英語のbrush upは、[すでに身につけているスキルや知識を、実際に使えるレベルにまで復活させる行為]つまり[既有能力・既有知識の復活行為]に限定された行ない

  • 昔は自動車に乗っていたけれども、長らく運転しない期間が続き、運転技術を復活させたい。そういうときに、[ドライビングスキルをブラッシュアップする]という言い方が成立しうると思う。
  • [この企画書は、もう少しブラッシュアップしてから提出しよう]という表現を英語のbrush upと捉えると、この企画書が、かつては良かったのに、どこかで劣化したので、かつての絶好調な状態を取り戻すために何かするような感じになってしまう。
  • そこで述べたいことは、[企画書を改善する][企画書の完成度を高める][企画書をより完璧に近い状態にまで仕上げる]ということであろう。だったら、そのまま日本語でどうぞ。
  • カタカナ語を使いたいのであれば、[この企画書は、もう少しリファインしてから提出しよう]でいいんじゃないか? 
  • 英語/カタカナ語を使って自分を飾るのは、もうやめよう。こちらが恥ずかしいから。サブイボが立つ。
  • [ブラッシュアップ]が[リファイン]や[インプルーブ]の意味で、ビジネス用語として広く認知されているのは、ビジネス界がバカの集まりのようにみえてしまうから、やめてほしい。
  • [◯◯と思ってもらいたいから、このように振る舞う]という、外側へ意識を向けた生活をしているから、不要不急のカタカナ語を使うようになってしまうのだ。