[センター試験/共通テスト]の過去問を使った世界史学習

理系で[歴史総合,世界史探究]は[共通テスト]のみという場合の[割り切った考え方]

●●●工事中●●●書き直しています

人間には二つのタイプがある

  • 【1】:暗記事項を階層構造・樹形図にすると、それを地図の場所記憶として暗記することが得意なタイプ。
    • このタイプの人は、検定済教科書をいくら読んでも、頭に入らないので、以下のような階層構造のある箇条書きタイプの印刷教材を最初から使ったほうがよい。
      • [世界史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
      • [高校これでわかる世界史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • 箇条書きだけでは、途中の歴史物語に飛躍があり、つながらないと思ったときに初めて、AIを利用したり、 詳しく分厚い学習参考書を調べるために利用したりする。
    • こちらは、視覚記憶優位のタイプかもしれない。
  • 【2】:暗記事項を物語調の文章にしたとき、その物語のプロットを一本の長い線分として暗記暗記することが得意なタイプ。
    • マンガ・アニメ・ドラマなどをたくさん読んだり見たりしてきた人は、物語のプロットを道順記憶として記憶することが得意であろう。
    • そういう人は小説も好きであろうし、検定済教科書を読んで、そのまま暗記できるような記憶回路をもっていると思う。
    • なお、このタイプの人は、データを俯瞰して、要点だけをかいつまんで話すことが苦手である傾向があると思う。
    • 検定済教科書は、【2】のタイプに向けて作られているので、検定済教科書には、合う・合わないがある。
    • こちらは、聴覚記憶優位のタイプかもしれない。

[センター試験/共通テスト]で[歴史総合,世界史探究]と[歴史総合,日本史探究]のうち、どちらを選択するか

  • [共通テスト]での満点阻止問題の難度は[歴史総合,日本史探究]のほうが高く、[歴史総合,世界史探究]のほうが低い。
    • [共通テスト]では、[歴史総合,日本史探究]を選択する受験生のほうが多く、[歴史総合,世界史探究]を選択する受験生のほうが少ない。
    • つまり[歴史総合,世界史探究]は、完全なる不人気科目となっているため、[共通テスト]の主催者側が[歴史総合,世界史探究]の選択者を増やそうという[工作]として、[共通テスト]での満点阻止問題の難度を[歴史総合,世界史探究]において下げているのが実際である。
    • [歴史総合,世界史探究]は、[歴史総合,日本史探究]よりも、系〔システム〕が複雑なので、初期の得点の伸びが悪く、結果として、習得に時間を要する。
    • しかし[歴史総合,世界史探究]は、いったん安定領域に達すれば、コンスタントに9割台が維持できる科目であり、[共通テスト]の地理・歴史・公民の中で、いちばん安定しやすい科目である。
    • 対策としては、中学時代から[歴史総合,世界史探究]の適切な対策を始める〔フライングスタート戦略〕のがよい。
  • したがって、満点を狙いやすいのは[歴史総合,世界史探究]であって、[歴史総合,日本史探究]ではない。
  • 満点を狙う場合は[歴史総合,世界史探究]を選択し、[歴史総合,日本史探究]は選択しないのが正解である。
  • [共通テスト]の点数が圧縮されて合否判定に使われる場合には、[共通テスト]での地理・歴史・公民を軽視する受験戦略もある。
  • しかし、不確定要素の多い、粗雑な受験戦略で失敗した場合、かなり後悔すると思われるので、中学時代から[歴史総合,世界史探究]の適切な対策を始める〔フライングスタート戦略〕をおすすめする。
    • メリハリを付けざるを得ない状況に追い込まれるのは、スタートが遅いからにほかならない。
    • [共通テスト]の点数が圧縮されて合否判定に使われるのだから[地理総合、地理探求]でいい、という合理主義をその段階で持ち出されても、その意見には賛成できない。
    • [地理総合、地理探求]は、問題の当たり外れで、得点が大きくブレるし、下ブレすることが大半なので、事前に得点が読めない〔ボラティリティが高い〕。この部分だけでも、受験上不利である。
      • 公民はなおさら、満点阻止問題の難度が高いと考えられる。
      • また公民を選択すると志望校がかなり限定されてしまう。
      • 地理歴史の三科目からの択一が現実的なラインであろう。
    • [共通テスト]で失敗して志望校を下げる。それは[共通テスト]を受験する前から、学力において、決定していることである。
      • つまり[共通テスト]で失敗した、というのは言い訳であり、実際には、スタートが遅く、ペースも遅かったので、学力が間に合わなかっただけである。
    • 受験勉強は早くから始めておくのがよい。そうでなければ、妥協を強いられる。

[共通テスト]の範囲外を明確にする

[共通テスト][歴史総合,世界史探究]にかんしては、清水裕子先生の分析が最も信頼できて鋭い

  • [共通テスト]において特徴的な知識の問われ方については、[流れと枠組みを整理して理解する|旺文社]の2冊がある。この2冊において[歴史総合]の内容は同じであり、違いは[世界史探究][日本史探究]の部分だけである。
  • [共通テスト]を歴史科目で受験する場合には、以下の2冊のうち、どちらかを必ず買うことをおすすめする。
  • この2冊には、大まかな流れが載っているので、通史を学ぶ前に何度も通読することにより、歴史の流れを把握することができる。

[共通テスト]での得点力に直結しやすい印刷教材の筆頭格は過去問であり、過去問の範囲以外を勉強しても、得点力には直結しがたい

  • [共通テスト過去問]の蓄積量が少ない昨今の対策としては、[センター試験過去問]を活用するのがいちばんである。それは誰でも同じ条件である。
  • [センター試験過去問]として最も効率がよいと考えられるのは、次の2冊である。
  • 〔1〕[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 〔2〕[大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 〔1〕〔2〕の[任意の単元]の問題を先に解いてみて、[その単元]に該当する範囲を[高校これでわかる世界史B|文英堂]

[センター試験/共通テスト]のレベルを知るための印刷教材

  • [共通テスト]は[知識の問い方をストレートではなく、変化球にしている点が異なる]のみであり、試験で求められている知識としては、[センター試験]と[共通テスト]との間に大差はないように思われる。
  • [共通テスト]の過去問の累積量が少ないため、[共通テスト]に本当の意味でフィットした[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]の印刷教材は、ごく一部にしか出ておらず、各出版社とも[共通テスト]専用の[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]のヒット作は出せていない感じである。
  • [歴史総合,世界史探究]は、清水裕子先生の分析力が頼りになる。
  • [歴史総合,日本史探究]は、金谷俊一郎先生の分析力が頼りになる。
  • 結局のところ、[世界史Bにおけるセンター試験レベルの印刷教材][日本史Bにおけるセンター試験レベルの印刷教材]をうまく利用して、[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]の対策とするのが、現状、精一杯の対策となる、という状況ではないのか?
  • 受検向きの検定済教科書は、以下であろうと思われる。なお、受検向きの検定済教科書は、難関私大にも対応可能な、広範な知識を取り扱うものであり、[共通テスト]の対策用としては、知識の範囲・深さにおいて過剰である。
  • 【歴史総合】:
    • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]とその改訂版
    • [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]とその改訂版:情報過多。
  • 【世界史探究】:[世界史探究]では、[世界史B]以上に、取り扱う国家・地域が目まぐるしく交代するため、各国通史・地域通史の流れが見えないように意地悪されているとみてよい。
    • [7 実教 世探702 世界史探究]とその改訂版
    • [81 山川 世探704 詳説世界史]とその改訂版
  • 【日本史探究】:[詳説日本史]は、日本文化史に情報欠損があるため、単体では非受験向きとなった〔[詳説日本史]の凋落〕。
    • [7 実教 日探702 日本史探究]とその改訂版
    • [81 山川 日探705 詳説日本史]とその改訂版
  • [共通テスト]に出ない範囲を間引いてあるテキストは、現実的には、[センター試験世界史B対策][センター試験日本史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材に求めるのが、現時点での精一杯な策であろうと思う。
  • 【[センター試験世界史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材】:
    • [高校これでわかる世界史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • [世界史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
    • [大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 【[センター試験日本史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材】:
    • [高校これでわかる日本史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • [日本史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
    • [大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。

印刷教材を使った勉強において互いに矛盾するアドバイス

  • [薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]というアドバイスが正しいとしたら、[決めた一冊を繰り返せ]というアドバイスは成り立たない。
    • [決めた一冊を繰り返せ]の[一冊]とは、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]であるはずだからである。
  • [自分のレベルに見合った印刷教材を選択せよ]というアドバイスが正しいとしたら、[決めた一冊を繰り返せ]というアドバイスは成り立たない。
    • [決めた一冊を繰り返せ]の[一冊]とは、[受験勉強全体において中心となる詳しく高度な一冊]であるはずだからである。
    • [自分のレベルに見合った印刷教材]のレベルを上げていくことによって、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]が習得できるレベルまで到達する必要があるのだ。
  • 結局、こうなるであろう。
      1. 初学の段階では、[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]ということがいえる。これは、記憶事項を収納する引き出しを作る段階であろう。
      1. そして、基礎作りのために、[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終える]かつ[この一冊を繰り返せ]ということを、[基礎の確立]を達成するまで行なう。
      1. [基礎の確立]がしっかりしていると、[自分のレベルに見合った印刷教材]のレベルを上げたとしても、深く速く学び取ることができ、かつ、[この一冊を繰り返せ]の繰り返し回数も少なくて済むであろう。
      1. そしていよいよ、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]に取り組むこととなる。
      • [基礎の確立]とその後のステップがしっかり行なわれている場合、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]にかんしても、深く速く学び取ることができ、かつ、[この一冊を繰り返せ]の繰り返し回数も少なくて済むであろう。
      1. 逆算して考えてみると、次のような進み方がよいかもしれない。
      • [基礎の確立]の段階において、遅々として進まぬ状況にあせることなく、しっかりと手抜きなく[基礎の確立]を行ない、その後の学習で加速度的に進捗する、というイメージを以て、着実に進む。
      • ただし、手こずる単元があったら、いったん飛ばして先へ進む勇気も必要であろう。
      1. 歴史科目だけでなく、どの科目にかんしても、学習の進め方は、単元ごとに[共通テスト]レベルまで一気に進めたほうがよい。
      • 中国史〔明・清まで〕とイスラーム世界は、それぞれ手早く[共通テスト]レベルまで一気に進めたほうがよい。
      • そして、[中国史なら得意][イスラーム世界なら得意]という感じで、単元/ブロックごとに[共通テスト]レベルまで、自信がもてる感じになるまで進める。
      • これは忘却曲線を考えて、そのように推奨している。
      • 短期記憶を長期記憶へと移行させる段階では、頻回の復習を行ない、忘れないうちに[共通テスト]レベルまでやったほうが、長期記憶が確立されやすい。
      • [中国史という系][イスラーム世界という系]を、それぞれ[一応の完結]まで仕上げて、あとは[記憶の維持]と[細かい詰め]を残すだけにしておくと、[記憶の維持]コストが下がると思う。
      • [単元の内容を忘れないうちに、一定レベル以上の段階まで進んでしまう][【入試基礎レベルまでならバッチリ】の単元を着実に増やしていく]というプランで進めるのが適切であろう。
    • つまり、[初学者用][橋渡し用][受験用]という、少なくとも三つの難度の印刷教材を使うのが合理的であろう、ということになる。
      • 例えば、[詳説世界史|山川出版社]の一冊だけを繰り返すことで私大入試に合格する人の真似をしないことが大切である。
      • そういう[暗記が得意な才能]をもった人は、[詳説世界史]の一冊だけを繰り返すことで私大入試に合格することができる。
      • しかし、大半の学習者は、[詳説世界史]を読んでも理解できないし、頭に入らないものである。
      • そういう場合には、[初学者用][橋渡し用][受験用]という、少なくとも三つの難度の印刷教材を使うコースのほうが挫折・失敗を回避することができる可能性が高まると思う。
  • 英文法〔総合英語〕や歴史科目には、初学の段階で[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]というアドバイスが妥当する。
    • 英文法ならば英文法の知識体系が必要だし、世界史であれば、[各国史・地域史]ごとの[主要な王朝とその治世]からなる知識体系が必要である。
    • [初学者用]の印刷教材を終えることにより、知識体系が確立されていると、その後の学習において細かい知識に出くわしたとき、知識体系という樹形図それぞれに、それら細かい知識を結びつけていくことができるので、[その後の学習において細かい知識に出くわしたことが無駄にならずに記憶に残る]ということが、かなり期待できる。
      • 濃い食塩水に細かく枝分かれした枝を入れると、たくさんの食塩の結晶が、細かい枝それぞれにびっしりと結晶する。
      • 先に予備知識がある者ほど、その後の学習において細かい知識に出くわしたとき、それら細かい知識を[整理された思い出しやすい記憶]として、記憶することができるようになる。
      • だから先に、英文法の知識体系、あるいは、世界史における[各国史・地域史]ごとの[主要な王朝とその治世]からなる知識体系といった、樹形図を[初学者用]の印刷教材において確立しておくのが、手堅いやり方であろう。
      • [共通テスト]だけで世界史が必要な場合、難関私大用の細かい知識は捨てて、[ENGRAM2250]の★★★と★★の用語までを習得範囲とするなど、細かい用語を捨てて、[単元別・センター試験/共通テスト過去問]の演習を繰り返すことによって、★★★と★★の用語までの相互連関を密に覚えたほうがよいと思う。
        • 【1】[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|学研]の★★★と★★の用語までを習得範囲とする。[共通テスト]の場合は、★の用語は覚えないことにする。
      • [共通テスト]だけで世界史が必要な場合、通史用の印刷教材としては[高校これでわかる世界史B|文英堂]を選択して、[高校これでわかる世界史B]の知識だけで[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕の各問を解くことができるかどうかを検証しながら進み、不足の知識があれば、[高校これでわかる世界史B]に付箋で貼り付けていくのがよいかもしれない。
        • [高校これでわかる世界史B]のような、[内容が簡素ながら、ある程度の網羅性を有する世界史印刷教材]をベースにして、過去問演習から得た[内容が簡素ながら、ある程度の網羅性を有する世界史印刷教材]に足りない知識を補っていくのが、無駄のないやり方であろう。
        • [ある程度の体系性を保っている、適度に網羅性のある世界史印刷教材]をベースにして、過去問演習とともに、不足分を補う。これがよいやり方であろう。
          • 世界史や日本史の[共通テスト]向けのKADOKAWAの黄色い本は、詳しすぎて、難関私大をも意識している印象を受ける。
          • もっと過去問と密着した、無駄を省いた勉強を採用したほうが、[努力に見合った得点獲得が期待できる]という意味で、世界史や日本史の[共通テスト]向けのKADOKAWAの黄色い本は、やや疑問が残る。
        • 世界史B〔4単位〕よりも世界史探究〔3単位〕のほうが教科書内容は薄まっているので、世界史Bの中でも[高校これでわかる世界史B]のようなベーシックな印刷教材は、世界史探究〔3単位〕にちょうどよいと思う。
        • 文英堂が[高校これでわかる世界史B]の[世界史探究版]を出さないので、仕方がない。
        • なお、[高校これでわかる世界史B]を読んで理解できる、暗記できる、という場合には、[神余秀樹の世界史教室][パノラマ世界史]という、歴史のエピソードを通じて記憶を助ける導入用印刷教材は、カットできると思う。
        • つまり、[高校これでわかる世界史B]と[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕の二冊を使えば、[共通テスト]の対策としては、ある程度、大丈夫であるように思う。
        • ズバリ言って、少子化で企業経営が傾いている歴史教科書の出版社を救済するために、歴史総合をでっち上げたのだと思うので、今回の新課程は大失敗だな。
        • 歴史総合と世界史探究を合わせると、結局、歴史総合の日本史範囲が増えたので、生徒・受験生としては、実質、負担増になった。最悪の新課程だな。
        • 教員の時間外勤務は労働時間 労基法での認定要求 2025.5.22
        • 阿部文科相 不適切発言で謝罪 女性議員への発言を撤回 | NHK | 国会
        • 阿部文科相は、次の選挙で落とさなきゃいかんな。
        • 文部科学省は、腐敗しまくっていると思う。
    • 日本の高校世界史教育では、フランス革命やウィーン会議といったヨーロッパ近代史の出来事が非常に詳しく扱われる傾向がある。他方では、東南アジア史などは、完全に手抜き状態である。
    • これは、フリーメイソンが行なったフランス革命を肯定するような史観、さらには、ウィーン会議で決定された国際秩序形成が正しいかのような史観を私たちに植え付けようとしている。
    • そもそも高校世界史は、ヨーロッパ中心史観に偏っており、これを日本人に植え付けようというDS側の意向が反映されている。
    • DSが弱体化したので、欧米列強がアジア・アフリカ・南北アメリカ大陸・オセアニアなどを占領していった、悪のはびこりの歴史として、世界史を書き直すことも必要である。
    • フランス革命は、フランス王家をぶっ潰して、DSがフランスを支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
    • ロシア革命も、ロマノフ王家をぶっ潰して、DSがロシアを支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
    • 明治維新も、徳川家をぶっ潰して、偽天皇家を打ち立て、DSが日本を支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
  • 総じていえることは、[アドバイスの成立要件を明らかにしないアドバイスは無効である][全体を見失い、部分だけを捉えたアドバイスは無効である]ということである。
  • [自分のレベルに見合った印刷教材について【この一冊を繰り返す】ということを繰り返しながら、少しずつレベルを上げて、複数の印刷教材をこなす]というのが、実際の姿になる。

単元ごとに[共通テスト]レベルまで高めていく|モデルケースを示す〔ご自身に合わせて改変してほしい〕

  • [中国史の明・清まで]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [イスラーム世界]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [ヨーロッパ中世・近世史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [産業革命以降、二つの世界大戦の直前までの歴史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [二つの世界大戦から冷戦までの歴史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。

情報をそぎ落としすぎると、逆に覚えられない

  • 歴史科目は、人間どうしの闘争の歴史を描く科目である。
  • そこにあるのは、人間同士の感情のぶつかり合いである。
  • [感情のぶつかり合い]こそが、歴史的イベントの発生原因なのである。
  • [詳説世界史|山川出版社]などの検定済教科書では、[感情のぶつかり合い]など、本音ベースの描き方を避けているので、[詳説世界史]を読んでも覚えられないわけである。
  • 近現代史は、クソ・イギリスが、ヨーロッパのライバルを叩いて植民地を独り占めにするプロセスであり、攻撃側は欧米列強、やられる側はアジア・アフリカ・新大陸であった。
  • ぜんぶイギリスが悪い。これが近現代史である。
  • 学習参考書を選ぶとき、感情要素を取り去った、山川出版社の印刷教材などは、初学者は絶対に使わないでほしい。
  • 感情をともなわない記憶は、覚えにくく、忘れやすい。
  • したがって、山川出版社の検定済教科書・用語集・サブノートなどのたぐいは、だいたい使わないほうがよい。
  • もちろん、総仕上げのときには使う必要がある場合もあるけれども、山川出版社の印刷教材を使わないで、参考書ルートを組み立てるのがよい。
  • つまり、[余計な説明をそぎ落として効率化を図った歴史科目の学習参考書]というのは、[記憶と記憶の想起のトリガーをぜんぶそぎ落とした、印象に残らない、覚えづらく忘れやすい記憶を作り出すための学習参考書]ということになる。
  • 例えば、五面から光を当てて、まったく影のない商品写真を撮影したとき、撮像はのっぺりとした平板な撮像となり、商品の立体感がつかめない写真ができあがってしまう。
    • 史観をもたずに、歴史的事実を羅列するだけでは、[前段を承けて、後段へと繋ぐ]という[前後の連関情報]=[流れ]が生まれない。
    • [詳説世界史|山川出版社]など[流れ]なき歴史教科書は、記憶に残らない。
    • [コンパクトにまとまっている]とかは、字数制限のある記述・論述問題の対策としては意味があるけれども、完全に著者の独りよがり、マスターベーションにすぎない。
    • 教科書は初学者である読者のためにある。異論は認めない。
    • 一読して意味が通らない文章が多い[詳説世界史|山川出版社]は、教科書としてオワっている。
    • 山川出版社というのは、[東京大学の記述・論述問題の対策になる検定済教科書]という、他者の権威を借りるかたちで支持を集めてきた出版社であり、[詳説世界史|山川出版社][新世界史|山川出版社]が[東京大学の記述・論述問題の対策になる検定済教科書]である。
    • 東京大学の権威の一部を借りようとする早稲田大学・慶應義塾大学が、山川出版社の教科書や用語集の一節を問題文に入れるなどして、文部科学省・山川出版社・大学らが悪ふざけをしてきた側面があるらしい。
    • こういう[癒着]のような不健全な検定済教科書は、文部科学省が[公平性の観点から山川出版社に今後30年間、この業界を去ることを命ずる]などして、けじめをつける必要がある。
    • 一読して意味のわからん文章の多い検定済教科書を、検定通過させた文部科学省の罪は重い。
  • 斜めから光を当てて、影を作らなければ、商品の立体的な像を脳内に描くことができず、結果として、[写真と実物が違う写真]になってしまう。
  • [斜めから光を当てる]とは、ある種の史観・偏見を以て歴史事実を描写することである。
  • 中立的な歴史記述というのは、実際にはあり得ない。
  • だったら、[思いっきり斜めから光を当てる]ことによって、感情を生起させる、ドラマティックな歴史記述を展開することによって、記憶に残りやすく思い出しやすい歴史参考書を作ったほうが、ずっといい。
  • 個性を殺した、無味乾燥な歴史参考書・歴史教科書は、[勉強にならない]ので、必要ないと思う。

神余秀樹先生の参考書がなぜ覚えやすいのか?

  • 神余秀樹先生の参考書がなぜ覚えやすいのか? それは、史実と感情エネルギーが結びつくように説明しているから。
  • [詳説世界史|山川出版社]がなぜ覚えにくいのか? それは、史実から感情エネルギーの要素を引き剥がし、史実の羅列にわざとしているから。
    • 歴史が暗記科目とバカにされる原因は、このような、感情エネルギーのない、情感のない文章を書く先生が多いから。
  • 情感は、知性が高くなければ取り扱えない。
  • 無味乾燥な史実の羅列なら、AIでもやる。
  • 人間には、ハートがあり、ハートがあるからこそ、読者に情動を起こさせる文章が書けるわけである。
  • 人間が書く以上、読者に情動を起こさせ、記憶に残らせるような書き方をする必要がある。

世界史の概略をいち早く知りたい場合|神余秀樹先生のルート

  • [神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]で抜け漏れがある部分は、[高校これでわかる世界史B|文英堂]や[理解しやすい世界史(B)|文英堂]などで補うのが適切だと思う。
    • 検定済教科書と[高校これでわかる世界史B]や[理解しやすい世界史(B)]との大きな相違点は、見出しの構造にある。
      • [高校これでわかる世界史B]や[理解しやすい世界史(B)]では、見出しがきれいな樹形図になっており、その樹形図そのものが、問題文として利用できる。
        1. [見出し]と[抜き書きしたキーワード]だけを見て、その内容の概略が語れるか。
        1. [見出し]だけを見て、その内容の概略が語れるか。
      • そのような、記憶のチェック機能を、各見出し・キーワードにもたせることができる。
      • その樹形図が頭に入っていると、各見出し・キーワードを[場所記憶]として、記憶・想起することが期待できる。
      • 検定済教科書がわかりづらいのは、見出しが大雑把で、見出しの内容が抽象的であるから、教科書の体系は、記憶のチェック機能をもっていないことになる。
      • 文英堂の[高校これでわかる]と[理解しやすい]は、章立て・節立て・見出し・キーワードが、きれいな樹形図になっており、樹形図が頭に入っていると、各見出し・キーワードを[場所記憶]として、記憶・想起することが期待できる。
      • [高校これでわかる世界史B]は、薄いけれども凝縮されており、[共通テスト]までなら、これでいける可能性もある。
        • [神余秀樹の世界史教室][パノラマ世界史][高校これでわかる世界史B]のうち、二冊をこなしてみて、その知識の範囲で[単元別・センター試験/共通テスト過去問]で演習してみて、必要があれば[理解しやすい世界史(B)]、または、検定済教科書などを追加することも考えられる。
        • 結局、得点力の大半は、[単元別・センター試験/共通テスト過去問]のやり込みの段階で身につくので、[理解しやすい世界史(B)]、または、検定済教科書などを追加するのは、オーバーワークになる危険性が高いので、慎重に決める。
  • [超基礎がため神余秀樹の世界史教室|旺文社]は絶版であり、中古本を手に入れる必要がある。ただし、[パノラマ世界史]だけでも理解できる人は、[神余秀樹の世界史教室]は必須ではない。
    • 抜け漏れが多く、易しい印刷教材である[神余秀樹の世界史教室]は、通読する苦労がとても少ない。
    • [総合英語]〔高校生用の簡易英文法書〕も、世界史印刷教材も、とにかく最後まで読み切って、英文法体系・世界通史の構造を頭に入れておくことが、その後の学習を加速させてくれる。
    • バラバラの知識を、整理棚のどの位置に収納すればいいのかが意識できることが、[覚えやすい][思い出しやすい]ことを保証してくれるからである。
    • したがって、[世界通史を短期間でとにかく最後まで終える]という意味では、抜け漏れが多く、易しい印刷教材である[神余秀樹の世界史教室]は、情報漏れという短所を補って余りある長所をもつといえる。
    • [総合英語]は、いちばんカンタンなのを選んで、それを何度も通読することで、英文法体系を頭に入れることが肝要である。
      • それは、その後、[総合英語]の例文を暗記することで、例文に含まれている文法の論点・ルールを思い出すとき、英文法体系のどの位置に、その記憶が収納されているのかを映像化できることが、記憶の想起に結びつきやすいからである。
        • 人間の記憶は[場所記憶]という[位置]にまつわる記憶と結びつきやすく、散歩をしながら、散歩の経路に登場する物体と、記憶事項とを連想で結びつけることを通じて、場所から記憶事項が逆検索できるようになる。
          • [記憶事項]から[場所]が想起される。これが正引き。
          • [場所]から[記憶事項]が想起される。これが逆引き。
          • 学問が体系化されている場合、目次を暗記することが、[場所記憶]の代用になる。
          • {1}英文法には、動詞を品詞変換する、準動詞〔動名詞・現在分詞・過去分詞(名詞用法・形容詞用法・副詞用法)〕・従属節〔名詞節・形容詞節(関係詞)・副詞節(従位接続詞)〕という概念がある。
          • {2}英文法には、名詞を品詞変換する、格という概念があり、格を表現する方法として、【1】語順〔文型〕、【2】語形〔人称代名詞の格変化〕、【3】前置詞・従位接続詞といった格詞という3つがある。
          • {1}{2}を体系として暗記しておけば、例文を暗記したとき、体系のどの部分に関連しているのかを脳内の整理棚空間を思い浮かべて、そこと関連付けておく。
          • そうすると、[準動詞には論点がいくつあって]といったように、バラバラの知識に秩序・個数概念を加えることができるようになり、例文に含まれている文法の論点・ルールを思い出すときの思い出しやすさが増し、記憶の抜け漏れなどに対してコンシャスになることができる。
        • 世界史の場合も、バラバラの知識に秩序・個数概念を加えるために箇条書きを多用しつつ、箇条書きという物理構造における[場所記憶]として暗記すると、歴史用語を思い出すときの思い出しやすさが増し、記憶の抜け漏れなどに対してコンシャスになることができる。
          • 暗記物は、いかにして箇条書きをうまく使い、いかにして、バラバラの知識をいかにして[場所記憶]に変換することができるかで、覚えやすさ・思い出しやすさが違ってくる。
          • 教科書のように、文章でだらだら説明されている印刷教材は、バラバラの知識を[場所記憶]に変換することができない。
          • したがって、[書き込み式ノート教材]を併用したりするわけである。
          • それから、[純粋理性批判]という大著をものしたカントは、毎日規則的な生活を行ない、とくに散歩を愛していた。
          • 大きな広がりをもつ哲学的思索を、三次元空間の[場所]と結びつけて展開していたのではないか? ということがいえる。
          • それは散歩コースが、自分の[思考のデスクトップ]になっていたのだということである。
          • とにかく、人間は[場所記憶]を使って記憶・想起・思考を行なうので、学問の探究には、変化に富んだ散歩コースが必須であろうと私は思っている。
          • それは結局、講義の音声データをウォークマンで聞きながら一人でゆっくりと散歩をすることによって、講義内容が頭に入ってきやすくなる、ということを意味している。
          • 勉強は教室や机でだけ行なうのではなく、散歩をしながら音声教材を聞くことが、学習を加速してくれる側面をもっているのだということだ。
      • どの暗記科目でも、暗記の記憶データを、[場所記憶]に置換することができたとき、[学習成功のめどが立つ]という傾向がある。
    • 世界通史の体系が頭に入っていると、細かい知識を[場所記憶]に置換する素地を手にしていることになる。
      • [歴史の大きな流れ]そのものではなく、分類法・分類体系の知識が細かい知識を[場所記憶]に置換する素地になるのである。
  • [歴史の流れが見えるパノラマ世界史 古代~近代へ 改訂版]は、一つ前の版である[パワーアップ版]でもよい。
  • [歴史の流れが見えるパノラマ世界史 近現代 改訂版]は、一つ前の版である[パワーアップ版]でもよい。
  • [神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]は、網羅性からいえば、抜け漏れがある世界史印刷教材である。
    • [神余秀樹の世界史教室]ではルネサンスがまるっきりないなど、大胆にカットしてある。
    • [パノラマ世界史]も、カットされた部分はある。
    • しかし[カットされた部分]は、いちど[単元別・センター試験/共通テスト過去問]で演習してみて、必要があれば[検定済教科書に準拠した書き込み式ノート教材]などに取り組むことを通じて、教科書知識の抜け漏れをふさいでいくとともに、歴史の流れを再確認することでカバーできる。
    • 抜け漏れを恐れて、わかりづらい[検定済教科書に準拠した書き込み式ノート教材]や検定済教科書そのものに早期から取り組むのは、自爆のもとになる。
  • しかし[歴史の流れを面白く読めるようになっている]という点で、[神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]は、世界史に嫌悪感・苦手意識がある人には、とても向いている。
    • 結局、世界史の知識の整理棚を脳内に作るために、通史を最後まで速く終える。[神余秀樹の世界史教室]がその意味で最適である。
    • 高校生向けの英文法書である[総合英語]にかんしても、薄い優しい[総合英語]を選択することを通じて、最後まで速く終えることで、英文法体系〔知識の整理棚〕を先に用意しておいたほうが、英文法知識を結びつける構造体ができあがるので、記憶が定着しやすい。
    • [神余秀樹の世界史教室]は、抜け漏れが多く、易しい印刷教材であるため、これを軽視したり、馬鹿にしたりする人もいることであろう。
    • しかし、世界史の最も重要な部分だけを抽出した[神余秀樹の世界史教室]は、[世界史の知識の整理棚を脳内に作るために、通史を最後まで速く終えた人の頭の中に残る【世界史の構造体】]という、ほかでは得がたい果実が得られる。
      • 基礎固めの段階では、[神余秀樹の世界史教室]ぐらいの易しくて、何度も通読できる印刷教材のほうが絶対にいい。
  • 学ぶ順序〔一例〕:
    • 【1】中国史を明・清までやる。これによって、古代から近現代までの時間軸が確立される。西欧史を学ぶときも[その頃、中国では?]と何かにつけて関連付けるなど、時間軸の目安としての中国史を先に覚えたメリットを生かすことができるようになる。
    • 【2】イスラーム世界をやる。いつかやらねばならない面倒なイスラーム史を早めにやっておく。
    • 【3】ヨーロッパ、中世・近世・近代、つまり、ゲルマン民族の大移動から帝国主義の直前までをやる。ここからが世界史のメインディッシュのようなもの。
    • 【4】現代の前半、つまり、帝国主義・二つの世界大戦から冷戦の直前までをやる。
    • 【5】冷戦から現在までをやる。
    • 【6】古代をやる。[共通テスト]では各時代から出るので、古代もやる必要がある。
  • 以上の【1】~【6】順序で進めながら、さらにその【1】などの内部において、細かい単元ごとに、[神余秀樹の世界史教室]を先に読み、[パノラマ世界史]を後から学ぶ、ということを繰り返していきながら、[パノラマ世界史]を苦もなく何度も通読できる状態にまでもっていく。
    • この段階で[単元別・共通テスト過去問]が解けるようになっている可能性が高い。
    • 以上の【1】~【6】順序で[パノラマ世界史]の知識をもとに[単元別・共通テスト過去問]つまり{1}を使って、知識を正確にしていく。
      • {1}[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕
    • 最後に、[書き込み式ノート教材]を知識のチェックを兼ねて、自力で解いてみるなどしながら、[神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]では抜け落ちていた情報を補う。

血みどろの世界史|近世・近代・現代は、欧米列強が、アジア/アフリカを武力で植民地化していく、侵略・略奪の黒歴史であった

  • スペイン・ポルトガル、オランダ、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシアというふうに、産業革命が始まっていく。
  • グローバル経済システムが完成する直前で、グローバル経済システムと、その主催者であった、英米仏が、ともに転げ落ちていくようすを私たちは見ることになるのかもしれない。
  • 植民地から搾取して栄えていたヨーロッパ各国は、そのカルマの清算として、困難を経験しなければならない。
  • あれだけ虐殺して、強制労働をさせて、何もカルマが返ってこない、ということは、絶対にない。因果応報を知るべし。
  • 近世・近代・現代は、英米仏が覇権を維持しようとして、新興勢力であるドイツ、日本、イタリアなどを叩くかたちで展開されてきた面がある。
  • ここから宇宙が反転するので、搾取されていた側が、搾取していた側から、何らかの見返りを得るかたちになるであろう。
  • 白人たちの国家が、アジア・アフリカ・南北アメリカ大陸・オーストラリア大陸・ニュージーランドなどなどに対して、どれだけ残虐なことをしてきたのかを中心に、[ぜんぶイギリスが悪い]といわれる近現代史を短期間でマスターする必要がある。
    • アメリカは、英国ロスチャイルド家が大株主の株式会社である。
  • 近現代のいざこざは、ぜんぶイギリスが原因である。
  • すべてイギリスが悪い。すべてイスラエルが悪い。
  • しかし、イギリスやイスラエルが、なぜそのような悪魔的な国家になっていったのかを見ていくと、イギリスやイスラエルが悪いというよりは、ネガティブな宇宙人が、イギリスやイスラエルを使って、地球でネガティブな感情波動が常に起こり続けるように、脚本を書いていたのであろうと思われる部分がある。
  • ネガティブな感情波動をエネルギー源とする、ネガティブな宇宙人がイギリスやイスラエルやアメリカの背後にいたのであろう。
  • これからは、イギリスやイスラエルやアメリカ、フランスがなしてきたことが、彼らの身に返ってくるターンである。
  • 今後の地球文明を作っていくうえで、現在の惨状の把握を行なうとともに、その原因を近現代史に求めて、歴史をチェックし直すことは、必須の課題であろうと思う。
  • [成長・進化]というのは、体験しただけでは起こらないらしい。
  • 体験を振り返って考察したときに、[ああ、だから、現在、こうなっているのか]とわかることを通じて[成長・進化]が後から起こるものである。
  • 自己の体験の振り返り、または、他者の体験の記録から、[ああ、だから、現在、こうなっているのか]とわかることを通じて[成長・進化]が発生する。
  • 多動性障害を自慢にして、[行動することが重要だ]という言い訳をしているホリエモンがいる。
  • ホリエモンは、ワクチンを推進したり、JAの民営化やアメリカ産米穀を輸入することを肯定している。
  • これはホリエモンが、DSに金玉を握られて、DSの使いっ走りにされていることを意味している。
  • ホリエモンだって、最初は反権力だったけれども、刑務所の中か、どこかでDS側に引き込まれてしまった。
  • なぜ? 自分で振り返りを行なわなかったから。いいかえれば、内省を習慣化してこなかったから。
  • [成長・進化]は体験ではなく、レビューによってこそ生まれる。
  • 地球人が宇宙存在とファーストコンタクトを行なう日が数年以内に迫っている。
  • そして、この三次元地球はあと5年で終わるらしい。
  • アセンションして新地球に移る人と、地球と似た三次元惑星に転生する人とに、すでに分かれつつあるらしい。
  • いずれにしても、この三次元地球は[閉店]されるので、ここを出て行く必要がある。
  • いまさら世界支配を完成させようとして、宇宙の[進行]を妨害している、諦めの悪い人たちがいる。彼らの終焉は近い。
  • 結局、アセンションする組、および、アセンション後の社会を建設していく組は、世に出ないで、潜伏していることが多い、ということ。
  • それは、目立つとDS側に引き込まれるから。

スペイン〔16世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1492年:コロンブスのアメリカ到達
  • 16世紀:アメリカ大陸の銀・金略奪で[太陽の沈まぬ国]と呼ばれるほど繁栄

衰退の原因・主な出来事

  • 1588年:アルマダ海戦でイギリスに敗北
  • 17世紀:度重なる戦争と財政難、オランダ独立、ポルトガル分離で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1519-21年:アステカ帝国征服
  • 1532-33年:インカ帝国征服
  • 16世紀:中南米で先住民支配と銀山開発

ポルトガル〔16世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1498年:ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路開拓
  • 16世紀前半:アジアアフリカブラジルで交易独占

衰退の原因・主な出来事

  • 1580年:スペインと同君連合、独立性低下
  • 17世紀:オランダアジア拠点を奪われ衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1510年:ゴア占領〔インド〕
  • 1511年:マラッカ占領
  • 16世紀:ブラジル植民地化、アフリカ西岸で奴隷貿易

オランダ〔17世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1602年:東インド会社設立
  • 17世紀:[オランダの黄金時代]貿易・金融で世界の中心

衰退の原因・主な出来事

  • 1670年代:英蘭戦争でイギリスに海上覇権を奪われる
  • 18世紀:フランス革命・ナポレオン戦争で没落

主な侵略・略奪の歴史

  • 1621年:西インド会社設立、アメリカアフリカ進出
  • 17世紀:インドネシア支配、アフリカ南米で奴隷貿易

イギリス〔18-19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 18世紀:産業革命開始〔1760年代~〕
  • 19世紀:[世界の工場]と呼ばれる

衰退の原因・主な出来事

  • 20世紀:二度の世界大戦植民地独立で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1756-63年:七年戦争で北米インド支配
  • 1840年:アヘン戦争〔中国〕
  • 19世紀:アフリカアジアオセアニア植民地化

フランス〔18-19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 18世紀:カナダインドカリブ海で植民地拡大- 19世紀後半:アフリカインドシナ半島進出

衰退の原因・主な出来事

  • 1763年:七年戦争敗北で北米インドの植民地喪失
  • 20世紀:世界大戦植民地独立で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1830年:アルジェリア侵略
  • 19世紀:西アフリカ東南アジアベトナム〕進出

アメリカ〔19-20世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀:西部開拓・工業化
  • 20世紀:世界最大の経済大国へ

衰退の原因・主な出来事

  • 20世紀後半:ベトナム戦争経済摩擦などで一時的に成長鈍化

主な侵略・略奪の歴史

  • 1846-48年:米墨戦争
  • 1898年:米西戦争〔フィリピンプエルトリコ獲得〕
  • 19-20世紀:中南米太平洋諸島介入

ドイツ〔19世紀末〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀後半:統一・工業化〔1871年ドイツ帝国成立〕

衰退の原因・主な出来事

  • 1918年:第一次世界大戦敗北、植民地喪失
  • 1945年:第二次世界大戦敗北

主な侵略・略奪の歴史

  • 1884年以降:アフリカ〔ナミビアタンザニア等〕植民地化
  • 1914-18年:第一次世界大戦

イタリア〔19-20世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀後半:統一後に工業化開始

衰退の原因・主な出来事

  • 1943年:第二次世界大戦敗北、植民地喪失

主な侵略・略奪の歴史

  • 1880年代:エリトリアソマリランド獲得
  • 1911年:リビア侵略
  • 1935年:エチオピア侵略

ロシア〔19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀:農奴解放〔1861年〕後に工業化進展

衰退の原因・主な出来事

  • 1917年:ロシア革命で帝政崩壊
  • 20世紀:ソ連体制と冷戦

主な侵略・略奪の歴史

  • 16-19世紀:シベリア中央アジア征服
  • 1853-56年:クリミア戦争
  • 1904-05年:日露戦争
時期・戦争名 欧州本土での戦争 植民地・他地域での戦争 備考
紀元前3~2世紀ポエニ戦争 ポエニ戦争〔ローマvsカルタゴ イベリア半島〔スペイン〕、シチリア北アフリカなど 地中海全域にわたるローマカルタゴの覇権争い〔古代の[世界大戦]〕
17世紀末ファルツ戦争 ファルツ戦争〔アウクスブルク同盟戦争〕 ウィリアム王戦争〔北米〕、カリブでの英仏衝突 ヨーロッパ北米カリブで英仏が並行して戦闘
18世紀前半オーストリア継承戦争 オーストリア継承戦争〔1740-1748〕 ジョージ王戦争〔北米〕、第一次カーナティック戦争〔インド・南インド東海岸1744-1748〕 ヨーロッパ北米インドで英仏が並行して戦闘。第一次カーナティック戦争はこの時期。
18世紀中盤カーナティック戦争 オーストリア継承戦争終結後の局地戦〕 第二次カーナティック戦争〔インド・南インド東海岸1749/1750-1754〕 オーストリア継承戦争後もインドで英仏抗争が継続。デュプレクスクライヴが活躍。
18世紀七年戦争 七年戦争〔1756-1763〕 フレンチ・インディアン戦争〔北米〕、プラッシーの戦い〔1757〕、第三次カーナティック戦争〔インド1758-1763〕 欧州北米インドで同時展開した世界初の[グローバル戦争]。インドで英仏抗争が決着。
20世紀第二次世界大戦 欧州戦域〔独ソ戦・西部戦線・イタリア戦線など〕 太平洋戦争、北アフリカ戦線、東南アジア 欧州アジア太平洋北アフリカでの同時展開による世界大戦

英国・米国が日本を目の敵にして弱体化させてきた理由・目的の一つは、英国・米国が[西洋から東洋への覇権交代]を阻止し、まだ覇権を握り続けることにあった

  • 英国・米国は、アトランティス文明が、宇宙の法を曲げてまでして、自分たちの文明を存続したところ、アトランティス文明が自爆・自滅したのと同じパターンを進みつつある。
    • Make America Great Againはあり得ない。
    • 英国・米国の没落は、地球の覇権交代パターンによって、天体的理由で起こるのであって、これにあらがうと、むしろ没落が早まる。
    • 英国・米国は、日本の開国時から没落することが運命づけられていて、日本が世界王になることを阻止するために、日本を乗っ取り、天皇家を破壊する工作を試みていたようだ。
    • そのカルマの反射を、英国・米国は必ず受ける。
    • 英国・米国にはアトランティス文明の末裔の人々もたくさんいるであろう。
    • 日本には、ムー・レムリア文明の末裔の人々がたくさんいる。
    • 日本はアトランティス文明の要素をムー・レムリア文明の要素の中に採り入れ、統合・融合して、地球を平和に保つ使命を帯びているので、そうするであろう。
    • その自然の流れを英国・米国が阻止するために、いろいろやっている。そのいろいろやっていることは[受け取りません。お返しします]で、すべて反射させる。
    • Make America Great Againはあり得ない。なしてきたカルマの反射があるから。
    • またMake America Great Againという、外側へ向けた強がり? こういうのは、これからの時代、最も力が出ないやり方である。
    • 内側の充実を図った人ほど、自然と豊かになる。
    • DSは、お金や情報を掌握すれば、人々を支配できると思っているけれども、それは土の時代の古い考え方である。
    • すでに国民は、国家を必要とせず、コミュニティや家族や個人を大切にする志向に移ってしまっている。
    • トランプが[強さ]をアピールしても、民主党支持者のアメリカ人からは、[バカ]だと思われているだけであろう。
    • トランプは、自分が見えていないようにみえる。
    • アメリカが落ちぶれた分だけ、中国が浮き上がった。
    • こんにちの中国の[思い上がり]を生んだ原因は、ぜんぶアメリカにある。
    • 中国のWTO加盟をアメリカが認めたことが、こんにちの大混乱を生んだ原因である。
    • 世界の粗鋼生産量:2022暦年生産量は18億8,540万トン | MIRU
    • 粗鋼生産量の推移を見ると、その国の国力がわかるらしい。
    • アメリカは粗鋼生産量を下げてしまったので、工業的後進国に転落したわけである。
    • 粗鋼生産量をみずから下げておいて、Make America Great Againはあり得ない。
    • 工業は[継続は力なり]の典型であり、いちど途絶えた技術を取り戻すには、相当な年月がかかるものである。
    • アメリカは生産拠点を中国等の海外へ移した結果、産業の空洞化を生み、国力を完全に落とした。
      • アメリカは日本の国力を削いだり、戦争という公共事業を繰り返すことで、戦争依存経済になり下がっていたことが、転落の原因である。
      • 例えば、iPhoneを米国の国内で製造していれば、こんなことにはならなかった。
    • もともと半導体製造技術は日本のものであり、半導体製造工場を台湾に置こうが、日本に置こうが、中国に置こうが、使われている技術は、もともと日本の技術である。
    • インテルは、CASIOの電卓のCPUを真似て、初期のCPUを設計したらしい。
    • 日本はアメリカと同じ轍を踏むことなく、国内の充実と整備を徹底して、[国内製造・国内消費の循環]つまり[内需主導型の経済]へと、一時的にでも舵を切る必要がある。
    • とにかく、現在の情勢からみると、海外のことはさておき、内的充実を図り、これから始まる新地球の新文明の構築へ向けて、捨て去るべきを捨て去り、学ぶべきを学ぶべき時期に入っていると思う。
  • 英国・米国は、アトランティス文明と同じ轍を踏み、自爆・自滅しつつある。改心しない、目覚めない英国・米国に、愛エネを送るしかない。
    • 英国・米国は、いったん底辺まで没落して、歴史を振り返り、反省したほうがよい。
    • 宇宙の法則が、英国・米国に教訓を与えるであろう。
  • だいたい英国との背後にいる宇宙存在が、主立ったシナリオを書いており、トランプもイーロン・マスクも、英国ロスチャイルド系のロボットであるようだ。
  • 世界のDSは、裏でつながっており、対立しているかのように演じて格闘演技をしているけれども、その主な狙いは、日本が地球の王者として、[地球を平和裏に運営する未来をつぶしたい]という宇宙存在に操られているだけ。
    • 浙江財閥DS+青幇のケツモチは、リゲル星人であろう。
    • イギリスロスチャイルドのケツモチは、シリウス系ネガティブ宇宙人〔最下層がレプティリアン〕であろう。
  • [日本が世界王になる]というのは、現在のDSが行なっているような圧制・恐怖政治ではなく、[民族の解放/民族の自立]を基本とする世界統治を意味する。
  • [日本が世界王]として役割を果たしている期間の世界統治というのは、世界各国の自主独立を基本としながら、周辺諸国に対して支配をし、圧制を敷くようなことを許さない、自由を根本とする統治である。
  • 中国周辺でいえば、ウイルグル、モンゴル、チベットの独立にかんしては、日本が支援していくことになるであろう。
    • 中国の属国化しているカンボジアは、ASEAN諸国の足並みを乱す点で問題である。
    • 中国も自立するべきだし、カンボジアも自立するべきだ。
    • 各国が自主独立の精神で、内需主導型の経済に立ち返り、他者・他国から金玉を握られないようにする必要があるし、金玉を握ってタカるような、アメリカや中国のようなスパイ活動は、[受け取りません。お返しします]の精神で、遮断していく必要がある。
    • アメリカや中国の[外側ばかりに意識を向けて、共依存の関係を迫る、キショクの悪い国際関係]をやめよう。

日露戦争以後の世界史は日本を閉じ込めることが主題となりました