猫が飛ぶ写真を専門とする彼にとって、像面位相差AFを採り入れるタイミングが遅すぎたLUMIX機は、[連写や動体撮影が不得意な、残念な写真機]であったのだろうと思う。 そしてLUMIX機のうち、像面位相差AFを採り入れた機種においてすら、[SONY・CanonのAF]に比べて、顕著に劣る、という現実に私たちは直面させられている。 像面位相差AFを待望していたLUMIXファンは、長年待たされたあげく、このような[LUMIX機の残念な現実]に直面させられているのである。 LUMIXに期待していたからこそ、怒りも倍増するのだろうとも思う。 実際、LUMIXのカメラにおける仕様策定は[悪い意味で常識はずれで独善的な機能割愛が目立つ]と思う。 一言でいえば、LUMIXのカメラ、あるいは、修理サービスは、[顧客に対する誠実さを欠いている]という共通点をもっていると思う。 例えば、S9は[イメージセンサーの読出速度や画像処理系が速くないので、ローリングシャッターゆがみが顕著に出るとわかっているのに、メカシャッターレスにした]ことは、致命的なミスだと感じる。 またS9は[動画撮影時間制限が厳しいので、動画機ではなく写真機だろうというのに、EVF・内蔵ストロボ・ホットシュー〔ストロボ同調〕が非搭載]という残念な機能割愛がある。 LUMIX機においては、[なぜそこを削るのか?]という謎のスペックダウン要素がしれっと盛り込まれているので、発売後に出るレビューをよく確認して、慎重に見極めて対応しなければ、落とし穴にはまる傾向が強いと思う。 しかもLUMIX機を売却するときは、かなり買い叩かれてしまう。これではLUMIX機が売れるはずもない。