社会科〔地理・歴史・公民〕

中学歴史の動画

開国以前の中学歴史

◯【歴史】|■人類の誕生・進化 中学社会歴史 人類の出現と文明1 ◯【歴史】|■古代文明 中学社会歴史 人類の出現と文明2 ◯【歴史】|■中国文明 中学社会歴史 人類の出現と文明3 ◯【歴史】|■世界の宗教のおこり 中学社会歴史 人類の出現と文明4 ◯【歴史】|■旧石器時代 中学社会歴史 原始の日本1 ◯【歴史】|■縄文時代 中学社会歴史 原始の日本2 ◯【歴史】|■弥生時代① 稲作の広まり 中学社会歴史 原始の日本3 ◯【歴史】|■弥生時代② 奴国・邪馬台国 中学社会歴史 原始の日本4 ◯【歴史】|■ヤマト王権と古墳文化 中学社会歴史 古墳時代1 ◯【歴史】|■中国・朝鮮半島との交流 中学社会歴史 古墳時代2 ◯【歴史】|■聖徳太子の政治 中学社会歴史 飛鳥時代1 ◯【歴史】|■中国・朝鮮半島との交流 中学社会歴史 飛鳥時代2 ◯【歴史】|■大化の改新 中学社会歴史 飛鳥時代3 ◯【歴史】|■飛鳥文化 中学社会歴史 飛鳥・奈良の文化1 ◯【歴史】|■平城京と律令国家① 中学社会歴史 奈良時代1 ◯【歴史】|■平城京と律令国家② 中学社会歴史 奈良時代2 ◯【歴史】|■聖武天皇・遣唐使の派遣 中学社会歴史 奈良時代3 ◯【歴史】|■天平文化 中学社会歴史 飛鳥・奈良の文化2 ◯【歴史】|■桓武天皇の政治 中学社会歴史 平安時代1 ◯【歴史】|■摂関政治 中学社会歴史 平安時代2 ◯【歴史】|■平安時代の仏教 中学社会歴史 平安時代の文化1 ◯【歴史】|■国風文化 中学社会歴史 平安時代の文化2 ◯【歴史】|■武士のおこり 中学社会歴史 平安時代3 ◯【歴史】|■院政・平氏の政治 中学社会歴史 中世の日本1 ◯【歴史】|■鎌倉幕府の成立 中学社会歴史 中世の日本2 ◯【歴史】|■執権政治・武士と農民の生活 中学社会歴史 中世の日本3 ◯【歴史】|■元寇・鎌倉幕府の滅亡 中学社会歴史 中世の日本4 ◯【歴史】|■建武の新政・室町幕府の成立 中学社会歴史 中世の日本5 ◯【歴史】|■民衆の成長・戦国大名 中学社会歴史 中世の日本6 ◯【歴史】|■鎌倉時代の文化・新しい仏教 中学社会歴史 中世の文化1 ◯【歴史】|■室町時代の文化 中学社会歴史 中世の文化2 ◯【歴史】|■鎌倉時代から室町時代(前半) 中学社会歴史 中世の日本 まとめ講座 ◯【歴史】|■安土桃山時代① 中学社会歴史 近世の日本1 ◯【歴史】|■安土桃山時代② 中学社会歴史 近世の日本2 ◯【歴史】|■江戸幕府の成立 中学社会歴史 近世の日本3 ◯【歴史】|■鎖国 中学社会歴史 近世の日本4 ◯【歴史】|■江戸時代の身分制度・産業の発達 中学社会歴史 近世の日本5 ◯【歴史】|■江戸幕府の政治改革・農村の変化 中学社会歴史 近世の日本6 ◯【歴史】|■元禄文化・化政文化・新しい学問 中学社会歴史 近世の日本7 ◯【歴史】|■安土桃山時代から江戸時代(前半) 中学社会歴史 近世の日本 まとめ講座

中華人民共和国、崩壊への兆しと日本の対応

国民の多くが日本語を学ぶと、その国は栄えていく

  • 短歌・和歌を作ることもまた、アセンションへの道を加速してくれるであろう。
  • 情感を廃し、論理のみを残した言語は、この言語を使う民を滅びへと導く、転落の言語であろう。
  • ゼータ・レチクル星人、エササニ星人が感情を捨て去り、文明が行き詰まった結果、感情エネルギーを他者から奪い取る行動に出ているのも、[情感を廃し、論理のみを残した言語は、この言語を使う民を滅びへと導く、転落の言語であろう]という法則に合致している。
  • [すべてをデジタル化し、完全に人間を支配し、人間を永遠に奴隷として使いこなしていこう]と考える幼稚な宇宙存在に共鳴しているのが、現在のDSの連中であり、彼らは[成長・進化]を止めるであろう。
  • 日本人は、情感を豊かにする方向と、論理を突き詰めて科学を探究していく方向と、それらを統合する客観視点という三つの要素を三つ編みにして、新地球の文明を構築していくことになる。
  • 論理の膜を自力で破り、赤子の心境に還る。

【なぜ日本語だけが“特別”なのか?!神秘のルーツに迫る】

理系で[歴史総合,世界史探究]は[共通テスト]のみという場合の[割り切った考え方]

●●●工事中●●●書き直しています

人間には二つのタイプがある

  • 【1】:暗記事項を階層構造・樹形図にすると、それを地図の場所記憶として暗記することが得意なタイプ。
    • このタイプの人は、検定済教科書をいくら読んでも、頭に入らないので、以下のような階層構造のある箇条書きタイプの印刷教材を最初から使ったほうがよい。
      • [世界史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
      • [高校これでわかる世界史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • 箇条書きだけでは、途中の歴史物語に飛躍があり、つながらないと思ったときに初めて、AIを利用したり、 詳しく分厚い学習参考書を調べるために利用したりする。
    • こちらは、視覚記憶優位のタイプかもしれない。
  • 【2】:暗記事項を物語調の文章にしたとき、その物語のプロットを一本の長い線分として暗記暗記することが得意なタイプ。
    • マンガ・アニメ・ドラマなどをたくさん読んだり見たりしてきた人は、物語のプロットを道順記憶として記憶することが得意であろう。
    • そういう人は小説も好きであろうし、検定済教科書を読んで、そのまま暗記できるような記憶回路をもっていると思う。
    • なお、このタイプの人は、データを俯瞰して、要点だけをかいつまんで話すことが苦手である傾向があると思う。
    • 検定済教科書は、【2】のタイプに向けて作られているので、検定済教科書には、合う・合わないがある。
    • こちらは、聴覚記憶優位のタイプかもしれない。

[センター試験/共通テスト]で[歴史総合,世界史探究]と[歴史総合,日本史探究]のうち、どちらを選択するか

  • [共通テスト]での満点阻止問題の難度は[歴史総合,日本史探究]のほうが高く、[歴史総合,世界史探究]のほうが低い。
    • [共通テスト]では、[歴史総合,日本史探究]を選択する受験生のほうが多く、[歴史総合,世界史探究]を選択する受験生のほうが少ない。
    • つまり[歴史総合,世界史探究]は、完全なる不人気科目となっているため、[共通テスト]の主催者側が[歴史総合,世界史探究]の選択者を増やそうという[工作]として、[共通テスト]での満点阻止問題の難度を[歴史総合,世界史探究]において下げているのが実際である。
    • [歴史総合,世界史探究]は、[歴史総合,日本史探究]よりも、系〔システム〕が複雑なので、初期の得点の伸びが悪く、結果として、習得に時間を要する。
    • しかし[歴史総合,世界史探究]は、いったん安定領域に達すれば、コンスタントに9割台が維持できる科目であり、[共通テスト]の地理・歴史・公民の中で、いちばん安定しやすい科目である。
    • 対策としては、中学時代から[歴史総合,世界史探究]の適切な対策を始める〔フライングスタート戦略〕のがよい。
  • したがって、満点を狙いやすいのは[歴史総合,世界史探究]であって、[歴史総合,日本史探究]ではない。
  • 満点を狙う場合は[歴史総合,世界史探究]を選択し、[歴史総合,日本史探究]は選択しないのが正解である。
  • [共通テスト]の点数が圧縮されて合否判定に使われる場合には、[共通テスト]での地理・歴史・公民を軽視する受験戦略もある。
  • しかし、不確定要素の多い、粗雑な受験戦略で失敗した場合、かなり後悔すると思われるので、中学時代から[歴史総合,世界史探究]の適切な対策を始める〔フライングスタート戦略〕をおすすめする。
    • メリハリを付けざるを得ない状況に追い込まれるのは、スタートが遅いからにほかならない。
    • [共通テスト]の点数が圧縮されて合否判定に使われるのだから[地理総合、地理探求]でいい、という合理主義をその段階で持ち出されても、その意見には賛成できない。
    • [地理総合、地理探求]は、問題の当たり外れで、得点が大きくブレるし、下ブレすることが大半なので、事前に得点が読めない〔ボラティリティが高い〕。この部分だけでも、受験上不利である。
      • 公民はなおさら、満点阻止問題の難度が高いと考えられる。
      • また公民を選択すると志望校がかなり限定されてしまう。
      • 地理歴史の三科目からの択一が現実的なラインであろう。
    • [共通テスト]で失敗して志望校を下げる。それは[共通テスト]を受験する前から、学力において、決定していることである。
      • つまり[共通テスト]で失敗した、というのは言い訳であり、実際には、スタートが遅く、ペースも遅かったので、学力が間に合わなかっただけである。
    • 受験勉強は早くから始めておくのがよい。そうでなければ、妥協を強いられる。

[共通テスト]の範囲外を明確にする

[共通テスト][歴史総合,世界史探究]にかんしては、清水裕子先生の分析が最も信頼できて鋭い

  • [共通テスト]において特徴的な知識の問われ方については、[流れと枠組みを整理して理解する|旺文社]の2冊がある。この2冊において[歴史総合]の内容は同じであり、違いは[世界史探究][日本史探究]の部分だけである。
  • [共通テスト]を歴史科目で受験する場合には、以下の2冊のうち、どちらかを必ず買うことをおすすめする。
  • この2冊には、大まかな流れが載っているので、通史を学ぶ前に何度も通読することにより、歴史の流れを把握することができる。

[共通テスト]での得点力に直結しやすい印刷教材の筆頭格は過去問であり、過去問の範囲以外を勉強しても、得点力には直結しがたい

  • [共通テスト過去問]の蓄積量が少ない昨今の対策としては、[センター試験過去問]を活用するのがいちばんである。それは誰でも同じ条件である。
  • [センター試験過去問]として最も効率がよいと考えられるのは、次の2冊である。
  • 〔1〕[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 〔2〕[大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 〔1〕〔2〕の[任意の単元]の問題を先に解いてみて、[その単元]に該当する範囲を[高校これでわかる世界史B|文英堂]

[センター試験/共通テスト]のレベルを知るための印刷教材

  • [共通テスト]は[知識の問い方をストレートではなく、変化球にしている点が異なる]のみであり、試験で求められている知識としては、[センター試験]と[共通テスト]との間に大差はないように思われる。
  • [共通テスト]の過去問の累積量が少ないため、[共通テスト]に本当の意味でフィットした[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]の印刷教材は、ごく一部にしか出ておらず、各出版社とも[共通テスト]専用の[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]のヒット作は出せていない感じである。
  • [歴史総合,世界史探究]は、清水裕子先生の分析力が頼りになる。
  • [歴史総合,日本史探究]は、金谷俊一郎先生の分析力が頼りになる。
  • 結局のところ、[世界史Bにおけるセンター試験レベルの印刷教材][日本史Bにおけるセンター試験レベルの印刷教材]をうまく利用して、[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]の対策とするのが、現状、精一杯の対策となる、という状況ではないのか?
  • 受検向きの検定済教科書は、以下であろうと思われる。なお、受検向きの検定済教科書は、難関私大にも対応可能な、広範な知識を取り扱うものであり、[共通テスト]の対策用としては、知識の範囲・深さにおいて過剰である。
  • 【歴史総合】:
    • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]とその改訂版
    • [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]とその改訂版:情報過多。
  • 【世界史探究】:[世界史探究]では、[世界史B]以上に、取り扱う国家・地域が目まぐるしく交代するため、各国通史・地域通史の流れが見えないように意地悪されているとみてよい。
    • [7 実教 世探702 世界史探究]とその改訂版
    • [81 山川 世探704 詳説世界史]とその改訂版
  • 【日本史探究】:[詳説日本史]は、日本文化史に情報欠損があるため、単体では非受験向きとなった〔[詳説日本史]の凋落〕。
    • [7 実教 日探702 日本史探究]とその改訂版
    • [81 山川 日探705 詳説日本史]とその改訂版
  • [共通テスト]に出ない範囲を間引いてあるテキストは、現実的には、[センター試験世界史B対策][センター試験日本史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材に求めるのが、現時点での精一杯な策であろうと思う。
  • 【[センター試験世界史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材】:
    • [高校これでわかる世界史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • [世界史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
    • [大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。
  • 【[センター試験日本史B対策]を意識した知識の範囲・深さに、その記述内容が抑制されている印刷教材】:
    • [高校これでわかる日本史B|文英堂]:章・節の体系が参考になる。要点のみ。
    • [日本史要点図解整理ハンドブック|旺文社]:図解が多い。要点のみ。メルカリ等で買う。[本書の特長]から抜粋:この1冊だけで、文化史を含む高校世界史Bの全範囲を掲載しています。また、センター試験レベルの大学受験に対応出来る内容を網羅していますので、高校の定期試験用から大学受験まで、1冊で長い間使用することが可能です。
    • [大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]:[センター試験過去問]を単元別に整理してある。最も得点に直結しやすい部分をになう。

印刷教材を使った勉強において互いに矛盾するアドバイス

  • [薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]というアドバイスが正しいとしたら、[決めた一冊を繰り返せ]というアドバイスは成り立たない。
    • [決めた一冊を繰り返せ]の[一冊]とは、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]であるはずだからである。
  • [自分のレベルに見合った印刷教材を選択せよ]というアドバイスが正しいとしたら、[決めた一冊を繰り返せ]というアドバイスは成り立たない。
    • [決めた一冊を繰り返せ]の[一冊]とは、[受験勉強全体において中心となる詳しく高度な一冊]であるはずだからである。
    • [自分のレベルに見合った印刷教材]のレベルを上げていくことによって、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]が習得できるレベルまで到達する必要があるのだ。
  • 結局、こうなるであろう。
      1. 初学の段階では、[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]ということがいえる。これは、記憶事項を収納する引き出しを作る段階であろう。
      1. そして、基礎作りのために、[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終える]かつ[この一冊を繰り返せ]ということを、[基礎の確立]を達成するまで行なう。
      1. [基礎の確立]がしっかりしていると、[自分のレベルに見合った印刷教材]のレベルを上げたとしても、深く速く学び取ることができ、かつ、[この一冊を繰り返せ]の繰り返し回数も少なくて済むであろう。
      1. そしていよいよ、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]に取り組むこととなる。
      • [基礎の確立]とその後のステップがしっかり行なわれている場合、[受験勉強全体において中心となる、詳しく高度な一冊]にかんしても、深く速く学び取ることができ、かつ、[この一冊を繰り返せ]の繰り返し回数も少なくて済むであろう。
      1. 逆算して考えてみると、次のような進み方がよいかもしれない。
      • [基礎の確立]の段階において、遅々として進まぬ状況にあせることなく、しっかりと手抜きなく[基礎の確立]を行ない、その後の学習で加速度的に進捗する、というイメージを以て、着実に進む。
      • ただし、手こずる単元があったら、いったん飛ばして先へ進む勇気も必要であろう。
      1. 歴史科目だけでなく、どの科目にかんしても、学習の進め方は、単元ごとに[共通テスト]レベルまで一気に進めたほうがよい。
      • 中国史〔明・清まで〕とイスラーム世界は、それぞれ手早く[共通テスト]レベルまで一気に進めたほうがよい。
      • そして、[中国史なら得意][イスラーム世界なら得意]という感じで、単元/ブロックごとに[共通テスト]レベルまで、自信がもてる感じになるまで進める。
      • これは忘却曲線を考えて、そのように推奨している。
      • 短期記憶を長期記憶へと移行させる段階では、頻回の復習を行ない、忘れないうちに[共通テスト]レベルまでやったほうが、長期記憶が確立されやすい。
      • [中国史という系][イスラーム世界という系]を、それぞれ[一応の完結]まで仕上げて、あとは[記憶の維持]と[細かい詰め]を残すだけにしておくと、[記憶の維持]コストが下がると思う。
      • [単元の内容を忘れないうちに、一定レベル以上の段階まで進んでしまう][【入試基礎レベルまでならバッチリ】の単元を着実に増やしていく]というプランで進めるのが適切であろう。
    • つまり、[初学者用][橋渡し用][受験用]という、少なくとも三つの難度の印刷教材を使うのが合理的であろう、ということになる。
      • 例えば、[詳説世界史|山川出版社]の一冊だけを繰り返すことで私大入試に合格する人の真似をしないことが大切である。
      • そういう[暗記が得意な才能]をもった人は、[詳説世界史]の一冊だけを繰り返すことで私大入試に合格することができる。
      • しかし、大半の学習者は、[詳説世界史]を読んでも理解できないし、頭に入らないものである。
      • そういう場合には、[初学者用][橋渡し用][受験用]という、少なくとも三つの難度の印刷教材を使うコースのほうが挫折・失敗を回避することができる可能性が高まると思う。
  • 英文法〔総合英語〕や歴史科目には、初学の段階で[薄い一冊/易しい一冊をとにかく最後まで終えよ]というアドバイスが妥当する。
    • 英文法ならば英文法の知識体系が必要だし、世界史であれば、[各国史・地域史]ごとの[主要な王朝とその治世]からなる知識体系が必要である。
    • [初学者用]の印刷教材を終えることにより、知識体系が確立されていると、その後の学習において細かい知識に出くわしたとき、知識体系という樹形図それぞれに、それら細かい知識を結びつけていくことができるので、[その後の学習において細かい知識に出くわしたことが無駄にならずに記憶に残る]ということが、かなり期待できる。
      • 濃い食塩水に細かく枝分かれした枝を入れると、たくさんの食塩の結晶が、細かい枝それぞれにびっしりと結晶する。
      • 先に予備知識がある者ほど、その後の学習において細かい知識に出くわしたとき、それら細かい知識を[整理された思い出しやすい記憶]として、記憶することができるようになる。
      • だから先に、英文法の知識体系、あるいは、世界史における[各国史・地域史]ごとの[主要な王朝とその治世]からなる知識体系といった、樹形図を[初学者用]の印刷教材において確立しておくのが、手堅いやり方であろう。
      • [共通テスト]だけで世界史が必要な場合、難関私大用の細かい知識は捨てて、[ENGRAM2250]の★★★と★★の用語までを習得範囲とするなど、細かい用語を捨てて、[単元別・センター試験/共通テスト過去問]の演習を繰り返すことによって、★★★と★★の用語までの相互連関を密に覚えたほうがよいと思う。
        • 【1】[世界史単語の10秒暗記 ENGRAM2250|学研]の★★★と★★の用語までを習得範囲とする。[共通テスト]の場合は、★の用語は覚えないことにする。
      • [共通テスト]だけで世界史が必要な場合、通史用の印刷教材としては[高校これでわかる世界史B|文英堂]を選択して、[高校これでわかる世界史B]の知識だけで[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕の各問を解くことができるかどうかを検証しながら進み、不足の知識があれば、[高校これでわかる世界史B]に付箋で貼り付けていくのがよいかもしれない。
        • [高校これでわかる世界史B]のような、[内容が簡素ながら、ある程度の網羅性を有する世界史印刷教材]をベースにして、過去問演習から得た[内容が簡素ながら、ある程度の網羅性を有する世界史印刷教材]に足りない知識を補っていくのが、無駄のないやり方であろう。
        • [ある程度の体系性を保っている、適度に網羅性のある世界史印刷教材]をベースにして、過去問演習とともに、不足分を補う。これがよいやり方であろう。
          • 世界史や日本史の[共通テスト]向けのKADOKAWAの黄色い本は、詳しすぎて、難関私大をも意識している印象を受ける。
          • もっと過去問と密着した、無駄を省いた勉強を採用したほうが、[努力に見合った得点獲得が期待できる]という意味で、世界史や日本史の[共通テスト]向けのKADOKAWAの黄色い本は、やや疑問が残る。
        • 世界史B〔4単位〕よりも世界史探究〔3単位〕のほうが教科書内容は薄まっているので、世界史Bの中でも[高校これでわかる世界史B]のようなベーシックな印刷教材は、世界史探究〔3単位〕にちょうどよいと思う。
        • 文英堂が[高校これでわかる世界史B]の[世界史探究版]を出さないので、仕方がない。
        • なお、[高校これでわかる世界史B]を読んで理解できる、暗記できる、という場合には、[神余秀樹の世界史教室][パノラマ世界史]という、歴史のエピソードを通じて記憶を助ける導入用印刷教材は、カットできると思う。
        • つまり、[高校これでわかる世界史B]と[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕の二冊を使えば、[共通テスト]の対策としては、ある程度、大丈夫であるように思う。
        • ズバリ言って、少子化で企業経営が傾いている歴史教科書の出版社を救済するために、歴史総合をでっち上げたのだと思うので、今回の新課程は大失敗だな。
        • 歴史総合と世界史探究を合わせると、結局、歴史総合の日本史範囲が増えたので、生徒・受験生としては、実質、負担増になった。最悪の新課程だな。
        • 教員の時間外勤務は労働時間 労基法での認定要求 2025.5.22
        • 阿部文科相 不適切発言で謝罪 女性議員への発言を撤回 | NHK | 国会
        • 阿部文科相は、次の選挙で落とさなきゃいかんな。
        • 文部科学省は、腐敗しまくっていると思う。
    • 日本の高校世界史教育では、フランス革命やウィーン会議といったヨーロッパ近代史の出来事が非常に詳しく扱われる傾向がある。他方では、東南アジア史などは、完全に手抜き状態である。
    • これは、フリーメイソンが行なったフランス革命を肯定するような史観、さらには、ウィーン会議で決定された国際秩序形成が正しいかのような史観を私たちに植え付けようとしている。
    • そもそも高校世界史は、ヨーロッパ中心史観に偏っており、これを日本人に植え付けようというDS側の意向が反映されている。
    • DSが弱体化したので、欧米列強がアジア・アフリカ・南北アメリカ大陸・オセアニアなどを占領していった、悪のはびこりの歴史として、世界史を書き直すことも必要である。
    • フランス革命は、フランス王家をぶっ潰して、DSがフランスを支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
    • ロシア革命も、ロマノフ王家をぶっ潰して、DSがロシアを支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
    • 明治維新も、徳川家をぶっ潰して、偽天皇家を打ち立て、DSが日本を支配するための謀略である。けっして褒められた革命ではない。
  • 総じていえることは、[アドバイスの成立要件を明らかにしないアドバイスは無効である][全体を見失い、部分だけを捉えたアドバイスは無効である]ということである。
  • [自分のレベルに見合った印刷教材について【この一冊を繰り返す】ということを繰り返しながら、少しずつレベルを上げて、複数の印刷教材をこなす]というのが、実際の姿になる。

単元ごとに[共通テスト]レベルまで高めていく|モデルケースを示す〔ご自身に合わせて改変してほしい〕

  • [中国史の明・清まで]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [イスラーム世界]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [ヨーロッパ中世・近世史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [産業革命以降、二つの世界大戦の直前までの歴史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。
  • [二つの世界大戦から冷戦までの歴史]を[共通テスト]レベルまで高めていく。

情報をそぎ落としすぎると、逆に覚えられない

  • 歴史科目は、人間どうしの闘争の歴史を描く科目である。
  • そこにあるのは、人間同士の感情のぶつかり合いである。
  • [感情のぶつかり合い]こそが、歴史的イベントの発生原因なのである。
  • [詳説世界史|山川出版社]などの検定済教科書では、[感情のぶつかり合い]など、本音ベースの描き方を避けているので、[詳説世界史]を読んでも覚えられないわけである。
  • 近現代史は、クソ・イギリスが、ヨーロッパのライバルを叩いて植民地を独り占めにするプロセスであり、攻撃側は欧米列強、やられる側はアジア・アフリカ・新大陸であった。
  • ぜんぶイギリスが悪い。これが近現代史である。
  • 学習参考書を選ぶとき、感情要素を取り去った、山川出版社の印刷教材などは、初学者は絶対に使わないでほしい。
  • 感情をともなわない記憶は、覚えにくく、忘れやすい。
  • したがって、山川出版社の検定済教科書・用語集・サブノートなどのたぐいは、だいたい使わないほうがよい。
  • もちろん、総仕上げのときには使う必要がある場合もあるけれども、山川出版社の印刷教材を使わないで、参考書ルートを組み立てるのがよい。
  • つまり、[余計な説明をそぎ落として効率化を図った歴史科目の学習参考書]というのは、[記憶と記憶の想起のトリガーをぜんぶそぎ落とした、印象に残らない、覚えづらく忘れやすい記憶を作り出すための学習参考書]ということになる。
  • 例えば、五面から光を当てて、まったく影のない商品写真を撮影したとき、撮像はのっぺりとした平板な撮像となり、商品の立体感がつかめない写真ができあがってしまう。
    • 史観をもたずに、歴史的事実を羅列するだけでは、[前段を承けて、後段へと繋ぐ]という[前後の連関情報]=[流れ]が生まれない。
    • [詳説世界史|山川出版社]など[流れ]なき歴史教科書は、記憶に残らない。
    • [コンパクトにまとまっている]とかは、字数制限のある記述・論述問題の対策としては意味があるけれども、完全に著者の独りよがり、マスターベーションにすぎない。
    • 教科書は初学者である読者のためにある。異論は認めない。
    • 一読して意味が通らない文章が多い[詳説世界史|山川出版社]は、教科書としてオワっている。
    • 山川出版社というのは、[東京大学の記述・論述問題の対策になる検定済教科書]という、他者の権威を借りるかたちで支持を集めてきた出版社であり、[詳説世界史|山川出版社][新世界史|山川出版社]が[東京大学の記述・論述問題の対策になる検定済教科書]である。
    • 東京大学の権威の一部を借りようとする早稲田大学・慶應義塾大学が、山川出版社の教科書や用語集の一節を問題文に入れるなどして、文部科学省・山川出版社・大学らが悪ふざけをしてきた側面があるらしい。
    • こういう[癒着]のような不健全な検定済教科書は、文部科学省が[公平性の観点から山川出版社に今後30年間、この業界を去ることを命ずる]などして、けじめをつける必要がある。
    • 一読して意味のわからん文章の多い検定済教科書を、検定通過させた文部科学省の罪は重い。
  • 斜めから光を当てて、影を作らなければ、商品の立体的な像を脳内に描くことができず、結果として、[写真と実物が違う写真]になってしまう。
  • [斜めから光を当てる]とは、ある種の史観・偏見を以て歴史事実を描写することである。
  • 中立的な歴史記述というのは、実際にはあり得ない。
  • だったら、[思いっきり斜めから光を当てる]ことによって、感情を生起させる、ドラマティックな歴史記述を展開することによって、記憶に残りやすく思い出しやすい歴史参考書を作ったほうが、ずっといい。
  • 個性を殺した、無味乾燥な歴史参考書・歴史教科書は、[勉強にならない]ので、必要ないと思う。

神余秀樹先生の参考書がなぜ覚えやすいのか?

  • 神余秀樹先生の参考書がなぜ覚えやすいのか? それは、史実と感情エネルギーが結びつくように説明しているから。
  • [詳説世界史|山川出版社]がなぜ覚えにくいのか? それは、史実から感情エネルギーの要素を引き剥がし、史実の羅列にわざとしているから。
    • 歴史が暗記科目とバカにされる原因は、このような、感情エネルギーのない、情感のない文章を書く先生が多いから。
  • 情感は、知性が高くなければ取り扱えない。
  • 無味乾燥な史実の羅列なら、AIでもやる。
  • 人間には、ハートがあり、ハートがあるからこそ、読者に情動を起こさせる文章が書けるわけである。
  • 人間が書く以上、読者に情動を起こさせ、記憶に残らせるような書き方をする必要がある。

世界史の概略をいち早く知りたい場合|神余秀樹先生のルート

  • [神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]で抜け漏れがある部分は、[高校これでわかる世界史B|文英堂]や[理解しやすい世界史(B)|文英堂]などで補うのが適切だと思う。
    • 検定済教科書と[高校これでわかる世界史B]や[理解しやすい世界史(B)]との大きな相違点は、見出しの構造にある。
      • [高校これでわかる世界史B]や[理解しやすい世界史(B)]では、見出しがきれいな樹形図になっており、その樹形図そのものが、問題文として利用できる。
        1. [見出し]と[抜き書きしたキーワード]だけを見て、その内容の概略が語れるか。
        1. [見出し]だけを見て、その内容の概略が語れるか。
      • そのような、記憶のチェック機能を、各見出し・キーワードにもたせることができる。
      • その樹形図が頭に入っていると、各見出し・キーワードを[場所記憶]として、記憶・想起することが期待できる。
      • 検定済教科書がわかりづらいのは、見出しが大雑把で、見出しの内容が抽象的であるから、教科書の体系は、記憶のチェック機能をもっていないことになる。
      • 文英堂の[高校これでわかる]と[理解しやすい]は、章立て・節立て・見出し・キーワードが、きれいな樹形図になっており、樹形図が頭に入っていると、各見出し・キーワードを[場所記憶]として、記憶・想起することが期待できる。
      • [高校これでわかる世界史B]は、薄いけれども凝縮されており、[共通テスト]までなら、これでいける可能性もある。
        • [神余秀樹の世界史教室][パノラマ世界史][高校これでわかる世界史B]のうち、二冊をこなしてみて、その知識の範囲で[単元別・センター試験/共通テスト過去問]で演習してみて、必要があれば[理解しやすい世界史(B)]、または、検定済教科書などを追加することも考えられる。
        • 結局、得点力の大半は、[単元別・センター試験/共通テスト過去問]のやり込みの段階で身につくので、[理解しやすい世界史(B)]、または、検定済教科書などを追加するのは、オーバーワークになる危険性が高いので、慎重に決める。
  • [超基礎がため神余秀樹の世界史教室|旺文社]は絶版であり、中古本を手に入れる必要がある。ただし、[パノラマ世界史]だけでも理解できる人は、[神余秀樹の世界史教室]は必須ではない。
    • 抜け漏れが多く、易しい印刷教材である[神余秀樹の世界史教室]は、通読する苦労がとても少ない。
    • [総合英語]〔高校生用の簡易英文法書〕も、世界史印刷教材も、とにかく最後まで読み切って、英文法体系・世界通史の構造を頭に入れておくことが、その後の学習を加速させてくれる。
    • バラバラの知識を、整理棚のどの位置に収納すればいいのかが意識できることが、[覚えやすい][思い出しやすい]ことを保証してくれるからである。
    • したがって、[世界通史を短期間でとにかく最後まで終える]という意味では、抜け漏れが多く、易しい印刷教材である[神余秀樹の世界史教室]は、情報漏れという短所を補って余りある長所をもつといえる。
    • [総合英語]は、いちばんカンタンなのを選んで、それを何度も通読することで、英文法体系を頭に入れることが肝要である。
      • それは、その後、[総合英語]の例文を暗記することで、例文に含まれている文法の論点・ルールを思い出すとき、英文法体系のどの位置に、その記憶が収納されているのかを映像化できることが、記憶の想起に結びつきやすいからである。
        • 人間の記憶は[場所記憶]という[位置]にまつわる記憶と結びつきやすく、散歩をしながら、散歩の経路に登場する物体と、記憶事項とを連想で結びつけることを通じて、場所から記憶事項が逆検索できるようになる。
          • [記憶事項]から[場所]が想起される。これが正引き。
          • [場所]から[記憶事項]が想起される。これが逆引き。
          • 学問が体系化されている場合、目次を暗記することが、[場所記憶]の代用になる。
          • {1}英文法には、動詞を品詞変換する、準動詞〔動名詞・現在分詞・過去分詞(名詞用法・形容詞用法・副詞用法)〕・従属節〔名詞節・形容詞節(関係詞)・副詞節(従位接続詞)〕という概念がある。
          • {2}英文法には、名詞を品詞変換する、格という概念があり、格を表現する方法として、【1】語順〔文型〕、【2】語形〔人称代名詞の格変化〕、【3】前置詞・従位接続詞といった格詞という3つがある。
          • {1}{2}を体系として暗記しておけば、例文を暗記したとき、体系のどの部分に関連しているのかを脳内の整理棚空間を思い浮かべて、そこと関連付けておく。
          • そうすると、[準動詞には論点がいくつあって]といったように、バラバラの知識に秩序・個数概念を加えることができるようになり、例文に含まれている文法の論点・ルールを思い出すときの思い出しやすさが増し、記憶の抜け漏れなどに対してコンシャスになることができる。
        • 世界史の場合も、バラバラの知識に秩序・個数概念を加えるために箇条書きを多用しつつ、箇条書きという物理構造における[場所記憶]として暗記すると、歴史用語を思い出すときの思い出しやすさが増し、記憶の抜け漏れなどに対してコンシャスになることができる。
          • 暗記物は、いかにして箇条書きをうまく使い、いかにして、バラバラの知識をいかにして[場所記憶]に変換することができるかで、覚えやすさ・思い出しやすさが違ってくる。
          • 教科書のように、文章でだらだら説明されている印刷教材は、バラバラの知識を[場所記憶]に変換することができない。
          • したがって、[書き込み式ノート教材]を併用したりするわけである。
          • それから、[純粋理性批判]という大著をものしたカントは、毎日規則的な生活を行ない、とくに散歩を愛していた。
          • 大きな広がりをもつ哲学的思索を、三次元空間の[場所]と結びつけて展開していたのではないか? ということがいえる。
          • それは散歩コースが、自分の[思考のデスクトップ]になっていたのだということである。
          • とにかく、人間は[場所記憶]を使って記憶・想起・思考を行なうので、学問の探究には、変化に富んだ散歩コースが必須であろうと私は思っている。
          • それは結局、講義の音声データをウォークマンで聞きながら一人でゆっくりと散歩をすることによって、講義内容が頭に入ってきやすくなる、ということを意味している。
          • 勉強は教室や机でだけ行なうのではなく、散歩をしながら音声教材を聞くことが、学習を加速してくれる側面をもっているのだということだ。
      • どの暗記科目でも、暗記の記憶データを、[場所記憶]に置換することができたとき、[学習成功のめどが立つ]という傾向がある。
    • 世界通史の体系が頭に入っていると、細かい知識を[場所記憶]に置換する素地を手にしていることになる。
      • [歴史の大きな流れ]そのものではなく、分類法・分類体系の知識が細かい知識を[場所記憶]に置換する素地になるのである。
  • [歴史の流れが見えるパノラマ世界史 古代~近代へ 改訂版]は、一つ前の版である[パワーアップ版]でもよい。
  • [歴史の流れが見えるパノラマ世界史 近現代 改訂版]は、一つ前の版である[パワーアップ版]でもよい。
  • [神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]は、網羅性からいえば、抜け漏れがある世界史印刷教材である。
    • [神余秀樹の世界史教室]ではルネサンスがまるっきりないなど、大胆にカットしてある。
    • [パノラマ世界史]も、カットされた部分はある。
    • しかし[カットされた部分]は、いちど[単元別・センター試験/共通テスト過去問]で演習してみて、必要があれば[検定済教科書に準拠した書き込み式ノート教材]などに取り組むことを通じて、教科書知識の抜け漏れをふさいでいくとともに、歴史の流れを再確認することでカバーできる。
    • 抜け漏れを恐れて、わかりづらい[検定済教科書に準拠した書き込み式ノート教材]や検定済教科書そのものに早期から取り組むのは、自爆のもとになる。
  • しかし[歴史の流れを面白く読めるようになっている]という点で、[神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]は、世界史に嫌悪感・苦手意識がある人には、とても向いている。
    • 結局、世界史の知識の整理棚を脳内に作るために、通史を最後まで速く終える。[神余秀樹の世界史教室]がその意味で最適である。
    • 高校生向けの英文法書である[総合英語]にかんしても、薄い優しい[総合英語]を選択することを通じて、最後まで速く終えることで、英文法体系〔知識の整理棚〕を先に用意しておいたほうが、英文法知識を結びつける構造体ができあがるので、記憶が定着しやすい。
    • [神余秀樹の世界史教室]は、抜け漏れが多く、易しい印刷教材であるため、これを軽視したり、馬鹿にしたりする人もいることであろう。
    • しかし、世界史の最も重要な部分だけを抽出した[神余秀樹の世界史教室]は、[世界史の知識の整理棚を脳内に作るために、通史を最後まで速く終えた人の頭の中に残る【世界史の構造体】]という、ほかでは得がたい果実が得られる。
      • 基礎固めの段階では、[神余秀樹の世界史教室]ぐらいの易しくて、何度も通読できる印刷教材のほうが絶対にいい。
  • 学ぶ順序〔一例〕:
    • 【1】中国史を明・清までやる。これによって、古代から近現代までの時間軸が確立される。西欧史を学ぶときも[その頃、中国では?]と何かにつけて関連付けるなど、時間軸の目安としての中国史を先に覚えたメリットを生かすことができるようになる。
    • 【2】イスラーム世界をやる。いつかやらねばならない面倒なイスラーム史を早めにやっておく。
    • 【3】ヨーロッパ、中世・近世・近代、つまり、ゲルマン民族の大移動から帝国主義の直前までをやる。ここからが世界史のメインディッシュのようなもの。
    • 【4】現代の前半、つまり、帝国主義・二つの世界大戦から冷戦の直前までをやる。
    • 【5】冷戦から現在までをやる。
    • 【6】古代をやる。[共通テスト]では各時代から出るので、古代もやる必要がある。
  • 以上の【1】~【6】順序で進めながら、さらにその【1】などの内部において、細かい単元ごとに、[神余秀樹の世界史教室]を先に読み、[パノラマ世界史]を後から学ぶ、ということを繰り返していきながら、[パノラマ世界史]を苦もなく何度も通読できる状態にまでもっていく。
    • この段階で[単元別・共通テスト過去問]が解けるようになっている可能性が高い。
    • 以上の【1】~【6】順序で[パノラマ世界史]の知識をもとに[単元別・共通テスト過去問]つまり{1}を使って、知識を正確にしていく。
      • {1}[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]〔新版が出たら新版を採用〕
    • 最後に、[書き込み式ノート教材]を知識のチェックを兼ねて、自力で解いてみるなどしながら、[神余秀樹の世界史教室]や[パノラマ世界史]では抜け落ちていた情報を補う。

血みどろの世界史|近世・近代・現代は、欧米列強が、アジア/アフリカを武力で植民地化していく、侵略・略奪の黒歴史であった

  • スペイン・ポルトガル、オランダ、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシアというふうに、産業革命が始まっていく。
  • グローバル経済システムが完成する直前で、グローバル経済システムと、その主催者であった、英米仏が、ともに転げ落ちていくようすを私たちは見ることになるのかもしれない。
  • 植民地から搾取して栄えていたヨーロッパ各国は、そのカルマの清算として、困難を経験しなければならない。
  • あれだけ虐殺して、強制労働をさせて、何もカルマが返ってこない、ということは、絶対にない。因果応報を知るべし。
  • 近世・近代・現代は、英米仏が覇権を維持しようとして、新興勢力であるドイツ、日本、イタリアなどを叩くかたちで展開されてきた面がある。
  • ここから宇宙が反転するので、搾取されていた側が、搾取していた側から、何らかの見返りを得るかたちになるであろう。
  • 白人たちの国家が、アジア・アフリカ・南北アメリカ大陸・オーストラリア大陸・ニュージーランドなどなどに対して、どれだけ残虐なことをしてきたのかを中心に、[ぜんぶイギリスが悪い]といわれる近現代史を短期間でマスターする必要がある。
    • アメリカは、英国ロスチャイルド家が大株主の株式会社である。
  • 近現代のいざこざは、ぜんぶイギリスが原因である。
  • すべてイギリスが悪い。すべてイスラエルが悪い。
  • しかし、イギリスやイスラエルが、なぜそのような悪魔的な国家になっていったのかを見ていくと、イギリスやイスラエルが悪いというよりは、ネガティブな宇宙人が、イギリスやイスラエルを使って、地球でネガティブな感情波動が常に起こり続けるように、脚本を書いていたのであろうと思われる部分がある。
  • ネガティブな感情波動をエネルギー源とする、ネガティブな宇宙人がイギリスやイスラエルやアメリカの背後にいたのであろう。
  • これからは、イギリスやイスラエルやアメリカ、フランスがなしてきたことが、彼らの身に返ってくるターンである。
  • 今後の地球文明を作っていくうえで、現在の惨状の把握を行なうとともに、その原因を近現代史に求めて、歴史をチェックし直すことは、必須の課題であろうと思う。
  • [成長・進化]というのは、体験しただけでは起こらないらしい。
  • 体験を振り返って考察したときに、[ああ、だから、現在、こうなっているのか]とわかることを通じて[成長・進化]が後から起こるものである。
  • 自己の体験の振り返り、または、他者の体験の記録から、[ああ、だから、現在、こうなっているのか]とわかることを通じて[成長・進化]が発生する。
  • 多動性障害を自慢にして、[行動することが重要だ]という言い訳をしているホリエモンがいる。
  • ホリエモンは、ワクチンを推進したり、JAの民営化やアメリカ産米穀を輸入することを肯定している。
  • これはホリエモンが、DSに金玉を握られて、DSの使いっ走りにされていることを意味している。
  • ホリエモンだって、最初は反権力だったけれども、刑務所の中か、どこかでDS側に引き込まれてしまった。
  • なぜ? 自分で振り返りを行なわなかったから。いいかえれば、内省を習慣化してこなかったから。
  • [成長・進化]は体験ではなく、レビューによってこそ生まれる。
  • 地球人が宇宙存在とファーストコンタクトを行なう日が数年以内に迫っている。
  • そして、この三次元地球はあと5年で終わるらしい。
  • アセンションして新地球に移る人と、地球と似た三次元惑星に転生する人とに、すでに分かれつつあるらしい。
  • いずれにしても、この三次元地球は[閉店]されるので、ここを出て行く必要がある。
  • いまさら世界支配を完成させようとして、宇宙の[進行]を妨害している、諦めの悪い人たちがいる。彼らの終焉は近い。
  • 結局、アセンションする組、および、アセンション後の社会を建設していく組は、世に出ないで、潜伏していることが多い、ということ。
  • それは、目立つとDS側に引き込まれるから。

スペイン〔16世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1492年:コロンブスのアメリカ到達
  • 16世紀:アメリカ大陸の銀・金略奪で[太陽の沈まぬ国]と呼ばれるほど繁栄

衰退の原因・主な出来事

  • 1588年:アルマダ海戦でイギリスに敗北
  • 17世紀:度重なる戦争と財政難、オランダ独立、ポルトガル分離で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1519-21年:アステカ帝国征服
  • 1532-33年:インカ帝国征服
  • 16世紀:中南米で先住民支配と銀山開発

ポルトガル〔16世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1498年:ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路開拓
  • 16世紀前半:アジアアフリカブラジルで交易独占

衰退の原因・主な出来事

  • 1580年:スペインと同君連合、独立性低下
  • 17世紀:オランダアジア拠点を奪われ衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1510年:ゴア占領〔インド〕
  • 1511年:マラッカ占領
  • 16世紀:ブラジル植民地化、アフリカ西岸で奴隷貿易

オランダ〔17世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 1602年:東インド会社設立
  • 17世紀:[オランダの黄金時代]貿易・金融で世界の中心

衰退の原因・主な出来事

  • 1670年代:英蘭戦争でイギリスに海上覇権を奪われる
  • 18世紀:フランス革命・ナポレオン戦争で没落

主な侵略・略奪の歴史

  • 1621年:西インド会社設立、アメリカアフリカ進出
  • 17世紀:インドネシア支配、アフリカ南米で奴隷貿易

イギリス〔18-19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 18世紀:産業革命開始〔1760年代~〕
  • 19世紀:[世界の工場]と呼ばれる

衰退の原因・主な出来事

  • 20世紀:二度の世界大戦植民地独立で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1756-63年:七年戦争で北米インド支配
  • 1840年:アヘン戦争〔中国〕
  • 19世紀:アフリカアジアオセアニア植民地化

フランス〔18-19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 18世紀:カナダインドカリブ海で植民地拡大- 19世紀後半:アフリカインドシナ半島進出

衰退の原因・主な出来事

  • 1763年:七年戦争敗北で北米インドの植民地喪失
  • 20世紀:世界大戦植民地独立で衰退

主な侵略・略奪の歴史

  • 1830年:アルジェリア侵略
  • 19世紀:西アフリカ東南アジアベトナム〕進出

アメリカ〔19-20世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀:西部開拓・工業化
  • 20世紀:世界最大の経済大国へ

衰退の原因・主な出来事

  • 20世紀後半:ベトナム戦争経済摩擦などで一時的に成長鈍化

主な侵略・略奪の歴史

  • 1846-48年:米墨戦争
  • 1898年:米西戦争〔フィリピンプエルトリコ獲得〕
  • 19-20世紀:中南米太平洋諸島介入

ドイツ〔19世紀末〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀後半:統一・工業化〔1871年ドイツ帝国成立〕

衰退の原因・主な出来事

  • 1918年:第一次世界大戦敗北、植民地喪失
  • 1945年:第二次世界大戦敗北

主な侵略・略奪の歴史

  • 1884年以降:アフリカ〔ナミビアタンザニア等〕植民地化
  • 1914-18年:第一次世界大戦

イタリア〔19-20世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀後半:統一後に工業化開始

衰退の原因・主な出来事

  • 1943年:第二次世界大戦敗北、植民地喪失

主な侵略・略奪の歴史

  • 1880年代:エリトリアソマリランド獲得
  • 1911年:リビア侵略
  • 1935年:エチオピア侵略

ロシア〔19世紀〕

経済的隆盛の開始

  • 19世紀:農奴解放〔1861年〕後に工業化進展

衰退の原因・主な出来事

  • 1917年:ロシア革命で帝政崩壊
  • 20世紀:ソ連体制と冷戦

主な侵略・略奪の歴史

  • 16-19世紀:シベリア中央アジア征服
  • 1853-56年:クリミア戦争
  • 1904-05年:日露戦争
時期・戦争名 欧州本土での戦争 植民地・他地域での戦争 備考
紀元前3~2世紀ポエニ戦争 ポエニ戦争〔ローマvsカルタゴ イベリア半島〔スペイン〕、シチリア北アフリカなど 地中海全域にわたるローマカルタゴの覇権争い〔古代の[世界大戦]〕
17世紀末ファルツ戦争 ファルツ戦争〔アウクスブルク同盟戦争〕 ウィリアム王戦争〔北米〕、カリブでの英仏衝突 ヨーロッパ北米カリブで英仏が並行して戦闘
18世紀前半オーストリア継承戦争 オーストリア継承戦争〔1740-1748〕 ジョージ王戦争〔北米〕、第一次カーナティック戦争〔インド・南インド東海岸1744-1748〕 ヨーロッパ北米インドで英仏が並行して戦闘。第一次カーナティック戦争はこの時期。
18世紀中盤カーナティック戦争 オーストリア継承戦争終結後の局地戦〕 第二次カーナティック戦争〔インド・南インド東海岸1749/1750-1754〕 オーストリア継承戦争後もインドで英仏抗争が継続。デュプレクスクライヴが活躍。
18世紀七年戦争 七年戦争〔1756-1763〕 フレンチ・インディアン戦争〔北米〕、プラッシーの戦い〔1757〕、第三次カーナティック戦争〔インド1758-1763〕 欧州北米インドで同時展開した世界初の[グローバル戦争]。インドで英仏抗争が決着。
20世紀第二次世界大戦 欧州戦域〔独ソ戦・西部戦線・イタリア戦線など〕 太平洋戦争、北アフリカ戦線、東南アジア 欧州アジア太平洋北アフリカでの同時展開による世界大戦

英国・米国が日本を目の敵にして弱体化させてきた理由・目的の一つは、英国・米国が[西洋から東洋への覇権交代]を阻止し、まだ覇権を握り続けることにあった

  • 英国・米国は、アトランティス文明が、宇宙の法を曲げてまでして、自分たちの文明を存続したところ、アトランティス文明が自爆・自滅したのと同じパターンを進みつつある。
    • Make America Great Againはあり得ない。
    • 英国・米国の没落は、地球の覇権交代パターンによって、天体的理由で起こるのであって、これにあらがうと、むしろ没落が早まる。
    • 英国・米国は、日本の開国時から没落することが運命づけられていて、日本が世界王になることを阻止するために、日本を乗っ取り、天皇家を破壊する工作を試みていたようだ。
    • そのカルマの反射を、英国・米国は必ず受ける。
    • 英国・米国にはアトランティス文明の末裔の人々もたくさんいるであろう。
    • 日本には、ムー・レムリア文明の末裔の人々がたくさんいる。
    • 日本はアトランティス文明の要素をムー・レムリア文明の要素の中に採り入れ、統合・融合して、地球を平和に保つ使命を帯びているので、そうするであろう。
    • その自然の流れを英国・米国が阻止するために、いろいろやっている。そのいろいろやっていることは[受け取りません。お返しします]で、すべて反射させる。
    • Make America Great Againはあり得ない。なしてきたカルマの反射があるから。
    • またMake America Great Againという、外側へ向けた強がり? こういうのは、これからの時代、最も力が出ないやり方である。
    • 内側の充実を図った人ほど、自然と豊かになる。
    • DSは、お金や情報を掌握すれば、人々を支配できると思っているけれども、それは土の時代の古い考え方である。
    • すでに国民は、国家を必要とせず、コミュニティや家族や個人を大切にする志向に移ってしまっている。
    • トランプが[強さ]をアピールしても、民主党支持者のアメリカ人からは、[バカ]だと思われているだけであろう。
    • トランプは、自分が見えていないようにみえる。
    • アメリカが落ちぶれた分だけ、中国が浮き上がった。
    • こんにちの中国の[思い上がり]を生んだ原因は、ぜんぶアメリカにある。
    • 中国のWTO加盟をアメリカが認めたことが、こんにちの大混乱を生んだ原因である。
    • 世界の粗鋼生産量:2022暦年生産量は18億8,540万トン | MIRU
    • 粗鋼生産量の推移を見ると、その国の国力がわかるらしい。
    • アメリカは粗鋼生産量を下げてしまったので、工業的後進国に転落したわけである。
    • 粗鋼生産量をみずから下げておいて、Make America Great Againはあり得ない。
    • 工業は[継続は力なり]の典型であり、いちど途絶えた技術を取り戻すには、相当な年月がかかるものである。
    • アメリカは生産拠点を中国等の海外へ移した結果、産業の空洞化を生み、国力を完全に落とした。
      • アメリカは日本の国力を削いだり、戦争という公共事業を繰り返すことで、戦争依存経済になり下がっていたことが、転落の原因である。
      • 例えば、iPhoneを米国の国内で製造していれば、こんなことにはならなかった。
    • もともと半導体製造技術は日本のものであり、半導体製造工場を台湾に置こうが、日本に置こうが、中国に置こうが、使われている技術は、もともと日本の技術である。
    • インテルは、CASIOの電卓のCPUを真似て、初期のCPUを設計したらしい。
    • 日本はアメリカと同じ轍を踏むことなく、国内の充実と整備を徹底して、[国内製造・国内消費の循環]つまり[内需主導型の経済]へと、一時的にでも舵を切る必要がある。
    • とにかく、現在の情勢からみると、海外のことはさておき、内的充実を図り、これから始まる新地球の新文明の構築へ向けて、捨て去るべきを捨て去り、学ぶべきを学ぶべき時期に入っていると思う。
  • 英国・米国は、アトランティス文明と同じ轍を踏み、自爆・自滅しつつある。改心しない、目覚めない英国・米国に、愛エネを送るしかない。
    • 英国・米国は、いったん底辺まで没落して、歴史を振り返り、反省したほうがよい。
    • 宇宙の法則が、英国・米国に教訓を与えるであろう。
  • だいたい英国との背後にいる宇宙存在が、主立ったシナリオを書いており、トランプもイーロン・マスクも、英国ロスチャイルド系のロボットであるようだ。
  • 世界のDSは、裏でつながっており、対立しているかのように演じて格闘演技をしているけれども、その主な狙いは、日本が地球の王者として、[地球を平和裏に運営する未来をつぶしたい]という宇宙存在に操られているだけ。
    • 浙江財閥DS+青幇のケツモチは、リゲル星人であろう。
    • イギリスロスチャイルドのケツモチは、シリウス系ネガティブ宇宙人〔最下層がレプティリアン〕であろう。
  • [日本が世界王になる]というのは、現在のDSが行なっているような圧制・恐怖政治ではなく、[民族の解放/民族の自立]を基本とする世界統治を意味する。
  • [日本が世界王]として役割を果たしている期間の世界統治というのは、世界各国の自主独立を基本としながら、周辺諸国に対して支配をし、圧制を敷くようなことを許さない、自由を根本とする統治である。
  • 中国周辺でいえば、ウイルグル、モンゴル、チベットの独立にかんしては、日本が支援していくことになるであろう。
    • 中国の属国化しているカンボジアは、ASEAN諸国の足並みを乱す点で問題である。
    • 中国も自立するべきだし、カンボジアも自立するべきだ。
    • 各国が自主独立の精神で、内需主導型の経済に立ち返り、他者・他国から金玉を握られないようにする必要があるし、金玉を握ってタカるような、アメリカや中国のようなスパイ活動は、[受け取りません。お返しします]の精神で、遮断していく必要がある。
    • アメリカや中国の[外側ばかりに意識を向けて、共依存の関係を迫る、キショクの悪い国際関係]をやめよう。

日露戦争以後の世界史は日本を閉じ込めることが主題となりました

歴史総合の日本史的分野学習〔日本近現代史〕は[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】|石川晶康〔古代~近世:著〕|野島博之〔近現代:著〕|学研|9784053036803]の[見出しごとの要約文]を通読すると[歴史の大きな流れ]が把握しやすい

[81 山川 日探705 詳説日本史]またはその改訂版は日本文化史の情報量不足によって、受験対策用ではなくなっているので、[7 実教 日探702 日本史探究]またはその改訂版のほうが安全であろう

  • 受験用の[日本史探究]の検定済教科書は【1】【2】からの二者択一であるらしい。
    • 【1】[81 山川 日探705 詳説日本史]またはその改訂版
      • [81 山川 日探705 詳説日本史]は、おそらくは、盛り込むべき大量の情報が先にあって、その情報を最密構造的に充填したような、不自然な悪文が多い。
      • このように[81 山川 日探705 詳説日本史]では、[歴史の流れ]が見えなくなるぐらい、固有名詞を盛り込みすぎているため、文章に流れがなく、そのため読みづらく、理解しづらい検定済教科書だといえる。
      • [81 山川 日探705 詳説日本史]は、[どの教科書よりも詳しくあらねばならない]という強迫観念によって執筆されたのであろう。
      • ただし[81 山川 日探705 詳説日本史]は、少なからぬ日本文化史の情報に欠損が認められるため、資料集で日本文化史の情報を補填する必要がある。
      • [81 山川 日探705 詳説日本史]が有効なのは、東京大学文科・一橋大学・早稲田大学ぐらいであろうとされる。
      • 東京大学文科・一橋大学・早稲田大学を除く大学では、[7 実教 日探702 日本史探究]のほうがよいらしい。
    • 【2】[7 実教 日探702 日本史探究]またはその改訂版
      • 東京大学文科・一橋大学・早稲田大学以外の入試を受験する受験生には、[7 実教 日探702 日本史探究]が向いているらしい。
      • 実際、[81 山川 日探705 詳説日本史]よりも、[7 実教 日探702 日本史探究]のほうが、余計な細かい知識が書かれておらず、文章に文脈があって読みやすく、理解しやすい。
      • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】|石川晶康〔古代~近世:著〕|野島博之〔近現代:著〕|学研|9784053036803]を高速で何度も通読して[歴史の流れ]と[知識の核]を身につけてから[7 実教 日探702 日本史探究]を読むと、[7 実教 日探702 日本史探究]で展開される[細かい知識]が、[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]で培った[知識の核]の周りに付着して、きれいな結晶になることが期待できる。
      • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]は、予備校講師が執筆しているだけあって、[部・章・大見出し・中見出し・小見出し]の構造が洗練されており、情報の整理が行き届いていると感じられる。
      • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]をベースにして、[7 実教 日探702 日本史探究]で展開される[細かい知識]や図版などを追加的に覚えていく勉強の仕方のほうが、楽で効率的に学習が進むことが期待できる。
  • [歴史総合,日本史探究][歴史総合,世界史探究]ともに、初学の段階から検定済教科書を使うのは、時間短縮・省力化の点から、まったく奨められない。
  • 初学の段階においては、情報量の絞り込まれた、幾度でも復習できる薄い印刷教材で、[他の知識を吸着する核となる知識]をしっかり身につけてから、講義系参考書や検定済教科書を使う段階に入るのが安全である。
    • 【1】[81 山川 日探705 詳説日本史]や【2】[7 実教 日探702 日本史探究]など、受験に対応できる検定済教科書は情報量がとても多く、基礎力〔予備知識〕なしに検定済教科書を読むと、[歴史の流れ]がわからなくなる場合が多い。
    • 初学の段階においては、[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]のような、情報量を制限した基本的な印刷教材を何度も通読して、[日本史という旅路の道順]を覚え込むのがよいであろう。

歴史総合の日本史的分野学習〔日本近現代史〕は[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】|石川晶康〔古代~近世:著〕|野島博之〔近現代:著〕|学研|9784053036803]の[見出しごとの要約文]を通読すると[歴史の大きな流れ]が把握しやすい

  • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】|石川晶康〔古代~近世:著〕|野島博之〔近現代:著〕|学研|9784053036803]は、[部・章・大見出し・中見出し・小見出し・本文]という構造・構成になっている。
  • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]の第4部 近現代〔p.237~p.392〕の中身が、[9・10・11・12・13]の各章に分かれており、この部分が野島博之師〔近現代:著〕の執筆部分である。
    • 野島博之師の専門は、日本近現代史である。
  • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]では、[中見出しごとの要約文]が掲載されている。
  • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]の[中見出しごとの要約文]を通読すれば、歴史総合の日本史的分野学習〔日本近現代史〕の[歴史の大きな流れ]が野島博之師の視点で把握できる。
  • また[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]では、[中見出し・小見出し]の部分を樹形図にして一覧すれば、暗記事項としての歴史用語を、どの[記憶の整理箱]に入れるのが適切であるのかを知ることができる。
    • 中見出し→【身分制の解体】などのように墨付き括弧で示される。
    • 小見出し→濃いオレンジ色〔黄土色的なオレンジ色〕の細長い角丸背景に白抜き文字で示される。
    • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]における、この[部・章・大見出し・中見出し・小見出し・本文]という構造・構成が、[記憶の整理箱]として有用である。
    • つまり[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]の[部・章・大見出し・中見出し・小見出し・本文のキーワードの抜き書き]を樹形図にして整理すると[日本近現代史のまとめ]ができあがる。
    • [部・章・大見出し・中見出し・小見出し・本文のキーワードの抜き書き]の樹形図〔体系〕こそが、[日本史学習の基礎]なので、歴史総合の日本史的分野にかんしては、[マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】]の近現代部分〔第4部〕の樹形図〔体系〕を暗記するところから始めるのが適切であろうと思う。
  • [マイベスト よくわかる世界史【新旧両課程対応版】|鶴間和幸(監修)|学研|9784053036797]は、[大見出しごとの要約文]が掲載されているだけなので、[大見出しごとの要約文]を通読するだけだと、世界史にかんする[歴史の大きな流れ]が把握しやすいとはいえない。
  • [マイベスト よくわかる日本史【新旧両課程対応版】|石川晶康〔古代~近世:著〕|野島博之〔近現代:著〕|学研|9784053036803]はおすすめである。
  • [マイベスト よくわかる世界史【新旧両課程対応版】|鶴間和幸(監修)|学研|9784053036797]は非推奨である。

共通テスト:世界史〔歴史総合+世界史探究〕の対策

この記事は[共通テスト]で[歴史総合,世界史探究]を選択した受験生の勉強のヒントを探る記事である

  • この記事では[国公立二次・私大対策]は考えておらず、[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]だけを対象にしている。

[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]にかんしては、検定済教科書+資料集+用語集+過去問だけで手一杯であろう

  • この[資料集]とは、[新詳歴史総合|浜島書店][アカデミア世界史|浜島書店]であり、必要がある場合にだけ[新詳日本史|浜島書店]を参照してもよいと思う。
  • この[用語集]とは、[山川 歴史総合用語解説|2022年1月|9784634058026|山川出版社]と[世界史用語集|2023年12月|9784634033061|山川出版社]を意味する。
  • この[過去問]とは、[センター試験過去問][共通テスト過去問]の両方を意味する。
    • 具体的には、[大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる一問一答|KADOKAWA]を使うのがよいであろう。[共通テスト]仕様の新版が出るであろうけれども、現在はこれしかない。
    • 結局、[センター試験過去問][共通テスト過去問]の演習とは、それら過去問の誤文〔incorrect sentence〕の訂正を口頭で丹念に行なうことである。
    • さらに[誤文訂正]を突き詰めると、検定済教科書から【キーワード】を書き抜いて、【キーワード群】を作り、【キーワード群】を【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】として、【キーワード】作文を行なうことで、検定済教科書の【キーワード】+【キーワード以外の地の文】を再現する口頭作文を繰り返すことに帰着する。
    • つまり、検定済教科書を丸暗記するのが、[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]対策として、いちばん当を得たやり方なのだろうと思う。
  • [共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]は、検定済教科書の【キーワード以外の地の文】を中心に問題作りがなされているようにみえる。
  • したがって、[検定済教科書+過去問]の枠組みからはみ出さない範囲を、しっかりとまんべんなく完璧にするのが最良であり、余計な印刷教材を混入させないほうが効率がよい。
  • なお、[歴史総合,世界史探究]の傾向分析、および、[高校世界史全般]にかんして、清水裕子先生を私は信頼している。

歴史科目のオススメ資料集|ただし浜島書店の資料集は学校一括採用品なのでメルカリ等で非正規に入手するしかない

  • 高校の歴史科目の資料集にかんしていえば、[地図が見事な帝国書院、年表が見事な浜島書店]という見方ができると思う。
    • 私は[歴史科目は年表が学習効率化のカギを握っている]と思うので、浜島書店の資料集を推奨する。
    • ただし浜島書店のラインナップの中でも、[短辺綴じの横開き資料集]である[ニューステージ世界史詳覧][プロムナード世界史][新詳世界史図説]は、[綴じられた短辺]において[温度変化/湿度変化による本文用紙の波打ち]が経年変化で大々的に発生し、ページをめくるたびに、パリパリとうるさい音を立てるようになるので、選択しないほうがよい。
      • 浜島書店は、いったい何年間、この惨状を放置するつもりなのか? 
    • 高等学校社会(2025年度版) | 商品情報 | 浜島書店
    • [歴史総合]の浜島書店の資料集は、[新詳歴史総合]がオススメである。年表・図解がとくに秀逸で、簡易的な索引も付いている。
    • [世界史探究]の浜島書店の資料集は、[ニューステージ世界史詳覧]とほぼ同じ内容をもつ[アカデミア世界史]がオススメである。小冊子[三訂版 世界史白地図集〔解答付き〕]が付属。年表・図解がとくに秀逸で、簡易的な索引も付いている。
    • [日本史探究]の浜島書店の資料集は、[新詳日本史]がオススメである。小冊子[史料の基礎210選]が付属。年表・図解がとくに秀逸で、簡易的な索引も付いている。
    • 歴史科目において、自分でノートをまとめるぐらいなら、同じ資料集を二冊買って、資料集の必要箇所を切り抜いてノートに貼り付けたほうが早い。

暗記科目とは語学であり、語学は重要句・重要文を暗誦した個数に比例して成績が向上する

  • [英語・国語・地歴公民・化学〔の半分〕・生物・地学][情報]は暗記科目であり、暗記科目とは[取扱分野が異なる語学]にすぎない。
    • [英語は英語を取り扱う語学の一種である]
    • [国語・現代文は現代日本語の【評論】【散文】【小説】を取り扱う語学の一種である]
    • [国語・古文は前近代日本の古語の【評論】【散文】【小説】を取り扱う語学の一種である]
    • [国語・漢文は古代中国の古語の【評論】【散文】【小説】を取り扱う語学の一種である]
    • [地理〔地理総合・地理探求〕は現代日本語の【系統地理】【地誌】を取り扱う語学の一種である]
    • [歴史総合は現代日本語の【近現代日本史】【近現代世界史】を取り扱う語学の一種である]
    • [日本史探究は現代日本語の【前近代日本史】【近現代日本史】を取り扱う語学の一種である]
    • [世界史探究は現代世界語の【前近代世界史】【近現代世界史】を取り扱う語学の一種である]
    • [公共は現代日本語の公民知識一般を取り扱う語学の一種である]
    • [政治・経済は現代日本語の政治・経済を取り扱う語学の一種である]
    • [倫理は現代日本語の倫理を取り扱う語学の一種である]
    • [情報は現代日本語の情報処理知識一般・JavaScript・Python等を取り扱う語学の一種である]
  • 語学においては、重要句〔important phrases〕・重要文〔important sentences〕を暗誦した個数に比例して成績が向上する
    • つまり[暗記科目=語学]は[例句〔sample phrases〕・例文〔sample sentences〕の暗誦]が[学習の核心部分]をなす[単なる語学]である。
    • つまり[和訳・口語訳・【キーワード群】などの【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】]を一覧形式にして、例句・例文が口頭・筆記で再現できるように、ひたすら暗記するのが語学の攻略法である。
    • 語学では、重要句・重要文を正確に大量に暗記している人が圧倒的に有利になる。
  • ●●●(1)【キーワード群】によるテキストの攻略法:
    • 【0】攻略するべきテキスト〔検定済教科書、学習参考書など〕から【キーワード】を抜き書きして【キーワード群】を作る。
    • 【1】【キーワード群】を【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】とみなして、テキストの【キーワード】+【キーワード以外の地の文】を再現する想起練習を、口頭で何度も何度も繰り返し、最終的には筆記で再現できることを確認して学習の完成とみなす。
      • それは[テキストから抜き書きした【キーワード群】を使ってテキストの本文にできるだけ近い文章を作れ]という小論述問題を自分自身に解かせる、という意味である。
        • 【キーワード群】から検定済教科書の本文を再現する[口頭作文練習]をしつこく繰り返し、最後は[筆記作文練習]に到達することによって、【キーワード】を暗記する過程は自動的に進む。
          • したがって、たぶん一問一答を[問題文→用語]というふつうの方向で練習するトレーニングはムダであり、学習の最初から[用語→問題文]という[逆一問一答]=[裏一問一答]として使うのがムダのないやり方なのであろう。
          • つまり[【書ける漢字】は【読める漢字】を包含している]のと同様に、[【用語→問題文】をそらんじている人は、当然ながら【問題文→用語】も容易に答えられる]ので、結果として[【用語→問題文】をそらんずることだけに専念する]のが時間・体力を節約する方法だといえるようだ。
        • こういう観点からすると、[一問一答を用語の暗記に使ってはならない][一問一答は用語の知識に抜け漏れがないかどうかを確認する学習参考書である]という言説が流布されているけれども、ここで述べたような一問一答の使い方をするかぎり、その言説は誤りと見なすことができる。
        • 要は[用語を単独で覚えるものではない][用語は関連用語とともに句・文として覚える必要がある]というのが、一問一答にかんする注意事項なのである。
          • [【用語→問題文】をそらんずることだけに専念する]ということは、[用語は関連用語とともに句・文として覚える必要がある]ということと、ほとんど同じことを表現している。
          • つまり、一問一答を[解答〔用語〕から問題文〔用語の定義文〕を逆再生する、[逆一問一答]=[裏一問一答]として使うぶんには、一問一答を学習の初期段階で使うことは好ましい、といえる。
        • そもそも[歴史科目も語学の一種である]以上、語彙増強を学習の初期段階において済ませておくと、その後の学習効率が爆上がりする、ということがいえる。
          • これは英語や古文でも同じで、最初に[英単語集・英熟語集・英語構文集・総合英語の代表例文の四点〔《1》《2》《3》《4》〕につき、和訳から例文を瞬間的に再現できる状態にしておく][古文単語集・古典文法書の二点〔【1】【2】〕につき、口語訳から例文を瞬間的に再現できる状態にしておく]ということを〈学習の初期段階〉で終えておくと、その後の学習効率が爆上がりする、ということがいえる。
            • 《1》2000語クラスの英単語集の各意味の例文
            • 《2》1000句クラスの英熟語集の各意味の例文
            • 《3》150ないし200種クラスの英語構文集〔構文=品詞に分類できない構造的イディオム〕の代表例文〔ページの最初に掲げられる、罫線で四角く囲われた例文〕
            • 《4》500例文クラスの総合英語の代表例文〔文法論点を含有し、罫線で四角く囲われた例文〕
            • 【1】400ないし500語クラスの古文単語集の各意味の例文
            • 【2】古典文法書に採録された、助動詞・助詞・敬語の各意味の例文
          • これは物理・化学・生物も同じで、最初に一問一答や基礎問題集を使いながら、〈用語とその概念をしっかりと考えながら暗記しておく〉と、演習が[知っていることの腕試し]になり、その後の学習効率が爆上がりする、ということがいえる。
          • 例えば、[×長文の中で語彙・文法を覚えていく][×問題演習をしていく中で用語とその概念を体験的に覚えていく]という[必要な措置を実行するのを先延ばしにする]という方法は、事態への対応が後手に回る、損失の多い選択であるから、避けたほうがよい。
            • 最初に必要事項をすべて暗記してから長文を読む、あるいは、問題演習を行なうことにより、暗記しておいた必要事項が知識の核となり、長文読解・問題演習をする過程で、より多くの知識結晶を積み重ねることができるからである。
            • 知識の核を学習の初期段階において準備しておくことによって、その後の知的活動が、知識結晶をはぐくむ効率的な勉強に変性するわけである。
            • 長文・問題というものは、問われる部分が断片的であり、長文・問題で問われなかった知識は、長期記憶へと移行したかどうか、確かめられないまま試験本番を迎えることになる。
            • 学習の初期段階において必要知識にかんする悉皆〔しっかい〕的チェック〔全数チェック〕を終えておかないと、試験直前になって一問一答でチェックして、[覚えていなかった必要知識の多さに愕然とする]ことになる。
            • そういう意味では、[一問一答は学習の初期段階にこそ使え!]という、現在の受験通説とは逆の見解が正しい、という論法も成り立つわけである。
            • 他者の真実は、あくまでも、他者のケースにおいて成り立つ真実である。
            • 自分の真実は、自分で構築していくものであり、他者と比較する必要はない。
          • 必要な知識は、学習の初期段階で[短期間で一気呵成に学び切る→忘れないうちに〔忘却曲線を考慮しながら〕復習をしつこく繰り返して定着させる〔短期記憶→長期記憶〕]とよい。
          • 大切なのは、一貫性・連続性をともないながら、一括して効率的に学び終えて、概略でもいいからその科目の全体像を、学習の初期に把握してしまうこと、ゴールが見える位置に、早期に到達してしまうことである。
        • いいかえれば、【歴史の流れ】など無視して、とりあえず一問一答を使って、歴史用語の定義を暗記しておくことが、歴史科目を短期攻略するための裏ルートである、といえる。
        • 【歴史の流れ】は、ここでいう小論述問題をおのれに課すことによって、おのずから身につく。
        • 【歴史の流れ】を知る前に、まずは歴史用語の定義をしっかりと暗記するべきである、いいかえれば、[逆一問一答]=[裏一問一答]として、一問一答を学習の初期段階で使い倒せ、ということである。
        • 【点】を知らずして、なぜ【線】を引くことができようか? いや、できない〔反語〕。
        • 歴史用語を知らずして、なぜ【歴史の流れ】という[歴史用語と歴史用語との関係性の知識]を知ることができようか? いや、できない〔反語〕。
        • 幸いにして、[山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]には巻末に索引が付いているので、この一問一答は[簡易的な用語集]としても利用でき、歴史用語の語彙増強ができる単語集である、ということになる。
        • 単語を覚えていないのに長文が読めるわけがない。
        • 歴史科目の検定済教科書が読みづらい、あるいは、読んでも意味不明なのは、歴史用語の語彙増強ができていない状態で検定済教科書の読解に入っているからである。
        • 歴史科目の検定済教科書は、一問一答〔単語集〕で語彙増強を終えたうえで、あるいは、用語集〔辞典〕を参照しながらでなければ、読めないような[用語の定義がない文章]で構成されている欠陥教科書である。
        • つまり、一問一答ありき、用語集ありきで、歴史科目の検定済教科書は記述されているのである。
      • それは[次の語句をすべて用いて文章を作れ]という小論述問題を自分に解かせる、という意味である。
      • 歴史科目の[共通テスト]は、明らかに、小論述問題を択一式問題に置換したような風合いの出題傾向をもっている。
      • [共通テスト]が[二次・私大対策]よりも時間・体力を必要とするケースもある。これが現実であり、[共通テスト]を[センター試験]と同じ[負担の軽い試験]だと見くびることは絶対に避ける必要がある。
      • [共通テスト]は手ごわく、[二次・私大対策]と同等の本格的な対策をしないと、必ず本番でコケることになっている。
      • [共通テストに小論述問題対策は必要ない]と思っている人は、考え方を改めたほうが安全である。
      • 検定済教科書から【キーワード群】を抽出して、その【キーワード群】から検定済教科書の本文に近い文章を、口頭で、また、筆記で再現できるように練習することが、歴史科目の[共通テスト対策]対策の決め手になると私は現在のところ思っている。
    • この要領で攻略するべきテキスト〔検定済教科書、学習参考書など〕を覚え切ることが、暗記科目において、きわめて強力な基礎作りとなる。
  • ●●●(2)【要点集】によるテキストの攻略法:
    • 【0】テキスト〔検定済教科書、学習参考書など〕に準拠した【要点集】、あるいは、テキストに[巻末小冊子]として付属している【要点集】を購入する、あるいは、【要点集】を自作する。
    • 【1】単元ごとに【要点集】を白紙再現法〔何も見ずに記憶対象を白紙上に筆記で再現する方法〕で丸暗記してしまう。
    • 【2】【要点集】を【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】とみなして、【キーワード】+【キーワード以外の地の文】を再現する想起練習を、口頭で何度も何度も繰り返し、最終的には筆記で再現できることを確認して学習の完成とみなす。
      • 【要点集】に書き抜かれた【キーワード群】を使って【キーワード以外の地の文】を再現する[口頭作文練習][筆記作文練習]をしつこく繰り返すことによって、【キーワード】を暗記する過程は、自動的に進む。
    • この要領で攻略するべきテキスト〔検定済教科書、学習参考書など〕を覚え切ることが、暗記科目において、きわめて強力な基礎作りとなる。
  • テキストから【キーワード】として、どのような文言を書き抜くかの判断基準として、世界史の場合は[山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]が一つの基準になる。
    • 一問一答における【キーワード】である解答を見て、【一問一答の問題文=用語の定義文】を導き出す練習、いいかえれば、【逆一問一答】=【裏一問一答】で一問一答を利用することによって、一問一答を検定済教科書の代用にすることもできる。
    • [81 山川 世探704 詳説世界史]は【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕で記述されており、きわめて読みづらい。
      • 初学で[81 山川 世探704 詳説世界史]を読みこなすのは無理である。
    • 他方、[山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]には索引が付いているため、[山川一問一答 世界史]の【一問一答の問題文=用語の定義文】は、簡易用語集の本文としての機能をも果たすこととなった。
      • 東進ブックスその他の一問一答は、穴埋め問題であり、一問一答ではない。
    • 結局、[山川一問一答 世界史]というのは、[英単語ターゲット1900|旺文社]のような語彙増強教材ということになる。
      • [共通テスト]は[センター試験]以上に[受験生の時間が足りなくなるように、分量で攻めてくる試験]であり、この点で、[共通テスト]はスピード正確性レース〔Speed-Accuracy Race〕だといえる。
      • 読むスピード/正確さは、[例文ごと覚えている表現]の本数に比例するというモデルで考えて、ほぼ間違いない。
      • つまり[脳内辞書にすでに登録されている情報]に〈類似した情報〉が提示されたとき[その情報を、既知情報から簡捷に導出可能な情報として瞬間処理する]ことが可能になる。
      • いいかえれば、[共通テスト]で時間が足りないのは[例文ごと覚えている表現]の本数が足りない、あるいあ、[例題ごと覚えている問題]の題数が足りない、ということである。
      • いいかえれば、目的の試験に相応した[暗記している情報]の[質][量][暗記している情報を想起するスピード]のどれかが不足していることが、[試験において時間が足りない]という結果として観測される、と考えるのが妥当であろう。
      • つまり[試験での実力]は[暗記している情報の質 × 暗記している情報の量 × 暗記している情報を想起するスピード]で表現できる、ということであろう。
      • 試験に見合った印刷教材を十分な量だけ、徹底的に反復して鍛え上げる必要がある。
        • このとき、[試験の傾向・難度に見合った印刷教材]が[質]をもたらし、その印刷教材のデータを十分な量だけを浴びる〔=量〕ことを、徹底反復することで、暗記している情報を想起するスピードの向上が期待できるようになる。
        • 反射神経レベルで手が動き始めるぐらい、ギンギンに完璧に覚え込んだ状態で、それを試験本番で炸裂させる。
        • そういう[知的爆発]を試験に浴びせることによって、試験を叩きのめすぐらいの圧力が必要なのである。
      • とくに歴史科目の[共通テスト]は、検定済教科書の【キーワード】だけでなく【キーワード以外の地の文】を問うような、より高度な知識を問う〔要は検定済教科書を丸暗記するように求めてくる問題を出す〕ように変容したといえるであろう。
      • [共通テスト]では検定済教科書を丸暗記するように求めてくる問題を出すようになった。この点を以て、[センター試験]よりも[共通テスト]は、問題が[陰険化した]ともえる。

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  • 関連語がたくさん載っている。
  • 横組み見開き対訳で古文読解〔65のパッセージ〕と語彙増強が同時進行できる。
  • 65のパッセージが見開き対訳形式でレイアウトされているので、意味を確認しながら古文読解が効率的にできる。この見開き対訳形式のために、古文単語集ながら横組みを採用したのであろう。
  • 65のパッセージの[脚注]=[☑Check Point!]には、パッセージに登場した単語・成句・助詞・助動詞が、見開き対訳形式で列挙されており、これが語彙増強・文法力強化に抜群の威力を発揮する。
    • [☑Check Point!]が単語・成句・助詞・助動詞の問題集のようになっているわけである。このレイアウトは、英語教材でも真似てほしいものである。
  • 各語義の用例、65のパッセージにかんして、口語訳から古文本文が再現できる〔古作文ができる〕ように練習するのが理想的。
  • [共通テスト]の国語の時間のなさは異常であり、漢文・古文での大幅な時間短縮がなければ、現代文の[評論・小説・実用文]という三つを解くのに十分な時間が残されていない状態になる。
  • 各語義の用例、65のパッセージにかんして、口語訳から古文本文が再現できる〔古作文ができる〕ように練習する。それぐらいやらないと、[共通テスト]古文での大幅な時間短縮は無理であろう。
    • [センター試験]と[共通テスト]とを比較すると、[共通テスト]のほうが難度が高く時間が不足する。[共通テスト]をなめてはいけない。
  • 読解の速さ正確さは、暗記している句・文の多さに比例する。読解が速くて正確な人は、[すでに知っている表現を確認するだけ]の状態で読解を行なっている。
  • その状態になるためには、[口語訳から古文本文が再現できる][和訳から英文本文が再現できる]といった、能動的語学力〔Active Language Skills〕の段階にまで到達しておく必要がある。
  • このことは、古文・英語・歴史科目・化学の半分・生物・地学などの暗記科目〔=語学〕に共通して当てはまることである。
  • テキストから【キーワード】を書き抜き、その【キーワード群】を【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】として、【キーワード】+【キーワード以外の地の文】を再現する練習を徹底するのが、暗記科目〔=語学〕に共通した取り組み方である。

ハンドブック的な古典文法書と古文常識本|古典文法や古文常識は机上で正式に学ぶほどのものではなく、通学の途中や勉強に疲れたさい寝転がりながら行なうものであるから小型の本がよい

  • 古文の仲光雄先生の印刷教材には、ほぼほぼハズレがない。

知識欲〔=知識に対する食欲〕を高ぶらしめる

  • 受験勉強は、究極的には[暗記に始まり、暗記に終わる]といえる。
    • [考える余裕]を与えないように、[問題量の割に試験時間が短い入試]が大半であり、そういう意味で[入学試験〔入試〕]はスピード正確性レース〔Speed-Accuracy Race〕だといえる。
    • スピード正確性レースで高得点を得るためには、[思考力を養う]以前に、[思考の過程を含めて暗記する]という[覚えたものを吐き出す、どちらかというと非人間的な勉強]が必要となる。
    • それは数学においても当てはまり、次のような印刷教材を、文字通り[一言一句暗記する]というやり方をする人もいる。それで成果が出るのかというと、般化がうまくいった人には成果が出る。
      • [1対1対応の演習/数学|東京出版]
      • [新数学スタンダード演習〔4月増刊〕|東京出版]
      • [数学ⅢCスタンダード演習〔5月増刊〕|東京出版]
      • [新数学演習〔9月増刊〕|東京出版]
    • 大学入試数学の典型的な難問は[新数学演習〔9月増刊〕]に採録されており、難関校入試では、このレベルでも解法暗記の対象となるらしい。
    • とにかく、スピード正確性レースで高得点を得るためには、[思考力を養う]以前に、正確な知識を大量に取り込む必要があるのだという事実は揺るがない。
    • 結局、入試において見たことがある問題に遭遇すれば、あとは手を動かすだけであり、スピード正確性レース型の入試では、手を動かすだけで試験時間ギリギリになるぐらいの分量と難度であることが往々にしてある。
    • 思考力は大切だけれども、解法知識を体系化し、解法を適切に当てはめるための思考力が、とりあえずは大事であるとともに、そういう意味での思考力を使うためには、解法を正確に大量に覚えておくことが前提条件となる。
    • ゆえに受験勉強は、究極的には[暗記に始まり、暗記に終わる]といえる。
  • 覚えた情報を思い出そうとして苦しむと、精神に負圧〔ふあつ:マイナスの気圧〕が作り出される。
    • [知識を思い出したい][情報を知りたい・確認したい]という強い欲望〔渇望:かつぼう〕が生まれる。
  • そのようにして、[情報への渇望を人工的に作り出しておいてから正解を見る]ことによって、正解〔暗記対象〕がアッという間に精神に吸い込まれていく傾向がある。
    • 歴史科目などの暗記科目だけでなく、数学・物理の解法暗記においても、次のような行為は、正解の情報〔暗記するべき解法〕を吸い込むための準備活動として有効であろう。
      • その問題が初見であれば、手持ちの知識の中から、無理やりにでも解答の方針を予想して箇条書きのメモを作る。
      • その問題を少しでも知っていれば、その問題の解法として、手持ちの知識の中から、解答の方針を推測して箇条書きのメモを作る。
    • 数学・物理・化学の単元には、単元を構成する複数の典型問題に通底する、核心をなす概念とでもいうべきツボが存在する。
      • [【単元のツボ】が知りたい]という【知識に対する食欲】をかき立てながら、数々の典型問題に触れていくことにより、学習者の【知識に対する食欲】は【単元のツボ】だけでなく典型問題へも向かう。
      • そのようにして学習者が【知識に対する食欲】を高ぶらせながら典型問題を食していくことによって、典型問題を消化吸収するスピードも高まろうというものである。
      • 典型問題を消化吸収していくことにより、【単元のツボ】の断片が集まっていき、その単元を学び終えたときに【単元のツボ】の全体像がおぼろげながら見えてくる。
      • そして典型問題を採録した印刷教材を何周回か解き直す・読み直すうちに、【単元のツボ】への確信が芽生えてくる。
      • 何かを追い求めて突き進むとき、人間は人間以上の能力を発揮する。その大本には欲望・渇望がある。
      • [知りたい][確かめたい]という欲望・渇望が牽引車となり、あなたを自動的に知識の泉の世界へといざなう。
      • 知識の泉の世界では、知識が知識を呼び込み、巨大な知識群となって、さらに知識を呼び込む、好循環が始まる。
      • 結晶化させるためには、核となるものが必要である。
      • 知識を結晶化させ、大きな結晶を作るためには、長文読解・問題演習などを行なう前に、学習の初期段階において、基本知識を強制的に叩き込むスパルタンな姿勢が必要となる場面がある。
      • 学問を楽しむ以前に、青息吐息になりながらも、基礎知識を詰め込む[つらい下積み時代]が必要になることは事実なので、これは受け容れるしかない。
  • 結局、初見の情報〔未習単元〕であっても、歴史科目でいえば、[【歴史のなぜ】が知りたい]→[【単元のツボ】が知りたい]などといった問題意識を、学習の初期に学習者に抱かせるような情報を与えることが、何よりも重要であろう。
    • 新課程になってからの歴史科目は、学習の初期に問題意識を学習者に抱かせるような情報を与えることに着手したのだと思われる。
  • まとめると、[脳内で記憶を受け入れることへ向けての準備が整う]ような【前段処置】を経てから学習を開始することによって、学習効果が大いに高まることが期待できる、ということになる。
    • [自分が解くべき問題]を自分自身に与えたうえで[口頭で解答する〔自己講義(self-lecture / self-explanation)〕こと]を試みる。
    • 解答を試みても解答できない場合、[覚えたことを思い出そうとして精神に負圧〔吸い込む力〕を作る]=[【知識に対する食欲】を高ぶらせる]ことになる。
    • [負圧の部屋]が精神に作られたことは、[知識を吸い込むための空っぽの空間]が精神の中に作られた、ということでもある。
    • その状態でテキスト/解答書などを見ると、大型のスポイトで白玉団子をスポン・スポンと吸い取るようなイメージで、テキスト/解答書の解答・解説が精神に吸い込まれていく。
    • したがって、試験に適したテキストを選定し、そのテキストから【キーワード】を書き抜くなど、テキストの中で覚えるべき内容を解答としたときに、解答を呼び出すための【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】となる[自分が解くべき問題]=【記憶のチェックシート】を用意することが、[勉強するための最重要準備項目]の一つになるであろう。
    • 試験に適し、かつ、自分の使用教材にぴったり合った〔準拠した〕、しかも自分にとって有用な【記憶のチェックシート】が見つからない場合には、【記憶のチェックシート】を自作するのがよい。
      • [山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]は有用だけれども、[81 山川 世探704 詳説世界史]の内容を細大漏らさず採録しているかというと、間引かれているし、[共通テスト]にとっては[余計な情報〔頻度数を表す★が少ない用語〕]もある。
      • [共通テスト]の準備にかんしては[山川一問一答 世界史]は、有用なれども参考程度にしかならない。
    • ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線を考慮に入れながら、【自作した記憶のチェックシート】を使って、覚えたての知識が短期記憶から長期記憶へと至る峠〔とうげ〕を越えるのを、よく補助してやることを心がける。
    • テキストから【キーワード】を抜き書きした【キーワード群】を【記憶のチェックシート】としつつ、この【記憶のチェックシート】を見て、テキストの【キーワード】と【キーワード以外の地の文】をできるだけ忠実に口頭で再現できるように、何度も何度もしつこく練習する。
    • 要は、覚えたての知識が短期記憶から長期記憶へと至る峠を越えるまでの間は、高頻度な反復学習をしつこく繰り返して、完全に定着するまで諦めない。
    • 結果としてテキストをまるごと暗誦する。これが[共通テスト]の歴史科目の対策として最も有用な対策法であろう。
  • どのような試験でも、試験の問題作成者〔出題者〕が拠り所としているテキスト、[共通テスト]でいえば検定済教科書をまるごと暗記するのが、結局は早道であるということがいえる。
    • 市販の参考書を中心に勉強し、検定済教科書を軽視すると、痛い目を見る。
    • 市販の参考書を中心に勉強する場合でも、最終仕上げは検定済教科書で行なうのが安全策である。
    • そして、試験対策である以上、最も大事にするべき教材は、過去問である。過去問でグンと伸びる。

[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]のテキストを選定する

  • [共通テスト]は[二次・私大対策]と同等の難度の試験であるため、[センター試験レベル]と同じ意味で[共通テストレベル]という言葉を軽々に使うものではない。
  • ここで述べたいことは[共通テスト対策]だからといって、難度の低い検定済教科書を選択することはできない、ということである。
  • [世界史探究]の検定済教科書で私が気に入ったのは[7 実教 世探702 世界史探究]である。
  • [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ][81 山川 世探704 詳説世界史][81 山川 日探705 詳説日本史]の三冊は、歴史科目の中で最も詳しい検定済教科書であり、かつ、大学入試の問題作成者が問題作りの基準としているであろう検定済教科書であるけれども、三冊とも【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕という特殊な文体で書かれているため、意味不明な記述がたまにあり、それが学習阻害要因となっている。
  • [共通テスト]の難度に見合った詳細さをもちながら、それでいて読みやすい[世界史探究]の検定済教科書は、次の三つであろう。
    • 《1》[7 実教 世探702 世界史探究]
    • 《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]
    • 《3》[2 東書 世探701 世界史探究]
  • [歴史総合]と[世界史探究]と[日本史探究]の検定済教科書は、同一著者が[歴史総合]と[世界史探究]を執筆している、あるいは、同一著者が[歴史総合]と[日本史探究]を執筆している、といったように著者がカブっている〔→必然的に同一出版社でそろえる〕ことが好ましい。 それによって、記述の様式・記述内容に情報互換性が生まれるからである。
  • [歴史総合]の検定済教科書との連携を考えた場合、《1》[7 実教 世探702 世界史探究]と《3》[2 東書 世探701 世界史探究]が残ることになる。
    • 《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]は単独では良書だけれども、同じ出版社〔帝国書院〕による同じ方針で書かれた[日本史探究]の検定済教科書がないので、《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]は選に漏れた。
    • [46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]の内容は簡略すぎて、[共通テスト対策]には向かないと思う。
    • [46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]の著者陣:川手圭一・井上正也・木村直樹・黒木英充・小林亜子・瀧井一博・奈良岡聰智・松重充浩・青木一真・大橋康一・加藤健司・川島啓一・後藤誠司・野々山新・美那川雄一・笹川裕史・矢部正明・丹治達義。
    • 《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]の著者陣:桃木至朗・杉本淑彦・指昭博・青野公彦・三田昌彦・清水和裕・吉澤誠一郎・山下範久・杉山清彦・末近浩太・青木一真・大橋康一・加藤健司・川島啓一・後藤誠司・野々山新・美那川雄一・笹川裕史・矢部正明・丹治達義。
    • [46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]に共通した著者陣は教諭の方々だけで、教授陣に共通項はない。
    • そして《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]のほうが詳しく、[46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]のほうが簡略かというと、サライェヴォ事件の記述などは[46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]のほうが詳しかったりする。
    • 要は[46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]と《2》[46 帝国 世探703 新詳世界史探究]の編集に秩序とバランスが欠けている。
  • [日本史探究]の検定済教科書との連携を考えた場合、《1》[7 実教 世探702 世界史探究]が残ることになる。
    • 《3》[2 東書 世探701 世界史探究]は単独では良書だけれども、同じ出版社〔東京書籍〕の同じ方針で書かれた、[日本史探究の易しいほうの検定済教科書]がないので、《3》[2 東書 世探701 世界史探究]は選に漏れた。
      • 代々木ゼミナールの世界史・諸岡浩太郎先生は[81 山川 世探704 詳説世界史][46 帝国 世探703 新詳世界史探究][7 実教 世探702 世界史探究]が安心しておすすめできる教科書とのことで、諸岡先生が[2 東書 世探701 世界史探究]を加えておられないのだから、[2 東書 世探701 世界史探究]には何かあるのだろうと思う。
      • 【世界史探究の鉄板教材】
      • [日本史探究の易しいほうの検定済教科書]とは、同一出版社から複数の[日本史探究]の検定済教科書が出ているケースにおいて、易しいほうの検定済教科書という意味であり、具体的には[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]と[81 山川 日探706 高校日本史]を意味する。
      • [日本史探究〔全7冊〕][世界史探究〔全7冊〕][歴史総合〔全12冊〕]の検定済教科書を列挙する。
        1. [2 東書 日探701 日本史探究]
        2. [7 実教 日探702 日本史探究]
        3. [7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]
        4. [35 清水 日探704 高等学校 日本史探究]
        5. [81 山川 日探705 詳説日本史]
        6. [81 山川 日探706 高校日本史]
        7. [183 第一 日探707 高等学校 日本史探究]
        • ●●●:代々木ゼミナールの世界史・諸岡浩太郎先生は[81 山川 世探704 詳説世界史][46 帝国 世探703 新詳世界史探究][7 実教 世探702 世界史探究]が安心しておすすめできる教科書とのことで、諸岡先生が[2 東書 世探701 世界史探究]を加えておられないのだから、[2 東書 世探701 世界史探究]には何かあるのだろうと思う。
        • 【世界史探究の鉄板教材】
        • [81 山川 世探706 新世界史]は論述対策用のマニアックな検定済教科書であり、一橋大などの世界史論述がとびきり難しい大学に挑戦するための特殊教科書であろうと思う。それと同時に、一橋大では数学・英語の出来が合否を大きく左右する関係から、[81 山川 世探706 新世界史]まで使って世界史に過剰投資を行なうことは、受験戦略上、致命的な悪手となる危険性がある。
        1. [2 東書 世探701 世界史探究]
        2. [7 実教 世探702 世界史探究]
        3. [46 帝国 世探703 新詳世界史探究]
        4. [81 山川 世探704 詳説世界史]
        5. [81 山川 世探705 高校世界史]
        6. [81 山川 世探706 新世界史]
        7. [183 第一 世探707 高等学校 世界史探究]
        • ●●●:[共通テスト対策]としての[歴史総合]の検定済教科書は、同社の検定済教科書のうち詳しいほうを選択するのがよい。[2 東書 歴総702 詳解歴史総合][7 実教 歴総703 詳述歴史総合][81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]は、[共通テスト対策]として十分に詳しいと私は考えている。
        1. [2 東書 歴総701 新選歴史総合]
        2. [2 東書 歴総702 詳解歴史総合]
        3. [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]
        4. [7 実教 歴総704 歴史総合]
        5. [35 清水 歴総705 私たちの歴史総合]
        6. [46 帝国 歴総706 明解 歴史総合]
        7. [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]
        8. [81 山川 歴総708 現代の歴史総合 みる・読みとく・考える]
        9. [81 山川 歴総709 わたしたちの歴史 日本から世界へ
        10. [183 第一 歴総710 高等学校 歴史総合]
        11. [183 第一 歴総711 高等学校 新歴史総合 過去との対話、つなぐ未来]
        12. [221 明成社 歴総712 私たちの歴史総合]
      • [日本史探究の易しいほうの検定済教科書]である[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]または[81 山川 日探706 高校日本史]は「[歴史総合]の検定済教科書の【近現代日本史】の記述の薄さを補完するため」の補助教材として使う。
      • [歴史総合]の検定済教科書の66.66%程度は【近現代世界史】であるため、残りの33.33%程度である【近現代日本史】は、[歴史総合]の検定済教科書の中での記述が飛び飛びになってしまい、【近現代日本史】の【歴史の流れ】がわからない状態におちいりやすい。
      • つまり【近現代日本史】にかんしては、[歴史総合]の検定済教科書を読んでも【歴史の流れ】がわからないので、[日本史探究の易しいほうの検定済教科書]で【近現代日本史】の[通史]を先に学んでおく必要がある。
      • さて東京書籍の場合、[日本史探究]の検定済教科書が[2 東書 日探701 日本史探究]という一種類しかなく、この[2 東書 日探701 日本史探究]は、初学者が【歴史の流れ】を学ぶには詳細すぎる。
      • 「[歴史総合]の検定済教科書の【近現代日本史】の記述の薄さを補完するため」という限定付きの検定済教科書なのであるから、内容が簡素で、適度に間引かれた[日本史探究]の検定済教科書であらねばならない。【歴史の流れ】を見失うほど詳細であっては困る。
      • 初学者が【歴史の流れ】を学ぶのにふさわしい簡略さをもった[日本史探究]の検定済教科書は、[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]と[81 山川 日探706 高校日本史]である。
      • ということは、東京書籍の検定済教科書で歴史科目を統一的に学んでいくプランが、そこで破綻することになる。
      • [81 山川 日探706 高校日本史]は単独では良書だけれども、[81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]が【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕で書かれているので、そこが問題である。
        • また[歴史総合,日本史探究]で[共通テスト]を受験する場合であっても、[81 山川 日探706 高校日本史]は単独では良書だけれども、[81 山川 日探705 詳説日本史]が【詳説山川文体】で書かれているので、そこが問題である。
        • [歴史総合,日本史探究]を[国公立二次・私大対策]で使う人は、とりあえず[7 実教 日探702 日本史探究]で学習を進めておき、一定以上の実力になったら、もしも必要があれば、[81 山川 日探705 詳説日本史]をサブで取り入れるのが安全策だと思う。
        • 田中一平先生が指摘していたのは、[81 山川 日B309 詳説日本史 改訂版]からみて[81 山川 日探705 詳説日本史]の文化史において大幅な情報の削減があった件である。
        • 文化史にそこまで大きな穴があるのであれば、[81 山川 日探705 詳説日本史]の【詳説】たるゆえんが、すでに失われていると考えてよい。
        • 【おすすめ】「新課程版」日本史受験する人が揃えるべき教材まとめ【これだけでOK】
        • [歴史総合,日本史探究]を[国公立二次・私大対策]で使う人は、東大・早慶以外が第一志望なら、[7 実教 日探702 日本史探究]を選択しておくのが安全策なのかもしれない。
  • 歴史科目を同一出版社の検定済教科書で統一的に学んでいくと、文体・記述順序・記述内容がほぼ一致しているため、[既知の情報]と[未知の情報]との区別が容易であり、各教科書の[情報の差分]を楽に把握することができるので、学習効率が爆上がりする。
    • ただし、複眼的な視点で歴史を立体的に知りたい場合には、異なる出版社の検定済教科書を読むのがよいけれども、歴史科目に過剰に時間・体力を使うことは避けたい。
  • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]の執筆者の六名が[7 実教 世探702 世界史探究]の執筆者と重複している。
  • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]の執筆者の六名が[7 実教 日探702 日本史探究]の執筆者と重複している。
  • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]の執筆者の十九名が[7 実教 歴総704 歴史総合]の執筆者と重複している。
  • [7 実教 歴総704 歴史総合]の執筆者の一名が[7 実教 日探702 日本史探究]の執筆者と重複している。
  • 結局、[7 実教 歴総703 詳述歴史総合]は、[7 実教 世探702 世界史探究]と[7 実教 日探702 日本史探究]の執筆者が六名ずつ携わって書かれている、かなり気合いの入った[歴史総合]の検定済教科書だということがわかる。
    • [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]も、[81 山川 日探705 詳説日本史]と[81 山川 世探704 詳説世界史]の執筆者が五名ずつ携わって書かれている、かなり気合いの入った[歴史総合]の検定済教科書である。
    • しかし問題は、[81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ][81 山川 日探705 詳説日本史][81 山川 世探704 詳説世界史]の三冊が【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕という読みづらい文体で書かれており、初学者には読めたものではない、という点である。
    • 東京書籍には、[日本史探究の易しいほうの検定済教科書]がない。
    • 山川出版社には、詳しくて読みやすい[歴史総合][日本史探究][世界史探究]の検定済教科書が存在しない。
    • 消去法の結果として、実教出版の歴史教科書を組み合わせて、歴史科目の効率的な攻略を考えるしかない、というのが現状である。
  • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]と[7 実教 世探702 世界史探究]とを連携させると、著者陣が多数カブっており、かつ、[歴史総合]が世界史中心であることと相まって、[共通テスト対策]としての検定済教科書の最強タッグになる可能性がある。
  • 実教出版の検定済教科書を使った[共通テスト対策]としての[歴史総合,世界史探究]の準備方法を考えてみる。
    • まずは[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]の[第4編 近現代の地域・日本と世界]〔[ペリーの来航]〕以降をしっかりと暗記するのがよい。
      • [7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]は、とても読みやすく、【歴史の流れ】がよくつかめる。
        • 中学課程の[歴史]に穴があったとしても、[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]を使うかぎり、たぶん大丈夫であろう。それぐらい平易に書かれているのが[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]である。
      • 【近現代日本史】は、【1】[1900年~1904年][1905年~1909年]など五年紀〔五年間〕を一区切りとして、その五年紀内の【歴史上の出来事】をまとめる、かつ、【2】その内閣の存続期間内の【歴史上の出来事】をまとめる。この二つのレイヤー〔層〕で【歴史上の出来事】を整理しながら学ぶのがよい。
        • 内閣ごとに【歴史上の出来事】をまとめるさいに手本になるのが、[新詳歴史総合|浜島書店]〔202~207〕であり、これは学校一括採用品なので、メルカリ等で入手するなど工夫が必要になる。
      • それは【近現代日本史】について【1】五年紀内の【歴史上の出来事】と、【2】その内閣の存続期間内の【歴史上の出来事】という二つのレイヤーで覚えておくと、その知識が核になり、[歴史総合]で【近現代世界史】を学んだときに、自分が学んでいる内容を、日本史のタイムライン上の位置と関連づけて暗記することができるからである。
        • 日本史でいえば、[内閣]と[五年紀]という二重の尺度で【近現代日本史】を先に覚えておくことによって[知識の時間軸]を打ち立てておけば、この[知識の時間軸]に関連づけて【近現代世界史】の【歴史上の出来事】を覚えることで、頭の中に年表が描かれやすい状況になる、ということである。
        • 世界史でいえば、【中国通史】を先に覚えておくことによって[知識の時間軸]を打ち立てておけば、この[知識の時間軸]に関連づけて【世界史】の【歴史上の出来事】を覚えることで、頭の中に年表が描かれやすい状況になる。
          • 【中国通史】を適切な時代区分〔世紀・半世紀・四半世紀・十年紀・五年紀といったタイム・スパン〕で区切ることによって、【中国通史】の中の【歴史上の出来事】が発生したおおよその時期〔例:何世紀中盤、千八百何十年代など〕が把握できる【1】。
            • それプラス[紀伝体の本紀の記述形式]=【2】[統治者とその業績]という形式でもまとめると、より頭の中に年表が描かれやすい状況になる。
            • 【中国通史】以外の世界史を学ぶとき、その【歴史〔世界史〕上の出来事】が起こったとき、中国では何時代の誰それの治世であった、という具合に、【中国通史】に関連付けて覚えれば、【歴史上の出来事】の前後関係がわかりやすくなる。
          • 期間の用語〔time period terminology〕
            1. 五年紀=5年〔half-decade = lustrum = 5 years〕
            2. 十年紀=10年〔decade = 10 years〕
            3. 四半世紀=25年〔quarter-century = 25 years〕
            4. 半世紀=50年〔half-century = 50 years〕
            5. 世紀=100年〔century = 100 years〕
            6. 千年紀=1000年〔millennium = 1,000 years〕
    • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]だけでは、これに含有される日本史分野の【歴史の流れ】が把握しづらいので、事前に[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]を覚えておいたのだった。
      • ただし[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]は、[第4編 近現代の地域・日本と世界]〔[ペリーの来航]〕以降のみに取り組む。
      • [7 実教 日探702 日本史探究]〔田中一平先生が京大・阪大にぴったりだと言って推薦しているヤツ〕は[81 山川 日探705 詳説日本史]に次ぐ[詳しい日本史探究の印刷教材]であり、[共通テスト]の[歴史総合]をおぎなうには、あまりにも詳しすぎる。
      • したがって[7 実教 日探702 日本史探究]は不適。そこから[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]や[81 山川 日探706 高校日本史]といった、詳細を省いた[日本史探究の易しいほうの検定済教科書]しか、[共通テスト]の[歴史総合]をおぎなう用途には適さないということになる。
    • [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]をはじめとする[歴史総合]の検定済教科書は、そのほとんどの記述が【近現代世界史】であるため、【近現代世界史】を学ぶためのテキストとしてもすぐれている。
      • つまり、いきなり[7 実教 世探702 世界史探究]を使うとその情報量に圧倒されてしまうので、[7 実教 歴総703 詳述歴史総合]を使って近現代史の概略を覚えたうえで、[7 実教 世探702 世界史探究]を使うと無理がないであろう。
    • 以上が、実教出版の検定済教科書を使った[共通テスト対策]としての[歴史総合,世界史探究]の概略である。
    • 使用する検定済教科書は、著者がカブっており、記述の様式・記述内容に情報互換性がある、次の三冊である。
      1. [7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]:ただし[第4編 近現代の地域・日本と世界]〔[ペリーの来航]〕以降のみ。
      2. [7 実教 歴総703 詳述歴史総合]
      3. [7 実教 世探702 世界史探究]
    • 以上の三冊を【キーワード群】を【プロンプト〔対象者に解答することを求めるための投げかけ情報〕】としつつ、【キーワード】+【キーワード以外の地の文】を口頭で再現する訓練をしながらマスターしていくことで、[教科書的内容の字句の把握]は十分であろう。
      • あとは図版・地図を覚えていく必要はある。
    • [教科書的内容の字句・図版・地図の把握]が終わったら、単元別に編集された[センター試験過去問][共通テスト過去問]の誤文〔incorrect sentence〕訂正を口頭で丹念に行なっていくことを通じて、[共通テスト]での得点力は劇的に上昇するであろう。
      • [共通テスト]は検定済教科書の【キーワード以外の地の文】がよく出ることを痛感しながら、検定済教科書の復習を定期的に行なうと、さらに効果が上がる。
      • 歴史科目は時間をかければ、誰でも安定して得点源にすることができる科目である。
      • 中学生のうちから実教出版の歴史教科書に親しんでおくことで、高校時代の理系科目の勉強の邪魔にならない[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]の対策ができるであろう。

とくに日本史を記述するときの格〔case〕

  • 例えば、[歴史総合]の日本史分野、あるいは、日本史の近現代史の[構成/文章]は、次のようにするのがよい。
    • 章の中の節にかんしては、第一階層が[五年紀=5年〔half-decade = lustrum = 5 years〕ごとの区切り]、第二階層が[内閣ごとの区切り]という二部合唱構造で【歴史上の出来事】を整理すると、【歴史の流れ】を把握しやすい。
      • つまり[五年ごと]および[内閣ごと]という二つの区切り方で年表上の【歴史上の出来事】を区切って、それぞれを目に焼き付けると【歴史の流れ】を把握しやすい。
    • そもそも歴史学習とは、[いつ【年代暗記】・どこで・誰が・何を+動作・状態]をセットにして暗記することであるから、[年表形式での整理]が最も合理的なのである。
    • ところが歴史科目の検定済教科書が【短スパンのテーマ史】の【寄せ集め短編集】の形式をとっており、かつ、文章での記述になっているので、歴史科目の検定済教科書の【歴史上の出来事】は、時系列順〔chronological order〕が乱れた記述になる。
    • しかも検定済教科書では文字数制限があるらしく、検定済教科書の文は、必要な格〔case〕を欠いているケースが多い。
    • 日本における外国語学習は、蘭学〔オランダ語〕・英学〔英語〕、および、医学におけるドイツ語〔プロイセン→ドイツ〕というように、ゲルマン系の言語を翻訳する学習が中心であったように思う。
    • オランダ語・英語・ドイツ語を翻訳したときの翻訳調の日本語と、言文一致体とが渾然一体となり、現代日本語の一つの原型ができあがったのかもしれない。
    • 結局、現代日本語は[ゲルマン語の格〔case〕の影響を強く受けている]ように私は思う。
      • 01[誰が/何が]【疑問/関係-代名詞】:who / what:主格:nominative case:ガ格|副詞相当
      • 02[誰の/何の]【疑問/関係-代名詞】:whose / of what:属格〔genitive case〕or所有格〔possessive case〕:ノ格|形容詞相当
      • 03[誰に/何に]【疑問/関係-代名詞】:whom / to whom / to what:与格:dative case:ニ格|副詞相当〔間接目的語〕
      • 04[誰を/何を]【疑問/関係-代名詞】:whom / what:対格:accusative case:ヲ格|副詞相当〔直接目的語〕
      • 05[どこ-で]【疑問/関係-副詞】:where:場所格/所格:locative case:〔場所〕デ格|副詞相当
      • 06[いつ-(に)]【疑問/関係-副詞】:when:時間格/時格:temporal case:〔年月日時〕ニ格|副詞相当
      • 07[(だ)から]【疑問/関係-副詞】:why:原因格/因格:causative case:〔理由〕(ダ)カラ格|副詞相当
      • 08[どの-ように]【疑問/関係-副詞】:how:様態格/様格:modal case:ヨウニ格|副詞相当
    • 以上の八格が、英語において、名前のついている格〔case〕であり、この中に[5W1H]=[When〔いつ〕・Where〔どこで〕・Who〔誰が〕・What〔何を〕・Why〔なぜ〕・How〔どのように〕]が含まれている。
      • 八格以外に、[名前のない格]が[前置詞][句前置詞〔英熟語〕][従位接続詞〔節の前置詞〕]がもつ意味の数だけ、格〔case〕が存在する。
      • [従位接続詞]は、名詞節である文〔節〕の直前に置かれることで、名詞節の格を表す前置詞の一種であり、[従位接続詞]を接続詞に分類した品詞分類は[誤り]であるというのが私の見解だ。
    • 【歴史上の出来事】の記述において、以上の八格のすべてが必要とまではいえず、また[史料がないので不明な部分]もあるだろう。
    • したがって、検定済教科書を構成する各文において、必要な格〔case〕が欠損していることも、仕方がない面もあるけれども、文字数制限によって[格の省略][記述の省略]があるために、【歴史の流れ】がわからなくなるようでは本末転倒である。
    • 歴史科目の検定済教科書は、この本末転倒を絵に描いたような状態になっていることが多い。
    • 結局、[【歴史上の出来事】の記述において必要な格]をフル装備した[歴史完全文]を年表形式で並べて、データベースを作るのがよい、ということにある。
      • そのデータベースの素材として最も有用と思われるのが、次の二冊である。
        • [山川一問一答 日本史|2024年1月|9784634012240|山川出版社]
        • [山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]
      • 歴史科目の入試で、暗黙裏に出題の基準になっていると考えられるのが、次の三冊の【詳説】である。
        • [81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]:日探705や世探704の著者が書き上げた[歴史総合]の検定済教科書。ゆえに歴総707は[歴史総合]の【詳説】だといえる。
        • [81 山川 日探705 詳説日本史]:【詳説】の日本史版。
        • [81 山川 世探704 詳説世界史]:【詳説】の世界史版。
        • [山川一問一答 日本史|2024年1月|9784634012240|山川出版社]:完全準拠ではないけれども、日探705をかなり意識して書かれた一問一答。
        • [山川一問一答 世界史|2024年1月|9784634032248|山川出版社]:完全準拠ではないけれども、世探704をかなり意識して書かれた一問一答。
    • [歴史完全文]を年表形式で並べた基本レコード群に、属性を表すカラムをいくつか加えて、戦争史・革命史・政治史・経済史・外交史・社会文化史などの【テーマ史】が抽出できるようにする。 それが出題者と同じ[保有データ]を受験生〔学習者〕が保有する〔対等に戦う〕ための[武器]となるであろう。
      • テーブル〔表計算ソフトでいう【シート】〕
      • カラム〔表計算ソフトでいう【列】〕
      • レコード〔表計算ソフトでいう【行】〕
      • フィールド〔表計算ソフトでいう【セル】〕
    • 受験はそもそもが情報戦であり、かつ、2024年11月20日の[風の時代]においては、すべてが情報戦である。
    • 歴史科目の検定済教科書、とくに【詳説】の【歴史上の出来事】を[【歴史上の出来事】の記述において必要な格]をフル装備した[歴史完全文]で記述し直し、年表形式のデータベースにして、いろいろなテーマ史が自在に作れる状態を作って、自分で練習問題を作るのが、出題者に勝つ歴史科目の対策の一つになるだろう。
    • あとは、歴史科目の[センター試験過去問/共通テスト過去問]の分析が鋭い先生、例えば、日本史なら金谷〔かなや〕俊一郎先生、世界史なら清水裕子〔ゆうこ〕先生など、過去問研究が徹底している先生の印刷教材を使って、[自分で練習問題を作る作業]の中に、歴史科目の受験のプロの要素を練り込んでいくのがよい。

世界史の学習上の時代区分とまとめ方

古代・中世/大航海時代以前〔紀元前3500年頃~1492年(コロンブスのアメリカ大陸到達)〕:[世紀=100年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • [年代〔timestamp〕][◯◯国名〔country〕][◯◯朝〔dynasty〕][統治者の名前〔ruler’s name〕][統治者の業績〔ruler’s achievements〕]のデータをすべて具備した[完全文〔パーフェクト・センテンス〕]を作り、それを暗誦する。
  • [世紀=100年]のタイム・スパンの中で、誰が何を行なったのかを、白紙再現法〔何も見ずに記憶対象を白紙上に筆記で再現する方法〕で思い出せるように練習する。
    • つまり、年表を白紙再現法で再現する練習をする。

近世/大航海時代〔1492年(コロンブスのアメリカ大陸到達)~1840年(アヘン戦争)〕:[四半世紀=25年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • [年代〔timestamp〕][◯◯国名〔country〕][◯◯朝〔dynasty〕][統治者の名前〔ruler’s name〕][統治者の業績〔ruler’s achievements〕]のデータをすべて具備した[完全文〔パーフェクト・センテンス〕]を作り、それを暗誦する。
  • [四半世紀=25年]のタイム・スパンの中で、誰が何を行なったのかを、白紙再現法〔何も見ずに記憶対象を白紙上に筆記で再現する方法〕で思い出せるように練習する。
    • つまり、年表を白紙再現法で再現する練習をする。

近現代/帝国主義時代〔1840年(アヘン戦争)~現代〕:[五年紀=5年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • [年代〔timestamp〕][◯◯国名〔country〕][◯◯朝〔dynasty〕][統治者の名前〔ruler’s name〕][統治者の業績〔ruler’s achievements〕]のデータをすべて具備した[完全文〔パーフェクト・センテンス〕]を作り、それを暗誦する。
  • [十年紀=10年]のタイム・スパンの中で、誰が何を行なったのかを、白紙再現法〔何も見ずに記憶対象を白紙上に筆記で再現する方法〕で思い出せるように練習する。
    • つまり、年表を白紙再現法で再現する練習をする。
  • 以下の[日本史の学習上の時代区分とまとめ方]は、紀伝体の本紀を基調として歴史をまとめる仕様であるため、1840年(アヘン戦争)から1868年(明治維新)を「[四半世紀=25年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切」と定めている。
  • しかし歴史をありのままに捉える発想からすると、[大英帝国による東アジアの植民地化]が本格化する時点である1840年(アヘン戦争)から、「[十年紀=10年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切」といえる時期が始まっているといえる。

日本史の学習上の時代区分とまとめ方

天皇の時代〔7世紀後半~9世紀前半〕:[半世紀=50年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 天武天皇〔在位:673~686年〕から嵯峨天皇〔在位:809~823年〕までの期間においては、天皇が最高権力者であった。
  • この時代は飛鳥時代から奈良時代を経て平安時代初期にあたる。
  • 天武天皇は皇族を要職につけ、皇親政治を行なった。

摂関政治の時代〔9世紀前半~11世紀後半〕:[半世紀=50年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 藤原良房〔804~872年〕から藤原頼通〔992~1074年〕までの期間においては、藤原北家が摂関として実権を握った。
  • この時代は平安時代初期から中期にあたる。
  • 藤原氏は天皇の外戚として摂政や関白の地位を独占し、政治の実権を握った。

院政の時代〔11世紀後半~12世紀末〕:[四半世紀=25年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 白河上皇〔在位:1072年~1086年〕から後鳥羽上皇〔在位:1183年~1198年〕までの期間においては、上皇が院政を敷いて実権を握った。
  • この時代は平安時代後期にあたる。

武士の台頭の時代〔12世紀末~16世紀末〕:[半世紀=50年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 源頼朝〔1147~1199年〕から織田信長〔1534~1582年〕までの期間においては、武士が実権を握った。
  • この時代は鎌倉時代から安土桃山時代、室町時代を経て戦国時代に至る。

江戸幕府の時代〔1603年~1868年〕:[四半世紀=25年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 徳川家康が征夷大将軍に任じられた1603年から明治維新の1868年までの期間においては、将軍が最高権力者であった。
  • この時代は江戸時代として知られている。
  • 徳川将軍家が265年間にわたって政権を維持した。

明治維新から内閣制度発足までの時代〔1868年~1885年〕:[五年紀=5年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 1871年の官制改革で三条実美が太政大臣に就任して以来、内閣制度が発足するまでの間は、太政大臣が最高権力者となっている。
  • この時代は明治時代初期にあたる。
  • この時代において、実際には、後に元老とよばれる薩長のメンバーが近代日本を作るための諸制度を整えていった。

内閣制度の時代〔1885年~現在〕:[五年紀=5年]のタイム・スパンで歴史をまとめるのが適切。

  • 1885年に内閣制度が発足したことで、太政大臣の役職は廃止された。
  • 1885年に伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任して以来の期間においては、内閣総理大臣が最高権力者となっている。
  • この時代は明治時代中期・後期から現在の令和時代まで続いている。

色鉛筆を使ったマーキング

  • [世界史探究]の検定済教科書を複数出しているのは山川出版社だけであり、詳細を省いた[世界史探究の易しいほうの検定済教科書]は[81 山川 世探705 高校世界史]だけしか存在しない。
  • 以下は[世界史探究]の検定済教科書の一覧である。
  • 【世界史探究の鉄板教材】
    1. [2 東書 世探701 世界史探究]
    2. [7 実教 世探702 世界史探究]
    3. [46 帝国 世探703 新詳世界史探究]
    4. [81 山川 世探704 詳説世界史]
    5. [81 山川 世探705 高校世界史]
    6. [81 山川 世探706 新世界史]
    7. [183 第一 世探707 高等学校 世界史探究]
  • [81 山川 世探704 詳説世界史]を要約したものが[81 山川 世探705 高校世界史]であり、この二冊の検定済教科書の章立ては共通している。
  • [共通テスト対策]としては、[センター試験過去問][共通テスト過去問]で問題演習をしながら、[易しい検定済教科書にセ試/共テの出題事項を書き足す]のではなく、[詳しい検定済教科書の紙面において、セ試/共テの出題箇所を薄い色の色鉛筆などでアンダーライニング/マーキングする]などのほうが作業がラクである。
  • そのことを考えた場合、同一出版社から難度の異なる[歴史総合]の検定済教科書が出ている場合には、いちばん難度の高いものを選んでおくのが無難だということになるだろう。
    • といっても、詳細を省いた[世界史探究の易しいほうの検定済教科書]は[81 山川 世探705 高校世界史]だけしか存在しない。
    • そして[81 山川 世探705 高校世界史]を購入して検証した結果、[81 山川 世探705 高校世界史]は[共通テスト]レベルの知識を網羅するには至っていないことがわかった。
    • 代ゼミの世界史・諸岡浩太郎先生の説を採用すると、大学入試に安心しておすすめできる[世界史探究]の検定済教科書は、[81 山川 世探704 詳説世界史][46 帝国 世探703 新詳世界史探究][7 実教 世探702 世界史探究]の三つに絞られるとのこと。
    • 【世界史探究の鉄板教材】
    • そこから、[共通テスト対策]としては、[センター試験過去問][共通テスト過去問]で問題演習をしながら、[81 山川 世探704 詳説世界史][46 帝国 世探703 新詳世界史探究][7 実教 世探702 世界史探究]の三つのうちどれかを自分で選び、セ試/共テの出題箇所を薄い色の色鉛筆などでアンダーライニング/マーキングすることが、一つの[おすすめ勉強法]ということになるであろう。
  • 普通紙コピー機やスキャナは、モノクロモードでも、カラーモードでも、[水色の色鉛筆][水色のマーカー]など[薄いシアン系の色彩]がスキャンされにくい〔画像として写りにくい〕。
    • シアン〔C|Cyan〕とは、四色印刷でいう[青み]のことで、マゼンタ〔M|Magenta〕が[赤み]、イエロー〔Y|Yellow〕が[黄み]、そしてブラック〔K|Key Plate/Key Tone〕が[黒み]である。
    • グラフ用紙・漫画原稿用紙などの罫線が薄い水色で印刷されているのは、普通紙コピー機やスキャナによって、薄い水色が拾われにくい、という性質を利用するためであろう。
    • アニメ業界・漫画業界では、下書きに[水色のシャープペン芯]や[水色の色鉛筆]を多用してきた。
    • アニメ業界では[三菱鉛筆 硬質色鉛筆〈グラフ用鉛筆〉7700 8 水色]〔生産中止で在庫かぎり〕が絶大な信頼を得ていたようだ。
    • 三菱鉛筆 MITSUBISHI PENCIL 色鉛筆7700 #8 水色 12本入 K7700.8
    • 三菱鉛筆の色鉛筆880は、色つき・発色が良好ではあるけれども、プラスチック字消しで消しにくく、いくら消しても色の跡が残る。
    • プラスチック字消しで消しやすいのはトンボの色鉛筆1500であり、トンボの色鉛筆1500において[三菱鉛筆 硬質色鉛筆〈グラフ用鉛筆〉7700 8 水色]に最も近い色は[14 うすあお]である。
    • トンボ鉛筆 TOMBOW 色鉛筆 1500 単色 薄青 12本入り 1500-14
    • トンボ鉛筆 TOMBOW ippo! ミニ削り器Wシャープナー クリアブルーパック KSA-121A
    • 三菱鉛筆 MITSUBISHI PENCIL 芯ホルダー ユニホルダー MH-500 2.0mm 芯色:黒 硬度:HB MH500HB
    • 北星鉛筆 KITA-BOSHI PENCIL 大人の色鉛筆13 替え芯 水 3本入 OTP-IE150LB
    • トンボの色鉛筆1500において[三菱鉛筆 硬質色鉛筆〈グラフ用鉛筆〉7700 8 水色]に2番目に近い色は[13 みずいろ]である。
    • トンボ鉛筆 TOMBOW 色鉛筆 1500 単色 水色 12本入り 1500-13
    • [14 うすあお]はシアン〔青〕が強く、[13 みずいろ]はシアンが弱めでイエローが混ざっている。
      • [トンボの色鉛筆1500の36色|01 しろ|02 れもんいろ|03 きいろ|04 やまぶきいろ|05 おうどいろ|06 きみどり|07 みどり|08 ときわいろ|09 まつばいろ|10 ふかみどり|11 なんどいろ|12 あおみどり|13 みずいろ|14 うすあお|15 あお|16 ぐんじょういろ|17 あいいろ|18 むらさき|19 すみれいろ|20 ふじむらさき|21 ふじいろ|22 ももいろ|23 あかむらさき|24 べにいろ|25 あか|26 しゅいろ|27 うすべにいろ|28 だいだいいろ|29 うすだいだい|30 あかちゃいろ|31 ちゃいろ|32 こげちゃいろ|33 くろ|34 ねずみいろ|35 ぎんいろ|36 きんいろ]
      • 水色系と黄色系は、普通紙コピー機やスキャナに写りにくい色であろうと思う。色鉛筆等でのテキストへのアンダーライニング/マーキングには、普通紙コピー機やスキャナを意識する場合には、水色系と黄色系が適切であろうと思う。
    • [書きこみ教科書][書き込み式ノート教材]は、答えを書き込むことで、莫大な時間・体力を溶かすので、これらの導入は慎重に考えたほうがよい。
    • ただし、[書きこみ教科書][書き込み式ノート教材]を問題集として利用し、想起トレーニングの一環として[書いて解く]のであれば、[書きこみ教科書][書き込み式ノート教材]の導入も肯定されるべきである。
      • つまり[書いて覚える]には二種類ある。
        • 【1】[作業として書いて覚える]→覚える効果が低い〔莫大な時間・体力を溶かす〕→音声言語として用語を覚えて、その音声記憶の綴り方を覚えているかどうかを確かめるために[書く]のが本筋である。
        • 【2】[書き込み式の印刷教材]を問題集として利用し、想起トレーニングの一環として[書いて解く]、かつ、覚えていないことが判明した用語・事項には特別な印を付けるなどの[仕分け作業を行なう]のであれば、[書きこみ式の印刷教材]を使って[書いて覚える]ことは肯定されるべきである。
        • インプットとしての[書いて覚える]は時間・体力を溶かす。
        • アウトプットとしての[書いて覚える]+[仕分け作業]ならば生産的である。
  • ただし【詳説】には[早慶入試向けの細かい用語]も多分に含まれているので、【詳説】を直接使って学習を進めるのは、[共通テスト対策]としては[やりすぎ危険]=[オーバーロード〔過負荷〕]だといえる。
    • 【詳説】とは、次の三冊と定義する。[81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ][81 山川 日探705 詳説日本史][81 山川 世探704 詳説世界史]。
    • [共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]で10割を目指すのは文系志望者だけであり、文系志望者・文系出身者を[進路選択を誤った人たち]だと見なすならば、文系志望者・文系出身者が開陳している勉強のやり方を絶対に模倣しないことだ。
    • 【詳説】を使うにしても、[早慶入試向けの細かい用語]は思い切って切り捨て、[共通テスト]の[歴史総合,世界史探究]で[九割台が取れれば満足]とする割り切り精神をもとう。
    • [共通テスト]で[地理総合,地理探究]を選択すると、七割台・八割台で得点の伸びが停止し、そこから九割台に乗せるには、[国公立二次・私大対策]並みの努力が必要になる。
    • [共通テスト]の[地理総合,地理探究][公共,倫理][公共,政治・経済]は、本番での運・不運により得点に大きなゆらぎがあり得る不安定な科目であり、こういう[運ゲー科目]に自分の運命を委ねるのは愚かだといえる。
    • 手堅くいくなら、[共通テスト]の地歴公民は[歴史総合,世界史探究]が第一候補、[歴史総合,日本史探究]が第二候補であり、それ以外は[本番での運・不運により得点に大きなゆらぎがあり得る不安定な科目]だと見なすべきであろう。
    • [歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]は、勉強の開始時期を早めさえすれば、誰でも高得点が取れる[安定的な科目]である。
      • 試験準備の負担は重たいけれども、それだけに、学習し切った人にとっては九割台が安定的に狙える科目が[歴史総合,世界史探究][歴史総合,日本史探究]なのである。
      • 受験では、[運ゲー要素]を極力減らすこと〔ボラティリティを下げること〕が大切である。
      • 例えば、[英語][古文][漢文][無機化学][有機化学]は得点が安定しやすい。
      • [数学][物理][理論化学]は得点が不安定になりやすい。
        • [物理]を安定させる方法として、[式にいちいち単位を付ける]という[化学の橋爪健作先生のおもに理論化学の解き方]を[物理]にも適用したような方法がある。
        • 【高校物理】絶対にやってはいけない勉強法3選
        • [化学]の橋爪健作先生も、[理論化学〔物理化学〕]の計算問題を中心として、単位付きで立式する方式を提唱しておられる。式の文字や数値の意味が強調される点で、単位付きの立式は、[物理][化学]の両方において、有力な立式方法であるといえる。
        • 旧版でひどかった誤植が大きく改善されています
      • 入試の[数学]が六問制だとして[無完答+部分点のみ]や[一問完答+部分点]でも合格するような、そういう[シフト]で各科目への時間・体力の按分割合を最適化していくやり方もある。
        • これは[数学]がそれだけ得点の不安定な科目であるということを表すための極端な例ではある。しかし現役生の場合、このやり方には、きわめて現実的な部分もある。
      • それは[数学]の難しい問題集をやるより、[英語][古文][漢文][無機化学][有機化学]など、慣れと暗記だけで確実に得点できる[非実力者にも優しい科目]に時間・体力をドクドクと注ぎ込むことが、戦略上、功を奏することもある、という意味である。
        • [慣れと暗記だけで勝てる部分]をぜんぶきれいにつぶしてから、[思考も使わなければ勝てない部分]に取りかかるような、そんなイメージで取り組むわけである。
  • なお【詳説】は【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕で書かれており、こういう文体はとても読めたものではなく、学習には適さない。
    • [歴史総合]と[世界史探究]の連続的・統一的・一括的な学習を考えた場合、次の組み合わせが考えられる。
    • 【1】:著者が共通している度合いが高い、[7 実教 歴総703 詳述歴史総合]と[7 実教 世探702 世界史探究]との併用。この二冊は、検定済教科書にしては読みやすい部類である。
      • なお、[7 実教 歴総703 詳述歴史総合]など[歴史総合]の検定済教科書の日本史分野は、記述が飛び飛びになっており、【歴史の流れ】がわかりづらいので、[7 実教 日探703 精選日本史探究 今につなぐ未来をえがく]の[第4編 近現代の地域・日本と世界]〔[ペリーの来航]〕以降のみを利用して、【近現代日本史】の【歴史の流れ】を把握しておくのが理想だと思う。
      • これは古書なので推薦しがたいけれども、参考情報として、[日本史〈近現代史〉歴代内閣図解整理ハンドブック|旺文社]によって【近現代日本史】の【歴史の流れ】を把握する方法もあることを記録しておく。
      • ただし[日本史〈近現代史〉歴代内閣図解整理ハンドブック]は[日本史B]を選択した人に向けたものであり、[共通テスト対策]としては詳しすぎる。
      • 内閣ごとに【歴史上の出来事】をまとめる手本にするべきなのは、やはり[新詳歴史総合|浜島書店]〔202~207〕であり、これは学校一括採用品なので、メルカリ等で入手するなど工夫が必要になる。
    • 【2】:著者が共通している度合いが高い、[81 山川 歴総707 歴史総合 近代から現代へ]と[81 山川 世探704 詳説世界史]との併用。これは【詳説】の併用。この二冊は、【詳説山川文体】〔複合的な文構造の中に固有名詞を詰め込んだ難解な文体〕で書かれており、すでに歴史知識が豊富な人〔既修者〕にしか読みこなせないであろう。

詳説日本史 改訂版 日B309 | 山川出版社
詳説世界史 改訂版 世B310 | 山川出版社
日本史探究 詳説日本史 | 山川出版社
世界史探究 高校世界史 | 山川出版社