いちばん消しやすいプラスチック字消し

いちばん消しやすい消しゴム

消しゴム沼から出る方法

  • よく折れる消しゴムの代表格だと私が思っているのは、[まとまるくん|ヒノデワシ][MONO消しゴム|トンボ鉛筆][レーダー消しゴム|シード][エアイン消しゴム|プラス〔PLUS〕]である。
    • 消しゴムの消費において最も大きな割合を占めていると考えられる要素は、[消しゴムが折れてできた断片を捨て去ること]である。握れない断片は、捨てるしかないわな。
    • そうやって、文字を消すのではなく、折れてゴッソリと減っていくのが、[まとまるくん][MONO消しゴム][レーダー消しゴム][エアイン消しゴム]という印象なんだわ。
    • 消しゴムは、よく消えるのは当然で、それ以前に[折れないこと]が最も重要である。
  • 折れにくくて、よく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムの一つは、[フォームイレーザーダブル|ラビット]や[アーチ消しゴム|サクラクレパス]の系統である。これらはラビットが製造している。
    • [フォームイレーザーダブル]または[アーチ消しゴム]にたどり着くと、消しゴム沼から出ることができる。
    • 消しゴムは生鮮食品と同じで、買い溜めしても経年変化で固化し、黄ばんでいくので、使い切ってから新品を買うのがよい。
    • ただし消費量が多い場合には、箱買いでもよい。とはいえ、箱買いが安いかどうかは別問題である。送料込みで、容積単価/重量単価をよく比較するのがよい。そうすると、だいたいヨドバシで買うのが正解ということになる。
    • コンビニなどの実店舗でよく見る消しゴムが、ベストの消しゴムかというとNOであり、良い消しゴムでも店頭に並んでいないことが多い。
    • 昔はダイソーで[フォームイレーザーダブル]が安価にて手軽に入手できたけれども、現在のダイソーでは、ヒノデワシ製品が主流になっているようである。
  • 折れにくくて、そこそこよく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムの一つは、[Clutto〔くるっと〕|プラス〔PLUS〕]である。[Clutto〔くるっと〕]の消しゴム部は、たぶんヒノデワシが製造している。ケース〔ツマミを回転させると消しゴムが出てくる〕はベトナム製である。
  • よい消しゴムが、実店舗には置いていないことも多いので、ヨドバシで買うのがベストであろう。
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    • サクラクレパスやパイロットの消しゴムは、ぜんぶラビットが作っている、ほぼ同じもの、または、まったく同じものである。
    • その大本になっている消しゴムが[フォームイレーザーダブル|ラビット]であると私は思っている。
    • 現在のところ、[フォームイレーザーダブル]やその亜種を使っておけば、ほぼ間違いないと思う。
      • 白い消しゴムではなく、黒い消しゴムが欲しい場合には[アーチ消しゴム]を使えばよい。
    • 現在のところ、[Clutto〔くるっと〕]を使っておけば、ほぼ間違いないと思う。
フォームイレーザーダブルの単価比較のための表
サイズ	S	SM	M	LL
品№	10260	18619	10286	18635
製品略号	RFW-S	RFW-SM	RFW-M	RFW-LL
型番	RFW-60 	RFW-80 	RFW-100 	RFW-300
JANコード	4901881010262	4901881018619	4901881010286	4901881018633
小売価格	77円(税抜価格70円)	110円(税抜価格100円)	132円(税抜価格120円)	396円(税抜価格360円)
本体:縦	19mm	21mm	23mm	39mm
本体:横	45mm	53mm	59mm	80mm
本体:高さ	11mm	11mm	11mm	13mm
本体:重量	12g	15g	19g	50g
本体:容量				
本体:材質	本体:塩ビ	本体:塩ビ	本体:塩ビ	本体:塩ビ
本体:芯径				
本体:ボール径				
内装箱:入数	40コ	30コ	20コ	10コ
パッケージ入数【1】	5	1	5	1
ヨドバシ価格【1】	332	99	537	356
パッケージ入数【2】	2		1	
ヨドバシ価格【2】	138		118	
パッケージ入数【3】	1			
ヨドバシ価格【3】	69			

プラスチック字消し〔消しゴム〕|日本の5大メーカー

  • 以下の企業名の先頭の番号【00】が、消しゴムのスリーブ側面に印刷された日本字消工業会の[クリーンマーク]の番号である。
    • トンボ鉛筆は日本字消工業会に加盟していないので【XX】としてある。
  • ■【XX】:トンボ鉛筆|■モノ消しゴム | 株式会社トンボ鉛筆
    • MONO消しゴム - Wikipedia
    • トンボ鉛筆のMONO消しゴムは、2010年代半ば以前は株式会社シードのOEM製品であった。この時代の[MONO消しゴム]は[レーダー〔Radar〕]と同じものであった可能性がある。ただし、配合が微妙に異なった可能性もある。
    • MONOとレーダー、中身は同じ?
    • トンボ鉛筆は、株式会社シードに委託していた消しゴム製造を、2010年代半ばから自社生産に切り替えるのと同時に、スリーブ側面にあった日本字消工業会のクリーンマーク〔固有番号01〕を取り除いた。
    • トンボ鉛筆が自社生産を開始してからの新仕様のMONO消しゴムは、[折れやすい・欠けやすい]という欠点を克服し、以前よりも[折れにくい・欠けにくい]という状態に変わったようである。
    • とはいえ、プラスチック字消しを製造するさい、プラスチックを軟化剤でよく軟化させて[よく消える]という状態にすると、どうしても[折れやすい・欠けやすい]という性質がつきまとうものである。
    • あとは、そのプラスチック字消しを、どれだけ[折れにくい・欠けにくい]ように、配合物を工夫するかにかかっている。これに最も成功しているのはラビット株式会社であろう。
    • MONO消しゴムには、いろいろな種類があり、現在は最上の姿を模索中であるようにみえる。
    • モノ消しゴム | 株式会社トンボ鉛筆
  • ■【01】:株式会社シード|■消しゴムと修正テープの株式会社シード
  • ■【06】:ヒノデワシ株式会社|■消しゴムはんこ『はんけしくん』のヒノデワシ株式会社
    • プラス〔PLUS〕の消しゴムは、ヒノデワシのOEMである。
    • 現在、私が思う[2番目に技術力が高い消しゴム製造会社]がヒノデワシである。
  • ■【11】:ラビット株式会社|■ラビット株式会社
    • ラビット株式会社は、サクラクレパスのグループ会社である。
    • 現在、私が思う[最も技術力が高い消しゴム製造会社]がラビットである。
  • ■【13】:ぺんてる株式会社|■ぺんてる株式会社
    • ぺんてるのプラスチック字消しは、[軽く消せるタイプ][まとまるタイプ]ともに、消しカスが散らばり、まとまらないので、評判としてはいまいちであった。ただし[くっつくタイプ]が出た。
    • [TUFFシャープペンシル〔0.5・0.7・0.9|ぺんてる]の後端に、軸を回転させると消しゴムが出てくる消しゴムが付いており、これの使い心地と、[Clutto〔くるっと〕|プラス〔PLUS〕]の使い心地が、同じ系統である。
    • [TUFFシャープペンシル]の換え消しゴムは、ヨドバシで買うことができる。
    • ぺんてるは、ノック繰り出し方式のシャープペンシルを発明した企業である。
      • ノックボタンを押すと芯が押し出され、チャックが開いて芯をリリースし、ノックボタンを離すとチャックを後退させながらチャックが閉じて、芯をつかむ。この繰り返しで芯を繰り出すのが、ノック繰り出し方式のシャープペンシルである。
      • 早川式は尾部を1/4だけ回転させて繰り出す方式であるため、現在のシャープペンとは別物である。

【OEM関連】:[旧仕様のMONO消しゴム|トンボ鉛筆]〔株式会社シード製造のOEM製品〕と[Radar〔レーダー〕|シード]は同一物であった可能性がある

  • クリーンマーク
  • 日本字消工業会-会員企業ご紹介
    • ■【XX】:トンボ鉛筆|■モノ消しゴム | 株式会社トンボ鉛筆
      • トンボ鉛筆は日本字消工業会には加盟していないようだ。したがって、現在のMONO消しゴムのスリーブ側面に、クリーンマークはついていない。
  • 以下の企業名の先頭の番号【00】が、消しゴムのスリーブ側面に印刷された日本字消工業会の[クリーンマーク]の番号である。
    • ■【01】:株式会社シード|■消しゴムと修正テープの株式会社シード
      • 【01】シードOEM:クツワ
      • 【01】シードOEM:コクヨ〔リサーレ〕【★コクヨ】 → コクヨはクリーンマークを表示していないので、この情報は不正確かもしれない。
      • 【01】シードOEM:サンスター文具〔MONO〕
      • 【01】シードOEM:トンボ鉛筆〔ただし旧仕様のMONO消しゴム〕
        • ※トンボ鉛筆は、株式会社シードに委託していた消しゴム製造を、2010年代半ばから自社生産に切り替えるのと同時に、スリーブ側面にあった日本字消工業会のクリーンマーク〔固有番号01〕を取り除いた。
      • 【01】シードOEM:ナカバヤシ
      • 【01】シードOEM:ライオン事務機
      • 【01】シードOEM:三菱鉛筆【★三菱鉛筆】
    • ■【02】:有限会社アミン
    • ■【06】:ヒノデワシ株式会社|■消しゴムはんこ『はんけしくん』のヒノデワシ株式会社
      • 【06】ヒノデワシOEM:サンスター文具〔まとまるくん〕
      • 【06】ヒノデワシOEM:プラス〔PLUS〕
        • [フォームイレーザーダブル][アーチ][小学生字消し]よりも剛性感が低く、しかもよく消えて、消しカスがある程度まとまるプラスチック字消しは、プラス〔PLUS〕のエアイン消しゴムである。
          • よく消えて、消しカスがある程度まとまるプラスチック字消しとして、【1】高剛性で折れにくい[フォームイレーザーダブル/アーチ|ラビット]と【2】やや柔軟でやや折れやすい[エアイン消しゴム|プラス〔PLUS〕]の二系統が有名であり、これらは超微細なコンパウンドによって紙面を掻き取る作用をもつため、よく消える。
        • [フォームイレーザーダブル][アーチ][小学生字消し]よりも剛性感が高く、消しゴムをギリギリ最後付近まで使える、まずまずよく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムは、プラス〔PLUS〕のClutto〔くるっと〕である。
          • Clutto〔くるっと〕にはコンパウンド成分が不足しているのか、字消し性能は[フォームイレーザーダブル/アーチ]よりも控えめではある。
          • Clutto〔くるっと〕は、消しゴム本体を持たずに、樹脂製ケース〔ツマミを回転させると消しゴムが出てくる〕を持って消すので、いつも同じ大きさの消しゴムで消すことができるため、力が適切なかたちでよくかかるので、消しゴムが折れにくいであろう。
            • 小学校低学年の児童は、消しゴムを一日で折ってくることがあるけれども、Clutto〔くるっと〕なら大丈夫かもしれない。
            • 紙スリーブで折れにくくてよく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムは、ラビットが製造している[フォームイレーザーダブル][アーチ][小学生字消し]であるという結論になる。
            • 市販の消しゴムの中で、たぶん最も折れにくくて、そこそこよく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムは、Clutto〔くるっと〕である。
          • Clutto〔くるっと〕は、消しゴム本体がかなりの高剛性であり、かつ、樹脂製ケース込みで持って消すので、消しゴムが折れにくい点が特長である。
      • 【06】ヒノデワシOEM:レック〔激落ちくん〕
      • 【06】ヒノデワシOEM:三菱鉛筆【★三菱鉛筆】
    • ■【07】:株式会社ヤジマ|■オリジナル文房具制作、高品質低ロットなら|株式会社ヤジマ
    • ■【11】:ラビット株式会社|■ラビット株式会社
      • 【11】ラビットOEM:コクヨ〔リサーレプレミアム〕【★コクヨ】 → コクヨはクリーンマークを表示していないので、この情報は不正確かもしれない。
      • 【11】ラビットOEM:サクラクレパス
      • 【11】ラビットOEM:パイロット
        • [フォームイレーザーダブル|ラビット]と[アーチ|サクラクレパス]は、きわめて近い性質をもつ消しゴムである。
        • [フォームイレーザーダブル|ラビット]と[小学生字消し|ラビット]は、きわめて近い性質をもつ消しゴムである。
        • [フォームイレーザーダブル|ラビット]と[フォームイレーザー|パイロット]は、きわめて近い性質をもつ消しゴムである。
        • [フォームイレーザーダブル|ラビット]を柔らかく削れやすくしたものが[リサーレプレミアム|コクヨ]であるという印象を受けた。
          • [リサーレプレミアム]は、柔らかく削れやすいため、かなりの[高コスト体質]である。
        • 折れにくく、よく消えて、消しカスがある程度まとまる消しゴムは、【11】ラビット株式会社が製造した、[フォームイレーザーダブル][アーチ][小学生字消し]あたりに集中している。
        • 【エンタメ賞獲得】消しゴム選手権!競技形式で10種類比較してみた!!【文房具/eraser/MONO】【ステイショナリーキャンペーン】
    • ■【13】:ぺんてる株式会社|■ぺんてる株式会社
      • ぺんてるのプラスチック字消しは、[軽く消せるタイプ][まとまるタイプ]ともに、消しカスが散らばり、まとまらないので、評判としてはいまいちであった。ただし[くっつくタイプ]が出た。
      • [TUFFシャープペンシル〔0.5・0.7・0.9|ぺんてる]の後端に、軸を回転させると消しゴムが出てくる消しゴムが付いており、これの使い心地と、[Clutto〔くるっと〕|プラス〔PLUS〕]の使い心地が、同じ系統である。
      • [TUFFシャープペンシル]の換え消しゴムは、ヨドバシで買うことができる。
      • ぺんてるは、ノック繰り出し方式のシャープペンシルを発明した企業である。
        • ノックボタンを押すと芯が押し出され、チャックが開いて芯をリリースし、ノックボタンを離すとチャックを後退させながらチャックが閉じて、芯をつかむ。この繰り返しで芯を繰り出すのが、ノック繰り出し方式のシャープペンシルである。
        • 早川式は尾部を1/4だけ回転させて繰り出す方式であるため、現在のシャープペンとは別物である。

小学男子児童は消しゴムを一日で折る/一日でなくす|小学男子児童に高級な消しゴムはいらない

[よく消せる]けれども[剛性が低く]なり、[折れやすい・欠けやすい]ことになるのは当然です

[紙面への食いつきをよくする〔摩擦係数を上げる〕]と[よく消せる]けれども[剛性が低く]なり、[折れやすい・欠けやすい]ことになるのは当然です。 この性質をもつ消しゴムには、[旧仕様のMONO消しゴム][Radar〔レーダー〕][2B~6Bに最適OMNI|PLUS]があると思います。