【東大院特任教授が指摘】実はコメ価格を決めているのはJAではない!?(東京大学大学院特任教授 鈴木宣弘)【ニュースの争点】
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東京大学大学院特任教授の信氏が農業問題とJA批判について解説する /
米価高騰の原因はJAにない /
業者による直接買い付けが増えJAの集荷率が大幅に低下した /
JAは米を確保して価格を操作する余裕がない /
食糧管理制度廃止後に米流通が多様化した /
近年の米不足でJAの集荷率がさらに低下した /
JA批判が意図的に強まっている /
JAは米価をコントロールできる立場にない /
米価形成の主導権は買い手側にある /
米価コントロールの主役は大手流通・小売業者である /
JAが米価を釣り上げてきたという主張は誤りである /
独占禁止法上の問題は大手スーパーの優越的地位にある /
JAは農家の共同販売と相互扶助を目的に設立された /
JAの信用・共済部門は農家を守るために作られた /
JAは地域の農家と住民を支える総合的な組織である /
JA離れの背景には直接買い付け業者の増加がある /
農家が個別に販売しても全体の価格が下がる構造になる /
共同販売の重要性を再認識する必要がある /
組合の弱体化は労働者の賃金低下と同じ構造である /
農協解体論の背景にはビジネス上の利害がある /
農協解体論者は小規模農家の排除と企業的農業の推進を目指している /
農業の成長産業化論は一部の業界の利益追求に基づく /
規制緩和による大規模企業の参入は限定的な利益しかもたらさない /
日本とアメリカの農業規模や土地条件は根本的に異なる /
日本の農地は分散しており大規模化が困難である /
規模拡大による競争力強化論は現実的でない /
成長産業化論は一部の利益追求者の論理である /
非効率な農家を支えるJAへの批判は的外れである /
農協と政治の結びつきは過去ほど強くない /
農政トライアングルの影響力は過去のものになった /
TPP交渉を契機に農協組織の権限は大きく縮小された /
現在の農協は農家の声を政策に反映する力が弱まっている /
農林水産省の権限は財務省や経済産業省とのパワーバランスの変化で大きく低下した /
鉄のトライアングルによる農業支配構造はすでに崩壊している /
改革推進派が農業改革を阻害しているという批判は誤りである /
世界的な食料供給不安の中で国内生産の重要性がかつてなく高まっている /
政策は一部の利益追求者に偏り食料安全保障の議論が不足している /
食料自給率の軽視と農業予算削減が農村の疲弊を招いている /
農協解体論の背後には外資や大企業の利権がある /
農協の共同販売・共同購入機能の破壊は農家の交渉力低下と買い叩きにつながる /
農業改革は地域社会と国民の富を守る視点で進めるべきである /
安易な成長産業化論ではなく農家と地域社会を支える政策が必要である /
農家への直接支払いによる所得補償が消費者利益にもつながる /
消費者と生産者の双方を支える直接支払い制度の導入が食料安全保障の確立につながる /
一部の利益追求や輸出偏重の政策は日本農業の破滅につながる /
現実を踏まえた協力と持続可能な農業政策が不可欠である
【東大院特任教授が指摘】実はコメ価格を決めているのはJAではない!?(東京大学大学院特任教授 鈴木宣弘)【ニュースの争点】
■【東大院特任教授が指摘】実はコメ価格を決めているのはJAではない!?(東京大学大学院特任教授 鈴木宣弘)【ニュースの争点】
以下の[見出しと本文]において、話題の内容ごとに、あるいは、話の筋を組み立てる意味において、最適な順番に並べ替えてほしい。
東京大学大学院特任教授の鈴木宣弘氏が農業問題とJA批判について解説する
本日のニュースでは、東京大学大学院特任教授の信氏を招き、農業問題、特にJA(農業協同組合)批判について話を伺う。