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[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]に[大人の鉛筆|三星鉛筆]の替芯が適合しない件

  • [大人の鉛筆|三星鉛筆]にあらかじめ入っている替芯は、[ステッドラーの2.0mm替芯]や[三菱鉛筆 uniのの2.0mm替芯]よりも直径が太い。
  • [大人の鉛筆|三星鉛筆]にあらかじめ入っている替芯は、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴〔底に【芯の差し込み口】がある〕の【芯の差し込み口】にギリギリ入るぐらいの太さで、回転させようとすると、この替芯がポキポキ折れてしまう。
  • [大人の鉛筆|三星鉛筆]の替芯は、[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]に適合しない。
  • また[大人の鉛筆|三星鉛筆]それ自体が、太すぎるため、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴に入りきらず、適合しない。
  • したがって、[大人の鉛筆|三星鉛筆]は、[2.0mmの芯ホルダー]のシステムにそぐわない規格をもっている、といえる。

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の最大の注意点|芯の削りクズ〔芯粉〕が漏れる!

  • 【STAEDTLER 研芯器 502】は、デスクトップ用の文房具であり、持ち運び用・携帯用ではない。
  • 【STAEDTLER 研芯器 502】の最大の注意点は、持ち運び時・携帯時における芯の削りクズ〔芯粉〕の漏洩である。
  • 【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴〔底に【芯の差し込み口】がある〕の【芯の差し込み口】から、持ち運び時・携帯時に、芯の削りクズ〔芯粉〕が出てくる。
  • 【STAEDTLER 研芯器 502】を持ち運ぶ・携帯する場合には、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴に[コルク栓][ゴム栓]などをしたうえで、ジップロック的なポリエチレンのチャック袋に【STAEDTLER 研芯器 502】を入れて持ち運ばないと、芯の削りクズ〔芯粉〕が漏れ出て、筆入れを真っ黒にしてしまう。

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502〔STAEDTLER 研芯器 502|4007817530207〕]で削れると私が確認した芯ホルダー

  1. 【STAEDTLER 研芯器 502に適合】:ステッドラー マルステクニコ 780C〔STAEDTLER Mars Technico 780C:4007817737866〕:製図・デッサン・一般筆記
  2. 【STAEDTLER 研芯器 502に適合】:三菱鉛筆 ユニホルダー〔uniホルダー〕:製図・デッサン・一般筆記
  3. 【STAEDTLER 研芯器 502に適合】:三菱鉛筆 ユニフィールド〔uni FiELD〕:木工・大工・建築すみつけ・デッサン・一般筆記

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の特徴

  • 【STAEDTLER 研芯器 502】は、鋭角に〔この[鋭角]という表現は数学上の[鋭角]という意味ではなく、角度の数値がイメージ的に小さい状態を意味します〕ピンピンに尖るので、H・2H・3H・4Hなど芯硬度の硬い芯で製図をするのに向く芯削りです。
  • 一般筆記には、もう少し鈍角な〔この[鈍角]という表現は数学上の[鈍角]という意味ではなく、角度の数値がイメージ的に大きい状態を意味します〕削れ方をする、オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]が向いています。
  • 一般筆記には、オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]を[ジップロック的なチャック袋]に入れたまま芯を削り、芯の削りクズ〔芯粉〕も[ジップロック的なチャック袋]入れたままにする〔使用後はチャックを閉じる〕のが最良だと思います。
  • オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の原理と使い方

  • [ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の天面にある【底がふさがった小穴】は、[芯を削るにあたって、芯を繰り出す最適な長さを提示する穴]です。
    • 【底がふさがった小穴】:【左側】:[芯先を細く削る穴〔深い〕]
    • 【底がふさがった小穴】:【右側】:[芯先を太く削る穴〔浅い〕]
    1. [ステッドラー マルステクニコ 780C][三菱鉛筆 ユニホルダー]といった、ドロップ式芯ホルダーなら、ホルダー尾部の押しボタンを押して、芯を長めに出しておきます。
    2. 長めに出してある芯を、この【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある【底がふさがった小穴】に挿入し、ホルダー尾部の押しボタンを押しながら【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にホルダーを押しつけると、繰り出された芯長が[ちょうどの長さ]になります。
    3. この[ちょうどの長さ]にしたまま、芯を折らぬよう注意しながら慎重に、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴〔底に【芯の差し込み口】がある〕にホルダーを差し込みます。
    4. ホルダーを手で握って、ホルダーをが自由回転をしないようにホールドしたまま、左右どちらかに円運動をさせます。歯車上の刃がガリガリと芯を削り、削り終えると抵抗感がなくなり、スカスカ回るようになります。
    • 「大人の家庭科・お裁縫編」ー「芯研器の使い方」
    • ホルダーは、芯先を円錐形にするために、[芯先を円錐形と相似な、デカい円錐形の母線を回転させるかたち]の不自然な回転運動をすることになります。
    • この[デカい円錐形の母線を回転させるかたち]の不自然な回転運動に沿わないような、ホルダーないしは芯に横荷重をかけるような回し方をすると、簡単に芯先が折れてしまい、芯がムダになってしまいます。
  • 【STAEDTLER 研芯器 502】の中身は、軸をもつ精密な歯車〔歯車の歯=刃が芯を削る〕だけが内蔵されています。こんなもんで削れるんかいな? と思いますけれども、削れるんですよ。軸・歯車・回転するプラスチック天板それぞれが高精度で、回転はスムーズですし、芯粉そのものが滑り粉〔芯粉を鍵穴に入れると鍵がスムーズに入る〕ですから、なおさら、スコスコ回転します。
    • この[歯を固定したままにする]ことで、【STAEDTLER 研芯器 502】それ自体は故障しづらい構造にできます。
    • けれども、[デカい円錐形の母線を回転させるかたち]の不自然な回転運動を、人間の手がになうことになります。
    • そのせいで、このコツがつかめない人は、【STAEDTLER 研芯器 502】で削るたびに芯先が折れるので、【STAEDTLER 研芯器 502】を嫌います。
    • 一般筆記には、もう少し鈍角な〔この[鈍角]という表現は数学上の[鈍角]という意味ではなく、角度の数値がイメージ的に大きい状態を意味します〕削れ方をする、オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]が向いています。
    • オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]
  • [三菱鉛筆 ユニフィールド][大人の鉛筆]といった、ノック式芯ホルダー〔実際には2.0mmシャープペンシル〕なら、尾部のノックボタンを何度も押して、芯を長めに出しておき、あとはドロップ式芯ホルダーとまったく同じ手順で削ります。
    • ただし[大人の鉛筆]は、【STAEDTLER 研芯器 502】には不適合です。

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502〔STAEDTLER 研芯器 502|4007817530207〕]で削れないと私が確認した芯ホルダー

  1. 大人の鉛筆→[太すぎて【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴〔底に【芯の差し込み口】がある〕に入らないので不適合]
  • 大人の鉛筆でも、無理をして、芯を長く伸ばせば、【STAEDTLER 研芯器 502】で削れます。
  • ただし、そこまで芯を伸ばすと、芯が折れるリスクも高いので、あまりオススメしません。
  • また、大人の鉛筆の六角軸の尖った部分が、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴〔底に【芯の差し込み口】がある〕の内壁の圧力と、その内壁との摩擦によって、へこまされます。
  • 大人の鉛筆を傷つけたくない人は【STAEDTLER 研芯器 502】は使わないほうがいいでしょう。
  • 実験した結果、一般筆記には、オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]を[ジップロック的なチャック袋]に入れたまま芯を削り、芯の削りクズ〔芯粉〕も[ジップロック的なチャック袋]入れたままにする〔使用後はチャックを閉じる〕のが最良だと思います。
  • オート OHTO SPN-70 [2ミリシャープ用芯削り]

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]が【削れない】と思っている人は芯の繰り出し長さが不足しているかも

  • 芯ホルダーから少し芯を出して、【STAEDTLER 研芯器 502】の天面にある煙突状の穴の底にある【芯の差し込み口】]に芯を入れることを意識しながら、その煙突状の穴にホルダーを差し込みます。
  • ノック式芯ホルダー〔実際には2.0mmシャープペンシル〕なら、芯の先端が【STAEDTLER 研芯器 502】の中央歯車に触れるまでノックを繰り返して、削ります。
  • ドロップ式芯ホルダーなら、芯の先端が【STAEDTLER 研芯器 502】の中央歯車に触れるまで、尾部のボタンを押して芯をドロップさせてから、削ります。

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の天板の穴にある入っている白いものは綿

  • 【STAEDTLER 研芯器 502】で芯を削ると、芯の削りクズ〔芯粉〕が芯先に付着したままになります。これでは紙面が汚れます。
  • 天板の穴にある入っている白いものは、この芯の削りクズ〔芯粉〕を芯先から拭い取る綿です。
  • 替え綿も売っています。
  • ステッドラー STAEDTLER 502 RS10 [ミニテクニコ用 芯クリーナー]

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]の【底がふさがった小穴】は不良品ではない

【底がふさがった小穴】は、[芯をどれだけ繰り出さなければ、歯車に当たらないか]を測定するための[最適な深さ]をもつ穴ですから、底がふさがっているのは当然です。 Amazonのレビューに、ドリルで穴を開けた人がいますけれども、仕組みを理解していませんね。

  • 【底がふさがった小穴】:【左側】:[芯先を細く削る穴〔深い〕]
  • 【底がふさがった小穴】:【右側】:[芯先を太く削る穴〔浅い〕]

[ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502]は台湾で製造されたOEM品で、ステッドラーのほかに、同製品がドラパスからも出ている

DRAPAS〔ドラパス〕 №17-059 回転式芯研器 ポケットタイプ No.504|4940288170599

catalogue_05.pdf

ステッドラー マルス ミニテクニコ 芯研器 502|4007817530207