WindowsからLinuxへ移行

WindowsからLinuxへ移行しても違和感の少ない、Linuxの有名どころのディストリビューション

Windows 11はOSごとスパイウェアであるから、Linuxへの移行を真剣に考える必要がある

  • Windowsと操作性が似ているLinuxディストリビューションを選び、そのLinux上でWineを走らせて、Windowsでしか動かないソフトウェアを使ってみて、実験をする必要がある。
  • UEFIによってクロックの数値を下げたり、消費電力にリミットを設けたりしてごまかしても、第13・14世代のIntel Core iシリーズのプロセッサは、回路の線が熱で切れるので、長持ちしない、最悪のプロセッサであるから、買うなら第12世代のIntel Core iシリーズ、または、Ryzen 7またはRyzen 5である。
  • 多くのローカルAIは、NVIDIAのGeForceに最適化されているらしい。
  • ローカルAIを使うにあたって、Radeon〔AMD〕ではダメらしい。
  • 第12世代のIntel Core iシリーズ+GeForce〔メモリは32GBが最低で、64GBが望ましい〕〔メモリ:DDR4でもDDR5でも、スピードに体感差はない〕
  • 現行のRyzen 7+GeForce〔メモリは32GBが最低で、64GBが望ましい〕〔メモリ:DDR4でもDDR5でも、スピードに体感差はない〕
  • 現行のRyzen 5+GeForce〔メモリは32GBが最低で、64GBが望ましい〕〔メモリ:DDR4でもDDR5でも、スピードに体感差はない〕
  • Windows 11はシステムが不安定であり、OSごとスパイウェアであるから、個人用フォルダ〔下記〕には、重要なデータを置かないほうがよい。
    • つまり下記のフォルダーは、空っぽが好ましい。
    • 自分用のおもなデータは、C:ドライブではない、外部ストレージに置く。
    • 保存用のSSD〔2TB程度〕と、長期保存用のHDD〔8TB程度〕をうまく使い分ける。
    • HDDにかんしては、壊れやすいSEAGATEは必ず回避する。
    • HDDにかんして、SEAGATEのHDDの故障率が改善されたといっても、TOSHIBAやWDと比較して、より壊れやすいSEAGATEは必ず回避する必要がある。情け容赦はいらない。
    • SEAGATEのHDDの故障率が改善されたといっても、TOSHIBAまたはWDのHDDのほうが安定であることに変わりはないので、わざわざ地雷HDDを買う必要は毛頭ない。
    • もちろん、買ったPCに付属してきたSEAGATEのHDDを、バックアップ用に使うのはよいであろう。
    • ロジテックなどのHDDケースは魅力的だけれども、HDDケースやNASは、太陽フレアによる電気トラブル、落雷などによって、すべてのドライブのデータが全損になる危険性もある。
    • 危険分散の意味で、個別の外付けHDD〔ACアダプタがそれぞれのHDDに対して存在するもの〕を複数使用するのが安全だろうと思う。
    • 私はロジテックのWD-Red-Plus〔4TB:5400rpm〕の三台を中心に、2.5インチHDDやSDカードなども含めて使用している。
    • バックアップ用なら5400回転のほうが、遅いけれども、消費電力が少なく、安定していると思う。
    • なお、ロジテックのWD-Red-Plus〔4TB:5400rpm〕の三台のうち一台は、ACアダプタの不良であり、他社製の同じ規格のACアダプタを使っている。
    • HDDユニット、ケース、電源が、それぞれ独立しているほうが、故障原因の特定と、その入れ替えが可能であるから、このやり方が好ましいであろう。
// Windowsの個人データのフォルダー〔Microsoftがおもに狙ってる〕
C:\Users\%username%\AppData
C:\Users\%username%\AppData\Local
C:\Users\%username%\AppData\LocalLow
C:\Users\%username%\AppData\Roaming
C:\Users\%username%\Contacts
C:\Users\%username%\Desktop
C:\Users\%username%\Documents
C:\Users\%username%\Downloads
C:\Users\%username%\Favorites
C:\Users\%username%\Links
C:\Users\%username%\Music
C:\Users\%username%\Pictures
C:\Users\%username%\Saved Games
C:\Users\%username%\Searches
C:\Users\%username%\Videos

AnduinOS|2-1

「AnduinOS」レビュー--「Windows」から移行する人にお薦めの「Linux」ディストロ

5/12(月) 7:00配信
ZDNET Japan

提供:Jack Wallen / Elyse Betters Picaro / ZDNET

 読者の中には、「Windows」からの移行に最適な「Linux」ディストリビューションを探している人もいるはずだ。選択肢は豊富に存在する。ルック&フィールが「Windows 10」や「Windows 11」に似ていないディストリビューションでも、設定を変更することで、MicrosoftのOSに似せることが可能だ。

 最初からWindowsに似ているLinuxディストリビューションも幾つか存在する。比較的新しい「AnduinOS」もそうしたディストリビューションの1つで、先頃、バージョン1.3がリリースされた。筆者は、そのバージョンを実際に試してみて、なかなかの感銘を受けた。

 AnduinOSの最新バージョンは「Ubuntu 25.04」をベースとしているので、基礎部分はCanonicalの定評あるディストリビューションと同じだ。つまり、堅実なハードウェアサポートや使いやすいパッケージマネージャー、強固で安定した基盤、2026年まで有効なサポートを提供する。

 AnduinOSは「GNOME 48」を採用することでWindows 11風の外観を実現しており、完成度は非常に高い(その一方で、多くの「GNOME」ベースのLinuxディストリビューションで見られるシンプルさも維持している)。さらに、GNOMEデスクトップでは通常見られない機能(デスクトップの左下にクリック可能なボタンとして配置された天気アプリなど)も幾つか追加されており、魅力が高まっている。

 ただし、AnduinOSには、重要な注意点がある。AnduinOSは、Windowsから移行する開発者向けのディストリビューションとして宣伝されているが、実際には、日常的な用途にも問題なく使用できる。筆者は最初にデスクトップメニューを細かく調べて、どういうところが開発者向けなのか確認してみたが、特に目立った点はなかった。確かに、クリップボード履歴を開く「Super」+「V」ショートカット(これは便利)やHDRのサポートなどが追加されてはいるものの、「開発者向け」であることを猛烈にアピールする要素はこのディストリビューションにはない。むしろ、「Linuxだが本当に使いやすい」ということを猛烈にアピールしている。

 実際に、AnduinOSは「一度設定すれば、後は放っておける」タイプのディストリビューションなので、Linuxを使うのが楽しくなる。直観的で使いやすく、設計も優れている。

筆者の体験

 AnduinOSのインストールは、最近のほかのLinuxディストリビューションと同様に簡単である。ISOイメージファイルをダウンロードして、新しい仮想マシンを作成した後、5分足らずでOSが起動して、使用準備が整った。ログインしてすぐに感銘を受けたことがある。それは、開発元がGNOMEを設定してWindows 11のような外観にうまく仕上げているだけでなく、Linuxらしさも少し残していることだ。

 最初に気づいたことの1つは、必要最小限のソフトウェアしかプリインストールされていないことだ。これで何も問題はない。「GNOME Software」アプリを開いて、必要なものを検索し、ワンクリックでインストールできるからだ。開発元がGNOME Softwareに「Flathub」のサポートを組み込んでいるのもうれしい点だ。このおかげで、インストールできるソフトウェアが大幅に増える(「Spotify」や「Slack」のようなプロプライエタリーなアプリもインストール可能)。

 AnduinOSで印象に残った点はほかにもある。パフォーマンスだ。GNOMEが市場で最も高性能な(本格的な)Linuxデスクトップの1つになったことは周知の事実だが、AnduinOSはその優れた性能を遺憾なく発揮する。アプリをクリックすると、ほぼ瞬時に起動する。アップデートとアップグレードは迅速に実行され、アニメーションも非常に滑らかだ(これは、3GBのRAMと2つのCPUコアしかない仮想マシンとして実行した場合でも同じだった)。