RACCOはフレーム修正をともなう事故に見舞われたら全損扱いとなる可能性がきわめて高い

自動車選びの現実解:EVの構造的欠陥、地政学的リスク、および現代における最適解の徹底考察|RACCOは不評を買い、ほぼ売れないであろう

■シリーズハイブリッド車は燃料式EVにほかならない

  • シリーズハイブリッド車は、[エンジンで発電しながら走るEV]であり、これこそがほんらいのEVであろう。
  • 軽自動車やコンパクトカーでは、シリーズハイブリッド車が、これからの自動車として、一つの正解である。
  • 本当の正解は、エンジン車の排ガスがクリーンになり、CO₂を出さない状態にすること。
  • それは、軽自動車やコンパクトカーにおいても、燃料電池車として、エンジン車が主流になること。
  • つまり、水素燃料で走るエンジン車が、一つの理想である。
  • EVやハイブリッド車は、車両価格が高い。
  • エンジン車は、車両価格が安い。そのエンジンに用いる燃料を、環境にやさしい燃料にするのが最も現実的である。
  • さらに、ピュアEVやストロングハイブリッドは、バッテリーの処分という[おカネを生まない後始末]を大量に積み残す、環境負荷の大きい自動車である。
  • 電気は使ったそばから消費するのがエネルギーのロスが最も小さいので、そういう意味で、シリーズハイブリッド車は、理想的なシステムの一つだといえる。

■[運転界隈](ヤカラ・DQNのたぐい)という低次元世界と社会的消耗

  • 自動車の運転は、渋滞での時間・体力のロス、事故のリスク、煽り運転・無謀運転の被害リスク、警察による理不尽な交通取締と罰金、がめつい保険会社や税務当局など、人生の貴重な資金・時間を大きく消耗させる。
  • 知的レベルが高い人ほど、粗暴な警察官や運転者、保険会社、税務当局などが絡む[運転界隈]とは距離を置きたがる傾向があり、運転から離れることがQOL(生活の質)の向上や真の自己実現につながる。

■若い世代のクルマ離れの背景

  • 若者が自動車を持たないのは、金銭的な理由だけでなく、都市生活における公共交通機関の圧倒的な効率性の高さや、[運転界隈]のような低次元な世界と決別したいという意識の変化が背景にある。

■バイクや自動車の限界

交通渋滞の発生と交通政策の破綻

  • AIによる自動運転技術が実現したとしても、個々人がバイクや自動車を自由に乗り回すこと自体が道路上で深刻な交通渋滞を引き起こす。
  • 渋滞の発生は都市全体の時間対効果(タイム・パフォーマンス・レシオ)やQOL(生活の質)を著しく低下させ、バスなどの道路を使う公共交通機関の定時運行も阻害するため、交通政策が根本から破綻する。
  • バイクや自動車から、電車やトラムへ。これが交通政策の流れになるだろう。

高速大量安全輸送における鉄道の不可欠性

  • 都市交通や都市間輸送において[定時運行かつ安全な大量輸送]を確実に実現するためには、道路を走る自動車ではなく、都市間鉄道、都市内中距離鉄道(私鉄)、トラムなどの鉄道網が圧倒的に効率的であり不可欠である。

プライベート交通(バイク・自動車)の限定性

  • バイクや自動車といった個人のプライベート交通は移動手段確保の本命ではなく、発展途上国から先進国への過渡期における一時的なモビリティにすぎない。
  • 人口密集地や成熟した都市においては徒歩や自転車、公共交通機関を中心とするインフラへの移行が必然であり、バイクや自動車の台数過剰、あるいは、バイクや自動車への依存は、都市計画において愚策となる。

都市構造の転換とモビリティの縮小(15分都市と送迎サービスの効率化)

  • 教育機関(幼稚園・保育園・小学校など)による送迎サービスの導入など社会的インフラの効率化を進め、都市部における個人の自動車保有や自動車による子どもの送迎を抑制すべきである。
  • 欧州の都市で見られる[15分都市]のように、生活に必要なすべてが歩きや自転車で完結する都市空間への改造が進み、マイカーの乗り入れ自体が制限・禁止されていくであろう。

■EV(電気自動車)の弱点・デメリット

  • ノルウェーは、電気料金が極端に安い国であり、かつ、エンジン車のエンジンを予熱しておくためのヒーターのために、各家庭のガレージに電力供給設備があらかじめ設置されている国である。
  • ノルウェーでのEV普及率の高さは、[電気料金が極端に安い][各家庭のガレージに電力供給設備がすでにある]という特殊事情の上に成り立っている、レアケースにすぎない。
  • [電気料金とガソリン価格とが同等で優劣が入れ替わりやすい][都市部において、とりわけ集合住宅では、空間的に自動車を保有することが難しく、ましてや駐車スペースに電力供給設備を増設することなど絶対に無理]といった通常の国家において、EVが大規模に普及する理由が、そもそもない。
  • [ガソリンよりも電気が安い]ことを前提にEVを購入したとしても、EVの購入費用の高さを、ランニングコストの安さで追い越すことは難しい。バッテリーの寿命が先に来るからだ。
  • [ガソリンよりも電気が安い]という前提が崩れたとき、あるいは、EVの保険料の高騰や修理費用の高額化に直面したとき、EVというババをつかまされたことに気付いても遅い。
  • EVは、スマートフォンなどの二次電池(充電池)製品と同じく、バッテリーの寿命が製品本体の寿命になりやすい商品であり、かつ、EVの新車価格の30~40%はバッテリーが占めている。
  • 500万円のEVのうち、200万円がバッテリーの値段であり、バッテリーをアッセンブリー交換すると、それぐらいかかる可能性すらあるのだということになる。
  • 要約すると、EVはバッテリー寿命までの短命な使い捨て自動車であり、バッテリーを交換したら絶対にペイしない、ということになる。
  • さらにEVは、バッテリーの寿命が尽きるまでの短命な使い捨て商品であるから、リセールバリューが低い。
  • それゆえ、EVの中古車は[ババ][地雷]と見なされている。実際、日産のサクラが中古市場でだぶついている。
  • エンジン車からハイブリッド車へ、そしてEVへという[進化論的ナラティブ]は、ハイブリッド車が作れない連中が流布したウソ八百である。
  • そうすると、バッテリー容量(重量)を小さくして、エンジンで発電しながら走る、シリーズハイブリッド車が、とくに軽自動車やコンパクトカーでは、いちおうの正解だということになる。
  • バッテリー容量(重量)を小さくすると、バッテリーのアッセンブリー交換費用の低廉化や、パワーウェイトレシオ(重量出力比)の向上によるタイヤ寿命の延長、あるいは、運動性能の向上が見込まれる。
  • 10年・15年と長く乗る自動車にしたいなら、ヤリスのハイブリッド(遊星歯車を使った、THS IIを搭載)など、トヨタのハイブリッド車を選ぶのがよい。
  • 軽自動車・コンパクトカーでは、CVTを避けて、トルクコンバーター方式の4速AT、または、5速MT(6速以上をも含む)、または、シリーズハイブリッド車がよい。
  • 頑丈で長く乗れる自動車のトランスミッションを追い求めた場合、THS II、または、トルクコンバーター方式の4速AT、または、5速MTという結論は、すでに出ていると思う。
  • EVは短命に終わるので、地雷である。

自動車保険料の高騰リスク

  • EVは床面の大型バッテリーに傷がつくと部分修理ができずアッセンブリー交換(全損扱い)になりやすいため、修理費用の高額化に伴って自動車保険の保険料が跳ね上がる要因になっている。
  • EVは、ガソリン費用は必要なくても、電力料金、保険料の高額さ、タイヤの摩耗の早さ、リセールバリューの低さなどによって、総合的に大損失を被る自動車である。

エネルギー効率と密度の非効率性

  • 電気をそのままバッテリーに蓄えて持ち運ぶ方式は重量・容積の面で極めて非効率であり、燃料という高密度なエネルギー源をタンクに入れる方式に比べて移動手段として合理的ではない。
  • バッテリー製造段階で大量のエネルギー(CO₂)を消費し、充電する電力も化石燃料由来の火力発電所や原発(放射性廃棄物)に依存しているため、[走るほど発電所でCO₂を出す]矛盾を抱えている。

バッテリーの寿命・劣化と高額な交換費用

  • 充放電の繰り返しによってリチウムイオンバッテリーの蓄電容量が徐々に低下し、数年から10年単位での車両売却時の査定額(リセール・ヴァリュー)が著しく下落する。
  • バッテリーを部分修理できず、故障や劣化時はアッセンブリー交換となり数百万円単位の高額な出費(全損扱い)を強いられる。

冬季における性能低下と[暖まらない・電欠]の恐怖

  • エンジンの廃熱を利用できないため電気ヒーターに頼らざるを得ず、低温によるバッテリー性能低下と相まって、冬季は航続距離が通常時の半分未満に激減する。
  • 電気ヒーターをフル稼働させるとさらに電費が悪化し、[車内が十分に暖まらない][電欠・凍死の恐怖と隣り合わせになる]という致命的な欠陥を抱えている。 夏場のエアコン利用時も同様に航続距離が削られる。

非常時(渋滞・水害等)における致命的リスク

  • 渋滞や災害等で長時間停車している状態でも電源が入っていれば電力が消費され、電欠の恐怖に直面する(平時のみを想定しており非常時が想定されていない)。
  • 水害などで長時間の水没や海水による浸水を受けると、内部のショートにより数日〜数週間後に異常発熱(熱暴走)して突然発火するリスクがある。 バッテリー火災は消火が絶望的に困難であり、一発で全損(廃車)となる。

充電インフラの壁と集合住宅での運用不能性

  • 都市部の集合住宅(アパートやマンション等)では自宅への基礎充電器の後付けが極めて困難であり、日常的な運用自体が成り立たない。
  • 出先の急速充電には30分〜1時間程度の時間がかかり、大型連休等では充電待ちの行列が発生するなど、ガソリン車の給油に比べて圧倒的に利便性が低い。

車両重量の過大さとタイヤ・道路への負荷

  • 大容量バッテリーを搭載するため車体が数百キログラム重くなり、遠心力がかかるカーブでの荷重集中や高トルク発進により、タイヤが消しゴムのように異常摩耗する。
  • すり減ったタイヤの粉塵(マイクロプラスチック)が環境を汚染し、重い車体がアスファルト道路を急速に破壊する。
  • EVはタイヤの交換頻度が増すので、EVの採用で[ガソリンへの支出]を節約した分など、すぐに吹き飛ぶ。

電子制御依存(スマホ化)によるフェールセーフの欠如

  • 走行系統と電気・制御系統が密接に結びついており、自動車特有の振動による半田クラックや一箇所の導通不良だけでシステム全体が完全に停止する危険性がある。

トータルコストの不経済性

  • 電気代の安さをアピールされても、車両本体価格の高さや充電器設置費用、高額なバッテリー交換・処分リスク、タイヤの頻繁な交換費用などをトータルで考慮すると、ガソリン車やハイブリッド車に比べてコスパが悪い。

廃バッテリーの処理費用と環境・社会的負担(拡大生産者責任)

  • 廃車時に高額なバッテリー処分費用(負の資産)が請求されるリスクがあり、リサイクルコストが新規マイニングコストを上回るため、不法投棄による環境汚染や国富の消耗に直結する。
  • EVは、廃バッテリーという最も厄介な産業廃棄物そのものである。

中華製EV(BYDなど)および構造的特殊リスク

  • シャシーとバッテリーを力学的に一体化させる[CTB(Cell to Body)]技術を採用した車両(BYD RACCOなど)は、衝突事故などでフレーム修正を伴うダメージを受けた際、内部ショートや火災の危険から一発で全損扱いとなり、修理が極めて困難である。
  • 海外メーカーの日本市場撤退リスクなどと相まって、購入後のメンテナンスや部品供給が断絶する恐れがある。
  • 部品が入手できずに、車検が通らない、というのが、外国製EVの結末であったりする。そんなふうに予想している。

販売網・サポート体制の不足

  • 日本国内での販売店舗数が少なく、故障時のレッカー移動や中国からの部品取り寄せに数週間かかるリスクがある。
  • 日本には、安くて壊れにくく全国どこでも修理できる[軽自動車]という何十年もかけて築き上げられた強力なエコシステムが存在する。
  • エコシステムを含めた観点から[軽自動車]を選ぶとなると、自動的に国産になるため、RACCOの出番はないと思う。
  • 世界的に、中国とのデカップリング体制の確立が進む中で、反日国である中国の自動車を、日本人が選ぶ可能性はきわめて低い。
  • 中国がハイブリッド車を開発したとしても、米国は関税でブロックするし、EUは環境規制でブロックするし、日本人は中国車をそもそも買わない。トヨタがあるし、反日スパイ国家の中国の自動車なんて、怖くて買えないわ、ということよ。
  • どうしても軽自動車でなければならない場合を除き、トヨタのヤリス・ハイブリッドを買うのが、最も無難な線だろうと思う。

つかまされたババが4年間も手放せない地獄の日々

  • 転売ヤー排除のために、EV補助金を受給すると、EVを4年間保有する義務が生じる。
  • 市場の原則:購入した個人の財産をいつ、いくらで売るかは本来[自由]である。
  • 国の理屈:しかし、そこに[税金]が投入されている場合、国は[国民全体の利益(国内の環境対策)]になることを条件に実質的な値引きをしている。
  • そのため、[税金をポケットに入れてすぐ売る行為]は認められないという、公的資金ならではの[EV補助金を受給するための4年間の保有条件]という厳しい縛りが付く。
  • 結果として、[不便なEVを我慢して4年間保有する]という地獄の日々を送ることとなる。
  • EVを使用する日々が地獄の日々かどうかは、日産サクラを4年間保有して、ようやく中古車屋に売ることができた人たちの声を調べてみるとよい。
  • そして、日産サクラの中古車は、恐ろしいくらい売れない。日産サクラの中古車がだぶついている。EVの不便さが知れ渡ったせいである。
  • 縛りが嫌ならEV補助金をもらわないという選択肢もあるけれども、だったらトヨタのヤリス・ハイブリッドを買ったほうがいい。
  • 現状のEVは、製造コスト(特にバッテリー)がきわめて高いので、補助金なしに、エンジン車やハイブリッド車と価格的に競合することができない。
    • 実際、補助金を減額・打ち切りにした地域では、EVは見事に売れなくなっている。
    • ピュアEVに全振りした会社は、軒並み、大きな損失を計上し、とくにEU(とくにドイツ)では、大量の雇用すら失われている。
    • EU(とくにドイツ)では、大きな自動車メーカーを支えてきた部品供給メーカーが倒産しているらしい。
    • これだけEVが売れないと、これまで作ってきた充電スタンドへの投資も回収できないで終わるだろう。
  • ガソリン代よりも電気代が安いと仮定しても、そもそもEVは高額であり、かつ、バッテリーの寿命の短さからくるリセールバリューの低さを合わせ考えると、ガソリン車やハイブリッド車を選んだほうが、トータルコストで得をするケースが圧倒的に多いというのが実情である。
  • だからこそEV補助金が付くのだけれども、EVのさまざまな不便さを考慮すると、素直にヤリス・ハイブリッドを買ったほうがいい、という結論になる。
  • ヤリス・ハイブリッドは、庶民にとって、[一番失敗がない車]だといえる。
  • トヨタが一人勝ちしているのは、圧倒的に丈夫で、コスパがいいからである。
  • これはEVシフトという大芝居(欧州の官僚たちが仕掛け人)を打っても、ひっくり返らない事実である。
  • つまりトヨタは、EVを徹底的に研究し尽くした結果、EVは現状ではダメだと知ったうえで、ハイブリッド車に活路を見いだしたがゆえに、プリウスを世に出したわけである。
  • [トヨタは、EVを作らないのではなく、作れないのだ]という中国側の見解が、酸っぱいブドウの理屈であることを、よく観察する必要がある。
  • 現在の日本の電力事情やインフラ事情を考えると、EVは現状では、日本人に受け入れてもらえないことは自明である。
  • 日本の多くのユーザーにとってヤリス・ハイブリッドのような車が最も合理的である理由は明確である。
  • 中国は、日本の軽自動車を研究した結果、RACCOを開発したのだというけれども、RACCOのライバルはヤリス・ハイブリッドだよ。
    • 中国は、研究する対象を誤っていると思う。
  • ヤリス・ハイブリッドに圧勝する製品を出さないかぎり、勝負にはならない。
  • あと、致命的なRACCOの欠点として、ホイールベースを長くとっている割に最低地上高が低すぎるので、歩道を渡って敷地に入るとき、歩道または縁石で腹をこする/当てるなどして、バッテリーが故障する危険性が高い。
    • スズキ・ハスラーぐらい最低地上高を高くしないと、軽自動車は腹をこする/当てるなどのトラブルに見舞われやすい。
    • 結局、床下にバッテリーを配置する、しかも、シャシーと一体形成で、というのは無理があるパッケージングだ。
    • 車高が低いEVは、腹を擦る/腹をぶつけるといった、日常にありがちな小規模な事故によってバッテリーを傷つけ、悪くすると車両火災、良くても火災なき全損(廃車)に至るであろう。
    • 自動車の下回りに最重要部品であるバッテリーを配置するやり方は、安全性の面から、気が狂っているといえる。
項目 ヤリスハイブリッド 電気自動車(EV)
購入コスト 補助金なしでも手頃で現実的 車両価格が高く、補助金前提
利便性 数分の給油で長距離を走れる 充電に時間がかかり、遠出に計画が必要
リセール 世界中で需要があり、値落ちしにくい バッテリー劣化への懸念からリセールバリューは低い
主なメリット 圧倒的な燃費の良さと信頼性 自宅充電での日常使いの安さ、静粛性
  • 大型車では、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)が主流になるらしい。
  • そこから、大型車よりも下のクラスにおいても、水素を燃料とするエンジン車、あるいは、ハイブリッド車が普及する未来が見えてくる。
  • つまり、水素燃料やe-fuelやエタノールやガソリンをも使用できる、[どんな燃料でも使える内燃機関]の開発こそが、近未来の自動車を支える技術となるであろうことは自明だと思う。
  • 水素燃料が中心の社会になれば、水素燃料ハイブリッド車が標準的な自動車の姿になるだろう。
  • EVは構内・トンネル内・地下などの閉鎖空間では、その排気ガスのなさで優位性をもつのは事実だ。
  • しかし水素燃料のエンジンは、排気ガスそのものがクリーンなので、閉鎖空間においてすら、EVにする必然性は、そこまで高くはない。

■CVT(無段変速機)の弱点・デメリット

摩耗粉による故障リスクと短命さ

  • 加減速のたびに金属ベルトとプーリーが強く擦れ合うことで金属粉(摩耗粉)が発生し、その鉄粉が油圧バルブの詰まりや金属ベルトの破断を引き起こしてトランスミッションの寿命を縮める。

高額な修理費用(アッセンブリー交換)

  • 故障時に部分修理ができず、CVTアッセンブリー(丸ごと)交換となるため、20万〜50万円単位の致命的な高額出費を強いられる。

過酷な使用環境への脆弱さ

  • 重い荷物の積載、坂道の登行、泥濘からの脱出など、強い負荷がかかる状況では金属ベルトに猛烈な負担がかかり、滑りや早期故障を引き起こしやすい。

リセールバリュー(残価)の下落

  • 走行距離が伸びた過走行車などでは購入後のCVT故障リスクが意識されるため、下取り価格(リセールバリュー)が下がりやすい。

動力ロスとフィーリングの課題

  • 構造上、ガソリン車では特有の動力ロスや加速時の違和感(ラバーバンドフィール)が生じる。

軽商用車 トランスミッション別対応一覧(現行型)

自動車メーカー 車種名 車両タイプ トルコンAT 対応グレード MT 対応グレード
スズキ (製造元) エブリイ 軽バン 4速AT: ・PA(※) ・PAリミテッド(※) 5速MT: ・PA ・PAリミテッド
キャリイ 軽トラ 3速AT: ・KCエアコン・パワステ ・KCエアコン・パワステ農繁 ・KX 5速MT: ・全グレード(KC、農繁、KX、スーパーキャリイ等)
ホンダ N-VAN 軽バン ✕(AT車はすべてCVT) 6速MT: ・G ・FUN
日産 (スズキOEM) クリッパー バン 軽バン 4速AT: ・DX(※) 5速MT: ・DX
クリッパー トラック 軽トラ 3速AT: ・DX農繁仕様 ・KX 5速MT: ・全グレード
三菱 (スズキOEM) ミニキャブ バン 軽バン 4速AT: ・M(※) 5速MT: ・M
ミニキャブ トラック 軽トラ 3速AT: ・M ・みのり 5速MT: :全グレード
マツダ (スズキOEM) スクラム バン 軽バン 4速AT: ・PA(※) 5速MT: ・PA
スクラム トラック 軽トラ 3速AT: ・KCエアコン・パワステ 5速MT: ・全グレード

(※) エブリイおよびそのOEMの軽バンにおいて、4速ATが設定されているグレードには、同時に「CVT」搭載モデルも並行してラインナップされています。同一グレード名でも注文時にどちらのミッションか選択する必要があります。